JP5228678B2 - 紫外線殺菌装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ランプスリーブの内部の結露を防止した紫外線殺菌装置を提供することを目的とする。
図1は、本実施形態に係る紫外線殺菌装置1の概略構成を示す図である。図2は、紫外線殺菌装置1の側面図である。図3は、紫外線殺菌装置1を図2の矢印Y1方向から見た図である。図4は、紫外線殺菌装置1を上から見た図である。図5は、紫外線殺菌装置1が備える紫外線殺菌装置本体2の内部の構造を説明するための図であり、一部、断面図となっている。図6は、図5におけるA−A断面図である。
なお、紫外線ランプ12に電力を供給するため中継ボックス9から引き出されたケーブル17は、図2に示すように、カバー本体15L、15Rを貫通して、カバー体13L,13Rの内部へ引き込まれる構成となっている。ケーブル17を引き込むためにカバー本体15L,15Rに形成された貫通孔18は、パッキン、パテ、その他のシール部材により塞がれ、空間Kの気密性が高められている。ケーブル17は、紫外線ランプ17のそれぞれに接続されるケーブルが纏められた状態となっており、カバー体13L,13Rの内部において、それぞれのケーブルに別れた後、紫外線ランプ12のベース部12L,12Rに接続されたケーブル40にコネクタを介して接続されている。
図6に示すように、胴本体3において紫外線検出ユニット20が取り付けられる位置には、石英ガラス等の紫外線透過性材で形成された監視窓21が設けられており、この監視窓21に対向するように紫外線検出ユニット20の紫外線モニタ22が設けられている。この紫外線モニタ22には、中央監視装置等の紫外線モニタ22を制御する装置と信号通信をするためのケーブル23が接続されている。紫外線モニタ22は、ケース24で覆われており、このケース24によって紫外線モニタ22にノイズとしての外部の光が進入することが防止されると共に、有害な紫外線が外部に漏れることが防止される。紫外線モニタ22は、監視窓21を透過する紫外線を計測するセンサを備えており、紫外線モニタ22の計測値に基づいて、紫外線ランプ12の性能低下等に起因する殺菌能力の低下が速やかに察知される。
空気圧縮機31は、大気中の空気を取り込んで圧縮し、圧縮空気を吐出する。この空気圧縮機31は、図3に示すように、台座部7において胴本体3の下方に配置されている。
なお、本実施形態では、紫外線殺菌装置1が専用の空気圧縮機31を備える構成となっているが、必ずしも専用の空気圧縮機31を備えている必要はない。例えば、紫外線殺菌装置1が設置される場所に、別の用途で既に空気圧縮機が設けられている場合は、この空気圧縮機が圧縮空気を供給する構成としてもよい。
レギュレータ32は、空気圧縮機31が吐出した圧縮空気の圧力を所望の圧力に調整し流出する。このレギュレータ32は、図2に示すように、導入ポート5の下方に位置するフレーム8に取り付けられている。
流量調整弁34は、カバー体13L,13Rに導入する圧縮乾燥空気の流量を調整するための弁であり、作業者は、この流量調整弁34の開閉状態を手動で変位することにより、空間Kに導入される圧縮乾燥空気の流量を調整することができる。
流量調整弁34に接続された配管35は、カバー体13Lを貫通し、このカバー体13Lの内部に圧縮乾燥空気を導入するための配管35Lと、カバー体13Rを貫通し、このカバー体13Rの内部に圧縮乾燥空気を導入するための配管35Rと、に分岐しており、流量調整弁34から流出する圧縮乾燥空気は、それぞれの配管35L,35Rを介して、カバー体13L,13Rの内部、すなわち、空間Kに導入される。
すなわち、カバー体13L,13Rの空間KL,KR、及び、ランプスリーブ11の内部の空間KMによって形成された空間Kに、乾燥した圧縮乾燥空気が充満するため、ランプスリーブ11の内部において、空気中の水蒸気の存在に起因する結露を防止することができる。ここで、ランプスリーブ11の内部には、紫外線ランプ12や、この紫外線ランプ12に接続されたケーブル等、水分に接触しないことが望まれる機器が存在するが、本実施形態では、ランプスリーブ11内の結露を防止できるため、紫外線ランプ12やケーブル等に水分が接触することを防止することができる。特に、結露水によって、紫外線ランプ12のベース部12L,12Rの温度が低下した場合、紫外線ランプ12の出力が低下してしまうが、結露を防止できるため、紫外線ランプ12の出力の低下を防止することができる。
また、ランプスリーブ11の内面が結露した場合、結露によって発生したランプスリーブ11の曇りに起因して紫外線ランプ12から被処理水に対し照射される紫外線の出力が低下することも考えられるが、本実施形態では、ランプスリーブ11の内面における結露を防止することができるため、紫外線の出力の低下を確実に防止することができる。さらに、空間Kに含まれるカバー体13L,13Rの内部の空間KL,KRには、紫外線ランプ12に電力を供給するための配線、この配線と他の配線とを接続するためのコネクタ等の、水分に接触しないことが要求される機器、装置が存在するが、本実施形態では、空間KL,KRにおける結露を防止することができるため、これら機器、装置に結露水が付着することを防止でき、上記要求に応えることができる。
例えば、本実施形態では、ランプスリーブ11の両端が開口すると共に、両端がフランジ4L,4Rを貫通した構成を有する紫外線殺菌装置1を例にして説明したが、ランプスリーブ11の形状はこれに限らない。例えば、ランプスリーブ11は、一端が開口すると共に、他端が閉塞し、開口した一端がフランジ4L,4Rのいずれかを貫通すると共に、閉塞した他端は、胴本体3の内部に存在する構成とし、開口した一端を覆うように、カバー体13L,13Rを設けるようにしてもよい。この構成であっても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
2 紫外線殺菌装置本体
3 胴本体
10 紫外線照射ユニット
11 ランプスリーブ
11L,11R 開口端部
12 紫外線ランプ
13L,13R カバー体
22 紫外線モニタ
24 ケース
31 空気圧縮機
33 エアドライヤ
Claims (4)
- エアドライヤを備えた吐出ラインから圧縮空気の供給を受け、
紫外線照射により被処理水を殺菌する紫外線殺菌装置本体を備え、
該紫外線殺菌装置本体が、
前記被処理水の流路を有した胴本体と、該胴本体の流路内に延在し、少なくとも一端が前記胴本体の外部に開口し、該開口から紫外線ランプを装着可能としたランプスリーブと、該ランプスリーブの前記開口を覆って前記胴本体に取り付けたカバー体とを有し、
前記ドライヤを経た圧縮乾燥空気を前記カバー体の中に導入して、前記ランプスリーブ内に前記圧縮乾燥空気を充填し、前記カバー体の内部の空気の圧を外部の空気の圧よりも大きくした
ことを特徴とする紫外線殺菌装置。 - 前記ランプスリーブの両端が前記胴本体の外部に開口し、前記カバー体がそれぞれの開口を覆って前記胴本体に一対取り付けられ、
それぞれのカバー体に対し前記圧縮乾燥空気が導入されて前記ランプスリーブ内に前記圧縮乾燥空気を充填し、それぞれのカバー体の内部の空気の圧を外部の空気の圧よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の紫外線殺菌装置。 - 前記ランプスリーブを複数本有し、
これらランプスリーブを前記胴本体内に同心円状に配列したことを特徴とする請求項1または2に記載の紫外線殺菌装置。 - 前記胴本体に監視窓を設け、該監視窓に紫外線モニタを設けると共に、該モニタを覆ってなるケースを前記胴本体に設け、
該ケース内に前記ドライヤを経た圧縮乾燥空気を充填したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の紫外線殺菌装置。
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