JP5227342B2 - 切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法 - Google Patents

切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5227342B2
JP5227342B2 JP2009551594A JP2009551594A JP5227342B2 JP 5227342 B2 JP5227342 B2 JP 5227342B2 JP 2009551594 A JP2009551594 A JP 2009551594A JP 2009551594 A JP2009551594 A JP 2009551594A JP 5227342 B2 JP5227342 B2 JP 5227342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
cutting edge
concave
corner
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009551594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009096516A1 (ja
Inventor
慎 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2009551594A priority Critical patent/JP5227342B2/ja
Publication of JPWO2009096516A1 publication Critical patent/JPWO2009096516A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5227342B2 publication Critical patent/JP5227342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/06Face-milling cutters, i.e. having only or primarily a substantially flat cutting surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/16Milling-cutters characterised by physical features other than shape
    • B23C5/20Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/202Plate-like cutting inserts with special form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/04Overall shape
    • B23C2200/0422Octagonal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/12Side or flank surfaces
    • B23C2200/125Side or flank surfaces discontinuous
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/20Top or side views of the cutting edge
    • B23C2200/203Curved cutting edges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/20Top or side views of the cutting edge
    • B23C2200/205Discontinuous cutting edges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/24Cross section of the cutting edge
    • B23C2200/243Cross section of the cutting edge bevelled or chamfered

Description

本発明は、金属部材の加工等に用いられる切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法に関する。
金属部品等のフライス加工用切削工具に用いられる切削インサートとして、例えば特開2007−260788号公報に示すものが知られている。この切削インサートは、上面視での形状が略八角形である板状をなす。そして、上面の各辺に沿って、切刃が形成されている。
各切刃は、一方のコーナ側に設けられた直線状切刃と、他方のコーナ側に設けられた直線状切刃と、この2つの直線状切刃の間に配置された凹状切刃と、を有している。そして、凹状切刃は、側面視において凹状に形成されている。
これにより、ホルダの上面視において右回転する切削工具(以下、右回転の切削工具と言う。)のみならず、ホルダの上面視において左回転する切削工具(以下、左回転の切削工具と言う。)に取り付けられた場合にも、切刃におけるアキシャルレーキを、大きな正の値にすることができる。そのため、切削開始時において刃先の食いつきが向上する。
上述した切削インサートがホルダに取り付けられ、切削工具を構成している。被削材の加工には、一の辺に沿う凹状切刃と、これに隣り合うとともにホルダ先端側に位置する直線状切刃とが用いられる。さらに、このとき、この直線状切刃とコーナを挟んで隣り合い、他の辺に沿う直線状切刃は、さらい刃として用いられる。これにより、被削材の加工面を平滑にすることができる。
また、この切削インサートは、右勝手(right hand)の切削工具および左勝手(left hand)の切削工具のいずれにも使用可能、すなわち右回転および左回転のいずれの切削工具にも使用可能である。これにより、右回転および左回転の切削工具のいずれに取り付けられた場合も、さらい刃として用いられる直線状切刃によって、被削材の加工面を平滑にすることができる。
しかしながら、前記切削インサートには、広範囲の切込み深さにおいて十分な切削性能が得られないという問題があった。
本発明の課題は、広範囲の切込み深さにおいて良好な切削性能を保つことのできる、右回転および左回転のいずれの切削工具にも使用可能な切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法を提供することである。
本発明の形態に係る切削インサートは、少なくとも、隣り合う2つのコーナと、該2つのコーナの間に位置する第1辺と、一方のコーナから延びる第2辺と、他方のコーナから延びる第3辺とを有する上面と、該上面に対応する下面と、前記上面と前記下面との間に位置する側面と、を有する。この切削インサートは、前記第1辺、前記第2辺および前記第3辺に沿って設けられた切刃部を有し、前記上面は、前記切刃部から離間するにつれて前記下面に近づくよう傾斜するすくい面、を有している。前記切刃部は、前記各コーナを挟んで各コーナの両側に配置された複数の直線状切刃と、前記第1辺に沿って設けられた隣り合う前記直線状切刃間に配置され、側面視で凹状の凹状切刃と、を有している。そして、前記すくい面のすくい角が、前記凹状切刃の両端近傍で極大となり、かつ、前記凹状切刃の両端から、前記凹状切刃の中央、および前記各コーナへ向かうにつれて小さくなる。
本発明の形態に係る切削工具は、前記切削インサートをホルダに取り付けたものである。
本発明の形態に係る切削方法は、前記切削工具を用いて被削材を切削する方法であって、以下の(i)〜(iv)の工程を備えている。
(i)前記被削材に切削工具を相対的に近づける工程。
(ii)前記切削工具を回転させる工程。
(iii)前記切刃部を被削材の表面に接触させて、被削材の表面を切削する工程。
(iv)前記被削材と前記切削工具とを相対的に遠ざける工程。
前記切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法によれば、切込み深さの大小に関わらず広範囲な切削条件下において良好な切削性能を保つことができる。しかも、前記切削インサートは、右回転および左回転のいずれの切削工具にも使用可能である。
本発明の一実施形態に係る切削インサートを示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る切削インサートを示す側面図である。 図1のa部拡大模式図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 図1におけるC−C線断面図である。 図1におけるD−D線断面図である。 図1におけるE−E線断面図である。 図1におけるF−F線断面図である。 図1におけるG−G線断面図である。 図1に示す切削インサートが取り付けられた切削工具を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る切削方法を示す工程図である。 本発明の一実施形態に係る切削方法を示す工程図である。 本発明の一実施形態に係る切削方法を示す工程図である。
以下、本発明に係る切削インサートの一実施形態について、図1〜図10を参照して詳細に説明する。図1および図2に示すように、本実施形態に係る切削インサート(以下、インサートと言う。)1は、上面視での形状が略正八角形である板状をなし、上面20と、該上面20に対応する下面40と、上面20と下面40との間に位置する側面21と、を有している。
上面20と側面21との交差部には、切刃部3が形成されている。上面20には、切刃部3側からインサート1の内側に延びるブレーカ面20aが形成されている。なお、ここでいう「インサート1の内側」とは、下記で説明するボス面20gの略中央部に形成された取り付け孔20h側を意味する。
上面20には、ブレーカ面20aに隣り合うとともに、インサート1の内側に延びるボス面20gが形成されている。このボス面20gは、下面40と略平行である。
ボス面20gの中央には、上面20と下面40とを略垂直に貫通する取り付け孔20hが形成されている。インサート1は、該取り付け孔20hの中心軸に対して45度回転対称な形状である。これにより、使用している切刃部3が摩耗した際には、インサート1を45度回転させ、未使用の切刃部3を用いることができるので、経済的である。
ブレーカ面20aと切刃部3との間には、ランド20bがインサート1の全周にわたって形成されている。図4〜図9に示すように、ランド20bは、傾斜面20cと平坦面20dとを有している。傾斜面20cは、切刃部3に隣り合うとともに、下面40に対して5〜15度程度の傾斜角でインサート1の内側かつ上方に延びている。平坦面20dは、この傾斜面20cに隣り合うとともに下面40に略平行である。
また、ブレーカ面20aは、すくい面20eと立ち上がり面20fとを有している。すくい面20eは、切刃部3から離間するにつれて下面40に近づくよう傾斜しいている。そして、このすくい面20eが、ランド20bと隣り合って配置されている。なお、ここでいう「すくい面」とは、ランド20bのインサート内側端部に位置するとともに、ランド20bからインサート1の内側かつ下面側に延びる面をいう。インサートの上面にランドが形成されていない場合は、「すくい面」とは、切刃部のインサート内側端部に位置するとともに切刃部からインサートの内側かつ下面側に傾斜する面をいう。
立ち上がり面20fは、すくい面20eよりもインサート1の内側に位置するとともに、インサート1の内側かつ上方に延びている。そして、立ち上がり面20fのインサート内側端部は、上述したボス面20gと隣り合っている。
切刃部3は、上面20のうち、隣り合う2つのコーナの間に位置する凹状切刃30と、各コーナに位置するコーナ切刃31と、各コーナ切刃31を挟んで互いに対をなす直線状切刃32とを有している。凹状切刃30は、その両端部がそれぞれ直線状切刃32と隣り合っている。以下、コーナ切刃31、直線状切刃32および凹状切刃30について、前記隣り合う2つのコーナとして、図1〜図3に示すコーナ5a,5bを例に挙げて説明する。
上面20は、コーナ5a,5bの間に位置する第1辺6と、コーナ5aから第1辺6と反対方向に延びる第2辺7と、コーナ5bから第1辺6と反対方向に延びる第3辺8とを有している。切刃部3は、第1辺6、第2辺7および第3辺8に沿って形成されている。切刃部3は、コーナ5a,5bを挟んでコーナ5a,5bの両側に配置された複数の直線状切刃32,・・・,32、具体的には、4つの直線状切刃32,・・・,32、と、第1辺6に沿って設けられた隣り合う直線状切刃32,32間に配置された凹状切刃30と、を有している。
本実施形態においては、4つの直線状切刃32,・・・,32のうち、第1辺6に沿うとともに凹状切刃30に対してコーナ5a側に位置する直線状切刃32を第1直線状切刃32a、第1辺6に沿うとともに凹状切刃30に対してコーナ5b側に位置する直線状切刃32を第2直線状切刃32bとする。そして、凹状切刃30の一端部および他端部は、各々、第1直線状切刃32aおよび第2直線状切刃32bと隣り合うように設けられている。また、上面視において、第1直線状切刃32aと第2直線状切刃32bは、共に、コーナ5a,5b間をつなぐ仮想直線上に位置している。
図2に示すように、第1直線状切刃32aと第2直線状切刃32bは、下面40と略平行に形成されている。そして、第1直線状切刃32aの下面40に対する高さと第2直線状切刃32bの下面40に対する高さとは略同一である。したがって、第1直線状切刃32aと第2直線状切刃32bは、側面視においても、共に、コーナ5a,5b間をつなぐ仮想直線上に位置している。なお、ここでいう「略同一である」とは、実質的に同一であればよく、±0.2mmの誤差の範囲を含むものであってもよい。
凹状切刃30は、図2に示す側面視において、凹状である。具体的には、凹状切刃30のうち第1直線状切刃32aおよび第2直線状切刃32bとの接続部の高さが最高となり、かつ、中央の高さが最低となっている。なお、ここでいう「高さ」とは、下面40を平坦面に静置したとき、前記平坦面に略垂直な方向であって、下面40を含む前記平坦面からの高さをいう。したがって、「中央の高さが最低となる」とは、凹状切刃30の中央に、該凹状切刃30のうち下面40からの高さが最も低い最下部30aが設けられていることをいう。
右回転の切削工具にインサート1が取り付けられた場合、第1直線状切刃32aが、凹状切刃30よりもホルダ先端側に配設され、第2直線状切刃32bが、凹状切刃30よりもホルダ後端側に配設される。すなわち、後述する図11に示すように、コーナ5aがコーナ5bよりもホルダ先端側に配設されるよう、第1辺6、第2辺7および第3辺8が配設される。そして、低切込み加工時は、コーナ5aに位置するコーナ切刃31と第1直線状切刃32aとが切削に用いられ、中切込み加工時あるいは深切込み加工時には、凹状切刃30も切削に用いられる。このとき、切削加工に使用されるコーナ切刃31と隣り合う第2辺7に沿って形成された直線状切刃32が、さらい刃として用いられる。
なお、左回転の切削工具にインサート1が取り付けられた場合は、第2直線状切刃32bが、凹状切刃30よりもホルダ先端側に配設される。すなわち、コーナ5bがコーナ5aよりもホルダ先端側に配設される。このため、第1直線状切刃32aに代わって第2直線状切刃32bが切削に用いられる。そして、第3辺8に沿って形成された直線状切刃32が、さらい刃として用いられる。
上述の通り、インサート1は、取り付け孔20hの中心軸に対して45度回転対称な形状である。したがって、コーナ5a,5b以外の他の隣り合う2つのコーナについても、コーナ5a,5bと同様の形状を有している。具体的には、第1直線状切刃32a,凹状切刃30および第2直線状切刃32bを1組とした場合、これらの切刃は、上面20の各辺に沿って、合計8組形成されている。なお、図1および図2では、そのうちの1組を示しているが、他の辺においても同様の構成となっている。
ここで、凹状切刃30を有したインサート1は、すくい面20eのすくい角が、凹状切刃30の両端近傍で極大となっている。さらに、すくい面20eのすくい角は、凹状切刃30の両端から、凹状切刃30の中央(最下部30a)、およびコーナ5a,5bへ向かうにつれて小さくなっている。これにより、右回転および左回転のいずれの切削工具にも使用可能なインサートであって、加工形態上、下記(a)〜(d)に示す効果を奏すことができる。
(a)切削に使用される直線状切刃であって、切削加工時にかかる切削抵抗が大きいコーナ側の直線状切刃の刃先強度が高く維持される。加えて、凹状切刃側を切削加工に使用するような場合に、切込み量が多くなるにつれて生じる切削抵抗の増加を低減することができる。
(b)凹状切刃の最下部に向かうにつれてインサートの厚みが減少することを抑制することができる。そのため、凹状切刃を切削加工に使用するような場合、当該凹状切刃の欠損を抑制することができる。
(c)凹状切刃の最下部を越える領域まで切削加工に使用するような場合において、当該領域における凹状切刃のアキシャルレーキが減少することで、切削開始時における刃先の食いつきが低下することを抑制できる。このため、食いつきの低下による切削抵抗の増加を低減することができる。
(d)上記(a)〜(c)に示す効果を、右回転および左回転のいずれの切削工具に使用した場合にも奏すことができる。
このように、インサート1は、上記(a)〜(d)の効果を奏すことができるため、右回転および左回転のいずれの切削工具に取り付けられた場合にも、広範囲の切込み深さにおいて良好な切削性能を保つことができる。
以下、インサート1が、右回転の切削工具に取り付けられ、ホルダの先端側から順に、後述する第1傾斜領域、第2傾斜領域、第3傾斜領域および第4傾斜領域が配設された場合を例に挙げて、より具体的に説明する。
なお、ここでいう「すくい角」とは、インサート1のすくい面20eを通る断面において、すくい面20eとランド20bとの接続部を通るすくい面の接線と、下面40とのなす角度を意味する。また、前記「断面」とは、隣り合うコーナ5a,5b間をつなぐ仮想直線と直交するとともに切刃部3を通り、かつ下面40に垂直な断面を意味する。
インサートの上面にランドが形成されていない場合は、前記断面において、すくい面と切刃部との接続部を通るすくい面の接線と、インサートの下面とのなす角度をすくい角という。
図4〜図9においては、上記接線をM−M線として示しており、このM−M線と、L−L線とのなす角度θが、すくい角である。前記L−L線は、図4〜図9に示す前記断面において、すくい面20eのうち下面40からの高さが最も低い点(以下、この点を各断面におけるすくい面20eの最下点25と言う。)を通り、かつ、下面40に平行な線をいう。以下、図4〜図9に示すA−A線断面からF−F線断面におけるすくい角を、各断面に対して、θA〜θFとする。
また、前記「凹状切刃の両端近傍」とは、凹状切刃の両端を中心とした1mmの範囲内を意味し、上述したすくい角が当該範囲内で極大であれば、上述した効果を奏することができる。
図3に示す直線I、直線J、直線Kは、それぞれ第1直線状切刃32aおよび第2直線状切刃32bに垂直である。直線Iは第1直線状切刃32aと凹状切刃30との接続部を、直線Jは凹状切刃30の最下部30aを、直線Kは凹状切刃30と第2直線状切刃32bとの接続部を、それぞれ通っている。直線Iは、下記で説明する第1傾斜領域51〜第4傾斜領域54のうち、第1傾斜領域51と第2傾斜領域52との境界を示す。直線Jは、第2傾斜領域52と第3傾斜領域53との境界を示す。直線Kは、第3傾斜領域53と第4傾斜領域54との境界を示す。
図3に示すように、上述したすくい面20eは、第1傾斜領域51、第2傾斜領域52、第3傾斜領域53、第4傾斜領域54を有している。これらの4つの領域は、上面20の第1辺6に沿って、第1直線状切刃32aと隣接するコーナ5aから第2直線状切刃32bと隣接するコーナ5bに向かい、順次、並んで配置されている。
第1傾斜領域51は、第1直線状切刃32aに対応して配置されている。第2傾斜領域52は、凹状切刃30のうち、第1直線状切刃32aとの接続部(直線I)から最下部30a(直線J)までの範囲に対応して配置されている。第3傾斜領域53は、凹状切刃30のうち、最下部30a(直線J)から第2直線状切刃32bとの接続部(直線K)までの範囲に対応して配置されている。第4傾斜領域54は、第2直線状切刃32bに対応して配置されている。
図1には、上面視において、コーナ5a,コーナ5b間をつなぐ仮想直線に垂直なB−B線〜F−F線が示されている。これらの線分に沿った断面のうち、第1傾斜領域51を含む断面は、図5に示すB−B線断面と、図6に示すC−C線断面である。
また、第2傾斜領域52を含む断面は、図7〜図9に順次示すD−D線断面、E−E線断面である。そして、F−F線断面は、凹状切刃30の最下部30aを通る断面である。したがって、F−F線断面は、第2傾斜領域52と第3傾斜領域53との境界部を通る断面である。
上述の通り、最下部30aは、凹状切刃30の中央に位置している。したがって、インサート1は、上記F−F線断面を通る平面に対し、左右対称の形状となっている。このため、第3傾斜領域と第4傾斜領域の断面図は省略している。また、図4に示すA−A線断面は、コーナ切刃31を通る断面であり、コーナ5aの上面視における二等分線Hに沿っている。
以下に記載する(1)〜(4)は、順に、第1傾斜領域51〜第4傾斜領域54に対応している。
(1)第1傾斜領域51におけるすくい角は、コーナ5aから凹状切刃30に近づくにつれて大きくなる。すなわち、図4〜図6に示すように、第1傾斜領域51およびコーナ5aに位置するコーナ切刃31において、前記断面におけるすくい角θは、θA<θB<θCとなっている。第1傾斜領域51のうち、コーナ切刃31に近い断面におけるすくい角θBは、凹状切刃30に近い断面におけるすくい角θCに比べて小さい。
また、本実施形態においては、θAは3(±1)度、θBは3.5(±1)度、θCは7.3(±1)度に設定されており、第1傾斜領域51と第2傾斜領域52との境界部分(直線I)における断面のすくい角θは、8(±1)度となっている。したがって、前記断面におけるすくい角θは、コーナ切刃31との接続部から凹状切刃30との接続部に向かうにつれて、徐々に大きくなっている。
これにより、第1直線状切刃32aのうち、コーナ切刃31(コーナ5a)側の刃先強度を向上させ、切削加工時における刃先の欠損を抑制することができる。また、第1直線状切刃32aの刃先を凹状切刃30側に向かうにつれて鋭くすることにより、コーナ5aに位置するコーナ切刃31および第1直線状切刃32aのみを使用する低切り込み加工時における切削抵抗の増加を低減することができる。
(2)第2傾斜領域52におけるすくい角は、第1直線状切刃32aから凹状切刃30の最下部30aに近づくにつれて小さくなる。すなわち、図7〜図9に示すように、第2傾斜領域52の断面におけるすくい角θは、θD>θE>θFとなっている。
本実施形態においては、θDは6.5(±1)度、θEは5.4(±1)度、θFは5(±1)度に設定されている。上述した第1直線状切刃32aと凹状切刃30との接続部(直線I)における断面のすくい角θは、8(±1)度である。そのため、前記断面におけるすくい角θは、第1直線状切刃32aと凹状切刃30との接続部(直線I)から凹状切刃30の最下部30a(直線J)に向かうにつれて、徐々に小さくなっている。
これにより、凹状切刃30の高さが低くなるにつれて生じるインサート1の厚みの減少を緩和することができる。そのため、凹状切刃30の刃先強度およびインサート1の剛性を向上させることができる。その結果、凹状切刃30を使用する中切込み加工時、あるいは深切込み加工時における凹状切刃30の欠損を抑制することができる。
(3)第3傾斜領域53におけるすくい角は、凹状切刃30の最下部30aから第2直線状切刃32bに近づくにつれて大きくなる。すなわち、第2傾斜領域52と第3傾斜領域53とは、上述したF−F線断面を含む平面に対して対称となっている。そのため、第3傾斜領域53において、前記断面におけるすくい角θは、凹状切刃30の最下部30a(直線J)から第2直線状切刃32bとの接続部(直線K)に向かうにつれて、徐々に大きくなっている。
これにより、凹状切刃30の最下部30aから第2直線状切刃32b側に向かうにつれて、凹状切刃30の刃先を鋭くすることができる。その結果、凹状切刃30のうち、最下部30aより第2直線状切刃32b側に位置する領域をも使用する深切込み加工時における切削抵抗の増加を低減することができる。
(4)第4傾斜領域54におけるすくい角は、凹状切刃30からコーナ5bに近づくにつれて小さくなる。すなわち、第1傾斜領域51と第4傾斜領域54とは、上述したF−F線断面を含む平面に対して対称となっている。そのため、第4傾斜領域54において、前記断面におけるすくい角θは、コーナ5bに位置するコーナ切刃31との接続部から凹状切刃30との接続部(直線K)に向かうにつれて、徐々に大きくなっている。
上記(1)〜(3)に示した構成により、インサート1が右回転の切削工具に取り付けられた場合には、広範囲の切込み深さにおいて良好な切削性能を保つことができる。また、インサート1が左回転の切削工具に取り付けられた場合にも、上述した(2)〜(4)の構成により、同様の効果を奏することができる。すなわち、インサート1は、右回転および左回転のいずれの切削工具に取り付けられた場合にも、広範囲の切込み深さにおいて良好な切削性能を保つことができる。
なお、後述するように、θA〜θFは、上記範囲の値に限定されないが、切刃部3の刃先強度を維持するとともに、切削加工時の切削抵抗を低減する点から、θA〜θFは、25度以下が望ましい。さらに、切刃部3の刃先強度をより高める点で、θA〜θFを15度以下とすることがより望ましい。
前記効果を高める上で、第1直線状切刃32a,第2直線状切刃32bの各々の長さは、第1辺6に沿う切刃部3の長さに対して10〜30%であるのが好ましい。凹状切刃30の長さは、第1辺6に沿う切刃部3の長さに対して40〜80%であるのが好ましい。
また、凹状切刃30は、図1および図3に示す上面視においても、凹状に形成されている。具体的には、上面視において、凹状切刃30は、その両端から中央に向うにつれてインサート1の内側に位置するよう設けられている。
さらに、凹状切刃30は、図2に示す側面視において、曲線状をなしている。これにより、凹状切刃30に加わる応力が分散されるので、該凹状切刃30における欠損を抑制することができる。
一方、上述した図4〜図9に示す各断面におけるすくい面20eの最下点25の高さは、凹状切刃30に対応する領域(第2傾斜領域52および第3傾斜領域53)において、略一定となっている。つまり、図2に示すように、前記各断面におけるすくい面20eの最下点25で構成される領域25Aは、凹状切刃30に対応する領域(第2傾斜領域52および第3傾斜領域53)において、下面40からの高さが最も低く且つ下面40からの高さが略一定となっている。
すなわち、ここでいう前記各断面におけるすくい面20eの最下点25で構成される領域25Aのうち、前記下面40からの高さが略一定となっている領域を底部26とすれば、該底部26は、凹状切刃30に対応して延びているとともに、すくい面20のうち前記下面40からの高さが最も低い領域である。
インサート1は、このような底部26および凹状切刃30を有するため、凹状切刃30の両端部と該両端部を通る断面におけるすくい面20eの最下点25との高低差が、凹状切刃30の最下部30aと該最下部30aを通る断面におけるすくい面20eの最下点25との高低差に比べて、大きくなっている。なお、ここでいう「略一定」とは、上述した「略同一」と同様に、実質的に一定であればよく、±0.2mmの誤差の範囲を含むものであってもよい。
なお、本実施形態において、底部26は、凹状切刃30に沿って設けられている。すなわち、図3に示すように、上面視において、凹状切刃30から底部26までの距離が略一定である。
また、底部26の第1辺6に沿う長さは、図2に示すように、第2傾斜領域52および第3傾斜領域53の第1辺6に沿う長さに対して、50〜70%である。これにより、切り屑を安定してブレーカ面20aに引き込むことができる。したがって、切り屑をカールさせる機能が高まり、切屑排出性が向上する。
また、すくい面20eのすくい角は、上述の通り、凹状切刃30の両端近傍において極大であり、かつコーナ5a,5bにおいて極小である。これにより、切刃部3のうちコーナ切刃からこのコーナ切刃側に位置する凹状切刃30の端部までを切削に使用する際に発生する細長い切り屑を、ブレーカ面20aに引き込んでカールさせることができる。その結果、切り屑処理性を向上させることができる。
また、図4および図10に示すように、上面20の一部は、前記多角形の各コーナの上面視における二等分線Hに沿って上方に隆起している。これにより、コーナ切刃31およびこれに隣り合う直線状切刃32aを切削に使用する際に発生する細長い切り屑を、上述した隆起部分の側部27に当ててカールさせることができる。その結果、切り屑処理性をさらに向上させることができる。
図2に示すように、側面21には、切刃部3と隣り合う第1逃げ面21aが形成されている。第1逃げ面21aは、切刃部3から下面側に向かうにつれて、インサート1の内側に、所定の傾斜角度(逃げ角)で傾斜して延びている。また、この第1逃げ面21aの下方に、第1逃げ面21aに接続する第2逃げ面21bが形成されている。第2逃げ面21bは、下面側に向かうにつれて、インサート1の内側に、第1逃げ面21aよりも大きな傾斜角度で傾斜して延びている。なお、第1逃げ面21aと第2逃げ面21bの接続部21cは、インサート1の全周にわたって高さが略一定となっている。
次に、上述したインサート1をホルダに取り付けた右回転の切削工具について、図11を参照して詳細に説明する。同図に示すように、切削工具10は、軸線N周りに回転するホルダ11を有している。ホルダ11には、先端側の外周に、複数の凹部12が形成されている。これらの凹部12は、ホルダ11の外側に向けて開口している。また、凹部12を形成する面のうち、回転方向Oの後方側に位置する面をインサート取り付け座13としている。インサート取り付け座13には、ネジ孔(不図示)が形成されている。
ホルダ11にインサート1を取り付ける際は、インサート取り付け座13に、インサート1の下面40を当接させ、クランプ螺子14により、インサート1をインサート取り付け座13に固定する。
切削工具10は、例えばアキシャルレーキを15度程度、ラジアルレーキを5度程度に設定したフライス工具として使用される。切削加工時において、切刃として使用されるのは、ホルダ11の先端側から順に、コーナ5aに位置するコーナ切刃31,第1直線状切刃32a,凹状切刃30である。このとき、切削加工に使用されるコーナ切刃31と隣り合う第2辺7に沿って形成された直線状切刃32が、さらい刃として用いられる。これにより、被削材の加工面を平滑にすることができる。
次に、本発明の切削方法に係る一実施形態について、前記した切削工具10を用いた場合を例に挙げ、図12〜図14を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る切削方法は、以下の(i)〜(iv)の工程を備えている。
(i)図12に示すように、切削工具10を矢印Pに示す方向に動かし、切削工具10を被削材15に近づける工程。
(ii)図12に示すように、切削工具10を、軸線Nを中心に回転方向Oに回転させる工程。
(iii)図13に示すように、切削工具10を更に矢印Pに示す方向に動かし、切刃部3を被削材15の表面に接触させて、被削材15の表面を切削する工程。
(iv)図14に示すように、切削工具10を更に矢印Pに示す方向に動かし、被削材15から切削工具10を離間させる工程。
ここで、切削工具10には前述したインサート1が複数取り付けられている。したがって、前記(iii)の工程では、広範囲の切込み深さにおいて良好な切屑排出性を保つことができる。そのため、本実施形態に係る切削方法によると、生成した切屑が被削材15を傷つけることを抑制でき、その結果、仕上げ面精度の高い加工物を得ることができる。
なお、前記(ii)の工程では、切削工具10と被削材15とは相対的に近づけばよく、例えば被削材15を切削工具10に近づけてもよい。これと同様に、前記(iv)の工程では、切削工具10と被削材15とは相対的に遠ざかればよく、例えば被削材15を切削工具10から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具10を回転させた状態を保持して、被削材15の異なる箇所に切刃部3を接触させる工程を繰り返せばよい。使用している切刃部3が摩耗した際には、インサート1を取り付け孔20hの中心軸に対して45度回転させ、未使用の切刃部3を用いればよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を例示したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。例えば前記した一実施形態では、すくい面のすくい角として、具体的な数値を挙げて説明したが、本発明に係るすくい面のすくい角は、前記で例示した値に限定されるものではない。すなわち、すくい面のすくい角が、凹状切刃の両端近傍で極大となり、かつ、凹状切刃の両端から、凹状切刃の中央、および各コーナへ向かうにつれて小さくなる限り、用途に応じて任意のすくい角を採用することができる。
また、前記した一実施形態では、インサートの形状として上面視が略正八角形のものを示したが、その他の形状として、例えば上面視において、略正方形、略正六角形、その他の多角形のものが使用可能である。さらには、上面視が多角形でなくとも、上面が、隣り合う2つのコーナと、前記第1辺、第2辺および第3辺を有する、インサートの形状であれば良い。

Claims (10)

  1. 少なくとも、隣り合う2つのコーナと、該2つのコーナの間に位置する第1辺と、一方のコーナから延びる第2辺と、他方のコーナから延びる第3辺とを有する上面と、
    該上面に対応する下面と、
    前記上面と前記下面との間に位置する側面と、を有する切削インサートであって、
    前記第1辺、前記第2辺および前記第3辺に沿って設けられた切刃部と、を有し、
    前記上面は、前記切刃部から離間するにつれて前記下面に近づくよう傾斜するすくい面を有し、
    前記切刃部は、前記各コーナを挟んで各コーナの両側に配置された複数の直線状切刃と、前記第1辺に沿って設けられた隣り合う前記直線状切刃間に配置され、側面視で凹状の凹状切刃と、を有しており、
    前記すくい面のすくい角が、前記凹状切刃の両端近傍で極大となり、かつ、前記凹状切刃の両端から、前記凹状切刃の中央、および前記直線状切刃のうち前記各コーナ側の端部へ向かうにつれて小さくなることを特徴とする切削インサート。
  2. 前記凹状切刃は、該凹状切刃のうち前記下面からの高さが最も低い最下部を有し、
    前記4つの直線状切刃のうち、前記第1辺に沿うとともに前記凹状切刃に対して前記一方のコーナ側に位置する直線状切刃を第1直線状切刃とし、前記第1辺に沿うとともに前記凹状切刃に対して前記他方のコーナ側に位置する直線状切刃を第2直線状切刃としたとき、
    前記すくい面は、
    前記第1直線状切刃に対応する領域であって、当該領域におけるすくい角が、前記一方のコーナから前記凹状切刃に近づくにつれて大きくなる第1傾斜領域と、
    前記凹状切刃に対応する領域であって、当該領域におけるすくい角が、前記第1直線状切刃から前記最下部に近づくにつれて小さくなる第2傾斜領域と、
    前記凹状切刃に対応する領域であって、当該領域における前記すくい角が、前記最下部から前記第2直線状切刃に近づくにつれて大きくなる第3傾斜領域と、
    前記第2直線状切刃に対応する領域であって、当該領域における前記すくい角が、前記凹状切刃から前記他方のコーナに近づくにつれて小さくなる第4傾斜領域と、
    を有している請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記凹状切刃は、曲線状をなす請求項1に記載の切削インサート。
  4. 前記凹状切刃は、上面視において凹状である請求項1に記載の切削インサート。
  5. 前記すくい面は、該すくい面のうち前記下面からの高さが最も低い底部を有しており、該底部は、前記凹状切刃に対応して延びている請求項1に記載の切削インサート。
  6. 前記すくい面のすくい角は、前記2つのコーナのうち少なくとも一方において極小である請求項1に記載の切削インサート。
  7. 前記上面の一部が、前記上面の各コーナの二等分線に沿って上方に隆起している請求項1に記載の切削インサート。
  8. 前記直線状切刃は、前記下面と略平行である請求項1に記載の切削インサート。
  9. 請求項1に記載の切削インサートを、ホルダに取り付けたことを特徴とする切削工具。
  10. 請求項9に記載の切削工具を用いて被削材を切削する方法であって、
    前記被削材に切削工具を相対的に近づける工程と、
    前記切削工具を回転させる工程と、
    前記切刃部を被削材の表面に接触させて、被削材の表面を切削する工程と、
    前記被削材と前記切削工具とを相対的に遠ざける工程と、を備えることを特徴とする切削方法。
JP2009551594A 2008-01-30 2009-01-30 切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法 Active JP5227342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009551594A JP5227342B2 (ja) 2008-01-30 2009-01-30 切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008018669 2008-01-30
JP2008018669 2008-01-30
PCT/JP2009/051566 WO2009096516A1 (ja) 2008-01-30 2009-01-30 切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法
JP2009551594A JP5227342B2 (ja) 2008-01-30 2009-01-30 切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009096516A1 JPWO2009096516A1 (ja) 2011-05-26
JP5227342B2 true JP5227342B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=40912859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009551594A Active JP5227342B2 (ja) 2008-01-30 2009-01-30 切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5227342B2 (ja)
WO (1) WO2009096516A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101733201B1 (ko) * 2015-03-04 2017-05-08 새롬정밀기술(주) 엔진의 흡배기 밸브시트 정삭가공용 절삭공구

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5589244B2 (ja) 2010-10-06 2014-09-17 大昭和精機株式会社 インサート
JP5853613B2 (ja) * 2010-11-15 2016-02-09 三菱マテリアル株式会社 切削インサート
EP2492035B1 (en) * 2011-02-24 2016-01-13 Seco Tools AB Octagonal cutting insert having edge portion with variable wedge angle, and cutting tool
WO2012147923A1 (ja) * 2011-04-28 2012-11-01 京セラ株式会社 切削インサートおよび切削工具、並びにそれを用いた切削加工物の製造方法
JP5783922B2 (ja) * 2012-01-31 2015-09-24 京セラ株式会社 切削インサート、切削工具および切削工具を用いた被削材の切削方法
US9573203B2 (en) * 2012-09-07 2017-02-21 Sandvik Intellectual Property Ab Milling tool as well as a milling insert therefor
CN106413958B (zh) * 2014-05-26 2018-12-04 株式会社泰珂洛 切削刀片、主体及切削刀具
US20220161334A1 (en) * 2019-03-27 2022-05-26 Sumitomo Electric Hardmetal Corp. Cutting insert
JP6858354B1 (ja) 2019-12-13 2021-04-14 株式会社タンガロイ 切削インサート
JP6868200B1 (ja) 2019-12-13 2021-05-12 株式会社タンガロイ 切削インサート
US20230053686A1 (en) * 2021-08-17 2023-02-23 Kennametal Inc. Clamping tool holder

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11347828A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Suehiro Mizukawa 帯刃加工方法
JPH11347826A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JP2001502250A (ja) * 1996-10-17 2001-02-20 セコ トゥールズ アクティエボラーグ フライス削り用の工具と切削差込み工具
JP2007260788A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mitsubishi Materials Corp 切削インサート及び切削工具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE530090C2 (sv) * 2006-06-27 2008-02-26 Sandvik Intellectual Property Planfrässkär med flera bågformiga deleggar och konvexa släppningsytor

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001502250A (ja) * 1996-10-17 2001-02-20 セコ トゥールズ アクティエボラーグ フライス削り用の工具と切削差込み工具
JPH11347828A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Suehiro Mizukawa 帯刃加工方法
JPH11347826A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JP2007260788A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mitsubishi Materials Corp 切削インサート及び切削工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101733201B1 (ko) * 2015-03-04 2017-05-08 새롬정밀기술(주) 엔진의 흡배기 밸브시트 정삭가공용 절삭공구

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2009096516A1 (ja) 2011-05-26
WO2009096516A1 (ja) 2009-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5227342B2 (ja) 切削インサートおよび切削工具、並びに切削方法
JP5369185B2 (ja) 切削インサート及び切削工具、並びにそれを用いた切削加工物の製造方法
JP6132178B2 (ja) 切削インサートおよび切削工具
JP4578577B2 (ja) 切削インサート、切削工具、およびそれらを用いる切削方法
JP5346373B2 (ja) 切削インサート及び切削工具、並びにそれを用いた切削加工物の製造方法
JP5498502B2 (ja) 切削インサートおよび切削工具、並びにそれを用いた切削加工物の製造方法
US8979440B2 (en) Cutting insert, cutting tool, and method of manufacturing machined product using them
US7905687B2 (en) Cutting insert, tool holder, and related method
CN103282150B (zh) 具有限定多个支撑面的开槽面的切削刀片
JP5297422B2 (ja) 切削インサート及び切削工具、並びにそれを用いた被削材の切削方法
JP4973259B2 (ja) 切削インサートおよびインサート着脱式転削工具
JP6205726B2 (ja) 正面フライス用切削インサート及び刃先交換式正面フライス
KR20140106538A (ko) 절삭 인서트 및 날끝 교환식 절삭 공구
JP5919832B2 (ja) 切削インサートおよび刃先交換式切削工具
JP6365701B2 (ja) 切削インサート及び刃先交換式切削工具
CA2697677A1 (en) Cutting insert
JP2008279547A (ja) 溝加工方法および総形回転切削工具
JP6052455B1 (ja) 切削インサートおよび切削工具
WO2015002310A1 (ja) 切削インサート、工具ボデーおよび切削工具
JP5441615B2 (ja) 切削インサートおよび切削工具ならびに被削加工物の製造方法
JP6066005B1 (ja) 切削インサートおよび切削工具
JP2016163910A (ja) 切削インサート、工具ボデーおよび切削工具
JP5295271B2 (ja) 切削インサートおよび切削工具、並びにそれを用いた被削材の切削方法
JP4821244B2 (ja) スローアウェイチップ及びスローアウェイ式エンドミル
JP5334668B2 (ja) 切削インサートおよび切削工具ならびにそれらを用いた被削加工物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5227342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3