JP5229012B2 - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents
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Description
この内燃機関の冷却装置は、ミッションオイルの温度が低い場合には、第1のバイパス管17を通して内燃機関11で暖められた冷却水を還流することにより(冷却水の流れは矢印Aの実線で示す)、オイルクーラ20によりオイルを過冷却するのを防止して暖機性能を高め、オイルの温度が高い場合には切換バルブ25により第1のバイパス管17の流路を閉じ、第2のバイパス管23の流路を開放することにより、オイルクーラ20を冷却しつつ(冷却水の流れは矢印Bの破線で示す)、暖機性能を高めることができる。
(第1の実施の形態)
図1〜図5は、本発明に係る内燃機関の冷却装置の第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、内燃機関としてのエンジン31は、冷却液として冷却水が流入される冷却水流入部31aおよび冷却水が流出される冷却水流出部31bを備えており、冷却水流入部31aから流入された冷却水は、エンジン31に設けられたウォータジャケットを流通して冷却水流出部31bから流出される。
すなわち、冷却水循環通路32は、エンジン31の冷却水流出部31bおよび冷却水流入部31aとラジエータ33との間で冷却水を循環させるようになっている。
まず、エンジン31の始動直後等の暖機時には、冷却水が低温であるため、ワックス50が収縮した状態である。このため、図4に示すように、コイルスプリング54の付勢力によって第2の開閉弁44の弁部44aがバルブシート47cに当接して第2の入口部39を閉止するため、冷却水循環通路32とサーモハウジング37の内部通路37aの連通が遮断される。
また、暖機終了後にオイルクーラ68によって高温のオイルを冷却することができるため、オイルが劣化してしまうのを防止することができ、エンジン31の潤滑部および自動変速機の潤滑部の潤滑性能が低下してしまうのを防止することができる。
図6は、本発明に係る内燃機関の冷却装置の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、サーモスタット装置およびバルブハウジングの構成が第1の実施の形態と異なるのみであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。このため、第1の実施の形態と同一の構成については、第1の実施の形態の図面を用いて説明を行う。
31 エンジン(内燃機関)
31a 冷却水流入部(冷却液流入部)
31b 冷却水流出部(冷却液流出部)
32 冷却水循環通路(冷却液循環通路)
33 ラジエータ(メイン熱交換器)
34 バイパス通路
34a 分岐部
34b 合流部
37 サーモハウジング
37a 内部通路
38 第1の入口部
39 第2の入口部
41 出口部
42 サーモスタット装置
43 第1の開閉弁
44 第2の開閉弁
45 サーモエレメント
49 ケース(サーモエレメント)
50 ワックス(サーモエレメント)
51 ピストンロッド(サーモエレメント)
52 弾性スプール(サーモエレメント)
53 ロッド(サーモエレメント)
54、55 コイルスプリング(サーモエレメント)
56 ウォータポンプ
59 クランクシャフト
68 オイルクーラ(サブ熱交換器)
69 還流通路
81 サーモハウジング
82 第1の入口部
83 第2の入口部
85 出口部
86 電子サーモスタット装置
87 第1の開閉弁
88 第2の開閉弁
90 感温部(サーモエレメント)
91 PTCヒータ(サーモエレメント)
92 ピストンロッド(サーモエレメント)
95 底板(サーモエレメント)
96、97 コイルスプリング(サーモエレメント)
Claims (3)
- 冷却液が流入される冷却液流入部および冷却液が流出される冷却液流出部を有する内燃機関と冷却液を冷却するメイン熱交換器との間に設けられ、前記内燃機関の前記冷却液流出部および前記冷却液流入部と前記メイン熱交換器との間で冷却液を循環させる冷却液循環通路と、
前記冷却液循環通路に対して分岐される分岐部を有し、前記冷却液流出部から流出される冷却液を、前記メイン熱交換器を迂回させて合流部で前記冷却液循環通路に合流させるバイパス通路と、
前記合流部に設けられ、前記バイパス通路から冷却液が流入される第1の入口部、前記メイン熱交換器を通して前記冷却液循環通路から冷却液が流入される第2の入口部および前記第1の入口部および前記第2の入口部から流入した冷却液を、前記冷却液循環通路を通して前記冷却液流入部に供給する出口部を有するサーモハウジングと、
前記サーモハウジング内に設けられ、前記第1の入口部を開閉する第1の開閉弁および前記第2の入口部を開閉する第2の開閉弁を開閉制御するサーモエレメントを有するサーモスタット装置と、
前記サーモハウジングの出口部と前記冷却液流入部の間の前記冷却液循環通路上に設けられたウォータポンプとを備えた内燃機関の冷却装置において、
前記バイパス通路に設けられたサブ熱交換器と、前記冷却液循環通路および前記バイパス通路から分岐され、前記ウォータポンプから吐出された冷却液を前記サーモハウジングの前記第1の入口部に供給する還流通路とを有し、
前記サーモエレメントにより前記第1の入口部が開放され、かつ前記第2の入口部が閉止されたときに、前記循環通路が前記バイパス通路および前記第1の入口部に連通され、前記サーモエレメントにより前記第1の入口部が閉止され、かつ前記第2の入口部が開放されたときに、前記還流通路が前記バイパス通路に連通されることを特徴とする内燃機関の冷却装置。 - 前記メイン熱交換器がラジエータから構成され、前記サブ熱交換器がオイルクーラまたはEGRクーラから構成されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の冷却装置。
- 前記ウォータポンプが、前記内燃機関のクランクシャフトから駆動力が伝達される機械式のウォータポンプからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の冷却装置。
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