JP5227972B2 - マイクロチャネル管を押出しする装置および方法 - Google Patents

マイクロチャネル管を押出しする装置および方法 Download PDF

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Description

(関連出願)
本出願は、2006年12月11日出願の米国仮特許出願第60/869,522号からの優先権および該仮特許出願の任意の他の利益を主張し、該仮特許出願の全体の開示は本明細書に参考として援用される。
(分野)
本発明は、概して熱交換器に関し、より詳細には熱交換器において用いられるマイクロチャネル管ならびにマイクロチャネル管を作製する装置および方法に関する。
(背景)
従来の高性能並行流熱交換器は、アルミニウム合金のコンポーネントから製作される。これらの熱交換器は、現在、主として自動車空気調和システム用に用いられる。これらの熱交換器は、比較的小さなサイズのために、マイクロチャネル管として公知の平らなマルチチャネル管を用いる。マイクロチャネル管は、現在、主として空洞のダイを通る直接熱間押出しを用いてアルミニム合金から製作される。押出しプロセス中、アルミニウムは、2つ以上の金属流(metal stream)に分割し、マンドレル100を支持するブリッジ(図示されていない)の回りに流れなければならない(図1を参照されたい)。図1に示されるように、マンドレル100は、溶接チャンバ102を組み込み、溶接チャンバ102において、金属流は、再合流し、固体溶接物を発達させ、連続した内部壁を形成し、従って、内部通路またはチャネルを作製しなければならない。
図2に示されるように、車両空気調和システム用の典型的なコンデンサ200(例えば、車両搭載コンデンサ)は、交互に積み重ねられたパラレルアルミニウムマイクロチャネル管202(例えば、1コンデンサ当り20〜50個の管に由来)およびルーバフィン204のアレイを含む。アルミニウムマイクロチャネル管202は、一対のヘッダタンク206の間に延び、該ヘッダタンクに接続される。図3を参照すると、様々な断面を有するいくつかのアルミニウムマイクロチャネル管300、302、304および306が示される。ヘッダタンク206は、しばしば円筒形のパイプから形成される。コンデンサ200において、流体(例えば、冷却剤)の並行流は、ヘッダタンク206間のアルミニウムマイクロチャネル管202内のチャネルを通って確立される。伝熱は、アルミニウムマイクロチャネル管202内の冷却剤と、ルーバフィンを通って流れアルミニウムマイクロチャネル管202を通過する空気との間において行なわれる。北米、ヨーロッパおよび日本において空気調節付きで生産されるすべての乗用車は、基本的に、乗用車の車両空気調和システム(すなわち、現在のR134a冷却剤ベースのシステム)にこれらの熱交換器を用いている。
自動車産業によって成功裏にインプリメントされているように、並行流熱交換器技術の性能の利益は、商業および住宅のHVAC産業によって認識され始めた。これらの産業は、歴史的に丸い銅管を用いる熱交換器によって優位を占められてきた。それでも、現在、HVAC用途において並行流熱交換器を用いることに関心があり、この用途において、熱交換器は、現在唯一の適切な材料すなわちアルミニウム合金を用いて製作され、真鍮製のアセンブリにおいてアルミニウムマイクロチャネル管を形成する。さらに、自動車および冷却産業において開発中のR744(CO)冷却剤ベースのシステムは、気体冷却器および関係するマイクロチャネル管、コンプレッサ、内部の熱交換器/蓄熱装置ならびにすべての関係する接続などの「高圧側」コンポーネントに、より厳しい動作条件を課す。特に典型的な最大動作圧力および最大動作温度は、それぞれ16MPaおよび180℃(安全係数3で48MPaの静圧)である。図3に示されるマイクロチャネル管などのマイクロチャネル管は、この「環境にやさしい」冷却剤を用いる熱交換器に理想的に適している。
押出しプロセス(例えば、上記の直接熱間押出しプロセス)が、1000、3000および6000シリーズのアルミニウム合金などの「通常の押出し温度で容易に変形され得る」材料にのみ適していると一般的に考えられている。押出し負荷はまた、金属がダイに入るときの金属分離の結果、「空洞ダイ」押出しに関して、より高い。その結果、銅および他の金属ならびに合金の高い流れ応力および高温動作温度は、空洞ダイ押出しプロセスにおいてそれらの金属が押し出されるのを妨げる。
高温の作業工具鋼(窒化などの表面処理有りまたは無し)は、急速に磨耗し、従ってダイコンポーネント(すなわち、マンドレルまたはプレート)のための適切な磨耗表面として実用的ではない。従って、これらのダイコンポーネントは、タングステンカーバイド/コバルト(WC/Co)金属基複合材料(MMC)から製作されてきた。WC/Co MMCは、適切な耐磨耗性を提供し得るが、それらの低破壊靭性は、ダイコンポーネントの設計に制限を課し、破損はまれではなかった。現在、一部の押出し成形機は、堅い薄膜コーティングでコーティングされた工具鋼から作製される。工具鋼は、必要なダイ強度および破壊靱性を提供し、一方、堅い薄膜コーティングは、アルミニウムマイクロチャネル管の押出しに対して温度上昇時に必要な耐磨耗性を提供する。
銅ベースの熱交換器、特に銅マイクロチャネル管は、上記の用途に関してアルミニウムマイクロチャネル管に対して、より良い強度(すなわち、耐変形)および温度上昇強度と、より良い腐食性能と、より高い熱伝導性と、より良い結合特性と、より容易なフィールドサービス修理の能力とを含むいくつかの利点を提供する。従って、銅または銅合金などの非アルミニウム金属または非アルミニウム合金を用いてマイクロチャネル管を製造する実行可能なプロセスに対する満たされていないニーズがある。
(概要)
上記を考慮して、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金から形成されるマイクロチャネル管を提供することが、例示的局面である。非アルミニウム金属または非アルミニウム合金は、銅および銅合金を含む。
別の例示的局面は、マイクロチャネル管の場合のように、プロフィルを押出しする困難さにより、以前はマルチチャネルの空の平らなプロフィルに押し出されなかった金属または合金から形成されるマイクロチャネル管を提供することである。金属または合金は、銅、銅合金、および、好ましくは約800℃までの温度で押出しされ、別のやり方では押出しが困難である一部の「堅い(hard)」アルミニウム合金を含む他の合金を含む。堅いアルミニウム合金は、例えば、それぞれ銅および亜鉛の追加物を有する2000および7000シリーズ合金を含む。
なおも別の例示的局面は、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金から形成されるマイクロチャネル管を押出しする装置および方法を提供することである。
さらに別の例示的局面は、2つの長方形の形状のビレットを用いて、マイクロチャネル管を押出しする装置および方法を提供することである。長方形のビレットは、押し出される中間の生成物または部品の形状(すなわち、マイクロチャネル管の上半分または下半分)、および/または押出しされる最終の生成物または部品の形状(すなわち、マイクロチャネル管)に類似する形状を有する。
例示的局面は、2つ以上のビレットを同時に押出しする装置および方法を提供することであり、別個のビレットは、ダイアセンブリにおいて形成されそして統合され、押出しされた生成物または部品を生成する。生成物または部品はマイクロチャネル管である。
別の例示的局面は、2つ以上のビレットを押出しすることであって、押出し容器において対応する数の別個のチャンバを通って平行に押出しする、装置および方法を提供し、空洞または半空洞の押出しプロフィルを有する生成物または部品を生成することである。押出しは、例えば、任意の適切な直接(すなわち、固定ダイに対するビレットの移動)押出しプロセスを伴い得る。
さらに別の例示的局面は、2つ以上のビレットを同時に押出しする装置および方法を提供することであり、ビレットは、異なる材料(例えば、金属または合金)から作製され、その結果、押出しされた生成物または部品は異なる材料から構成される。押出しは、例えば任意の適切な直接押出しプロセスを伴い得る。
上記の局面および追加の局面、特徴ならびに利点は、添付の図面を参照して、それらの例示的な実施形態を詳細に説明することによって容易に明らかになり、図面において、同様な参照番号は同様な要素を示す。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
複数のビレットから少なくとも一部分を押出しする装置であって、該装置は、
第1のビレットと第2のビレットとをそれぞれ受ける第1のチャンバと第2のチャンバとを有する押出し容器と、
ダイアセンブリと
を備え、
該装置は、第1のビレットと第2のビレットとを同時に該ダイアセンブリの中に押し込み、該第1のビレットと該第2のビレットとにそれぞれ対応する第1の部分と第2の部分とを押出しするように動作可能である、装置。
(項目2)
デュアルステムを含むラムをさらに備え、該デュアルステムは、上記第1のビレットと上記第2のビレットとを同時に上記ダイアセンブリの中に押し込むように動作可能である、項目1に記載の装置。
(項目3)
上記装置は、直接押出しによって上記第1の部分と上記第2の部分とを押出しする、項目1に記載の装置。
(項目4)
上記ダイアセンブリは、プレートとマンドレルとを含む、項目1に記載の装置。
(項目5)
上記マンドレルは、少なくとも1つの溶接チャンバを含み、該少なくとも1つの溶接チャンバは、上記第1のビレットに対応する金属流と上記第2のビレットに対応する金属流とを同時に受け、上記ダイアセンブリ内において上記第1の部分と上記第2の部分とを結合し、第3の部分を形成するように動作可能である、項目4に記載の装置。
(項目6)
上記第1の部分はマイクロチャネル管の第1部分であり、上記第2の部分は、該マイクロチャネル管の第2部分であり、上記第3の部分は、該マイクロチャネル管である、項目5に記載の装置。
(項目7)
上記マイクロチャネル管は、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金から形成される、項目6に記載の装置。
(項目8)
複数のビレットから少なくとも1つの部分を押出しする方法であって、該方法は、
ダイアセンブリを含む押出しデバイスに第1のビレットと第2のビレットとを搭載することと、
該ダイアセンブリを介して該第1のビレットと該第2のビレットとを同時に押出しし、該第1のビレットと該第2のビレットとにそれぞれ対応する第1の部分と第2の部分とを形成することと
を包含する、方法。
(項目9)
上記押出しデバイスに上記第1のビレットと上記第2のビレットとを装填する前に、該第1のビレットと該第2のビレットとを予熱することをさらに包含する、項目8に記載の方法。
(項目10)
上記ダイアセンブリ内において上記第1の部分と上記第2の部分とを結合し、第3の部分を形成することをさらに包含する、項目8に記載の方法。
(項目11)
上記第1の部分はマイクロチャネル管の第1部分であり、上記第2の部分は該マイクロチャネル管の第2部分であり、上記第3の部分は該マイクロチャネル管である、項目10に記載の方法。
(項目12)
上記第1のビレットと上記第2のビレットとのうちの少なくとも1つは、上記第3の部分のプロフィルと実質的に類似したプロフィルを有する、項目8に記載の方法。
(項目13)
上記第1のビレットは上記第1の部分のプロフィルと実質的に類似しているプロフィルを有し、上記第2のビレットは上記第2の部分のプロフィルと実質的に類似しているプロフィルを有する、項目8に記載の方法。
(項目14)
上記第1の部分および上記第2の部分は、直接押出しによって押出しされる、項目8に記載の方法。
(項目15)
上記第1のビレットと上記第2のビレットとのうちの少なくとも1つは、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金から形成される、項目8に記載の方法。
(項目16)
上記非アルミニウム金属または非アルミニウム合金は、銅または銅合金のうちの1つである、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記第1のビレットと上記第2のビレットとは、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金から形成される、項目8に記載の方法。
(項目18)
上記非アルミニウム金属または非アルミニウム合金は、銅または銅合金のうちの1つである、項目17に記載の方法。
(項目19)
上記第1のビレットと上記第2のビレットとは異なる材料から形成され、その結果、上記押出しされた第1の部分および上記押し出された第2の部分は該異なる材料から形成される、項目8に記載の方法。
(項目20)
上記第1のビレットと上記第2のビレットとのうちの少なくとも1つは、実質的に長方形の形状を有する、項目8に記載の方法。
図1は、マイクロチャネル管の内部表面を生成する従来のダイマンドレルを示す図である。 図2は、自動車空気調和システム用の従来の真鍮製の並行流コンデンサ(熱交換器)を示す図であり、挿入図は、アルミニウムマイクロチャネル管とフィンとヘッダとの間のインタフェースを示すより詳細な図を提供する。 図3は、アルミニウム合金の押出しから形成される従来のマイクロチャネル管の組み合わせを示す図である。 図4は、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金から押出しされるマイクロチャネル管を製造する、一実施形態に従う直接熱間押出し装置を示す図である。 図5は、図4の装置を用いる2つの別個の長方形のビレットからの銅マイクロチャネル管の押出しを示す図である。 図6は、一実施形態に従うマイクロチャネル管の横の断面図を示す図である。 図7は、例示的なダイアセンブリの斜視図を示す図であり、ダイアセンブリの内部の設計の調査を可能にするために、その4分の1が取り去られている。 図8Aは、プレートおよびマンドレルがアルミニウム押出しと共に用いられるものなどの剪断刃の設計である例示的なダイアセンブリの図を示す図である。 図8Bは、プレートおよびマンドレルが形作られた設計である例示的なダイアセンブリの図を示す図である。 図9は、一例示的実施形態に従う、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金からマイクロチャネル管を製造する方法を示すフローチャートである。
(詳細な説明)
全般的な発明の概念は多くの異なる形式での実施形態が可能であるが、本開示が全般的な発明の概念の原理の例示として考えられるべきという理解をもって、発明の概念の特定の実施形態が、図面に示され、本明細書において詳細に説明される。従って、全般的な発明の概念は、本明細書において例示される特定の実施形態に限定することを意図されない。
図4に示される一例示的な実施形態において、修正された熱間押出しプロセスを用いて、金属または合金からマイクロチャネル管402を製造する装置400が提供される。一例示的実施形態において、金属または合金は、銅または銅の合金(例えば、無酸素の電子的銅合金であるUNS C10100)などの非アルミニウム金属または非アルミニウム合金である。一例示的実施形態において、金属または合金は、約800℃までの温度で押出しされ、別のやり方では押出しが困難である任意の合金(例えば、「堅い」アルミニウム合金)である。装置400は、装置400の2チャンバ容器408を介して同時に平行して2つの長方形(断面において)ビレット404、406を押出しするように動作可能である。一例示的実施形態において、ビレット404、406は、固体であり、例えば堅いアルミニウム合金から形成される。図5において概略的に表されるように、上部ビレット404はマイクロチャネル管402の上半分410を形成し、下部ビレット406はマイクロチャネル管402の下半分412を形成する。
図5に示されるように、ビレット404、406は、矢印446によって示されるように、ダイアセンブリの424の変形ゾーンの中に押し込まれる。従って、ビレット404、406は、2つの別個のフロー流を形成し、その結果、各ビレット404、406は、マイクロチャネル管402の約2分の1、すなわちマイクロチャネル管402の上半分410および下半分412を生成する。次いで、矢印448によって示されるように、固体溶接物がダイアセンブリ424内の上半分410および下半分412における内部壁440の各部分の中央に形成される。固体の溶接物が一旦形成されると、その結果、単一のマイクロチャネル管402となる。
一例示的実施形態に従うマイクロチャネル管402の断面図が図6に示される。マイクロチャネル管402は、第1の側壁460と第2の側壁462との間に延びる幅W1を有する。マイクロチャネル管402は、上部壁466の上部表面464と下部壁470の下部表面468との間に延びる高さW5を有する。一例示的実施形態において、上部壁466および下部壁470の幅W4は同じである。幅W2を有する内部壁440は、上部壁466と下部壁470との間に延び、マイクロチャネル管402のチャネル474を形成する。一例示的実施形態において、チャネル474のすべては同じ幅W3を有する。一例示的実施形態において、チャネル474の一部のみが同じ幅W3を有する。
一例示的実施形態において、マイクロチャネル管402は、次の寸法を有する。すなわち、約16.00mmの幅W1、約0.42mmの幅W2、約1.00mmの幅W3、約0.40mmの幅W4、および約1.80mmの高さW5である。当業者は、全般的な発明の概念がこの例示的実施形態より小さい幅、そして/または大きい幅を有するマイクロチャネル管を含む様々なサイズのマイクロチャネル管に適用されることを理解する。
最初に、2つのビレット404、406は、マイクロチャネル管402の押出しのために適切な温度(例えば、700℃〜800℃)に加熱される。銅および銅合金の押出しに関して、例示的な温度範囲は550℃〜1000℃である。金属または合金に関する適切な押出し温度範囲の一般的な概算は、金属または合金の絶対融解温度の約60%である。ビレット404、406は、炉などの任意の適切な手段を用いて加熱され得る。その後、取付け具(図示されていない)は、予熱された2つのチャンバ容器408の中に搭載するために、ビレット404、406を移動させる。図4を参照すると、一部の実施形態において、装置400は、ヒータ414および416を含み、容器408を予熱し、上昇した温度を維持し、それによって、マイクロチャネル管402の押出しを容易にする。
押出しプロセスは、約800℃で行われ得るが、代替の温度値は、550℃〜1000℃の範囲または押出しされる金属または合金の絶対融解温度の60%であり得、準備の(tooling)予熱温度は、約500℃など、実質的により低くなり得るかまたはビレット404、406の温度にまでなり得る。従って一部の実施形態において、押出し温度範囲は、600℃〜800℃または熱損失により押出される金属または合金の絶対融解温度の60%である。例として、容器408およびダイホルダ418は、バンドヒータ(band heater)またはカートリッジヒータを(ヒータ414、416として)用いて加熱され、デジタル温度コントローラ(図示されていない)が所望のレベルの温度(例えば、500℃以上)を維持するために用いられる。
図4に示される実施形態に従って、ラム420は、ビレット404、406に圧力を加え、それらを容器408の中に押し込むデュアルステム422を含む。動作の方式は、ラム(ストローク)制御であり得、ラム420の速度またはその位置は、時間に対して指定されるかまたは制御される。デュアルステム422は、ビレット404、406の各々に同時に圧力を与えることが可能である。この圧力により、ビレット404、406は装置400のダイアセンブリ424に対して押しつぶされる。ダイアセンブリ424の2つの実施形態が図8Aおよび図8Bに示される。ダイアセンブリ424は、プレート426と、プレート426における開口部430を通って延びるマンドレル428とを含み、それによって、マンドレル428の一方の側に開口部432を形成し、マンドレル428のもう一方の側に開口部434を形成する。装置400は、ダイホルダ418と、他の支持構造436(例えば、バッカ(backer)、ボルスタおよびプラテン)とを含み、これらは、押出しプロセス中、ダイアセンブリ424および押出しマルチチャネル管402に対して必要な支持を提供する。
加えられた熱および圧力の結果、ビレット404、406の柔らかくされた金属は、ダイアセンブリ424において対応する開口部432、434を通って圧搾される(図8Aおよび図8Bを参照されたい)。ビレット404、406がダイアセンブリ424において変形すると、新しい「きれいな」酸化されていない表面領域が金属フロー流に生成される。その後、2つの押出しされたビレット404、406(すなわち、マイクロチャネル管402の上半分410およびマイクロチャネル管402の下半分412)は、(ダイアセンブリに存在する圧力から)マンドレル428の溶接チャンバ438の中に一緒に押し込められ、固体の溶接部を生成し、それによって、図5に描かれるようにマイクロチャネル管402の連続した内壁440を形成する。マンドレル428は、ダイアセンブリ424において対応する開口部432、434に対して固定される。
図7は、一例示に従うダイアセンブリ424を示し、ダイアセンブリの4分の1は、破断され、その内部構造を見せる。図7に見られ得るように、ダイアセンブリ424は、プレート426およびマンドレル428を含み、マンドレル428は、プレート426に対して固定される。
図8Aは、一例示的実施形態に従うダイアセンブリ424を示す。図8Aに示されるように、ダイアセンブリ424は、プレート426およびマンドレル428を含む。一例示的実施形態において、マンドレル428はプレート426に対して固定される。プレート426における開口部430を通って延びることによって、マンドレル428は、マンドレル428の一つの側とプレート426との間に開口部432を形成する。プレート426における開口部430を通って延びることによって、マンドレル428はまた、マンドレル428の反対の側とプレート426との間に開口部434を形成する。これらの開口部432、434は、流れる非アルミニウム金属または非アルミニウム合金の2つの別個のフローを可能にし、それぞれ、マイクロチャネル管402の上半分410および下半分412を形成する(図5を参照されたい)。マンドレル428は、溶接チャンバ438を含み、その中に、流れる非アルミニウム金属または非アルミニウム合金の2つの別個の流れがフロー、連続した内壁440を形成し、それによって上半分410と下半分412を接続し、単一のマイクロチャネル管402を形成する。有利な支え長さおよび溶接チャンバのサイズおよび形状は、溶接チャンバ438の中への十分な応力および金属のフローを生成するように選択され、内壁440に良好な固体溶接部を生成する。
図8Aに示されるように、プレート426の刃480は、ダイアセンブリ424の変形ゾーン、すなわちプレート426とマンドレル428との間が平らまたは剪断エッジの設計となっている。図8Bは、一例示的実施形態に従うダイアセンブリ424を示し、該例示的実施形態は、図8Aに示される例示的実施形態に類似している。しかしながら図8Bに示されるダイアセンブリにおいて、プレート426の刃482は、ダイアセンブリ424の変形ゾーン、すなわちプレート426とマンドレル428との間が形作られたダイの設計アプローチに似ている。平ら/剪断刃のダイ設計は、概して潤滑剤なしで用いられる。逆に、形作られたダイ設計は、典型的には、ビレット404、406が強い流れ応力を有する材料から形成されるとき、金属押出しのために潤滑剤と共に用いられる。従って、ダイアセンブリ424の1つの構成および形状は、ダイアセンブリ424を通って押出される材料に従って、別の構成および形状より適し得る。
ダイアセンブリ424(例えば、図8Aおよび/または図8Bに示されるダイアセンブリ424)において、マンドレル428は、化学蒸着(CVD)または物理蒸着(PVD)によって蒸着されたハード薄膜コーティングによってコーティングされた、合金鋼、超合金または他の適切な材料であり、向上した磨耗特性を提供する。一例示的実施形態において、ダイアセンブリ424のコンポーネント、および装置400の他のコンポーネントは超合金から作製され、超合金は高温の作業工具鋼を用いることに関係する問題を克服する。例えば、用いられる超合金は、高温において高温の作業工具鋼よりも大きな強度を提供する。一例示的実施形態において、ダイアセンブリ424の重要な磨耗コンポーネント(すなわち、プレート426およびマンドレル428)は、超合金から作製され、Alコーティングでコーティングされ、CVDによって蒸着され、約800℃の保守温度を有する。当業者は、他の堅いコーティング(例えば、ダイヤモンド様カーボンコーティング)がダイアセンブリ424コンポーネントの磨耗抵抗を向上させるために用いられ得ることを理解する。
2つの別個のビレット404、406が用いられるので、押出しされた金属は、別個のフロー流れ(flow stream)に分割する必要はない。なぜなら、2つのフロー流れが、容器408からダイアセンブリ424へのプロセスにおいて既に存在しているからである。従って、変形作業は減少され、マンドレル428に対する望ましくない応力は減少させられるかまたは除去される。さらに、ビレット404、406は、典型的な丸いビレットより最終押出しプロフィル(マイクロチャネル管402の)に形状的に近い形状(例えば、実質的に長方形の形状)を有するので、全体の押出し作業はさらに減少される。この方法で、装置は、単一の動作でビレット404、406の直接高温押出しから多空洞で空のプロフィルを生成し得る。
一例示的実施形態において、装置400は、250kN/56,000 lb.の搭載能力を有するサーボハイドロリック(servo−hydraulic)なMTS Systems Corporationの機械などの機械とインタフェースするかまたはそれを組み込み、装置400に対する押出し力を提供する。機械は、ラム420を保持するグリップ442を含み、機械は、ラム420のデュアルステム422をビレット404、406に対して駆動し、ビレット404、406をチャンバ408の中に押し込み、そしてダイアセンブリ424を通過させる。機械はまた、装置400の残りの部分(例えば、デュアルチャンバ容器408、ダイホルダ418およびダイアセンブリ424)を支持するためのグリップ444を含み得る。熱交換器/冷却器(図示されていない)は、装置400によって生成される熱を機械から隔離するために用いられ得る。
マイクロチャネル管402は、装置400を出ると、空気冷却または水冷却され得る。一例示的実施形態において、マイクロチャネル管402は、50mmの押出しビレットから、約640mmの長さを有する。当業者は、押出しされたマイクロチャネル管402の長さが、適切なサイズで作られたビレットを選択すること、かつ/または最初のビレットが押出しプロセス中に消費されるので最初のビレットの追加のビレットを溶接または溶解することを継続することによって、変化され得ることは理解する。当該分野において公知のように、高温のマイクロチャネル管402が装置400を出るときにマイクロチャネル管402を安全に扱うように対策がなされ得る。
図9に示される一例示的実施形態において、修正された高温押出しプロセスを用いて、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金(例えば、銅)からマイクロチャネル管を生成する方法500が提供される。方法500は、ステップ502において2つのビレットを予熱することを伴う。ビレットは、炉、誘導ヒータまたは赤外線ヒータなどの任意の適切な手段を用いて加熱され得る。
一例示的実施形態において、2つのビレットは、銅または銅合金から作製される。一例示的実施形態において、2つのビレットの各々は、異なる材料から作製され、その結果、結果として生じる押出しされた生成物または部品は異なる材料から構成される。一例示的実施形態において、ビレットの形状は、押出しされる中間の生成物または部品(すなわち上半分または下半分)、および/または押出しされる最終生成物または部品の形状(すなわち、単一のマイクロチャネル管)の形状に類似している。一例示的実施形態において、ビレットは、実質的に長方形(断面において)の形状を有する。一例示的実施形態において、ビレットのうちの少なくとも1つは固体である。
予熱されたビレットは次いで、ステップ504において押出しのために搭載される。一例示的実施形態において、ビレットは、直接高温押出し装置のデュアルチャンバ容器の中に搭載される。当業者は、任意の適切な取付け具またはデバイスを用いて装置の中に搭載され得ることを理解する。
一旦搭載されると、ビレットはステップ506において同時に押出しされ、マイクロチャネル管の上半分および下半分を形成する。次いで、上半分および下半分は、ステップ508において、マンドレル428の溶接チャンバ438において一緒に溶接され、単一のマイクロチャンネル管を形成する。重要なことであるが、十分な新しい金属表面領域がダイアセンブリ424における変形中に生成され、その結果、固体の溶接部は、ダイアセンブリ424における高温および存在する圧力の結果、容易に形成し得る。一例示的実施形態において、上半分および下半分は押出し装置内において一緒に溶接され、その結果、単一のマイクロチャネル管が装置から押出しされる。このようにして、方法は、単一の動作で固体のビレットの直接高温押出しから、多空洞の空洞のプロフィル(すなわち、多チャンネル管)を生成し得る。
マイクロチャネル管が押出しされると、マイクロチャネル管はステップ510において冷却される。一例示的実施形態において、単一のマイクロチャネル管は、例えば、水槽、攪拌された水槽、ウォータースプレー、エアスプレー/ウォータースプレーなどを用いて空気冷却または水冷却される。当業者は、押出しされたマイクロチャネル管が、任意の適切な方法で冷却され、その後取り扱われ/処理され得ることを理解する。
本明細書において説明される例示的な実施形態のためのプロセスモデル作成において、高温圧縮試験からの流れ応力データは無酸素電子(OFE)銅の文献から取られ、これらのデータは表1において下記に要約される。表1における値は、例示的な実施形態を説明するのに有用である。アルミニウム合金を用いる押出しプロセスのための高ひずみ速度および低温度の極端な条件が50MPaを超える流れ応力という結果になり得ることはまた、(比較の目的のために)注目する価値がある。
Figure 0005227972
流れ応力データを用いて、一連のコンピュータ化された(例えば、有限要素(FE)または有限容量(FV))分析が、実行され、銅マイクロチャネル管のための装置および/または銅マイクロチャネル管を提供する方法を容易にしかつ/または改善し得る。例えば、FE/FV分析は、形状および構成、すなわち、剪断ダイ対形状ダイ構成(図8Aおよび図8Bを比較されたい)、支え長さ、溶接チャンバ形状などを決定するために用いられ得る。FE/FV分析はまた、プレートおよびマンドレル(ダイアセンブリの)が適切に設計されるように、ダイ応力を決定するために用いられ得る。さらにFE/FV分析は、一部の初期条件に対する押出しの温度範囲およびひずみ速度を決定するために用いられ得る。なおもさらに、FE/FV分析は、ビレットおよび結果として生じるマイクロチャネル管が例示的な装置(例えば、250kN/56,000 lb.の搭載能力を有するMTS Systems Corporationの機械とインタフェースする装置400)において押出しのために適切なサイズで作られ得るように最大の押出し負荷を決定するように用いられ得る。
例示的な装置および/または方法と共に用いるための、250kN/56,000 lb. MTS機械などの特定の機械の適合性は、押出し公式を用いて検証され得る。押出し圧力(全容器面積で割った押出し力)は、3つの異なったコンポーネントに分割され得る。これらは、理想的作業、摩擦の作業および余分の作業、それぞれ式1、2および3を包含する。スティッキング摩擦は式2に仮定される。
Figure 0005227972
ここで、uは各コンポーネントに対する容量当りの作業を表し、
Figure 0005227972
は流れ応力であり、Rは押出し率であり、Aは容器に接するビレットの表面積であり、Aはビレットの全断面積(容器によって決定される)であり、φは冗長な作業係数である。式1、2、3は、加算され得、そしてAが掛けられ得、押出しに必要とされる最大力を推定し得る。
Figure 0005227972
式4は、図6に示される管を押出しする押出し力を評価するために用いられ、下記のとおり表2に述べられる控えめなパラメータを仮定する。式4および表2に述べられるパラメータを用いる推定された最大力は、246kN(55,296 lb.)であり、これは、250kN/56,000 lb.の MTSの機械を用いて利用可能な最大力の範囲内内であり、このことは、MTS機械が例示的な装置および/または方法と共に用いるのに十分であり得ることを示す。当業者は、FE/FV分析を用いてさらなる洗練が達成され、さらなる搭載を予測し、パラメータのより包括的な最適化を可能にし得ることは理解する。
Figure 0005227972
本明細書に説明される例示的な実施形態を含む全般的な発明の概念は、一動作における非アルミニウム金属または非アルミニウム合金のマイクロチャネル管(または、他の熱移動用途において用いられ得る他の多空洞プロフィル)を生成する単純な汎用性のあるアプローチを表し、それによって、そのようなマイクロチャネル管が商業および住宅のHVAC産業において用いられることを可能にする。
特定の実施形態の上記の説明は、例として与えられた。与えられた開示から、当業者は、全般的な発明の概念およびそれに付随する利点を理解するのみならず、開示された構造および方法に対する明らかな変更および修正もまた見出す。例えば、マルチチャンバ容器が2つのチャンバを有するものとして本明細書において開示されているが、全般的な発明の概念は、3つ以上のチャンバを有するマルチチャンバ容器に容易に拡張可能である。従って、全般的な発明の概念は、2つ以上のビレット(例えば、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金のビレット)を同時に押出しし、従来の空洞ダイ押出し技術を用いる他の方法では生成することが可能ではない、マイクロチャネル管または他の空のプロフィルを生成する、装置および/または方法を包含する。従って、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義されるように、全般的な発明の概念の精神および範囲内に入ることとしてそのような変更および修正を含むことが求められる。

Claims (15)

  1. 複数のビレットから少なくとも1つの部分を押出しする装置であって、該装置は、
    第1のビレットと第2のビレットとをそれぞれ受ける第1のチャンバと第2のチャンバとを有する押出し容器と、
    プレートとマンドレルとを含むダイアセンブリと
    を備え、
    該装置は、第1のビレットと第2のビレットとを同時に該ダイアセンブリの中に押し込み、該第1のビレットと該第2のビレットとにそれぞれ対応する第1の部分と第2の部分とを押出しするように動作可能であり、
    該第1のビレットと該第2のビレットとのうちの少なくとも1つは、銅または銅合金から形成されており、
    該押出し容器と該ダイアセンブリとは、所定の温度まで予熱され、
    該マンドレルは、少なくとも1つの溶接チャンバを含み、該少なくとも1つの溶接チャンバは、該第1のビレットに対応する金属流と該第2のビレットに対応する金属流とを同時に受け、該ダイアセンブリ内で該第1の部分と該第2の部分とを結合することにより、第3の部分を形成するように動作可能であり、
    該第3の部分は、複数のチャネルを有するマルチチャネル管であり、
    該第1の部分は、該マルチチャネル管の第1の部分であり、
    該第2の部分は、該マルチチャネル管の第2の部分であり、
    該第1の部分と該第2の部分とは、該溶接チャンバに一緒に押し込まれ、固体溶接物を生成して、該マルチチャネル管の複数の連続した内部壁を形成し、該複数の連続した内部壁のそれぞれは、該マルチチャネル管の一対の隣接したチャネルを分離する、装置。
  2. デュアルステムを含むラムをさらに備え、該デュアルステムは、前記第1のビレットと前記第2のビレットとを同時に前記ダイアセンブリの中に押し込むように動作可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置は、直接押出しによって前記第1の部分と前記第2の部分とを押出しする、請求項1に記載の装置。
  4. 複数のビレットから少なくとも1つの部分を押出しする方法であって、該方法は、
    ダイアセンブリを含む押出しデバイスに第1のビレットと第2のビレットとを搭載することであって、該ダイアセンブリは、プレートとマンドレルとを含む、ことと、
    該押出しデバイスを所定の温度まで予熱することと、
    該ダイアセンブリを介して該第1のビレットと該第2のビレットとを同時に押出しし、該第1のビレットと該第2のビレットとにそれぞれ対応する第1の部分と第2の部分とを形成することと
    該ダイアセンブリ内で少なくとも1つの溶接チャンバにおいて該第1の部分と該第2の部分とを結合することにより、第3の部分を形成することと
    を包含し、
    該第1のビレットと該第2のビレットとのうちの少なくとも1つは、銅または銅合金から形成されており、
    該第3の部分は、複数のチャネルを有するマルチチャネル管であり、
    該第1の部分は、該マルチチャネル管の第1の部分であり、
    該第2の部分は、該マルチチャネル管の第2の部分であり、
    該ダイアセンブリ内で該第1の部分と該第2の部分とを結合するステップにおいて、該第1の部分と該第2の部分とは、該溶接チャンバに一緒に押し込まれ、固体溶接物を生成して、該マルチチャネル管の複数の連続した内部壁を形成し、該複数の連続した内部壁のそれぞれは、該マルチチャネル管の一対の隣接したチャネルを分離する、方法。
  5. 前記押出しデバイスに前記第1のビレットと前記第2のビレットとを装填する前に、該第1のビレットと該第2のビレットとを予熱することをさらに包含する、請求項に記載の方法。
  6. 前記第1のビレットと前記第2のビレットとのうちの少なくとも1つは、前記第3の部分のプロフィルと実質的に類似したプロフィルを有する、請求項に記載の方法。
  7. 前記第1のビレットは前記第1の部分のプロフィルと実質的に類似しているプロフィルを有し、前記第2のビレットは前記第2の部分のプロフィルと実質的に類似しているプロフィルを有する、請求項に記載の方法。
  8. 前記第1の部分前記第2の部分は、直接押出しによって押出しされる、請求項に記載の方法。
  9. 前記第1のビレットと前記第2のビレットとは、非アルミニウム金属または非アルミニウム合金から形成される、請求項に記載の方法。
  10. 前記非アルミニウム金属または非アルミニウム合金は、銅または銅合金のうちの1つである、請求項に記載の方法。
  11. 前記第1のビレットと前記第2のビレットとは異なる材料から形成され、その結果、前記押出しされた第1の部分前記押出しされた第2の部分該異なる材料から形成される、請求項に記載の方法。
  12. 前記第1のビレットと前記第2のビレットとのうちの少なくとも1つは、実質的に長方形の形状を有する、請求項に記載の方法。
  13. 前記第1のビレットと前記第2のビレットとは、異なる材料から形成され、その結果、前記押出しされた第1の部分と前記押出しされた第2の部分とは、該異なる材料から形成される、請求項1に記載の装置。
  14. 前記所定の温度は、550℃〜1000℃の範囲にある、請求項1に記載の装置。
  15. 前記所定の温度は、550℃〜1000℃の範囲にある、請求項4に記載の方法。
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