JP5231344B2 - 鋼管矢板同士の接続構造および構造体 - Google Patents

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    • E02D5/04Prefabricated parts, e.g. composite sheet piles made of steel

Description

本発明は、鋼管矢板同士を連結するための鋼管矢板同士の接続構造およびこれを用いた構造体に関するものである。
従来、鋼管矢板同士を複数連結することで鋼管矢板基礎などが構築される。鋼管矢板同士の連結は、隣り合う鋼管矢板本管の外面に設けられ、スリットが形成されたパイプ同士を互いに嵌め合わせて接合する、いわゆるP−P型接合が一般的である。
通常、P−P型接合においては、嵌めあわされたパイプ同士の空間内を洗浄し、内部にモルタルを充填することで、互いの連結を確実にし、せん断耐力を確保する。しかし、従来のP−P型接合では、狭隘な空間を洗浄しモルタルを充填する必要があることから、この品質が不安定になる恐れがある。また、より高いせん断耐力を得るためには、内面突起付き鋼管を用いるなどの必要があった。
これに対し、作業性を高め、かつ、せん断耐力を高めた鋼管矢板の継手構造としては、例えば、鋼管矢板の一方の側に、一対のL型鋼材が互いに内向きとなるように所定の間隔で設けられ、かつ、鋼管矢板の他方の側に、一対のL型鋼材が互いに外向きとなるように所定の間隔で設けられ、内向きの一対のL型鋼材に、外向きの一対のL型鋼材が嵌められることで、鋼管矢板同士が連結され、さらに、それぞれのL型鋼材同士の間には、棒状鋼材が設けられる鋼管矢板の継手構造がある(特許文献1)。
特開2005−282174号公報
しかし、特許文献1に記載の鋼管矢板の継手構造では、内外それぞれに向けられたL型鋼材同士の間隔が小さく、このため、この間の洗浄やモルタルの充填が困難であるとともに、棒状部材を別途設ける必要があることから、鋼管矢板の製造工数が増加するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、高いせん断耐力を有し、構造が簡易で連結作業性に優れ、水の汚濁を防止可能な鋼管矢板継手を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、鋼管矢板同士を接合する接続構造であって、一の鋼管本体の側方に互いに内方に向けて接合された一対の第1のL型部材と、前記一の鋼管本体と隣り合う他の鋼管本体の側方に、前記第1のL型部材と対向するように設けられ、互いに外方に向けて接合された一対の第2のL型部材と、を具備し、一対の前記第2のL型部材は、一対の前記第1のL型部材に嵌りこみ、一対の前記第1のL型部材および一対の前記第2のL型部材とで囲まれた空間には骨材を含むコンクリートが打設され、前記第1のL型部材の先端と前記第2のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさよりも小さく、前記第2のL型部材の先端と前記第1のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさの2倍以上であることを特徴とする鋼管矢板同士の接続構造である。
前記第2のL型部材の少なくとも一部の側面には、軸方向に所定間隔で複数の孔が設けられることが望ましく、この場合、前記孔の大きさは、前記骨材の粒の大きさの2倍以上であることが望ましい。
前記第1のL型部材の先端部近傍の少なくとも一部には、前記第2のL型部材側に向けて、前記第2のL型部材と接触可能なシール部材が設けられてもよく、この場合、前記シール部材は、前記第1のL型部材の上端から下方に向けて徐々に長さが長くなるテーパ部を有してもよい。
前記第1のL型部材および/または前記第2のL型部材の前記コンクリートの接触面には凹凸が形成されてもよい。
第1の発明によれば、P−P接合のようにスリット同士をかみ合わせるものではないため、設置が容易である。また、第1のL型部材の先端と第2のL型部材との隙間が、骨材の粒の大きさよりも小さいため、コンクリートを打設した際に、骨材が隙間を埋め、隙間からコンクリートが接続構造の外部に流出することがない。また、第2のL型部材の先端と第1のL型部材との隙間が、骨材の粒の大きさの2倍以上であるため、骨材を含むコンクリートを用いても、接続構造内部へのコンクリートの充填を確実に行うことができる。したがって、コンクリートの打設を容易かつ確実に行うことができる。
また、第2のL型部材の一部に複数の孔を設ければ、孔を通じてコンクリートが流れるため、L型部材同士の接続構造内部に、確実にコンクリートを充填することができる。また、孔にコンクリートが回りこむことでコンクリートとL型部材との付着強度が向上する。なお、この場合、孔の大きさが骨材の粒の大きさの2倍以上であれば、より確実にコンクリートを充填することができる。
また、第1のL型部材の先端部近傍の一部に、第2のL型部材側に向けて、第2のL型部材と接触可能なシール部材が設けられれば、L型部材同士の隙間からコンクリートが漏れだすことをより確実に防止することができる。
シール部材が設けられる場合には、第1のL型部材の上端から下方に向けて徐々にシール部材の長さが長くなるテーパ部を設けることで、隣接する鋼管矢板の第2のL型部材を容易に挿入することができる。このため作業が容易である。
第1のL型部材および/または第2のL型部材のコンクリートの接触面に凹凸が形成されれば、コンクリートとの付着強度が増加して、より強固な接続構造を得ることができる。
第2の発明は、複数の鋼管矢板が略鉛直方向に水中に設置され、鋼管矢板同士が継手で接合された構造体であって、一の鋼管本体の側方に互いに内方に向けて接合された一対の第1のL型部材と、前記一の鋼管本体と隣り合う他の鋼管本体の側方に、前記第1のL型部材と対向するように設けられ、互いに外方に向けて接合された一対の第2のL型部材とを具備する接続構造を用い、一対の前記第2のL型部材は、一対の前記第1のL型部材に嵌りこみ、一対の前記第1のL型部材および一対の前記第2のL型部材とで囲まれた空間には骨材を含むコンクリートが打設され、前記第1のL型部材の先端と前記第2のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさよりも小さく、前記第2のL型部材の先端と前記第1のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさの2倍よりも大きく、前記接続構造の、少なくとも水底下への埋設部においては、前記第2のL型部材側面に軸方向に所定間隔で孔が設けられ、前記接続構造の、少なくとも水底よりも上方部においては、前記第1のL型部材の外方先端部近傍に前記第2のL型部材側に向けて、前記第2のL型部材と接触可能なシール部材が設けられることを特徴とする構造体である。前記第1のL型部材および/または前記第2のL型部材の前記コンクリートの接触面には凹凸が形成されてもよい。
第2の発明によれば、簡易な構造で施工性に優れ、強度の高い構造体を得ることができる。特に、一対のL型部材で接続構造が構成されるため、施工性に優れ、水底より下の部分に位置する第2のL型部材に孔を設けることで、コンクリートの充填性を高めるとともに、コンクリートとL型部材との付着強度を高めることができる。孔が外方に露出する場合であっても、水底下であれば、それ以上コンクリートが流出することがなく、水の汚濁の問題もない。また、第1のL型部材および/または第2のL型部材のコンクリートの接触面に凹凸が形成されれば、コンクリートとの付着強度が増加して、より強固な接続構造を有する構造体を得ることができる。
また、水底より上の部分にはシール部材が設けられるため、骨材によって隙間が埋められてもなお残るわずかな隙間からのコンクリートの流出を確実に抑えることができ、水の汚濁を防止することができる。
本発明によれば、高いせん断耐力を有し、構造が簡易で連結作業性に優れ、水の汚濁を防止可能な鋼管矢板継手を提供することができる。
構造体1を示す図で、(a)は立面図、(b)は平面図。 継手13近傍を示す図で、(a)は鋼管矢板3a、3b間を示す図、(b)は(a)のA部拡大図。 構造体の下方拡大図であり、水底下部9に設けられた孔21を示す図。 継手13における孔21位置の断面図であり、(a)は鋼管矢板3a、3bがまっすぐな位置に設けられた状態を示す図、(b)は鋼管矢板3a、3bが互いに接続方向と略垂直な方向にずれて設置された状態を示す図。 継手13における孔21位置の断面図であり、(a)は鋼管矢板3bが鋼管矢板3a側に最も近づいた位置に設けられた状態を示す図、(b)は鋼管矢板3bが鋼管矢板3aとは逆方向に最も遠のいた位置に設けられた状態を示す図。 L型部材15aにシール部材が設けられた状態を示す図で、(a)はシール部材27aを示す図、(b)はシール部材27bを示す図、(c)はシール部材27aが設けられた状態で鋼管矢板3a、3bが接続された状態を示す図。 シール部材27aの上部のテーパ部29を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のP−P線断面図、(c)は(a)のQ−Q線断面図。
以下、本発明の実施の形態にかかる構造体について説明する。図1は、本発明にかかる構造体1を示す図であり、図1(a)は構造体1の立面図、図1(b)は構造体1の平面図である。
構造体1は、主に水底5に設けられた複数の鋼管矢板3と、底版7等から構成される。構造体1を構成する鋼管矢板3は、例えば図1(b)に示すように円形に複数配置される。鋼管矢板3同士の接合は、鋼管矢板3の側方に設けられた継手13によって行われる。継手13は水密性があるため、鋼管矢板3で囲まれた範囲内の水は排出可能である。
鋼管矢板3により囲まれた内部の下面には底版7が設けられる。底版7は例えばコンクリート製である。
なお、鋼管矢板3により形成される構造体1の形状は円形に限られず、矩形等他の形状であっても良い。また、以後の説明において、鋼管矢板3の水底5よりも深い位置に設けられた部位を水底下部9と称し、水底5よりも上方を水底上部11と称する。
次に、継手13の構造について詳細に説明する。図2は、継手13を示す図で、図2(a)は鋼管矢板3a、3b間を示す図、図2(b)は図2(a)のA部拡大図である。なお、以下の説明においては、隣り合う鋼管矢板3a、3b間の継手13について説明する。鋼管矢板3a、3bの両側方には、鋼管矢板3a、3bそれぞれの軸方向に沿って、L型部材15a、15bが設けられる。L型部材15aは、鋼管矢板3a、3bの一方の側(図中右側)に一対設けられる。L型部材15bは、鋼管矢板3a、3bの他方の側(図中左側)に一対設けられる。すなわち、L型部材15a、15bは、鋼管矢板3a、3bの互いに略反対側に設けられる。
L型部材15aは、それぞれL型状に屈曲された板状部材であり、隣り合う鋼管矢板の接続方向に向けて(図中右側)設けられる。一対のL型部材15aは、互いに略平行に設けられる基部17aと、基部17aの先端部で互いに内側に向けて略垂直に屈曲されるアーム部19aにより構成される。
同様に、L型部材15bは、それぞれL型状に屈曲された板状部材であり、隣り合う鋼管矢板の接続方向に向けて(図中左側)設けられる。一対のL型部材15bは、互いに略平行に設けられる基部17bと、基部17bの先端部で互いに外側に向けて略垂直に屈曲されるアーム部19bにより構成される。L型部材15bの基部17bの一部には、孔21が設けられる。なお、L型部材15a、15bそれぞれの基部17a、17bは、鋼管矢板3a、3bの所定位置に溶接等により接合される。
接合される鋼管矢板3a、3bそれぞれの一対のL型部材15aと一対のL型部材15bとは互いに対向して設けられ、一対のL型部材15bの基部17bが、一対のL型部材15aのアーム部19b先端の間に配置され、L型部材15bのアーム部19bは、一対のL型部材15aで囲まれた空間に収まる。なお、鋼管矢板3a、3bとの接続の際には、一方の鋼管矢板(例えば鋼管矢板3a)を設置後、他方の鋼管矢板(例えば鋼管矢板3b)を既設の鋼管矢板の上方から、L型部材同士がかみ合うように上方から挿入すれば良い。
図2(b)に示すように、L型部材15aにL型部材15bを挿入して、互いにかみ合わせた状態で、L型部材15a、15bおよび鋼管矢板3a、3bで囲まれる空間内にはコンクリート23が充填される。コンクリート23の充填により継手13の水密が確保され、接合部の強度が確保される。
なお、従来の鋼管矢板の接続構造においては、充填性を高めるため、充填材としてモルタルなどが使用されており、骨材入りのコンクリートは使用されていないが、本発明においては、内部に充填されるのは骨材入りのコンクリート23である。この理由については後述する。また、それぞれのL型部材15a、15bのコンクリート23との接触面には、図示を省略した凹凸を設けておくことが望ましい。これにより、L型部材15a、15bとコンクリート23との付着強度がより確保され、接合部におけるせん断耐力が向上する。凹凸の形成としては、例えばL型部材として縞鋼板を用いればよい。
図3は、構造体1の下方拡大図であり、水底下部9に設けられた鋼管矢板3を示す図である。前述の通り、鋼管矢板3は水底5に設けられる。したがって、鋼管矢板3の下方(水底下部9)は水底5に埋設される。水底下部9に位置する継手13においては、L型部材15bの基部17bに複数の孔21が所定間隔をあけて設けられる。すなわち、孔21は、少なくとも、水底下部9に位置するL型部材15bの基部17bに設けられる。
次に、孔21位置における継手13について、より詳細を説明する。図4は、継手13における孔21位置の断面図であり、図4(a)は鋼管矢板3a、3bがまっすぐな位置に設けられた状態を示す図、図4(b)は鋼管矢板3a、3bが互いに接続方向と略垂直な方向にずれて設置された状態を示す図である。
前述の通り、継手13へは骨材25が含まれるコンクリート23が充填される。骨材25は種々の砕石等が使用できる。ここで、本発明で使用される骨材25は、いわゆる粗骨材(5mmのふるいを用い、重量で85%以上がとどまる骨材)であり、粒の大きさは例えば20mm程度であることが望ましい。ここで、骨材25の粒の大きさとは、粗骨材の概ね最大寸法を表す。例えば、骨材25の粒の大きさが20mmとは、JIS A 1102による粗骨材の粒度の標準によれば、呼び寸法20mmのふるいによって、ふるいを通るものの重量百分率が90〜100%のものであり、粗骨材の粒の大きさとしては概ね5〜20mm程度のものである。
なお、コンクリートによっては、粗骨材と細骨材とが混在して含まれるものがあるが、本発明における骨材25の粒の大きさとは、コンクリートに主に含まれる骨材の上述のJISによって規定される粒の大きさを指すものとする。たとえば粗粒率または実績率が50%以上の粗骨材Aが含まれている場合には、他の細骨材や細粒が含まれていても、その粗骨材Aの粒のJISで示される大きさを指すものとする。
図4においては、骨材25の一部のみを図示した。また、図4においては、コンクリート23が固結する前の状態を示し、骨材25は継手13内部で自由に移動可能である。
ここで、図4(a)に示すように、鋼管矢板3a、3bが互いにまっすぐに対向して設けられる場合において、L型部材15aのアーム部19a先端と、L型部材15bの基部17b外面との隙間をB、L型部材15bの基部17b外面からアーム部19b先端までの長さをC、L型部材15bのアーム部19b先端からL型部材15aの基部17a内面までの距離をD、孔21の径をEとする。
同様に、図4(b)に示すように、鋼管矢板3a、3bが接続方向に対して略垂直な方向(図中矢印I方向)に最大ずれた場合において、図4(a)のB、Dに対応する距離をB’、D’とする。さらに、コンクリート23に含まれる骨材25の粒の大きさをdとする。
この際、L型部材15bがL型部材15aより外れないようにするためには、鋼管矢板同士の位置が最もずれた図4(b)の状態で、B’よりもCが大きい必要がある。
また、骨材25が継手13内で容易に移動するため(すなわち、コンクリート23が回りこんで充填されるため)には、骨材25の移動ルートが骨材25の大きさに対して十分に大きい必要がある。移動ルートが骨材25に対して小さいと、骨材25によってルートが閉塞し、コンクリート23の充填を妨げるためである。
ここで、骨材25の移動ルートとしては、例えば、L型部材15bのアーム部19b先端からL型部材15aの基部17a内面までの隙間(図中矢印G方向)がある。鋼管矢板同士の位置が最もずれた図4(b)の状態で、この隙間が最も小さくなり、この状態で骨材25が移動できれば良い。すなわち、D’がdよりも十分大きければよく、例えばD’がdの2倍以上であれば、骨材25がこの位置に詰まることがなく、コンクリート23の流動の妨げにならないため望ましい。
また、骨材25の移動ルートとしては、この他に孔21(図中矢印F方向)がある。したがって、Eがdよりも十分大きければよく、例えばEがdの2倍以上であれば、骨材25がこの位置に詰まることがなく、コンクリート23の流動の妨げにならないため望ましい。
ここで、前述の通り、L型部材15aのアーム部19a先端と、L型部材15bの基部17b外面との隙間は、最大でB’となる。この隙間が骨材25の大きさdに対して大きいと、骨材25(コンクリート23)がこの隙間から外部に流出する。たとえば、水底上部11(図1)においては、この隙間の外部には水が存在するため、水中にコンクリート23が流出する。したがって、水が汚濁される。このため、この隙間からのコンクリート23の漏えいを防止する必要がある。
ここで、骨材25のサイズdがB’よりも大きければ、骨材25がこの隙間に詰まる(図中矢印H方向)。したがって、骨材25によってこの隙間が閉塞され、コンクリート23の流出が抑制される。すなわち、B’はdよりも小さいことが望ましい。言い換えれば、Bはdの概ね1/2よりも小さいことが望ましい。
次に、鋼管矢板3a、3b間の距離が一定とならず、ずれた場合について説明する。図5は、継手13における孔21位置の断面図であり、図5(a)は鋼管矢板3bが鋼管矢板3a側に最も近づいた位置に設けられた状態を示す図、図5(b)は鋼管矢板3bが鋼管矢板3aとは逆方向に最も遠のいた位置に設けられた状態を示す図である。
図5(a)に示すように、鋼管矢板3a、3bが互いに近付く方向(図中矢印J方向)にずれていると、L型部材15bの先端が鋼管矢板3aと接触し(またはL型部材15aの先端が鋼管矢板3bと接触し)、それ以上互いに接近することがない。この場合、基部17bおよび鋼管矢板3a、3bとで囲まれた範囲内にコンクリート23を充填すると、コンクリート23は基部17b同士の間に充填されるとともに、孔21を通過して(図中矢印K方向)、対向するL型部材15aとL型部材15bとの間にもコンクリート23が充填される。
この際、前述の通り、L型部材15a(アーム部19a)の先端とL型部材15bの基部17b外面との間の隙間には、骨材25が詰まるため、この隙間からのコンクリート23の流出は抑制される。
次に、図5(b)に示すように、鋼管矢板3a、3bが互いに離れた方向(図中矢印N方向)にずれている場合について説明する。この場合でも、前述の通り、アーム部19bがアーム部19aから外れることはないため、鋼管矢板3a、3b同士の接続は維持される。
アーム部19bと鋼管矢板3aの側面との間には大きな隙間が形成されるため、コンクリート23はL型部材15a、15bおよび鋼管矢板3a、3b側面で囲まれた空間には確実に充填され、骨材23が詰まることもない。
一方、基部17bがアーム部19aの外部に露出する。このため、孔21によって、継手13の外部と内部とが連通する。したがって、骨材23を含むコンクリート23が、孔21を通過して外部に流出する恐れがある(図中矢印M方向)。
しかし、孔21は、水底下部9(図1および図3)のみに設けられるため、継手13の外部には土砂が存在する。このため、孔21を通過したコンクリート23は土砂により流出が抑制される。また、仮にわずかに流出しても、孔21の周囲は水底5よりも下部であるため、直接水を汚濁させることがない。このため、コンクリート23の打設によって水が汚れることがない。
次に、水底上部11(図1)における継手13の構成について説明する。前述の通り、水底上部11においては、継手13の外部には水が存在する。このため、継手13からコンクリート23等が流出すると、これにより水が汚濁する。したがって、コンクリート23が継手13外部に流出することを防止する必要がある。本発明では、前述の通り、骨材25の大きさに対して、アーム部19a先端と基部17bとの隙間を小さくしたため、骨材25によって隙間が埋められ、この隙間からのコンクリート23の流出が防止される。しかし、コンクリート23の流出をより確実に防止するため、アーム部19aにシール部材を設けることが望ましい。
図6は、アーム部19aにシール部材を設けた状態を示す図である。図6(a)に示すように、アーム部19aの外面には、アーム部19aの先端方向に向けてシール部材27aが設けられる。シール部材27aは、弾塑性変形可能な材質であり、例えば薄鋼板などの金属製やゴム等の樹脂等が使用できる。シール部材は、鋼管矢板3の上方から少なくとも水底上部11(図1)の範囲に設けられる。水底下部9(図1)においては、前述の通り、周囲の土砂がシール部材の役割を果たすためである。
なお、図6(a)に示すようにシール部材27aを予め湾曲して設けても良く、または、図6(b)に示すように、シール部材27bをアーム部19aに対してまっすぐに設けても良い。いずれにしても、シール部材は、接合対象の鋼管矢板3b側の基部17bと接触して変形し、アーム部19aと基部17bとの隙間を塞ぐことが可能である。以下の説明では、シール部材27aを用いた例を説明する。
図6(c)は、鋼管矢板3a、3bが接続された状態を示す図である。図6(c)に示すように、一対のL型部材15aのアーム部19aには、互いに内側方向にアーム部19aより突出するシール部材27aが設けられる。シール部材27aの先端は、接合対象である鋼管矢板3bの基部17b外面と接触する。シール部材27aは弾塑性変形可能であるため、鋼管矢板3a、3bのずれ(図4(b)のようなずれ)に対しても追従し、アーム部19aと基部17bとの隙間が塞がれる。したがって、骨材25によりアーム部19aと基部17bとの隙間が塞がれても、わずかに流出するコンクリート23(図中矢印O方向)をより確実に防ぐことができる。
図7は、シール部材27aが設けられた状態のL型部材15aを示す図であり、図7(a)はL型部材15aの接合方向側から見た正面図、図7(b)は図7(a)のP−P線断面図、図7(c)は図7(a)のQ−Q線断面図である。
シール部材27aは、鋼管矢板3の軸方向に、L型部材15aに沿って設けられる。シール部材27aの上方にはテーパ部29が設けられる。テーパ部29は、一対のシール部材27aの先端同士の間隔が上方に向かって大きくなるように形成される。すなわち、シール部材27aの上方には、シール部材27aの長さが短くなるようにテーパ部29が形成される。
図7(b)に示すように、鋼管矢板3b上端近傍では、シール部材27aの長さが短い。たとえば、アーム部19aの外面に設けられたシール部材27aは、上端近傍においてはアーム部19aの先端から突出しておらず、一対のアーム部19a同士の間隔が確保される。すなわち、図7(b)においては、接合対象のL型部材15bを点線で図示したが、L型部材15bの基部17bは、シール部材27aとは接触せず、アーム部19aと接触するようになる。このため、上方からL型部材15b(鋼管矢板3b)をL型部材15a(鋼管矢板3a)に嵌めこむ際に、シール部材27aがL型部材15bと接触せず、このためL型部材15bの挿入性に影響を与えることがなく、作業性に優れる。
一方、図7(c)に示すように、シール部材27aのテーパ部29の下方(水面よりも下方に位置する部位)は、シール部材27aはアーム部19a先端より隙間を塞ぐのに十分な長さ分だけ突出しており、基部17bと接触する。このため、シール部材27aによってアーム部19aと基部17bとの隙間が塞がれる。したがって、コンクリートがこの隙間から流出することがない。
なお、以上の実施例においては、孔21を水底下部9のみに設け、シール部材27aを水底上部11にのみ設けたが、これに限られない。たとえば、シール部材27aを水底下部9にまで設けても良く、また、孔21を水底上部11に形成しても良い。孔21を水底上部11に形成しても、孔21の大きさを骨材25の大きさよりも小さくしたり、シール部材27aと組み合わせることで、コンクリートの漏えいを防止することができる。
本実施の形態にかかる鋼管矢板の接合方法によれば、簡易に鋼管矢板同士を接合できるとともに、コンクリートの充填性に優れ、かつ、コンクリートの水中への流出を確実に防止することができる。また、L型部材15a、15bで囲まれた断面積が大きいため、接合部において高いせん断耐力を得ることができる。
特に、鋼管矢板3a、3b同士の接合を、L型部材15a、15bからなる継手13により行うため、例えば一対のL型部材15bを一対のL型部材15aの間に挿入すれば良く、接合作業性に優れる。また、充填材であるコンクリート23には骨材25が含まれ、L型部材15aのアーム部19a先端と、L型部材15bの基部17b外面との隙間が、骨材25の大きさよりも小さいため、この隙間に骨材25が詰まり、それ以上のコンクリート23の流出を抑制することができる。
また、L型部材15bのアーム部19b先端と、L型部材15aの基部17a内面との隙間が、骨材25の大きさに対して十分大きいため、コンクリート23がL型部材15a、15bの間の空間に確実に充填される。
また、少なくとも水底下部9においては、基部17bに孔21を形成すれば、孔21内にコンクリート23が回りこみ、コンクリート23とL型部材15bとの付着強度を高めることができる。このため、接合部において高いせん断耐力を得ることができる。また、孔21の大きさが、骨材25の大きさに対して十分に大きいため、L型部材15a、15bの間の空間へコンクリート23を打設した際に、孔21をコンクリート23が通るため、より確実にコンクリート23を空間に充填することができる。
また、水底上部11には、シール部材27aが設けられるため、アーム部19a先端と基部17b外面との隙間からのコンクリート23の流出をより確実に抑制することができる。したがって、水中へのコンクリート23の流出による水の汚濁を防止することができる。
また、シール部材27aは、上部にテーパ部29を有するため、L型部材15aにL型部材15bを挿入する際に、シール部材27aが挿入の妨げになることがなく、テーパ部29に沿ってL型部材15bを挿入することができる。
また、L型部材15a、15bの内面(コンクリート23との接触面)には、あらかじめ凹凸が形成されるため、コンクリート23とL型部材15a、15bとの付着強度が向上する。したがって、接合部のせん断耐力が向上する。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………構造体
3、3a、3b………鋼管矢板
5………水底
7………底版
9………水底下部
11………水底上部
13………継手
15a、15b………L型部材
17a、17b………基部
19a、19b………アーム部
21………孔
23………コンクリート
25………骨材
27a、27b………シール部材
29………テーパ部

Claims (8)

  1. 鋼管矢板同士を接合する接続構造であって、
    一の鋼管本体の側方に互いに内方に向けて接合された一対の第1のL型部材と、
    前記一の鋼管本体と隣り合う他の鋼管本体の側方に、前記第1のL型部材と対向するように設けられ、互いに外方に向けて接合された一対の第2のL型部材と、
    を具備し、
    一対の前記第2のL型部材は、一対の前記第1のL型部材に嵌りこみ、
    一対の前記第1のL型部材および一対の前記第2のL型部材とで囲まれた空間には骨材を含むコンクリートが打設され、
    前記第1のL型部材の先端と前記第2のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさよりも小さく、
    前記第2のL型部材の先端と前記第1のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさの2倍以上であることを特徴とする鋼管矢板同士の接続構造。
  2. 前記第2のL型部材の少なくとも一部の側面には、軸方向に所定間隔で複数の孔が設けられることを特徴とする請求項1記載の鋼管矢板同士の接続構造。
  3. 前記孔の大きさは、前記骨材の粒の大きさの2倍以上であることを特徴とする請求項2記載の鋼管矢板同士の接続構造。
  4. 前記第1のL型部材の先端部近傍の少なくとも一部には、前記第2のL型部材側に向けて、前記第2のL型部材と接触可能なシール部材が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の鋼管矢板同士の接続構造。
  5. 前記シール部材は、前記第1のL型部材の上端から下方に向けて徐々に長さが長くなるテーパ部を有することを特徴とする請求項4記載の鋼管矢板同士の接続構造。
  6. 前記第1のL型部材および/または前記第2のL型部材の前記コンクリートの接触面には凹凸が形成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の鋼管矢板同士の接続構造。
  7. 複数の鋼管矢板が略鉛直方向に水中に設置され、鋼管矢板同士が継手で接合された構造体であって、
    一の鋼管本体の側方に互いに内方に向けて接合された一対の第1のL型部材と、前記一の鋼管本体と隣り合う他の鋼管本体の側方に、前記第1のL型部材と対向するように設けられ、互いに外方に向けて接合された一対の第2のL型部材とを具備する接続構造を用い、
    一対の前記第2のL型部材は、一対の前記第1のL型部材に嵌りこみ、
    一対の前記第1のL型部材および一対の前記第2のL型部材とで囲まれた空間には骨材を含むコンクリートが打設され、
    前記第1のL型部材の先端と前記第2のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさよりも小さく、
    前記第2のL型部材の先端と前記第1のL型部材との隙間は、前記骨材の粒の大きさの2倍よりも大きく、
    前記接続構造の、少なくとも水底下への埋設部においては、前記第2のL型部材側面に軸方向に所定間隔で孔が設けられ、
    前記接続構造の、少なくとも水底よりも上方部においては、前記第1のL型部材の外方先端部近傍に前記第2のL型部材側に向けて、前記第2のL型部材と接触可能なシール部材が設けられることを特徴とする構造体。
  8. 前記第1のL型部材および/または前記第2のL型部材の前記コンクリートの接触面には凹凸が形成されることを特徴とする請求項7記載の構造体。
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