JP5229938B2 - プラスチック製積層材の加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラスチック製積層材の加工装置、より詳細には、例えば、建築物の棟部や軒下部等に設置して換気を行うためのプラスチック製換気部材、その他のプラスチック成形品を、複数のプラスチックプレートを積層した材料から成形するためのプラスチック製積層材の加工装置に関するものである。
例えば、上記プラスチック製換気部材23は、幅方向一端面から他端面に貫通する細い通気路22を並設したプラスチックプレート21を多数枚積層した積層材6を、切出して一体化して成形されるが(図6及び図7)、上記換気部材23の通気路22の開口端面側の少なくとも一方の面は、斜面にされる(図6に示す例では、両側面共に斜面とされている。)。
特許第2610342号公報 特許第2683109号公報
しかるに従来、上記のようにしてプラスチック製積層材から、上記形態のプラスチック製換気部材その他のプラスチック成形品を効率よく製造し得る装置、殊にプラスチック製積層材の一体化及び切出しを同時に行ない、しかも斜面を形成することができる装置は提唱されていなかった。
そこで本発明は、そのような機能を総て備え、プラスチック製積層材から製造される上記プラスチック製換気部材、その他のプラスチック成形品を、自動的に効率よく製造することができるプラスチック製積層材の加工装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、架台の上面に、溶断加工するプラスチック製積層材を搬送するための加工テーブルを配置し、前記加工テーブルの中央部上に、前記プラスチック製積層材の入口と出口とを有していて、前記プラスチック製積層材を通過させることによって溶断加工する加工ヘッドを前記加工テーブルの搬送路を横切るように設置し、前記加工ヘッドの前記入口手前及び前記出口前方に、前記プラスチック製積層材を搬送駆動する搬送手段を配して成り、前記加工ヘッドは、その前記入口側と前記出口側の双方の側に、上下方向に張架した熱線を複数、前記搬送路を横切るように所定間隔置きに並設して成る熱線列を備えると共に、前記熱線列に向けてエアを吹付けるエア吹付け手段を配備して成るプラスチック製積層材の加工装置である。
そして、前記加工ヘッドの前記入口側と前記出口側の一方又は双方の側の前記熱線列の熱線は、前記プラスチック製積層材の搬送方向と直交する垂直面方向に傾けられ、前記双方の側の前記熱線列の熱線が傾けられて、前記入口側に配備される前記熱線列の各熱線の傾斜方向と前記出口側に配備される前記熱線列の各熱線の傾斜方向とが逆向きにされる場合が含まれることを特徴とする
前記エア吹付け手段のエア吹出口は、横長であることが好ましい。
本発明は上述したとおりであって、プラスチックプレートを複数積層した積層材を、一工程にて多数の製品形状に溶断すると同時に一体加工することができ、以てプラスチック製換気部材その他のプラスチック成形品を、効率良く、低コストにて量産し得る効果がある。
本発明を実施するための最良の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置の構成図で、該装置は、架台1の上面に配置される加工テーブル2と、加工テーブル2の中央部に設置される加工ヘッド3と、加工ヘッド3のプラスチック製積層材6の入口手前に配置される供給用搬送手段4と、加工ヘッド3のプラスチック製積層材6の出口前方に配置される排出用搬送手段5とから成る。
加工テーブル2上には、加工するプラスチックプレート製積層材6が供給される。この積層材6は、一端から多端に抜ける通気路22を併設したプラスチックプレート21を多数枚積層したもので、この段階においては各プラスチックプレート21は、単に積層されているだけで、互いに結合されていない(図7)。
積層材6は、先端が供給用搬送手段4に達するところまで押し込むと、以後は、供給用搬送手段4の作用で加工ヘッド3内に送り込まれる。供給用搬送手段4としては、通例、所定間隔を置いて上下に対設された回転ローラー7、7aが用いられ、これらが積層材6を挟圧して加工ヘッド3方向へ搬送する。回転ローラー7、7aは、架台1内に設置されたモーター8により、図3における矢印方向に回転駆動される。
加工ヘッド3を挟んで供給用搬送手段4の反対側に、供給用搬送手段4と同様の構成の排出用搬送手段5が配備される。この排出用搬送手段5は、加工ヘッド3における後述の溶断加工を経た加工済積層材6aを排出するためのもので、やはり、所定間隔を置いて上下に対設した、排出用の回転ローラー9、9aにより構成される。回転ローラー9、9aは、通例、モーター8を共用することにより回転ローラー7、7aと同期させて回転駆動される。
加工ヘッド3には、積層材6の進行方向に対面して、上下方向に延びる熱線11を、換気部材23の幅に対応する間隔置きに多数本帳架した熱線列10が配備される。熱線11としては、通例、ニクロム線が用いられる。各熱線11の下端は、加工テーブル2を突き抜けて延び、そこに緊張用重り13が吊り下げられる(図5参照)。
熱線列10は、上記のとおり、上下方向に張架した熱線を複数、積層材6の搬送方向と直交方向に所定間隔置きに並置して成るもので、加工ヘッド3の積層材6の入口側と出口側の双方に配設される。
また、入口側と出口側の双方に配設する場合には、入口側の熱線列10の熱線11を総て同じ向きに傾斜させると共に、出口側の熱線列10aの熱線11を、総て熱線列10の場合と逆方向に傾斜させる。この場合において、一端面を垂直にする場合は、熱線列10、10aのいずれかの列の熱線11を総て垂直に張架する。
更に、加工ヘッド3には、熱線列10、10aに向けてブロワー12が設置される。ブロワー12は、後述する作用によって溶断された加工済積層材6aの溶断面にエアーを吹き付けて、溶断部の過度の溶融を防止する作用を果たす。ブロワー12のエア吹出口は、単なる横長のスリットタイプのものであってもよい。ブロワー12は、テーブル2の上側及び/又は下側に配置される。
ところで、積層されただけの状態で供給されてくる積層材6は、先端部がめくれ上っていることがある。そこで、溶断加工に際してこのめくれ上りを防止するために、各熱線列10、10aの手前に、積層材6の進行方向に下り傾斜する押えガイド板14、14aを設置することが好ましい(図3参照)。押えガイド板14、14aを設置した場合には、積層材6の先端部がめくれ上っていても、進行に伴って該先端部が押えガイド板14、14aの裏側斜面に沿って当接し、進行に伴って下方に導かれるため、次第にめくり上りが押さえられる。
上記構成の装置の作用について説明する。加工に際して積層材6を、その通気路22と直角の方向を進行方向として加工テーブル2上に送り込むと、積層材6は、供給用搬送手段4の回転ローラー7、7aの作用で搬送され、加工ヘッド3方向に送り込まれる。やがて、熱線列10に当たる積層材6は、その前端面(図7における端面A)から、反対側端面まで、縦方向に溶断されていく。
この溶断処理は、熱線列10、10aを加工ヘッド3の入口側と出口側の双方に設置した場合には、二段階に渡って行なわれ、先ず、熱線列10で一方向に傾斜する溶断が行なわれ(図6(B)に示す溶断線a)、次いで、熱線列10aで、上記とは異なる方向に傾斜する溶断が行なわれ(図6(B)に示す溶断線b)、以て図6(C)に示すような断面が台形状の長尺の換気部材23が成形される。換気部材23は、必要に応じ、適宜長さにカットして使用する。
上記溶断に伴ない、溶断面において上下のプラスチックプレート21同士が溶着されるため、積層された総てのプラスチックプレート21が一体化されることになる。この溶断に際しては、ブロワー12からエアが吹き付けられるので、溶断後直ちに冷却されて過度の溶融が抑止される。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置の正面図である。 本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置の平面図である。 本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置の要部正面図である。 本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置の側面図である。 本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置における熱線列の例を示す図である。 本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置における加工工程を示す図である。 本発明に係るプラスチック製積層材の加工装置の加工装置によって加工するプラスチック製積層材の加工前の状態を示す図である。
符号の説明
1 架台
2 加工テーブル
3 加工ヘッド
4 供給用搬送手段
5 排出用搬送手段
6 積層材
6a 加工済積層材
7 回転ローラー
7a 回転ローラー
8 モーター
9 回転ローラー
9a 回転ローラー
10 熱線列
10a 熱線列
11 熱線
12 ブロワー
13 重り
14 押えガイド板
14a 押えガイド板
21 プラスチックプレート
22 通気路
23 換気部材

Claims (2)

  1. 架台の上面に、溶断加工するプラスチック製積層材を搬送するための加工テーブルを配置し、前記加工テーブルの中央部上に、前記プラスチック製積層材の入口と出口とを有していて、前記プラスチック製積層材を通過させることによって溶断加工する加工ヘッドを前記加工テーブルの搬送路を横切るように設置し、前記加工ヘッドの前記入口手前及び前記出口前方に、前記プラスチック製積層材を搬送駆動する搬送手段を配して成り、
    前記加工ヘッドは、その前記入口側と前記出口側の双方の側に、上下方向に張架した熱線を複数、前記搬送路を横切るように所定間隔置きに並設して成る熱線列を備えると共に、前記熱線列に向けてエアを吹付けるエア吹付け手段を配備して成り、
    前記加工ヘッドの前記入口側と前記出口側の一方又は双方の側の前記熱線列の熱線は、前記プラスチック製積層材の搬送方向と直交する垂直面方向に傾けられ、前記双方の側の前記熱線列の熱線が傾けられて、前記入口側に配備される前記熱線列の各熱線の傾斜方向と前記出口側に配備される前記熱線列の各熱線の傾斜方向とが逆向きにされる場合が含まれることを特徴とするプラスチック製積層材の加工装置。
  2. 前記エア吹付け手段のエア吹出口は、横長である、請求項1に記載のプラスチック製積層材の加工装置。
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