JP5233348B2 - プロジェクタ及び歪み補正方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ及び画像の歪みを補正する歪み補正方法に関する。
従来、光源装置(照明光学系)と、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置(液晶ライトバルブ)と、画像光をスクリーンや壁面に拡大投射する投射光学装置(投射光学系)とを備えたプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなプロジェクタは、通常、画像光の射出方向が略水平となる姿勢で机上に載置されたり天吊りされたりして、当該プロジェクタの前方に設けられたスクリーンや壁面に画像光を投射するものであるが、近年、画像光を天井に投射できるプロジェクタの開発が要望されている。ここで、画像光を天井に投射する構成としては、例えば投射レンズ(投射光学装置)の前方に斜めに反射板を設け、当該反射板により、投射レンズから水平に射出された画像光を天井側に反射することで、天井に画像光を投射する構成が考えられる。
特開2005−77912号公報
しかしながら、反射板を用いた構成では、反射板の角度によっては、例えば天井に台形形状の画像が形成されてしまうなど、天井に形成される画像に歪みが生じてしまうという問題がある。
本発明の目的は、投射方向を変更でき、かつ、投射された画像に歪が生じることを抑制できるプロジェクタ及び歪み補正方法を提供することにある。
本発明のプロジェクタは、光源装置と、前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を拡大投射する投射光学装置とを備えたプロジェクタであって、前記光源装置、前記光変調装置、および前記投射光学装置を有するプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体に設けられた反射装置とを備え、前記反射装置は、前記投射光学装置の前記画像光の射出方向上に配置されて前記画像光を反射する反射部と、前記画像光の中心軸に対する前記反射部の傾斜角度を示す角度情報を保持する保持部とを備え、前記プロジェクタ本体は、投射される画像光に係る画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記保持部から前記角度情報を取得する角度情報取得手段と、前記角度情報取得手段により取得された前記角度情報が示す前記反射部の傾斜角度に基づいて、前記画像光が投射される投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正する歪み補正手段と、前記歪み補正手段により補正された前記画像情報を前記光変調装置に出力する画像出力手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、反射装置が反射部の傾斜角度を示す角度情報を有する保持部を備えているので、画像光を投射させたい角度に応じた傾斜角度を有する反射部の反射装置がプロジェクタ本体に取り付けられると、角度情報取得手段が保持部から角度情報を取得でき、この角度情報が示す傾斜角度に基づいて、歪み補正手段が天井等の投射面上に形成される画像に歪みが生じないように画像情報を補正できる。
また、画像光の投射角度を変更できる構成としては、例えば反射装置が反射部を回動自在に保持する構成が考えられるが、この様な構成の場合、反射部を回動自在に保持するための機構が必要になるため、反射装置の構成が複雑になってしまうという問題がある。この点、本発明によれば、画像光を投射させたい角度に応じた傾斜角度を有する反射部の反射装置をプロジェクタ本体に取り付けることで、画像光の投射角度を変更できるので、反射部を回動自在に保持するための機構を不要にできる分、反射装置の構成を簡素にできる。また、このような反射部を回動自在に保持する構成の場合、反射部の傾斜角度を検出するためのセンサが必要となるが、本発明では、反射装置をプロジェクタ本体に取り付けた際に、保持部から反射部の傾斜角度を示す角度情報を取得する構成となっているので、反射部の傾斜角度を検出するためのセンサを不要にできる。
本発明のプロジェクタでは、前記投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正するための補正データを記憶している記憶手段を備え、前記補正データは、前記反射部の傾斜角度に対応して記憶され、前記歪み補正手段は、前記記憶手段から前記反射部の傾斜角度に対応した前記補正データを取得する取得部と、取得された前記補正データに基づいて前記画像情報を補正する補正部とを備えていることが好ましい。なお、補正データは、例えば画像情報を補正する際の補正量を含んで構成されている。
本発明によれば、画像情報を補正するための補正データが記憶されている記憶手段から、取得部が、反射部の傾斜角度に対応した補正データを取得し、この補正データに基づいて補正部が画像情報を補正するので、当該補正データを算出するための複雑な演算処理を不要にでき、画像情報の補正を滞りなく行うことができる。
本発明のプロジェクタでは、水平面に対する当該プロジェクタの傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段を備え、前記歪み補正手段は、前記傾斜角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて前記画像情報を補正することが好ましい。
本発明によれば、前述の反射部の傾斜角度と、水平面に対するプロジェクタの傾斜角度とに基づいて、天井等の投射面上に形成される画像に歪みが生じないように画像情報を補正するので、当該画像に歪みが生じることをより抑制できる。
本発明のプロジェクタでは、前記反射装置は、当該反射装置を前記プロジェクタ本体に着脱自在に取り付ける取付部を備え、前記取付部には、凹凸により前記角度情報を示す前記保持部が設けられ、前記角度情報取得手段は、前記凹凸を検出することにより、前記角度情報を取得することが好ましい。
本発明によれば、取付部に形成された凹凸により保持部が構成されているので、取付部に保持部としてのROM(Read Only Memory)を設け、このROMに角度情報を保持させる構成と比べ、構成を簡素にでき、製造コストを低減できる。
また、本発明の歪み補正方法は、画像光を投射するプロジェクタ本体と、当該プロジェクタ本体から投射された前記画像光を反射する反射装置とを備えたプロジェクタを用いて行われ、表示される画像の歪みを補正する歪み補正方法であって、前記プロジェクタ本体は、光源装置と、前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を拡大投射する投射光学装置とを備え、前記反射装置は、前記投射光学装置の前記画像光の射出方向上に配置されて前記画像光を反射する反射部と、前記画像光の中心軸に対する前記反射部の傾斜角度を示す角度情報を保持する保持部とを備え、当該歪み補正方法は、前記プロジェクタ本体が、前記画像情報を取得する画像情報取得工程と、前記保持部から前記角度情報を取得する角度情報取得工程と、取得された前記角度情報が示す前記反射部の傾斜角度に基づいて、前記画像光が投射される投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正する歪み補正工程と、補正された前記画像情報を前記光変調装置に出力する画像出力工程と、を実行することを特徴とする。
本発明では、前記プロジェクタ本体は、前記反射部の傾斜角度と、当該傾斜角度に対応し、前記投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正するための補正データとを記憶している記憶手段を備え、前記歪み補正工程は、前記記憶手段から前記反射部の傾斜角度に対応した前記補正データを取得する取得手順と、取得された前記補正データに基づいて前記画像情報を補正する補正手順とを有することが好ましい。
本発明では、前記プロジェクタ本体は、水平面に対する前記プロジェクタの傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段を備え、前記歪み補正工程は、前記プロジェクタ本体が、前記傾斜角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて前記画像情報を補正する他の補正手順を有することが好ましい。
本発明では、前記反射装置は、当該反射装置を前記プロジェクタ本体に着脱自在に取り付ける取付部を備え、前記取付部には、凹凸により前記角度情報を示す前記保持部が設けられ、前記角度情報取得工程では、前記プロジェクタ本体が、当該プロジェクタ本体に取り付けられた前記反射装置の前記凹凸を検出することにより、前記角度情報を取得することが好ましい。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1は、本実施形態のプロジェクタ1の構成を示すブロック図である。なお、図1では、反射装置8を、当該装置8から後述する取付部83を省略して描いている。
プロジェクタ1は、例えば床や机上などの水平面上に載置され、画像光を天井OH等の投射面に拡大投射するものである。このプロジェクタ1は、筐体2、光学ユニット3、角度情報取得手段4、傾斜角度検出手段5、操作手段6、および制御装置7を有するプロジェクタ本体10と、反射装置8とを備えている。
〔反射装置8の構成〕
図2は、反射装置8を示す斜視図である。
このうち、反射装置8は、図2に示すように、投射光学装置33から射出された画像光を天井OH側に反射する反射部81と、投射光学装置33から射出された画像光の中心軸に対する反射部81の傾斜角度を示す角度情報を保持する保持部82と、これらを筐体2に取り付けるための取付部83とを備えている。この反射装置8は、筐体2に着脱自在に構成されており、使用者が、画像光を投射させたい方向に合わせて、反射部81の傾斜角度が異なる装置8を筐体2に取り付けることができるようになっている。
取付部83は、合成樹脂製であり、筐体2の上面22に沿うように配置される上片831と、筐体2の側面23に設けられた差込口24に差し込まれる下片833と、これら上片831および下片833の同じ側の端部同士を接続し、筐体2の側面23に沿うように配置される側片832とを備え、横向きに開口した側面視U字状に形成されている。この取付部83は、上片831、および差込口24に差し込まれる下片833で筐体2を挟み込むことで、筐体2に固定される。
上片831には一対の突起部8311が形成されている。突起部8311は、筐体2の上面22に形成された図示しない固定穴に嵌入されることで、取付部83の固定位置を位置決めする。
側片832は、反射部81が投射光学装置33の画像光の射出方向上に傾斜配置されるように、反射部81を支持している。本実施形態では、側片832は、反射部81の傾斜角度が30度となるように反射部81を支持している。反射部81の投射光学装置33との対向面は、投射光学装置33から射出される画像光を反射する反射面811となっている。
図3は、反射装置8の下片833を示す下面図、図4は、他の反射装置8Aの下片833Aを示す下面図である。
下片833には保持部82が設けられている。具体的には、下片833には複数の爪821が形成されており、これらの複数の爪821により保持部82が構成されている。各爪821は、プロジェクタ本体10の内部に設けられた角度情報取得手段4の読取部内の回路を導通させる接点となっており、保持部82は、これらの爪821の配置により、画像光の中心軸に対する反射部42の傾斜角度を示す情報を保持している。従って、反射部81の傾斜角度が30度である本実施形態では、爪821の配置は図3に示すとおりとなっているが、反射部81の傾斜角度が例えば45度である場合には、爪821の配置は、図4に示すように、傾斜角度が30度の場合とは異なるものとなる。
〔筐体2の構成〕
図1に戻って、反射装置8が取り付けられる筐体2は、箱状に形成され、各部品3〜7を内部に収納する。このような筐体2において、後述する投射光学装置33が設けられる側には脚部21が設けられている。脚部21は、伸縮自在に構成されており、例えば伸長することで、投射光学装置33による画像光の射出方向を水平面に対して上向きに設定することが可能となっている。
〔光学ユニット3の構成〕
光学ユニット3は、制御装置7から出力される画像情報に応じて画像光を形成し、当該画像光を拡大投射するものである。この光学ユニット3は、光源装置31と、光変調装置32と、投射光学装置33とを備えている。また、図示を略したが、光学ユニット3は、これらの構成のほか、光源装置31から射出された光束をR(赤)、G(緑)、およびB(青)の各色光に分離する色分離光学装置と、各色光を合成するクロスダイクロイックプリズム等の色合成光学装置とを備えている。
光源装置31は、放電型の光源ランプと、光源ランプから射出された放射光を反射するリフレクタとを備え、光束を前述の色分離光学装置側へ射出する。この光源装置31から射出された光束は、前述の色分離光学装置によりR、G、Bの各色光に分離される。
光変調装置32は、色分離光学装置により分離されたR、G、Bの各色光の光路上にそれぞれ配置された3つの液晶パネルから構成されており、入射光束を制御装置7から出力される画像情報に応じて変調する。各液晶パネルにより変調された各色光に応じた画像光は色合成光学装置により合成される。
投射光学装置33は、鏡筒と、鏡筒内に収納された複数の投射レンズとを備え、色合成光学装置により合成された画像光を拡大投射する。
〔角度情報取得手段4の構成〕
角度情報取得手段4は、反射装置8の保持部82から、反射部81の傾斜角度を示す角度情報を取得する。具体的には、角度情報取得手段4は、図示しない読取部内に差し込まれた反射装置8の爪821により、当該読取部の回路の一部が導通することで、反射部42の角度情報を取得する。また、角度情報取得手段4は、筐体2に反射装置8が取り付けられたか否かを検出する検出手段を兼ねており、読取部内に差し込まれた反射装置8の爪821により、読取部の回路の一部が導通することで、筐体2に反射装置8が取り付けられたと検出する。
〔傾斜角度検出手段5の構成〕
傾斜角度検出手段5は、例えば加速度センサにより構成され、水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度、例えば脚部21が伸長されて画像光の中心軸が上向きとなるようにプロジェクタ1が設置された場合の水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度を検出する。
〔操作手段6の構成〕
操作手段6は、筐体2に設けられた操作パネル61、およびリモートコントローラ62からなり、使用者による入力操作に応じた操作信号を制御装置7に出力する。使用者によるこの操作手段6の操作により、画像形成に係るプロジェクタ1のモードが、画像の上下を反転させる上下反転モード、および画像の左右を反転させる左右反転モードのうち、いずれか一方のモードに設定される。
〔制御装置7の構成〕
制御装置7は、CPU(Central Processing Unit)や記憶装置が実装された回路基板として構成され、プロジェクタ1全体を制御する。また、制御装置7は、設定されたモード(上下反転モードおよび左右反転モード)に応じて天井OHに形成される画像の向きが正しい向きとなるように、かつ、天井OHに形成される画像に歪が生じないように画像情報を補正する。このため、制御装置7は、画像情報取得手段71と、設定手段72と、選択手段73と、記憶手段74と、補正手段75と、画像出力手段76とを備えている。
画像情報取得手段71は、プロジェクタ1に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器から、投射される画像光に係る画像情報を取得する。
設定手段72は、使用者の入力操作に基づいて操作手段6から出力される操作信号に応じて、プロジェクタ1のモードを上下反転モードおよび左右反転モードのうちいずれか一方のモードに設定する。
選択手段73は、角度情報取得手段4により反射装置8の筐体2への取付が検出された場合、設定されたモードに対応する手段751〜753を機能させる。すなわち、選択手段73は、プロジェクタ1のモードが上下反転モードに設定されていた場合、後述する上下反転手段751および歪み補正手段753を機能させ、左右反転モードに設定されていた場合、後述する左右反転手段752および歪み補正手段753を機能させる。
記憶手段74は、反射部81の各傾斜角度と、水平面に対するプロジェクタ1の各傾斜角度とに対応した補正データを記憶している。この補正データは、天井OHに形成される画像に歪みが生じないように画像情報を補正するためのものであり、画像情報を補正する際の補正量を含んで構成されている。また、補正データは、各画像の補正向き(縦台形歪み補正、横台形歪み補正)ごとに設定されている。この補正データに基づいて、後述する歪み補正手段753が画像情報を補正する。
補正手段75は、設定されたモードに応じて画像情報を補正する。なお、補正手段75により補正された画像情報は、画像出力手段76により光変調装置32に出力される。補正手段75は、上下反転手段751と、左右反転手段752と、歪み補正手段753とを備えている。
図5は、床面に対して垂直に設けられた壁面に形成され、使用者に観察される画像を示す図、図6は、投射光学装置33からの画像光の射出方向に体を向けた場合に観察される画像を示す図である。なお、図5および図6では、光変調装置32にて形成される形成画像と、観察される画像との大きさを同一寸法で描いてある。以降の図においても同様である。
図5に示すように、光変調装置32にて形成された画像(当該画像を、当該画像の射出方向の基端側から先端側に向かって観察した場合の画像)を、投射光学装置33から水平に射出し、プロジェクタ1の前方(投射光学装置33による画像光の射出方向)にある垂直な壁面に反射装置8を介することなく投射した場合には、壁面には、上下左右の向きが形成画像の上下左右の向きと同一の正しい向きの画像が形成される。
しかしながら、図6に示すように、投射光学装置33から水平に射出された画像(形成画像)に係る画像光を反射装置8により天井OH側に反射した場合において、投射光学装置33からの画像光の射出方向に体(顔)を向けた状態で天井OHに形成された画像を観察した場合には、画像の上下の向きが本来の向き、すなわち形成画像の上下の向きとは反転してしまう。
図7は、補正された画像情報に係る形成画像に基づいて天井OHに形成される画像を示す図である。
そこで、上下反転手段751は、上下反転モードに設定されている場合に、図7に示すように、光変調装置32にて形成される画像の上下が、補正前の画像情報に基づいて形成される画像の上下とは反転するように画像情報を補正し、上下が本来の向きとは反転した画像を光変調装置32に形成させることにより、天井OHに適切な向きの画像を形成する。
すなわち、本実施形態では、使用者が投射光学装置33からの画像光の射出方向に体を向けた状態で天井OHに形成された画像を観察する場合には、使用者が操作手段6を操作して上下反転モードに設定することで、選択手段73が上下反転手段751を機能させ、上下反転手段751が上下が本来の向きとは反転した画像を光変調装置32に形成させるので、天井OHに適切な向きの画像を形成することができる。
図8は、投射光学装置33からの画像光の射出方向とは反対方向に体を向けた場合に観察される画像を示す図である。図9は、補正された画像情報に係る形成画像に基づいて天井OHに形成される画像を示す図である。
一方、図8に示すように、投射光学装置33から水平に射出された画像を反射装置8により天井OH側に反射して、天井OHに投射した場合において、投射光学装置33からの画像光の射出方向とは反対方向に体を向けた状態で天井OHに形成された画像を観察した場合には、天井OHに形成された画像の左右の向きが本来の向きとは反転してしまう。
そこで、左右反転手段752は、左右反転モードに設定されている場合に、図9に示すように、光変調装置32にて形成される画像の左右が補正前の画像情報に基づいて形成される画像の左右とは反転するように画像情報を補正し、左右の向きが本来の向きに対して反転した画像を光変調装置32に形成させることにより、天井OHに適切な向きの画像を形成する。
図10は、反射部81の傾斜角度が45度より小さい場合に天井OHに形成される画像の歪みを示す図、図11は、補正された画像情報に係る形成画像を示す図、図12は、補正された画像情報に係る形成画像に基づいて天井OHに形成される画像を示す図である。
プロジェクタが水平に設置された場合において、図10の実線に示すように、反射部81の傾斜角度が45度の場合、天井OHに形成される画像に歪みは生じない。しかしながら、図10の一点差線に示すように、プロジェクタ1が水平に設置された場合において、傾斜角度が45度以外の場合、例えば本実施形態のように傾斜角度が30度の場合には、天井OHに形成される画像に歪みが生じる。
そこで、歪み補正手段753は、角度情報取得手段4により取得された角度情報が示す反射部81の傾斜角度と、傾斜角度検出手段5によって検出された水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度とに基づいて、天井OHに形成される画像に歪みが生じないように、前記反転手段751,752によって補正された画像情報をさらに補正する。この際、本実施形態では、歪み補正手段753は、記憶手段74から、反射部81の傾斜角度と、水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度とに対応した補正データを取得し、この補正データに基づいて画像情報を補正する。
具体的に、例えば反射部81の傾斜角度が30度の反射装置8を装着したプロジェクタ1が水平に設置された場合において、プロジェクタ1が上下反転モードに設定された場合には、歪み補正手段753の取得部7531が、角度情報取得手段4により取得された角度情報が示す反射部81の傾斜角度と、傾斜角度検出手段5によって検出されたプロジェクタ1の水平面に対する傾斜角度とに対応した補正データを記憶手段74から取得する。そして、補正部7532が、図11に示すように、上下反転手段751によって補正された画像情報をこの補正データに基づいてさらに台形歪み補正(キーストン補正)し、光変調装置32に台形の画像を形成させることで、図12に示すように、天井OHに形成される画像に歪みが生じることを抑制する。
図13は、プロジェクタ1が、射出する画像光の中心軸に沿って水平面に対して傾斜している場合に天井OHに形成される画像の歪みを示す図である。
なお、反射部81の傾斜角度が45度の場合において、プロジェクタ1が、図13に示すように、脚部21の伸張などにより、射出する画像光の中心軸に沿って水平面に対して傾斜している場合にも、天井OHに形成される画像には縦台形歪みが生じる。この場合にも、前述と同様に、歪み補正手段753は、天井OHに形成される画像に歪みが生じないように、画像情報を台形歪み補正する。なお、この場合における台形歪み補正量は、反射装置8を装着せずに床面に対して垂直に設けられたスクリーン等に画像光を投射した場合の補正量とは異なる量に設定されている。
図14は、プロジェクタ1が、射出する画像光の中心軸を中心として水平面に対して傾斜している場合に天井OHに形成される画像に生じる歪みを示す図である。図15は、補正された画像情報に係る形成画像に基づいて天井OHに形成される画像を示す図である。
また、プロジェクタ1が、射出する画像光の中心軸を中心として水平面に対して傾斜している場合にも、図14に示すように、天井OHに形成される画像には横台形歪みが生じるが、この場合にも、歪み補正手段753は、図15に示すように、記憶手段74から取得した補正データに基づいて台形歪み補正(横台形歪み補正)を行うことで、天井OHに形成される画像の歪みを抑制する。
〔プロジェクタ1による画像情報の補正処理〕
以下、プロジェクタ1による画像情報の補正処理について説明する。
図16は、プロジェクタ1による画像情報の補正処理を示すフローチャートである。
以下の各工程は、使用者によりプロジェクタ1の電源が入れられることにより実行される。プロジェクタ1の電源が入れられると、画像情報取得手段71は、プロジェクタ1に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器から、投射される画像光に係る画像情報を取得する(ステップS1)。
ステップ1の後、設定手段72は、使用者の入力操作に基づいて操作手段6から出力される操作信号に応じて、プロジェクタ1のモードを上下反転モードおよび左右反転モードのうちいずれか一方のモードに設定する(ステップS2)。なお、使用者の体の向きに応じたモードが予め設定されている場合には、当該ステップS2は飛ばされてもよい。
ステップS2の後、角度情報取得手段4は、反射装置8が取り付けられているか否かを検出する(ステップS3)。角度情報取得手段4は、反射装置8が筐体2に取り付けられていると検出した場合(ステップS3:YES)、反射装置8の保持部82から、投射光学装置33から射出される画像光の中心軸に対する反射部81の傾斜角度を示す情報である角度情報を取得する(ステップS4)。なお、角度情報取得手段4が、反射装置8が筐体2に取り付けられていないと検出した場合(ステップS3:NO)、本処理は終了する。
ステップS4の後、傾斜角度検出手段S5は、プロジェクタ1の水平面に対する傾斜角度を検出する(ステップS5)。
ステップS5の後、選択手段73は、プロジェクタ1のモードが上下反転モードに設定されている場合には、上下反転手段751および歪み補正手段753を機能させ、プロジェクタ1のモードが左右反転モードに設定されている場合には、左右反転手段752および歪み補正手段753を機能させる。具体的には、選択手段73は、プロジェクタ1のモードが上下反転モードおよび左右反転モードのうち、いずれのモードになっているのかを判定する(ステップS6)。
そして、選択手段73は、プロジェクタ1のモードが上下反転モードに設定されていると判定した場合には(ステップS6:YES)、上下反転手段751を機能させる。すなわち、上下反転手段751が、光変調装置32にて形成される画像の上下が補正前の画像情報に基づいて形成される画像の上下とは反転するように画像情報を補正する(ステップS7)。
一方、選択手段73は、プロジェクタ1のモードが左右反転モードに設定されていると判定した場合には(ステップS6:NO)、左右反転手段752を機能させる。すなわち、左右反転手段752が、光変調装置32にて形成される画像の左右が補正前の画像情報に基づいて形成される画像の左右とは反転するように画像情報を補正する(ステップS8)。
ステップS7,S8の後、選択手段73は、歪み補正手段753を機能させる。すなわち、歪み補正手段753が、角度情報取得手段4により取得された角度情報が示す反射部81の傾斜角度と、傾斜角度検出手段5により検出されたプロジェクタ1の水平面に対する傾斜角度とに対応した補正データを記憶手段74から取得し、反転手段751,752によって補正された画像情報をこの補正データに基づいてさらに補正する(ステップS9)。これにより、画像情報は、天井OHに形成される画像に歪みが生じることが抑制されるように、かつ、天井OHに形成される画像の向きが正しい向きとなるように補正される。
ステップS9の後、画像出力手段76は、補正された画像情報を光変調装置32に出力する(ステップS10)。これにより、天井OHに、向きの正しい、かつ、歪みの抑制された画像が形成される。
〔本実施形態の効果〕
以上のような本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を奏することができる。
反射装置8が反射部81の傾斜角度を示す角度情報を有する保持部82を備えているので、画像光を投射させたい角度に応じた傾斜角度を有する反射部81の反射装置8がプロジェクタ本体10に取り付けられた際に、角度情報取得手段4が保持部82から角度情報を取得でき、この角度情報が示す傾斜角度に基づいて、歪み補正手段753が天井に形成される画像に歪みが生じないように画像情報を補正できる。
水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度にも基づいて画像情報を補正するので、天井OHに形成される画像に歪みが生じることをより抑制できる。
画像情報を補正するための補正データが記憶されている記憶手段74から、取得部7531が反射部81の傾斜角度に対応した補正データを取得し、この補正データに基づいて補正部7532が画像情報を補正するので、当該補正データを算出するための複雑な演算処理を不要にでき、画像情報の補正を滞りなく行うことができる。
プロジェクタ1は、光変調装置32にて形成される画像の上下が反転するように画像情報を補正する上下反転手段751と、形成画像の左右が反転するように画像情報を補正する左右反転手段752とを備えている。これによれば、使用者が投射光学装置33からの画像光の射出方向に体を向けた状態で天井OHに形成された画像を観察する場合には、上下反転手段751を機能させ、使用者が投射光学装置33からの画像光の射出方向とは反対方向に体を向けた状態で天井OHに形成された画像を観察する場合には、左右反転手段752を機能させることで、天井OHに正しい向きの画像を形成できる。
反射装置8がプロジェクタ本体10に取り付けられたことを角度情報取得手段4が検出すると、自動的にいずれかの反転手段751,752および歪み補正手段753が機能するので、反射装置8をプロジェクタ本体10に取り付けた際に、それらの手段751〜753の立ち上げを手動で行うことを不要にできる。
使用者による操作手段6の操作に応じて、設定手段72が上下反転手段751および左右反転手段752のうちいずれを機能させるのかを設定するので、使用者は、いずれの反転手段751,752を機能させるのかを自分の姿勢に応じて設定することができる。従って、画像形成をより適切に行うことができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、プロジェクタ1は、画像情報を補正するための補正データを、反射部81の傾斜角度と、水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度とに基づいて記憶手段74から取得するように構成されていたが、プロジェクタ1は、画像情報を補正するための補正データを、反射部81の傾斜角度と、水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度とに基づいて演算処理を行うことにより算出するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、歪み補正手段753は、画像情報を、反射部81の傾斜角度と、水平面に対するプロジェクタ1の傾斜角度とに基づいて補正していたが、歪み補正手段753は、画像情報を反射部81の傾斜角度のみに基づいて補正してもよい。
図17は、変形例の保持部82Bを示す斜視図である。
前記実施形態では、保持部82は、爪(凹凸)821から構成されていたが、保持部82Bは、図17に示すように、取付部83に設けられたROM(Read Only Memory)などの記憶手段822から構成されていてもよい。なお、保持部82BをROMなどの記憶手段822で構成する場合、下片833に、反射装置8Bが筐体2に取り付けられた際に記憶手段822と角度情報取得手段4とを接続する配線部8331を設けてもよい。また、保持部を構成する記憶手段を、IC(Integrated Circuit)タグなどのように無線で情報取得手段4にデータを送信できるように構成してもよい。この場合、下片833に配線部8331を設けることを不要にできる。
図18は、変形例の保持部82Cを示す平面図である。
さらに、図18に示すように、保持部82Cは、下片833に設けられた光学式コード823を備えて構成されていてもよい。光学式コード823は、例えば、1、0に対応する白黒のパターン8231により、反射部81の傾斜角度を示す情報である角度情報を保持する。なお、このように保持部82Cが光学式コード823を備えて構成されている場合、角度情報取得手段4は、光学式コード823の各パターン8231に光を射出する光射出部と、光射出部から射出されて各パターンで反射する光の強度を検出するフォトカプラやフォトダイオードなどの受光素子とを備えた光学式読取装置から構成されていればよい。
前記実施形態では、プロジェクタ1は、反射面811を床面に沿って保持し、画像光を天井OHに投射していたが、プロジェクタ1は、反射面811を床面に対して垂直に保持し、画像光を床面に垂直に設けられた壁面に投射してもよい。
前記実施形態では、取付部83は、側面視U字状に設けられていたが、取付部83は、当該反射装置8を筐体2に取り付けることができるのならば、どのような形状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、光変調装置は、液晶パネルを備えて構成されていたが、DMD(Digital Micromirror Device:米国テキサスインスツルメント社の商標)を備えて構成されていてもよい。
本発明は、プロジェクタに利用でき、特にホームシアタに用いられるプロジェクタに好適に利用できる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図。 前記実施形態における反射装置を示す斜視図。 前記実施形態における反射装置の下片を示す下面図。 前記実施形態における他の反射装置の下片を示す下面図。 前記実施形態における壁面に形成された画像を示す図。 前記実施形態における投射光学装置からの画像光の射出方向に体を向けた場合に観察される画像を示す図。 前記実施形態における補正された画像情報に係る形成画像に基づいて形成される画像を示す図。 前記実施形態における投射光学装置からの画像光の射出方向とは反対方向に体を向けた場合に観察される画像を示す図。 前記実施形態における補正された画像情報に係る形成画像に基づいて形成される画像を示す図。 前記実施形態における反射部の傾斜角度が45度より小さい場合に形成される画像を示す図。 前記実施形態における歪み補正手段によって補正された画像情報に係る形成画像を示す図。 前記実施形態における補正された画像情報に係る形成画像に基づいて形成される画像を示す図。 前記実施形態におけるプロジェクタが傾斜している場合に形成される画像を示す図。 前記実施形態におけるプロジェクタが傾斜している場合に形成される画像を示す図。 前記実施形態における補正された画像情報に係る形成画像に基づいて形成される画像を示す図。 前記実施形態における画像情報の補正処理を示すフローチャート。 変形例の保持部を示す斜視図。 変形例の保持部を示す平面図。
符号の説明
1…プロジェクタ、4…角度情報取得手段、5…傾斜角度検出手段、8,8A…反射装置、10…プロジェクタ本体、31…光源装置、32…光変調装置、33…投射光学装置、71…画像情報取得手段、74…記憶手段、76…画像出力手段、81…反射部、82,82A〜82C…保持部、83…取付部、753…歪み補正手段、821…爪(凹凸)、7531…取得部、7532…補正部。

Claims (8)

  1. 光源装置と、前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を拡大投射する投射光学装置とを備えたプロジェクタであって、
    前記光源装置、前記光変調装置、および前記投射光学装置を有するプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体に設けられた反射装置とを備え、
    前記反射装置は、
    前記投射光学装置の前記画像光の射出方向上に配置されて前記画像光を反射する反射部と、
    前記画像光の中心軸に対する前記反射部の傾斜角度を示す角度情報を保持する保持部とを備え、
    前記プロジェクタ本体は、
    投射される画像光に係る画像情報を取得する画像情報取得手段と、
    前記保持部から前記角度情報を取得する角度情報取得手段と、
    前記角度情報取得手段により取得された前記角度情報が示す前記反射部の傾斜角度に基づいて、前記画像光が投射される投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正する歪み補正手段と、
    前記歪み補正手段により補正された前記画像情報を前記光変調装置に出力する画像出力手段とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
    前記投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正するための補正データを記憶している記憶手段を備え、
    前記補正データは、前記反射部の傾斜角度に対応して記憶され
    前記歪み補正手段は、
    前記記憶手段から前記反射部の傾斜角度に対応した前記補正データを取得する取得部と、
    取得された前記補正データに基づいて前記画像情報を補正する補正部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
    水平面に対する当該プロジェクタの傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段を備え、
    前記歪み補正手段は、前記傾斜角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて前記画像情報を補正することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記反射装置は、当該反射装置を前記プロジェクタ本体に着脱自在に取り付ける取付部を備え、
    前記取付部には、凹凸により前記角度情報を示す前記保持部が設けられ、
    前記角度情報取得手段は、前記凹凸を検出することにより、前記角度情報を取得することを特徴とするプロジェクタ。
  5. 画像光を投射するプロジェクタ本体と、当該プロジェクタ本体から投射された前記画像光を反射する反射装置とを備えたプロジェクタを用いて行われ、表示される画像の歪みを補正する歪み補正方法であって、
    前記プロジェクタ本体は、
    光源装置と、
    前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を拡大投射する投射光学装置とを備え、
    前記反射装置は、
    前記投射光学装置の前記画像光の射出方向上に配置されて前記画像光を反射する反射部と、
    前記画像光の中心軸に対する前記反射部の傾斜角度を示す角度情報を保持する保持部とを備え、
    当該歪み補正方法は、前記プロジェクタ本体が、
    前記画像情報を取得する画像情報取得工程と、
    前記保持部から前記角度情報を取得する角度情報取得工程と、
    取得された前記角度情報が示す前記反射部の傾斜角度に基づいて、前記画像光が投射される投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正する歪み補正工程と、
    補正された前記画像情報を前記光変調装置に出力する画像出力工程と、を実行することを特徴とする歪み補正方法。
  6. 請求項5に記載の歪み補正方法において、
    前記プロジェクタ本体は、前記反射部の傾斜角度と、当該傾斜角度に対応し、前記投射面上に形成される画像に歪みが生じないように前記画像情報を補正するための補正データとを記憶している記憶手段を備え、
    前記歪み補正工程は、
    前記記憶手段から前記反射部の傾斜角度に対応した前記補正データを取得する取得手順と、
    取得された前記補正データに基づいて前記画像情報を補正する補正手順とを有することを特徴とする歪み補正方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載の歪み補正方法において、
    前記プロジェクタ本体は、水平面に対する前記プロジェクタの傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段を備え、
    前記歪み補正工程は、前記プロジェクタ本体が、前記傾斜角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて前記画像情報を補正する他の補正手順を有することを特徴とする歪み補正方法。
  8. 請求項5から請求項7のいずれかに記載の歪み補正方法において、
    前記反射装置は、当該反射装置を前記プロジェクタ本体に着脱自在に取り付ける取付部を備え、
    前記取付部には、凹凸により前記角度情報を示す前記保持部が設けられ、
    前記角度情報取得工程では、前記プロジェクタ本体が、当該プロジェクタ本体に取り付けられた前記反射装置の前記凹凸を検出することにより、前記角度情報を取得することを特徴とする歪み補正方法。
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