JP5233875B2 - 通知装置及び方法 - Google Patents

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Description

本技術は、センサの測定結果のアプリケーション・プログラムに対する通知技術に関する。
従来から、センサがコンピュータに接続されており、コンピュータで実行されているアプリケーション・プログラムでセンサの測定値を処理するようなシステムは存在している。このようなシステムでは、どのような条件でアプリケーション・プログラムに測定値などを通知するのかという問題がある。
このような問題に対して、例えば、安価で簡便に人の移動を判断するために以下のような構成を有する集中監視装置が既に存在している。具体的には、中央監視装置は、1つ以上の換気手段を有し、当該換気手段は、部屋の空気を換気する換気実施手段と、部屋の空気の換気を検知する換気検知手段と、換気検知手段で検知した換気の変化量を演算する変化量演算手段と、変化量演算手段で演算した変化量をあらかじめ設定しておいた設定値と比較して換気手段の設置されている部屋のドアが開閉したことを判断する開閉判断手段と、開閉判断手段により判断された部屋のドア開閉情報を出力する情報出力手段とを有する。そして集中監視装置は、さらに情報入力手段と連絡手段とを有し、情報入力手段は情報出力手段から出力された部屋のドアの開閉情報を受信し、連絡手段は、情報入力手段に出力されたドアの開閉情報を人に知らせる。
また、判断基準については、確実に報知するために、使用ディスク使用量などのリソースの使用量が第1の閾値より大きいか否かを判断した結果とリソースの使用量の時間的な変化量が第2の閾値より大きいか否かを判断した結果とに応じて報知処理を行う装置についても既に存在している。
同様に判断基準については、生体情報を用いる個人照合における照合判定の精度を向上させるために、過去の照合判定の履歴を照合情報として保持し、この照合情報に基づき、照合判定の都度、判定の基準となる判定閾値を決定し、照合情報を更新することで、それぞれの生体情報に適した判定閾値を設定する技術も存在している。
特開2006−209329号公報 特開2007−213126号公報 特開2005−250941号公報
しかしながら、上で述べたような従来技術では、アプリケーション・プログラムでの、測定データの処理に必要とされる時間は考慮されておらず、単に変化量その他の条件が満たされるとアプリケーション・プログラムに通知などを行うことになる。しかしながら、あまりに頻繁に通知が発生すると、アプリケーション・プログラムの負荷が増大し処理が間に合わないというようなことになりかねない。一方で、センサの測定値にある程度以上の変化がある場合には、アプリケーション・プログラム側で何らかの処理を行うことが必要となる場合が多いので、そのような変化は確実に通知するようにしたい。
従って、本技術の目的は、センサからアプリケーションへの通知量を適切に制限しつつ、センサの測定値の変化量がある程度以上となった場合には確実に通知を行うための技術を提供することである。
本通知方法は、センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知方法であって、センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納するステップと、測定データ格納部に格納されている測定値及び測定時刻又は受信時刻に基づき、測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成ステップと、変化量データ格納部に格納されている所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、通知時間間隔がアプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定するステップと、センサからの測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された所定基準変化量以上であれば、アプリケーション・プログラムに通知するステップとを含む。
センサからアプリケーションへの通知量を、アプリケーション・プログラムの処理時間を考慮して適切に制限しつつ、センサの測定値の変化量がある程度以上となった場合には、アプリケーション・プログラムに確実に通知できるようになる。
図1は、前提技術の問題を説明するための図である。 図2は、前提技術の問題を説明するための図である。 図3は、本実施の形態の概要を説明するための模式図である。 図4は、本実施の形態の機能ブロック図である。 図5は、測定データ収集部の処理フローを示す図である。 図6は、測定データDBに格納されるデータの一例を示す図である。 図7は、変化量DB生成処理の処理フローを示す図である。 図8は、第1の通知回数計数処理の処理フローを示す図である。 図9は、通知回数計数処理の概要を説明するための図である。 図10は、変化量DBに格納されるデータの第1の例を示す図である。 図11は、通知処理部の処理フローを示す図である。 図12は、通知時間DBに格納されるデータの一例を示す図である。 図13は、通知処理部の処理フローの第1の例を示す図である。 図14Aは、キャッシュに格納されるデータの一例を示す図である。 図14Bは、変化量算出部の処理フローを示す図である。 図15は、変化量DBに格納されるデータの第2の例を示す図である。 図16は、通知処理部の処理フローの第2の例を示す図である。 図17は、通知時間DBに格納されるデータの第2の例を示す図である。 図18は、通知処理部の処理フローの第2の例を示す図である。 図19は、第2の通知回数計数処理の処理フローを示す図である。 図20は、通知処理部の処理フローの第3の例を示す図である。 図21は、コンピュータの機能ブロック図である。
本技術の本実施の形態では、以下のような観点で後に述べるような構成を採用している。すなわち、図1に示す折れ線のように温度などの測定値が時間変化する場合に、点線で示すように、アプリケーション・プログラムの、測定データに対する処理時間に併せて定期的にアプリケーション・プログラムに通知を行うことにすると、星印で示したような点線の間のピークなどの急激な変化をアプリケーション・プログラムに通知することができない。また、図2に示すように、例えば単純に通知を行う基準となる上限値及び下限値を設定して、上限値を超えた場合及び下限値を下回った場合に通知を行うとすると、アプリケーション・プログラムの、測定データに対する処理時間Tの間に何度も通知を行うような事象が発生し得る。従って、上限値及び下限値の設定は簡単ではない。
そこで、本実施の形態では、図3に示すように、センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを蓄積する(ステップ(1))。そして、蓄積されている測定値及び受信時刻に基づき、測定値の変化量毎(図3では1℃毎)の通知時間間隔のデータを生成する(ステップ(2))。その後、アプリケーション・プログラムから通知時間間隔(所定量以上の測定値の変化がない場合に確保すべき、例えば5秒間の通知のインターバル)が指定されると(ステップ(3))、変化量毎の通知時間間隔のデータから、アプリケーション・プログラムにより指定された通知時間間隔以上となる最小の変化量(図3の例では4℃)を特定する(ステップ(4))。この後、センサからの測定値と前回通知時の測定値との差が、特定された変化量以上であれば、アプリケーション・プログラムに通知するようにする(ステップ(5))。このようにすることによって、アプリケーション・プログラムの、測定データに対する処理時間を考慮した上で、測定対象物の過去の測定結果に応じた通知タイミングを規定する適切な変化量を特定できる。よって、アプリケーション・プログラムに対しては適切な時間間隔で通知がなされることが期待される。
以下、具体的な構成について図4乃至図20を用いて説明する。管理システム1は、複数のセンサに接続されており、例えばセンサA乃至N(Nは任意の正の整数)からの測定データを処理する。また、管理システム1は、例えばセンサA乃至Nからの測定データについて所定の処理を実施するアプリケーション・プログラムA乃至M(Mは任意の正の整数)と、例えばセンサA乃至Nから測定データを受け取り処理を行って適切なタイミングでアプリケーション・プログラムA乃至Mのうち必要なものに通知を行うプラットフォームであるセンサ情報管理基盤部10とを有する。
このセンサ情報管理基盤部10は、センサA乃至Nから測定データを収集する測定データ収集部101と、測定データ収集部101により収集された測定データを蓄積する測定データDB102と、測定データDB102に格納されているデータを用いて基準変化量毎の通知時間間隔を算出する変化量算出部103と、変化量算出部103が算出したデータを格納する変化量DB104と、測定データ収集部101から通知された測定データについてアプリケーション・プログラムA乃至Mに対する通知処理を実施する通知処理部106と、アプリケーション・プログラムA乃至Mについての通知時間間隔のデータなどを格納する通知時間DB105と、測定データ収集部101から受け取った測定データを一時的に格納するキャッシュ107とを有する。
以下、図4に示した管理システム1の動作について説明する。最初に、測定データ収集部101の処理について図5を用いて説明する。測定データ収集部101は、センサA乃至Nのいずれかから測定データ(例えば、測定値と測定時刻との対。但し測定値だけの場合もある。この場合、測定データ収集部101が受信時刻と関連付ける。)を受信すると、例えばセンサ毎に測定データDB102に格納する(ステップS1)。
測定データDB102は、1つのセンサにつき図6に示すようなデータを格納する。図6の例では、時刻毎に温度である測定値が登録されるようになっている。但し、位置データが測定値であれば、x座標及びy座標又は緯度経度高度など、より多くの値を格納する場合もある。
また、測定データ収集部101は、受信した測定データ及びセンサIDを通知処理部106に出力する(ステップS3)。通知処理部106は、測定データ収集部101から測定データを受け取ると、とりあえずキャッシュ107に格納する。キャッシュ107に格納された測定データがアプリケーション・プログラムA乃至Mに通知されるか否かについての処理については後に説明する。そして、このような処理を、管理者その他により処理の終了を指示されるまで繰り返す(ステップS5)。
次に、図7乃至図10を用いて変化量算出部103が実施する変化量DB生成処理について説明する。例えば管理者などからの指示に応じて、単に図7乃至図10の処理を実施するようにしても良いし、後に述べるように例えば所定間隔毎に生成し直すような処理を実施しても良い。なお、図7乃至図10の処理は、1つのセンサについての処理である。複数のセンサが接続されている場合には、それぞれについて以下の処理を実施する。
変化量算出部103は、まず例えば現時点から所定時間分の測定データを測定データDB102から読み出す(ステップS11)。ここでは、例えば図6に示したようなデータが読み出されたものとする。
そして、変化量算出部103は、予め設定されている基準変化量のうち未処理の基準変化量を1つ特定する(ステップS13)。例えば、基準変化量というのは、例えば1℃毎10℃までというような形で予め設定されているものとする。但し、全ての基準変化量(同じ例であれば、1℃、2℃、3℃、4℃、5℃、6℃、7℃、8℃、9℃、10℃)をそのまま指定するようにしても良いし、他の設定ルールを指定してステップS13を実施する毎に具体的な未処理の基準変化量を特定するようにしても良い。そして、通知回数をカウントするためのカウンタNを0に初期化する(ステップS15)。
その後、変化量算出部103は、通知回数計数処理を実施する(ステップS17)。この通知回数計数処理については図8乃至図10を用いて具体的に説明する。
まず、変化量算出部103は、基準時刻T1を上記の所定時間の最初の時刻t0に設定すると共に、比較時刻T2を時刻t0の次の時刻t1に設定する(ステップS31)。また、読み出したデータの中から基準時刻T1の測定値と比較時刻T2の測定値とを探索し、それらの差を算出する(ステップS33)。そして、算出された差が、ステップS13で特定された基準変化量以上であるか判断する(ステップS35)。差が基準変化量未満であれば、仮にこの基準変化量が設定されたとしても通知が行われないので、ステップS41に移行して比較時刻T2をずらす。一方、差が基準変化量以上であれば、仮にこの基準変化量が設定されたとすると通知が行われるので、カウンタNを1インクリメントし(ステップS37)、基準時刻T1に比較時刻T2を設定する(ステップS39)。そしてステップS41に移行する。
ステップS41では、変化量算出部103は、比較時刻T2に次の測定時刻(又は受信時刻)を設定する。例えば、比較時刻T2に測定時刻等の間隔tdを加算して設定する。そして、ステップS11で読み出した所定時間分のデータを処理したか判断する(ステップS43)。未処理のデータが存在する場合にはステップS33に戻る。一方、全てのデータが処理された場合には元の処理に戻る。
ここで図6を例として、図8の処理について説明する。例えば1℃を基準変化量として図8の処理を実施すると、図6の例では、1℃も変化しない11:10:15から11:10:16と、11:10:20から11:10:21と、11:10:24から11:10:25との3回を除き、全て基準変化量以上の変化が検出される。従って、図9の1度変化通知の列に示すように、測定値は26回通知されるので、N=26となる。なお、本実施の形態では初回は必ず通知されるので、回数に含まれない。
また、例えば2℃を基準変化量とすると、図6の例では、図9の2度変化通知の列に示すように、2℃未満しか温度変化しない時刻の測定値は通知されず、Nの値は小さくなり、この例ではN=22となる。
さらに、例えば3℃を基準変化量とすると、図6の例では、図9の3度変化通知の列に示すように、3℃未満しか温度変化しない時刻の測定値は通知されず、N=15となる。さらに、例えば4℃を基準変化とすると、図6の例では、図9の4度変化通知の列に示すように、4℃未満しか温度変化しない時刻の測定値は通知されず、N=9となる。そして、5℃を基準変化量とすると、図6の例では、図9の5度変化通知の列に示すように、5℃未満しか変化しない時刻の測定値は通知されず、N=6となる。5度変化通知の場合には、図9で解説されているように、温度変化の激しい時間帯に集中して6回通知して、その前後についてはほぼ通知がなされないというようになってしまう場合もある。しかし、どのような基準変化量でも温度変化が急であれば頻繁に通知されるので、以下で述べるように平均的な通知間隔にならす。なお、基準変化量が6℃になると、初回のみ通知されることになるので、N=0となる。
図7の説明に戻って、変化量算出部103は、所定時間をNで除して、平均通知間隔を算出し、基準変化量に関連付けて変化量DB104に登録する(ステップS19)。図10に示すようなデータが1つのセンサについて格納される。図10の例では、基準変化量毎に平均通知時間間隔の値が登録されるようになっている。そして、変化量算出部103は、全ての基準変化量について処理したか判断する(ステップS21)。未処理の基準変化量が存在する場合にはステップS13に戻る。一方、未処理の基準変化量が存在しない場合には、変化量DB生成処理についてはこれで終了する。
以上のような処理を実施することにより、図3で模式的に示したように、測定値の履歴データを、変化量毎の通知時間間隔データへの変換が行われるようになる。
なお、上では温度を一例にしているが、湿度、風量、傾斜、加速度、速度、光量、音量といった1次元の測定値については上で述べたものと同様に処理可能である。一方、位置座標(2次元又は3次元)、画像における色データ(RGB、HSV、Luv、Lab)などについては、例えばそれらの評価指標値を基準時刻及び比較時刻の測定値について算出し、それらの差を算出した上で基準変化量と比較することで、上で述べた処理フローと同様に処理できる。評価指標値については、例えば(x2+y21/2というような式で算出しても良いし、単純にx+yといったような式で算出しても良い。3次元以上でも同様である。さらに、画像については、色が閾値以上変化したピクセル又は領域の面積というような評価指標値を採用するようにしても良い。それ以外の例については後に述べる。
次に、通知処理部106の処理について図11乃至図14Aを用いて説明する。まず、例えばアプリケーション・プログラムAから通知設定を受けた場合についての処理を図11を用いて説明する。
通知処理部106は、例えばアプリケーション・プログラムAから、当該アプリケーション・プログラムAのアプリケーションIDと対象となるセンサのIDとアプリケーション・プログラムAが測定値を処理できる時間間隔である希望通知時間間隔とを含む通知設定を受信すると、通知時間DB105に格納する(ステップS51)。通知時間DB105には、例えば図12に示すようなデータが格納される。図12の例では、アプリケーションIDと、センサIDと、希望通知時間間隔と、通知閾値とが登録されるようになっている。この段階ではまだ通知閾値には値は登録されない。アプリケーション・プログラムも複数存在しており、且つセンサも複数存在しているので、アプリケーション・プログラム及びセンサの組み合わせ毎にレコードが登録される。
そして、通知処理部106は、設定通知に含まれるセンサIDについての、変化量DB104のテーブルにおいて、受信した希望通知時間間隔に見合う基準変化量を通知閾値として特定し、通知時間DB105においてステップS51で生成したレコードに登録する(ステップS53)。具体的には、図10に示したようなテーブルにおいて、平均通知時間間隔の列から希望通知時間間隔以上の値が登録されているレコードのうち最小の基準変化量を特定する。図10の例で、希望通知時間間隔が5秒であれば、5℃が特定される。
このようにして、アプリケーション・プログラムとセンサとの特定の組み合わせについて、通知閾値が特定されることになる。
次に、図13を用いて測定データ収集部101から測定データを受け取った場合における処理について説明する。通知処理部106は、測定データ収集部101から測定データ(測定値及び時刻)とセンサIDとを受信すると、キャッシュ107に格納する(ステップS61)。例えばキャッシュ107には、センサID毎に、図14Aに示すようなデータが格納される。図14Aは、例えば図12に示したセンサIDがS001のセンサについてのデータを示している。図14Aの例では、時刻と、測定値と、通知先アプリケーション・プログラムのアプリケーションIDとが登録されるようになっている。キャッシュ107におけるデータ構造は一例であり、アプリケーション・プログラムとセンサの組み合わせ毎に前回通知時の時刻及び測定値を格納するようにしてもよい。
次に、通知処理部106は、通知時間DB105において、受信したセンサIDに関連付けられているアプリケーションID及び通知閾値を特定する(ステップS63)。例えば、受信したセンサIDがS001であれば、A0001というアプリケーションID及び5秒という通知閾値と、A0002というアプリケーションID及び4秒という通知閾値とを特定する。
そして、通知処理部106は、特定されたアプリケーションIDのうち未処理のものを特定する(ステップS65)。なお、1つもアプリケーションIDが特定されない場合には、図示していないがステップS77に移行する。その後、キャッシュ107において、特定されたアプリケーションIDが関連付けられている前回通知時の測定値を特定し、当該前回通知時の測定値と今回の測定値との差を算出する(ステップS67)。上でも述べたように、測定値が複数の値を有する場合には、その評価指標値を前回通知時及び今回測定時について計算する。そして、算出された差と、特定された通知閾値とを比較して、差が通知閾値以上であるか判断する(ステップS69)。測定値が複数の値を含む場合には評価指標値の差が通知閾値以上であるかを判断する。差が通知閾値未満であればステップS75に移行する。一方、差が通知閾値以上であれば、特定されたアプリケーションIDのアプリケーション・プログラムに対して、今回の測定値及び時刻を通知する(ステップS71)。また、キャッシュ107において、通知先のアプリケーション・プログラムのアプリケーションIDを、今回の測定値及び時刻に関連付けて登録する(ステップS73)。図14Aの例では、今回登録された測定データについてのレコードにおいて通知先の列に、該当するアプリケーションIDを登録する。
そして、通知処理部106は、ステップS63において特定された全てのアプリケーションIDを処理したか判断する(ステップS75)。未処理のアプリケーションIDが存在する場合にはステップS65に戻る。一方、特定された全てのアプリケーションIDを処理した場合には、処理終了が指示されたか判断する(ステップS77)。処理終了でなければステップS61に戻る。一方、処理終了が指示されている場合には、処理を終了する。
このような処理を実施すれば、アプリケーション・プログラム毎に、当該アプリケーション・プログラムの希望通知時間間隔に応じた適切なタイミングで測定データが通知されるようになる。
図14Aの例を用いて、図13の処理の具体例を説明しておく。アプリケーションIDがA0001のアプリケーション・プログラムAについては、図12に示すように通知閾値は5℃であり、アプリケーションIDがA0002のアプリケーション・プログラムBについては、通知閾値は4℃であるものとする。そして、2009/05/01/00:00で12℃と測定され、通知開始時刻なので、最初はアプリケーション・プログラムA及びBに通知がなされる。2009/05/01/00:01では16℃と測定され、アプリケーション・プログラムBの前回通知時刻における12℃との差は4℃で通知閾値以上となっているので、アプリケーション・プログラムBには通知がなされる。アプリケーション・プログラムAについては通知閾値未満であるから通知されない。2009/05/01/00:02では17℃と測定され、アプリケーション・プログラムAの前回通知時刻における12℃との差は5℃で通知閾値以上となっているので、アプリケーション・プログラムAに通知がなされる。しかし、アプリケーション・プログラムBについては、前回通知時刻の測定値との差が1℃なので通知は行われない。2009/05/01/00:03では20℃と測定され、アプリケーション・プログラムBの前回通知時刻における16℃との差は4℃で通知閾値以上となっているので、アプリケーション・プログラムBに通知がなされる。アプリケーション・プログラムAについては、前回通知時刻の測定値との差が3℃なので通知は行われない。2009/05/01/00:04では19℃と測定され、アプリケーション・プログラムA及びBのいずれについても前回通知時刻の測定値との差が通知閾値以上となっていないので、通知は行われない。さらに、2009/05/01/00:05では23℃と測定され、アプリケーション・プログラムAの前回通知時刻における17℃との差は6℃で通知閾値以上となっており、アプリケーション・プログラムBの前回通知時刻における20℃との差は3℃で通知閾値以上となっているので、アプリケーション・プログラムA及びBに通知がなされる。このような処理が順次実行される。
なお、キャッシュ107の容量は限られているので、古いデータについては順次破棄され、新たに受信した測定データなどで上書きされる。
また、センサID毎にスレッドを分けて図13の処理を実施するようにしても良い。
本実施の形態におけるセンサは、例えばデータセンタのサーバラックに取り付けられた温度センサであり、アプリケーション・プログラムは、例えばサーバラック内の温度を調整するためのファンの制御を行ったり、警告をメールで送信する等のための温度監視アプリケーション・プログラムである。データセンタには多数のサーバラックがあり、多数の温度センサから測定データが管理システム1に通知される。
温度監視アプリケーション・プログラムは、例えば20通知/秒を受け付けられるとする。そうすると1つの温度センサしか監視しない場合は、0.05秒単位で通知を受け付けられる。しかし、温度監視アプリケーション・プログラムの監視対象センサが増えれば、それだけ希望通知時間間隔を延ばす必要がある。これは、センサの数だけアプリケーション・プログラムを増やすのはコスト面で現実的ではないためである。2つセンサを用いる場合には、0.1秒単位/センサ、10個なら0.5秒単位/センサ、100個なら5秒単位/センサとなる。
このような時間間隔での通知を要求したときに、単純に時間間隔で測定データを間引くと、図1で示したように重要な変化を見落とす可能性があるため、測定データの履歴データを基準変化量と通知時間間隔との関係に変換して、そのデータに基づき通知を行うべき通知閾値が特定される。
本実施の形態の適用範囲は、このようなデータセンタだけでなく、自然の影響を受けやすい農業、漁業などでの機器やシステムに必要なファンやヒータなどの制御にも適用可能である。より具体的には、ハウスや室内栽培における機器の制御、茶畑の霜防止送風装置等である。
[他の実施の形態]
上で述べた実施の形態では、変化量DB104の更新については考慮されていないが、実際には測定データDB102に格納されている測定値は時々刻々変化しているので、定期的に又は管理者などから指示された場合には、変化量DB104を更新することが好ましい。
以下では、変化量DB104を定期的に更新する場合の処理について述べる。まず、図14Bを用いて、変化量算出部103の処理について説明する。変化量算出部103は、例えばカウントダウンタイマである更新タイマのカウントダウンを開始する(ステップS81)。そして、更新タイマのカウントダウンが終了したか、すなわちタイマ値=0となったかを判断する(ステップS83)。カウントダウンが終了していない場合には、例えば管理者などから処理終了を指示されたか判断する(ステップS85)。処理終了であれば処理を終了し、処理終了でなければステップS83に戻る。
一方、カウントダウンが終了した場合には、変化量算出部103は、更新タイマを初期化し(ステップS87)、図7に示した変化量DB生成処理を実施する(ステップS89)。図7の処理を、センサID毎に実施する。その後、変更量算出部103は、更新タイマのカウントダウンを再度開始する(ステップS91)。そしてステップS83に戻る。
このような処理を実施すれば、図10に示したような変化量DB104のデータは、例えば図15に示すようなデータに更新される。
変化量DB104のデータが更新されると、アプリケーション・プログラムに測定データを通知するか否かを判断するのに用いる通知閾値も変更することが好ましい。
従って、通知処理部106は、図16に示すような処理を実施する。通知処理部106は、変化量DB104において特定のセンサについてのテーブル更新を検出すると(ステップS101)、特定のセンサの測定データを処理するアプリケーション・プログラムを特定するため、通知時間DB105において、特定のセンサのセンサIDが関連付けられているアプリケーションIDを特定する(ステップS103)。そして、特定された各アプリケーションIDに関連付けて登録されている希望通知時間間隔に見合う平均通知時間間隔に対応する基準変化量を新たな通知閾値として特定し、通知時間DB105に登録する(ステップS105)。すなわち、希望通知時間間隔以上の平均通知時間間隔が登録されているレコードのうち最小の基準変化量を特定する。
このようにすれば、変化量DB104のデータ更新に応じて通知タイミングを変更することができるようになる。
図12のアプリケーション・プログラムAの場合、希望通知時間間隔が5秒であるので、図10のテーブルでは5℃が通知閾値と特定されるが、図15のテーブルでは4℃が通知閾値として特定される。図12のアプリケーション・プログラムBの場合、希望通知時間間隔が3秒であるので、図10のテーブルでは4℃が通知閾値と特定されるが、図15のテーブルでは3℃が通知閾値として特定される。このように通知閾値が更新され、通知タイミングも変更となる。
上で述べた図13の処理フローでは、前回通知時の測定値と今回の測定値との差が通知閾値未満である状態が連続する場合に、アプリケーション・プログラムに長時間通知が全く行われない場合もあり得る。一方、アプリケーション・プログラム側では最低限例えば3分毎には通知を受けたいという要求があったとしても、それに応じることができない。そこで、例えば図18に示すような処理を実施すれば、このような要求に応じることができる。但し、例えば図11のステップS51で、通知設定に最長通知間隔のデータを含めるようにする。そのような場合には、図17に示すようなデータが、通知時間DB105に登録されるようになる。すなわち、最長通知間隔の列が設けられ、最長通知間隔を指定したアプリケーション・プログラムについては、その値が登録されるようになっている。
図18の処理の説明に移行して、通知処理部106は、測定データ収集部101から測定データ(測定値及び時刻)とセンサIDとを受信すると、キャッシュ107に格納する(ステップS111)。
次に、通知処理部106は、通知時間DB105において、受信したセンサIDに関連付けられているアプリケーションID、通知閾値及び最長通知間隔を特定する(ステップS113)。そして、通知処理部106は、特定されたアプリケーションIDのうち未処理のものを特定する(ステップS115)。なお、1つもアプリケーションIDが特定されない場合には、図示していないがステップS129に移行する。その後、キャッシュ107において、特定されたアプリケーションIDが関連付けられている前回通知時の測定値を特定し、当該前回通知時の測定値と今回の測定値との差を算出する(ステップS117)。そして、算出された差と、特定された通知閾値とを比較して、差が通知閾値以上であるか判断する(ステップS119)。上で述べたように、測定値に複数の値が含まれる場合には、予め定められた評価式で評価指標値を算出し、当該評価指標値についての差と通知閾値とが比較される。
差が通知閾値未満であれば、通知処理部106は、前回通知時から最長通知間隔以上経過したか判断する(ステップS121)。前回通知時から最長通知間隔経過していない場合には、ステップS127に移行する。一方、ステップS119において差が通知閾値以上であると判定された場合又はステップS121で前回通知時から最長通知間隔以上経過したと判定された場合には、特定されたアプリケーションIDのアプリケーション・プログラムに対して、今回の測定値及び時刻を通知する(ステップS123)。
また、通知処理部106は、キャッシュ107において、通知先のアプリケーション・プログラムのアプリケーションIDを、今回の測定値及び時刻に関連付けて登録する(ステップS125)。そして、通知処理部106は、ステップS113において特定された全てのアプリケーションIDを処理したか判断する(ステップS127)。未処理のアプリケーションIDが存在する場合にはステップS115に戻る。一方、特定された全てのアプリケーションIDを処理した場合には、処理終了が指示されたか判断する(ステップS129)。処理終了でなければステップS111に戻る。一方、処理終了が指示されている場合には、処理を終了する。
このような処理を実施すれば、最長通知間隔が設定されている場合にも対処できるようになる。
また、図8を用いて説明した通知回数計数処理では、測定値は1つの値のみを含むか又は測定値から1つの評価指標値を算出して対処するような場合に適用可能であったが、例えばx座標及びy座標を含む位置座標をそれぞれの成分について変化量を判断した方がよい場合がある。例えば、圃場は四角形の形が多いため、移動距離のように前回通知時刻の座標を中心とする通知閾値の円内に入っているか否かを判断するよりは、x座標とy座標を別々に変化量を判断する方が、圃場の形状に合った変化量の比較が可能となる。これによって、圃場の1区画からの出入りや、圃場内の作業の動きなどを判定することができる。
このような場合には、図19に示すような第2の通知回数計数処理を実施する。まず、変化量算出部103は、基準時刻T1を上記の所定時間の最初の時刻t0に設定すると共に、比較時刻T2を時刻t0の次の時刻t1に設定する(ステップS131)。また、読み出したデータの中から基準時刻T1の第1の測定値と比較時刻T2の第1の測定値とを探索し、それらの差を算出する(ステップS133)。第1の測定値は、例えばx座標値である。但し、y座標値であってもよい。
そして、変化量算出部103は、算出された差が、ステップS13で特定された基準変化量以上であるか判断する(ステップS135)。基準変化量は、第1の測定値についての基準変化量としてもよいし、第1及び第2の測定値に共通する基準変化量であってもよい。差が基準変化量以上であればステップS141に移行する。一方、差が基準変化量未満であれば、読み出したデータの中から基準時刻T1の第2の測定値と比較時刻T2の第2の測定値とを探索し、それらの差を算出する(ステップS137)。第2の測定値は、例えばy座標値である。そして、算出された差が、ステップS13で特定された基準変化量以上であるか判断する(ステップS139)。算出された差が基準変化量未満であれば、仮にこの基準変化量が設定されたとしても通知が行われないので、ステップS145に移行して比較時刻T2をずらす。
一方、ステップS135又はS139で差が基準変化量以上と判定されると、仮にこの基準変化量が設定されたとすると通知が行われるので、変化量算出部103は、カウンタNを1インクリメントし(ステップS141)、基準時刻T1に比較時刻T2を設定する(ステップS143)。そしてステップS145に移行する。
ステップS145では、変化量算出部103は、比較時刻T2に次の測定時刻(又は受信時刻)を設定する。例えば、比較時刻T2に測定時刻等の間隔tdを加算して設定する。そして、ステップS11で読み出した所定時間分のデータを処理したか判断する(ステップS147)。未処理のデータが存在する場合にはステップS133に戻る。一方、全てのデータが処理された場合には元の処理に戻る。
このようにすれば、第1の測定値又は第2の測定値のいずれかが基準変化量以上変化した場合には、Nが1インクリメントされるようになる。なお、測定値に3以上の測定値が含まれる場合にも同様に処理できる。
図19のような処理を実施する場合には、通知処理部106も図13の処理に代えて図20のような処理を実施する。
通知処理部106は、測定データ収集部101から測定データ(測定値及び時刻)とセンサIDとを受信すると、キャッシュ107に格納する(ステップS151)。
次に、通知処理部106は、通知時間DB105において、受信したセンサIDに関連付けられているアプリケーションID及び通知閾値を特定する(ステップS153)。通知閾値は、第1の測定値についての通知閾値と第2の測定値についての通知閾値とを別に設ける場合もある。
そして、通知処理部106は、特定されたアプリケーションIDのうち未処理のものを特定する(ステップS155)。なお、1つもアプリケーションIDが特定されない場合には、図示していないがステップS171に移行する。その後、キャッシュ107において、特定されたアプリケーションIDが関連付けられている前回通知時の第1の測定値を特定し、当該前回通知時の第1の測定値と今回の第1の測定値との差を算出する(ステップS157)。そして、算出された差と、特定された通知閾値とを比較して、差が通知閾値以上であるか判断する(ステップS159)。差が通知閾値以上であればステップS165に移行する。一方、差が通知閾値未満であれば、キャッシュ107において、特定されたアプリケーションIDが関連付けられている前回通知時の第2の測定値を特定し、当該前回通知時の第2の測定値と今回の第2の測定値との差を算出する(ステップS161)。そして、算出された差と、特定された通知閾値とを比較して、差が通知閾値以上であるか判断する(ステップS163)。差が閾値以上であればステップS165に移行する。一方、差が閾値未満であればステップS169に移行する。
ステップS159又はS163において差が通知閾値以上であれば、通知処理部106は、特定されたアプリケーションIDのアプリケーション・プログラムに対して、今回の測定値及び時刻を通知する(ステップS165)。また、キャッシュ107において、通知先のアプリケーション・プログラムのアプリケーションIDを、今回の測定値及び時刻に関連付けて登録する(ステップS167)。
そして、ステップS167の後又はステップS163で差が通知閾値未満であると判定された場合には、通知処理部106は、ステップS153において特定された全てのアプリケーションIDを処理したか判断する(ステップS169)。未処理のアプリケーションIDが存在する場合にはステップS155に戻る。一方、特定された全てのアプリケーションIDを処理した場合には、処理終了が指示されたか判断する(ステップS171)。処理終了でなければステップS151に戻る。一方、処理終了が指示されている場合には、処理を終了する。
このように処理すれば、測定値が2つの値を含む場合においてもそれぞれについて通知閾値を超えるような変化があったかを判断して、その判断結果に基づき通知を実施することができるようになる。なお、測定値が3以上の値を含むような場合にも同様対処できる。
以上、本技術の実施の形態について説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、図4で示した機能ブロック図の機能ブロックは必ずしも実際のプログラムモジュールと対応しない場合もある。さらに、処理フローについても、処理結果が変わらない限りにおいて、処理の順番を入れ替えたり、並列に実施できる場合がある。
さらにセンサは、上で述べた一例に限定されるものではなく、様々な種類のセンサを利用可能である。センサも、管理システム1の近隣に設置されている場合もあれば、遠隔地に設置されている場合もある。
また、管理システム1にアプリケーション・プログラムA乃至Mが実行されている例を示しているが、アプリケーション・プログラムA乃至Mは、例えばネットワークに接続されている複数のコンピュータで実行されるような場合もある。アプリケーション・プログラムによっては、複数のコンピュータのそれぞれにおいて一部の機能が実行される場合もある。
図19及び図20では、第1の値と第2の値とのいずれかが通知閾値以上であれば通知を行うような例を示したが、第1の値と第2の値とのいずれもが通知閾値以上であれば通知を行うような処理を採用しても良い。
さらに、前回通知時の測定値の評価指標値と今回の測定値の評価指標値との差を算出する例を示したが、例えば測定値同士の差に応じた評価指標値と通知閾値との比較を実施するようにしても良い。その他、評価式は、センサの測定値の特性に応じて様々な定義が可能である。
なお、上で述べた管理システム1は、コンピュータ装置であって、図21に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上本実施の形態をまとめると以下のようになる。
本通知方法は、センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知方法であって、センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納するステップと、測定データ格納部に格納されている測定値及び測定時刻又は受信時刻に基づき、測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成ステップと、変化量データ格納部に格納されている所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、通知時間間隔がアプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定するステップと、センサからの測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された所定基準変化量以上であれば、アプリケーション・プログラムに通知するステップとを含む。
このようにすれば、アプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔をほぼ満たすように、そして指定通知時間間隔を基に特定された基準変化量以上の変化が急に発生した場合にも、アプリケーション・プログラムに通知が行われる。すなわち、適切な間隔及びタイミングで、アプリケーション・プログラムに通知がなされる。通知は、例えばイベント発生を通知するだけであっても良いし、測定値、測定値及び時刻を含むようにしても良い。
また、本通知方法は、センサからの測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された所定基準変化量未満であって、前回通知時からアプリケーション・プログラムの第2の指定通知時間間隔以上経過した場合に、アプリケーション・プログラムに通知するステップをさらに含むようにしても良い。このようにすれば、あまり測定値に変動がない場合においても少なくとも第2の指定通知時間間隔毎に通知がなされるようになる。
なお、上で述べた評価値は、(A)センサからの測定値と前回通知時の測定値との差と(B)センサからの測定値の評価指標値と前回通知時の測定値の評価指標値との差と、(C)センサからの測定値と前回通知時の測定値との差を評価した差分評価値と、(D)測定値が2以上の種類の測定値を含む場合、少なくともいずれかの種類の測定値の差とのうちいずれかである場合もある。様々なセンサの測定値に対応することができるようになる。
また、上で述べた変化量データ生成ステップを、定期的又は任意のタイミングで実行するようにしてもよい。測定値も、時期的、季節的に変動する場合があるので、定期的に又は管理者やアプリケーション・プログラムからの指示に応じて、適用すべき基準変化量を変更するものである。
さらに、上で述べた変化量データ生成ステップが、測定値の所定基準変化量毎に、当該所定基準変化量が仮に設定された場合に測定データ格納部に格納されているデータを用いて所定時間内に通知が行われる回数を計数し、所定時間を回数で除することにより通知時間間隔を算出するステップを含むようにしてもよい。このような処理を行って変化量データ格納部にデータを用意することによって、このセンサを使用する全てのアプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔に応じた所定基準変化量を特定できるようになる。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知方法であって、
前記センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納するステップと、
前記測定データ格納部に格納されている前記測定値及び前記測定時刻又は受信時刻に基づき、前記測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成ステップと、
前記変化量データ格納部に格納されている前記所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、前記通知時間間隔が前記アプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定するステップと、
前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量以上であれば、前記アプリケーション・プログラムに通知するステップと、
を含み、コンピュータに実行される通知方法。
(付記2)
前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量未満であって、前記前回通知時から前記アプリケーション・プログラムの第2の指定通知時間間隔以上経過した場合に、前記アプリケーション・プログラムに通知するステップ
をさらに含む付記1記載の通知方法。
(付記3)
前記評価値が、
前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値との差と
前記センサからの前記測定値の評価指標値と前回通知時の測定値の評価指標値との差と、
前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値との差を評価した差分評価値と、
前記測定値が2以上の種類の測定値を含む場合、少なくともいずれかの種類の測定値の差と、
のうちいずれかである
付記1又は2記載の通知方法。
(付記4)
前記変化量データ生成ステップを、定期的又は任意のタイミングで実行する
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つ記載の通知方法。
(付記5)
前記変化量データ生成ステップが、
前記測定値の所定基準変化量毎に、当該所定基準変化量が仮に設定された場合に前記測定データ格納部に格納されているデータを用いて所定時間内に通知が行われる回数を計数し、前記所定時間を前記回数で除することにより前記通知時間間隔を算出するステップ
を含む付記1乃至4のいずれか1つ記載の通知方法。
(付記6)
センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知方法であって、
前記センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納するステップと、
前記測定データ格納部に格納されている前記測定値及び前記測定時刻又は受信時刻に基づき、前記測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成ステップと、
前記変化量データ格納部に格納されている前記所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、前記通知時間間隔が前記アプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定するステップと、
前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量以上であれば、前記アプリケーション・プログラムに通知するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記7)
センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知装置であって、
前記センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納する手段と、
前記測定データ格納部に格納されている前記測定値及び前記測定時刻又は受信時刻に基づき、前記測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成手段と、
前記変化量データ格納部に格納されている前記所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、前記通知時間間隔が前記アプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定し、前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量以上であれば、前記アプリケーション・プログラムに通知する手段と、
を有する通知装置。
1 管理システム 10 センサ情報管理基盤部
101 測定データ収集部 102 測定データDB
103 変化量算出部 104 変化量DB
105 通知時間DB 106 通知処理部
107 キャッシュ

Claims (6)

  1. センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知方法であって、
    前記センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納するステップと、
    前記測定データ格納部に格納されている前記測定値及び前記測定時刻又は受信時刻に基づき、前記測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成ステップと、
    前記変化量データ格納部に格納されている前記所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、前記通知時間間隔が前記アプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定するステップと、
    前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量以上であれば、前記アプリケーション・プログラムに通知するステップと、
    を含み、コンピュータに実行される通知方法。
  2. 前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量未満であって、前記前回通知時から前記アプリケーション・プログラムの第2の指定通知時間間隔以上経過した場合に、前記アプリケーション・プログラムに通知するステップ
    をさらに含む請求項1記載の通知方法。
  3. 前記評価値が、
    前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値との差と
    前記センサからの前記測定値の評価指標値と前回通知時の測定値の評価指標値との差と、
    前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値との差を評価した差分評価値と、
    前記測定値が2以上の種類の測定値を含む場合、少なくともいずれかの種類の測定値の差と、
    のうちいずれかである
    請求項1又は2記載の通知方法。
  4. 前記変化量データ生成ステップが、
    前記測定値の所定基準変化量毎に、当該所定基準変化量が仮に設定された場合に前記測定データ格納部に格納されているデータを用いて所定時間内に通知が行われる回数を計数し、前記所定時間を前記回数で除することにより前記通知時間間隔を算出するステップ
    を含む請求項1乃至3のいずれか1つ記載の通知方法。
  5. センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知方法であって、
    前記センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納するステップと、
    前記測定データ格納部に格納されている前記測定値及び前記測定時刻又は受信時刻に基づき、前記測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成ステップと、
    前記変化量データ格納部に格納されている前記所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、前記通知時間間隔が前記アプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定するステップと、
    前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量以上であれば、前記アプリケーション・プログラムに通知するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. センサにより計測される測定値の変化量が一定量以上であるときに、アプリケーション・プログラムに通知を行う通知装置であって、
    前記センサから測定値を受信し、当該測定値と当該測定値の測定時刻又は受信時刻とを測定データ格納部に格納する手段と、
    前記測定データ格納部に格納されている前記測定値及び前記測定時刻又は受信時刻に基づき、前記測定値の所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータを生成し、変化量データ格納部に格納する変化量データ生成手段と、
    前記変化量データ格納部に格納されている前記所定基準変化量毎の通知時間間隔のデータから、前記通知時間間隔が前記アプリケーション・プログラムの指定通知時間間隔以上となる最小の所定基準変化量を特定し、前記センサからの前記測定値と前回通知時の測定値とから算出される評価値が、特定された前記所定基準変化量以上であれば、前記アプリケーション・プログラムに通知する手段と、
    を有する通知装置。
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