JP5230820B2 - 広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法及び装置 - Google Patents

広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに係り、より詳しくは、広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンス(pseudo random sequence)を生成する方法及び当該方法を利用して疑似ランダムシーケンスを生成する装置に関する。
無線通信システムにおいては、移動局(UE:user equipment)特化システム情報及びセル(cell)(基地局:base station)特化システム情報を識別するためにスクランブリングコード(Scrambling code)が利用されている。一般に、スクランブリングコードは、ダウンリンク(downlink)では基地局を識別し、アップリンク(uplink)では移動局を識別している。この種のスクランブリングコードは、所定の移動局またはセルにおいて他の移動局またはセルによる干渉をランダム化しまたは緩和させるものであって、セルの容量を増大させるための方法の1つとして利用されてもよい。
3GPPロング・ターム・エボリューション(3GPP Long Term Evolution:3GPP LTE)システムの場合、スクランブリングコードがアップリンクとダウンリンクのそれぞれの物理チャンネル(physical channel)及び物理信号(physical signal)に共通に適用されている。例えば、3GPP LTEシステムにおけるアップリンク物理チャンネルのプロセスにおいて、チャンネルコーディング(channel coding)を経た各ビットは、スクランブリング生成器にて生成された符号によりビット単位でモジュロ2演算を通じてスクランブルされる。スクランブルされたビットは、モジュレーションマッパー(modulation mapper)に入力され、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)、及び64QAM(64 Quadrature Amplitude Modulation)といった各モジュレーション方法にて複素シンボル(complex−valued symbols)にマップされる。3GPP LTEシステムにおけるダウンリンク物理チャンネルのプロセスでは、アップリンクと同様に、チャンネルコーディングを経てコードワード(code words)形態で入力されるビットがスクランブルされ、モジュレーションマッパー(modulation mapper)に入力される。
一般に、前述したスクランブリングコードは、優れた相関特性を有する疑似ランダムシーケンスに基づいて生成される。公知の疑似ランダムシーケンスとしては、m−シーケンス、Gordon−Mills−Welch(GMW)シーケンス、Legendreシーケンスなどがある。m−シーケンスは、GF(2)上のm次原始多項式に変えてもよく、リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(Linear Feedback Shift Register:LFSR)を利用して実現されてもよい。
m−シーケンスのような疑似ランダムシーケンスは、最適な周期的自己相関値(optimal periodic autocorrelations)を有する。しかしながら、単一m−シーケンスのサイズがたったの1であるため、優れた交差相関値(cross−correlation)(最大交差相関値が低く、交差相関値の個数が少ない場合)を有する複数の異なるランダムシーケンスを要求するスクランブリングコードとして疑似ランダムシーケンスを利用するのには限界がある。したがって、一般に、疑似ランダムシーケンスを数学的に結合して、サイズMの異なる疑似ランダムシーケンスを複数生成してスクランブリングコードとして利用している。特に、無線通信システムにおいて最も広く利用されている方法のうちの1つは、2個のm−シーケンスを数学的に結合し、その結果として生成されたゴールドシーケンス(Gold sequence)を利用してスクランブリングコードを生成する方法である。
近年、無線通信システムの発達に伴い、より多くの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するために、より大きなサイズの互いに異なるスクランブリングコードグループが必要とされている。第3世代International Mobile Telecommunications−2000(IMT−2000)の標準のうち最も有力な標準の1つであるGSM(Global System for Mobile communication)に基づいて開発された3GPP WCDMA(3GPP Wideband CDMA)システムでは、m=25の場合のゴールドシーケンスを利用して25ビットの特化システム情報を識別するスクランブリングコードを利用している。
3GPP WCDMA方式から発展した3.9G(Pre−4G)LTEシステムにおいては、初期の標準化過程よりも十分な情報を識別するために、非常に大きなサイズを有するスクランブリングコードを生成する方法が提案されたことがある。しかしながら、提案されたスクランブリングコードとしてm=40またはm=50以上の場合のゴールドシーケンスを利用して40ないし50ビット以上の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別する方法においては、直列に連結された多数のLFSR内のブロック(blockまたはbox)によってハードウェア複雑度(hardware complexity)が増大するという問題がある。
このような点を考慮して、3GPP LTEの物理層部分の初期標準TS36.211−8.1.0では、ハードウェア複雑度を低減させるために、計算によって必要な移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を33ビットに制限し、m=33の場合のゴールドシーケンスから生成されたスクランブリングコードによって識別することになった。しかしながら、m=33の場合、32ビットアーキテクチャー基盤のハードウェア(hardware)を考慮すると、依然としてハードウェア複雑度の面において問題がある。そこで、m=32以下のゴールドシーケンスが検討された。m=32の場合、mが4の倍数であることからゴールドシーケンスが存在しない。そのため、m=31の場合のゴールドシーケンスから生成されたスクランブリングコードにて移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別することが最終的に決定された(TS36.211−8.3.0)。
より多くの情報を識別するためには、サイズの大きなスクランブリングコードの集合体が必要である。しかしながら、現在のシステムのハードウェア複雑度を考慮して最小限の情報を識別するものとして標準が決定された。このために、m=31の場合のゴールドシーケンスを利用してスクランブリングコードを生成する方法が採用された。しかしながら、周波数帯域が広帯域化し、ピコセル(pico cell)またはフェムトセル(femto cell)のようにセル半径が小さくなるにつれて、多数の異なるスクランブリングコードを必要とする次世代広帯域無線通信システムでは、従来技術において移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するために制限されていたビットの数を増加させなければならなくなった。このために、従来の方法においてハードウェアの32ビット構造を考慮する代わりに、ハードウェア複雑度を甘受したままmを増加させる場合のゴールドシーケンスを考慮しなければならない。
スクランブリングコードの性能に影響を及ぼす3つの要素、すなわち、サイズ、最大交差相関値(maximum cross−correlation value)、及び周期を考慮するに、従来の無線通信システムにおいてスクランブリングコードの周期(長さ)としてm=31の場合のゴールドシーケンスが十分であったため、最大交差相関値を減少させまたは保持しつつも、サイズを極力大きくすることができる技術を提供する。
本発明の一実施形態は、広帯域無線通信システムにおいて移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するのに利用される互いに異なるスクランブリングコードを生成するための疑似ランダムシーケンスを生成する方法及び当該方法を利用して疑似ランダムシーケンスを生成する装置を提供する。
本発明の一実施形態は、最大交差相関値を減少させまたは保持しつつもサイズ(size)を最大化するための、広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法及び当該方法を利用して疑似ランダムシーケンスを生成する装置を提供する。
本発明の一実施形態は、ハードウェアの32ビット構造を考慮して互いに独立して動作するとともに並列に連結された3つ以上のリニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR:linear feedback shift register)を採用することにより、ハードウェア複雑度と演算処理速度を保持しつつもサイズを最大化するための、広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法及び当該方法を利用して疑似ランダムシーケンスを生成する装置を提供する。
本発明の他の特徴は、後述する詳細な説明において記載し、本発明の他の特徴の一部はその詳細な説明から明らかになり、または本発明を実施することによって理解されるであろう。
本発明の一実施形態は、初期化周期毎に、m個のブロックを有する第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR:Linear Feedback Shift Register)に固定された1つの初期値を入力することにより、第1出力シーケンスを生成し;初期化周期毎に、m個のブロックを有する第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力することにより、第2出力シーケンスを生成し;初期化周期毎に、m個のブロックを有する第3LFSRに予め決められた1つの初期値を入力した後、与えられた遅延値Nによって第3LFSRからのシーケンス出力を遅延させることにより、第3出力シーケンスを生成し;第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算することにより、疑似ランダムシーケンスを生成することを含む、無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法を開示する。
本発明の他の実施形態は、初期化周期毎に、m個のブロックを有する第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)に固定された1つの初期値を入力することにより、第1出力シーケンスを生成し;初期化周期毎に、m個のブロックを有する第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力することにより、第2出力シーケンスを生成し;初期化周期毎に、m個のブロックを有する第3LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力することにより、第3出力シーケンスを生成し;第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算することにより、疑似ランダムシーケンスを生成することを含む、無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法を開示する。
本発明のさらに他の実施形態は、それぞれがm個のブロックを有する、第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)、第2LFSR、及び第3LFSRと;初期化周期毎に第1LFSRに固定された1つの初期値を入力する第1初期値マッパーと;初期化周期毎に第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力する第2初期値マッパーと;初期化周期毎に第3LFSRに予め決められた1つの初期値を入力する第3初期値マッパーと;第3初期値マッパーから初期値の入力を受ける第3LFSRからのシーケンス出力を与えられた遅延値Nに対してNクロックだけ遅延させるN遅延演算器と;第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算するモジュロ2演算器とを含む、無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置を開示する。
本発明のさらなる一実施形態は、それぞれがm個のブロックを有する、第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)、第2LFSR、及び第3LFSRと;初期化周期毎に第1LFSRに固定された1つの初期値を入力する第1初期値マッパーと;初期化周期毎に第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力する第2初期値マッパーと;初期化周期毎に第3LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力する第3初期値マッパーと;第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算するモジュロ2演算器とを含む、無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置を開示する。
前述した概括的説明及び後述する詳細な記述は、例示的かつ説明的なものであって、特許請求の範囲に記載された本発明の付加的な説明を提供することを目的とするものである。
前述したようなスクランブリングコードを生成する方法及び当該方法を利用してスクランブリングコードを生成する装置では、大きなサイズ集合体のカサミシーケンス(Large sets of Kasami sequence)を利用して並列に連結された3個以上のLFSRを採用し、移動局特化情報及びセル特化情報を配分するように初期化及び遅延方法を制御して、より大きなサイズのスクランブリングコードを生成することができる。さらに、mが40または50以上の2つのLFSRを有するシステムに比べて、よりハードウェア複雑度が低く且つより演算速度が高速なシステムを実現することができる。
さらに、約31ビットの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報をスクランブリングコードを利用して識別することができる従来のゴールドシーケンス方法に比べて、本発明に係るスクランブリングコード生成方法及び当該方法を利用したスクランブリングコード生成装置では、スクランブリングコードによる性能に相当な影響を及ぼす最大交差相関値の劣化を生じさせることなく、最大約48ビットの互いに異なるスクランブリングコードを実現することができる。
また、周波数帯域が広帯域化し、ピコセルまたはフェムトセルのようにセル半径が小さくなるにつれて、多数の互いに異なるスクランブリングコードが要求されている。第4世代IMT−Advancedのような次世代広帯域無線通信システムにおいて十分なビットの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を提供するスクランブリングコードを、性能低下を生じさせることなく生成することができるという利点がある。
本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法を示すフローチャートである。
本発明をよりよく理解するために添付され、本明細書に組み込まれてその一部をなす添付図面は、本発明の一実施形態を図示するものであって、詳細な説明とともに本発明の原理を説明するのに役に立つものである。
以下、本発明の一実施形態を示す添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。なお、本発明は、種々の他の形態で実施されてもよいものであって、本明細書に記載した実施形態に限定されるものと解釈されてはならない。むしろ、これらの一実施形態は、本開示が当業者に対して徹底され且つ十分に本発明の範囲が伝達されるように提供されるものである。図面において、層及び領域のサイズ並びに相対的なサイズは明瞭化のために誇張して図示されることもある。図中、同じ図面符号は同じ要素を示す。
本明細書において用いられる用語は特定の実施形態のみを説明するためのものであり、本開示の範囲を制限するものではない。本明細書において用いられる単数形の表現は、特に明示しない限り複数形も含むものとする。さらに、単数形の表現は、数量的な制限を与えるものではなく、引用されたものが少なくとも1つ存在することを示す。また、「含む」及び/または「含んでいる」、または「備える」及び/または「備えている」という表現は、本明細書において用いられる際、述べられた特徴、領域、整数、過程、作動、要素、及び/または部品の存在を規定するものであって、1つ以上の他の構成、領域、整数、過程、作動、要素、部品及び/またはこれらのグループの存在または追加を排除するものではない。
本発明の一実施形態の説明に先立ち、その一実施形態に係る構成及び効果をより明確にさせるために、本発明の一実施形態と比較されるゴールドシーケンス方法に関して先に説明する。
前述したように、m−シーケンスの場合、GF(2)上のm次原始多項式にて生成することができ、これは、1つのリニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)を利用して実現されてもよい。
1つのLFSR aを通じて生成されるm−シーケンスx(i)は、次の数式1で示される原始多項式にて生成される。
同じ方法にてLFSR bを通じて生成される、x(i)とは異なるm−シーケンスx(i)は、次の数式2で示される原始多項式にて生成される。
例えば、m=5の場合、全6つの原始多項式が存在し、そのうちの2つの原始多項式h(x)=x+x+1及びh(x)=x+x+x+x++1がそれぞれ選択され、LFSR aとLFSR bを上記2つの原始多項式を用いて実現すると、2−1=31である2つの異なるx=(0000100101100111110001101110101)及びx=(0001010110100001100100111110111)がそれぞれ生成される。
ゴールドシーケンスは、任意のm−シーケンスの優先対(preferred pair)から生成される。ここで、シーケンスaを、周期N=2−1を有する任意のm−シーケンスであると仮定するとき、mが2の累乗でない場合において、シーケンスbがm/gcd(m、k)を奇数にする任意のkに対してサンプラーf=2+1またはf=22k−2−1をして、シーケンスaからサンプリングされた場合、周期N=2−1を有する2つのm−シーケンスaとbは、3つの値の交差相関値を有するようになり、これらシーケンスaとbを、m−シーケンスの優先対と呼ぶことにする。4の倍数でない全てのmに対し、サンプラー
の場合、m−シーケンスの優先対が常に存在するようになる。
m−シーケンスの優先対aとbに対し、ゴールドシーケンスG(a、b)は、次の数式にて示される。
ここで、Tは、シフト演算子(Shift Operator)を、
はモジュロ2演算を意味する。G(a、b)は、周期N=2−1を有するM=2+1個の異なるシーケンスを含む。このとき、Mを、通常「シーケンス集合体のサイズ」と呼ぶ。
G(a、b)は、多項式h(x)=h(x)・h(x)によって生成されてもよく、これらh(x)及びh(x)は、上記数式1及び数式2によってそれぞれ示されるようなm−シーケンスaとbを生成する原始多項式に該当する。
したがって、ゴールドシーケンスG(a、b)は、任意のmに対して最も簡単な(多項式の項の個数が最も少ない)原始多項式h(x)からm−シーケンスaを生成し、サンプラーfでシーケンスaをサンプリングして2つのシーケンスaとbがm−シーケンスの優先対になるようにする原始多項式h(x)を有するm−シーケンスbを生成し、上記式3にて生成するものでもよい。
これは、2つのLFSRを有する装置により実現されてもよい。具体的には、LFSR aとLFSR bは、m−シーケンスaとbを生成する装置であり、モジュロ2演算器を通じてビット単位で加算されるようになる。ここで、上記数式3にて示すように、互いに異なるゴールドシーケンスは、固定されたシーケンスaにシーケンスbをTだけシフトさせることで得られたシーケンスをモジュロ2演算にてビット単位で加算することにより生成される。これは、シーケンスaをなすLFSRの各ブロックの初期化値を固定させ、シーケンスbをなすLFSRの各ブロックの初期化値を変化させることにより実現されてもよい。例えば、先に例として挙げたb=(0001010110100001100100111110111)は、h(x)=x+x+x+x++1(m=5)から生成されたシーケンスであって、LFSRの各ブロックの初期値を00010に設定することにより生成するものでもよい。同様に、Tb、Tb及びTbは、それぞれ初期値を00101、01010、及び10101に設定することにより生成するものでもよい。このようにして、bにおいてTN−1b(N=2−1=31)が、00001から11111までの31個の初期値と一対一で対応付けられるようになる。
3GPP LTEシステムにおいてゴールドシーケンス方法を用いてスクランブリングコードを生成する過程を説明すると、次のとおりである。ゴールドシーケンスG(a、b)は、次のように実現される。m=31に対し、m−シーケンスaを69,273,666個の原始多項式のうち最も簡単な原始多項式の1つであるh(x)=x31+x+1として生成する。さらに、サンプラーf=2+1=3(k=1)でシーケンスaをサンプリングして、シーケンスaと優先対になるように原始多項式h(x)=x31+x+x+x+1を有するm−シーケンスbを生成する。このとき、m−シーケンスaの初期値に対しては、<0、0、0、…、0、0、1>を変形させずに代入し、m−シーケンスbの初期値に対しては、<0、0、0、…、0、0、0>から<1、1、1、…、1、1、1>までの31ビットの予め決められた値を代入する。具体的には、m−シーケンスbの31ビットに該当する予め決められた初期値からモジュロ2演算器を通じて生成されるゴールドシーケンスG(a、b)は、231個の互いに異なるスクランブリングコードを生成し、これらは、31ビットに該当する移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するために利用される。
ここで、3GPP LTEシステムの標準において、移動局特化識別及びセル特化システム情報を識別するために利用される31ビットの情報を、下記のように各物理チャンネル及び各物理信号を示す以下の表1に表す。
表1に示したように、231個のスクランブリングコードにより識別される31ビットの移動局特化システム及びセル特化システム情報が最大であるとき、移動局ID(16ビット)、セルID(9ビット)、サブフレーム(subframe)ナンバー、ストリームID、MBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service(MBMS) over Single−Frequency Network)領域ID、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルナンバーなどがある。これらは、各物理チャンネルと物理信号毎に僅かに差はあるものの、全ての物理チャンネル及び物理信号に同じ方式にて適用される。
前述したように、ゴールドシーケンス方法を用いる場合、2+1(約mビット)個の互いに異なるスクランブリングコードは、m個のブロック(blockまたはbox)をそれぞれ有する2つのLFSR(m次原始多項式を有する2つのm−シーケンスからなるLFSR)から生成されてもよく、この周期(長さ)が2−1であるスクランブリングコード間の最大交差相関値は、
になる。
最大交差相関値を減少させまたは保持しながら、互いに異なるスクランブリングコードのサイズを最大化するためには、ゴールドシーケンス方法のように2つのLFSRを利用してスクランブリングコードを生成する方法が考えられる。この方法の例としては、ゴールド−ライクシーケンス(Gold−like sequence)、2重BCHシーケンス(Dual−BCH sequence)または2重エラー訂正BCHコード(Double−error−correcting BCH code)、小さなサイズ集合体のカサミシーケンス(Small sets of Kasami sequence)などがある。しかしながら、これらの方法のうちいくつかの場合には、シーケンスのサイズ及び最大交差相関値がゴールドシーケンスのそれらと比べて実質的に同一である。上記方法の他のいくつかの場合には、最大交差相関値は低い値を有するが、シーケンスのサイズもまた小さい。シーケンスサイズが小さいため、ゴールドシーケンス方法に比べてシステムの要件の面においてさらなる長所がない場合がある。
したがって、本発明の実施形態では、3つ以上のLFSRを利用し、移動局特化システム情報及びセル特化システム情報によって初期値及び遅延値を配分することにより、最大交差相関値を保持しながら大きなサイズを有する疑似ランダムシーケンスを生成する方法及びその装置を提供する。本発明の一実施形態によれば、小さなサイズ集合体のカサミシーケンスから発展した大きなサイズ集合体のカサミシーケンス、2重BCHシーケンスまたは2重エラー訂正BCHコードから発展したt重エラー訂正BCHコード(t−error−correcting BCH code)、及び修正(または拡張)ゴールドシーケンスまたはカサミシーケンスが適用される。
以下、本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置について、図1、図2、及び図3を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいてスクランブリングコードを生成する装置の構成を示すブロック図であって、大きなサイズ集合体のカサミシーケンスを利用して疑似ランダムシーケンスを生成する装置を示している。大きなサイズ集合体のカサミシーケンスを利用した方法の場合、ゴールドシーケンス方法と比べて、最大交差相関値を保持しつつ、大きなサイズを有するスクランブリングコードを生成するものでもよい。
大きなサイズ集合体のカサミシーケンスは、多項式h(x)=h(x)・h(x)・h(x)から生成されてもよい。ここで、h(x)、h(x)及びh(x)は、それぞれシーケンスa、b、及びcを生成する多項式であって、次の数式4にて示される。


ここで、h(x)は、m−シーケンスaを生成する原始多項式に該当し、シーケンスbは、サンプラー
をしてシーケンスaからサンプリングされたシーケンス、そしてシーケンスcは、サンプラー
をしてシーケンスaからサンプリングされたシーケンスである。このとき、大きなサイズ集合体のカサミシーケンスK(a、b、c)は、次の数式5にて示される。
ここで、G(a、b)はゴールドシーケンス、H(a、b)はゴールドシーケンスから変形されたゴールド−ライクシーケンス、b(k)はTaからサンプラーf=1+2m/2でサンプリングしたシーケンスであり、Tはシフト演算子(shift operator)、そして
はモジュロ2演算である。K(a、b、c)は周期N=2−1を有し、m≡2(mod4)(例えば、m=30)またはm≡0(mod4)(例えば、m=32)の場合に、それぞれM=2m/2(2+1)またはM=2m/2(2+1)−1個の互いに異なるシーケンスを含む。このとき、疑似ランダムシーケンスの性能に相当な影響を及ぼす疑似ランダムシーケンス間の最大交差相関値は
になり、この値は、前述したゴールドシーケンス方法における値と同一であってもよい。
大きなサイズ集合体のカサミシーケンスの疑似ランダムシーケンスは、3つのLFSRを並列に連結し、移動局特化システム情報及びセル特化システム情報をそのLFSRのうちの一部に初期値及び遅延値として配分する装置によって実現されてもよい。
図1を参照すると、一実施形態に係る疑似ランダムシーケンスを生成する装置は、無線通信システムに適用されてもよく、より具体的には、大きなサイズを有する疑似ランダムシーケンスを必要とする次世代広帯域無線通信システムに適用されてもよい。当該装置は、第1初期値マッパー112に連結されたリニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR) a110、第2初期値マッパー122に連結されたLFSR b120、第3初期値マッパー132及びN遅延演算器136と連動するLFSR c130、モジュロ2演算器140、及び制御器142を含む。
LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130は、シーケンス a、b、及びcをそれぞれ生成するユニットであって、これらユニットのそれぞれは、m個のブロックを有している。LFSR a110、LFSR b120、LFSR c130から出力されるシーケンスa、b、及びcは、モジュロ2演算器140を通じてビット単位で加算されて疑似ランダムシーケンスを生成する。このとき、数式4のh(x)、h(x)及びh(x)は、LFSR a110とLFSR b120、LFSR c130として示されてもよい。各多項式の項の係数hm−n(x)は、1または0である。LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130内の各ブロックと対応する係数が1である場合、当該ブロックは、各LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130内のモジュロ2演算器114、124、134に連結される。係数が0である場合には、当該ブロックはモジュロ2演算器に連結されない。各LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130に設けられたモジュロ2演算器114、124、134は、当該LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130内のブロックの状態値(state value)の全てをクロック毎にモジュロ2演算を通じて加算し、当該値をそれぞれのLFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130の第1ブロックにフィードバックする。
ここで、h(x)は、前述したようにm−シーケンスaを生成する原始多項式に該当し、多項式h(x)を有するbは、サンプラー
をしてシーケンスaからサンプリングされたシーケンスであり、多項式h(x)を有するcは、サンプラーf=1+2m/2をしてシーケンスaからサンプリングされたシーケンスである。h(x)としては、動作の便宜のためにm−シーケンスaを生成する原始多項式のうち項の個数が最も少ない多項式を選択してもよい。例えば、m=30(m≡2(mod4))の場合、全17,820,000個の原始多項式が存在し、これらのうち5個の項からなるx30+x+x+x+1、x30+x+x+x+1、x30+x+x+x+1などがLFSR a110のためのh(x)に選択されてもよい。m=32(m≡0(mod4))の場合、全67,108,864個の原始多項式が存在し、こられのうち5個の項からなるx32+x+x+x+1、x32+x+x+x+1、x30+x+x+x+1などがLFSR a110のためのh(x)として選択されてもよい。
LFSR a110とLFSR b120、LFSR c130は、前述のようにして求められた多項式h(x)、h(x)及びh(x)を利用して実現されてもよい。しかしながら、最終的にシステムが利用する互いに異なる疑似ランダムシーケンスは、式5にて示すようにゴールドシーケンスG(a、b)またはゴールド−ライクシーケンスH(a、b)にシーケンスcをTだけシフトさせることにより得られたシーケンスをモジュロ2演算を通じて加算することにより生成してもよい。これは、LFSR a110の各ブロックに初期値をマップさせる第1初期値マッパー112の初期値を毎回同じ値に固定させ、LFSR b120の各ブロックに初期値をマップさせる第2初期値マッパー122の初期値を異なる値に変化させ、LFSR c130の各ブロックに初期値をマップさせる第3初期値マッパー130の初期値を毎回同じ値に固定させるが、N遅延演算器136によって変化させた約m/2ビットの互いに異なる値を代入する方法にて実現されてもよい。
したがって、第1初期値マッパー112は、初期化周期毎にLFSR a110に固定された1つの初期値を入力し、第2初期値マッパー122は、初期化周期毎にLFSR b120に最大mビットの互いに異なる初期値を入力する。また、第3初期値マッパー132が初期化周期毎にLFSR c130に固定された1つの初期値を入力する場合、N遅延演算器136が第3初期値マッパー132から初期値の入力を受けるLFSR c130から出力されるビットを受信し、最大m/2ビットの互いに異なる遅延値を与えるようになる。
ここで、制御器142は、特化システム情報に基づいて第2初期値マッパー122を制御することにより、最大mビットの互いに異なる初期値を配分し、且つN遅延演算器136を制御することにより、最大m/2ビットの互いに異なる遅延値を配分する。具体的には、制御器142では、LFSR b120に入力されるmビットの互いに異なる初期値は、特化システム情報のうち情報ビットの総和が1とmビットとの間である一部の情報に基づいて配分し、またLFSR c130から出力されるシーケンスに対して与えられる遅延値は、特化システム情報のうち情報ビットの総和が0とm/2ビットの間である残りの他の情報に基づいて配分する。
m=30(m≡2(mod4))の場合とm=32(m≡0(mod4))の場合を例に挙げて詳しく説明する。
m=30の場合、前述のように、m=30の場合の17,820,000個の原始多項式のうち、項の個数の少ない多項式が選択される。x30+x+x+x+1がその例である。この原始多項式をh(x)と見なし、このh(x)を利用してシーケンスaを生成するLFSR a110を実現し、LFSR b120は、サンプラー
をしてシーケンスaからサンプリングされた多項式h(x)にて示されるシーケンスbを利用して実現する。さらに、LFSR c130は、サンプラーf=1+2m/2=1+215をしてシーケンスaからサンプリングされた多項式h(x)にて示されるシーケンスcを利用して実現する。それぞれのLFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130内に設けられたモジュロ2演算器114、124、134が、クロック毎にこれらモジュロ2演算器114、124、134に連結された各ブロックのすべての状態値に対してモジュロ2演算を施し、これにより得られた値をそれぞれの当該LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130の第1ブロックMSBにフィードバックする。クロック毎にそれぞれのLFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130の最後のブロックLSBから出力された値x(i)、x(i)及びx(i)は、モジュロ2演算器140を通じてビット単位で加算し、このモジュロ2演算器140を通じて出力された値を並べて疑似ランダムシーケンスを形成する。
m=32の場合も同様に、67,108,864個の原始多項式のうち、x32+x+x+x+1のように項の個数の少ない多項式をh(x)として選択する。残りの他の動作は、多項式h(x)にて示されるシーケンスbは、サンプラー
をしてシーケンスaからサンプリングされたシーケンスであり、多項式h(x)にて示されるシーケンスcは、サンプラーf=1+2m/2=1+216をしてシーケンスaからサンプリングされたシーケンスであるという点を除いては、m=30の場合とすべて同一である。
このとき、各LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130に初期値が入力される各初期化周期は、アップリンクまたはダウンリンクの物理チャンネルまたは物理信号によって僅かに変わり、その例には、サブフレーム周期、無線フレーム(radio frame)周期、OFDMシンボル周期、スロット周期、及びコードブロック(code block)周期が含まれてもよい。
初期化周期毎に各LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130内のブロックの状態値を初期化する初期値マッパー112、122、132は、マッピングに利用する初期化値として、次のような値を有する。LFSR a110のための第1初期値マッパー112は、初期化周期毎に予め決められた固定された値をマップさせる。この値の例は、<0、0、0、…、0、0、1>または<1、0、0、…、0、0、0>である。LFSR b120のための第2初期化マッパー122は、<0、0、0、…、0、0、0>から<1、1、1、…、1、1、1>までの全30ビット(m=32の場合、32ビット)の多様な初期化値を初期化周期毎にマップさせる。この場合、30ビットに該当する全230個(m=32の場合、232個)の初期化値のうちいずれをマップさせるかは、制御器142が決める。
最終的に、ゴールドシーケンスよりも大きなサイズのスクランブリングコードを生成させる主な要素は、多項式h(x)にて示されるシーケンスcとして実現されたLFSR c130との並列構造、及び当該並列構造を利用した制御方法である。その結果、全(m/2)=15ビット(m=32の場合、16ビット)の互いに異なる移動局特化システム情報及びセル特化システム情報をより正確に識別することができる。
LFSR b120と同様に、第3初期値マッパー132を通じてLFSR c130の各ブロックの初期化値として、(m/2)=15ビット(m=32の場合、16ビット)の多様な値がマップされる。しかしながら、利用可能な全m=30ビット(または、32ビット)のうち、(m/2)=15ビット(m=32の場合、16ビット)だけが初期化値として利用され、選択的代入のために、30ビット(または、32ビット)の長さを有する2m/2=215(m=32の場合、216)個のすべての初期化値をメモリに記憶し、初期化周期毎にメモリからその値のうち予め決められた1つの値を読み込む作業が施される。その結果、システムの速度が相当程度低下する。
このような問題を克服するために、本発明の一実施形態では、LFSR a110と同様に、LFSR c130のための第3初期値マッパー132が予め決められた固定された値を初期化周期毎にマップさせ、その代わりに、N遅延演算器136を通じて変化した約(m/2)=15ビット(m=32の場合、16ビット)個の互いに異なる値を代入する方法を提示する。このとき、第3初期値マッパー132に適用される固定された初期化値は、サンプラーf=1+2m/2=1+215(m=32の場合、f=1+216)をしてシーケンスaからサンプリングされたシーケンスcの30ビット(m=32の場合、32ビット)の初期値である。この30ビット(m=32の場合、32ビット)の初期値から生成されたシーケンスは、シーケンスcに相当する。
この場合、シーケンスc自体を記憶した後、そのシフトされた値を利用してもよい。しかしながら、m=30の場合にその長さは2−1=230−1であって、100Mバイト(Byte)を超える。これは、シーケンスc自体をメモリに記憶するには物理的限界があり、30ビット(m=32の場合、32ビット)の初期値だけが再び生成されることを意味する。前述のようにして生成されたシーケンスcがN遅延演算器136を通じてNクロック分遅延されてモジュロ2演算器140に入力される場合、数式ではTcと示すことができ、これにより、数式5にて示される大きなサイズ集合体のカサミシーケンスK(a、b、c)が実現できるようになる。ここで、Nの最大値は2m/2=215(m=32の場合、216)クロックであり、これは、現在のハードウェア速度を考慮すると、初期化周期に比べて非常に短い時間である。各初期化の前にLFSR c130だけが動作する場合、実際に各初期化の開始時点では、LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130から出力される値をあたかも遅延がなかったかのように同時に利用されてもよい。したがって、これは、前記の初期化値をメモリに記憶し、初期化周期毎に1つずつ読み込む方法よりもハードウェア複雑度及び演算速度の面でより有利である。
したがって、LFSR b120の第2初期値マッパー122を通じての30ビット(m=32の場合、32ビット)とLFSR c130のN遅延演算器136を通じての15ビット(m=32の場合、16ビット)を含む全45ビット(m=32の場合、全48ビット)の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報が、図1に示す装置によって生成された245(m=32の場合、248)個のスクランブリングコードを通じて識別されてもよい。この場合、最大45ビット(m=32の場合、全48ビット)の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を受信し、この情報値を第2初期値マッパー122及びN遅延演算器136に入力することが制御器142によって行なわれる。
ここで、<0、0、0、…、0、0、0>から<1、1、1、…、1、1、1>までの長さがmの全2個の互いに異なる初期値を要素(element)として有する集合をAとするとき、LFSR b120に入力されるmビットの互いに異なる初期値は、LFSR b120に配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められるM(0<M≦2)に対し、集合AのうちM個の要素を有する部分集合の要素の1つとして決められる。さらに、遅延値Nは、LFSR c130に配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められるM`(0<M`≦2m/2)に対し、0からM`−1までの全M`個の互いに異なる遅延値の1つとして決められる。
移動局特化システム及びセル特化システム情報は、ユーザ装備(移動局)ID(UE ID)、セルID、セルグループID、要素搬送波(CC)ID、要素搬送波(CC)オフセット、リレーノードID、ホームノードB(HeNB)ID、システムフレームナンバー、サブフレームナンバー、スロットナンバー、ストリームID、MBSFN領域ID、OFDMシンボルナンバーなどを含む。従来の3GPP LTEにおいて16ビットとして識別されていたUE IDと9ビットとして識別されていたセルIDは、システムの発展に伴い増大するものと考えられる。
具体的には、制御器142を通じて移動局特化システム及びセル特化シトテム情報を配分する基本的な原則は、次のとおりである。先ず、30ビット(m=32の場合、32ビット)以下の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を、LFSR b120に連結された第2初期値マッパー122の多様な初期値として入力することにより識別する。次いで、残りの他の15ビット(m=32の場合、16ビット)以下の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報は、N遅延演算器136を通じて遅延値として入力することにより識別する。いくつかの具体的な例を、以下の表2に提示する。
表2に表した方法の他、制御器142を通じて第2初期値マッパー122及びN遅延演算器136に入力される移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を配分する方式は、前述した基本的な原則下において様々に適用されてもよい。
このとき、より高速のシステムの動作のために、表2のケース1のようにアップリンクとダウンリンクの各物理チャンネル及び各物理信号に共通して適用される情報を優先して、最大約30ビット(m=32の場合、32ビット)の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を、LFSR b120のための第2初期値マッパー122の初期値として入力することで識別し、残りの他の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を、N遅延演算器136を通じて遅延値として入力することで識別する。これは、遅延値Nの最大値を減少させるため有利である。
さらには、サブフレームナンバーまたはOFDMシンボルナンバーのようにシステムにて予め予測可能な値を、N遅延演算器136を通じて遅延値として入力することで識別する場合に、各初期化周期の直前にLFSR c130だけが予め動作し、N遅延演算器136が遅延動作をある程度実行できるようにし、実際に各初期化開始時点では、LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130から出力される値を、あたかも遅延がなかったかのように同時に利用するものでもよい。これにより、より高速のシステムの動作が可能となる。
前述したように、図1に示すように小さなサイズ集合体のカサミシーケンスから発展した大きなサイズ集合体のカサミシーケンスを利用して、LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130により疑似ランダムシーケンスを生成する装置及び方法、並びに初期化及び遅延方法を通じて移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を配分する技法を実現するものでもよい。
図2は、本発明の他の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置の構成を示すブロック図である。図1に示すような大きなサイズ集合体のカサミシーケンスを利用した方法の他、LFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230を利用して疑似ランダムシーケンスを生成する方法では、2重エラー訂正BCHコードから発展したt重エラー訂正BCHコード(tは、3以上の自然数であり、t=3の場合、3重エラー訂正BCHコード)、または修正(または、拡張)ゴールドシーケンスまたはカサミシーケンスを利用する方法がある。
図2は、t重エラー訂正BCHコードまたは修正(または、拡張)ゴールドシーケンスまたはカサミシーケンスなどを利用して疑似ランダムシーケンスを生成する装置を示すブロック図である。
図2を参照すると、本発明の他の一実施形態に係る疑似ランダムシーケンスを生成する装置は、それぞれm個のブロックとモジュロ2演算器214、224、234を有するLFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230と、当該LFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230に初期値を入力する第1初期値マッパー212、第2初期値マッパー222、及び第3初期値マッパー21232と、モジュロ2演算器250、及び制御器252と、を含む。図2において、当該構成要素の構成及び動作は、次の2つの事項を除いては、図1と実質的に同一である。
このとき、LFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230を実現するための多項式h(x)、h(x)、及びh(x)は、t重エラー訂正BCHコード(t=3)または修正(または、拡張)ゴールドシーケンスまたはカサミシーケンスによって生成されるか否かによって決められる。こうした点において、当該装置は、大きなサイズ集合体のカサミシーケンスによって多項式h(x)、h(x)、及びh(x)が決められる図1の装置とは異なる。
また、図1の制御器142は、移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を受信し、その情報値を第2初期値マッパー122とN遅延演算器136に配分して入力する。一方、図2の制御器252は、移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を受信し、その情報値をLFSR a210のための第1初期値マッパー212を除くLFSR b220及びLFSR c230のそれぞれの第2初期値マッパー222及び第3初期化マッパー232に配分して入力する。さらに、LFSR a210のための第1初期値マッパー212を除く第2初期値マッパー222及び第3初期値マッパー232は、固定された値を使用するものではなく、<0、0、0、…、0、0、0>から<1、1、1、…、1、1、1>までの全mビットに該当する多様な初期化値を初期化周期毎にマップさせる。
それぞれがm個のブロックを有するLFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230のそれぞれに対し、第1初期値マッパー212は、初期化周期毎にLFSR a210に固定された1つの初期値を入力し、第2初期値マッパー222は、初期化周期毎にLFSR b220に最大mビットの互いに異なる初期値を入力し、第3初期値マッパー232は、初期化周期毎にLFSR c230に最大mビットの互いに異なる初期値を入力する。制御器252は、LFSR b220の第2初期値マッパー222を通じて最大mビット、またLFSR c230の第3初期値マッパー232を通じて同じく最大mビット、すなわち、全2mビットの移動局特化システム及びセル特化システム情報を識別するものでもよい。例えば、表2に表したように、制御器252は、第2初期値マッパー222にはUE IDまたはセルIDのような移動局特化システム情報及びセル特化システム情報のうち最大mビットの特化情報を配分して識別し、第3初期値マッパー232には第2初期値マッパー222を通じて配分された情報を除く残りの他の情報を配分して識別する。LFSR b220に入力されるmビットの互いに異なる初期値は、特化システム情報のうち情報ビットの総和が1ないしmビットとの間である一部の情報に基づいて配分されると、LFSR c230に入力されるmビットの互いに異なる初期値は、上記特化システム情報のうち情報ビットの総和が0とmビットとの間である残りの他の情報に基づいて配分される。このとき、LFSR b220に入力されるmビットの互いに異なる初期値は、<0、0、0、…、0、0、0>から<1、1、1、…、1、1、1>までの長さがmの全2個の互いに異なる初期値を要素として有する集合Aと、LFSR b220に配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められるM(0<M≦2m)に対して、集合AのうちM個の要素を有する部分集合の要素の1つであってもよい。さらには、LFSR c230に入力されるmビットの互いに異なる初期値は、<0、0、0、…、0、0、0>から<1、1、1、…、1、1、1>までの長さがmの全2個の互いに異なる初期値を要素として有する集合Bと、LFSR b220に配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められるM`(0<M`≦2m)に対して、集合AのうちM`個の要素を有する部分集合の要素の1つであってもよい。
図2において、t(t=3)個のLFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230を構成する場合を例示しているが、tが3より大きいより多くのLFSRを構成してもよい。図2の装置においてそれぞれm個のブロックを有するt個のLFSRを構成する場合、これにより生成される疑似ランダムシーケンスを利用して約全(t−1)・mビットの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するものでもよい。
2個のLFSRを使用するゴールドシーケンス方法を用いる場合、mビットの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するものでもよい。図1に示すようにLFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130を使用する大きなサイズ集合体のカサミシーケンスを利用する場合には、約1.5・mビットの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するものでもよい。一方、図2に示すようにLFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230を構成する場合は、約2mビットのより大きいサイズを有する移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するものでもよい。
ここで、ゴールドシーケンスまたは大きなサイズ集合体のカサミシーケンスを利用する場合に、疑似ランダムシーケンスの性能に相当な影響を及ぼす最大交差相関値は
と同一である。しかしながら、図2の装置などによって生成される疑似ランダムシーケンス間の最大交差相関値は、上記値よりも約2t−2倍大きい。具体的には、大きなサイズ集合体のカサミシーケンスの場合において、LFSRの個数が2個から3個に増えるとき、その最大交差相関値はゴールドシーケンスのそれと同一である。一方、図2においてLFSRが3個、すなわちt=3であるとき、その最大交差相関値は2倍になる。
結果的に、図2の他の一実施形態によると、図1の一実施形態に比べ、移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別するビット数がゴールドシーケンスの1.5倍または2倍に増加する一方、生成される疑似ランダムシーケンスの個数は1.5〜2の累乗倍に増加するが、最大交差相関値が2倍になるため、システムの劣化が大きな影響を及ぼさない限り、膨大な数の移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別しなければならない場合に選択的に適用されてもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置の構成を示すブロック図である。
図3を参照すると、疑似ランダムシーケンスを生成する装置は、第1LFSRモジュール310、第2LFSRモジュール320、第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350が並列に配置された5段のLFSRモジュールを含む。図3においては、5段のLFSRモジュールが構成された場合を例示している。なお、本発明は、これに限定されるものではなく、LFSRモジュールの個数が3個以上のすべての場合にも適用されてもよい。
第1LFSRモジュール310は、初期化周期毎に固定された1つの初期値をm個のブロックを有する第1LFSRを通過させることで第1出力シーケンスを生成するユニットであって、LFSR a110または210と第1初期値マッパー112または212)に相当する構成要素である。
第2LFSRモジュール320は、初期化周期毎に最大mビットの互いに異なる初期値をm個のブロックを有する第2LFSRを通過させることで第2出力シーケンスを生成するユニットであって、LFSR b120または220と第2初期値マッパー122または222に相当する構成要素である。
第3LFSRモジュール330は、m個のブロックを有する第3LFSRを利用して第1出力シーケンス及び第2出力シーケンスと同じ周期で第3出力シーケンスを生成するユニットであって、図1のLFSR c130、第3初期値マッパー132、及びN遅延演算器136で構成されていてよく、または図2のLFSR c230と第3初期値マッパー232を利用して構成されてもよい。第4LFSRモジュール340及び第5LFSRモジュール350は、第3LFSRモジュール330を構成する2つの方法のいずれか一方と同じ方法にて構成されてもよい。
制御器360は、図1の制御器142または図2の制御器252に相当する構成要素である。この制御器360は、第1LFSRモジュール310、第2LFSRモジュール320、第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350を制御する一方、第2LFSRモジュール320、第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350内の各LFSRに入力される初期値または各LFSRから出力されるビットに対する遅延値を配分する機能をする。第1LFSRモジュール310に対しては、初期化周期毎に固定された1つの初期値が入力される。
第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350が図1のLFSR c130のような方式で構成される場合、制御器360は、初期化周期毎に第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350内の各LFSRに固定された1つの初期値を入力した後、各LFSRから出力されるビットに対して最大m/2ビットの互いに異なる遅延値を提供して、算術演算器に入力される第3、第4、及び第5出力シーケンスを生成する。
一方、第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350が図2のLFSR c230のような方式で構成される場合、制御器360は、初期化周期毎に最大mビットの互いに異なる初期値を第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350内の各LFSRを通過させて、第3、第4及び第5出力シーケンスを生成する。
算術演算器370は、図1及び図2のそれぞれのモジュロ2演算器140、250に相当する構成要素であって、第1LFSRモジュール310、第2LFSRモジュール320、第3LFSRモジュール330、第4LFSRモジュール340、及び第5LFSRモジュール350の各LFSRから出力される二進シーケンスをビット単位で全て足して疑似ランダムシーケンスを生成する機能を有する。算術演算器370のモジュロ2演算を通じて生成された疑似ランダムシーケンスは、大きなサイズ集合体のカサミシーケンス、t重エラー訂正BCHコード(ここで、tは3以上の自然数)、修正または拡張ゴールドシーケンス、及び修正または拡張カサミシーケンスなどの二進シーケンスを構成する。
前述したように、本発明の実施形態では、大きなサイズ集合体のカサミシーケンスなどを利用して並列に連結された3個またはそれ以上のLFSRに疑似ランダムシーケンスを生成する装置及び方法、並びに初期化及び遅延方法を通じて移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を配分する方法が実現される。これにより、疑似ランダムシーケンスを利用して約31ビットの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を識別することができるゴールドシーケンス方法に比べ、疑似ランダムシーケンスの性能に相当な影響を及ぼす最大交差相関値を劣化させることなく、最大約48ビットの互いに異なる疑似ランダムシーケンスを実現することができる。
したがって、周波数帯域が広帯域化し、且つピコセル及びフェムトセルのようにセル半径が減少するに伴い、多数の互いに異なるスクランブリングコードを必要とする次世代広帯域無線通信システムにおいて十分なビットの移動局特化システム情報及びセル特化システム情報を提供する疑似ランダムシーケンスを、スクランブリングコードの性能を低下させることなく生成することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法を、図4及び図5を参照して説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法を示すフローチャートであって、図1の装置を利用して疑似ランダムシーケンスを生成する方法が示されている。
LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130が3個の互いに異なるm次多項式にて構成される(S110)。これらLFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130は、それぞれ図1に示すようにm個のブロックとモジュロ2演算器114、124、134を備える。次いで、m次の大きなサイズ集合体のカサミシーケンスを生成する互いに異なる3個のm次多項式にてLFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130内のいずれのブロックがモジュロ2演算器114、124、134に連結されるかを決める。
具体的には、GF(2)上の第1のm次原始多項式が選択されると、その選択された第1のm次原始多項式にてLFSR a110を構成する(S111)。そして、第1のm次原始多項式にて生成された二進シーケンスをサンプラー
でサンプリングして第2の多項式を決め、この第2の多項式にてLFSR b120を構成する(S112)。さらに、第1のm次原始多項式にて生成された二進シーケンスをサンプラーf=1+2m/2でサンプリングして第3の多項式を決め、この第3の多項式にてLFSR c130を構成する(S113)。第1のm次原始多項式は、GF(2)上の複数のm次原始多項式のうち項の個数が最も少ない多項式であり、第1のm次原始多項式にて生成された二進シーケンスがm−シーケンスになる。
次いで、初期化周期が到来すると(S120)、制御器142が第1初期値マッパー112を通じてm個のブロックを有するLFSR a110に固定された1つの初期値を入力して第1出力シーケンスを生成し(S130)、第2初期値マッパー122を通じてLFSR b120に最大mビットの互いに異なる初期値を入力して第2出力シーケンスを生成する(S140)。ここで、LFSR a110に入力される固定された1つの初期値は長さがmである<0、0、0、…、0、0、1>または<1、0、0、…、0、0、0>であってよく、LFSR b120に入力される互いに異なる初期値は、<0、0、0、…、0、0、0>から<1、1、1、…、1、1、1>までの長さがmの全2個の互いに異なる初期値の1つであってもよい。
さらに、制御器142は、LFSR c130に予め決められた1つの初期値を入力した後、LFSR c130から出力されるビットに対して最大m/2ビットの互いに異なる遅延値を提供して、遅延された第3出力シーケンスを生成する(S150)。LFSR c130に入力される予め決められた1つの初期値は、LFSR a110から出力されたm−シーケンスをサンプラーf=1+2m/2でサンプリングしたシーケンスの初期mビットとして構成してもよい。LFSR c130を通じて生成された符号は、N遅延演算器136を通過することで与えられる遅延値Nに対してNクロック分遅延され、遅延された第3出力シーケンスを生成する。ここで、LFSR b120に入力される最大mビットの互いに異なる初期値は、特化システム情報のうちの一部の情報に基づいて配分され、LFSR c130から出力されるビットに対して与えられる最大m/2ビットの互いに異なる遅延値は特化システム情報のうちの残りの他の情報に基づいて配分される。
LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130から出力される第1ないし第3出力シーケンスは、モジュロ2演算器140を通じてビット単位で足して、最終的な疑似ランダムシーケンスを生成する(S160)。
LFSR a110、LFSR b120、及びLFSR c130に初期値が入力される各初期化周期は、アップリンクまたはダウンリンクの物理チャンネルまたは物理信号によって僅かに変わり、サブフレーム周期、無線フレーム周期、OFDMシンボル周期、コードブロック周期などが適用されてもよい。さらに、特化システム情報としては、UE ID、セルID、サブフレームナンバー、ストリームID、MBSFN領域ID、OFDMシンボルナンバーなどが適用されてもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係る広帯域無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法のフローチャートであって、図2の装置を利用して疑似ランダムコードを生成する方法が示されている。
ステップS211、S212、及びS213を含むプロセスS210が、図4のステップS111、S112、及びS113を含むプロセスS110と同一であるため、それに対する詳細な説明は省略する。
このとき、LFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230を構成する3個の互いに異なるm次多項式は、t重エラー訂正BCHコード(ここで、tは、3以上の自然数)、修正または拡張ゴールドシーケンス、修正または拡張カサミシーケンスなどの二進シーケンスを利用して生成する。
初期化周期が到来すると(S220)、制御器252がm個のブロックを有するLFSR a210に固定された1つの初期値を入力して第1出力シーケンスを生成し(S230)、LFSR b220に最大mビットの互いに異なる初期値を入力して第2出力シーケンスを生成し(S240)、そしてLFSR c230に最大mビットの互いに異なる初期値を入力して第3出力シーケンスを生成する(S250)。このとき、LFSR b220に入力される最大mビットの互いに異なる初期値は、特化システム情報のうちの一部の情報に基づいて配分され、LFSR c230に入力される最大mビットの互いに異なる初期値は、特化システム情報のうちの残りの他の情報に基づいて配分される。LFSR a210、LFSR b220、及びLFSR c230から出力される第1ないし第3出力シーケンスがモジュロ2演算器250を通じてビット単位で足され、最終的な疑似ランダムシーケンスを生成する(S260)。
本発明の趣旨または範囲を逸脱することなく、本発明において種々な修正及び変形がなされ得ることは、当業者にとって自明である。よって、本発明は、特許請求の範囲の保護範囲及びその等価物に含まれる限り、かかる修正及び変形されたものを含む。

Claims (20)

  1. 無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法であって、
    初期化周期毎に、m個のブロックを有する第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)に固定された1つの初期値を入力することにより、第1出力シーケンスを生成し;
    初期化周期毎に、m個のブロックを有する第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力することにより、第2出力シーケンスを生成し;
    初期化周期毎に、m個のブロックを有する第3LFSRに予め決められた1つの初期値を入力した後、与えられた遅延値Nによって前記第3LFSRから出力されるシーケンスを遅延させることにより、第3出力シーケンスを生成し;
    前記第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算することにより、疑似ランダムシーケンスを生成すること
    を含む、疑似ランダムシーケンス生成方法。
  2. 3個の互いに異なるm次多項式において、それぞれm個のブロックを有する前記第1LFSR、第2LFSR、及び第3LFSRを構成することを更に含み、
    前記第1LFSR、第2LFSR、及び第3LFSRを構成することは、
    m次の第1多項式を選択し、前記第1多項式にて前記第1LFSRを構成し;
    前記第1多項式にて生成された二進シーケンスをサンプラー
    でサンプリングしてm次の第2多項式を決め、この第2多項式にて前記第2LFSRを構成し;
    前記第1多項式にて生成された二進シーケンスをサンプラーf=1+2m/2でサンプリングしてm次の第3多項式を決め、この第3多項式にて前記第3LFSRを構成すること
    を含む、請求項1に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  3. 前記3個の互いに異なるm次多項式は、m次の大きなサイズ集合体のカサミシーケンスによって生成される、請求項2に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  4. m次の第1多項式は、GF(2)上の複数のm次原始多項式のうち項の個数が最も少ない多項式であり、上記第1多項式にて生成される二進シーケンスがm−シーケンスである、請求項2に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  5. 前記第2LFSRに入力されるmビットの初期値は、特化システム情報のうち情報ビットの総和が1とmビットとの間である一部の情報に基づいて配分され、
    前記第3LFSRから出力されるシーケンスに対して与えられる遅延値は、前記特化システム情報のうち情報ビットの総和が0とm/2ビットとの間である残りの他の情報に基づいて配分される、請求項1に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  6. 前記特化システム情報は、アップリンクまたはダウンリンクの各物理チャンネルまたは各物理信号毎に、移動局ID(UE ID)、セルID、セルグループID、要素搬送波(CC)ID、要素搬送波(CC)オフセット、リレーノードID、ホームノードB(HeNB)ID、システムフレームナンバー、サブフレームナンバー、スロットナンバー、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルナンバー、ストリームID、及びMBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service(MBMS)over single−Frequency Network)領域IDのいずれか1つに関する情報を含む、請求項5に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  7. 前記第1LFSRに入力される固定された1つの初期値は、長さがmの<0、0、0、…、0、0、1>または<1、0、0、…、0、0、0>である、請求項1に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  8. 前記第2LFSRに入力されるmビットの初期値のうちの1つは、M個の要素を有する集合Aにおける部分集合の要素のうちの1つであり、
    前記集合Aは、全2個の互いに異なるmビットの初期値を有し、前記M(0<M≦2)は、前記第2LFSRに配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められる、請求項1に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  9. 前記第3LFSRに入力される予め決められた1つの初期値は、前記第1LFSRから出力される二進シーケンスをサンプラーf=1+2m/2でサンプリングして得られたシーケンスの第一のmビットから構成される、請求項1に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  10. 前記遅延値Nは、0からM`−1までの全M`個の互いに異なる遅延値のうちの1つであり、
    前記M`(0<M`≦2m/2)は、前記第3LFSRに配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められる、請求項1に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  11. 前記各初期化周期は、アップリンクまたはダウンリンクの各物理チャンネルまたは各物理信号毎に、サブフレーム周期、無線フレーム周期、OFDMシンボル周期、スロット周期及びコードブロック周期のうちの1つを含む、請求項1に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  12. 無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する方法であって、
    初期化周期毎に、m個のブロックを有する第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)に固定された1つの初期値を入力することにより、第1出力シーケンスを生成し;
    初期化周期毎に、m個のブロックを有する第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力することにより、第2出力シーケンスを生成し;
    初期化周期毎に、m個のブロックを有する第3LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力することにより、第3出力シーケンスを生成し;
    前記第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算することにより、疑似ランダムシーケンスを生成すること
    を含む、疑似ランダムシーケンス生成方法。
  13. 3個の互いに異なるm次多項式にてそれぞれm個のブロックを有する前記第1LFSR、第2LFSR、及び第3LFSRを構成することをさらに含み、
    前記3個の互いに異なるm次多項式は、
    3重エラー訂正BCHコード、修正または拡張ゴールドシーケンス、修正または拡張カサミシーケンスのいずれかの二進シーケンスを利用して生成する、請求項12に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  14. 前記第2LFSRに入力されるmビットの初期値は、特化システム情報のうち情報ビットの総和が1とmビットとの間である一部の情報に基づいて配分され、
    前記第3LFSRに入力されるmビットの初期値は、前記特化システム情報のうち情報ビットの総和が0とmビットとの間である残りの他の情報に基づいて配分される、請求項12に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  15. 前記第2LFSRに入力されるmビットの初期値のうちの1つは、M個の要素を有する集合Aにおける部分集合の要素のうちの1つであり、前記集合Aは、全2個の互いに異なるmビットの初期値を有し、前記M(0<M≦2)は、前記第2LFSRに配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められ、
    前記第3LFSRに入力されるmビットの初期値のうちの1つは、M`個の要素を有する集合Bにおける部分集合の要素のうちの1つであり、前記集合Bは、全2個の互いに異なるmビットの初期値を有し、前記M`(0<M`≦2m/2)は、前記第3LFSRに配分される特化システム情報の場合の数に基づいて決められる、請求項12に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  16. 無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置であって、
    それぞれがm個のブロックを有する第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)、第2LFSR、及び第3LFSRと;
    初期化周期毎に前記第1LFSRに固定された1つの初期値を入力する第1初期値マッパーと;
    初期化周期毎に前記第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力する第2初期値マッパーと;
    初期化周期毎に前記第3LFSRに予め決められた1つの初期値を入力する第3初期値マッパーと;
    前記第3初期値マッパーから初期値の入力を受ける前記第3LFSRからのシーケンス出力を与えられた遅延値Nに対してNクロックだけ遅延させるN遅延演算器と;
    第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算するモジュロ2演算器と
    を含む、無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置。
  17. 前記第1LFSRは、GF(2)上の複数の原始多項式から選択されたm次の第1の多項式から構成され;
    前記第2LFSRは、前記第1多項式にて生成された二進シーケンスをサンプラー
    でサンプリングすることにより決められた第2多項式から構成され;
    前記第3LFSRは、前記第1多項式にて生成された二進シーケンスをサンプラーf=1+2m/2でサンプリングすることにより決められた第3多項式から構成される、請求項16に記載の疑似ランダムシーケンス生成方法。
  18. 前記第1LFSR、第2LFSR、及び第3LFSRは、m次の大きなサイズ集合体のカサミシーケンスによって生成された3個の互いに異なるm次多項式から構成される、請求項16に記載の疑似ランダムシーケンス生成装置。
  19. 無線通信システムにおいて疑似ランダムシーケンスを生成する装置であって
    それぞれがm個のブロックを有する第1リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)、第2LFSR、及び第3LFSRと;
    初期化周期毎に前記第1LFSRに固定された1つの初期値を入力する第1初期値マッパーと;
    初期化周期毎に前記第2LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力する第2初期値マッパーと;
    初期化周期毎に前記第3LFSRにmビットの初期値のうちの1つを入力する第3初期値マッパーと;
    第1出力シーケンス、第2出力シーケンス、及び第3出力シーケンスをモジュロ2演算を通じてビット単位で加算するモジュロ2演算器と
    を含む、疑似ランダムシーケンス生成装置。
  20. 前記第1LFSR、第2LFSR、及び第3LFSRは、3重エラー訂正BCHコード、修正または拡張ゴールドシーケンス、及び修正または拡張カサミシーケンスのいずれかを含む二進シーケンスを利用して生成された3個の互いに異なるm次多項式から構成される、請求項19に記載の疑似ランダムシーケンス生成装置。
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