JP5977450B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5977450B2
JP5977450B2 JP2015523785A JP2015523785A JP5977450B2 JP 5977450 B2 JP5977450 B2 JP 5977450B2 JP 2015523785 A JP2015523785 A JP 2015523785A JP 2015523785 A JP2015523785 A JP 2015523785A JP 5977450 B2 JP5977450 B2 JP 5977450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
moving image
user
acquired
information acquisition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015523785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014207902A1 (ja
Inventor
進吾 照井
進吾 照井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Inc filed Critical Rakuten Inc
Application granted granted Critical
Publication of JP5977450B2 publication Critical patent/JP5977450B2/ja
Publication of JPWO2014207902A1 publication Critical patent/JPWO2014207902A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/47End-user applications
    • H04N21/472End-user interface for requesting content, additional data or services; End-user interface for interacting with content, e.g. for content reservation or setting reminders, for requesting event notification, for manipulating displayed content
    • H04N21/4722End-user interface for requesting content, additional data or services; End-user interface for interacting with content, e.g. for content reservation or setting reminders, for requesting event notification, for manipulating displayed content for requesting additional data associated with the content
    • H04N21/4725End-user interface for requesting content, additional data or services; End-user interface for interacting with content, e.g. for content reservation or setting reminders, for requesting event notification, for manipulating displayed content for requesting additional data associated with the content using interactive regions of the image, e.g. hot spots
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/47End-user applications
    • H04N21/478Supplemental services, e.g. displaying phone caller identification, shopping application
    • H04N21/47815Electronic shopping
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/81Monomedia components thereof
    • H04N21/8126Monomedia components thereof involving additional data, e.g. news, sports, stocks, weather forecasts
    • H04N21/8133Monomedia components thereof involving additional data, e.g. news, sports, stocks, weather forecasts specifically related to the content, e.g. biography of the actors in a movie, detailed information about an article seen in a video program
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/85Assembly of content; Generation of multimedia applications
    • H04N21/858Linking data to content, e.g. by linking an URL to a video object, by creating a hotspot

Description

本発明は、映像に含まれるオブジェクトに関する情報を提供する技術分野に関する。
例えば、非特許文献1には、端末装置のカメラで撮影された写真に含まれるオブジェクトに類似する商品をフォト検索により検索し、類似の商品の情報を端末装置に表示する技術が開示されている。
Amazon.com Inc.、"Amazon.com Help About the Amazon Price Check App"、[online]、[平成25年6月5日検索]、インターネット<URL: http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?nodeId=200777320>
映像には複数のオブジェクトが含まれる場合があるため、情報の提供対象となるオブジェクトをユーザが指定する必要がある。動画の場合には、時間の経過に従って、画面に一度表示されたオブジェクトが画面から消えることがある。そのため、ユーザがオブジェクトを指定する操作を行ったときには、オブジェクトが消えてしまっている場合がある。この場合、ユーザが指定しようとしたオブジェクトに関する情報を提供することができない。このようなとき、例えば、巻き戻しなどの操作を行うことができれば、ユーザは、消えたオブジェクトを再度表示させて、オブジェクトを指定することができる。しかしながら、テレビ放送やインターネット放送などで提供される動画の場合、巻き戻しなどの操作を行うことができない場合がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画において、オブジェクトが画面から消えた後であっても、オブジェクトに関する情報を提供することを可能とする情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、前記動画を表示する表示部上の位置を指定する指定操作が一のユーザによりされた時間と、前記指定操作により指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記動画に含まれるオブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段と、複数のユーザのそれぞれによる表示部上の位置を指定する指定操作ごとに、該表示部に表示された動画を識別する動画識別情報と、該指定操作がされた時間と、該指定操作により指定された位置と、該指定操作により該動画に含まれるオブジェクトが指定された場合の該オブジェクトを示すオブジェクト情報とを対応付けて記憶する記憶手段に、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間の所定時間前から前記取得された時間までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応するオブジェクト情報であって、前記一のユーザと異なるユーザにより指定されたオブジェクトを示すオブジェクト情報が記憶されている場合、該オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段と、前記一のユーザによる前記指定操作によりオブジェクトを指定することができなかった場合、又は前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報が提示されてから所定時間が経過する前に該提示された情報が前記一のユーザによる操作に基づいて消去された場合、前記オブジェクト情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記一のユーザへ提示させる提示制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが指定操作をした時間から所定時間前までの期間内に誰かがオブジェクトを指定し、且つ、誰かが指定したオブジェクトの表示部上の位置が、ユーザが指定した位置から所定範囲内である場合、そのオブジェクトに関する情報が提示される。そのため、オブジェクトが画面から消えた後であっても、オブジェクトに関する情報を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置とを取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段と、前記動画識別情報、前記時間、前記位置及び前記オブジェクト情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段であって、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段のそれぞれにより前記オブジェクト情報が取得された場合、取得された複数の前記オブジェクト情報の何れか一方が示すオブジェクトに関する情報を提示させ、提示された前記情報の提示時間が所定時間未満である場合、他方が示すオブジェクトに関する情報を提示させる提示制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが指定操作をした時間から所定時間前までの期間内に誰かがオブジェクトを指定し、且つ、誰かが指定したオブジェクトの表示部上の位置が、ユーザが指定した位置から所定範囲内である場合、そのオブジェクトに関する情報が提示される。そのため、オブジェクトが画面から消えた後であっても、オブジェクトに関する情報を提供することができる。
また、この発明によれば、ユーザが指定したオブジェクトと、ユーザが指定操作をした時間から所定時間前までの期間内に誰かが指定したオブジェクトとがある場合、これらのオブジェクトのうち何れか一方に関する情報が提示される。その後、所定時間が経過する前に情報の提示が終了した場合、他方に関する情報が提示される。従って、ユーザが指定しようと考えていたオブジェクトに関する情報が先に提示された場合、ユーザが指定しようとしていなかったオブジェクトに関する情報が提示されないようにすることができる。
請求項3に記載の発明は、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段と、前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報、及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段と、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段と、前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する属性特定手段と、前記記憶手段から、前記属性特定手段により特定された属性を有するオブジェクトを示す前記オブジェクト情報に対応する前記ユーザ識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記動画を表示する端末装置のうち、前記識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報が示すユーザが利用する端末装置へ、前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの前記表示部上での視認性を高める情報を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが指定操作をした時間から所定時間前までの期間内に誰かがオブジェクトを指定し、且つ、誰かが指定したオブジェクトの表示部上の位置が、ユーザが指定した位置から所定範囲内である場合、そのオブジェクトに関する情報が提示される。そのため、オブジェクトが画面から消えた後であっても、オブジェクトに関する情報を提供することができる。
また、この発明によれば、誰かがオブジェクトを指定した場合、端末装置における動画の表示画面において、指定されたオブジェクトの視認性が高められる。従って、動画内にオブジェクトが表示されていることをユーザが認識する蓋然性を高めることができる。これにより、ユーザがオブジェクトを指定しやすくなる。
また、この発明によれば、誰かがオブジェクトを指定した場合、指定されたオブジェクトの属性と同じ属性を有するオブジェクトを指定したことがあるユーザが利用する端末装置の画面で、誰かが指定したオブジェクトの視認性が高められる。そのため、ユーザが関心を持つ蓋然性があるオブジェクトについてのみ、視認性を高めることができる。
請求項に記載の発明は、1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記操作情報取得手段は、前記一のユーザを識別するユーザ識別情報を更に取得し、前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を対応付けて記憶する前記記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報に対応する前記オブジェクト情報を取得するユーザオブジェクト情報取得手段と、前記ユーザオブジェクト情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報に基づいて、指定されたオブジェクトの傾向を特定する傾向特定手段と、を更に備え、前記提示制御手段は、前記傾向特定手段により特定された傾向に基づいて、オブジェクトに関する情報の提示を制御することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが指定したオブジェクトの傾向に基づいて、オブジェクトに関する情報の提示が制御される。そのため、ユーザが関心を持つオブジェクトに関する情報を提供することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の情報処理装置において、前記提示制御手段は、前記傾向特定手段により特定された傾向への合致度が所定値未満であるオブジェクトに関する情報を提示させないことを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが関心を持つ蓋然性が高いオブジェクトに関する情報のみを提供することができる。
請求項に記載の発明は、請求項又は請求項に記載の情報処理装置において、前記提示制御手段は、前記傾向特定手段により特定された傾向への合致度が高いオブジェクトの順に、オブジェクトに関する情報を提示させることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが関心を持つ蓋然性が高いオブジェクトに関する情報を優先的に提供することができる。
請求項に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、前記動画を表示する表示部上の位置を指定する指定操作が一のユーザによりされた時間と、前記指定操作により指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記動画に含まれるオブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得ステップと、複数のユーザのそれぞれによる表示部上の位置を指定する指定操作ごとに、該表示部に表示された動画を識別する動画識別情報と、該指定操作がされた時間と、該指定操作により指定された位置と、該指定操作により該動画に含まれるオブジェクトが指定された場合の該オブジェクトを示すオブジェクト情報とを対応付けて記憶する記憶手段に、前記操作情報取得ステップにより取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記時間の所定時間前から前記取得された時間までの期間内にある時間と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応するオブジェクト情報であって、前記一のユーザと異なるユーザにより指定されたオブジェクトを示すオブジェクト情報が記憶されている場合、該オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得ステップと、前記一のユーザによる前記指定操作によりオブジェクトを指定することができなかった場合、又は前記操作情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報が提示されてから所定時間が経過する前に該提示された情報が前記一のユーザによる操作に基づいて消去された場合、前記オブジェクト情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記一のユーザへ提示させる提示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置とを取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得ステップと、前記動画識別情報、前記時間、前記位置及び前記オブジェクト情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得ステップにより取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得ステップ、前記操作情報取得ステップ及び前記オブジェクト情報取得ステップの少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御ステップであって、前記操作情報取得ステップ及び前記オブジェクト情報取得ステップのそれぞれにより前記オブジェクト情報が取得された場合、取得された複数の前記オブジェクト情報の何れか一方が示すオブジェクトに関する情報を提示させ、提示された前記情報の提示時間が所定時間未満である場合、他方が示すオブジェクトに関する情報を提示させる提示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得ステップと、前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報、及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得ステップにより取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得ステップと、前記操作情報取得ステップ及び前記オブジェクト情報取得ステップの少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御ステップと、前記操作情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する属性特定ステップと、前記記憶手段から、前記属性特定ステップにより特定された属性を有するオブジェクトを示す前記オブジェクト情報に対応する前記ユーザ識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記動画を表示する端末装置のうち、前記識別情報取得ステップにより取得された前記ユーザ識別情報が示すユーザが利用する端末装置へ、前記操作情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの前記表示部上での視認性を高める情報を送信ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、コンピュータを、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、前記動画を表示する表示部上の位置を指定する指定操作が一のユーザによりされた時間と、前記指定操作により指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記動画に含まれるオブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段、複数のユーザのそれぞれによる表示部上の位置を指定する指定操作ごとに、該表示部に表示された動画を識別する動画識別情報と、該指定操作がされた時間と、該指定操作により指定された位置と、該指定操作により該動画に含まれるオブジェクトが指定された場合の該オブジェクトを示すオブジェクト情報とを対応付けて記憶する記憶手段に、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間の所定時間前から前記取得された時間までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応するオブジェクト情報であって、前記一のユーザと異なるユーザにより指定されたオブジェクトを示すオブジェクト情報が記憶されている場合、該オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段、及び、前記一のユーザによる前記指定操作によりオブジェクトを指定することができなかった場合、又は前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報が提示されてから所定時間が経過する前に該提示された情報が前記一のユーザによる操作に基づいて消去された場合、前記オブジェクト情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記一のユーザへ提示させる提示制御手段、として機能させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、コンピュータを、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置とを取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段、前記動画識別情報、前記時間、前記位置及び前記オブジェクト情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段及び、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段であって、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段のそれぞれにより前記オブジェクト情報が取得された場合、取得された複数の前記オブジェクト情報の何れか一方が示すオブジェクトに関する情報を提示させ、提示された前記情報の提示時間が所定時間未満である場合、他方が示すオブジェクトに関する情報を提示させる提示制御手段、として機能させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、コンピュータを、時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段、前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報、及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段、前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する属性特定手段、前記記憶手段から、前記属性特定手段により特定された属性を有するオブジェクトを示す前記オブジェクト情報に対応する前記ユーザ識別情報を取得する識別情報取得手段、及び、前記動画を表示する端末装置のうち、前記識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報が示すユーザが利用する端末装置へ、前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの前記表示部上での視認性を高める情報を送信手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが指定操作をした時間から所定時間前までの期間内に当該ユーザとは異なる他のユーザがオブジェクトを指定し、且つ、前記他のユーザが指定したオブジェクトの表示部上の位置が、ユーザが指定した位置から所定範囲内である場合、そのオブジェクトに関する情報が提示される。そのため、オブジェクトが画面から消えた後であっても、オブジェクトに関する情報を提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、或るユーザU1がオブジェクトを指定した場合の情報提供の例を示す図であり、或るユーザU2がオブジェクトを指定することができなかった場合の情報提供の例を示す図である。 検索結果画面の表示例を示す図である。 (a)乃至(c)は、ユーザがオブジェクトを指定した場合の情報提供の別の例を示す図である。 (a)及び(b)は、オブジェクトの視認性を向上させるための情報が表示された動画の表示画面の一例を示す図であり、(c)は、ガイダンスMSGの表示例を示す図である。 (a)は、一実施形態に係る動画配信サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図であり、(b)は、一実施形態に係る電子商店街サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。 (a)は、指定操作情報DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、検索結果DB12bに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、閲覧履歴DB12cに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、ジャンル情報DB2aに登録される内容の一例を示す図であり、(e)は、商品情報DB2bに登録される内容の一例を示す図であり、(f)は、操作履歴DB2cに登録される内容の一例を示す図であり、(g)は、会員情報DB3aに登録される内容の一例を示す図である。 一実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の指定操作情報受信処理の処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の検索結果提供処理の処理例を示すフローチャートである。 表示リストの内容の一例を示す図である。 一実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の次検索結果提供処理の処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の検索結果提供処理の処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報処理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.第1実施形態]
[1−1.情報処理システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報処理システムSの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システムSは、動画配信サーバ1と、電子商店街サーバ2と、会員情報管理サーバ3と、複数のユーザ端末4と、を含んで構成されている。動画配信サーバ1及び電子商店街サーバ2と各ユーザ端末4とは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。また、動画配信サーバ1と電子商店街サーバ2と会員情報管理サーバ3とは、ネットワークNLを介して相互にデータの送受信が可能になっている。ネットワークNLは、例えば、LAN(Local Area Network)である。
動画配信サーバ1、電子商店街サーバ2及び会員情報管理サーバ3は、インターネット総合サービスを提供するための総合サイトのドメインに属するサーバ装置である。総合サイトは、ネットワークを通じてユーザに各種のサービスを提供するためのウェブサイトである。
動画配信サーバ1は、動画サイトに関する各種処理を実行するサーバ装置である。動画配信サーバ1は、本発明における情報処理装置の一例である。動画配信サーバ1は、複数のユーザ端末4へ同時に動画を配信する。例えば、ブロードキャストにより配信が行われる。例えば、動画配信サーバ1は、ライブストリーミングで動画を配信してもよい。例えば、放送局又はユーザが所有するビデオカメラで撮影された動画を動画配信サーバ1がユーザ端末4へ中継してもよい。これにより、複数のユーザが同一時間帯に同一の動画を視聴することができる。この場合、動画配信サーバ1は、配信する動画を予め記憶していない。なお、動画配信サーバ1は、予め動画を記憶しておいてもよく、記憶しておいた動画を同時に複数のユーザ端末4へ配信してもよい。この場合も、動画配信サーバ1は、例えばブロードキャストにより動画を複数のユーザ端末4へ同時に配信する。そのため、ユーザ端末4においては、巻き戻し操作やスキップ操作などの動画の再生位置を過去に戻す操作をユーザが行うことができない。
電子商店街サーバ2は、商品の購入が可能な電子商店街に関する各種処理を実行するサーバ装置である。ユーザは、電子商店街を利用することにより、所望の店舗から所望の商品を購入することができる。電子商店街サーバ2は、ユーザ端末4からのリクエストに応じて、例えば、電子商店街のウェブページを送信したり、商品の検索や購入等に関する処理を行ったりする。電子商店街サーバ2は、ジャンル情報DB2a、商品情報DB2b等のデータベースを備える。「DB」は、データベースの略語である。ジャンル情報DB2aには、商品のジャンルに関するジャンル情報が登録されている。商品情報DB2bには、電子商店街で販売されている商品に関する商品情報が登録される。動画配信サーバ1は、電子商店街サーバ2を通じてジャンル情報DB2a及び商品情報DB2b等にアクセスする。
会員情報管理サーバ3は、総合サイトに会員登録したユーザの情報を会員情報として管理するサーバ装置である。会員情報管理サーバ3は、会員情報DB3aを備える。会員情報DB3aには、各ユーザの会員情報が登録されている。動画配信サーバ1及び電子商店街サーバ2のそれぞれは、会員情報管理サーバ3を通じて会員情報DB3aにアクセスする。
ユーザ端末4は、各種のウェブサイトを利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末4は、ユーザからの操作に基づいて動画配信サーバ1や電子商店街サーバ2等のサーバ装置にアクセスする。これにより、ユーザ端末4は、サーバ装置からウェブページや動画等を受信して表示する。ユーザ端末4には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ユーザ端末4は、例えば、ブラウザに追加されたアドオンプログラムにより動画を表示してもよいし、所定の動画再生プログラムにより動画を表示してもよい。ユーザ端末4としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機等が用いられる。
[1−2.動画内に表示されているオブジェクトに関する情報の提供]
動画配信サーバ1から配信される動画内には、例えば、ビデオカメラ等で撮影された様々なオブジェクトが表示される。オブジェクトとして、例えば、無生物、人間などの生物等がある。ユーザがユーザ端末4で動画を視聴中、画面に表示されたオブジェクトをユーザが指定する操作を行うことができる。この操作を、オブジェクト指定操作という。オブジェクト指定操作として、例えば、タッチパネルにおいてオブジェクトが表示されている位置に、指やスタイラスペン等で接触する操作等が挙げられる。また、オブジェクト指定操作として、例えば、マウスやカーソルキー等によりポインタを動かして、画面に表示されているオブジェクトにポインタを重ねた状態で、ボタンを押す操作が挙げられる。動画配信サーバ1は、指定されたオブジェクトに関する情報を提供する。これにより、ユーザは、例えば、関心があるオブジェクトに関する情報を取得することができる。具体的に、ユーザ端末4は、ユーザにより指定されたオブジェクトを画像から認識する。例えば、ユーザ端末4は、公知の画像認識技術により、指定されたオブジェクトを認識してもよい。または、例えば、ユーザ端末4が所定のサーバ装置に要求することにより、所定のサーバ装置がオブジェクトを認識してもよい。ユーザ端末4は、オブジェクトを認識することにより、オブジェクト情報を取得する。オブジェクト情報は、オブジェクトを示す情報である。例えば、オブジェクト情報は、オブジェクトの名称を表すキーワードであってもよいし、オブジェクトが属する商品のジャンルを示す識別情報であってもよい。次いで、ユーザ端末4は、オブジェクト情報を含む指定操作情報を動画配信サーバ1へ送信する。指定操作情報は、オブジェクト指定操作に関する情報である。例えば、ユーザ端末4は、動画を再生するプログラムにより指定操作情報を送信してもよいし、動画を再生するプログラムと並行して実行される所定のプログラムにより指定操作情報を送信してもよい。動画配信サーバ1は、オブジェクト情報に基づいて、例えば、指定されたオブジェクトに関する商品を電子商店街で検索する。そして、動画配信サーバ1は、検索された商品の一覧を提供する。
図2(a)及び(b)は、或るユーザU1がオブジェクトを指定した場合の情報提供の例を示す図である。図2(a)は、動画の表示画面の一例である。図2(a)に示すように、画面の動画内に、スマートフォンOB1が表示されている。そこで、ユーザU1が、例えば、マウス等を操作することによりマウスポインタMPを動かして、スマートフォンOB1を指定する。その後、動画の再生が終了すると、動画配信サーバ1は、電子商店街からスマートフォンを商品として検索する。そして、図2(b)に示すように、ユーザU1が利用するユーザ端末4の画面には、スマートフォンの検索結果が表示される。図3は、検索結果画面の表示例を示す図である。検索結果画面は、本発明におけるオブジェクトに関する情報の一例である。検索結果画面は、例えば、ウェブページであってもよい。検索結果画面には、検索結果領域110、ボタン120等が表示される。検索結果領域110には、検索された商品の一覧が表示される。例えば、商品名、商品の画像、価格、販売元の店舗の名称等が、商品ごとに表示される。検索結果領域110からユーザが何れかの商品を選択すると、ユーザ端末4の画面には、商品ページが表示される。商品ページは、選択された商品の情報を表示するページである。商品ページに表示される情報は、検索結果画面に表示される情報よりも詳細な情報である。商品ページにおいて購入手続をする操作を行うことにより、ユーザは、商品ページに対応する商品を購入することができる。ボタン120がユーザに選択されると、表示されている検索結果画面が画面から消去される。動画再生中にユーザが複数のオブジェクトを選択していた場合、ボタン120が選択されると、画面には、別の検索結果画面が表示される。例えば、ユーザがスマートフォンとパーソナルコンピュータとを指定したとする。すると、例えば、最初にスマートフォンに対応する検索結果画面が表示される。ボタン120が選択されると、スマートフォンに対応する検索結果画面が消去され、パーソナルコンピュータに対応する検索結果画面が表示される。
ところで、動画の再生の途中で、場面が切り替わることがある。また、動画の撮影中、オブジェクトが移動したり撮影角度が変化したりする。従って、動画の再生中に、様々なオブジェクトが画面に表示されたり画面から消えたりする。そのため、ユーザが動画の表示画面内のオブジェクトを指定しようして、操作を行ったときには、オブジェクトが画面から消えてしまっている場合がある。この場合、ユーザは、オブジェクトに関する情報を見ることができない。
例えば、巻き戻し操作やスキップ操作等により、動画の再生位置を過去に戻すことが可能であれば、消えてしまったオブジェクトを再度表示させることができる。これにより、ユーザはオブジェクトを指定することができる。再生位置は、動画を構成する複数のフレーム画像のそれぞれの動画内での時間的な位置である。再生位置は、動画の再生開始からの経過時間で表される。しかしながら、ブロードキャストは、複数のユーザ端末4に同じフレーム画像を同時に配信する配信形態であって、複数のユーザが同じ時間に同じ映像を視聴することを前提としている。そのため、ユーザは、再生位置を過去に戻す操作をすることができない。
そこで、動画配信サーバ1は、オブジェクト指定操作がされた時間から所定の遡及時間前までの期間に画面に表示されていたオブジェクトであって、且つ、画面上でユーザが指定した位置から所定範囲内に表示されていたオブジェクトを特定する。指定操作がされた時間は、例えば、現在の再生位置であってもよいし、現在時刻であってもよい。画面上でユーザが指定した位置は、例えば、画面上の座標で表される。指定操作がされた時間を、指定時間という。指定した位置を、指定位置という。
オブジェクトを特定するため、動画配信サーバ1は、各ユーザ端末4から送信された指定操作情報を記憶する。上述したように、ユーザがオブジェクト指定操作を行うたびに、ユーザ端末4は、指定操作情報を動画配信サーバ1へ送信する。指定操作情報は、動画ID、ユーザID、指定時間、指定位置、オブジェクト情報等を含む。動画IDは、再生されている動画の識別情報である。動画IDは、本発明における動画識別情報の一例である。ユーザIDは、オブジェクト指定操作をしたユーザの識別情報である。ユーザIDは、本発明におけるユーザ識別情報の一例である。指定操作情報から、動画配信サーバ1は、何時、どこに、如何なるオブジェクトが表示されていたかを特定することができる。また、動画配信サーバ1は、オブジェクトを特定するために、動画に対して画像認識等の処理を行う必要がない。特に、ライブストリーミングの場合、動画を中継している最中又は動画の中継後に、画像認識を実行する必要がある。しかしながら、このような処理は不要である。
図2(c)乃至(e)は、或るユーザU2がオブジェクトを指定することができなかった場合の情報提供の例を示す図である。ユーザU2は、ユーザU1と同時に、ユーザU1が視聴している動画を同時に別のユーザ端末4で視聴していたとする。図2(c)及び(d)は、それぞれ動画の表示画面の一例である。図2(c)に示すように、ユーザU2が利用するユーザ端末4には、図2(a)と同じ画像が表示されている。従って、画面には、スマートフォンOB1が表示されている。そこで、ユーザU2は、スマートフォンOB1を指定しようと操作した。しかしながら、ユーザU2が実際にオブジェクト指定操作を行ったとき、図2(d)に示すように、場面が切り変わってしまった。そのため、ユーザが指定した位置には、スマートフォンOB1が表示されていない。この場合、ユーザU2が利用するユーザ端末4は、オブジェクト情報を含まない指定操作情報を送信する。動画配信サーバ1は、ユーザU2が利用するユーザ端末4から受信した指定操作情報と、記憶してある指定操作情報に基づいて、指定時間から遡及時間前までの期間且つ指定位置から所定範囲内に表示されていたオブジェクトを特定する。動画配信サーバ1は、先に、ユーザU1が利用するユーザ端末4から指定操作情報を受信している。そのため、動画配信サーバ1は、この指定操作情報から、スマートフォンを示すオブジェクト情報を取得する。従って、図2(e)に示すように、ユーザU2が利用するユーザ端末4の画面には、スマートフォンの検索結果が表示される。
ユーザU2は、検索結果から何れかのスマートフォンを選択して商品ページを表示させ、スマートフォンを購入することができる。従って、ユーザU1がスマートフォンOB1を指定したことが、ユーザU2が商品を購入するきっかけとなっている。つまり、ユーザU1は、商品の取引の機会を与えたことになる。そこで、ユーザがオブジェクト指定操作をしたときから遡及時間前までの間に他人により指定されたオブジェクトに関する検索結果をユーザが閲覧して商品を購入した場合、情報処理システムSは、オブジェクトを指定したユーザに報酬を付与してもよい。この仕組みは、アフィリエイトプログラムの一形態である。例えば、電子商店街サーバ1が、報酬を付与する処理を実行してもよい。報酬は、例えば、電子商店街での商品の購入に利用可能なポイントやクーポンであってもよいし、金銭や商品等であってもよい。
ここで、ユーザが実際に指定したオブジェクトを示すオブジェクト情報を、第1オブジェクト情報という。動画配信サーバ1により特定されたオブジェクトを示すオブジェクト情報を、第2オブジェクト情報という。
図4(a)乃至(c)は、ユーザがオブジェクトを指定した場合の情報提供の別の例を示す図である。図4(a)及び(b)は、それぞれ動画の表示画面の一例である。図4(a)に示すように、画面には、スマートフォンOB1が表示されている。その後、遡及時間内に、図4(b)に示すように、スマートフォンOB1が表示されていた位置に、パーソナルコンピュータOB2が表示されたとする。このとき、ユーザがパーソナルコンピュータOB2を指定したとする。表面的には、パーソナルコンピュータOB2が指定されてはいる。しかしながら、この場合、ユーザがパーソナルコンピュータOB2を指定しようとしていたと考えることも、ユーザがスマートフォンOB1を指定しようとしていたと考えることも可能である。
そこで、動画配信サーバ1は、図4(c)に示すように、指定されたオブジェクトに関する検索結果画面と特定されたオブジェクトに関する検索結果画面との両方を提供してもよい。例えば、動画配信サーバ1は、先に一方の検索結果画面を表示させ、ボタン120が選択された場合に、他方の検索結果画面を表示させてもよい。この場合、動画配信サーバ1は、何れの検索結果画面を先に表示させてもよい。また、動画配信サーバ1は、両方の検索結果を同時に表示させてもよい。
また、動画配信サーバ1は、何れか一方の検索結果画面を表示させてもよい。この場合、動画配信サーバ1は、指定されたオブジェクトに関する検索結果画面、及び、特定されたオブジェクトに関する検索結果画面の何れを表示させてもよい。そして、検索結果画面が表示されてから所定時間が経過する前にボタン120が選択された場合に、動画配信サーバ1は、他方の検索結果画面を表示させてもよい。一方、所定時間が経過した後にボタン120が選択された場合、動画配信サーバ1は、他方の検索結果画面を表示させなくてもよい。その理由は、検索結果画面を閲覧する時間が短い場合、ユーザは、その検索結果画面に対応するオブジェクトを指定しようと考えていなかった蓋然性があるからである。つまり、ユーザは、後に表示される検索結果画面に対応するオブジェクトを指定しようと考えていた蓋然性がある。ユーザが指定しようと考えていなかったオブジェクトに関する検索結果画面が表示されている場合、その検索結果画面は、ユーザにとって不要な情報である。従って、比較的短い時間で、ユーザは検索結果画面を消去させる。一方、ユーザが指定しようと考えていたオブジェクトに関する検索結果画面が表示されている場合、ユーザは、検索結果画面を見ながら商品を選択する。従って、ユーザが検索結果画面を閲覧する時間が長くなる。
図5(a)及び(b)は、オブジェクトの視認性を向上させるための情報が表示された動画の表示画面の一例である。ユーザは、動画を視聴中に、画面に表示されているオブジェクトを認識していない場合がある。そのため、ユーザは、関心があるオブジェクトを指定し損なう場合がある。そこで、動画配信サーバ1は、動画の表示画面に、視認性向上情報を表示させてもよい。視認性向上情報は、何れかのユーザにより指定されたオブジェクトの視認性を向上させる情報である。図5(a)に示すように、スマートフォンOB1が表示されているときに、何れかのユーザがスマートフォンOB1を指定したとする。すると、動画を再生中の各ユーザ端末4の動画の表示画面には、視認性向上情報FRが表示される。視認性向上情報FRは、画面上でユーザが指定した位置と同じ位置に表示される。これにより、スマートフォンOB1が認識される蓋然性が高まる。また、視認性向上情報FRは、オブジェクト指定操作が行われてから所定時間表示される。そのため、図5(b)に示すように、スマートフォンOB1が画面から消えた後も、視認性向上情報FRが表示が継続する場合がある。これにより、ユーザは、スマートフォンOB1が表示されていた位置を認識することができる。そのため、ユーザは、スマートフォンOB1が表示されていた位置を正確に指定することができる。
動画配信サーバ1は、例えば、オブジェクト指定操作がされた動画と同一の動画を再生中の全てのユーザ端末4について、視認性向上情報FRを表示させてもよい。また、動画配信サーバ1は、オブジェクトの指定の傾向に基づいて、視認性向上情報FRを表示するか否かを決定してもよい。例えば、動画配信サーバ1は、第1のユーザがこれまでに指定したオブジェクトの属性と同じ属性のオブジェクトが他の第2のユーザに指定されたときにのみ、第1のユーザのユーザ端末4に視認性向上情報FRを表示させてもよい。属性としては、例えば、オブジェクトが属するジャンル、価格、仕様、機能、性能、容量、サイズ、重量等がある。これにより、ユーザが関心を持つ興味がある蓋然性があるオブジェクトをユーザが認識する蓋然性を高めることができる。また、ユーザが関心を持つ蓋然性が低いオブジェクトの視認性が高まることでユーザの目障りになるという事態を抑制することができる。動画配信サーバ1は、オブジェクトを実際に指定したユーザが利用するユーザ端末4には、指定されたオブジェクトについて視認性向上情報FRを表示させてもよいし、表示させなくてもよい。
複数のユーザが同時期に同じオブジェクトを指定する場合がある。この場合、動画配信サーバ1は、例えば、各オブジェクト指定操作についてそれぞれ視認性向上情報FRを表示さてもよい。また、動画配信サーバ1は、指定位置が所定範囲内にある複数のオブジェクト指定操作について、1つの視認性向上情報FRを表示させてもよい。この場合、動画配信サーバ1は、最後のオブジェクト指定操作が行われてから所定時間継続して視認性向上情報FRを表示させてもよい。
図5(a)及び(b)の例では、視認性向上情報FRは、円形状のフレームである。しかしながら、視認性向上情報FRは、例えば、円形とは異なる形状の図形であってもよい。
動画配信サーバ1がオブジェクトを特定するために用いられる遡及時間は、例えば、予め設定されてもよい。また、動画配信サーバ1は、ユーザによるオブジェクト指定操作の方法に基づいて、遡及時間を可変に決定してもよい。例えば、オブジェクトを指定するためにマウスボタンやタッチパネルを押している時間が長いほど、遡及時間が長くなってもよい。また、例えば、ユーザが、オブジェクトを指定するためにマウスボタンやタッチパネルを押してから、マウスポインタや指等を所定方向又は任意の方向に移動させることにより、遡及時間が調整されてもよい。この場合、例えば、移動距離が長いほど、遡及時間が長くなってもよい。指定操作情報は、操作方法情報を更に含む。操作方法情報は、オブジェクト指定操作の方法を示す。例えば、操作方法情報は、マウスボタンやタッチパネルを押している時間、マウスポインタや指等の移動距離等であってもよい。ユーザがオブジェクト指定操作を行っている最中、動画配信サーバ1は、ユーザ端末4にガイダンスを表示させてもよい。このガイダンスは、遡及時間を調節するための操作方法を説明する情報である。例えば、図5(c)に示すように、動画の表示画面内に、ガイダンスMSGが表示される。ガイダンスMSGは、例えば、「押している時間が長いほど長い時間遡ってオブジェクトを指定できます」というメッセージであってもよい。なお、ガイダンスは、動画の表示画面の外に表示されてもよい。
[1−3.各サーバ装置の構成]
次に、各サーバ装置の構成について、図6及び図7を用いて説明する。
[1−3−1.動画配信サーバの構成]
図6は、本実施形態に係る動画配信サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、動画配信サーバ1は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワークNWやNLに接続して、他のサーバ装置やユーザ端末4等との通信状態を制御するようになっている。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。記憶部12は、本発明における記憶手段の一例である。この記憶部12には、指定操作情報DB12a、検索結果DB12b、閲覧履歴DB12c等のデータベースが構築されている。
図7(a)は、指定操作情報DB12aに登録される内容の一例を示す図である。指定操作情報DB12aには、ユーザ端末4から送信された指定操作情報が、指定情報として登録される。具体的に、指定操作情報DB12aには、動画ID、ユーザID、指定時間、指定位置、操作方法情報、第1オブジェクト情報、第2オブジェクト情報、オブジェクト提供ユーザID等が対応付けて登録される。動画配信サーバ1がユーザ端末4から受信した指定操作情報が指定操作情報DB12aに登録されるとき、指定操作情報には、第2オブジェクト情報、オブジェクト提供ユーザID等が必要に応じて追加される。第1オブジェクト情報は、動画配信サーバ1が受信した指定操作情報に含まれていたオブジェクト情報である。第2オブジェクト情報は、指定時間から遡及時間前までの期間且つ指定位置から所定範囲内に表示されていたオブジェクトを示す。オブジェクト提供ユーザIDは、第2オブジェクト情報が示すオブジェクトを実際に指定したユーザの識別情報である。オブジェクト提供ユーザIDは、報酬が付与されるユーザを特定するために必要な情報で或る。
図7(b)は、検索結果DB12bに登録される内容の一例を示す図である。検索結果DB12bには、ユーザにより指定されたオブジェクトに関する商品の検索結果に関する情報が登録される。具体的に、検索結果DB12bには、動画ID、オブジェクト情報、検索結果情報等が、検索が実行されるごとに登録される。動画IDは、オブジェクトが指定された動画を示す。オブジェクト情報は、指定されたオブジェクトを示す。検索結果情報は、検索された商品に関する情報である。また、検索結果情報は、ユーザ端末4が検索結果画面を表示するための情報である。例えば、検索結果画面は、HTML(HyperText Markup Language)や、XML(Extensible Markup Language)等で記述されてもよい。
図7(c)は、閲覧履歴DB12cに登録される内容の一例を示す図である。閲覧履歴DB12cには、検索結果画面の閲覧履歴が登録される。具体的に、閲覧履歴DB12cには、ユーザID、閲覧日時、動画ID、オブジェクト情報、1以上の商品ID等が閲覧されるごとに対応付けて登録される。ユーザIDは、閲覧したユーザを示す。閲覧日時は、閲覧された日時を示す。動画IDとオブジェクト情報との組み合わせは、閲覧された検索結果画面に対応する。商品IDは、検索結果画面の中で実際に情報が表示された商品を示す識別情報である。検索結果画面が表示されているとき、ユーザ端末4は、ユーザID、動画ID、オブジェクト情報、商品ID等の情報を随時動画配信サーバ1へ送信する。動画配信サーバ1は、受信した情報に基づいて閲覧履歴を登録する。
次に、記憶部12に記憶されるその他の情報について説明する。記憶部12には、ウェブページを表示するためのHTML文書、XML文書、画像データ、テキストデータ、電子文書等の各種データが記憶されている。また、記憶部12には、各種の設定値が記憶されている。
また、記憶部12には、オペレーティングシステム、ストリーミングサーバプログラム、WWW(World Wide Web)サーバプログラム、DBMS(Database Management System)、オブジェクト指定管理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。オブジェクト指定管理プログラムは、指定操作情報の記録、検索結果情報の取得及び提供等の処理を実行するためのプログラムである。オブジェクト指定管理プログラムは、本発明における情報処理プログラムの一例である。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしてもよいし、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。また、オブジェクト指定管理プログラムは、プログラム製品であってもよい。
入出力インターフェース13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
システム制御部14は、CPU(Central Processing Unit)14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。図6(b)は、本実施形態に係る電子商店街サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部14は、CPU14aが、オブジェクト指定管理プログラム等を実行することにより、指定操作情報受信部141、オブジェクト特定部142、情報提供部143、属性特定部144、視認性制御部145等として機能する。指定操作情報受信部141は、本発明における操作情報取得手段の一例である。オブジェクト特定部142は、本発明におけるオブジェクト情報取得手段、ユーザオブジェクト情報取得手段の一例である。情報提供部143は、本発明における提示制御手段の一例である。属性特定部144は、本発明における傾向特定手段、属性特定手段の一例である。視認性制御部145は、本発明における送信手段、識別情報取得手段の一例である。
指定操作情報受信部141は、ユーザ端末4から動画配信サーバ1へ送信された指定操作情報を、通信部11を介して取得する。オブジェクト特定部142は、指定操作情報受信部141により取得された指定操作情報に基づいて、指定時間から遡及時間前までの期間且つ指定位置から所定範囲内に表示されていたオブジェクトを示す第1オブジェクト情報を、指定操作情報DB12aから検索する。また、オブジェクト特定部142は、検索された第1オブジェクト情報を第2オブジェクト情報として、指定操作情報受信部141により取得された指定操作情報に追加する。そして、オブジェクト特定部142は、指定操作情報を指定操作情報DB12aに登録する。情報提供部143は、指定操作情報DB12aに登録された指定操作情報に含まれる第1オブジェクト情報及び第2オブジェクト情報のそれぞれに関する商品の情報を取得する。また、情報提供部143は、取得した情報に基づいて、検索結果情報を生成する。そして、情報提供部143は、検索結果情報をユーザ端末4へ送信する。検索結果情報を送信することにより、情報提供部143は、検索結果画面をユーザ端末4によりユーザへ提示させる。属性特定部144は、指定操作情報に含まれるオブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する。視認性制御部145は、属性特定部144により特定された属性に基づいて、視認性向上情報の表示の対象とするユーザを決定する。そして、属性特定部144は、決定したユーザが利用するユーザ端末4へ、視認性向上情報表示指示を送信する。視認性向上情報表示指示は、視認性向上情報の表示の指示を示すメッセージである。視認性向上情報表示指示は、本発明においてオブジェクトの視認性を高める情報の一例である。各部の処理の詳細については後述する。
なお、動画配信サーバ1が、複数のサーバ装置で構成されてもよい。例えば、動画を配信するサーバ装置、指定操作情報の記録、検索結果情報の取得及び提供等の処理を実行するサーバ装置、及びデータベースを管理するサーバ装置等が、互いにLAN等で接続されてもよい。
[1−3−2.電子商店街サーバの構成]
電子商店街サーバ2は、CPU等により構成されているシステム制御部、ハードディスクドライブ等により構成されている記憶部、通信部等を備える。電子商店街サーバ2の記憶部には、ジャンル情報DB2a、商品情報DB2b、操作履歴DB2c等のデータベースが構築されている。
図7(d)は、ジャンル情報DB2aに登録される内容の一例を示す図である。ジャンル情報DB2aには、商品のジャンルに関するジャンル情報が登録されている。具体的に、ジャンル情報DB2aには、ジャンルID、ジャンル名、ジャンルのレベル、親ジャンルID、子ジャンルIDリスト、属性情報等のジャンルの属性が、ジャンルごとに対応付けて登録される。ジャンル情報は、例えば、電子商店街の管理者等により設定される。
商品のジャンルは、木構造で階層的に定義されている。具体的に、木構造の各ノードが、ジャンルに相当する。ノードの深さが、そのノードに相当するジャンルのレベル(階層)に相当する。ノードの深さは、根に位置するノード(以下、「根ノード」という)からの距離である。レベルの値が大きいほど、レベルとしての深さが深く、レベルの値が小さいほど、レベルとしての深さが浅い。根ノードが有する子ノードに相当するジャンルがレベル1のジャンルである。レベル1のジャンルが最上位のジャンルである。レベル1の各ジャンルに対しては、子ノードに相当するジャンルが、レベル2のジャンルとして定義されている。ここで、或るジャンルC1の子ノードに相当するジャンルC2を、ジャンルC1の子ジャンルという。このときのジャンルC1を、ジャンルC2の親ジャンルという。子ジャンルは、親ジャンルを更に複数に区分したときに、同じような商品が属する範囲である。従って、子ジャンルは親ジャンルに属する。また、ジャンルC3がジャンルC2の子ジャンルである場合、ジャンルC3を、ジャンルC1の子孫ジャンルという。また、ジャンルC1をジャンルC1の祖先ジャンルという。子孫ジャンルは祖先ジャンルに属する。
ジャンルIDは、ジャンル情報によって定義されるジャンルの識別情報である。親ジャンルIDは、ジャンル情報によって定義されるジャンルの親ジャンルのジャンルIDである。子ジャンルIDリストは、ジャンル情報によって定義されるジャンルの子ジャンルのジャンルIDのリストである。子ジャンルIDリストは、ジャンル情報によって定義されるジャンルが子ジャンルを有する場合に設定される。属性情報は、ジャンル情報によって定義されるジャンルが表す商品の属性を示す情報である。属性情報には、属性ごとに、属性名と属性値との組み合わせが格納される。ジャンルによって属性値又は属性値の範囲が特定可能である場合に、属性情報が登録される。例えば、スマートフォンは、画面の画素数という属性を有する。しかしながら、スマートフォンというジャンルからは、画素数を特定することはできない。一方、スマートフォンの中の或る機種がジャンルにより特定されると、画素数を特定することができる。
図7(e)は、商品情報DB2bに登録される内容の一例を示す図である。商品情報DB2bには、商品情報が登録される。具体的に、商品情報DB2bには、店舗ID、商品ID、ジャンルID、商品名、商品画像のURL(Uniform Resource Locator)、商品説明、商品価格等の商品の属性が、店舗が販売する商品ごとに対応付けて登録される。商品IDは、店舗が、販売する商品を管理するための商品の識別情報である。店舗IDは、商品の販売元の店舗を示す。ジャンルIDは、商品が属するジャンルのジャンルIDである。
図7(f)は、操作履歴DB2cに登録される内容の一例を示す図である。操作履歴DB2cには、ユーザによる電子商店街における操作履歴が登録される。具体的に、操作履歴DB2cには、ユーザID、操作日時、URL等が登録される。操作履歴は、ユーザの操作によってユーザ端末4から送信されるリクエストを電子商店街サーバ1が受信するごとに登録される。ユーザIDは、操作を行ったユーザを示す。操作日時は、操作が行われた日時を示す。URLは、ユーザ端末4から送信されるリクエストに設定されたURLである。電子商店街サーバ1は、リクエストに設定されたURLから、ユーザが行った操作や、操作の対象とされた商品等を特定することができる。ユーザの操作として、例えば、商品ページの閲覧操作、商品の購入操作等がある。
例えば、電子商店街サーバ1は、指定操作情報DB12a、閲覧履歴DB12c、操作履歴DB2c等に基づいて、動画サイト内及び電子商店街内におけるユーザの操作を追跡することができる。これにより、電子商店街サーバ1は、商品の購入のきっかけを特定することができる。動画サイトで動画再生中にユーザがオブジェクト指定操作をしたときから遡及時間前までの間に他人により指定されたオブジェクトに関する検索結果をユーザが閲覧して、電子商店街がユーザが商品を購入した場合、電子商店街サーバ1は、オブジェクトを指定したユーザに、例えばポイント等を付与する処理を実行する。
[1−3−3.会員情報管理サーバの構成]
会員情報管理サーバ3は、CPU等により構成されているシステム制御部、ハードディスクドライブ等により構成されている記憶部、通信部等を備える。電子商店街サーバ2の記憶部には、会員情報DB3aが構築されている。
図7(g)は、会員情報DB3aに登録される内容の一例を示す図である。会員情報DB3aには、総合サイトに会員登録しているユーザに関する会員情報が登録される。具体的に、会員情報DB3aには、ユーザID、パスワード、ニックネーム、氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス、保有ポイント数等のユーザの属性が、ユーザごとに対応付けて登録される。保有ポイント数は、ユーザが保有しているポイントの数である。
[1−4.情報処理システムの動作]
次に、情報処理システムSの動作について、図8乃至図11を用いて説明する。なお、オブジェクト情報が、オブジェクトの名称を示すキーワードであるものとして説明する。
図8は、本実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の指定操作情報受信処理の処理例を示すフローチャートである。動画配信サーバ1は、例えば動画の番組表に従って、動画の配信を開始する。指定操作情報受信処理は、動画の配信の開始と同時に開始される。
図8に示すように、指定操作情報受信部141は、動画の配信先のユーザ端末4から指定操作情報を受信したか否かを判定する(ステップS1)。このとき、指定操作情報受信部141は、指定操作情報を受信していないと判定した場合には(ステップS1:NO)、ステップS15に進む。一方、指定操作情報受信部141は、指定操作情報を受信したと判定した場合には(ステップS1:YES)、ステップS2に進む。ステップS2において、指定操作情報受信部141は、受信された指定操作情報がオブジェクト情報を含むか否かを判定する。このとき、指定操作情報受信部141は、指定操作情報がオブジェクト情報を含まないと判定した場合には(ステップS2:NO)、ステップS8に進む。一方、指定操作情報受信部141は、指定操作情報がオブジェクト情報を含むと判定した場合には(ステップS2:YES)、ステップS3に進む。
ステップS3において、属性特定部144は、受信された指定操作情報に含まれるオブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する。例えば、属性特定部144は、ジャンル情報DB2aから、オブジェクト情報に合致するジャンル名を検索する。そして、属性特定部144は、検索されたジャンル名に対応するジャンルIDを取得する。次いで、属性特定部144は、特定した属性と同じ属性を有するオブジェクトを示す第1オブジェクト情報を含む指定操作情報を、指定操作情報DB12aから検索する(ステップS4)。例えば、属性特定部144は、ステップS3で取得したジャンルIDとジャンル情報DB2aとに基づいて、受信した指定操作情報に含まれるオブジェクト情報が示すオブジェクトが属するジャンルのうち、予め設定されたレベルのジャンルを特定する。また、属性特定部144は、受信した指定操作情報に含まれる動画IDと同じ動画IDを含む指定操作情報を検索する。そして、属性特定部144は、特定されたジャンルに属するオブジェクトを示す第1オブジェクト情報を含む指定操作情報を、検索された指定操作情報の中から抽出する。指定操作情報DB12aに登録されている指定操作情報に含まれるジャンルIDに基づいて、ジャンルの判定が可能である。なお、属性特定部144は、ジャンルIDの代わりに属性情報を用いてもよい。
次いで、視認性制御部145は、ステップS4で検索された指定操作情報に含まれるユーザIDが示すユーザが利用するユーザ端末4へ、視認性向上情報表示指示を送信する(ステップS5)。具体的に、視認性制御部145は、受信した指定操作情報から指定位置を取得する。そして、視認性制御部145は、取得した指定位置を含む視認性向上情報表示指示を送信する。視認性向上情報表示指示を受信したユーザ端末4は、視認性向上情報表示指示から指定位置を取得する。そして、ユーザ端末4は、動画の表示画面内の指定位置に、視認性向上情報を所定時間表示する。
次いで、情報提供部143は、受信した指定操作情報に含まれるオブジェクト情報で商品を検索したことがあるか否かを判定する(ステップS6)。具体的に、情報提供部143は、受信した指定操作情報に含まれる動画ID及びオブジェクト情報に対応する検索結果情報を、検索結果DB12bから検索する。このとき、情報提供部143は、該当する検索結果情報を検索することができた場合には、商品を検索したことがあると判定する(ステップS6:YES)。この場合、情報提供部143は、ステップS8に進む。一方、情報提供部143は、該当する検索結果情報を検索することができなかった場合には、商品を検索したことがないと判定する(ステップS6:NO)。この場合、情報提供部143は、ステップS7に進む。
ステップS7において、情報提供部143は、受信した指定操作情報に含まれるオブジェクト情報に基づいて、商品を検索する。具体的に、ステップS3で説明した方法と同様の方法により、オブジェクト情報に対応するジャンルIDをジャンル情報DB2aから取得する。次いで、情報提供部143は、取得したジャンルIDが示すジャンルに属する商品の商品情報を、商品情報DB2bから検索する。次いで、検索された商品情報に基づいて、検索結果情報を生成する。そして、情報提供部143は、受信した指定操作情報に含まれる動画ID及びオブジェクト情報と、生成した検索結果情報とを対応付けて検索結果DB12bに登録する。情報提供部143は、ステップS7の処理を終えると、ステップS8に進む。なお、情報提供部143は、電子商店街サーバ1に商品の検索を要求してもよい。そして、情報提供部143は、電子商店街サーバ1から検索結果情報を取得してもよい。また、情報提供部143は、例えばオブジェクト情報をキーワードとして、商品を検索してもよい。例えば、情報提供部143は、商品名又は商品説明がキーワードを含む商品情報を検索してもよい。また、情報提供部143は、動画の配信が終了した後に、商品を検索してもよい。
ステップS8において、オブジェクト特定部142は、受信した指定操作情報に含まれる操作方法情報に基づいて、遡及時間を決定する(ステップS8)。例えば、オブジェクト特定部142は、操作方法情報に含まれる時間や距離に所定値を掛けて、遡及時間を計算してもよい。
次いで、オブジェクト特定部142は、受信した指定操作情報に含まれる指定位置から所定範囲内にある指定位置を含み、且つ、受信した指定操作情報に含まれる指定時間から遡及時間前までの範囲内にある指定時間を含む指定操作情報を、指定操作情報DB12aから検索する(ステップS9)。次いで、オブジェクト特定部142は、該当するオブジェクト情報があるか否かを判定する(ステップS10)。このとき、オブジェクト特定部142は、該当するオブジェクト情報がないと判定した場合には(ステップS10:NO)、ステップS14に進む。一方、オブジェクト特定部142は、該当するオブジェクト情報があると判定した場合には(ステップS10:YES)、ステップS11に進む。ステップS11において、オブジェクト特定部142は、受信した指定操作情報に含まれるオブジェクト情報と異なる第1オブジェクト情報を含む指定操作情報が、検索された指定操作情報の中にあるか否かを判定する(ステップS11)。このとき、オブジェクト特定部142は、該当する指定操作情報がないと判定した場合には(ステップS11:NO)、ステップS14に進む。一方、オブジェクト特定部142は、該当する指定操作情報があると判定した場合には(ステップS11:YES)、ステップS12に進む。
ステップS12において、オブジェクト特定部142は、受信した指定操作情報に含まれるオブジェクト情報と異なる第1オブジェクト情報を含む指定操作情報の中から1つを選択する。例えば、オブジェクト特定部142は、受信した指定操作情報に含まれる指定時間から最も近い指定時間を含む指定操作情報を選択してもよい。次いで、オブジェクト特定部142は、選択した指定操作情報に含まれる第1オブジェクト情報及びユーザIDを、第2オブジェクト情報及びオブジェクト提供ユーザIDに決定する。次いで、オブジェクト特定部142は、受信した指定操作情報に、第2オブジェクト情報及びオブジェクト提供ユーザIDを追加する(ステップS13)。オブジェクト特定部142は、ステップS13の処理を終えると、ステップS14に進む。
ステップS14において、オブジェクト特定部142は、受信した指定操作情報を指定操作情報DB12aに登録する。このとき、受信した指定操作情報に元々含まれていたオブジェクト情報は、第1オブジェクト情報として登録される。オブジェクト特定部142は、ステップS14の処理を終えると、ステップS15に進む。なお、オブジェクト特定部142は、動画の配信中には、受信した指定操作情報をそのまま指定操作情報DB12aに登録し、動画の配信が終了した後に、ステップS8〜S13の処理を実行して、オブジェクトを特定してもよい。
ステップS15において、指定操作情報受信部141は、動画の配信が終了したか否かを判定する。このとき、指定操作情報受信部141は、配信が終了していないと判定した場合には(ステップS15:NO)、ステップS1に進む。一方、指定操作情報受信部141は、配信が終了したと判定した場合には(ステップS15:YES)、指定操作情報受信処理を終了させる。
図9は、本実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の検索結果提供処理の処理例を示すフローチャートである。検索結果提供処理は、例えば、動画の配信が終了したときに開始される。
図9に示すように、情報提供部143は、配信が終了した動画の動画IDを含む指定操作情報を、指定操作情報DB12aから検索する。そして、情報提供部143は、検索された指定操作情報からユーザIDを取得する。そして、情報提供部143は、取得したユーザIDのリストを生成する(ステップS21)。次いで、情報提供部143は、ユーザIDのリストから、ユーザIDを1つ選択する(ステップS22)。次いで、情報提供部143は、配信が終了した動画の動画ID及び選択したユーザIDを含む指定操作情報を、指定操作情報DB12aから検索する(ステップS23)。次いで、情報提供部143は、ステップS3で検索された各指定操作情報に含まれるオブジェクト情報について、対応する検索結果画面を表示する順序を決定する(ステップS24)。この順序を表示順という。例えば、情報提供部143は、指定操作情報に含まれる指定時間が早い順を、表示順に決定してもよい。このとき、指定操作情報に第1オブジェクト情報と第2オブジェクト情報の両方が含まれている場合がある。この場合、情報提供部143は、第1オブジェクト情報及び第2オブジェクト情報に対して同一の表示順を決定する。また、同一のオブジェクト情報が複数の指定操作情報に含まれている場合がある。情報提供部143は、1つのオブジェクトについて検索結果が1回のみ表示されるように、表示順を決定する。
次いで、情報提供部143は、表示順リストを生成する(ステップS25)。具体的に、情報提供部143は、オブジェクト情報、オブジェクト種別及び表示順を対応付けたリストを生成する。オブジェクト種別は、オブジェクト情報が第1オブジェクト情報と第2オブジェクト情報との何れであるかを示す。情報提供部143は、生成したリストを、配信が終了した動画の動画ID及び選択したユーザIDに対応付けて記憶部12に記憶させる。図10は、表示リストの内容の一例を示す図である。図10の例では、オブジェクトOB1を示す第1オブジェクト情報に対応する検索結果画面の表示順が1に設定されている。また、オブジェクトOB2を示す第1オブジェクト情報に対応する検索結果画面の表示順と、オブジェクトOB3を示す第2オブジェクト情報に対応する検索結果画面の表示順とがそれぞれ2に設定されている。また、オブジェクトOB4を示す第1オブジェクト情報に対応する検索結果画面の表示順が3に設定されている。この場合においては、最初にオブジェクトOB1に関する検索結果画面が表示される。次に、オブジェクトOB2に関する検索結果画面が表示される。オブジェクトOB2に関する検索結果画面の表示時間が所定時間以上である場合、3番目にオブジェクトOB4に関する検索結果画面が表示される。一方、オブジェクトOB2に関する検索結果画面の表示時間が所定時間未満である場合、3番目にオブジェクトOB3に関する検索結果画面が表示され、4番目にオブジェクトOB4に関する検索結果画面が表示される。
次いで、情報提供部143は、表示順リストに基づいて、表示順が1番目のオブジェクト情報が2つ存在するか否かを判定する(ステップS26)。このとき、情報提供部143は、表示順が1番目のオブジェクト情報が1つのみ存在すると判定した場合には(ステップS26:NO)、ステップS27に進む。一方、情報提供部143は、表示順が1番目のオブジェクト情報が2つ存在すると判定した場合には(ステップS26:YES)、ステップS28に進む。
ステップS27において、情報提供部143は、表示順が1番目であるオブジェクト情報に対応する検索結果情報を、選択したユーザIDが示すユーザが利用するユーザ端末4へ送信する。このとき、情報提供部143は、表示順が1番目であるオブジェクト情報及び配信が終了した動画の動画IDに対応する検索結果情報を、検索結果DB12bから取得する。情報提供部143は、ステップS27の処理を終えると、ステップS30に進む。
ステップS28において、情報提供部143は、表示順が1番目であるオブジェクト情報のうち第1オブジェクト情報に対応する検索結果情報を、選択したユーザIDが示すユーザが利用するユーザ端末4へ送信する。検索結果情報の取得方法は、ステップS27と同様である。次いで、情報提供部143は、現在日時を送信日時として取得する。そして、情報提供部143は、取得した送信日時を、配信が終了した動画の動画ID及び選択したユーザIDに対応付けて記憶部12に記憶させる(ステップS29)。情報提供部143は、ステップS29の処理を終えると、ステップS30に進む。
ステップS30において、情報提供部143は、ユーザIDのリストからまだ選択していないユーザIDがあるか否かを判定する。このとき、情報提供部143は、まだ選択していないユーザIDがあると判定した場合には(ステップS30:YES)、ステップS31に進む。ステップS31において、情報提供部143は、まだ選択していないユーザIDのうち1つを選択する。次いで、情報提供部143は、ステップS23に進む。一方、情報提供部143は、全てのユーザIDを選択したと判定した場合には(ステップS30:NO)、検索結果提供処理を終了させる。検索結果情報を受信したユーザ端末4は、検索結果情報に基づいて、例えば図3に示すような検索結果画面を表示する。
図11は、本実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の次検索結果提供処理の処理例を示すフローチャートである。ユーザ端末4が検索結果画面を表示しているとき、ユーザがボタン120を選択する。すると、ユーザ端末4は、次検索結果要求を動画配信サーバ1へ送信する。次検索結果要求は、ユーザID、動画ID、オブジェクト情報、オブジェクト種別を含む。ユーザIDは、要求したユーザを示す。動画ID及びオブジェクト情報は、現在表示されている検索結果画面に対応する動画及びオブジェクトを示す。オブジェクト種別は、オブジェクト情報が第1オブジェクト情報と第2オブジェクト情報との何れであるかを示す。次検索結果提供処理は、動画配信サーバ1が次検索結果要求を受信したときに開始される。
図11に示すように、情報提供部143は、次検索結果要求に含まれるユーザID及び動画IDに対応する表示順リスト及び送信時刻を記憶部12から取得する。次いで、情報提供部143は、表示順リストと、次検索結果要求に含まれるオブジェクト情報に基づいて、検索結果画面が表示されていたオブジェクト情報と表示順が同じである別のオブジェクト情報があるか否かを判定する(ステップS41)。このとき、情報提供部143は、別のオブジェクト情報がないと判定した場合には(ステップS41:NO)、ステップS45に進む。一方、情報提供部143は、別のオブジェクト情報があると判定した場合には(ステップS41:YES)、ステップS42に進む。
ステップS42において、情報提供部143は、検索結果画面が表示されていたオブジェクト情報は第1オブジェクト情報であるか否かを判定する。このとき、検索結果画面が表示されていたオブジェクト情報は第1オブジェクト情報ではないと判定した場合には(ステップS42:NO)、ステップS45に進む。一方、情報提供部143は、検索結果画面が表示されていたオブジェクト情報は第1オブジェクト情報であると判定した場合には(ステップS42:YES)、ステップS43に進む。
ステップS43において、情報提供部143は、現在時刻から送信時刻を引くことにより、検査結果画面の表示時間を計算する。そして、情報提供部143は、表示時間が、記憶部12に予め設定された所定時間未満であるか否かを判定する。このとき、情報提供部143は、表示時間が所定時間以上であると判定した場合には(ステップS43:NO)、ステップS45に進む。一方、情報提供部143は、表示時間が所定時間未満であると判定した場合には(ステップS43:YES)、ステップS44に進む。
ステップS44において、情報提供部143は、現在の表示順のオブジェクト情報のうち第2オブジェクト情報に対応する検索結果情報を、次検索結果要求を送信してきたユーザ端末4へ送信する。情報提供部143は、ステップS44の処理を終えると、次検索結果提供処理を終了させる。
ステップS45において、情報提供部143は、次の表示順のオブジェクト情報が2つ存在するか否かを判定する(ステップS45)。このとき、情報提供部143は、次の表示順のオブジェクト情報が1つのみ存在すると判定した場合には(ステップS45:NO)、ステップS46に進む。一方、情報提供部143は、次の表示順のオブジェクト情報が2つ存在すると判定した場合には(ステップS45:YES)、ステップS47に進む。
ステップS46において、情報提供部143は、次の表示順のオブジェクト情報に対応する検索結果情報を、次検索結果要求を送信してきたユーザ端末4へ送信する。情報提供部143は、ステップS46の処理を終えると、次検索結果提供処理を終了させる。
ステップS47において、情報提供部143は、次の表示順のオブジェクト情報のうち第1オブジェクト情報に対応する検索結果情報を、次検索結果要求を送信してきたユーザ端末4へ送信する。次いで、情報提供部143は、現在日時を送信日時として取得する。そして、情報提供部143は、取得した送信日時を、次検索結果要求に含まれるユーザID及び動画IDに対応付けて記憶部12に記憶させる(ステップS48)。情報提供部143は、ステップS48の処理を終えると、次検索結果提供処理を終了させる。ステップS44、S46及びS47での検索結果情報の取得方法は、図8のステップS27と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、動画ID、指定時間及び指定位置を含む指定操作情報を受信し、オブジェクト指定操作によりオブジェクトが指定された場合、オブジェクト情報を更に含む指定操作情報を受信する。次いで、システム制御部14が、複数のユーザのオブジェクト指定操作ごとに指定操作情報を記憶する記憶部12から、受信された指定操作情報に含まれる動画IDと、受信された指定操作情報に含まれる指定時間から遡及時間前までの期間内にある指定時間と、受信された指定操作情報に含まれる指定位置から所定範囲内にある指定位置と、の全てに対応するオブジェクト情報を取得する。そして、システム制御部14は、受信された指定操作情報に含まれるオブジェクト情報及び取得されたオブジェクト情報の少なくとも何れかが示すオブジェクトに関する検索結果画面を、オブジェクト指定操作をしたユーザへ提示させる。従って、オブジェクトが画面から消えた後であっても、オブジェクトに関する検索結果画面を提供することができる。
また、システム制御部14が、受信された指定操作情報にオブジェクト情報が含まれ、且つ、記憶部12からオブジェクト情報が取得された場合、これらのオブジェクト情報の何れか一方が示すオブジェクトに関する検索結果画面を表示させ、表示された情報の表示指定時間が所定時間未満である場合、他方が示すオブジェクトに関する検索結果画面を表示させる。従って、ユーザが指定しようと考えていた方のオブジェクトに関する検索結果画面が先に表示された場合、ユーザが指定しようと考えていなかった方のオブジェクトに関する検索結果画面が表示されないようにすることができる。そのため、不要な情報が表示されることを抑制することができる。
また、システム制御部14が、受信された指定操作情報に含まれるオブジェクト情報が示すオブジェクトについての視認性向上情報表示指示を、ユーザ端末4へ送信する。従って、オブジェクトが認識される蓋然性が高められるので、ユーザがオブジェクトを指定しやすくなる。
また、システム制御部14が、受信された指定操作情報に含まれるオブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する。また、システム制御部14が、特定された属性を有するオブジェクトを示すオブジェクト情報に対応するユーザIDを記憶部12から取得する。そして、システム制御部14が、取得されたユーザIDが示すユーザが利用するユーザ端末4へ、視認性向上情報表示指示を送信する。従って、ユーザが関心を持つ蓋然性があるオブジェクトについてのみ、視認性を高めることができる。
また、システム制御部14が、受信された指定操作情報に含まれる方法情報に基づいて、遡及時間を決定する。従って、ユーザが指定しようとしていたオブジェクトを適切に特定することができる蓋然性を高めることができる。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について、図12を用いて説明する。本実施形態において、動画配信サーバ1は、動画再生中においてユーザが指定するオブジェクトの傾向に基づいて、検索結果画面の提示を制御する。具体的に、動画配信サーバ1は、指定又は特定されたオブジェクトのうち、ユーザが指定するオブジェクトの傾向への合致度が所定値未満であるオブジェクトに関する検索結果画面を提示させないようにしてもよい。また、動画配信サーバ1は、ユーザが指定するオブジェクトの傾向への合致度が高いオブジェクトの順に、検索結果画面を表示させてもよい。
ユーザが指定するオブジェクトの傾向は、例えば、指定又は特定されたオブジェクトの属性に基づいて特定することができる。例えば、動画配信サーバ1は、比較的多い属性を特定する。例えば、動画配信サーバ1は、全体に対する割合が最も多い属性を特定してもよいし、割合が、予め定められた基準値以上である属性を特定してもよい。特定された属性を有するオブジェクトが、ユーザが指定する傾向があるオブジェクトである。動画配信サーバ1は、特定された属性と、指定又は特定されたオブジェクトの属性との合致度を特定する。例えば、ジャンルを用いる場合、動画配信サーバ1は、ユーザが指定する傾向があるオブジェクトのジャンルと、指定又は特定されたオブジェクトのジャンルとの両方を含むジャンルのレベルを特定する。このときに特定されたレベルが深いほど合致度が高い。この場合の基準値はレベルである。例えば、数値で表される属性を用いる場合、動画配信サーバ1は、ユーザが指定する傾向があるオブジェクトの属性値と、指定又は特定されたオブジェクトの属性値との差を計算する。属性値の差が小さいほど合致度が高い。この場合の基準値は、差の大きさである。
また、ジャンル以外の属性も特定可能である場合、動画配信サーバ1は、ユーザにとって取引上有利な属性を有するオブジェクトの順に、検索結果画面を表示させてもよい。例えば、動画配信サーバ1は、価格が安いオブジェクトの順に、検索結果画面を表示させてもよい。また例えば、動画配信サーバ1は、性能が高いオブジェクトの順に、検索結果画面を表示させてもよい。
図12は、本実施形態に係る動画配信サーバ1のシステム制御部14の検索結果提供処理の処理例を示すフローチャートである。図12において、図9と同様の要素については同様の符号が付されている。以下では、属性としてジャンルを用いる場合を例に説明する。
図12に示しように、先ず、ステップS21〜S23が実行される。次いで、属性特定部144は、検索された指定操作情報に含まれる第1オブジェクト情報及び第2オブジェクト情報がそれぞれ示すオブジェクトのジャンルを特定する(ステップS51)。具体的に、属性特定部144は、指定操作情報受信処理のステップS3と同様の方法で、ジャンルIDを取得する。次いで、情報提供部143は、取得したジャンルIDに基づいて、ユーザが指定するオブジェクトのジャンルの傾向を特定する(ステップS52)。例えば、情報提供部143は、検索された指定操作情報に含まれる第1オブジェクト情報及び第2オブジェクト情報の総数に対して、各ジャンルの割合を計算する。そして、情報提供部143は、割合が所定値以上であるジャンルを特定する。
次いで、情報提供部143は、ユーザが指定する傾向があるオブジェクトのジャンルと、指定又は特定されたすオブジェクトのジャンルとの合致度が基準値以上であるオブジェクトを抽出する(ステップS53)。具体的に、情報提供部143は、ジャンル情報DB2aに基づいて、ユーザが指定する傾向があるオブジェクトのジャンルと、指定操作情報に含まれるオブジェクト情報が示すオブジェクトのジャンルとの両方を含むジャンルを特定する。両方を含むジャンルを特定することができない場合、合致度は基準値未満である。両方を含むジャンルを特定することができた場合、情報提供部143は、特定したジャンルのレベルをジャンル情報DB2aから取得する。そして、情報提供部143は、取得したレベルの値が、基準値として予め設定されたレベルの値以上であるオブジェクトを抽出する。
次いで、情報提供部143は、抽出したオブジェクトについて、ユーザが指定する傾向があるオブジェクトのジャンルとの合致度が高いオブジェクトの順を、オブジェクト情報に対応する検索結果画面を表示する順序に決定する(ステップS54)。なお、各オブジェクトについてジャンル以外の属性も特定可能である場合、情報提供部143は、ユーザにとって有利な属性を有するオブジェクトであるほど、検索結果画面の表示順を早くしてもよい。また、情報提供部143は、ジャンルの合致度と、ユーザにとって有利な属性との両方に基づいて、表示順を決定してもよい。例えば、情報提供部143は、全体の表示順を、ジャンルの合致度に基づいて決定してもよい。そして、情報提供部143は、ジャンルの合致度が同一であるオブジェクトが複数存在する場合、この複数のオブジェクトの中では、ユーザにとって有利な属性を有するオブジェクトほど、表示順が早くなるようにしてもよい。
次いで、情報提供部143は、オブジェクト情報及び表示順を対応付けたリストを生成する(ステップS55)。次いで、情報提供部143は、表示順が1番目であるオブジェクト情報に対応する検索結果情報を、選択したユーザIDが示すユーザが利用するユーザ端末4へ送信する。次いで、ステップS30及びS31が実行される。
動画配信サーバ1がユーザ端末4から次検索結果要求を受信したとき、図11に示す次検索結果提供処理が実行されてもよい。この処理により、検索結果提供処理で決定された表示順で検索結果画面の提示が可能である。なお、第1実施形態と第2実施形態とが組み合わせて実施されてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、受信された指定操作情報に含まれるユーザIDに対応するオブジェクト情報を記憶部12から取得する。また、システム制御部14が、取得されたオブジェクト情報に基づいて、指定されたオブジェクトの傾向を特定する。そして、システム制御部14が、特定された傾向に基づいて、オブジェクトに関する検索結果画面の提示が制御する。従って、ユーザが関心を持つオブジェクトに関する検索結果画面を提供することができる。
また、システム制御部14が、特定された傾向への合致度が所定値未満であるオブジェクトに関する検索結果画面を提示させない。従って、ユーザが関心を持つ蓋然性が高いオブジェクトに関する検索結果画面のみを提供することができる。
また、システム制御部14が、特定された傾向への合致度が高いオブジェクトの順に、オブジェクトに関する検索結果画面を提示させる。従って、ユーザが関心を持つ蓋然性が高いオブジェクトに関する検索結果画面を優先的に提供することができる。
なお、上記各画実施形態においては、動画の配信が終了した後、オブジェクトに関する情報が提示されていた。しかしながら、動画の配信中、ユーザがオブジェクト指定操作をしたタイミングで、オブジェクトに関する情報が提示されてもよい。
また、上記各画実施形態においては、オブジェクトに関する情報として、商品の情報が提示されていた。しかしながら、商品の情報と異なる情報が提示されてもよい。例えば、サービスの情報、ウェブページ、画像、音声、文書、ニュース、ブログ等が提示されてもよい。また、上記各画実施形態においては、オブジェクトに関する情報が検索されていた。しかしながら、例えば、オブジェクト情報に予め対応付けられた情報が提示されてもよい。
また、上記各画実施形態においては、本発明の情報処理装置が、動画を配信するサーバ装置に適用されていた。しかしながら、本発明の情報処理装置は、動画を配信する機能を有さなくてもよい。本発明の情報処理装置と異なる装置が動画を配信してもよい。
また、上記各実施形態においては、本発明が動画配信に適用されていた。しかしながら、本発明が、例えばテレビ放送に適用されてもよい。
1 動画配信サーバ
2 電子商店街サーバ1
3 会員情報管理サーバ
4 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
12a 指定操作情報DB
12b 検索結果DB
12c 閲覧履歴DB
13 入出力インターフェース
14 システム制御部
14a CPU
14b ROM
14c RAM
15 システムバス
141 指定操作情報受信部
142 オブジェクト特定部
143 情報提供部
144 属性特定部
145 視認性制御部
2a ジャンル情報DB
2b 商品情報DB
2c 操作履歴DB
1a 会員情報DB
NW ネットワーク
S 情報処理システム

Claims (12)

  1. 時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、前記動画を表示する表示部上の位置を指定する指定操作が一のユーザによりされた時間と、前記指定操作により指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記動画に含まれるオブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段と、
    複数のユーザのそれぞれによる表示部上の位置を指定する指定操作ごとに、該表示部に表示された動画を識別する動画識別情報と、該指定操作がされた時間と、該指定操作により指定された位置と、該指定操作により該動画に含まれるオブジェクトが指定された場合の該オブジェクトを示すオブジェクト情報とを対応付けて記憶する記憶手段に、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間の所定時間前から前記取得された時間までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応するオブジェクト情報であって、前記一のユーザと異なるユーザにより指定されたオブジェクトを示すオブジェクト情報が記憶されている場合、該オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段と、
    前記一のユーザによる前記指定操作によりオブジェクトを指定することができなかった場合、又は前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報が提示されてから所定時間が経過する前に該提示された情報が前記一のユーザによる操作に基づいて消去された場合、前記オブジェクト情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記一のユーザへ提示させる提示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置とを取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段と、
    前記動画識別情報、前記時間、前記位置及び前記オブジェクト情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段
    前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段であって、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段のそれぞれにより前記オブジェクト情報が取得された場合、取得された複数の前記オブジェクト情報の何れか一方が示すオブジェクトに関する情報を提示させ、提示された前記情報の提示時間が所定時間未満である場合、他方が示すオブジェクトに関する情報を提示させる提示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段と、
    前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報、及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段と、
    前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段と、
    前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する属性特定手段と、
    前記記憶手段から、前記属性特定手段により特定された属性を有するオブジェクトを示す前記オブジェクト情報に対応する前記ユーザ識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記動画を表示する端末装置のうち、前記識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報が示すユーザが利用する端末装置へ、前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの前記表示部上での視認性を高める情報を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記操作情報取得手段は、前記一のユーザを識別するユーザ識別情報を更に取得し、
    前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を対応付けて記憶する前記記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報に対応する前記オブジェクト情報を取得するユーザオブジェクト情報取得手段と、
    前記ユーザオブジェクト情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報に基づいて、指定されたオブジェクトの傾向を特定する傾向特定手段と、
    を更に備え、
    前記提示制御手段は、前記傾向特定手段により特定された傾向に基づいて、オブジェクトに関する情報の提示を制御することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記提示制御手段は、前記傾向特定手段により特定された傾向への合致度が所定値未満であるオブジェクトに関する情報を提示させないことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記提示制御手段は、前記傾向特定手段により特定された傾向への合致度が高いオブジェクトの順に、オブジェクトに関する情報を提示させることを特徴とする情報処理装置。
  7. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、前記動画を表示する表示部上の位置を指定する指定操作が一のユーザによりされた時間と、前記指定操作により指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記動画に含まれるオブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得ステップと、
    複数のユーザのそれぞれによる表示部上の位置を指定する指定操作ごとに、該表示部に表示された動画を識別する動画識別情報と、該指定操作がされた時間と、該指定操作により指定された位置と、該指定操作により該動画に含まれるオブジェクトが指定された場合の該オブジェクトを示すオブジェクト情報とを対応付けて記憶する記憶手段に、前記操作情報取得ステップにより取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記時間の所定時間前から前記取得された時間までの期間内にある時間と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応するオブジェクト情報であって、前記一のユーザと異なるユーザにより指定されたオブジェクトを示すオブジェクト情報が記憶されている場合、該オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得ステップと、
    前記一のユーザによる前記指定操作によりオブジェクトを指定することができなかった場合、又は前記操作情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報が提示されてから所定時間が経過する前に該提示された情報が前記一のユーザによる操作に基づいて消去された場合、前記オブジェクト情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記一のユーザへ提示させる提示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得ステップと、
    前記動画識別情報、前記時間、前記位置及び前記オブジェクト情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得ステップにより取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得ステップと、
    前記操作情報取得ステップ及び前記オブジェクト情報取得ステップの少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御ステップであって、前記操作情報取得ステップ及び前記オブジェクト情報取得ステップのそれぞれにより前記オブジェクト情報が取得された場合、取得された複数の前記オブジェクト情報の何れか一方が示すオブジェクトに関する情報を提示させ、提示された前記情報の提示時間が所定時間未満である場合、他方が示すオブジェクトに関する情報を提示させる提示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得ステップと、
    前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報、及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得ステップにより取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得ステップにより取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得ステップと、
    前記操作情報取得ステップ及び前記オブジェクト情報取得ステップの少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御ステップと、
    前記操作情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する属性特定ステップと、
    前記記憶手段から、前記属性特定ステップにより特定された属性を有するオブジェクトを示す前記オブジェクト情報に対応する前記ユーザ識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記動画を表示する端末装置のうち、前記識別情報取得ステップにより取得された前記ユーザ識別情報が示すユーザが利用する端末装置へ、前記操作情報取得ステップにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの前記表示部上での視認性を高める情報を送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、前記動画を表示する表示部上の位置を指定する指定操作が一のユーザによりされた時間と、前記指定操作により指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記動画に含まれるオブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段、
    複数のユーザのそれぞれによる表示部上の位置を指定する指定操作ごとに、該表示部に表示された動画を識別する動画識別情報と、該指定操作がされた時間と、該指定操作により指定された位置と、該指定操作により該動画に含まれるオブジェクトが指定された場合の該オブジェクトを示すオブジェクト情報とを対応付けて記憶する記憶手段に、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間の所定時間前から前記取得された時間までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応するオブジェクト情報であって、前記一のユーザと異なるユーザにより指定されたオブジェクトを示すオブジェクト情報が記憶されている場合、該オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段、及び、
    前記一のユーザによる前記指定操作によりオブジェクトを指定することができなかった場合、又は前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報が提示されてから所定時間が経過する前に該提示された情報が前記一のユーザによる操作に基づいて消去された場合、前記オブジェクト情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記一のユーザへ提示させる提示制御手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  11. コンピュータを、
    時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段、
    前記動画識別情報、前記時間、前記位置及び前記オブジェクト情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段、及び、
    前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段であって、前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段のそれぞれにより前記オブジェクト情報が取得された場合、取得された複数の前記オブジェクト情報の何れか一方が示すオブジェクトに関する情報を提示させ、提示された前記情報の提示時間が所定時間未満である場合、他方が示すオブジェクトに関する情報を提示させる提示制御手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  12. コンピュータを、
    時間的な再生位置を過去に戻す操作ができない動画を識別する動画識別情報と、表示部に表示された前記動画に含まれるオブジェクトを指定するために前記表示部上の位置を指定する指定操作がされた時間と、前記表示部上において指定された位置と、を取得し、前記指定操作により前記オブジェクトが指定された場合、前記オブジェクトを示すオブジェクト情報を更に取得する操作情報取得手段、
    前記動画識別情報、前記時間、前記位置、前記オブジェクト情報、及び前記指定操作をしたユーザを識別するユーザ識別情報を、複数のユーザの前記指定操作ごとに対応付けて記憶する記憶手段から、前記操作情報取得手段により取得された前記動画識別情報と、前記操作情報取得手段により取得された前記時間から所定時間前までの期間内にある時間と、前記操作情報取得手段により取得された前記位置から所定範囲内にある位置と、の全てに対応する前記オブジェクト情報を取得するオブジェクト情報取得手段、
    前記操作情報取得手段及び前記オブジェクト情報取得手段の少なくとも何れかにより取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトに関する情報を前記指定操作をしたユーザへ提示させる提示制御手段、
    前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの属性を特定する属性特定手段、
    前記記憶手段から、前記属性特定手段により特定された属性を有するオブジェクトを示す前記オブジェクト情報に対応する前記ユーザ識別情報を取得する識別情報取得手段、及び、
    前記動画を表示する端末装置のうち、前記識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報が示すユーザが利用する端末装置へ、前記操作情報取得手段により取得された前記オブジェクト情報が示すオブジェクトの前記表示部上での視認性を高める情報を送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2015523785A 2013-06-28 2013-06-28 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Active JP5977450B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/067836 WO2014207902A1 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5977450B2 true JP5977450B2 (ja) 2016-08-24
JPWO2014207902A1 JPWO2014207902A1 (ja) 2017-02-23

Family

ID=52141298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015523785A Active JP5977450B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9712879B2 (ja)
JP (1) JP5977450B2 (ja)
WO (1) WO2014207902A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019073515A1 (ja) 2017-10-10 2019-04-18 楽天株式会社 コンテンツ共有システム、コンテンツ共有方法及びプログラム
WO2019073516A1 (ja) 2017-10-10 2019-04-18 楽天株式会社 コンテンツ共有システム、コンテンツ共有方法及びプログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017182646A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 大日本印刷株式会社 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP6911983B2 (ja) * 2016-03-31 2021-07-28 大日本印刷株式会社 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
TWI573451B (zh) 2016-04-27 2017-03-01 王公誠 可替換物件之影片播放系統
EP3548152A1 (en) 2016-11-30 2019-10-09 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Method and system for localization of ball hit events
CN107370801A (zh) * 2017-07-07 2017-11-21 天脉聚源(北京)科技有限公司 一种头像显示方法及装置
CN107395699A (zh) * 2017-07-07 2017-11-24 天脉聚源(北京)科技有限公司 一种信息显示方法及装置
WO2019027240A1 (en) * 2017-08-01 2019-02-07 Samsung Electronics Co., Ltd. ELECTRONIC DEVICE AND METHOD FOR PROVIDING A RESEARCH RESULT THEREOF
JP7230396B2 (ja) * 2018-09-25 2023-03-01 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像処理プログラムおよび画像処理装置、並びにプログラム
JPWO2020246237A1 (ja) * 2019-06-05 2021-09-13 パロニム株式会社 情報処理システム
JP6831027B1 (ja) * 2020-02-28 2021-02-17 株式会社ドワンゴ 配信システム、動画生成装置、および動画生成方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10187402A (ja) * 1996-11-01 1998-07-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 時間依存ビデオ・ホット・リンクの位置を示す方法
JP2009117974A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Fujifilm Corp 興味情報作成方法、装置およびシステム
JP2011259184A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> リンク機能付動画再生装置およびリンク機能付動画再生プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8843959B2 (en) * 2007-09-19 2014-09-23 Orlando McMaster Generating synchronized interactive link maps linking tracked video objects to other multimedia content in real-time
US8312486B1 (en) * 2008-01-30 2012-11-13 Cinsay, Inc. Interactive product placement system and method therefor
WO2009137368A2 (en) * 2008-05-03 2009-11-12 Mobile Media Now, Inc. Method and system for generation and playback of supplemented videos
US9113215B1 (en) * 2010-07-30 2015-08-18 Lincoln Berry, III Interactive advertising and marketing system
US9607015B2 (en) * 2013-12-20 2017-03-28 Qualcomm Incorporated Systems, methods, and apparatus for encoding object formations

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10187402A (ja) * 1996-11-01 1998-07-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 時間依存ビデオ・ホット・リンクの位置を示す方法
JP2009117974A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Fujifilm Corp 興味情報作成方法、装置およびシステム
JP2011259184A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> リンク機能付動画再生装置およびリンク機能付動画再生プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019073515A1 (ja) 2017-10-10 2019-04-18 楽天株式会社 コンテンツ共有システム、コンテンツ共有方法及びプログラム
WO2019073516A1 (ja) 2017-10-10 2019-04-18 楽天株式会社 コンテンツ共有システム、コンテンツ共有方法及びプログラム
US11061523B2 (en) 2017-10-10 2021-07-13 Rakuten, Inc. Content sharing system, content sharing method, and program
US11252204B2 (en) 2017-10-10 2022-02-15 Rakuten Group, Inc. Content sharing system, content sharing method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014207902A1 (ja) 2014-12-31
US20160192008A1 (en) 2016-06-30
JPWO2014207902A1 (ja) 2017-02-23
US9712879B2 (en) 2017-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5977450B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US20180152767A1 (en) Providing related objects during playback of video data
EP2172019B1 (en) Providing information about video content
KR102271191B1 (ko) 미디어 데이터에 있는 아이템을 인식하고 이와 관련된 정보를 전달하기 위한 시스템 및 방법
CN103988519B (zh) 为媒体浏览器创建封面艺术
US20120167146A1 (en) Method and apparatus for providing or utilizing interactive video with tagged objects
US8726316B2 (en) Computer-implemented system and method for obtaining goods and services shown in television and movies
JP2004518209A (ja) 埋め込み型メディア・プレーヤ・ページを使用したデータ収集方法、記録媒体、および伝送媒体
US20140188927A1 (en) Presenting recommended content in search pages
JP2009245425A (ja) ショッピングトレンドを用いた広告実行システムおよび方法
US20170287041A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing program
CN105723364A (zh) 从第一搜索结果环境转变到第二搜索结果环境
JP5506104B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
WO2016089780A1 (en) Navigation control for network clients
JP5235240B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR101564161B1 (ko) 스마트 tv 환경에서 tv 콘텐츠에 상품 메타 정보를 합성하여 제공하는 시스템 및 그 방법
JP2004220074A (ja) ネットショッピング方法およびプログラム
US10339195B2 (en) Navigation control for network clients
JP6205700B2 (ja) 情報提供システム、提供情報を受信する装置、提供情報を送信する装置、プログラム、及び情報提供方法
JP2018022298A (ja) 配信装置、配信方法、配信プログラム及び情報表示プログラム
JP2019507426A (ja) ブランド一覧情報を提供する方法及び装置
KR20120135179A (ko) 쇼핑 정보를 제공하기 위한 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP6979790B2 (ja) 選択装置、選択方法および選択プログラム
JP6186540B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体
US20140195342A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5977450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250