JP5232573B2 - モータ - Google Patents
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Description
図5は、従来の板状端子の配置図であり、図1(a)のB部に相当する部分の拡大図である。図5に示すように、分割ステータ31は、突極35の周囲にインシュレータ40を配置し、インシュレータ40の周囲にコイル60を巻装して形成されている。このインシュレータ40に、一対の板状端子50(50a,50b)が立設されている。板状端子50は、モータを小型化および低コスト化するため、鋼板を打ち抜き加工して形成されている。一対の板状端子50a,50bは、周方向において突極35の両側に配置されている。ステータの半径方向内側のスペースに限りがあることから、一対の板状端子50a,50bは半径方向においてコア本体34と重なるように配置されている。
そこで本発明は、絶縁距離の確保が可能なモータの提供を課題とする。
この構成によれば、平面と法線とが平行になっている従来技術と比べて、隣接する板状端子間の距離が長くなる。これにより、隣接する板状端子間の絶縁距離を確保することができる。
この構成によれば、平面と法線とが平行になっている従来技術と比べて、板状端子とセットボルトとの距離が長くなる。これにより、板状端子とセットボルトとの絶縁距離を確保することができる
(モータ)
図1は、モータの説明図である。なお図1(a)は図1(b)のC−C線における背面断面図であるが、図1(a)ではロータの記載を省略している。また図1(b)の下半部は側面図であり、図1(b)の上半部は図1(a)のO−A線における断面図である。図1(a)に示すように、モータ10は、円環状のステータ30を備えている。ステータ30は、複数の分割ステータ31を円環状に組み合わせ、ステータケース16の内側に配置して構成されている。なお分割ステータ31の詳細構造については後述する。
モータ10のリア側には、ロータ20に固定されたセンサマグネット22と、リアブラケット14に固定されたエンコーダ24とが、対向するように配置されている。このエンコーダ24によりセンサマグネット22の磁界を検知することで、ロータ20の回転位置を把握しうるようになっている。
図2は、分割ステータにコイルを巻装する前の、分割ステータコアおよびインシュレータの説明図である。なお図2(a)は背面図であり、図2(b)は図2(a)のE−E線における側面断面図である。図2(a)に示すように、分割ステータコア32は、電磁鋼板の積層体などで構成されている。分割ステータコア32は、略円弧状に形成されたコア本体34と、コア本体34の周方向中央部から半径方向内側に向かって伸びる突極35とを備えている。なおコア本体34を挟んで突極35の反対側には、セットボルトに係合する凹部38が形成されている。
図3(a)は板状端子の背面図であり、図3(b)は側面図である。板状端子50は、モータを小型化および低コスト化するため、銅板等を打ち抜き加工することにより、図3(a)に示すように薄板状に形成されている。図3(b)に示すように、板状端子50の中央部には、コイルの端部をからげて半田付けする本体部51が形成されている。本体部51の中央には、コイルの端部が挿入される貫通穴52が形成されている。また板状端子50の一方端部には、くびれ部53が形成されている。このくびれ部53をインシュレータ40に埋め込むことにより、インシュレータ40から板状端子50が抜け落ちるのを防止することができる。また板状端子50の他方端部には、ピン54が立設されている。このピン54を、図1(b)に示す結線基板70に接続することにより、複数のコイル60を結線することができる。これにより、複数のコイル60に通電することが可能になり、ステータ30に回転磁界を発生させることができる。
また近時では、モータの外径を小型化するため、分割ステータ31bのコア本体34が半径方向に薄肉化されている。そのため、半径方向においてコア本体34と重なるように配置された板状端子50bと、セットボルト18との間の距離d2が短くなり、板状端子とセットボルトとの絶縁距離の確保が困難になるという問題がある。
本実施形態によれば、交点Pが外側となる方向に板状端子50を回動することで、分割ステータ31bの板状端子50bの端部57が、セットボルト18から離間する方向に移動する。その結果、板状端子50bとセットボルト18との間の距離D2が、従来技術の場合(d2)よりも長くなる。なお、セットボルト18の中心点18nと板状端子50bの中心点mとを結ぶ線分Nに対して、板状端子50bの表面が直交するまでは、板状端子50bの回動角度を大きくするほど距離D2が大きくなる。これにより、板状端子50とセットボルト18との絶縁距離を確保することができる。
この構成によれば、平面Sと法線Lとが平行になっている従来技術と比べて、隣接する板状端子50b,50a間の距離D1が長くなる。これにより、板状端子間の絶縁距離を確保することが可能になり、板状端子の短絡を防止することができる。
この構成によれば、平面Sと法線Lとが平行になっている従来技術と比べて、セットボルト18と板状端子50との距離D2が長くなる。これにより、板状端子とセットボルトとの絶縁距離を確保することが可能になり、板状端子の短絡を防止することができる。
例えば、上記実施形態では分割ステータの場合を例にして説明したが、分割されていない円環状ステータに本発明を適用することも可能である。
Claims (2)
- 円環状のステータと、前記ステータの内側に配置されたロータとを備え、
前記ステータは、円環状のコア本体と、前記コア本体から半径方向内側に向かって立設された複数の突極と、前記突極に巻装されたコイルと、前記コイルの両端部が接続された一対の板状端子とを備え、
前記一対の板状端子が、周方向において前記突極の両側に配置され、半径方向において前記コア本体と重なるように配置されてなるモータであって、
前記モータの中心軸および前記突極の中心軸を含む平面と、前記板状端子の法線とが交差するように、前記板状端子が配置されていることを特徴とするモータ。 - ブラケットを固定するセットボルトを備え、
前記セットボルトが、前記板状端子より半径方向外側に配置されるとともに、
前記平面と前記法線との交点が前記板状端子より半径方向外側に位置するように、前記板状端子が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008219873A JP5232573B2 (ja) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008219873A JP5232573B2 (ja) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010057276A JP2010057276A (ja) | 2010-03-11 |
JP5232573B2 true JP5232573B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=42072612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008219873A Active JP5232573B2 (ja) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | モータ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5232573B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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Family Cites Families (4)
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2008
- 2008-08-28 JP JP2008219873A patent/JP5232573B2/ja active Active
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