JP5227963B2 - 双眼鏡 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は双眼鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
ハンティングやマリンスポーツの分野では、レチクル、すなわち目盛り線を蒸着した平面ガラスを対物レンズの結像面に固定した双眼鏡が使用される。
このような双眼鏡は以下のように使用される。
【0003】
まず、目標物を視野内に捕らえ、目標物と目盛り線とを重ね合わせる。
次に、左右の光学系の視度を調節し、目標物に合焦させる。
その後、目盛り線を読み取り、目標物の大きさ(目標物までの距離がわかっている場合)や目標物までの距離(目標物の大きさがわかっている場合)を検出する。
【0004】
対物レンズの結像面へレチクルを固定する作業は、遠方の目標物に合焦させたとき、目標物だけでなくレチクルの目盛り線にも合焦するようにレチクルの光軸上の位置を調整した上で行われる。したがって、目標物が遠方にある場合、観察者が視野内で重ね合わせた目標物とレチクルの目盛り線とを同時に合焦させることは比較的容易である(非特許文献1参照)。
【0005】
しかし、目標物が近くにある場合、観察者の眼の調節力には個人差があるため、観察者が視野内で目標物とレチクルの目盛り線とを同時に合焦させることができず、目標物の大きさや目標物までの距離が測定できないことがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】ニコン双眼鏡総合カタログ 2006.11.16
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、目標物が近くにある場合でも、視野内の目盛り線を用い目標物の大きさや目標物までの距離の測定ができる双眼鏡を提供することである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、対物レンズと接眼レンズとを備えた一対の望遠光学系を保持する鏡筒と、一方の前記望遠光学系の対物レンズと接眼レンズとの間に前記一方の望遠光学系の光軸方向へ移動可能に設けられたレチクルと、前記望遠光学系相互の視度差を調節する視度調節機構および前記対物レンズの焦点位置を決める合成焦点距離調節機構から独立して、前記レチクルを回転操作により前記光軸方向へ移動させる調節環と、を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、目標物が近くにある場合でも、視野内の目盛り線を用い目標物の大きさや目標物までの距離の測定ができる双眼鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は第1の実施形態に係る双眼鏡の一部断面図である。
【図2】図2は図1の接眼レンズ部近傍を拡大して示す図である。
【図3】図3はレチクルの拡大図である。
【図4】図4は第2の実施形態に係る双眼鏡の一部断面図である。
【図5】図5は図4の接眼レンズ部近傍を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る双眼鏡の一部断面図、図2は図1の接眼レンズ部近傍を拡大して示す図、図3はレチクルの拡大図である。
【0012】
まず、第1の実施形態に係る双眼鏡全体の構成から説明する。
第1の実施形態に係る双眼鏡100は、連結部40を介して連結された左右一対の鏡筒10R、10Lを備えている。連結部40は、軸MAを回動中心にして鏡筒10R、10Lを折り曲げ、鏡筒10Rと鏡筒10Lとのなす角度を変更できるようになっている。双眼鏡100は中央繰出し式双眼鏡であり、連結部40に設けられたピントリング18を回転することによって第2対物レンズ13R、13Lが同時に光軸11R、11Lに沿って移動する。光軸11Rおよび光軸11Lは平行である。
【0013】
次に、鏡筒10Rの構成を説明する。
図1に示すように、鏡筒10Rには光軸11Rに沿って第1対物レンズ12R、第2対物レンズ13R、プリズム14R、接眼レンズ16Rが配置されている。これら第1対物レンズ12R、第2対物レンズ13R、プリズム14R、接眼レンズ16Rによって、鏡筒10Rの望遠光学系が構成されている。
【0014】
第2対物レンズ13Rは図示しない伝達機構を介してピントリング18に連結され、ピントリング18の回転に応じて光軸11Rに沿って移動する。
第1対物レンズ12R及びプリズム14Rは本体ボディ17Rに固定されている。本体ボディ17Rの接眼レンズ側16R側には、光軸11Rを中心とする接眼筒20Rが固定されている。
【0015】
図1および図2に示すように、接眼筒20Rの接眼レンズ16R側の端部には、目当てゴム23Rを取り付けるための取付環19Rが固定されている。取付環19Rの外周面にはカム環22Rが摺動可能に支持されており、目当てゴム23Rはカム環22Rの外周面に一体的に被せられている。
【0016】
カム環22Rの周壁には、略周方向へ延びる螺旋状の穴22Raが形成されている。穴22Raにはカムビス21Rが挿通され、カムビス21Rの軸部は取付環19Rに固定されている。カムビス21Rは、頭部がカム環22Rの外周面から外方に突出しない寸法となっている。また、カムビス21Rの頭部は穴22Raの内周面に対して摺動可能に嵌合されている。したがって、カム環22Rが取付環19Rの外周面上を回転すると、カムビス21Rの頭部は螺旋状の穴22Raに沿って相対移動する。その結果、カム環22Rは光軸11Rを中心にして回転しながら光軸11R方向へ移動する。
【0017】
接眼筒20Rの内周面から取付環19Rの内周面にわたって、接眼レンズ室25が設けられている。接眼レンズ室25は、接眼筒20Rの内周面と取付環19Rの内周面とに対して光軸11R方向へ移動可能に支持されている。接眼レンズ16Rは、接眼レンズ室25の取付環19R側の端部に固定された押さえ環24R内に保持されている。
【0018】
接眼筒20Rの本体ボディ17R側の周壁には、光軸11R方向へ延びる直線状の穴20Raが形成されている。また、接眼筒20Rの本体ボディ17R側の外周面には、カム環26Rが回転可能に支持されている。カム環26Rは、後述するように、観察者の左右の眼の視度差を調節するために接眼レンズ16Rの位置を調整するためのものである。カム環26Rの周壁には、略周方向へ延びる螺旋状の穴26Raが形成されている。接眼筒20Rの直線状穴20Raと螺旋状の穴26Raとは径方向に重なってクロスしている。穴26Raと穴20Raとの交点にはカムビス27Rが挿通され、カムビス27Rの軸部はカムコマ28Rに固定されている。カムコマ28Rの側面は穴20Raの内周面と摺動可能となっている。カムコマ28Rの端部は、接眼レンズ室25の外周面に形成された円形の窪み25aに固定されている。また、カムビス27Rは、頭部がカム環26Rの外周面から外方に突出しない寸法になっており、頭部は穴26Raの内周面に対して摺動可能となっている。
【0019】
カム環26Rの外周面には環状のゴムが被せられていて、カム環26Rを回転操作するための調節環(以後、視度調節環という)29を構成している。カム環26Rの外周面には凹凸(例えばローレット目)26Rcが形成されているので、視度調節環29とカム環26Rとの間に生じる摩擦力が高まり、視度調節環29とカム環26Rとは確実に一体的に回転する。
【0020】
次に、鏡筒10Lの構成を説明する。
図1に示すように、鏡筒10Lには光軸11Lに沿って第1対物レンズ12L、第2対物レンズ13L、プリズム14L、平面ガラス15、接眼レンズ16Lが配置されている。これら第1対物レンズ12L、第2対物レンズ13L、プリズム14L、平面ガラス15、接眼レンズ16Lによって、鏡筒10Lの望遠光学系が構成されている。
【0021】
第2対物レンズ13Lは図示しない伝達機構を介してピントリング18に連結され、ピントリング18の回転に応じて光軸11Lに沿って移動する。
第1対物レンズ12L及びプリズム14Lは本体ボディ17Lに固定されている。本体ボディ17Lの接眼レンズ16L側には、光軸11Lを中心とする接眼筒20Lが固定されている。
【0022】
図1および図2に示すように、接眼筒20Lの接眼レンズ16L側の端部には、目当てゴム23Lを取り付けるための取付環19Lが固定されている。取付環19Lの外周面にはカム環22Lが摺動可能に支持されており、目当てゴム23Lはカム環22Lの外周面に一体的に被せられている。
【0023】
カム環22Lの周壁には、略周方向へ延びる螺旋状の穴22Laが形成されている。穴22Laにはカムビス21Lが挿通され、カムビス21Lの軸部は取付環19Lに固定されている。カムビス21Lは、頭部がカム環22Lの外周面から外方に突出しない寸法となっている。また、カムビス21Lの頭部は穴22Laの内周面に対して摺動可能に嵌合されている。したがって、カム環22Lが取付環19Lの外周面上を回転すると、カムビス21Lの頭部は螺旋状の穴22Laに沿って相対移動する。その結果、カム環22Lは光軸11Lを中心にして回転しながら光軸11L方向へ移動する。
【0024】
接眼筒20Lの端部には、接眼レンズ16Lを保持する押さえ環24Lが固定されている。
接眼筒20Lの本体ボディ17L側の内周面には、平面ガラス15を保持するための環状部材(以後、スケール環という)31が設けられている。スケール環31は、接眼筒20Lの内周面に対して光軸11L方向へ移動可能に支持されている。
【0025】
スケール環31の内側にはボルト31bでガラス枠30が固定されている。ガラス枠30に平面ガラス15が取り付けられている。平面ガラス15には目標物までの距離や目標物の大きさを知るための、例えば図3に示すようなL字形の目盛り線(スケール)15aが蒸着されている。目盛り線15aが蒸着された平面ガラス15がレチクル38を構成している。
【0026】
接眼筒20Lの本体ボディ17L側の周壁には、光軸11L方向へ延びる直線状の穴20Laが形成されている。また、接眼筒20Lの本体ボディ17L側の外周面には、カム環26Lが回転可能に支持されている。カム環26Lは、後述するように、観察中にレチクル38の光軸11L方向の位置を調整するためのものである。カム環26Lの周壁には、略周方向へ延びる螺旋状の穴26Laが形成されている。接眼筒20Lの直線状穴20Laと螺旋状の穴26Laとは径方向に重なってクロスしている。穴26Laと穴20Laとの交点にはカムビス27Lが挿通され、カムビス27Lの軸部はカムコマ28Lに固定されている。カムコマ28Lの外周面は穴20Laの内周面と摺動可能となっている。カムコマ28Lの端部は、スケール環31の外周面に形成された円形の窪み31aに固定されている。また、カムビス27Lは、頭部がカム環26Lの外周面から外方に突出しない寸法になっており、頭部は穴26Laの内周面に対して摺動可能となっている。
【0027】
カム環26Lの外周面には環状のゴムが被せられていて、カム環26Lを回転操作するための調節環(以下、スケール調節環という)35を構成している。カム環26Lの外周面には凹凸(例えばローレット目)26Lcが形成されているので、スケール調節環35とカム環26Lとの間に生じる摩擦力が高まり、スケール調節環35とカム環26Lとは確実に一体的に回転する。
【0028】
このように、第1の実施形態においては、視度を調節する機構とレチクル38の位置を調節する機構とは、それぞれ別の鏡筒に設けられている。このような構成にすることで誤操作を減らすことができる。
【0029】
次に、上記第1実施の形態に係る双眼鏡100の使用方法を説明する。
観察に入る前の準備作業として、双眼鏡100を観察者に適合させるため、目当て繰出し操作、眼幅調節及び視度調節が行われる。
【0030】
目当て繰出し操作:
目当て繰出し操作は、眼鏡を装用しない観察者のための操作であり、目当てゴム23R、23Lに顔を押し当てたとき、接眼レンズと眼との距離を最適に保ち、かつ眼に外乱光が入らないようにするためのものである。まつげも接眼レンズ16R、16Lの押さえ環24R、24Lに当たらなくなる。
目当てゴム23R、23Lを指でつまんで回転させると、目当てゴム23R、23Lとそれぞれ一体のカム環22R、22Lが取付環19R、19Lの外周面上を回転する。取付環19R、19Lにそれぞれ固定されたカムビス21R、21Lの頭部はそれぞれ螺旋状の穴22Ra、22Laに沿って相対移動する。その結果、目当てゴム23R、23L及びカム環22R、22Lが光軸11R、11Lを中心として回転しながら繰り出される。
【0031】
眼幅調節:
眼幅調節は、右の鏡筒10Rの光学系を通して見た右眼の視界と、左の鏡筒10Lの光学系を通して見た左眼の視界とをひとつに重ね合わせる操作である。
左右の鏡筒10R、10Lを連結部40の軸MAを中心として折り曲げ、左右の鏡筒10R、10Lのなす角度を変える。
【0032】
視度調節:
視度調節は、左右の眼の視度の差を調節する操作である。
視度調節環29を回転させると、視度調節環29と一体となっているカム環26Rが接眼筒20Rの外周上を回転する。このとき、カム環26Rの螺旋状の穴26Raおよび接眼筒20Rの直線状の穴20Raとの交点は、視度調節環29の回転角度によって、直線状の穴20Raに沿って光軸11R方向、すなわち対物レンズ12R側或いは接眼レンズ16R側へ移動する。これに伴い、穴26Raと穴20Raとの交点に挿通されたカムビス27Rおよびカムビス27Rが固定されたカムコマ28Rも穴20Raに沿って光軸11R方向、つまり対物レンズ12R側或いは接眼レンズ16R側へ移動する。カムコマ28Rが光軸11R方向に移動すれば、カムコマ28Rが固定されている接眼レンズ室25も光軸11R方向に直線摺動し、接眼レンズ16Rの位置を調節することが可能となる。
【0033】
以上準備作業が終了後、観察が開始される。
まず、ピントリング18を回転させ、対物レンズ13R及び対物レンズ13Lをそれぞれ光軸11R及び光軸11L方向へ移動させる。対物レンズ12R、12L及び対物レンズ13R、13Lによる合成視度を調節し、目標物に両眼を合焦させる。
【0034】
このとき、対物レンズ12R及び対物レンズ13Rの合成焦点距離が変化するとともに、対物レンズ12L及び対物レンズ13Lの合成焦点距離が変化し、結像面36R、36Lも光軸11R、11L方向へ移動する。対物レンズ12L及び対物レンズ13Lの合成焦点距離が変化し、結像面36Lが光軸11Lに沿って移動すると、レチクル38に蒸着された目盛り線15aに左眼を合焦させることができなくなる。これに対し、移動した結像面36Lの位置へレチクル38の目盛り線15aを移動させれば、目盛り線15aに左眼を再び合焦させることができる。そこで、スケール調節環35を回転させる。
【0035】
スケール調節環35を回転させると、スケール調節環35と一体化しているカム環26Lが接眼筒20Lの外周上を回転する。このとき、カム環26Lの螺旋状の穴26Laおよび接眼筒20Lの直線状の穴20Laとの交点は、スケール調節環35の回転角度によって、直線状の穴20Laに沿って光軸11R方向、すなわち対物レンズ12L側或いは接眼レンズ16L側へ移動する。これに伴い、穴26Laと穴20Laとの交点に挿通されたカムビス27Lおよびカムビス27Lが固定されたカムコマ28Lも穴20Laに沿って光軸11R方向、つまり対物レンズ12L側或いは接眼レンズ16L側へ移動する。カムコマ28Lが光軸11L方向に移動すれば、カムコマ28Lが固定されているスケール環31も光軸11L方向に直線摺動し、レチクル38の光軸11L方向の位置を調整することができる。その結果、観察者は視野内で目標物と目盛り線15aとに同時に左眼を合焦させることができる。
【0036】
このように、第1の実施形態によれば、目盛り線15aが蒸着されたレチクル38を対物レンズ12Lと対物レンズ13Lとの合焦位置に移動させることができる。また、レチクル38はスケール調節環35を回転させることにより、ピントリング18および視度調節機構とは切り離して、単独で光軸11Lに沿って移動させることができる。その結果、目標物が近くにある場合でも、視野内に目盛り線15aと目標物とを同時に合焦させることができる。
【0037】
また、このようにレチクル38を単独で移動させることができる構成とすることで、本実施形態は次のような使用方法もできる。すなわち、視野内に目盛り線15aの必要がないときは、左眼が目盛り線15aと合焦しない位置に平面ガラス15レチクル38を移動させる。こうすることで、視野内に目盛り線15aがない状態で目標物を観察をすることができる。
【0038】
このように本実施形態では、レチクル38の位置を視野内に目盛り線15aが見える状態となる位置と、見えない状態となる位置との何れの位置にも調節することが可能となっている。こうして、観察者は必要に応じて好みの視野の状態で目標物を観察することができる。
【0039】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を用いて説明する。
図4はこの発明の第2の実施形態に係る双眼鏡の一部断面図、図5は図4の接眼レンズ部近傍を拡大して示す図である。
【0040】
まず、第2の実施形態に係る双眼鏡の全体の構成から説明する。
第2の実施形態に係る双眼鏡200は、第1の実施形態と同様に、連結部40を介して連結された鏡筒10R、10Lを備えている。連結部40は、軸MAを回転中心にして鏡筒10R、10Lを折り曲げ、鏡筒10Rと鏡筒10Lとのなす角度を変更できるようになっている。双眼鏡200は中央繰出し式双眼鏡であり、連結部40に設けられたピントリング18を回転させることによって第2対物レンズ13R、13Lが同時に光軸11R、11Lに沿って移動する。光軸11Rおよび光軸11Lは平行である。
【0041】
次に、鏡筒10Rの構成を説明する。
図4に示すように、鏡筒10Rには光軸11Rに沿って第1対物レンズ12R、第2対物レンズ13R、プリズム14R、平面ガラス15、接眼レンズ16Rが配置されている。これら第1対物レンズ12R、第2対物レンズ13R、プリズム14R、平面ガラス15、接眼レンズ16Rによって、鏡筒10Rの望遠光学系が構成されている。
【0042】
第2対物レンズ13Rは図示しない伝達機構を介してピントリング18に連結され、ピントリング18の回転に応じて光軸11Rに沿って移動する。
第1対物レンズ12R及びプリズム14Rは本体ボディ17Rに固定されている。本体ボディ17Rの接眼レンズ16R側には、光軸11Rを中心とする接眼筒20Rが固定されている。
【0043】
図4および図5に示すように、接眼筒20Rの接眼レンズ16R側の端部には、目当てゴム23Rを取り付けるための取付環19Rが固定されている。取付環19Rの外周面にはカム環22Rが摺動可能に支持されており、目当てゴム23Rはカム環22Rの外周面に一体的に被せられている。
【0044】
カム環22Rの周壁には、略周方向へ延びる螺旋状の穴22Raが形成されている。穴22Raにはカムビス21Rが挿通され、カムビス21Rの軸部は取付環19Rに固定されている。カムビス21Rは、頭部がカム環22Rの外周面から外方に突出しない寸法となっている。また、カムビス21Rの頭部は穴22Raの内周面に対して摺動可能となっている。したがって、カム環22Rが取付環19Rの外周面上を回転すると、カムビス21Rの頭部は螺旋状の穴22Raに沿って相対移動する。その結果、カム環22Rは光軸11Rを中心にして回転しながら光軸11R方向へ移動する。
【0045】
接眼筒20Rの光軸11R方向で中央部近傍の内周面から取付環19Rの内周面にわたって、接眼レンズ室25が設けられている。接眼レンズ室25は、接眼筒20Rの内周面と取付環19Rの内周面とに対して光軸11Rに沿って移動可能に支持されている。接眼レンズ16Rは、接眼レンズ室25の取付環19R側の端部に固定された押さえ環24R内に保持されている。
【0046】
接眼筒20Rの光軸11R方向で中央部近傍の周壁には、光軸11R方向へ延びる直線状の穴20Raが形成されている。また、接眼筒20Rの当該中央部近傍の外周面には、カム環26が回転可能に支持されている。カム環26は、観察者の左右の眼の視度差を調節するために接眼レンズ16Rの位置を調整するためのものである。カム環26には、接眼筒20Rの直線状穴20Raと径方向に重なってクロスする螺旋状の穴26aが形成されている。穴26aと穴20Raとの交点にはカムビス27が挿通され、カムビス27の軸部はカムコマ28に固定されている。カムコマ28の側面は穴20Raの内周面と摺動可能となっている。カムコマ28の端部は、接眼レンズ室25の外周面に形成された円形の窪み25aに固定されている。また、カムビス27は、頭部がカム環26の外周面から外方に突出しない寸法になっており、頭部は穴26aの内周面に対して摺動可能となっている。
【0047】
カム環26の外周面には環状のゴムが被せられていて、カム環26を回転操作するための調節環(以後、視度調節環という)29を構成している。カム環26の外周面には凹凸(例えばローレット目)26cが形成されているので、視度調節環29とカム環26との間に生じる摩擦力が高まり、視度調節環29とカム環26とは確実に一体的に回転する。
【0048】
接眼筒20Rの本体ボディ17R側の内周面には、平面ガラス15を保持するための環状部材(以下、スケール環という)31が設けられている。スケール環31は、接眼筒20Rの内周面に対して光軸11R方向へ移動可能に支持されている。
【0049】
スケール環31の内側にはボルト31bでガラス枠30が固定されている。ガラス枠30に平面ガラス15が取り付けられている。平面ガラス15には目標物までの距離や目標物の大きさを知るための、例えば図3に示すように、L字形に目盛り線(スケール)15aが蒸着されている。目盛り線15aが蒸着された平面ガラス15がレチクル38を構成している。
【0050】
接眼筒20Rの本体ボディ17R側の周壁には、光軸11L方向へ延びる直線状の穴20Rbが形成されている。また、接眼筒20Rの本体ボディ17R側の外周面には、カム環32が回転可能に支持されている。カム環32は、後述するように、観察中にレチクル38の光軸11R方向の位置を調整するためのものである。カム環32には、接眼筒20Rの直線状穴20Rbと径方向に重ってクロスする螺旋状の穴32aが形成されている。穴20Rbと穴32aとの交点にはカムビス33が挿通され、カムビス33の軸部はカムコマ34に固定されている。カムコマ34の側面は穴20Rbの内周面と摺動可能となっている。カムコマ34の端部は、スケール環31の外周面に形成された円形の窪み31aに固定されている。また、カムビス33は、頭部がカム環32の外周面から外方に突出しない寸法になっており、頭部は穴20Rbの内周面に対して摺動可能となっている。
【0051】
カム環32の外周面には環状のゴムが被せられていて、カム環32を回転操作するための調節環(以下、スケール調節環という)35を構成している。カム環32の外周面には凹凸(例えばローレット目)32cが形成されているので、スケール調節環35とカム環32との間に生じる摩擦力が高まり、スケール調節環35とカム環32とは確実に一体的に回転する。
【0052】
このように、第2の実施形態においては、視度を調節する機構とレチクル38の位置を調節する機構とが同じ鏡筒(本実施形態では鏡筒10R)に設けられている。このように、レチクル38の位置を調節する機構は、視度を調節する機構と同じ鏡筒に設けることもできる。
【0053】
次に、鏡筒10Lの構成を説明する。
図4に示すように、鏡筒10Lには光軸11Lに沿って第1対物レンズ12L、第2対物レンズ13L、プリズム14L、接眼レンズ16Lが配置されている。これら第1対物レンズ12L、第2対物レンズ13L、プリズム14L、接眼レンズ16Lによって、鏡筒10Lの望遠光学系が構成されている。
【0054】
第2対物レンズ13Lは図示しない伝達機構を介してピントリング18に連結され、ピントリング18の回転に応じて光軸11Lに沿って移動する。
第1対物レンズ12L及びプリズム14Lは本体ボディ17Lに固定されている。本体ボディ17Lの接眼レンズ16L側には、光軸11Lを中心とする接眼筒20Lが固定されている。
【0055】
図4および図5に示すように、接眼筒20Lの接眼レンズ16L側の端部には、目当てゴム23Lを取り付けるための取付環19Lが固定されている。取付環19Lの外周面にはカム環22Lが摺動可能に支持されており、目当てゴム23Lはカム環22Lの外周面に一体的に被せられている。
【0056】
カム環22Lの周壁には、略周方向へ延びる螺旋状の穴22Laが形成されている。穴22Laにはカムビス21Lが挿通され、カムビス21Lの軸部は取付環19Lに固定されている。カムビス21Lは、頭部がカム環22Lの外周面から外方に突出しない寸法となっている。また、カムビス21Lの頭部は穴22Laの内周面に対して摺動可能となっている。したがって、カム環22Lが取付環19Lの外周面上を回転すると、カムビス21Lの頭部は螺旋状の穴22Laに沿って相対移動する。その結果、カム環22Lは光軸11Lを中心にして回転しながら光軸11L方向へ移動する。
接眼筒20Lの端部には、接眼レンズ16Lを保持する押さえ環24Lが固定されている。
【0057】
次に、上記第2実施の形態に係る双眼鏡200の使用方法を説明する。
観察に入る前の準備作業として、双眼鏡200を観察者に適合させるため、目当て繰出し操作、眼幅調節及び視度調節が行われる。これらの操作は第1の実施形態と同様であるが、第2実施形態においては、視度調節をするための視度調節環29が右の鏡筒10Rに設けられている。
【0058】
準備を完了したら観察に入る。双眼鏡使用者はピントリング18を回転操作し、第2対物レンズ13Lおよび13Rを光軸11Lおよび11Rに沿って直線摺動させ、第1対物レンズ12L、12Rおよび第2対物レンズ13L、13Rによる合成視度を調節し、目標物に両眼を合焦させる。
【0059】
このとき、対物レンズ12R及び対物レンズ13Rの合成焦点距離が変化するとともに、対物レンズ12L及び対物レンズ13Lの合成焦点距離が変化し、結像面36R、36Lも光軸11R、11L方向へ移動する。結像面36R、36Lが移動すると、鏡筒10L側の結像面36Lには光学系要素は無いので特に問題はないが、レチクル38の目盛り線15aに右眼を合焦させることができなくなる。これに対して、移動した結像面36Rの位置へレチクル38の目盛り線15aの蒸着面を移動させれば、再び目盛り線15aに右眼を合焦させることが出来ることとなる。そこで、スケール調節環35を回転操作する。
【0060】
スケール調節環35を回転操作すると、スケール調節環35と一体となっているカム環32が接眼筒20Rの外周上を回転する。カム環32の螺旋状の穴32aおよび接眼筒20Rの直線状の穴20Rbとの交点は、スケール調整環35の回転角度によって、直線状の穴20Rbに沿って光軸11R方向、すなわち対物レンズ12R側或いは接眼レンズ16R側へ移動する。これに伴い、穴32aと穴20Rbとの交点に挿通されたカムビス33およびカムビス33が固定されたカムコマ34も穴20Rbに沿って光軸11R方向、つまり対物レンズ12R側或いは接眼レンズ16R側へ移動する。カムコマ34が光軸11R方向に移動すれば、カムコマ34が固定されているスケール環31も光軸11R方向に直線摺動し、レチクル38の位置を調節することが可能となる。その結果、観察者は視野内で目標物とレチクル38の目盛り線15aとに同時に右眼を合焦させることができる。
【0061】
このように、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、目盛り線15aが蒸着されたレチクル38を対物レンズ12Rと対物レンズ13Rとの合焦位置に移動させることができる。また、レチクル38はスケール調節環35を回転させることにより、ピントリング18および視度調節機構とは切り離して、単独で移動させることができる。その結果、目標物が近くにある場合でも、視野内に目盛り線15aと目標物とを同時に合焦させることができる。
【0062】
また、レチクル38を単独で移動させることができる構成とすることで、本実施形態は次のような使用方法もできる。すなわち、視野内に目盛り線15aの必要がないときは、右眼が目盛り線15aと合焦しない位置にレチクル38を移動させる。こうすることで、視野内に目盛り線15aがない状態で観察をすることができる。第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、レチクル38の位置を視野内に目盛り線15aが見える状態となる位置と、見えない状態となる位置との何れの位置にも調節することができる構成となっている。こうして、観察者は必要に応じて好みの視野の状態で目標物を観察することができる。
【0063】
なお、上記各実施形態では左右一対の鏡筒を有する双眼鏡で本発明を説明したが、単眼鏡である望遠鏡の鏡筒の対物レンズと接眼レンズとの間に光軸方向へ移動可能なレチクルを設け、目標物に眼を合焦させる際にレチクルを移動させるようにしてもよい。また、目盛り線は針金等で目盛りを形成したものでもよい。
このように、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
Claims (4)
- 対物レンズと接眼レンズとを備えた一対の望遠光学系を保持する鏡筒と、
一方の前記望遠光学系の対物レンズと接眼レンズとの間に前記一方の望遠光学系の光軸方向へ移動可能に設けられたレチクルと、
前記望遠光学系相互の視度差を調節する視度調節機構および前記対物レンズの焦点位置を決める合成焦点距離調節機構から独立して、前記レチクルを回転操作により前記光軸方向へ移動させる調節環と、を備えていることを特徴とする双眼鏡。 - 前記レチクルはスケールが蒸着された平面ガラスであることを特徴とする請求項1に記載の双眼鏡。
- 前記望遠光学系を通した視野は、観察目標物と前記スケールとの両方の焦点が合っていて前記視野内に前記スケールが見える状態と、前記目標物に焦点が合っていて前記視野内に前記スケールが見えない状態との何れの状態にもできることを特徴とする請求項1または2に記載の双眼鏡。
- 前記レチクルを移動させる前記調節環は、前記一方の望遠光学系の前記接眼レンズ側に設けられ、前記一方の光軸を中心に回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の双眼鏡。
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