JP5227760B2 - 踏み台付きホースリール - Google Patents
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Description
このようなホースリールでは風雨や直射日光からホースを保護することはできるが、使用中に水に濡れたホースに砂や草の破片が付着し、ドラムへの巻き取りとともに付着物も取り込んで、ホースリールの内部を汚してしまうことがあった。加えて、このようなホースリールでは架台を兼ねるカバーをドラムから取り外せず、内部の洗浄が困難であった。
しかし、踏み台とホースリールとが一体となっており、踏み台として使用者が乗った状態でホースを引き出した場合、その反動でホースリール全体が揺れたり移動したりして、踏み台としての安定性や安全性が損なわれる。
このようなホースリールでは踏み台がホースリールカバーとは別体に形成されており、安定性や安全性の問題は生じない。しかし、収納時に踏み台およびホースリールカバーが上に凹となるため、上方からゴミや埃などが入ってしまう。これを防ぐために蓋体を設ける必要があり、部品点数が増加してしまっていた。
第1の発明は、ホースを巻き取る軸筒を有するドラムと、このドラムを回転可能に支持する架台とからなるホースリール本体と、四側壁および四側壁の上端部に固定された天板を有して上記ホースリール本体の上方および周囲を覆うとともに、四側壁のうちの少なくとも一側壁には上記ホースを外方に引き出すためのホース取出口を開設してなり、ホースリール本体に取り付けてホースを引き出した状態、および、ホースリール本体から取り外した状態にて、上記天板を足場とした踏み台として使用可能なカバーとからなる踏み台付きホースリールである。
第3の発明は、上記下方開口部を、着脱可能な閉鎖部材で覆ったことを特徴とする。
第5の発明は、上記カバーの天板に取っ手を設けたことを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係る踏み台付きホースリールの使用状態の斜視図、図2は同踏み台付きホースリールのカバー2を取り外す操作の説明図である。
また、図3は踏み台としても使用可能なカバー2の斜視図、図4はホースリール本体1の斜視図である。
ホースリール本体1では、ホース3を巻き取った状態からホース3を引くとドラム4が回転してホース3を引き出すことができ、また、ホース3を引き出した状態から、ドラム4に連結されたクランク状のハンドル6を逆方向に回転させると、ドラム4が回転してホース3を巻き戻すことができる。
上記ドラム4は、外周にホース3を巻きつける軸筒4a(図5、図7参照)の両側に、巻きつけたホース3の離脱防止と保護のために大径の円盤部4bを設けてなる。
支持枠5bの対向する2本の柱は、高くなるにつれ幅が狭くなる側面三角形状に形成され、その中間高さにドラム4を回転可能に支持するための孔5cをそれぞれ穿設している。一方の柱には孔5cを貫通してドラム4の軸筒4aと連結される軸着部材(図示せず)を取り付ける。また、他方の柱には孔5cを貫通してドラム4の軸筒4aと連結されるクランク状のハンドル6が取り付けられ、ハンドル6の回転操作にドラム4の回転を連動させられるようになっている。
また、孔5cと嵌合ツメ8との間の柱の側面には、水平に突出したリブを格子状に設けて強度を向上させている。また、支持枠の剛性をあげるために、支持枠を構成する各板材の両側縁を立ち上げて立上げ部を形成している。
側壁7bの下端面にはゴムの滑り止め7dを接着して、安定性を向上させる(図10(a)、図11)。また、足乗せ板7aの上面には複数の長溝7eを設けて、滑らずに足を乗せることができるようにする(図4)。さらに、足乗せ板7aの下面には強度を上げるために格子状のリブを立設している(図10(a))。
また、カバー2内部のホースリール本体1に対向する天板2aの下面には、格子状のリブを設けて強度を上げている。
また、右側壁2cおよび左側壁2eには上下に延在する凹部を各2箇所設けて踏み台としての強度を上げている。
さらに、各側壁2b、2c、2d、2eの下端面にはゴムの滑り止め23を接着して、カバー2を取り外して踏み台として使用する際の安定性を向上させる(図11)。
カバー2をホースリール本体1に取り付ける際には、ホースリール本体1の上方からカバー2を被せると、上記陥没部の内壁が嵌合ツメ8を押圧しながら下降し、嵌合孔25が嵌合ツメ8の高さまで下降すると押圧された嵌合ツメ8が元に戻って嵌合孔25に嵌入する。これにより、カバー2とホースリール本体1との取り付けを容易に行うことができるとともに、嵌合ツメ8の下面部が返しとなって、カバー2を持ち上げてもホースリール本体1が外れないように装着することができる。
また、カバー2をホースリール本体1から取り外す際には、嵌合ツメ8をカバー2内部に押し込んで返しが効かないようにした状態で、カバー2を引き上げる。
また、カバー2をホースリール本体1に取り付けた状態でも踏み台として使用することが可能である。その際には、ホースリール本体1の脚部7を展開すると安定性が増し、安全に使用することができる(図1)。
これにより、切り欠き部26の上部分はホース取出口として開口し、カバー2を取り付けた状態でこのホース取出口からホース3の引き出しや巻き取りを行うことができる。このとき閉鎖部材10の上端がガイドとなりホース3を巻き取りやすくなるため、操作性が向上する。また、下方開口部28は閉鎖部材10で覆われるので、埃や雨や泥等の汚れの原因からホースリール本体1を保護することができる。さらに、閉鎖部材10によりカバー2が踏み台として使用する際の強度も向上する。
また、閉鎖部材10の表面には、カバー2から取り外す際のスライド方向の指示の役割と、スライド操作時の滑り止めの役割とを果たして、全体として上方に凸な二等辺三角形を表す複数の窪みからなる指示マーク10aが設けられている。
この閉鎖部材10の裏面(カバー内部側の面)には補強用のリブが突出成形されている。カバーとの取り付け部の裏面には、左右一対のU字状リブ10bが設けられ、このU字状リブ10bの中ほどから幅方向外に向かって、左右一対のスライド片10cが形成されている。
スライド溝27は、垂直な支持壁27aと下面を区切る水平な支持底27bとが正面側壁2bの下方開口部28の左右から前方にせり出し、その先端には幅方向内側へせり出した係止壁27cを有している。また、下方開口部28の左右縁部の一部からも、突出片27dが前方にせり出している。
閉鎖部材10をカバー2から取り外すには、スライド片10cが係止壁27cの高さを超えるまで閉鎖部材10を上方にスライドさせるだけで容易に取り外すことができる。
下方開口部28を、着脱可能な閉鎖部材10ではなく、横方向に回転して開閉可能にカバー2に取り付けられた扉部材によって覆うように構成してもよい。
このような態様では、ホースリール本体1からホース3を引き出して使用している状態でカバー2を取り外すには、扉部材を開放することで、ホース3を一旦巻き戻すことなくカバー2を取り外すことができる。また、その他の使用時および収納時には、扉部材を閉鎖することで、下方開口部28を閉塞することができるとともに踏み台としての強度を確保することができる。
さらに、閉鎖部材10を用いた場合に比べ、扉部材をカバーから離脱させないため、扉部材を紛失するおそれがない。
2 カバー
2a 天板
2b (正面)側壁
2c (右)側壁
2d (後)側壁
2e (背面)側壁
3 ホース
4 ドラム
4a 軸筒
4b 円盤部
5 架台
5a 台座
5b 支持枠
5c 孔
6 ハンドル
7 脚部
7a 足乗せ板
7b 側壁
7c 取付軸
7d 滑り止め
7e 長溝
8 嵌合ツメ
10 閉鎖部材
10a 指示マーク
10b U字状リブ
10c スライド片
21 取っ手
22 足乗せ部
23 滑り止め
24 切り欠き部
25 嵌合孔
26 切り欠き部
27 スライド溝
27a 支持壁
27b 支持底
27c 係止壁
27d 突出片
28 下方開口部
Claims (5)
- ホースを巻き取る軸筒を有するドラムと、
このドラムを回転可能に支持する架台とからなるホースリール本体と、
四側壁および四側壁の上端部に固定された天板を有して上記ホースリール本体の上方および周囲を覆うとともに、四側壁のうちの少なくとも一側壁には上記ホースを外方に引き出すためのホース取出口を開設してなり、ホースリール本体に取り付けてホースを引き出した状態、およびホースリール本体から取り外した状態にて、上記天板を足場とした踏み台として使用可能なカバーとからなる踏み台付きホースリール。 - 上記ホース取出口の下方に連続して、当該一側壁の下方へ開放するように切り欠かれた下方開口部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の踏み台付きホースリール。
- 上記下方開口部を、着脱可能な閉鎖部材で覆ったことを特徴とする請求項2記載の踏み台付きホースリール。
- 上記下方開口部を、横方向に回動して開閉可能な扉部材で覆ったことを特徴とする請求項2記載の踏み台付きホースリール。
- 上記カバーの天板に取っ手を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の踏み台付きホースリール。
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