JP5227074B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は空気調和機に係り、特に内蔵する全熱交換器の外気導入口からの虫が侵入するのを防止する虫侵入防止手段を備えた空気調和機に関する。
近年、一般家庭用でありながら、家屋全館の全室に亘って空気調和を行う空気調和機が普及されつつある。
この種の空気調和機は、住宅の室内の各部屋をダクトにより連通させ、外気を流入し、その空気を冷却もしくは加熱して、室内の各部屋に供給し冷房あるいは暖房すると共に、室内の空気を排気ダクトにより室外に排気することで住宅全体を換気空調する。
この空気調和機は、空気調和機本体を住宅の室外の壁に面した場所などに設置し、室内機、室外機部分と、室内からの排出空気の熱エネルギーを室外流入空気に回収させるための全熱交換器を内蔵している(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載の空気調和機は、外気流入時、流入空気と共に、屋外にいる小さな虫が、外気導入口ダクトを通して室内に侵入してしまう問題がある。
このため、この虫の侵入を防止する手段として、以下の対策がなされていた。
(1)建物外壁に設置した外気導入口に直接フィルタを設ける。
(2)外気吸込ダクトを空調機に接続する部分にフィルタを設ける。
(3)全熱交換器に設置したフィルタにより虫の侵入を防ぐ。
しかしながら、これらの手段は、次のような欠点がある。
(1)の手段では、ユーザがメンテナンスを行うためには、外気導入口の高さを脚立等を使わずに手が届く高さに設置する必要があるため、外気吸込ダクトの工事が煩雑になり、また、空気調和機の設置場所に制約が発生し、さらに、メンテナンス時に外に出る必要がある。
(2)の手段では、フィルタのメンテナンスをするためには、空気調和機または全熱交換器の取り外しが必要になるため、ユーザでのメンテナンスが難しい。
(3)の手段では、全熱交換器のフィルタ部の隙間および、フィルタまでの経路の隙間から虫の侵入する可能性があるため、虫の侵入を防止することが難しい。
また、発泡断熱材で外気導入経路と室内空気の排出経路を仕切る内部構造体を構成させ、その内部に全熱交換器と送風ファンを配置した構造を持つ全熱交換換気ユニットの外気導入口と前記全熱交換器の間の通風路に、外気に含まれるごみが全熱交換器に送られないようにフィルタで集塵して溜めるようにした樹脂製の集塵ボックスを組み込む空気調和機が提案されている。この提案の空気調和機は集塵ボックス内に溜められたごみはユーザが捨てられるように、集塵ボックスの前面側に開閉蓋を取付け、この開閉蓋を開放することにより取り出せる構造としている。しかしながら樹脂製の集塵ボックスは外側の発泡断熱材の送風路に挿入された構成のため、集塵ボックス外周と送風路内面との間に隙間が生じ易い。この部分に隙間が生じると、送風ファンで外気を吸い込む力によって、外気を吸気するばかりでなく全熱交換換気ユニット内の隙間から室内空気も吸い込み、結果として、集塵ボックス内側の比較的冷たい空気と外側の比較的暖かい室内空気によって、集塵ボックス表面に結露が発生し、全熱交換換気ユニット内に水がたまるという問題点が発生する。
特開2004−293977号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、外気導入口からの虫の侵入を防止し、メンテナンス性を向上させかつ、集塵ボックスの内側に流れる外気と外側の内気の温度差により集塵ボックス表面に結露が発生しない空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る空気調和機は、ユニット筐体の外面に、外気導入口、外気流出口、室内空気導入口、室内空気流出口を設け、前記ユニット筐体内の略中央部に全熱交換器を収納し、前記外気導入口から前記全熱交換器に設ける一方の通風路を介して前記外気流出口に連通する外気通風路と、前記室内空気導入口から前記全熱交換器に設ける他方の通風路を介して前記室内空気流出口に連通する室内空気通風路とを形成し、前記双方の通風路を流れる通風空気が前記全熱交換器を介して熱交換されるようにした全熱交換換気ユニットを備えた空気調和機において、前記全熱交換換気ユニットは、前記ユニット筐体の背面に前記外気導入口を配置し、この外気導入口と対向する前記外気通風路の前記ユニット筐体前面に設けた前面開口部と、この前面開口部を適宜開閉し、閉止時はこの前面開口部を密封する蓋体と、前記ユニット筐体の前記前面開口部と前記外気導入口の間の外気通風路内に設置され、前後に前面開口部と外気導入口を有した筒状をなし、側面部に前記全熱交換器に連通する側面通気開口を有する集塵ボックスと、この集塵ボックス内側にこの集塵ボックスとの側面間に空気断熱層を形成するように収納され、前後に前面開口部と外気導入口を有した筒状をなし、側面部に前記集塵ボックスの前記側面通気開口と連通する側面通気開口を有する内側集塵ボックスとを備え、前記集塵ボックス側面の通気開口あるいは前記内側集塵ボックス側面の通気開口の少なくとも一方には、メッシュフィルタを形成させ、前記外気流入通風路内側面と前記集塵ボックス外側面との間には、クッション性のある断熱材を介在させたことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機よれば、外気導入口からの虫の侵入を防止し、メンテナンス性を向上させかつ、集塵ボックスの内側に流れる外気と外側の内気の温度差によりケース表面に結露が発生しない空気調和機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機の吸込パネルおよびエアフィルタを外して示す斜視図、図2はこの空気調和機の背面側を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係る空気調和機1は、屋内或いは住宅の壁面と一体的に設置され、室内の各部屋にダクトにより空調空気を導く構成である。この筐体2は金属薄板により形成してなり、高さ寸法がたとえば1800mm程度、幅寸法がたとえば750mm程度、奥行き寸法がたとえば440mm程度で、前後に比較的薄型である。
空気調和機の筐体2の外面に、外気導入口2a、外気流入口2b、室内空気導入口2c、室内空気流出口2dを設け、筐体2内には、室内送風機3と、室内熱交換器4と、全熱交換換気ユニット5が収容される。
外気導入口2aには外気吸込ダクト6が連通され、外気流入口2bには室内空気排出ダクト7が連通され、さらに、室内空気流出口2dには一端が室内に開放する空調空気吹出ダクト8が連通される。
室内送風機3は、筐体2内の最上部に配置され、筐体2の上面に開口する室内空気流出口2dに空調空気を送るよう構成する。
室内熱交換器4は、室内送風機3の下部側で、かつ筐体2の略中央部に配置される。この室内熱交換器4は、幅が筐体2の幅寸法と同程度に形成され、高さ方向が 前後方向にある程度の角度をもって傾いて配置される。室内熱交換器4の下端部には、室内熱交換器4で生成されるドレン水を受けるためのドレン皿9が設けられる。
従って、筐体2内に導かれる熱交換空気は、必ず室内熱交換器4内を流れ熱交換する。
さらに、全熱交換換気ユニット5は空気調和機の筐体2の最下部に配置される。
図3〜図6に示すように、全熱交換換気ユニット5は、幅が空気調和機の筐体2の幅寸法と同程度の横長形状で構成し、ユニット筐体の前面には、室内空気導入口5aおよび集塵ボックス10前面を開口する前面開口部5eが設けられ、背面には、外気導入口5bおよび室内空気流出口5cが設けられ、ユニット筐体の上面には、外気流出口5dが設けられる。筐体2の内部は、発泡断熱材で流入する外気が流通する外気通風路12と排出する室内空気が流通する室内空気通風路13の経路を仕切る内部構造体を構成させている。
集塵ボックス10は、例えば樹脂の成型品或いはステンレス材などで構成される。発泡断熱材で形成された前記外気通風路12の全熱交換器14の入口側通路に設置され、前方から見た断面形状が外気導入口5bからの外気通風路12側面形状と略々同様に前面側から見て略扇状の断面外形形状をなす前後が開口する無底筒状の集塵ボックス側面部10aを形成し、後端側に開口する集塵ボックス外気導入口10bはユニット筐体51の外気導入口5bに連通して開口し、前端側に開口する集塵ボックス前面開口部10cはユニット筐体51の前面開口部5eに露出し、通常は蓋体101によって閉止される。
また、この集塵ボックス10は、発泡断熱材で形成された外気通風路12に設置する際、外気通風路12の内側面と集塵ボックス10の外側面との間に生じる隙間に全熱交換換気ユニット5のユニット筐体51の隙間から室内空気が侵入しないようにするため、外気流入通風路内側面と集塵ボックス10外側面との間には、クッション性のある断熱材Mを介在させて密封状態としている。この断熱材Mにより、接合面に生じる隙間を埋め、隙間から室内空気が侵入することで集塵ボックス10内側に流れる外気との温度差により、集塵ボックス10の外側面が結露するといった不具合を未然に防止することが出来る。
蓋体101は集塵ボックス10の断面外形形状と略同様の外周形状をなす枠部101aとこの枠部101aの内側に形成される透明窓部101bからなり、枠部101aの周囲に設けた係止手段(図示せず)により集塵ボックス10に開閉自在に取り付けられる。
図7に示すように、また、集塵ボックス10には、集塵ボックス側面部10aの全熱交換器14の対向面に集塵ボックス側面通気開口10dが形成される。
図7及び図8に示すように、さらに、集塵ボックス10内側には、内側集塵ボックス11が集塵ボックス10との内面間に空気断熱層Aが形成れるように挿入されている。なお、この空気断熱層Aは、蓋体101が閉じられた状態で集塵ボックス10と内側集塵ボックス11間で実質的に空気流がない空気層が形成される程度の気密性が有ればよい。
前記内側集塵ボックス11は、前述の集塵ボックス10と同様例えば樹脂の成型品或いはステンレス材などで構成される。集塵ボックス10より小さい略々相似形状をなし、集塵ボックス10と同様の前方から見た断面形状が略扇状の開口形状をなす前後が開口する無底筒状の内側集塵ボックス側面部11aを形成し、後端側に開口する内側集塵ボックス外気導入口11b、前端側に開口する内側集塵ボックス前面開口部11cを備え、集塵ボックス10と同等もしくはわずかに短い長さを有する。さらに、内側集塵ボックス11には、集塵ボックス側面通気開口10dに連通するように、内側集塵ボックス側面通気開口11dが設けられ、この内側集塵ボックス側面通気開口11dにメッシュフィルタ111が設けられ、このメッシュフィルタ111は空気を通過させるが、小さな虫の通過を阻止する網目の大きさである。
なお、このメッシュフィルタ111は、内側集塵ボックス側面通気開口11dのみに設けるとともに、更に集塵ボックス10の集塵ボックス側面通気開口10dにも設けてもよい。
従って、全熱交換換気ユニット5では、ユニット筐体51の外気導入口5bから流入された外気は内側集塵ボックス11内を流れ、直角に曲がり内側集塵ボックス側面通気開口11dのメッシュフィルタ111、集塵ボックス側面通気開口10dを介して全熱交換器14の一方の通風路側に流出する。
内側集塵ボックス前面開口部11cはユニット筐体51の前面開口部5eとともに蓋体101によって閉止される。
ユニット筐体51の外気導入口5bは、図2に示すように、筐体2の外気導入口2aに連設され、外気吸込ダクト6を介して全熱交換換気ユニット5に外気を流入する。ユニット筐体51の室内空気流出口5cは筐体2の外気流入口2bに連設され、室内空気排出ダクト7を介して全熱交換換気ユニット5で外気吸込ダクト6から導入された外気と熱交換された空気を室外に排出する。
再び、図6に示すように、全熱交換換気ユニット5の略中央部には、熱交換器素子を離間積層してなる全熱交換器14が配置され、この全熱交換器14は平面視正方形状をなし、全熱交換器14の第1、第2の空気流入面14a、14b及び第1の空気流出面14c、第2の空気流出面14dが全熱交換換気ユニット5の奥行方向と一致しかつ、45°傾斜して配置される。
全熱交換換気ユニット5の一側には、外気導入用送風機15が設けられ、他側には、室内空気排出用送風機16が設けられる。
さらに、図7に示すように、全熱交換換気ユニット5には、ユニット筐体51の前面開口部5eを介して集塵ボックス10に近接して外気清浄フィルタ17が着脱可能に組み込まれる。
外気清浄フィルタ17は、いずれも図示しないフランジから突出する突条を設け、ユニット筐体51の前面開口部5e側から挿入される外気清浄フィルタ17が周囲枠を密封された状態で固定される。これにより、外気通風路12を流れる外気を確実に除塵できる。
上記のように内側集塵ボックス11が遊嵌された集塵ボックス10および全熱交換器14を備える全熱交換換気ユニット5、および全熱交換換気ユニット5が組み込まれた空気調和機1は以下のようにして熱交換および空気調和が行われる。
図1、図2および図6に示すように、外気導入用送風機15の回転により、外気吸込ダクト6、筐体2の外気導入口2aを介して流入される外気は、全熱交換換気ユニット5の外気通風路12に送られる。即ち、ユニット筐体51の外気導入口5bから流入される外気は、外気通風路12に設置した集塵ボックス10内に遊嵌された内側集塵ボックス11内に流入され、メッシュフィルタ111で除塵および除虫され、さらに外気清浄フィルタ17で微細な塵埃が除塵された後、全熱交換器14に送られる。この全熱交換器14に形成される第1の空気流入面14aから一方の通気路を通り、第2の空気流入面14bから他方の通気路を通る排出用の室内空気と熱交換し、第1の空気流出面14cから外気流出口5dに送られて筐体2内に吹き出される。この外気は、空気調和機1の筐体2の吸込口前面パネル2eの左右側部からエアフィルタ18を介して筐体2内に吸込まれた室内空気の一部と混合され、室内熱交換器4で冷却もしくは加熱されて、室内送風機3の運転により室内空気流出口2dから空調空気吹出ダクト8を通して、各室内に送風され、各室内の空気調和が行われる。
一方、室内空気は、室内空気排出用送風機16の回転により、空気調和機1の筐体2の吸込口前面パネル2eの左右側部からエアフィルタ18を介して筐体2内に吸込まれた室内空気の一部が全熱交換換気ユニット5の前面に形成する室内空気導入口5aから室内空気通風路13に送られる。即ち、室内空気導入口5aから吸込まれた室内空気は、全熱交換器14に形成される第2の空気流入面14bから他方の通気路に流入し、第1の空気流入面14aから一方の通気路を通る外気と熱交換し、ユニット筐体51の室内空気流出口5cから筐体2の外気流入口2bを介して室内空気排出ダクト7に送られ、屋外に排出される。
このような外気流入過程において、比較的低温の外気が内側集塵ボックス11内を流れるが、集塵ボックス10と内側集塵ボックス11間には空気断熱層Aが設けられており、この空気断熱層Aの断熱作用により、集塵ボックス10が冷却されることがなく、全熱交換換気ユニット5内の空気が室内集塵ボックス10に接しても、その表面に結露が生じない。従って、全熱交換換気ユニット5内に水がたまるという問題は全く生じない。
また、外気流入過程において、流入外気に虫が含まれる場合には、虫は内側集塵ボックス11内を流されて移動するが、メッシュフィルタ111により、全熱交換換気ユニット5の全熱交換器14側への侵入が阻止され、また、集塵ボックス10の前面側は、蓋体101で閉塞されているため、一時的に内側集塵ボックス11内に留められる。
空気調和機1を長時間運転すると、集塵ボックス10および外気清浄フィルタ17のメンテナンスが必要となる。このメンテナンスは、筐体2の前面に設けた吸込口前面パネル2eおよびこの吸込口前面パネル2eの後方に配したエアフィルタ18を外し、全熱交換換気ユニット5を露出させる。
外気清浄フィルタ17を取り外し、除塵して再度組み込む。一方、内側集塵ボックス11は、透明窓部101bから虫の死骸の存否およびゴミ溜まりを確認でき、死骸が存在し、あるいはゴミが溜まっていたら、係止部の係合をはずして、蓋体101を開き、全熱交換換気ユニット5から、内側集塵ボックス11を取り外し、虫の死骸、ゴミを捨てた後、内側集塵ボックス11を全熱交換換気ユニット5に組み込み、蓋体101を閉じる。
内側集塵ボックス11を全熱交換換気ユニット5に着脱自由にしたので、室内側からのメンテナンスが容易になる。
また、外気に含まれる虫は内側集塵ボックス11で捕捉されて収容されるので、内側集塵ボックス11を取り外したときに、外気通風路12内に虫の死骸が落下したり、虫の飛散を防止できる。
また、発泡断熱材で内部構造体を構成した外気通風路12に集塵ボックスを設置する最、その接合面の隙間にクッション性のある断熱材Mを介在させたため、全熱交換換気ユニットの隙間から室内空気が内部に侵入しようとして集塵ボックス10の外面に空気が侵入することを阻止でき、温度の異なる室内空気と外気との温度差で集塵ボックス側面10に結露が生じることを防止できる。
本実施形態の空気調和機によれば、外気導入口からの虫の侵入を防止し、メンテナンス性を向上させかつ、集塵ボックスの内側に流れる外気と外側の内気の温度差により集塵ボックス表面に結露が発生しない空気調和機が実現する。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の吸込パネルおよびエアフィルタを外して示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の背面側を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機に用いる全熱交換換気ユニットの左側斜視図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機に用いる全熱交換換気ユニットの右側斜視図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機に用いる全熱交換換気ユニットの背面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機に用いる全熱交換換気ユニットの縦断面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機に用いる集塵ボックス近傍の拡大図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機に組み込む内側集塵ボックスの取り出し状態を示すように斜視図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機に用いる集塵ボックス近傍の拡大図。
符号の説明
1…空気調和機、2…筐体、2a…外気導入口、2b…外気流入口、2c…室内空気導入口、2d…室内空気流出口、2e…吸込口前面パネル、3…室内送風機、4…室内熱交換器、5…全熱交換換気ユニット、5a…室内空気導入口、5b…外気導入口、5c…室内空気流出口、5d…外気流出口、5e…前面開口部、6…外気吸込ダクト、7…室内空気排出ダクト、8…空調空気吹出ダクト、9…ドレン皿、10…集塵ボックス、10a…集塵ボックス側面部、10b…集塵ボックス外気導入口、10c…集塵ボックス前面開口部、10d…集塵ボックス側面の通気開口、101…蓋体、101a…枠部、101b…透明窓部、11…内側集塵ボックス、11a…内側集塵ボックス側面部、11b…内側集塵ボックス外気導入口、11c…内側集塵ボックス前面開口部、11d…内側集塵ボックス側面通気開口、111…メッシュフィルタ、12…外気通風路、13…室内空気通風路、14…全熱交換器、14a…第1の空気流入面、14b…第2の空気流入面、14c…第1の空気流出面、14d…第2の空気流出面、15…外気導入用送風機、16…室内空気排出用送風機、17…外気清浄フィルタ、18…エアフィルタ、A…空気断熱層M…クッション性のある断熱材。

Claims (2)

  1. ユニット筐体の外面に、外気導入口、外気流出口、室内空気導入口、室内空気流出口を設け、前記ユニット筐体内の略中央部に全熱交換器を収納し、前記外気導入口から前記全熱交換器に設ける一方の通風路を介して前記外気流出口に連通する外気通風路と、前記室内空気導入口から前記全熱交換器に設ける他方の通風路を介して前記室内空気流出口に連通する室内空気通風路とを形成し、前記双方の通風路を流れる通風空気が前記全熱交換器を介して熱交換されるようにした全熱交換換気ユニットを備えた空気調和機において、
    前記全熱交換換気ユニットは、前記ユニット筐体の背面に前記外気導入口を配置し、この外気導入口と対向する前記外気通風路の前記ユニット筐体前面に設けた前面開口部と、この前面開口部を適宜開閉し、閉止時はこの前面開口部を密封する蓋体と、
    前記ユニット筐体の前記前面開口部と前記外気導入口の間の外気通風路内に設置され、前後に前面開口部と外気導入口を有した筒状をなし、側面部に前記全熱交換器に連通する側面通気開口を有する集塵ボックスと、
    この集塵ボックス内側にこの集塵ボックスとの側面間に空気断熱層を形成するように収納され、前後に前面開口部と外気導入口を有した筒状をなし、側面部に前記集塵ボックスの前記側面通気開口と連通する側面通気開口を有する内側集塵ボックスとを備え、
    前記集塵ボックス側面の通気開口あるいは前記内側集塵ボックス側面の通気開口の少なくとも一方には、メッシュフィルタを形成させ、
    前記外気流入通風路内側面と前記集塵ボックス外側面との間には、クッション性のある断熱材を介在させたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記内側集塵ボックスは、前記全熱交換換気ユニットの前面開口部から着脱可能としたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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