JP5235240B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが購入した商品の情報のコンテンツからユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることを可能とする。
【解決手段】情報処理装置は、商品の情報を含むコンテンツを要求したユーザが商品を購入しているか否かを判定する。また、情報処理装置は、商品の購入後のコンテンツの表示箇所を少なくとも示す履歴に基づいて、コンテンツ内で見られた部分を特定する。そして、情報処理装置は、ユーザが商品を購入していると判定された場合、ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合よりも、特定された部分が優先的に見える態様でコンテンツを表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、商品の情報のコンテンツを表示させる情報処理装置及び情報処理方法の技術分野に関する。
近年、インターネット上で商品が売買される電子商取引が盛んに行われている。ユーザは、電子商取引を利用して商品を購入する場合、商品の情報を含むコンテンツを閲覧する。このコンテンツの例としては、ウェブページ、動画等がある。そして、ユーザは、商品のコンテンツに含まれる情報に基づいて、商品を購入するか否かを決定する。商品のコンテンツには、様々な情報が含まれている場合がある。例えば、特許文献1には、商品ページに、商品名、商品写真、価格、商品内容、評価、売り上げランク、発送時期等が表示されることが記載されている。
特開2007−4518号公報
ユーザは、商品を購入した後にも、購入した商品のコンテンツを閲覧する場合がある。その理由は、購入後に必要な情報がそのコンテンツに含まれている場合があるからである。しかしながら、商品のコンテンツには、購入後にはあまり閲覧されない部分と、購入後に良く閲覧される部分が混在している場合がある。そのため、購入後に閲覧したい情報をユーザがコンテンツから見付けるために手間がかかることがある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが購入した商品の情報のコンテンツからユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることを可能とする情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、商品の情報を含むコンテンツを要求したユーザが前記商品を購入しているか否かを判定する判定手段と、前記コンテンツの表示箇所を少なくとも示す履歴のうち前記商品の購入後の履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記コンテンツ内で見られた部分を特定する特定手段と、前記判定手段により前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合よりも、前記特定手段により特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、商品の情報のコンテンツを要求したユーザがその商品を既に購入している場合、その商品と同じ商品を購入したことがある誰かが購入後に見た部分が、そのユーザがその商品を購入していない場合よりも優先的に見える態様でコンテンツが表示される。商品の情報のコンテンツ内においてその商品を購入した誰かが見た部分は、今回コンテンツを要求したユーザが見たい蓋然性がある部分である。従って、ユーザが購入した商品の情報のコンテンツからユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記コンテンツは少なくとも動画を含み、前記特定手段は、前記動画の再生箇所を少なくとも示す前記履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記動画内で見られた部分を特定し、前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記部分が優先的に再生される態様で前記動画を再生させることを特徴とする。
この発明によれば、商品の情報のコンテンツを要求したユーザがその商品を既に購入している場合、その商品と同じ商品を購入したことがある誰かが購入後に見た部分が、そのユーザがその商品を購入していない場合よりも優先的に再生される態様で動画の再生が可能となる。従って、ユーザが購入した商品の情報のコンテンツに含まれる動画からユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記コンテンツのスクロール表示が可能な領域に前記特定手段により特定された前記部分が含まれるように前記コンテンツを前記領域に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、要求されたコンテンツと対応する商品を購入したことがある誰かが購入後に見た部分が領域内に表示される。そのため、ユーザは、見たい部分を見るためにスクロール操作を行う必要がない。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記部分の前記コンテンツ内における位置を前記コンテンツの他の部分よりも見やすい位置に変更することを特徴とする。
この発明によれば、要求されたコンテンツと対応する商品を購入したことがある誰かが購入後に見た部分が、他の部分よりも見やすい位置に表示される。そのため、ユーザは、見たい部分を容易に見付けることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記商品が購入されていないときの前記コンテンツの表示箇所を示す前記履歴に基づいて、前記コンテンツ内で見られた部分を特定する第2特定手段を更に備え、前記制御手段は、前記判定手段により前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合よりも、前記第2特定手段により特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させることを特徴とする。
この発明によれば、商品の情報のコンテンツを要求したユーザがその商品をまだ購入していない場合、誰かがその商品と同じ商品を購入していないときにその人物が見た部分が、そのユーザがその商品を購入している場合よりも優先的に見える態様でコンテンツが表示される。従って、ユーザが購入していない商品の情報のコンテンツから必要な部分をそのユーザが容易に見付けることができる。
請求項6に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、商品の情報を含むコンテンツを要求したユーザが前記商品を購入しているか否かを判定する判定ステップと、前記コンテンツの表示箇所を少なくとも示す履歴のうち前記商品の購入後の履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記コンテンツ内で見られた部分を特定する特定ステップと、前記判定ステップにより前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合よりも、前記特定ステップにより特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させる制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、コンピュータを、商品の情報を含むコンテンツを要求したユーザが前記商品を購入しているか否かを判定する判定手段、前記コンテンツの表示箇所を少なくとも示す履歴のうち前記商品の購入後の履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記コンテンツ内で見られた部分を特定する特定手段、及び、前記判定手段により前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合よりも、前記特定手段により特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させる制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、商品の情報のコンテンツを要求したユーザがその商品を既に購入している場合、その商品と同じ商品を購入したことがある誰かが購入後に見た部分が優先的に見える態様でコンテンツが表示される。従って、ユーザが購入した商品の情報のコンテンツからユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることができる。
一実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。 商品ページの一例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理システムSの処理例を示すシーケンス図である。 (a)及び(b)は、購入後に良く見られた部分が優先的に見える態様で商品ページが表示された場合の商品ページの表示例である。 (a)は、オリジナル動画のシーンの割り当ての一例であり、(b)は、編集動画のシーンの割り当ての一例であり、(c)は、動画の再生開始位置の変更例を示す図である。 一実施形態に係る電子商店街サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。 (a)は、会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、商品情報DB12bに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、動画DB12cに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、閲覧履歴DB12dに登録される内容の一例を示す図であり、(e)は、購入履歴DB12eに登録される内容の一例を示す図である。 一実施形態に係る電子商店街サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。 一実施形態に係る電子商店街サーバ1のシステム制御部14の商品ページ送信処理の処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る電子商店街サーバ1のシステム制御部14の編集動画生成処理における処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報処理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.情報処理システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報処理システムSの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システムSは、電子商店街サーバ1と、複数の店舗端末2と、複数のユーザ端末3と、を含んで構成されている。そして、電子商店街サーバ1と各店舗端末2及び各ユーザ端末3とは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
電子商店街サーバ1は、商品の購入が可能な電子商店街に関する各種処理を実行するサーバ装置である。電子商店街サーバ1は、本発明における情報処理装置の一例である。ユーザは、電子商店街を利用することにより、所望の店舗から所望の商品を購入することができる。電子商店街サーバ1は、ユーザ端末3からのリクエストに応じて、例えば、電子商店街のウェブページを送信したり、商品の検索や購入等に関する処理を行ったりする。
店舗端末2は、電子商店街に出店している店舗により利用される端末装置である。店舗端末2は、店舗の従業員等からの操作に基づいて電子商店街サーバ1等のサーバ装置にアクセスする。これにより、店舗端末2は、サーバ装置からウェブページを受信して表示する。店舗端末2には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。従業員は、店舗端末2を利用することにより、例えば、販売する商品の情報を電子商店街に登録したり、商品の注文内容を確認したりする。
ユーザ端末3は、電子商店街を利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末3は、ユーザからの操作に基づいて電子商店街サーバ1にアクセスすることにより、電子商店街サーバ1からウェブページを受信して表示する。ユーザ端末3には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ユーザ端末3としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機等が用いられる。
[2.商品ページの表示]
次に、商品の購入後のユーザに適した商品ページの表示について、図2乃至図5を用いて説明する。商品ページは、電子商店街の一部を構成し、商品に関する詳細な情報が表示されるウェブページである。商品ページは、店舗から販売される商品ごとに存在する。商品ページは、本発明におけるコンテンツの一例である。
図2は、商品ページの一例を示す図である。商品ページには、様々な要素が含まれている。各要素は、商品ページの一部である。要素の例として、画像、文字、文章、グラフ等の情報や、操作要素等が挙げられる。操作要素として、例えば、ボタン等が挙げられる。図2に示すように、或る商品ページ100には、広告画像101、商品画像102、商品画像103、商品名104、価格105、買い物かご登録ボタン106、紹介107、使用方法108、動画109、仕様110、支払い方法112、送料113等が含まれている。買い物かご登録ボタン106は、商品を買い物かごに入れるためのボタンである。買い物かごは、購入しようとする対象としてユーザが選択した商品が入れられる仮想的な入れ物である。ユーザは、買い物かごに入れられている商品の中から商品を購入することができる。動画109は、店舗により作成された動画である。店舗により作成された動画は、例えば、商品の動画であったり商品に関連する物事の動画であったりする。なお、動画は、音声を含んでいてもよい。
全ての商品ページに含まれている要素は、商品名104、価格105及び買い物かご登録ボタン106である。店舗は、これらの要素以外に如何なる要素を商品ページに掲載するかを自由に決めることができる。また、店舗は、商品ページ内の要素の配置も自由に決めることができる。そのため、商品によっては、商品ページの内容が図2に示す商品ページ100とは異なる場合がある。
店舗は、通常は商品の売り上げを良くするために、商品ページに掲載する要素や要素の配置を決定する。つまり、店舗は、基本的にはまだ商品を購入していないユーザに向けた商品ページをデザインすると考えられる。しかしながら、商品を購入したユーザも、その商品の商品ページを閲覧する場合がある。例えば、商品の購入後にユーザが見たい情報が商品ページに掲載されている場合、ユーザは、商品ページを閲覧するかもしれない。その場合、ユーザは、商品ページからユーザが見たい情報を見つけ出すのに手間がかかる場合がある。その理由は、商品ページには、商品の購入後には必要ではない情報も含まれているからである。例えば、図2に示すように、商品ページが縦に長いと、1画面では、商品ページの全体を表示することができない場合がある。図2において、表示領域200は、商品ページが表示される領域である。ユーザは、表示領域200に対して、商品ページをスクロールさせる操作を行うことが可能である。表示領域200は、例えば、ブラウザのウインドウのクライアント領域であってもよいし、ユーザ端末3の画面全体であってもよい。表示領域200は、本発明における領域の一例である。図2においては、広告画像101、商品画像102及び商品画像103、商品名104、価格105及び買い物かご登録ボタン106のみが表示されている。ユーザが使用方法108を見たい場合、ユーザは、スクロール操作を行わなければならない。
そこで、商品を購入したユーザがその商品の商品ページを要求した場合、電子商店街サーバ1は、購入後に適した態様で商品ページをユーザ端末3により画面に表示させる。購入後に適した態様とは、商品を購入したことがあるユーザがその商品の購入後にその商品の商品ページ内で良く見た部分が優先的に見える態様である。その理由は、そのような部分は、今回商品ページを要求したユーザが見たいと考える蓋然性が高い部分であるからである。
図3は、本実施形態に係る情報処理システムSの処理例を示すシーケンス図である。図3に示すように、ユーザ端末3は、ユーザにより指定された商品の商品ページのリクエストを電子商店街サーバ1へ送信する(ステップS1)。リクエストの送信元のユーザ端末3を利用するユーザを、「要求ユーザ」という。また、要求ユーザにより指定された商品を、「指定商品」という。リクエストを受信した電子商店街サーバ1は、要求ユーザが指定商品を購入しているか否かを判定する(ステップS2)。ユーザが電子商店街で商品を購入すると、電子商店街サーバ1は、購入履歴を登録する。そのため、電子商店街サーバ1は、購入履歴の有無に基づいて判定を行うことができる。電子商店街サーバ1は、要求ユーザが指定商品を購入していないと判定した場合には(ステップS2:NO)、指定商品の商品ページをそのままユーザ端末3へ送信する(ステップS5)。その結果、ユーザ端末3の画面の表示領域200には、例えば、図2に示すような商品ページが表示される。
一方、電子商店街サーバ1は、要求ユーザが指定商品を購入していると判定した場合には(ステップS2:YES)、商品ページから指定商品の購入後に良く見られた部分を特定する(ステップS3)。良く見られた部分は、例えば、指定商品を購入したことがあるユーザにより指定商品の購入後に見られた時間の総計が最も長い部分であってもよい。
或いは、良く見られた部分は、例えば、購入後に見られた時間の総計が、指定商品のウェブページの総閲覧時間に応じて決定された閾値を超える部分であってもよい。電子商店街サーバ1は、商品ページの閲覧履歴を記録している。閲覧履歴は、閲覧情報を含む。閲覧情報は、商品ページの如何なる部分が閲覧されたかを示す。そこで、電子商店街サーバ1は、閲覧情報に基づいて、購入後に良く見られた部分を特定する。電子商店街サーバ1は、購入後に良く見られた部分を1つのみ特定してもよいし、複数特定してもよい。
次いで、電子商店街サーバ1は、要求ユーザが指定商品を購入していないと判定した場合よりも、特定した部分が優先的に見える態様で商品ページがユーザ端末3の画面に表示されるように、商品ページを生成する(ステップS4)。優先的に見える態様とは、例えば、商品ページが表示領域200に表示された時点で、特定した部分が表示領域200に含まれている状態である。或いは、優先的に見える態様は、例えば、特定した部分を表示させるための操作(例えば、スクロール操作等)が、他の部分を表示させるための操作よりも手間がかからない態様であってもよい。そして、電子商店街サーバ1は、生成した商品ページを送信する(ステップS5)。ユーザ端末3は、電子商店街サーバ1から送信された商品ページを受信して表示する(ステップS6)。
図4(a)及び図4(b)は、購入後に良く見られた部分が優先的に見える態様で商品ページが表示された場合の商品ページの表示例である。例えば、図3に示す商品ページ100において、使用方法108が購入後に良く見られた部分であるとする。電子商店街サーバ1は、例えば、図4(a)に示すように、使用方法108が表示領域200に含まれるように商品ページ100の表示位置を制御してもよい。これにより、ユーザはスクロール操作を行う必要がない。このとき、電子商店街サーバ1は、使用方法108が表示領域200の上部に位置するように制御することが好ましい。或いは、電子商店街サーバ1は、良く見られた要素を他の要素よりも見やすい位置に配置してもよい。見やすい位置は、例えば、商品ページの最上部であってもよい。例えば、電子商店街サーバ1は、図4(b)に示すように、使用方法108が商品ページ100の最上部に位置するように商品ページ100を変換する。これにより、使用方法108が表示領域200に含まれるようになる。この場合も、ユーザはスクロール操作を行う必要がない。図2と、図4(a)及び図4(b)とを比較すると、要求ユーザが指定商品を購入していると電子商店街サーバ1が判定した場合には、購入後に良く見られた部分が、要求ユーザが指定商品を購入していないと電子商店街サーバ1が判定した場合よりも優先的に表示されている。
ユーザ端末3は、商品ページの表示後、予め定められたタイミングで閲覧情報を電子商店街サーバ1へ送信する(ステップS7)。閲覧情報を受信した電子商店街サーバ1は、閲覧情報を閲覧履歴に記録する(ステップS8)。
ユーザは、商品ページに含まれる動画を再生することにより、動画を視聴することがある。商品ページには、動画とともに動画の再生を制御するための操作要素群が表示される。この操作要素群は、再生及び一時停止のためのボタンと、シークバーとを含む。シークバーは、動画の時間軸上の再生位置を示すインジケーターとしての役割と、再生位置を変更するためのスライドバーとしての役割を有する。操作要素群は、例えば、巻き戻し再生のためのボタン、早送り再生のためのボタン、スロー再生のためのボタン等を含んでいてもよい。
動画は、商品の購入後にユーザが見たい部分(例えば、シーン等)を含む場合がある。しかしながら、動画が商品の購入後に必要ではない部分を含む場合がある。そのため、動画の再生開始からユーザが見たい部分が再生されるまでに時間を要する場合がある。また、ユーザが見たい部分を探すためにユーザがシーク操作を行わなければならない場合がある。そこで、商品を購入したユーザがその商品の商品ページを要求した場合、電子商店街サーバ1は、商品の購入後に適した動画が含まれる商品ページを画面に表示させる。これにより、電子商店街サーバ1は、商品の購入後に適した動画をユーザ端末3により再生させる。ここで、店舗によって作成された動画を、「オリジナル動画」という。一方、電子商店街サーバ1が商品の購入後に適するように作成した動画を、「編集動画」という。
図3に示すように、要求ユーザが動画の再生操作を行うと(ステップS9)、電子商店街サーバ1は、例えば、ストリーミング方式で、指定商品の動画をユーザ端末3へ送信する(ステップS10)。ユーザ端末3は、指定商品の動画を再生する(ステップS11)。また、ユーザ端末3は、予め定められたタイミングで、再生情報を電子商店街サーバ1へ送信する(ステップS12)。再生情報は、動画の如何なる部分が再生されたかを示す。再生情報を受信した電子商店街サーバ1は、再生情報を閲覧履歴に記録する(ステップS13)。
指定商品の動画に関して予め定められた条件が満たされると、電子商店街サーバ1は、編集動画を生成する。具体的に、電子商店街サーバ1は、再生情報に基づいて、指定商品の動画から指定商品の購入後に良く見られた部分を特定する(ステップS14)。良く見られた部分は、例えば、指定商品を購入したことがあるユーザによる指定商品の購入後の再生回数が最も多い部分であってもよい。或いは、良く見られた部分は、例えば、購入後の再生回数が、動画の総再生時間に応じて決定された閾値を超える部分であってもよい。電子商店街サーバ1は、購入後に良く見られた部分を1つのみ特定してもよいし、複数特定してもよい。
次いで、電子商店街サーバ1は、要求ユーザが指定商品を購入していない場合よりも、特定した部分が優先的に再生される態様で編集動画が再生されるように、編集動画を生成する(ステップS15)。優先的に再生される態様とは、例えば、特定した部分のみが再生される態様である。或いは、優先的に再生される態様は、例えば、特定した部分が他の部分よりも先に再生される態様であってもよい。或いは、優先的に再生される態様は、例えば、特定した部分を再生させるための操作(例えば、再生ボタンやシークバーの操作等)が、他の部分を再生させるための操作よりも手間がかからない態様であってもよい。電子商店街サーバ1は、生成した編集動画が再生されるように、ステップS5において商品ページを生成する。
図5(a)は、オリジナル動画のシーンの割り当ての一例である。図5(b)は、編集動画のシーンの割り当ての一例である。例えば、商品がカニであるとする。また、図5(a)に示すように、例えば、カニのオリジナル動画において、0〜10秒にカニを捕るシーン、10〜20秒にカニを冷凍するシーン、20〜30秒にカニを捌くシーン、30〜40秒にカニ料理を作るシーンがそれぞれ再生されるとする。これらのシーンのうち、カニの購入後に良く見られたシーンがカニを捌くシーン及びカニ料理を作るシーンであったとする。この場合、電子商店街サーバ1は、例えば、図5(b)に示すように、カニを捌くシーン及びカニ料理を作るシーンのみにより構成される編集用動画を生成する。これにより、必要なシーンが直ぐに再生される。
ところで、商品を購入したユーザが、オリジナル動画を見たい場合がある。その場合としては、例えば、編集用動画にユーザが必要とする部分が含まれていなかった場合である。そこで、電子商店街サーバ1は、例えば、図4(a)に示すように、オリジナル動画を再生させるためのリンク120を商品ページに埋め込んでもよい。また、例えば、電子商店街サーバ1は、0〜20秒にカニを捌くシーン及びカニ料理が再生され、20〜40秒にカニを捕るシーン及びカニを冷凍するシーンが再生されるように、編集用動画を生成してもよい。
また、電子商店街サーバ1は、例えば、編集動画を生成する代わりに、動画の再生開始位置を変更してもよい。再生開始位置の初期値は0秒である。図5(c)は、動画の再生開始位置の変更例を示す図である。例えば、電子商店街サーバ1は、再生開始位置を0秒から20秒に変更する。これにより、必要なシーンが直ぐに再生されるとともに、ユーザのシーク操作によって全てのシーンを再生させることができる。
図5(a)と、図5(b)及び図5(c)とを比較すると、要求ユーザが指定商品を購入している場合には、購入後に良く見られた部分が、要求ユーザが指定商品を購入していない場合よりも優先的に再生される。
[3.電子商店街サーバの構成]
次に、電子商店街サーバ1の構成について、図6乃至図8を用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る電子商店街サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、電子商店街サーバ1は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワークNWに接続して、店舗端末2やユーザ端末3等との通信状態を制御するようになっている。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。この記憶部12には、会員情報DB12a、商品情報DB12b、動画DB12c、閲覧履歴DB12d、購入履歴DB12e等のデータベースが構築されている。「DB」は、データベースの略語である。
図7(a)は、会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図である。会員情報DB12aには、電子商店街に会員登録しているユーザに関する会員情報が登録される。具体的に、会員情報DB12aには、ユーザID、パスワード、ニックネーム、氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス等のユーザの属性が、ユーザごとに対応付けて登録される。
図7(b)は、商品情報DB12bに登録される内容の一例を示す図である。商品情報DB12bには、電子商店街で販売されている商品に関する商品情報が登録される。商品情報は、店舗により登録される情報である。具体的に、商品情報DB12bには、店舗ID、商品ID、ジャンルID、商品名、商品画像、詳細情報、商品価格、オリジナル動画の動画ID及び編集動画の動画ID等が、店舗が販売する商品ごとに対応付けて登録される。店舗IDは、商品の販売元の店舗の識別情報である。商品IDは、店舗が、販売する商品を管理するための商品の識別情報である。店舗IDと商品IDとの組み合わせは、商品ページと一対一で対応する。ジャンルIDは、商品が属するジャンルを示す。詳細情報は、商品に関する詳細な情報である。店舗は、詳細情報として、様々な情報を登録することができる。動画IDは、動画の識別情報である。オリジナル動画の動画ID及び編集動画の動画IDは、それぞれ必要に応じて登録される。
図7(c)は、動画DB12cに登録される内容の一例を示す図である。動画DB12cには、動画が登録される。具体的に、動画DB12cには、動画ID、登録日時及び動画のデータが対応付けて登録される。登録日時は、動画が登録された日時である。
図7(d)は、閲覧履歴DB12dに登録される内容の一例を示す図である。閲覧履歴DB12dには、商品ページの閲覧履歴が登録される。閲覧履歴は、本発明における履歴の一例である。具体的に、閲覧履歴DB12dには、ユーザID、店舗ID、商品ID、表示日時及び購入状態が登録される。ユーザIDは、商品ページを閲覧したユーザを示す。店舗ID及び商品IDは、閲覧された商品ページに対応する商品を示す。表示日時は、商品ページが表示された日時を示す。実際の表示日時は、システム制御部14が商品ページのHTML(HyperText Markup Language)文書を送信した日時である。購入状態は、ユーザIDが示すユーザが、店舗ID及び商品IDが示す商品を購入しているか否かを示す。購入状態には、「未購入」及び「購入後」の何れかが設定される。
また、閲覧履歴DB12dには、ユーザID、店舗ID、商品ID及び表示日時の組み合わせごとに、必要に応じて閲覧情報及び再生情報がそれぞれ1つ以上登録される。閲覧情報は、閲覧箇所情報及び閲覧時間を含む。閲覧箇所情報は、表示領域200に表示されていた部分を示す。例えば、閲覧箇所情報は、商品ページのうち表示領域200に表示されていた範囲に含まれる要素の識別情報であってもよい。要素の識別情報は、例えば、要素に対応するHTMLタグのname属性であったりid属性であったりしてもよい。また、閲覧箇所情報は、表示領域200に表示されていた範囲の商品ページ上の座標であってもよい。購入状態が「購入後」である場合の閲覧箇所情報は、商品の購入後の商品のウェブページの表示箇所を示す情報の一例である。また、購入状態が「未購入」である場合の閲覧箇所情報は、商品が購入されていないときの商品のウェブページの閲覧箇所を示す情報の一例である。閲覧時間は、閲覧箇所情報が示す部分が表示されていた継続時間を示す。再生情報は、動画ID及び再生箇所情報を含む。動画IDは、再生された動画を示す。再生箇所情報は、時間軸上において動画が再生された範囲を示す。購入状態が「購入後」である場合の再生箇所情報は、商品の購入後の動画の再生箇所(表示箇所)を示す情報の一例である。
図7(e)は、購入履歴DB12eに登録される内容の一例を示す図である。購入履歴DB12eには、ユーザによる商品の購入履歴が登録される。具体的に、購入履歴DB12eには、注文コード、購入日時、ユーザID、店舗ID及び商品ID等が、商品の購入ごとに対応付けて登録される。注文コードは、商品の注文が行われるたびに付与される注文の識別情報である。ユーザIDは、購入者を示す。店舗ID及び店舗IDは、購入された商品を示す。
購入履歴と商品が未購入時の閲覧履歴とに基づいて、電子商店街サーバ1は、動画の評価を行うことができる。例えば、電子商店街サーバ1は、動画を見て商品を購入したユーザの割合を計算したり、動画全体のうち商品を購入したユーザが購入前に見た部分等を特定したりすることができる。電子商店街サーバ1は、例えば、店舗端末2からのリクエストに応じて、店舗により指定された商品の動画の評価結果を示す情報を店舗端末2に送信する。店舗は、動画の評価に基づいて、例えば、動画を作り直すことができる。これにより、店舗は、動画を販売促進に役立てることができる。商品の購入後の閲覧履歴は、このような用途には向かないと考えられる。その理由は、商品を購入したユーザがその後同じ商品を購入する蓋然性が低いからである。
次に、記憶部12に記憶されるその他の情報について説明する。記憶部12には、ウェブページを表示するためのHTML文書、XML(Extensible Markup Language)文書、画像データ、テキストデータ、電子文書等の各種データが記憶されている。また、記憶部12には、各種の設定値が記憶されている。システム制御部14は、店舗端末2から送信された商品情報を商品情報DB12bに登録すると、その商品情報に基づいて商品ページを生成して記憶部12に記憶させる。また、記憶部12には、各種の設定値が記憶されている。
また、記憶部12には、オペレーティングシステム、WWW(World Wide Web)サーバプログラム、DBMS(Database Management System)、電子商取引管理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。電子商取引管理プログラムは、電子商取引に関する各種の処理を実行するためのプログラムである。電子商取引管理プログラムは、本発明における情報処理プログラムの一例である。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしてもよいし、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
入出力インターフェース13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
図8は、本実施形態に係る電子商店街サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部14は、CPU14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。そして、システム制御部14は、CPU14aが、各種プログラムを読み出し実行することにより、図8に示すように、購入判定部141、閲覧箇所特定部142、商品ページ生成部143、動画生成部144、送信部145及び閲覧履歴記録部146として機能するようになっている。購入判定部141は、本発明における判定手段の一例である。閲覧箇所特定部142は、本発明における特定手段の一例である。商品ページ生成部143、動画生成部144及び送信部145は、本発明における制御手段の一例である。
購入判定部141は、ユーザ端末3から商品ページのリクエストがあったとき、購入履歴DB12eに登録された購入履歴に基づいて、要求ユーザが指定商品を購入しているか否かを判定する。閲覧箇所特定部142は、閲覧履歴DB12dに登録された閲覧履歴の閲覧情報に基づいて、指定商品の商品ページから指定商品の購入後に良く見られた部分を特定する。また、閲覧箇所特定部142は、閲覧履歴DB12dに登録された閲覧履歴の再生情報に基づいて、指定商品の動画から指定商品の購入後に良く見られた部分を特定する。商品ページ生成部143は、閲覧箇所特定部142により特定された部分が優先的に見える態様で商品ページが表示されるように、商品ページのHTML文書を生成する。動画生成部144は、閲覧箇所特定部142により特定された部分が優先的に再生される態様で編集動画が再生されるように、編集動画を生成する。送信部145は、HTML文書や動画等の情報を、通信部11を介してユーザ端末3へ送信する。閲覧履歴記録部146は、ユーザ端末3から送信されてくる閲覧情報や再生情報に基づいて、閲覧履歴を閲覧履歴DB12dに登録する。
なお、電子商店街サーバ1が、複数のサーバ装置で構成されてもよい。例えば、電子商店街において商品の検索や注文等の処理を行うサーバ装置、商品ページや動画から商品の購入後に良く見られた部分を特定し、商品ページや編集動画を生成するサーバ装置、ユーザ端末3からのリクエストに応じてウェブページを送信するサーバ装置、及びデータベースを管理するサーバ装置等が、互いにLAN等で接続されてもよい。
[4.情報処理システムの動作]
次に、情報処理システムSの動作について、図9及び図10を用いて説明する。なお、以下に説明する動作例は、図4(a)に示したように、購入後に良く見られた部分が表示領域200に含まれるように、電子商店街サーバ1がユーザ端末3に商品ページを表示させる場合の例である。また、以下に説明する動作例は、電子商店街サーバ1が図5(b)に示したような編集動画を生成する場合の例である。
図9は、本実施形態に係る電子商店街サーバ1のシステム制御部14の商品ページ送信処理の処理例を示すフローチャートである。商品ページ送信処理は、電子商店街サーバ1がユーザ端末3から商品ページのリクエストを受信したときに開始される。商品ページのリクエストには、指定商品の商品ページのHTML文書のURL及び要求ユーザのユーザIDが設定されている。
図9に示すように、商品ページ生成部143は、指定商品の商品ページのHTML文書を記憶部12から取得する(ステップS31)。このとき、商品ページ生成部143は、現在日時を表示日時として取得する。そして、システム制御部14は、取得したHTML文書に表示日時を設定する。
次いで、購入判定部141は、要求ユーザが指定商品を購入したことを示す購入履歴を購入履歴DBdから検索する(ステップS32)。具体的に、購入判定部141は、要求ユーザのユーザID、指定商品の店舗ID及び商品IDを含む購入履歴を検索する。次いで、購入判定部141は、該当する購入履歴があるか否かを判定する(ステップS33)。このとき、購入判定部141は、該当する購入履歴がないと判定した場合には(ステップS33:NO)、ステップS40に移行する。一方、購入判定部141は、該当する購入履歴があると判定した場合には(ステップS33:YES)、ステップS34に移行する。ステップS40において、送信部145は、取得したHTML文書をユーザ端末3へ送信する。次いで、送信部145は、ステップS41に移行する。
ステップS34において、閲覧箇所特定部142は、指定商品の購入後の閲覧履歴を閲覧履歴DB12dから検索する。具体的に、閲覧箇所特定部142は、指定商品の店舗ID及び商品IDを含む閲覧履歴のうち、購入状態が「購入後」である閲覧履歴を検索する。検索対象となる閲覧履歴は、要求ユーザの閲覧履歴及び要求ユーザ以外のユーザの閲覧履歴を含む。なお、閲覧箇所特定部142は、予め設定された期間内に登録された閲覧履歴の中からのみ検索を行ってもよい。
次いで、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴の中に、閲覧情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あるか否かを判定する(ステップS35)。このとき、閲覧箇所特定部142は、閲覧情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あると判定した場合には(ステップS35:YES)、ステップS36に移行する。一方、閲覧箇所特定部142は、閲覧情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上ないと判定した場合には(ステップS35:NO)、ステップS40に移行する。
ステップS36において、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴に含まれる閲覧情報に基づいて、指定商品の商品ページ内で最も良く見られた部分を特定する。例えば、閲覧箇所特定部142は、閲覧箇所情報及び閲覧時間に基づいて、商品ページ内の部分ごとに、閲覧時間の総計を算出する。そして、閲覧箇所特定部142は、閲覧時間の総計が最も大きい部分を、最も良く見られた部分として特定する。なお、閲覧箇所特定部142は、全商品ページで内容が同一の要素を、最も良く見られた部分としては特定しなくてもよい。全ての商品ページで内容が同一の要素としては、例えば、買い物かご登録ボタンがある。また、例えば、全ての商品ページに、電子商店街の商標、著作権表示、ナビゲーション領域等が表示される場合がある。ナビゲーション領域とは、例えば、特定のウェブページのリンクが複数表示された領域であったり、商品の検索条件を指定するための入力欄やボタンが表示された領域であったりする。
次いで、商品ページ生成部143は、取得したHTML文書に、購入後に良く見られた部分が表示領域200に含まれるようにするスクリプトを追加する(ステップS37)。例えば、このスクリプトは、商品ページが完全に表示されたとき(onloadイベントの発生時)に、最も良く見られた部分まで商品ページを自動的にスクロールするためのスクリプトである。
次いで、商品ページ生成部143は、指定商品の編集動画が登録されているか否かを判定する(ステップS38)。指定商品の商品情報に編集動画の動画IDが設定されている場合、編集動画は登録されている。商品ページ生成部143は、編集動画が登録されていないと判定した場合には(ステップS38:NO)、ステップS40に移行する。ここで、送信部145は、スクリプトが追加されたHTML文書を送信する。一方、商品ページ生成部143は、編集動画が登録されていると判定した場合には(ステップS38:YES)、ステップS39に移行する。
ステップS39において、商品ページ生成部143は、スクリプトが追加されたHTML文書に記載されているオリジナル動画のURLを、編集動画のURLに書き換える。商品ページ生成部143は、編集動画の動画IDに基づいてURLを生成することができる。また、商品ページ生成部143は、オリジナル動画を再生させるためのリンク120をHTML文書に追加する。次いで、送信部145は、ステップS40において、動画のURLが書き換えられたHTML文書をユーザ端末3へ送信する。
ステップS41において、閲覧履歴記録部146は、閲覧履歴を閲覧履歴DB12dに登録する(ステップS41)。具体的に、閲覧履歴記録部146は、要求ユーザのユーザID、指定商品の店舗ID、指定商品の商品ID、表示日時及び購入状態を対応付けて登録する。このとき、閲覧履歴記録部146は、ステップS33において該当する購入履歴がないと判定した場合には、購入状態に「未購入」を設定する。一方、閲覧履歴記録部146は、該当する購入履歴があると判定した場合には、購入状態に「購入後」を設定する。閲覧履歴記録部146は、この処理を終えると、商品ページ送信処理を終了させる。
HTML文書を受信したユーザ端末3は、HTML文書に基づいて商品ページを表示領域200に表示する。このとき、要求ユーザが指定商品を購入しており、且つ、閲覧履歴が或る程度蓄積されていれば、ユーザ端末3は、商品ページの表示が完了した時点でスクリプトを実行する。これにより、例えば、図4(a)に示すように商品ページが表示される。
なお、システム制御部14は、スクリプトを追加する方法以外の方法を利用してもよい。例えば、システム制御部14は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)リダイレクトを利用してもよい。具体的に、商品ページ生成部143は、指定商品の商品ページのHTML文書のURLに、最も良く見られた部分に位置する要素の識別情報を付加する。そして、送信部145は、識別情報が付加されたURLをユーザ端末3へ送信する。この後、ユーザ端末3が商品ページを表示するまでの処理内容は公知であるので、詳細な説明は省略する。
また、図4(b)に示すような要素の配置を変更する場合、商品ページ生成部143は、最も良く見られた要素が商品ページの最上部に位置するように、記憶部12から取得した商品ページのHTML文書を書き換える。このとき、商品ページ生成部143は、例えば、閲覧時間の総計が大きい順に、各要素を並べ替えてもよい。なお、商品ページの最上部に、電子商店街の商標やナビゲーション領域等、全ての商品ページで内容が同一の要素が元々配置されている場合がある。この場合、商品ページ生成部143は、全ての商品ページで内容が同一の要素の下に、良く見られた要素を配置してもよい。
ユーザ端末3が商品ページを表示しているとき、ユーザ端末3は、例えば、ユーザが商品ページに関する操作を行うたびに、閲覧情報を電子商店街サーバ1へ送信する。商品ページに関する操作の例としては、商品ページをスクロールする操作、買い物かご登録ボタン106等のボタンやリンクを選択する操作等が挙げられる。また、ユーザ端末3は、例えば、ユーザからの操作がない間、定期的に閲覧情報を送信する。閲覧情報に設定される閲覧箇所情報は、例えば、閲覧情報の送信時点で表示領域200に表示されていた商品ページの範囲内にある要素の識別情報である。また、閲覧時間は、例えば、前回の閲覧情報の送信時から経過した時間である。ユーザ端末3は、閲覧情報を、要求ユーザのユーザID、指定商品の店舗ID及び商品ID、HTML文書に設定されている表示日時とともに送信する。閲覧履歴記録部146は、受信した閲覧情報を、閲覧情報とともに送信されたユーザID、店舗ID、商品ID及び表示日時に対応付けて閲覧履歴DB12dに登録する。
要求ユーザが動画を再生させる操作を行ったとき、ユーザ端末3は、オリジナル動画または編集動画の何れかの再生を開始する。ユーザ端末3は、例えば、要求ユーザが動画の再生を制御する操作を行うたびに、再生情報を電子商店街サーバ1へ送信する。このとき、ユーザ端末3は、再生情報を、要求ユーザのユーザID、指定商品の店舗ID及び商品ID、表示日時とともに送信する。閲覧履歴記録部146は、受信した再生情報を、再生情報とともに送信されたユーザID、店舗ID、商品ID及び表示日時に対応付けて閲覧履歴DB12dに登録する。
図10は、本実施形態に係る電子商店街サーバ1のシステム制御部14の編集動画生成処理における処理例を示すフローチャートである。編集動画生成処理は、例えば、定期的に実行される。また、編集動画生成処理は、例えば、オリジナル動画が登録されている商品ごとに実行される。ここで、編集動画の生成対象となる商品を、「対象商品」という。
図10に示すように、動画生成部144は、対象商品の編集動画が登録されているか否かを判定する(ステップS61)。このとき、動画生成部144は、編集動画が登録されていないと判定した場合には(ステップS61:NO)、ステップS62に移行する。一方、動画生成部144は、編集動画が登録されていると判定した場合には(ステップS61:YES)、ステップS67に移行する。
ステップS62において、閲覧箇所特定部142は、対象商品の購入後の閲覧履歴を閲覧履歴DB12dから検索する。次いで、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴の中に、再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あるか否かを判定する(ステップS63)。このとき、閲覧箇所特定部142は、再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あると判定した場合には(ステップS63:YES)、ステップS64に移行する。一方、閲覧箇所特定部142は、再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上ないと判定した場合には(ステップS63:NO)、編集動画生成処理を終了させる。
ステップS64において、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴に含まれる再生情報に基づいて、オリジナル動画内で良く見られた部分を特定する。良く見られた部分の特定方法としては、公知の様々な方法を適用することができる。例えば、閲覧箇所特定部142は、再生位置ごとに評価値を計算してもよい。具体的に、閲覧箇所特定部142は、例えば、再生位置ごとに再生回数を計算する。このとき、閲覧箇所特定部142は、巻き戻し再生、早送り再生、スロー再生を考慮してもよい。例えば、閲覧箇所特定部142は、巻き戻し再生または早送り再生の場合は、1より小さい値を再生回数に加算する。また、閲覧箇所特定部142は、スロー再生の場合は、1よりも大きい値を再生回数に換算する。この場合、再生情報に、再生の種別が設定されている必要がある。閲覧箇所特定部142は、例えば、再生位置ごとの再生回数をそれぞれオリジナル動画の総再生回数で割ることにより、評価値を計算する。次いで、閲覧箇所特定部142は、評価値に基づいて、良く見られた部分を決定する。例えば、閲覧箇所特定部142は、評価値が予め設定された閾値以上である再生位置に対応する部分を、良く見られた部分として決定してもよい。
次いで、動画生成部144は、オリジナル動画のうち、良く見られた部分で構成される編集動画を生成する(ステップS65)。このとき、動画生成部144は、オリジナル動画を解析してシーンが切り替わる再生位置を検出してもよい。そして、動画生成部144は、シーン単位でオリジナル動画から良く見られた部分を抽出し、抽出した部分で編集動画を生成してもよい。
次いで、動画生成部144は、編集動画を動画DB12cに登録する(ステップS66)。具体的に、動画生成部144は、新しい動画IDを生成する。また、システム制御部14は、現在日時を登録日時として取得する。そして、動画生成部144は、動画ID、登録日時及び編集動画を対応付けて登録する。また、動画生成部144は、編集動画の動画IDを、対象商品の商品情報に設定する。動画生成部144は、この処理を終えると、編集動画生成処理を終了させる。
ステップS67において、閲覧箇所特定部142は、対象商品の購入後の閲覧履歴のうち、編集動画の登録後の閲覧履歴を検索する。編集動画の登録後の閲覧履歴とは、表示日時が編集動画の登録日時よりも遅い閲覧履歴である。次いで、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴の中に、オリジナル動画の再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あるか否かを判定する(ステップS68)。このとき、閲覧箇所特定部142は、オリジナル動画の再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あると判定した場合には(ステップS68:YES)、ステップS69に移行する。一方、閲覧箇所特定部142は、オリジナル動画の再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上ないと判定した場合には(ステップS68:NO)、編集動画生成処理を終了させる。一度編集動画が登録されると、ユーザ端末3から編集動画の再生情報が送信され始める。しかしながら、編集動画にはオリジナル動画の一部が含まれていない。そのため、編集動画の再生情報に基づいて良く見られた部分を特定することが適切ではない場合がある。そこで、動画生成部144は、図4(a)に示すリンク120が選択されることにより再生されたオリジナル動画の再生情報に基づいて、編集動画を生成する。
ステップS69において、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴の再生情報に基づいて、編集動画の登録後の動画の総再生回数に対するオリジナル動画の再生回数の割合を算出する。そして、閲覧箇所特定部142は、オリジナル動画の再生回数の割合が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。このとき、閲覧箇所特定部142は、オリジナル動画の再生回数の割合が予め設定された閾値以上であると判定した場合には(ステップS69:YES)、ステップS70に移行する。一方、閲覧箇所特定部142は、オリジナル動画の再生回数の割合が予め設定された閾値以上ではないと判定した場合には(ステップS69:NO)、編集動画生成処理を終了させる。ユーザが編集動画を再生させた結果、ユーザが必要とする部分が再生されれば、ユーザはリンク120を選択することによりオリジナル動画を再生する必要はない。従って、オリジナル動画の再生回数の割合が小さいほど、編集動画は、対象商品の購入後のユーザにとって適切な動画である。一方、オリジナル動画の再生回数の割合が或る程度大きい場合、編集動画を生成し直す必要がある蓋然性がある。
ステップS70において、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴に含まれる再生情報のうちオリジナル動画の再生情報に基づいて、オリジナル動画内で良く見られた部分を特定する。このとき、閲覧箇所特定部142は、現在登録されている編集動画に含まれる部分を除外して、良く見られた部分を特定する。
次いで、動画生成部144は、現在登録されている編集動画に、特定した部分を追加することにより、新たな編集動画を生成する(ステップS71)。ユーザは、編集動画にはない部分を見たいがために、リンク120を選択する蓋然性がある。そのため、新しい編集動画は、現在の編集動画にはない部分のうち、ユーザが見たがっていた蓋然性がある部分が追加される。次いで、動画生成部144は、ステップS66に移行する。このとき、動画生成部144は、動画DB12cに登録されている編集動画を新しい編集動画で書き換える。そして、動画生成部144は、編集動画生成処理を終了させる。
次に、図5(c)に示すように、動画の再生開始位置を変更する場合の処理内容について説明する。この場合、システム制御部14は、図10に示す編集動画生成処理を実行する必要はない。図9に示す商品ページ送信処理において閲覧箇所特定部142は、のステップS37の後、再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あるか否かを判定する。このとき、閲覧箇所特定部142は、再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上ないと判定した場合には、ステップS40に移行する。一方、閲覧箇所特定部142は、再生情報を含む閲覧履歴が予め設定された数以上あると判定した場合には、オリジナル動画内で良く見られた部分を特定する。次いで、閲覧箇所特定部142は、良く見られた部分の先頭の再生位置を特定する。商品ページのHTML文書には、例えば、動画を再生するためのスクリプトが記述されている。動画生成部144は、特定した再生位置を再生開始位置として、このスクリプト内に設定する。そして、送信部145は、再生開始位置が設定されたHTML文書をユーザ端末3へ送信する(ステップS40)。商品ページが表示されているとき、ユーザが動画を再生させるためボタンを選択すると、ユーザ端末3は、動画を再生するためのスクリプトを実行する。そして、ユーザ端末3は、設定された再生開始位置を含むリクエストを電子商店街サーバ1へ送信する。電子商店街サーバ1は、動画を送信するとき、ユーザ端末3から送信された再生開始位置に対応する部分から動画の送信を開始する。これにより、ユーザ端末3は、良く見られた部分の先頭から動画の再生を開始する。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、商品ページを要求した要求ユーザが指定商品を購入しているか否かを判定し、指定商品の購入後の商品ページの表示箇所を示す閲覧箇所情報を含む閲覧履歴に基づいて、商品ページ内で見られた部分を特定し、要求ユーザが指定商品を購入していると判定された場合、要求ユーザが指定商品を購入していないと判定された場合よりも、特定された部分が優先的に見える態様で商品ページをユーザ端末3により表示させる。従って、ユーザが購入した商品の商品ページからユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることができる。
商品の中には、ユーザが基本的には1回のみ購入する商品が存在する。この商品の例としては、自転車、冷蔵庫等がある。このような商品をユーザが購入した後、ユーザが商品ページを閲覧する場合、ユーザに、その商品を購入する意思は基本的にはない。従って、購入前のユーザが見る部分と、購入後のユーザが見る部分とは異なる蓋然性が高い。この場合において、店舗が決定した商品ページ内の要素の配置が、商品を購入していないユーザ向けの配置であったとしても、商品を購入したユーザに対して利便性が高い情報提供が可能である。
その一方で、ユーザが何度も購入する商品も存在する。この商品の例としては、食料品、消耗品等がある。このような商品をユーザが購入した後、ユーザが商品ページを閲覧する場合、ユーザに、その商品を再度購入する意思があるかもしれない。従って、購入前のユーザが見る部分と、購入後のユーザが見る部分とがさほど変わらない蓋然性がある。しかしながら、この場合であっても、購入後の閲覧履歴に基づいて、商品の購入後に商品ページ内で見られた部分が特定されるので、不都合は生じない。その理由は、購入後の閲覧履歴は、商品を再度購入する意思があるユーザの閲覧履歴も含からである。
このように、本実施形態によれば、例えば、購入前に見られる部分と購入後に見られる部分とを店舗が断定して、購入前のユーザ向けの商品ページ及び購入後のユーザ向けの商品ページを店舗が作成する場合よりも、ユーザに合った情報提供が可能である。
また、システム制御部14が、指定商品の購入後の動画の再生箇所を示す再生箇所情報を含む閲覧履歴に基づいて、動画内で見られた部分を特定し、要求ユーザが指定商品を購入していると判定された場合、要求ユーザが指定商品を購入していないと判定された場合よりも、特定された部分が優先的に再生される態様で動画をユーザ端末3により再生させる。従って、ユーザが購入した商品の商品ページに含まれる動画からユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることができる。
また、システム制御部14が、商品ページのスクロール表示が可能な表示領域200に、特定された部分が含まれるように商品ページを表示領域200に表示させる。従って、ユーザは、見たい部分を見るためにスクロール操作を行う必要がない。
また、システム制御部14が、特定された部分の商品ページ内における位置を商品ページの他の部分よりも見やすい位置に変更する。従って、要求ユーザは、見たい部分を容易に見付けることができる。
なお、上記実施形態において、電子商店街サーバ1は、商品の購入後のユーザに適した商品ページを表示させるようにしていた。しかしながら、電子商店街サーバ1は、商品の購入後のユーザに適した商品ページに加えて、商品を購入していないユーザに適した商品ページをユーザ端末3により表示させてもよい。具体的に、図9に示す商品ページ送信処理のステップS33において、購入判定部141が要求ユーザが指定商品を購入したことを示す購入履歴がないと判定した場合(ステップS33:NO)、閲覧箇所特定部142は、指定商品の未購入時の閲覧履歴を閲覧履歴DB12dから検索する。そして、閲覧箇所特定部142は、検索された閲覧履歴に基づいて、ステップS35及びS36と同様の処理を実行する。
このように、システム制御部14が、指定商品が購入されていないときの商品ページの表示箇所を示す閲覧箇所情報を含む閲覧履歴に基づいて、商品ページ内で見られた部分を特定し、要求ユーザが指定商品を購入していないと判定された場合、要求ユーザが指定商品を購入していると判定された場合よりも、特定された部分が優先的に見える態様で商品ページを表示させてもよい。この場合、ユーザが購入していない商品のウェブページからユーザが見たい部分をそのユーザが容易に見付けることができる。
また、電子商店街サーバ1は、商品をまだ購入していないユーザに適した動画が表示されるようにしてもよい。この場合、商品の購入後のユーザに適した編集動画と、商品を購入していないユーザに適した編集動画とが存在することになる。具体的に、システム制御部14は、購入していないユーザに適した編集動画を生成するため、図10に示す編集動画生成処理と基本的に同様の処理を行う。しかしながら、ステップS62及びS67において、システム制御部14は、対象商品の未購入時の閲覧履歴を検索する。
また、上記実施形態において、電子商店街サーバ1は、商品の購入後のユーザに適した商品ページを表示させるとともに、商品の購入後のユーザに適した動画を再生させていた。しかしながら、電子商店街サーバ1は、商品ページ及び動画の何れか一方のみ、商品の購入後のユーザに適するように表示させてもよい。
また、上記実施形態においては、本発明のコンテンツが商品ページに適用されていた。しかしながら、本発明のコンテンツが、例えば、商品に関する動画に適用されてもよい。つまり、本発明のコンテンツは、動画のみを含んでいてもよい。
また、上記実施形態において、電子商店街サーバ1は、商品を購入したユーザが利用するユーザ端末3から商品ページのリクエストを受信するたびに、商品の購入後のユーザに適した商品ページを生成していた。しかしながら、電子商店街サーバ1は、例えば、商品の購入後のユーザに適した商品ページ定期的に生成してもよい。
また、上記実施形態においては、閲覧履歴に購入状態が含まれていた。しかしながら、閲覧履歴に購入状態が含まれていなくてもよい。この場合、電子商店街サーバ1は、閲覧履歴に含まれるユーザID、店舗ID及び商品IDで購入履歴DB12eから購入履歴を検索することにより、閲覧履歴が購入後の閲覧履歴であるか否かを判定することができる。
また、上記実施形態においては、複数の店舗から商品が販売される電子商店街に本発明が適用されていた。しかしながら、単一の販売元から商品が販売される電子商取引のウェブサイトに本発明が適用されてもよい。
1 電子商店街サーバ
2 店舗端末
3 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
12a 会員情報DB
12b 商品情報DB
12c 動画DB
12d 閲覧履歴DB
12e 購入履歴DB
13 入出力インターフェース
14 システム制御部
14a CPU
14b ROM
14c RAM
15 システムバス
141 購入判定部
142 閲覧箇所特定部
143 商品ページ生成部
144 動画生成部
145 送信部
146 閲覧履歴記録部
NW ネットワーク
S 情報処理システム

Claims (7)

  1. 商品の情報を含むコンテンツを要求したユーザが前記商品を購入しているか否かを判定する判定手段と、
    前記コンテンツの表示箇所を少なくとも示す履歴のうち前記商品の購入後の履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記コンテンツ内で見られた部分を特定する特定手段と、
    前記判定手段により前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合よりも、前記特定手段により特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツは少なくとも動画を含み、
    前記特定手段は、前記動画の再生箇所を少なくとも示す前記履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記動画内で見られた部分を特定し、
    前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記部分が優先的に再生される態様で前記動画を再生させることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記制御手段は、前記コンテンツのスクロール表示が可能な領域に前記特定手段により特定された前記部分が含まれるように前記コンテンツを前記領域に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記部分の前記コンテンツ内における位置を前記コンテンツの他の部分よりも見やすい位置に変更することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記商品が購入されていないときの前記コンテンツの表示箇所を示す前記履歴に基づいて、前記コンテンツ内で見られた部分を特定する第2特定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記判定手段により前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合よりも、前記第2特定手段により特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させることを特徴とする情報処理装置。
  6. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    商品の情報を含むコンテンツを要求したユーザが前記商品を購入しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記コンテンツの表示箇所を少なくとも示す履歴のうち前記商品の購入後の履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記コンテンツ内で見られた部分を特定する特定ステップと、
    前記判定ステップにより前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合よりも、前記特定ステップにより特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させる制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    商品の情報を含むコンテンツを要求したユーザが前記商品を購入しているか否かを判定する判定手段、
    前記コンテンツの表示箇所を少なくとも示す履歴のうち前記商品の購入後の履歴に基づいて、前記商品の購入後に前記コンテンツ内で見られた部分を特定する特定手段、及び、
    前記判定手段により前記ユーザが前記商品を購入していると判定された場合、前記ユーザが前記商品を購入していないと判定された場合よりも、前記特定手段により特定された前記部分が優先的に見える態様で前記コンテンツを表示させる制御手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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