JP5227541B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

この発明は、図柄を移動させて表示することが可能な図柄表示部を複数備え、複数種の役のうち抽選で当選した役に係る図柄が引き込まれるようにして各図柄表示部の移動表示を停止させる制御(引き込み制御)を、遊技者の停止操作からの移動駒数を所定の規定値以内に制限して実行するスロットマシンであって、特に、再遊技役(リプレイ)の当選確率が高められた特別ゲーム期間が設定されているタイプのスロットマシンに関する。
従来のスロットマシンには、ボーナスゲームなどの特別のゲームモードの終了後や特定の図柄組み合わせが揃ったときなどに、再遊技役の当選確率が通常よりも高く設定されたゲーム期間(一般に「リプレイタイム」と呼ばれる。)を設定するものがある。再遊技役が成立すると、メダルの賭け操作を行わずに次のゲームを実行することができるので、リプレイタイムによって遊技者の手持ちのメダルの減少の度合いを通常よりも小さくすることができ、その分だけ遊技者の利益を高めることができる。
従来のリプレイタイムは、原則として、ゲーム実行回数が所定の上限値に達するまで続けられていたが、近年、所定の図柄が引き込まれると、リプレイタイムが終了してしまうように構成されたスロットマシンも提供されている(特許文献1参照。)。
このリプレイタイムの終了時期を早める図柄は、「パンク図柄」と呼ばれている。このパンク図柄の引き込みは、遊技者の目押し(目的とする図柄の引き込みが可能な位置を狙った停止操作のこと)の技量によって回避することができる。また、パンク図柄がいつ引き込まれるかによって、リプレイタイム中の保有メダルの純増枚数が変動するので、技術介入性の高められたゲームを設定することができる。
特開2006−15000号公報
しかしパンク図柄の引き込みを外す操作は、上級者にとっては容易なゲーム操作であるため、ゲーム内容が単調になって飽きられてしまうおそれがある。一方で、目押しのできない初心者にとっては、パンク図柄の引き込みを回避する操作は難度が高すぎるため、この種のスロットマシンは利用しにくい機種になる可能性がある。
この発明は上記の問題点に着目してなされたもので、リプレイタイムにおける遊技者の技術介入性を維持するとともに、遊技者の緊張感を高めて従来よりゲーム性の高いスロットマシンを提供すること、ならびに初心者でも利用しやすいスロットマシンを構成することを、目的とする。
この発明に係るスロットマシンは、所定の条件の成立に応じて、あらかじめ定めた一定数Nをゲーム実行回数として再遊技役への当選確率が高められた特別ゲーム期間に移行するもので、3以上の再遊技役が設定されるとともに、これらの再遊技役の中に、前記Nより大幅に少ないゲーム実行回数N1(N1>0)が割り当てられた第1の特別再遊技役と、Nより少ないがN1より多いゲーム実行回数N2が割り当てられた第2の特別再遊技役と、ゲーム実行回数の割り当てがない一般再遊技役とが、それぞれ少なくとも1つ含められる。
複数の図柄表示部の図柄配列では、それぞれ第1の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲と第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲とに重複箇所が生じるように設定される。また第1および第2の特別再遊技役はそれぞれ一般再遊技役との重複当選のみにより当選するように設定されるとともに、これらの重複当選および一般再遊技役への単独当選の確率が前記特別ゲーム期間中に通常より高くなるように設定される。
さらに、この発明に係るスロットマシンは、特別ゲーム期間において、第1または第2の特別再遊技役と一般再遊技役との重複当選が成立したとき、当選した各再遊技役のうちの特別再遊技役が優先的に成立するように各図柄表示部に対する図柄の引き込み制御を実行するとともに、この制御により特別再遊技役が成立したとき、特別ゲーム期間の残りゲーム数を、成立した特別再遊技役に割り当てられているゲーム実行回数に相当する値(N1またはN2)に変更する制御手段を具備する。
上記の構成によれば、特別ゲーム期間における残りゲーム数がN2を下回る状態になってから第2の特別再遊技役成立させることができれば、特別ゲーム期間通常よりも長くなる。しかし、各図柄配列では、特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲が重複しているので、第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込みを狙って停止操作を行ったときに第1の特別再遊技役と一般再遊技役との重複当選が成立していると、第1の特別再遊技役が成立して特別ゲーム期間の終了時期が早められる可能性がある。したがって、遊技者が、特別ゲーム期間を延長するために第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込みを狙う場合には、特別ゲームの終了時期が早められるかもしれないというリスクを覚悟しなければならなくなり、遊技者の緊張感が大幅に高められる。
ただし、いずれの特別再遊技役でも一般再遊技役との重複当選としてのみ当選が成立するので、遊技者が第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込みを狙わずに、一般再遊技役の構成図柄が引き込みされるタイミングで停止操作を行うようにすれば、特別ゲーム期間の終了時期が変更されるのを防止しながら、メダルを保持することができる。したがって、遊技者は、特別ゲーム期間中のメダルの増減枚数などから第2の特別再遊技役を狙う時期を考えるなどして、頃合いを見計らって、第2の特別再遊技役の構成図柄を狙う操作を行うことができる。このように損得勘定や駆け引きを行いながらゲームを続けることによっても、遊技者の楽しみが増し、ゲーム内容が単調に感じられるのを防止することができる。
また、上記構成では、第1の特別再遊技役が一般再遊技役と重複当選するようにしているから、目押しのできない遊技者でも、「パンク図柄」にあたる第1の再遊技役の構成図柄をはずして一般再遊技役の構成図柄を引き込むことが可能になる。よって、初心者にも利用しやすいスロットマシンとなる。
なお、各図柄表示部の図柄配列では、いずれも第1の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲と第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲とが重複するが、図柄表示部によっては、これら特別再遊技役の構成図柄を共通の図柄にすることによって、引き込み可能範囲の全てを重複させてもよい。
また、一般再遊技役の構成図柄については、引き込み制御のための規定の移動駒数以内の間隔をもって配置されるのが望ましい。
上記のスロットマシンの好ましい態様においては、3以上の再遊技役として、1つの図柄表示部に対応する図柄のみが異なる図柄組合せが設定される。また、各再遊技役の構成図柄が共通する図柄表示部には、当該共通の構成図柄が引き込み制御のための許容の移動駒数以内の間隔をもって配置された図柄配列が設定され、残りの1つの図柄表示部には、第1の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲と第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲とが重複する箇所と、一般再遊技役の構成図柄のみを単独で引き込むことが可能な箇所とを含む図柄配列が設定される
上記の構成によれば、再遊技役によって異なる図柄が設定されている図柄表示部に対する停止操作に気を配ることで、特別再遊技役を成立させたり、その成立を回避することが可能になる。
この発明によれば、特別ゲーム期間中には、遊技者は、特別ゲーム期間の終了時期が早められる期間を覚悟しながら特別ゲーム期間の継続を狙った停止操作を行ったり、その停止操作を行うタイミングを見計らいながらゲームを続けるようになるから、特別ゲーム期間中のゲームの興趣が大幅に高められる。よって、上級者にとって飽きのこないゲームを提示することが可能になる。
また目押しのできない初心者でも、特別ゲーム期間の終了時期が早められるパンク図柄の引き込みを比較的容易に回避することが可能になり、初心者でも利用しやすいスロットマシンを提供することができる。
図1および図2は、この発明が適用されたスロットマシンの構成を示す。
この実施例のスロットマシン1は、前面開口の筐体2に扉部3を組み付けて構成される。筐体2の内部には、底部に、ホッパー6aを備えたメダル払出機6や電源装置10などが配備され、さらにその上方に、3個のリール8a,8b,8cを有するリールユニット7などが配備される。また、筐体2の後板には、低音出力用のスピーカー4や、制御基板5などが、取り付けられている。
前記扉部3は、金属製の枠体の中央部および下部に、それぞれ合成樹脂製のパネル11,12を組み付けて構成される。以下、各パネルを、「正面パネル11」、「下部パネル12」という。
正面パネル11の上方には、画像やメッセージ等を表示するための液晶パネル14が設けられ、さらにその両側に、楽曲や効果音を出力するためのスピーカー15,15が設けられている。また、正面パネル11と下部パネル12との間には、ゲーム実行のための操作部16が形成される。
下部パネル12の下方には、メダル払出口17やメダル受け皿18が設けられる。また、扉部3の裏面には、図示しないメダル払出通路が設けられる。前記メダル払出機6から放出されたメダルは、前記メダル払出通路を介してメダル払出口17まで運ばれ、メダル受け皿18へと払い出しされる。
中央の正面パネル11は、ゲームの進行状態を表示するエリアとして使用されるもので、その中央部には、無着色で透明の図柄表示窓20が形成される。また図柄表示窓20の下方には、入賞時のメダル払出枚数やクレジットメダルの貯留枚数などを表示するための数値表示器19が設けられる。
前記リールユニット7は、図柄表示窓20に対応する位置に配備されるもので、扉部3を閉じると、3個のリール8a,8b,8cが図柄表示窓20内に横一列に並んだ状態になる。各リール8a,8b,8cの外周面には、それぞれ後記する図柄配列が描かれている。これらのリール8a,8b,8cは、それぞれステッピングモータ9a,9b,9cにより個別に駆動するもので、停止時の図柄表示窓20内には、リール毎に3個の図柄が停止表示される。
図柄表示窓20の表面には、それぞれ図3に示すように、各リール8a,8b,8cの図柄表示位置Pを結ぶように、水平方向に沿って延びる3本の入賞ラインL1,L2,L3と、これらの入賞ラインL1〜L3を斜めに横切るように延びる2本の入賞ラインL4,L5とが設定される。
図1に戻って、操作部16には、遊技のためのメダルを受け付けるメダル投入口22、各リール8a,8b,8cを一斉に回転させるための始動レバー23、各リール8a,8b,8cを個別に停止させるための停止ボタン24a,24b,24c、機体に預け入れられたクレジットメダルからゲームへの賭けメダルを設定するためのベットボタン25、前記クレジットメダルを精算するための精算ボタン26などが配備される。
メダル投入口22へのメダル投入枚数が3枚以内であれば、そのメダルはゲームへの賭けメダルとして設定されるが、投入枚数が3枚を超えると、その超過分のメダルはクレジットメダルとして貯留される。以後、3枚以上のメダルが貯留されている場合には、ベットボタン25の操作に応じて、クレジットメダルから3枚ずつ引き落としてゲームに賭けることができる。メダルの賭け数が多いほど、有効化される入賞ラインの数が増え、入賞時のメダルの払出枚数も多くなる。
図4は、上記スロットマシン1の電気構成を示す。
このスロットマシン1には、ゲームの進行にかかる制御を実行する主制御部30と、演出処理を担当する副制御部32とが設けられる。これらの制御部30,32には、それぞれCPU301,321、ROM302,322、RAM303,323が設けられる。さらに、主制御部30には、抽選処理のために乱数発生器304が設けられる。
なお、主制御部30と副制御部32とは、中継基板31を介して接続されるが、データ送信を行うのは主制御部30のみで、副制御部32からのデータが主制御部30に送られることはない。
主制御部30のROM302には、プログラムのほか、後記する図6に示す各リール8a,8b,8cの図柄配列テーブルや、各種役に対する当選確率が設定された抽選テーブル(図示せず。)などが格納される。RAM303には、抽選で当選したときの当選フラグ(当選状態を記憶するためのもの)や、ゲームモードの設定用のフラグ(後記するFBBやFRT)、ゲーム実行回数など、ゲームを進行させるのに必要な種々の情報が格納される。
前記主制御部30には、中継基板29(扉部3の裏面に設けられる。)を介して、前記操作部16の始動レバー23、停止ボタン24a,24b,24c、ベットボタン25、精算ボタン26、メダル投入口22の内部に設けられる投入メダル検知用センサ27等が接続される。
さらに、主制御部30には、各リール8a,8b,8cに対応するリール駆動部34a,34b,34c、メダル払出機6、数値表示器19などの駆動部が接続される。一方、副制御部32には、演出用の駆動部として、図1,2に示した液晶パネル14、スピーカ4,15、および種々の演出用ランプ38が接続されている。
初期設定が終了すると、CPU301は、ROM302内のプログラムに基づき、ゲームにかかる一連の制御を開始する。毎時のゲームでは、前回のゲームでビッグボーナスの当選状態が持ち越されている場合を除き、始動レバー23の操作に応じて抽選を実行する。具体的には、乱数発生器304から乱数をサンプリングし、その乱数によりROM302内の抽選テーブルを照合する。さらにいずれかの役に当選した場合には、その役に対応する当選フラグをセットする。
上記の抽選で所定の役に当選すると、CPU301は、各リールを、当選役を構成する図柄(以下、「当選図柄」という。)が所定の入賞ラインに引き込まれるタイミングで停止させる制御(引き込み制御)を実行する。なお、この引き込み制御では、当選図柄の引き込みのためにリールを滑らせる駒数の規定値を4駒に設定している。よって、引き込み制御の際には、停止操作から4駒以内の移動範囲でリールを停止させなければならない。
さらにこの実施例では、再遊技役として、図5に示すような3種類の図柄組み合わせRP1,RP2,RP3を設定し、ビッグボーナスが終了するとリプレイタイムに移行して、これらの再遊技役への当選確率が高められた特別ゲームを、ゲーム実行回数が100回になるまで実行する。また、RP2およびRP3を、リプレイタイムの終了時期を変更する機能を持つ特別再遊技役としている。
具体的には、リプレイタイム中にRP2が成立すると、残りのゲーム実行回数は50回に変更される。よって、リプレイタイムのゲーム実行回数が50回を超えてからRP2を成立させることにより、リプレイタイムの終了時期を通常より遅くすることができる。
またRP1が成立した場合には、残りのゲーム実行回数は1回に変更される。したがって、リプレイタイムでRP1が成立すると、その成立時のゲームが99回目または100回目のゲームでない限り、リプレイタイムの終了時期は通常よりも早められることになる。
上記に対し、RP1は、通常の再遊技役としての機能(次のゲームをメダルを賭けずに実行できるようにする機能)のみが設定された一般再遊技役である。このRP1では、3つの構成図柄がすべて「RP」のロゴマーク入りの図柄(以下、「RPロゴ図柄」という。)に設定される。これに対し、特別再遊技役であるRP2,RP3では、中央および右端の図柄はRPロゴ図柄であるが、左端の構成図柄が、RP2では「ハート」のマーク(以下、「ハート図柄」という。)に、RP3では「爆弾」のマーク(以下、「爆弾図柄」という。)に、それぞれ設定される。
さらにこの実施例では、一般再遊技役のRP1については単独当選を成立させるが、特別再遊技役であるRP2,RP3については、単独当選させずに、RP1と重複当選するようにしている。リプレイタイム中には、これらの当選の確率は、いずれも通常よりも大幅に高められる。
具体的には、RP1への単独当選の確率は、通常遊技では1/7.3(約13.7%)であるのに対し、リプレイタイム中には1/1.5(約66.7%)に上昇する。また、RP2とRP1との重複当選、およびRP3とRP1との重複当選については、通常遊技には0%に近い確率(通常遊技では殆ど生じないような確率)であるのに対し、リプレイタイム中には1/40(2.5%)となる。
図6は、リール8a,8b,8cの図柄配列の具体例を示す。各リールとも21個の図柄が配置されており、それぞれの図柄にはその配列順序を示す番号(0〜20)が対応づけられている。以下、この番号を図柄番号という。
主制御部30のROM302には、この図6に示す内容の図柄配列テーブルが格納されている。CPU301は、リール8a,8b,8c毎に、図柄照合用のカウンタ(以下、「図柄カウンタ」という。)を設定し、ステッピングモータ9a,9b,9cへの駆動パルスに基づきリールが1駒移動する毎に図柄カウンタを計数する。
この実施例では、上記の図柄カウンタの値がリール表示窓20の最下段(図3に示した入賞ラインL1の位置)にある図柄の図柄番号に対応するように設定し、回転中のリールに対して停止操作が行われたとき、その操作時点での図柄カウンタの値に基づき、抽選結果に基づく図柄の引き込みが可能であるかどうかを判別する。さらに引き込みが可能であれば、その引き込みに必要な移動駒数を割り出し、その移動駒数分リールを滑らせて停止させる。
図6の図柄配列によれば、RPロゴ図柄は、いずれのリール8a,8b,8cにも、確実に引き込むことができる間隔(4駒以内)をもって配置されている。
また再遊技役によって異なる図柄が設定されている左のリール8aには、3種類の再遊技役の構成図柄が連続配置された箇所が一箇所設けられている(図中、網点パターンを付した場所である。)。
この箇所にあるハート図柄の引き込み可能範囲と爆弾図柄の引き込み可能範囲とを、停止操作時に入賞ラインL1に位置する図柄の図柄番号により示すと、図6中のA,Bのようになる。これらの範囲A,Bは1駒分ずれているが、6駒にわたって重複している。
また、中央、右のリール8b,8cについては、RP2およびRP3の構成図柄が共通であるから、これらのリール8b,8cにおいては、RP2とRP3の構成図柄の引き込み可能範囲が完全に重なった状態である。
上記の図柄配列によれば、リプレイタイム中に遊技者がハート図柄を狙って停止操作を行った場合に、RP3とRP1との重複当選が成立していると、爆弾図柄が引き込まれてRP3が成立し、リプレイタイムの終了が早められる可能性が高い。一方、爆弾図柄が引き込まれないようなタイミングでの停止操作を続けていると、RP2とRP1との重複当選が成立しても、ハート図柄を引き込むのが困難になり、リプレイタイムの延長という特典を逃してしまう。
この実施例では、リプレイタイム中の抽選結果をなんら報知しないようにしているので、遊技者は、どの図柄が引き込まれるかわからない状態で停止操作のタイミングを決定しなければならない。このためリプレイタイムのゲーム数が50回を超えると、RP3が成立する可能性を覚悟してハート図柄を狙った停止操作を行うかどうかと悩んだり、ハート図柄の目押しを行った場合には、爆弾図柄が停止しないかと、ドキドキ、ハラハラするようになり、リプレイタイム中の緊張感が大幅に高められる。
なお、この実施例のスロットマシンでは、RP2が成立する時期を仮定して、各種役の当選確率に基づいてリプレイタイム中の遊技者の保有メダルの純増枚数の期待値を求めると、リプレイタイムの後半の所定の時点(例えば65ゲーム目付近)にRP2が成立すると仮定したときの期待値が最も高くなるように、各当選確率が設定されている。したがって、この設定内容を遊技者に知らせてやれば、RP1の成立によって無難にリプレイタイムを続行させようという心理が抑えられ、メダルの純増枚数を最大にできる時点に近づくにつれて、RP3が成立するリスクがあってもハート図柄の引き込みを狙おうという気持ちが高まると思われる。
図7は、主制御部30による実行されるメインルーチンの流れを示す。
このメインルーチンの処理は、機体への電源投入によってスタートする。電源が投入されると、まず最初のST1(STは「ステップ」の略である。以下も同じ。)では、RAM303をクリアする。
なお、この実施例では、ビッグボーナスおよびリプレイタイムにそれぞれ専用の制御フラグFBB,FRTを設定し、これらのフラグのオン/オフ設定を切り替えることによって、ゲームモードの設定を変更するようにしている。上記のRAM303のクリア時には、FBB,FRTはともにオフになり、ゲームモードは「一般遊技」に設定される。
この後、メダルの賭け処理が行われ、始動レバー23が操作されると、ST2からST3に進み、設定中の制御モードに応じた抽選テーブルを用いて抽選処理が実行される。
抽選が終了すると、ST4で各リール8a,8b,8cを始動し、さらにST5でリール停止制御を実行する。このST5の制御については後で詳細に説明する。
リール停止制御によりすべてのリール8a,8b,8cが停止すると、入賞が成立したかどうかや、成立した入賞の内容をチェックする。ここで再遊技に入賞した場合には、ST6,7がともに「YES」となってST9のゲームモード移行処理に進む(この処理についても、後で図9を用いて詳細に説明する。)。なお、ここには図示していないが、再遊技入賞の成立直後は、メダルの賭け処理を行わずに始動レバー23を操作することによって、ST2が「YES」となる。
再遊技以外の入賞が成立している場合には、ST6が「YES」、ST7が「NO」となってST8に進み、入賞の内容に応じて所定数のメダルを払い出し、しかる後にST9に進む。
なお、抽選でビッグボーナスに当選したのに、当選図柄を引き込みできなかった場合には、つぎのゲームにビッグボーナスへの当選状態を持ち越すとともに、小役や再遊技のみを対象にした抽選を実行する。
つぎに上記ST5のリール停止制御の詳細な手順について、図8を用いて説明する。
各リール8a,8b,8cの始動後に停止ボタン24a,24b,24cのいずれかが操作されると、ST101が「YES」となり、操作されたボタンに対応するリールを停止させる制御が開始される。
抽選でBBまたは小役に当選している場合には、ST102が「YES」となってST113に進み、当選図柄を引き込む制御を実行する。なお、図8では、ST113での当選図柄の引き込み制御については詳細に記載していないが、リールを4駒滑らせても当選図柄を引き込むことができない場合には、当選図柄ではなく他の図柄が引き込み対象とされる。
抽選でいずれの役にも当選しなかった場合(ST102,103,104のいずれも「NO」の場合)には、ST114に進み、はずれの組み合わせを表す図柄(はずれ図柄)を引き込む。
抽選でRP1に単独当選している場合には、ST103が「YES」となってST112に進み、RPロゴ図柄を引き込む制御を実行する。
抽選で2種類のRPへの重複当選が生じている場合には、ST104が「YES」となってST105に進み、停止操作されたリールがリール8aであるかどうかを判定する。停止操作がリール8bや8cに対して行われた場合には、ST105が「NO」となってST112に進むため、上記と同様にRPロゴ図柄を引き込む制御が実行される。
一方、リール8aに対する停止操作が行われた場合には、ST105が「YES」となり、以下のように、引き込み対象の図柄を選別しながら引き込みを実行する。
RP2およびRP1への重複当選が成立し、かつリール8aに対してハート図柄の引き込みが可能なタイミングで停止操作が行われた場合には、ST106およびST107が「YES」となってST108に進み、ハート図柄を引き込む制御を実行する。またRP3およびRP1への重複当選が成立し、かつリール8aに対して爆弾図柄の引き込みが可能なタイミングで停止操作が行われた場合には、ST106が「NO」、ST109およびST110が「YES」となってST111に進み、爆弾図柄を引き込む制御を実行する。
上記に対し、ハート図柄や爆弾図柄を引き込むことができないタイミングで停止操作が行われた場合には、ST107またはST110が「NO」となってST112に進むため、RPロゴ図柄を引き込む制御が実行される。
このように、停止操作が行われる毎に、抽選結果に基づく図柄を引き込む制御が実行され、3個のリール8a,8b,8cがすべて停止すると、ST115が「YES」となり、図7に示したメインルーチンに復帰する。
前記した図6の図柄配列によれば、いずれのリール8a,8b,8cでも、RPロゴ図柄が引き込み可能な間隔をもって配置されているので、RP1に単独当選した場合、RP2またはRP3との重複当選が生じた場合のいずれにおいても、必ず再遊技役への入賞を成立させることができる。またRP2またはRP3とRP1との重複当選が成立した場合には、特別再遊技役の構成図柄(ハート図柄または爆弾図柄)が優先的に引き込まれるが、リール8b,8cでは、3種類の再遊技役の構成図柄が共通に設定されているので、遊技者はリール8aに対する停止操作に気を配るだけで良い。よって、初心者でも、比較的容易に、引き込み対象となる再遊技役用の図柄を選択することが可能になる。
つぎに図9を用いて、ゲームモード制御について詳細に説明する。
このゲームモード制御では、モード設定用のフラグFBB,FRTのオン/オフ設定によって、通常遊技、ビッグボーナス(図中、「BB」と略す。)、リプレイタイム(図中、「RT」と略す。)の3種類のゲームモードのいずれかが選択される。また、リプレイタイムが設定されている場合には、RP2やRP3への入賞成立に応じて、リプレイタイムの終了時期を変更する処理を実行する。
前記したように、通常遊技においては、フラグFBB,FRTはいずれもオフに設定されており、ビッグボーナスへの入賞が成立するまでの間は、ST201,205,207の各判定がいずれも「NO」となる。よって、この場合には、実質的な処理は行われず、通常遊技が維持される。
通常遊技でビッグボーナスに入賞すると、ST205が「YES」となってST206に進む。この場合のST206では、フラグFBBをオンにすることによって、通常遊技を終了し、ビッグボーナスに移行する。よって、この後にメインルーチンに戻ると、つぎのゲームでは、ビッグボーナス用の抽選テーブルを用いた抽選が実行され、高い確率で入賞が成立する。
この後、しばらくの間、ゲームモード制御では、ST201が「YES」、ST202が「NO」となってメインルーチンに戻るため、ビッグボーナスの制御モードが維持される。
所定の時点でビッグボーナス中のメダル払出枚数(累積値)が所定の基定値を超えると、ST202が「YES」となってST203に進む。このST203では、フラグFBBをオフにしてフラグFRTをオンにすることにより、ビッグボーナスを終了してリプレイタイムに移行する。さらにつぎのST204では、リプレイタイムの残りゲーム回数Nに初期値の100を設定する。これにより再遊技役への当選確率の高いゲームが100回実行されるように設定される。
リプレイタイム中のゲームモード制御では、ST201およびST205が「NO」、ST207が「YES」となって、RP2またはRP3への入賞が成立したかどうかがチェックされる。いずれの入賞も成立していない場合には、ST208およびST210がともに「NO」となってST212に進み、Nを1つ小さな値に更新する。更新後のNが0になっていない場合には、ST213が「NO」となってメインルーチンに戻る。よってリプレイタイムが継続することになる。
リプレイタイム中の所定のゲームでRP2への入賞が成立すると、ST208が「YES」となってST209に進み、残りゲーム数Nの現在値が消去されて、代わりに「50」がセットされる。またRP3への入賞が成立した場合には、ST210が「YES」となってST211に進み、残りゲーム数Nの値は「1」に変更される。
所定の時点でNの値が「0」になると、ST213が「YES」となってST214に進む。ST214では、フラグFRTをオフにすることによりリプレイタイムを終了して通常遊技に移行する。
なお、リプレイタイムでも、再遊技役以外の役に係る当選確率は通常遊技と同様であるので、ビッグボーナスに入賞する場合がある。この場合には、通常遊技でビッグボーナスに入賞した場合と同様に、ST205が「YES」となってST206に進み、フラグFRTをオフにし、代わりにフラグFBBをオンに設定する。これによりリプレイタイムが終了してビッグボーナスに移行することになる。
さらに、ここでは図示していないが、ビッグボーナスへの移行に伴い、Nの値もゼロリセットされる。
さらにNのゼロリセットと同様に記載を省略したが、リプレイタイム中にRP2やRP3に入賞した場合には、副制御部32の機能を用いて、リプレイタイムの終了時期が変更されたこと(具体的には、残りゲーム数Nの値が変わったこと)を報知する演出が行われる。したがって、遊技者は、リプレイタイムの終了時期が延びたのか、それとも次のゲームでリプレイタイムが終了することになったのかを、明確に把握できる。また、報知演出によって遊技者の喜びまたは落胆の度合いを大きくして、ゲームに対する感情移入の度合いを高めることができる。
なお、上記の実施例では、説明を簡単にするために、ビッグボーナスを1種類のみとしたが、リールの引き込みが解除される「チャレンジボーナス」を含む複数種のビッグボーナスを設定し、それぞれのビッグボーナスの終了に応じてリプレイタイムに移行するようにしてもよい。またこの場合には、ビッグボーナスの種毎にリプレイタイムの通常のゲーム実行回数や、RP2への入賞によって設定されるゲーム実行回数が異なる値になるようにしてもよい。
また、特別再遊技役についても、2種類に限らず、3種類以上の特別再遊技役を設けることができる。この場合には、入賞によって変更される残りゲーム数Nの値に、特別再遊技役によって異なる値を設定することができるが、少なくとも1つの特別再遊技役は、リプレイタイムの終了時期を早める役として機能させるべきである。
また、上記の実施例では、リール8aの図柄配列中に、RP2およびRP3の各構成図柄が連続配置された箇所を1つだけ設けたが、この配置を複数箇所に設定したり、1〜2駒の間隔をあけて各図柄を配置するようにしてもよい。また、リール8b,8cにおいても、同様にRP2,RP3にそれぞれ個別の構成図柄を設定するとともに、これらの図柄を各々の引き込み可能範囲が重複するような関係をもって配置してもよい。
スロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの機体の内部構成を示す正面図である。 図柄表示窓における図柄の停止表示例を入賞ラインの設定例とともに示す正面図である。 スロットマシンの電気構成を示すブロック図である。 再遊技役の具体的な図柄組み合わせを示す説明図である。 各リールの図柄配列の具体例を示す説明図である。 メインルーチンの手順を示すフローチャートである。 リール停止制御の詳細な手順を示すフローチャートである。 ゲームモード制御の詳細な手順を示すフローチャートである。
符号の説明
L1〜L5 入賞ライン
8a,8b,8c リール
20 図柄表示窓
24a,24b,24c 停止スイッチ
30 主制御部
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 乱数発生器

Claims (2)

  1. 図柄を移動させて表示することが可能な図柄表示部を複数備え、複数種の役のうち抽選で当選した役に係る図柄が引き込まれるようにして各図柄表示部の移動表示を停止させる引き込み制御を、遊技者の停止操作からの移動駒数を所定の規定値以内に制限して実行し、所定の条件の成立に応じて、あらかじめ定めた一定数Nをゲーム実行回数として再遊技役への当選確率が高められた特別ゲーム期間に移行するスロットマシンにおいて、
    3以上の再遊技役が設定されると共に、これらの再遊技役の中に、前記Nより大幅に少ないゲーム実行回数N1(N1>0)が割り当てられた第1の特別再遊技役と、前記Nよりも少ないがN1より多いゲーム実行回数N2が割り当てられた第2の特別再遊技役と、ゲーム実行回数の割り当てがない一般再遊技役とが、それぞれ少なくとも1つ含められ、
    前記複数の図柄表示部の図柄配列では、それぞれ第1の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲と第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲とに重複箇所が生じるように設定されており、
    第1および第2の特別再遊技役はそれぞれ一般再遊技役との重複当選のみにより当選するように設定されるとともに、これらの重複当選および一般再遊技役への単独当選の確率が前記特別ゲーム期間中に通常より高くなるように設定されており、
    特別ゲーム期間において、第1または第2の特別再遊技役と一般再遊技役との重複当選が成立したとき、当選した各再遊技役のうちの特別再遊技役が優先的に成立するように各図柄表示部に対する図柄の引き込み制御を実行するとともに、この制御により特別再遊技役が成立したとき、特別ゲーム期間の残りゲーム数を、成立した特別再遊技役に割り当てられているゲーム実行回数に相当する値に変更する制御手段を具備する、
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記3以上の再遊技役は、1つの図柄表示部に対応する図柄のみが異なる図柄組合せであって、各再遊技役の構成図柄が共通する図柄表示部には、当該共通の構成図柄が前記引き込み制御のための規定の移動駒数以内の間隔をもって配置された図柄配列が設定され、残りの1つの図柄表示部には、第1の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲と第2の特別再遊技役の構成図柄の引き込み可能範囲とが重複する箇所と、前記一般再遊技役の構成図柄のみを単独で引き込むことが可能な箇所とを含む図柄配列が設定される、請求項1に記載されたスロットマシン。
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