以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る情報システムのブロック構成を示す図である。図1において、10は通信回線網、100は端末装置全般、100aはパーソナルコンピュータ、100bは携帯電話端末、100cはカーナビゲーション、200はテレビジョン、300は録画装置、500は個人情報蓄積サーバ、510は個人関心度データベース、520は個人行動履歴データベース、530は番組情報データベース、540はWeb情報データベース、550は地図情報データベース、600は提供情報蓄積サーバをそれぞれ示している。
通信回線網10はインターネット通信網、携帯電話通信網、公衆回線網、WANやLANなどの通信網全般であり、図1に示す提供情報を受信したり、情報提供用を行ったりする端末装置100や、個人情報を収集する個人情報収集装置、収集した各個人の情報を蓄積しておく個人情報蓄積装置、情報を収集すると共にさらにこれを提供する提供情報蓄積装置などの各装置を周知の通信プロトコルによって接続して、それぞれの装置間を通信可能とするインフラストラクチャーである。
提供情報を受信したり、情報提供用を行ったりする端末装置100としては、より具体的には、パーソナルコンピュータ100a、携帯電話端末100b、カーナビゲーション100cなどである。これらの端末装置例としては、いずれも周知のものを用いることができるが、自装置の位置情報を取得する機能を有することが望ましい。なお、端末装置100は提供情報を受信したり、情報提供用を行ったりする装置としても利用可能であり、さらに個人情報を収集する装置としても利用可能である。
ここで、端末装置100を構成する上で好適なハードウエアの概略について説明する。図2は本発明の実施の形態に係る情報システムで用いる端末装置のブロック構成の一例を示す図である。図2において、100は端末装置、101はCPU、102はバス、104はRAM、105は入力操作部、106は入力回路、108は音声制御回路、109はマイクロフォン、112はスピーカ、114は表示制御回路、115はディスプレイ、1
16は通信制御回路、119はGPS受信部、120はデータ保存部をそれぞれ示している。
端末装置100は、CPU(中央処理装置)101を搭載している。CPU101はバス102を通じて装置内の各部と接続されている。このうちROM103はこの端末装置100の各部を制御するためのプログラムを格納したリード・オンリ・メモリである。RAM104はプログラムを実行するときに必要となる一時的なデータおよび画像等を含んだ通信データを一時的に格納するランダム・アクセス・メモリである。
入力操作部105は利用者が操作するキースイッチ群から構成されており、この入力操作部105の操作により発生した信号は入力回路106を介してバス102に伝達されるようになっている。
音声制御回路108は音声の入出力を行う回路で、マイクロフォン109から音声を入力すると共に、スピーカ112から音声を出力するようになっている。表示制御回路114は、ディスプレイ115の表示を制御するようになっている。通信制御回路116は、不図示の無線基地局と無線で通信を行うになっている。GPS受信部119は不図示のGPS衛星の複数から電波を受信して端末装置100の現在位置を判別する装置である。データ保存部120は電源が切れた時でもデータを保持できるようになっている記憶部であり、例えばフラッシュメモリー、ハードディスク等である。
本実施形態に係る情報システムで用いる端末装置100としては、GPS信号を受信して自らの位置を計算するGPS測位で自装置の位置情報を取得する機能を有するものである。この機能を実現するためのプログラムはROM103に記憶させておくことができるし、或いはデータ保存部120に記憶させておくことができる。
再び、図1に戻り、次に個人情報収集装置について説明する。個人情報収集装置としては、先のパーソナルコンピュータ100a、携帯電話端末100b、カーナビゲーション100cなどの他に、テレビジョン200や録画装置300などの装置を代表的なものとして挙げることができるが、その他の例としてラジオなどの装置も用いることが可能である。
個人情報収集装置は、基本的に、ユーザーに対して選択し得る複数の情報を提供することが可能な装置である。本実施形態に係る情報システムにおいては、上記のような選択し得る複数の情報の中から、ユーザーが特定の情報を選択した、という事実に基づいて、ユーザーの関心度を計るようにするものである。ユーザーが特定の情報を選択する時の行為としては、テレビジョン200や録画装置300などの装置ではチャンネルの選択行為であり、パーソナルコンピュータ100a、携帯電話端末100bなどの装置ではURLの指定行為であり、また、カーナビゲーション100cなどの装置では目的地のセット行為などである。ユーザーによって選択されたチャンネルに係る情報、指定されたURLに係る情報、セットされた目的地に係る情報は、通信回線網10を介して、個人情報収集装置に送信されるようになっている。個人情報を収集するための上記のような各装置は、ユーザーによってあらかじめ登録されてなるものであり、このような各装置から、チャンネルの選択情報、URLの指定情報、目的地セット情報が個人情報蓄積サーバ500に送信されるようになっている。
個人情報収集装置は、汎用的なサーバによって構成される個人情報蓄積サーバ500と、収集された情報を解析するためのデータベースと、解析された個人情報を記憶蓄積しておくデータベースなどからなっている。
番組情報データベース530は、テレビジョン200や録画装置300などが提供する情報を、解析して保存するデータベースである。すなわち、番組情報データベース530には、特定のチャンネルがどのような情報を提供するのかに係るデータが参照可能に記憶されている。
Web情報データベース540は、Web上のサーバなどが提供する情報を、解析して保存するデータベースである。すなわち、Web情報データベース540は、特定のURLがどのような情報を提供するのかに係るデータが参照可能に記憶されている。
地図情報データベース550は、位置情報と、当該位置情報に対応した建造物に係る情報が解析されて、保存されてなるデータベースである。すなわち、地図情報データベース550は、特定の位置情報に対応する場所が、実際にどのような場所であるのかに係るデータが参照可能に記憶されるものである。このような地図情報データベース550によって、カーナビゲーション100cなどによってセットされる目的地に係る位置情報、あるいは、端末装置100から得られる位置情報などが解析される。
個人情報収集装置から送信されるチャンネル選択情報、URL指定情報、目的地セット情報は、上記のような番組情報データベース530、Web情報データベース540、地図情報データベース550の各データベースが参照された上で分析され、個人の関心度に係るデータとして整理される。このような個人の関心度に係るデータが蓄積されるデータベースが、個人関心度データベース510である。
また、端末装置100から得られる位置情報は、地図情報データベース550が参照されて分析されて、分析された情報が個人行動履歴データベース520に蓄積されるようになっている。
以上のことをより具体的に説明する。図3は本発明の実施の形態に係る情報システムにおける個人情報収集のフローを示す図である。なお、当該フローは個人情報収集の一例を示すものである。
図3において、ステップS101で、ユーザーがテレビジョン200で特定の番組を視聴したり、あるいは録画装置300で特定の番組を録画したりすると、その番組情報は個人情報蓄積サーバ500などからなる個人情報蓄積装置側に送信されて、ステップS102で番組情報データベース530が参照され分析されて、ステップS103で個人関心度データベース510に蓄積される。
また、ステップS104で、ユーザーがパーソナルコンピュータ100aや携帯電話端末100bで特定のWebページを参照すると、そのときに用いられたURL情報が個人情報蓄積装置側に送信されて、ステップS105でWeb情報データベース540が参照されて分析されて、ステップS106で個人関心度データベース510に蓄積される。
また、ステップS107で、カーナビゲーション100cで特定の目的地などがセットされると、そのときの位置情報が個人情報蓄積装置側に送信されて、ステップS108で地図情報データベース550を参照し、分析されて、ステップS109で個人行動履歴データベース520に蓄積される。
次に、本発明において個人の関心度を分析する際に用いられるカテゴリーの概念について説明する。図4は本発明の実施の形態に係る情報システムで扱うカテゴリーの概念を模式的に示す図である。
図4(A)に示すように、情報システム100で扱うカテゴリーは大項目(ルートカテゴリー、親カテゴリー)から徐々に枝分かれしつつ、より詳細なカテゴリー(子カテゴリー)に進むようになっている。なお、親カテゴリーと子カテゴリーの概念は、図4(B)に示すようにあくまで相対的なものである。
番組情報データベース530、Web情報データベース540及び地図情報データベース550は図4に示すようなカテゴリーの分類に従って情報を記憶するものである。すなわち、番組情報データベース530は、特定のチャンネルと、そのチャンネルが提供する番組内容に基づいて解析されたカテゴリーが記憶されている。また、Web情報データベース540には、特定のURLと、そのURLが提供する情報の内容に基づいて解析されたカテゴリーが記憶されている。地図情報データベース550には、所定の位置情報と、その位置情報に所在する建造物に係る情報に基づいて解析されたカテゴリーが記憶されている。
なお、例えばWeb情報データベース540を構築する上では、不図示のカテゴリー解析部が、Webページデータの内容を解析する。詳細なカテゴリーの特定ができない場合には、大項目に近い項目のカテゴリー(例えば、「球技」など)に解析を留め、より詳細なカテゴリーが特定できるような場合には大項目から離れたより詳細な項目(例えば、「球技」→「野球」→「メジャーリーグ」など)のカテゴリーを特定する。
次に、個人関心度データベース510に記憶される個人の関心情報に係るログデータについて説明する。図5は本発明の実施形態に係る情報システムで記憶される個人関心度データのデータ構造を示す図である。図5に示すように、個人関心度データのデータ構造は、例えば、「時刻」、「総時間」、「収集装置」、「番組チャンネル/URL/位置情報」、「関心情報カテゴリー」の項目のデータが記憶されるものでる。
第1行目のデータを例にとり説明する。第1行目の関心情報に係るログデータは、「2008/10/15 7:00:00〜」に取得されたものであり、かつ「00:03:00」間にわたって取得されたデータであることを示している。また、「テレビジョン」が当該ログデータを取得するために用いられており、「△ch ニュース」が提供された番組であり、当該番組の7:00:00から3分間にわたる内容が「スポーツ−球技−野球−プロ野球−試合結果」のカテゴリーであったことを示している。このように本実施形態に係る情報システムでは、個人の関心情報をカテゴリーに分類して、蓄積しておくことができるようになっている。なお、このデータ構造では、「スポーツ−球技−野球−プロ野球−試合結果」全体を記憶するようにしているが、最も子となるカテゴリーである「試合結果」のみを記憶するようにしても構わない。
次に、個人行動履歴データベース520に記憶される個人の行動情報に係るログデータについて説明する。図6は本発明の実施形態に係る情報システムで記憶される行動情報のデータ構造を示す図である。図6に示すように、個人関心度データのデータ構造は、例えば、「時刻」、「滞在時間」、「収集装置」、「位置情報」、「所在情報」、「カテゴリー」の項目のデータが記憶されるものでる。
第3行目のデータを例にとり個人行動履歴データベース520に記録されるデータの具体例について説明する。第3行目の行動情報に係るログデータは、「2008/10/15 12:10:00〜」に取得されたものであり、かつ「00:25:00」間にわたってユーザーが所定位置に滞在したときに取得されたデータであることを示している。また、「カーナビゲーション」が当該ログデータを取得するために用いられており、そのときの位置情報が(x3,y3)であり、当該位置情報に対応する情報が「Jラーメン店」であり、当該データのカテゴリーが「ラーメン店」であることを示している。このように本
実施形態に係る情報システムでは、個人の行動情報をカテゴリーに分類して、蓄積しておくことができるようになっている。
再び、図1に戻り次に提供情報蓄積装置ついて説明する。提供情報蓄積装置は、汎用的なサーバによって構成される提供情報蓄積サーバ600から構成されており、当該サーバは周知の掲示板サービスや、順位付けサービスを提供するものである。なお、提供情報蓄積サーバ600は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS;Social Networking Service)型のサーバであることが望ましい。なお、本発明の情報システムでは、提供情報蓄積サーバ600の機能と個人情報蓄積サーバ500の機能とを一つのサーバに融合することも可能である。なお、本実施形態においては、掲示板サービスや書き込みサービスといった言葉をお互い同義的に用いている。
一般的に、インターネットを介したコミュニケーションサービスとして、例えば、掲示板、チャット(chat)、ブログ(blog)等が知られている。掲示板は、書込みと閲覧とが自由の場合が殆どであり、不特定多数の人々の情報提供及び閲覧を可能としている。又チャットは、二人又は多数の参加者間に於いて、リアルタイムでディスプレイ上に表示して会話的に通信するものである。又ブログは、不特定多数の人々に対する個人の情報発信のサービスとして急速に発展している。
これらに対して、本実施形態において、提供情報蓄積サーバ600が提供する掲示板、チャット(chat)、ブログ(blog)、ランキング(順位付け)などの各サービスは、ソーシャルネットワーキング型ものを想定している。ソーシャルネットワーキングは、一般的には、紹介によって参加可能とし、参加登録した者は、その後、知人等を紹介して参加させることが可能であって、順次拡大する組織形態であり、参加者のみが書き込みや閲覧が可能のコミュニケーションサービスである。図7は本発明の実施形態に係る情報システムで採用されるソーシャルネットワーキングの参加者間の繋がりを模式的に示す図である。図7において、○はソーシャルネットワークの参加登録者を、また線は参加登録者間が知人同士であることを示している。なお、このようなソーシャルネットワーキングサービスの利用・運用規則(ポリシー)は、そのソーシャルネットワーキングサービスを提供するプロバイダーが定めて、利用者がそれに従う形態となっている。
本実施形態に係る提供情報蓄積サーバ600は、ユーザーのソーシャルネットワーキングサービスに参加する為のログインIDとパスワードとを関連つけて管理する機能を有しており、さらに、特定カテゴリーに関するユーザーIDからの書き込みを掲示する掲示板サービスと、特定カテゴリー下に分類される項目についてユーザーIDからの採点に基づき順位付けを行う順位付けサービスとを提供する機能を有している。これらのサービスを提供するための仕組みはいずれも従来周知のものを用いることができる。また、本実施形態に係る提供情報蓄積サーバ600が提供する掲示板サービスは、特定のカテゴリーに限定された書き込みサービスを提供するものである。
次に、以上のように提供情報蓄積サーバ600の掲示板サービスにおける処理手順について説明する。図8は本発明の実施形態に係る情報システムにおける提供情報蓄積装置の処理フローを示す図である。また、図8においては、端末装置100から提供情報蓄積サーバ600の書き込みサービス(掲示板サービス)が利用される例に基づいて説明をしている。
図8において、ステップS201で、端末装置100側でID、パスワードやユーザーが書き込みを通してディスカッションを行いたいカテゴリーが入力され、当該内容が送信される。
提供情報蓄積サーバ600で、ID、パスワード、書き込みカテゴリーを受信すると、次に、ステップS202で、パスワード認証が行われる。このパスワード認証に問題がない場合なく、ステップS203で認証がなされると、続いて、ステップS204に進み、指定カテゴリー書き込みサービス(掲示板サービス)に対してログインがなさる。次のステップS205で、書き込みサービス(掲示板サービス)の画面が端末装置100側で表示されるよう処理がなされる。図9は本発明の実施形態に係る情報システムの指定カテゴリー書き込みサービス(掲示板サービス)の画面表示例を示す図である。書き込みサービス(
掲示板サービス)に係る表示画面は、例えば図示するようなウインドウの形態がとられる
。このウインドウ画面のトップの部分には、指定されたカテゴリー別ディスカッション(この例では、「ラーメン店」フォーラム)の表示がされる。
当該ウインドウ内の先頭には、ディスカッションカテゴリー(この例では、「ラーメン店」)が明示される。このようなディスカッションカテゴリーはさらに、個々の投稿者が立ち上げたディスカッションテーマ(スレッド)に分類することができる。個々の参加者は書き込みを通じて、種々の発言を行うことができると同時に、所定のテーマについて議論を立ち上げるためのディスカッションテーマ(スレッド)を書き込みにより立ち上げることができる。このようなディスカッションテーマ(スレッド)に関連して、他の参加者はそれぞれの意見を書き込んだり、或いは、単に閲覧したり、といったことができるようになっている。
図9に示す例では、ユーザーIDとしてDHIK8599を所有する参加者による「お茶の水ニューオープンのお店」、ユーザーIDとしてYUQIZ32Fを所有する参加者による「ラーメンNの辛さについて」、ユーザーIDとしてKGBC3696を所有する参加者による「激戦区!池袋情報」などと題するディスカッションテーマ(スレッド)が立ち上げられて、それに対して他の参加者が意見を書き込んだり、閲覧したりした経過情報が示されている。参加者は、ディスカッションテーマ(スレッド)のテーマ名である「お茶の水ニューオープンのお店」などをポインティングデバイスでクリックすることによって、当該テーマのディスカッションに参加したり、閲覧したりすることが可能となる。このような各々の参加者のクリックの総カウントは「閲覧数」に反映されるようになっている。個々のディスカッションテーマ(スレッド)における書き込みについては、従来周知の掲示板サービスと同様のものを用いることができる。
図9における「返信数」の欄は、掲示板サービスにおいて当該ディスカッションテーマ(スレッド)に対しいくつの書き込みがなされたかを示すものであり、「投稿者」の欄は当該ディスカッションテーマ(スレッド)を立ち上げた参加者のIDを示すものであり、「閲覧数」の欄は当該ディスカッションテーマ(スレッド)を閲覧した参加者の数を示すものであり、「日時」の欄は当該ディスカッションテーマ(スレッド)が立ち上げられた(書き込まれた)日時を示すものである。これらのうち、特に「返信数」、「閲覧数」などはシステム側において、不図示の全体カウンタ中の返信数カウンタ、閲覧数カウンタなどとして記憶管理されている。
次のステップS206では、指定カテゴリー書き込みサービス(掲示板サービス)のアクセスカウンタをインクリメントする。このアクセスカウンタは、指定カテゴリーの書き込みサービス(掲示板サービス)にアクセスした人(ID)の総数をカウント(アクセス数カウント)し記憶するであり、掲示板のトップページを参照しただけの参加者もこのカウントに含まれる。
次のステップS207では、ユーザー別、カテゴリー別の書き込みカウンタ(個人カウンタ)を起動する。所定のID所持者が、所定のカテゴリーで、書き込みを行った回数をカウントし、記憶するものである。さらに、書き込み回数のカウンタとしては、どのよう
な書き込みを行ったかに係る書き込み種別に分けてカウントを行うようにしている。
このような書き込み回数カウンタの具体例について説明する。図10は本発明の実施形態に係る情報システムの書き込み回数カウンタのデータ構造例を示す図である。図10に示すような例においては、書き込み回数カウンタが、ユーザーIDとしてDHIK8599を有する参加者が「プロ野球」、「マウンテンバイク」、「ラーメン店」、「ハワイ」、「電子工作」などといったカテゴリーにおいて、何回の書き込みを行ったかをカウントし記憶している。
また、書き込み回数カウンタは、書き込み種別に応じてカウントを行うように設定されている。書き込み回数カウンタは、具体的には、(a)自らテーマを立ち上げた(投稿した)場合の書き込み、(b)自ら立ち上げたテーマにおける書き込み、(c)他人が立ち上げたテーマに対する書き込み、の3つの書き込み種別毎の書き込み回数をカウントし、記憶保持する。
図10に示す例では、DHIK8599を有する参加者が「ラーメン店」に関するカテゴリーでは、自らディスカッションテーマ(スレッド)を5回立ち上げ、自ら立ち上げたディスカッションテーマ(スレッド)内で37回書き込みを行い、かつ、「ラーメン店」のカテゴリー中で他の参加者が立ち上げたディスカッションテーマ(スレッド)内で44回書き込みを行った、ことがカウント、記憶保持されている。
図8のフローに戻り、ステップS208では、端末装置100側に書き込み許可を送信する。
次に、端末装置100側にて、ユーザーがステップS209で、指定カテゴリーに関する書き込みを入力して提供情報蓄積サーバ600側に送信すると、続いてステップS210において、提供情報蓄積サーバ600側では、図10に示す書き込み回数カウンタの指定カテゴリー(例えば、「ラーメン店」のカテゴリー)がインクリメントされる。ステップS211では、ユーザーによる当該書き込みが、図9などに示されるような指定カテゴリー書き込みサービス(掲示板サービス)の表示に反映される。
次に、以上のように提供情報蓄積サーバ600の順位付けサービスにおける採点時の処理手順について説明する。図11は本発明の実施形態に係る情報システムにおける提供情報蓄積装置の採点時の処理フローを示す図である。
図11において、ステップS301で、端末装置100側でID、パスワードやユーザーが順位付けを行いたいカテゴリーが入力され、当該内容が送信される。
提供情報蓄積サーバ600で、ID、パスワード、順位付けカテゴリーを受信すると、次に、ステップS302で、パスワード認証が行われる。このパスワード認証に問題がない場合なく、ステップS303で認証がなされると、続いて、ステップS304に進み、指定されたカテゴリー指定カテゴリー順位付けサービスに対してログインがなさる。次のステップS305で、順位付けサービスの画面が端末装置100側で表示されるよう処理がなされる。
このような順位付けサービスは、指定された特定カテゴリー−例えば、ラーメン店などのような−の下に、分類される項目―具体的なラーメン店舗など―の順位付けを行うために、ユーザーからの採点を受け付けるサービスである。図12は本発明の実施形態に係る情報システムのカテゴリー指定カテゴリー順位付けサービスの画面表示例を示す図である。順位付けサービスに係る表示画面は、例えば図示するようなウインドウの形態がとられ
る。このウインドウ画面のトップの部分には、指定された特定カテゴリー(この例では、「ラーメン店」)が明示される。また、ウインドウ内には、この特定カテゴリーの下に分類される項目(外神田「Tラーメン」、秋葉原「Jラーメン」など)が示されており、併せてユーザーからの採点によってつけられた点数が併記される。また、それぞれのラーメン店を採点する場合には、「採点する」のUIをポインティングデバイス(不図示)などによってクリックすることで、採点画面に進むことが可能に構成されている。
ステップS306では、提供情報蓄積サーバ600から端末装置100側に採点許可が送信される。
次に、端末装置100側にて、ユーザーがステップS307で、指定カテゴリーに分類される項目に対して点数付けを行い、提供情報蓄積サーバ600側に送信すると、続いてステップS308においては、該ID所持者の当該カテゴリーにおける影響度の算出処理のルーチンが実行される。この影響度の数値が、大きければ大きいほど、当該ID所持者の当該カテゴリーに対する知識、見識などが豊富で、採点された点数が増える方向で重み付けがなされるようになっている。なお、影響度を算出するルーチンについては後述する。
ステップS309では、影響度に基づいて点数の重み付けを行い、ステップS310では、順位付けサービスに当該点数を反映する。このように所定のカテゴリーに対して、造詣が深いと考えられるユーザーからの採点は、点数が増える形で重み付けがされるようになっているので、提供情報蓄積サーバ600が提供する情報の信頼性が向上する。
次に、影響度の算出処理のルーチンについて説明する。図13は本発明の実施形態に係る情報システムの影響度の算出処理のルーチンのフローチャートを示す図である。なお、本フローチャートでは、例として図7において示される「Z氏」の影響度を求める例について説明する。また、このZ氏は、図9及び図10におけるユーザーID:DHIK8599の所持者とする。そして、順位付けサービスで順位付けを行おうとしているカテゴリーが「ラーメン店」であるものとする。
図13において、ステップS400で、影響度の算出処理が開始されると、続いてステップS401に進み、まず順位付けサービスにログインしているユーザーのID(ユーザーID:DHIK8599)を取得する。
次に、ステップS402では、当該IDの次数d(ni)取得する。前述したように、SNSネットワークは友人関係の相互認証によってネットワークが形成されるために、ネットワークの中心性を算出する際、ノードの次数に基づく中心性を考慮するものである。特定カテゴリーにおける影響度が必要なため、カテゴリー(コミュニティ)に絞り込んだ上でネットワークの中心性を求める。「Z氏」の例でいくと、次数d(ni)=6となる。
次のステップS403では、中心性Cd(ni)の算出を行う。すべての行為者数をgとするとき、中心性Cd(ni)=d(ni)/(g−1)によって、求めることができる。なお、すべての行為者数gは、図7における○(ノードの数)に対応するものである。図7の例では、g=18となる。なお、Cd(ni)は最小0から最大1までの値をとる値である。図7の例では、Cd(ni)=6/17である。
次のステップS404では、個人カウンタにおける書き込み回数カウンタから当該カテゴリーの書き込みカウンタ情報を取得する。また、ステップS404では、全体カウンタ(返信数カウンタ)に関する情報も取得する。
次のステップS405では、発言による影響度として定義するEwをEw=(Wa+Wb+Wc)/Wtによって計算する。書き込み総数は、書き込みNo.の最終番号と同様の数字である。ここで、Wtは該当するカテゴリーにおける全ての書き込み数である。これは、図9に示すように、Wt=(45+1)+(27+1)+(18+1)+(22+1)+(11+1)+・・・によって計算することができる。各項の+1は、投稿元となる立ち上げスレッドのカウント分である。また、Waは該当するカテゴリーにおける自らテーマを立ち上げた(投稿した)場合の書き込み回数、Wbは該当するカテゴリーにおける自ら立ち上げたテーマでの書き込み回数、Wcは該当するカテゴリーにおける他人が立ち上げたテーマに対する書き込み回数である。「Z氏」の例でいくと、Wa=5、Wb=37、Wc=44である。
ステップS406では、当該カテゴリーの全体カウンタ(閲覧数カウンタ)に関する情報を取得する。
ステップS407では、Ep=Pd/Ptとする。Pdは自ら立ち上げたテーマに対する全ユーザーからの閲覧数として定義されるものであり、Ptは自ら立ち上げたテーマを含む全てのユーザーが立ち上げたテーマに対する全ユーザーの総閲覧数として定義されるものである。そのため、Epは総ユーザーが閲覧した総閲覧数に対して自ら立ち上げたテーマがどれだけ閲覧されたかを示しているものであり、閲覧による注目度と定義するものである。図9の場合、Ptは、Pt=2040+1905+567+1230+366+・・・によって求めることができる。また、「Z氏」の例でいくと、Pd==2040+366+・・・である。
ステップS408では、影響度を(影響度)=Cd(ni)×Ew×Epによって算出する。ステップS409では、リターンする。
このように、本発明の情報システムによれば、書き込み回数カウンタに記憶されるカウント数と閲覧数カウンタに記憶されるカウント数とに基づいて、順位付けサービスにおけるユーザーIDからの採点時の重み付けを行うので、従来にまして信頼性の高い採点を行うことが可能となる。すなわち、特定カテゴリーに対して、造詣が深いと考えられるユーザーからの採点に、より多くの重み付けがされるようになるので、より信頼性の高い情報を発信することが可能となるのである。
次に、以上のように提供情報蓄積サーバ600に蓄積された情報を各個人が利用する形態の一例について説明する。図14は本発明の実施形態に係る情報システムの情報提供の流れを示す図である。
図14において、ステップS501で、端末装置100側でID、パスワードのID情報やユーザーが提供を受けたい情報に関するカテゴリーが入力され、当該内容が送信される。次のステップS502では、端末装置100のGPS受信部で位置情報が取得される。
ステップS501及びステップS502で得られた情報が、次に提供情報蓄積サーバ600送信される。ステップS503において、提供情報蓄積サーバ600がID情報、カテゴリー、位置情報を受信すると、次のステップS504で、ID情報、カテゴリー情報を、個人情報蓄積サーバ500に転送する。
ステップS505では、当該IDに対応して個人関心度データベース510、個人行動履歴データベース520に記憶されている個人情報を取得する。なお、個人関心度データ
ベース510、個人行動履歴データベース520に記憶されるデータは、提供情報蓄積サーバ600側のIDに対応付けされているものとする。
次のステップS506では、提案順位確定処理のルーチンが実行されて、提案順位を確定する。本実施形態の情報システムは、個人関心度データベース510に記憶された情報に単純に基づいて、ユーザーに対して提案や、提案に基づく検索を行うようなものではないので、ユーザーに提案、推薦される情報内容が偏っていたり、あるいはワンパターンとなったりすることがない。なお、提案順位確定処理のルーチンについては後述する。
ステップS506で確定した提案順位情報は、ID情報と共に提供情報蓄積サーバ600側に送信される。次のステップS507で、提供情報蓄積サーバ600がID情報、確定提案順位情報を受信すると、ステップS508では、確定提案順位が1位の子カテゴリー及び位置情報に基づいて検索を実行する。次のステップS509では、提供情報蓄積サーバ600検索された結果が端末装置100側に送信される。
端末装置100側では、ステップS510で、当該検索結果を受信して、ステップS511で、ディスプレイ115に当該検索結果情報を表示する。
次に、提案順位確定処理のルーチンについてより詳しく説明する。図15は本発明の実施形態に係る情報システムの提案順位確定処理のルーチンのフローチャートを示す図である。なお、特定カテゴリー(親カテゴリー)が「飲食店」で、その下に分類される項目(子カテゴリ)の(提案)順位を確定する場合を例にとって説明する。
図15において、ステップS600で、提案順位確定処理のサブルーチンが開始されると、続いて、ステップS601に進み、ステップS601では、特定のカテゴリー(親カテゴリー)の下に分類されるカテゴリー(子カテゴリ)の関心度の抽出を行う。このような関心度の抽出方法を図16に基づき説明する。図16は特定のカテゴリー(親カテゴリー)の下に分類されるカテゴリー(子カテゴリー)の関心度の抽出方法について説明する図である。ここでは、飲食店(親カテゴリー)の下に分類される全てのカテゴリー(子カテゴリー)のログが、個人関心度データベース510から抽出される。そして、総時間が多いカテゴリー順に順位付けがされる。総時間が多い方が、当然関心度も高いと考えられるからである。関心度については、各カテゴリー毎の総時間の合計Tを用いて、例えば1位のカテゴリー「ラーメン店」である場合には、関心度をt1/Tとして計算する。
次のステップS602では、特定のカテゴリー(親カテゴリー)の下に分類されるカテゴリー(子カテゴリー)に関する行動ログの抽出が行われる。このような行動ログの抽出方法を図17に基づき説明する。図17は特定のカテゴリー(親カテゴリー)の下に分類されるカテゴリー(子カテゴリー)に関する行動ログの抽出方法について説明する図である。飲食店(親カテゴリー)の下に分類される全てのカテゴリー(子カテゴリー)に関するログが、個人行動履歴データベース520から抽出される。すなわち、ここでは(所在情報)=(飲食店)のログが抽出される。そして、図17に示すように、最新のものから順にソートされる。図17に示す例では、最下行が最新のログとなっている。
次のステップS603では、ステップS602で得られたログから、現在から所定期間内のカテゴリー情報が取得される。図17の例で、所定期間を図示するようなポインタで区切ると、「ラーメン店」、「そば・うどん店」、「とんかつ店」のカテゴリー情報を得ることができる。
次のステップS604で、得られたカテゴリー情報の中に、関心度が1位となっているカテゴリーが存在するか否かが判定される。ステップS604における判定結果がYES
であるときにはステップS605に進み、NOであるときにはステップS606に進む。
ステップS605では、関心度1位のカテゴリーの順位を下げて提案順位を確定する。愚弟例に基づき説明する。図16に示すようにステップS601で求められた関心度の1位は「ラーメン店」であり、ステップS603の行動ログから取得された所定期間内のカテゴリー情報の中井には「ラーメン店」が含まれている。このとき、ステップS604の判定はYESとなり、ステップS605となる。このような場合には図18に示すように、関心度の1位の「ラーメン店」は、例えば順位を3位繰り下げて、提案順位として確定する。このように本実施形態においては、行動履歴抽ログによって、提案順位を変更するので、ユーザーに提案される情報内容が偏っていたり、あるいはワンパターンとなったりすることがなく、ユーザーにとっては新鮮な提案を受けることが可能となる。
ステップS606は、最近の行動が関心度とかぶることがない場合であるので、(提案順位)=(ステップS601で求めた関心度の順位)とする。ステップS607で、リターンする。
次に、以上のように提供情報蓄積サーバ600に蓄積された情報を利用する場合における他の実施形態について説明する。図19は本発明の他の実施形態に係る情報システムの情報提供の流れを示す図である。先の図14に示す実施形態においては、ユーザーが自らカテゴリーを入力して、提供情報蓄積サーバ600に送信するフローとなっていたが、本実施形態においては、提供情報蓄積サーバ600が自動的にカテゴリーを抽出した上で情報検索を行うものである。そのため、本実施形態は、ステップS704でカテゴリー自動抽出処理のサブルーチンを有してなるものである。また、これにあわせて、ユーザー入力でカテゴリーを入力するステップが省かれている。
以下、カテゴリー自動抽出処理のサブルーチンについて詳細に説明する。図20は本発明の実施形態に係る情報システムのカテゴリー自動抽出処理のサブルーチンのフローチャートを示す図である。
図20において、ステップS800で、カテゴリー自動抽出処理が開始されると、続いてステップS801で、端末装置100から送信された位置情報が取得される。次に、ステップS802で、不図示の計時手段から時間情報が取得される。
ステップS803では、取得された位置情報が、自宅などの登録地であるか否かを判定する。なお、登録地は自宅と限定されるものではないが、ここでは登録地が自宅であるのものとして説明する。ステップS803の判定がYESであるとステップS804に進み、NOであるとステップS808に進む。
次に、ステップS804では、取得された時間情報が特定時間であるか否かが判定される。ここで、特定時間について説明する。図21は本発明の他の実施形態に係る情報システムにおける特定時間を説明する図である。特定時間は通常、人が食事する関連する行為を行う時間であり、例えば、図21に示すように6:00〜8:00、11:00〜13:00、18:00〜20:00の時間帯が定義されている。
ステップS805では、自宅における食事時間の検索であるので、検索のためのカテゴリーを「レシピ」として設定し、ステップS811でリターンする。
ステップS804の判定がNOでるときに進むステップS806では、関心情報ログ全体から関心度を算出する。ここでステップS804における関心度の算出について説明する。図22は全ての関心度の下に分類されるカテゴリーの関心度の算出方法について説明
する図である。
全ての関心度の下に分類されるカテゴリーの関心度を算出するために、個人関心度データベース510から情報が抽出されるが、このとき、図22に示すように総時間が多いカテゴリー順に順位付けがされる。総時間が多い方が、当然関心度も高いと考えられるからである。関心度については、各カテゴリー毎の総時間の合計Tを用いて、例えば1位のカテゴリー「プロ野球」である場合には、関心度をta/Tとして計算する。
ステップS807では、(カテゴリー)=(関心度最高順位のカテゴリー)とする。図22の例で言えば、検索のためのカテゴリーとして「プロ野球」が設定される。
位置情報が自宅外であるときに進むステップS808では、時間=特定時間であるか否かが判定される。判定結果がYESあるときにはステップS809に進み、NOであるときにはステップS810に進む。
ステップS809では、外出時の食事時間帯であるので、カテゴリーとして「飲食店」がセットされ、検索に供される。ステップS811で、メインルーチンにリターンする。
ステップS810では、カテゴリーとしては、地域別キーカテゴリーがセットされる。ここで地域別キーカテゴリーについて説明する。図23は本発明の他の実施形態に係る情報システムで用いられる地域別キーカテゴリーテーブルを示す図である。それぞれの地域に特有なカテゴリーを、地域別キーカテゴリーとして、図23に示すようなテーブルとして、適当な記憶手段に保存しておく。ステップS811では、取得された位置情報から、図23のどの地域に該当するかが求められ、それに応じて地域別のカテゴリーが選択される。例えば、端末装置100からの位置情報によって、端末装置100がA地域の中に存在するものとされたときには、カテゴリーは「ファッション」にセットされ検索がなされる。ステップS811では、元のルーチンにリターンする。
以上のような他の実施形態によれば、時間帯、場所によるユーザーにとって好適と考えられるカテゴリーに基づく検索が行われるので、ユーザーは入力の手間を省くことができる。
10・・・通信回線網、100・・・端末装置、100a・・・パーソナルコンピュータ、100b・・・携帯電話端末、100c・・・カーナビゲーション、101・・・CPU、102・・・バス、104・・・RAM、105・・・入力操作部、106・・・入力回路、108・・・音声制御回路、109・・・マイクロフォン、112・・・スピーカ、114・・・表示制御回路、115・・・ディスプレイ、116・・・通信制御回路、119・・・GPS受信部、120・・・データ保存部、200・・・テレビジョン、300・・・録画装置、500・・・個人情報蓄積サーバ、510・・・個人関心度データベース、520・・・個人行動履歴データベース、530・・・番組情報データベース、540・・・Web情報データベース、550・・・地図情報データベース、600・・・提供情報蓄積サーバ