JP5235113B2 - 表示装置の製造方法 - Google Patents
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Description
Japanese Journal of Applied Physics Vol.47、No.1、2008、pp.472−475
また、請求項3に記載の表示装置の製造方法は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記表示素子が有する表示用組成物は、前記呈色変化する物質であることを特徴とする。
また、請求項4の表示装置の製造方法は、請求項1から3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第1電極は、前記第1電極供給電荷としてホールを前記表示用組成物に供給するITO又はPEDOTであり、前記電荷注入層は、オキサジゾール誘導体、トリアゾール系、及びアルミニウム錯体のいずれかであり、前記第2電極は、前記第2電極供給電荷として電子を前記表示用組成物に供給する電子供給金属であるアルミニウム(Al)、フッ化リチウム(LiF)、Al/Ca、Al/LiF、及びAl/Baのいずれかの層を形成する電子供給金属層形成工程と、その電子供給金属膜形成工程において形成された前記電子供給金属の層の表面を覆う絶縁層である表面被覆絶縁層を形成する表面被覆絶縁層形成工程とを経て、予めフィルム状に形成されていることを特徴とする。
以下、本発明に係る表示装置の製造方法の第1実施形態について、図面を参照して説明する。ここでは、表示装置として、有機ELディスプレイを例に挙げて説明する。
先ず、S101では、基板上に蒸着によってAl/LiFの層を形成し、これを電子供給金属11f1の層とする。この電子供給金属11f1は電子を良好に発光層11cに供給する金属であり、そのため電子供給金属11f1の仕事関数は小さい。したがって、電子供給金属11f1は、真空中若しくは不活性ガス中でないと還元する虞がある。なお、電子供給金属11f1の層であるAl層と、LiF層の厚みは、それぞれ、例示として1000Å、10Åとし、連続的に積層する。なお、Al/LiFの代わりに、Al、LiF、Al/Ca、及びAl/Baのいずれかで電子供給金属11f1の層を形成してもよい。
続いて、有機ELディスプレイ1のうち、有機EL素子11の部分のみの製造工程について、図5のフローチャート及び図6を参照して説明する。
電子輸送材料(BND):4重量比
発光中心形成化合物(TPB):1重量比
炭化水素系溶媒(テトラリン):インク21において、PVK、BND、及びTPBの合計濃度が2%wtとなる重量比
続いて、本発明に係る表示装置の製造方法の第2実施形態について、図面を参照して説明する。ここでは、表示装置として、第1実施形態と同様に有機ELディスプレイを例に挙げて説明する。なお、第1実施形態では、最初に陽極(ITO11a)を形成して(図5 S11〜S13)、最後に陰極11fを接合していたが(図5 S18)、本実施形態では、最初に陰極を形成して、最後に陽極を接合する製造方法である。以下、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
ここで、後述する図9のS28の工程を行う前に、予めフィルム状の陽極51fを形成しておく。具体的には、基板上に、ITOを150nmの厚みで蒸着し、そのフィルム状のITOを基板から剥がすと、フィルム状の陽極51f(第2電極)となる。
先ず、S21では、マスク真空蒸着により、Al/LiFの層を形成し、これを電子供給金属51a1の層とする(図10(a)参照)。この電子供給金属51a1は電子を良好に発光層11cに供給する金属であり、そのため電子供給金属51a1の仕事関数は小さい。したがって、電子供給金属51a1は、真空中若しくは不活性ガス中でないと還元する虞がある。なお、電子供給金属51a1の層であるAl層と、LiF層の厚みは、それぞれ、例示として1000Å、10Åとし、連続的に積層する。なお、Al/LiFの代わりに、Al、LiF、Al/Ca、及びAl/Baのいずれかで電子供給金属51a1の層を形成してもよい。
続いて、本発明に係る表示装置の製造方法の第3実施形態について説明する。ここでは、表示装置として、エレクトロクロミックディスプレイを例に挙げて説明する。
ここで、予めフィルム状の陰極(第2電極)を形成しておく。具体的には、先ず、基板上に蒸着によってAl/LiFの層を形成し、これを電子供給金属の層とする。この電子供給金属は電子を良好にエレクトロクロミック膜に供給する金属であり、そのため電子供給金属の仕事関数は小さい。したがって、電子供給金属は、真空中若しくは不活性ガス中でないと還元する虞がある。なお、電子供給金属の層であるAl層と、LiF層の厚みは、それぞれ、1000Å、10Åとし、連続的に積層する。なお、Al/LiFの代わりに、Al、LiF、Al/Ca、及びAl/Baのいずれかで電子供給金属の層を形成してもよい。
先ず、第1実施形態のS11〜S13と同様に、ガラス基板上に、ITOからなる陽極を所定のパターンで形成する。次いで、第1実施形態のS14と同様に、ガラス基板上の、エレクトロクロミック素子を形成する部分全体に、PVKから成る絶縁層を形成する。
プロピレンカーボネート:1ml
エチレンカーボネート:2g
リチウムテトラフルオロボレート:100mg
アセトニトリル:3ml
11、51:有機EL素子(表示装置)
11a:陽極(第1電極)
11b:絶縁層
11c:発光層(表示用組成物)
11d:隔壁
11e:電子注入層(電荷注入層)
11f:陰極(第2電極)
11f1、51a1:電子供給金属の層
11f2、51a2:表面被覆絶縁層
21:インク溶液
51a:陰極(第1電極)
51e:ホール注入層(電荷注入層)
51f:陽極(第2電極)
S11〜S13、S21〜S23:第1電極形成工程
S14、S24:絶縁層形成工程
S15、S25:インク溶液塗布工程
S16、S26:表示用組成物形成工程
S17、S27:電荷注入層塗布工程
S18、S28:第2電極接合工程
S21、S101:電子供給金属層形成工程
S22、S102:表面被覆絶縁層形成工程
Claims (5)
- 第1電極と、その第1電極と離間して、且つ対向して位置する第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に挿入され、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加された場合、前記第1電極から供給される電荷である第1電極供給電荷及び前記第2電極から供給される電荷である第2電極供給電荷によって、発光し又は呈色変化する物質である表示用組成物とを有する表示素子を複数備え、さらに、前記各表示素子の前記表示用組成物と他の前記表示素子の前記表示組成物との間を絶縁する隔壁を備えた表示装置の製造方法であって、
基板上に前記第1電極を形成する第1電極形成工程と、
前記第1電極形成工程において形成された前記第1電極を覆う絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
前記絶縁層形成工程において形成された前記絶縁層上の前記第1電極に対向する位置に、前記絶縁層を溶解する溶媒及び前記表示用組成物を含有するインク溶液を塗布するインク溶液塗布工程と、
前記インク溶液塗布工程において塗布された前記インク溶液が前記絶縁層を溶解した後に、前記インク溶液の前記溶媒を蒸発させ、前記第1電極と接触するように前記表示用組成物を形成すると共に、前記表示用組成物が前記インク溶液によって溶解された後の前記絶縁層である前記隔壁によって取り囲まれる部位内に収まるように前記表示用組成物を形成する表示用組成物形成工程と、
前記表示用組成物形成工程において形成した前記表示用組成物及び前記隔壁の上に、前記第2電極供給電荷を前記表示用組成物に注入する電荷注入層を塗布する工程であって、その塗布後の前記電荷注入層において、前記表示用組成物及び前記隔壁に接する側と反対側の面が、前記表示用組成物及び前記隔壁とからなる面より平らになっている電荷注入層塗布工程と、
前記電荷注入層塗布工程において塗布された前記電荷注入層に予めフィルム状に形成された前記第2電極を熱によって圧着して、前記第2電極を前記電荷注入層と接合させる第2電極接合工程とを備えることを特徴とする表示装置の製造方法。 - 前記絶縁層形成工程によって形成される前記絶縁層は、半キュアー状態であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の製造方法。
- 前記表示素子が有する表示用組成物は、前記呈色変化する物質であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置の製造方法。
- 前記第1電極は、前記第1電極供給電荷としてホールを前記表示用組成物に供給するITO又はPEDOTであり、
前記電荷注入層は、オキサジゾール誘導体、トリアゾール系、及びアルミニウム錯体のいずれかであり、
前記第2電極は、前記第2電極供給電荷として電子を前記表示用組成物に供給する電子供給金属であるアルミニウム(Al)、フッ化リチウム(LiF)、Al/Ca、Al/LiF、及びAl/Baのいずれかの層を形成する電子供給金属層形成工程と、
その電子供給金属膜形成工程において形成された前記電子供給金属の層の表面を覆う絶縁層である表面被覆絶縁層を形成する表面被覆絶縁層形成工程とを経て、予めフィルム状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置の製造方法。 - 前記第1電極形成工程は、
前記第1電極供給電荷として電子を前記表示用組成物に供給する電子供給金属であるアルミニウム(Al)、フッ化リチウム(LiF)、Al/Ca、Al/LiF、及びAl/Baのいずれかの層を前記基板上に形成する電子供給金属層形成工程と、
その電子供給金属層形成工程において形成された前記電子供給金属の層の表面を覆う絶縁層である表面被覆絶縁層を形成する表面被覆絶縁層形成工程とを有し、
前記電荷注入層は、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)であり、
前記第2電極は、前記第2電極供給電荷としてホールを前記表示用組成物に供給するITO又はPEDOTであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置の製造方法。
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