JP5226529B2 - ヒンジ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第一部材に対して第二部材を開閉させるヒンジ装置に関する。
携帯電話機、携帯ゲーム機などの携帯機器においては、キーボタンが配列される操作側筐体(第一部材)と、液晶表示装置等の表示装置が配置されるディスプレイ側筐体(第二部材)とが、ヒンジ装置を介して開閉できるように連結されることが多い。操作側筐体とディスプレイ側筐体とを折り畳むことができれば、携帯機器を使わない状態でのキーボタンの誤動作を防止することができる。
この種のヒンジ装置として、閉じた状態の第一部材及び第二部材を人手で所定角度まで開くと、コイルスプリングのばね力によって自動的に第一部材及び第二部材を全開させるヒンジ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このヒンジ装置は、開いた状態の第一部材及び第二部材を人手で所定角度まで閉じたときにも、コイルスプリングのばね力によって自動的に第一部材及び第二部材を全閉させる。
図16に示されるように、ヒンジ装置は、第一部材に連結される筒状の第一の連結体41と、第一の連結体41内に収容されるコイルスプリング42と、第一の連結体41内に収容されるカム部材43と、第二部材に連結される第二の連結体44と、を備える。カム部材43には、山形状のカム面43aが形成される。第二の連結体44には、カム部材43のカム面43aに当接するカム係合部44aが形成される。カム部材43は、第一の連結体41に対して軸線の方向にスライドできるが、軸線の回りを回転できない。第二の連結体44は、第一の連結体41に対して軸線の回りを回転できるが、軸線の方向にスライドできない。手動により第一部材に対して第二部材を回転させると、第二の連結体44のカム係合部44aの頂部がカム部材43のカム面43aの頂部を乗り越える。こうなると、コイルスプリング42のばね力によって、カム部材43が第二の連結体44に向かって自動的にスライドし、カム部材43のスライドに連動して第二の連結体44が自動的に回転する。
特許文献2にも、特許文献1のヒンジ装置と同様に、第一部材と第二部材を開閉させるヒンジ装置が開示されている。このヒンジ装置は、図17に示されるように、カム面51aを有するカム部材51と、カム部材51のカム面51aに当接するカムフォロワ52と、を備える。カム部材51は、筒状のケース53内に軸線の方向に移動可能に収容され、コイルスプリング54によってカムフォロワ52に付勢される。カムフォロワ52はケース53内に回転できるように収容される。手動により第一部材に対して第二部材を回転させると、カムフォロワ52の頂部がカム部材51のカム面51aの頂部を乗り越える。そのとき、コイルスプリング54のばね力によって、カム部材51がカムフォロワ52に向かって自動的にスライドし、カムフォロワ52が自動的に回転する。
特開2004−68939号公報(段落[0033]〜[0040]参照) 特許第3883607号公報(段落[0030]〜[0032]参照)
しかし、特許文献1に記載のヒンジ装置においては、カム部材43及び第二の連結体44は、いずれも樹脂の成型品である。第二の連結体44の頂部がカム部材43の頂部を乗り越えるときに、両頂部に大きな圧力が作用するから、カム部材43及び第二の連結体44の頂部が摩耗する。図18に示されるように、カム部材43及び第二の連結体44の頂部が摩耗すると鋭利な頂部が丸まってしまう。これが原因で、カム部材43の頂部及び第二の連結体44の頂部の接点の接線46の傾きも緩やかになり、第一部材と第二部材とを閉じた状態を保持する保持力が低下してしまう。
例えば、携帯電話機が閉じた状態では、節電のために自動的に電源が切れるようになっている。閉じた状態を保持する保持力が弱くて、携帯電話機が少しでも開いてしまうと、ディスプレイが点きっぱなしになるという問題が生ずる。
他方、特許文献2に記載のヒンジ装置においては、カム部材51及びカムフォロワ52が金属製なので、両頂部が摩耗しにくくなる。しかし、カム部材51及びカムフォロワ52は、メタルインジェクションモールド又は切削により製造される。メタルインジェクションモールドによる製造は、成型後に焼結する工程が必要になるので、工程が複雑になり、コストが高くなる。そのうえ、焼結後の収縮率が高いので、寸法のばらつきが生ずるという問題もある。切削では、一つずつ加工していくので、大量生産には適さない。
そこで本発明は、カム部材及びカム部材に当接する当接部材の頂部の摩耗を防ぐことができ、製造も容易なヒンジ装置を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第一部材又は第二部材の一方と共に回転し、頂部を含む山形状のカム面を有する山形カム部材と、前記第一部材又は前記第二部材の他方と共に回転し、前記山形カム部材のカム面に当接する頂部を有する当接部材と、を備え、前記第一部材に対して前記第二部材を開閉可能にするヒンジ装置において、前記山形カム部材の山形状の前記カム面は、樹脂により成型されると共に、その頂部が樹脂よりも硬度の高い材質で構成され、前記当接部材は、少なくともその頂部が樹脂よりも硬度の高い材質で構成され、前記山形カム部材の前記頂部は、樹脂よりも硬度の高い材質の転動体からなると共に、前記山形カム部材の樹脂により成型された前記カム面に回転可能に埋め込まれ、前記第一部材に対する前記第二部材の開閉によって、前記当接部材の頂部が前記山形カム部材のカム面の頂部を乗り越えるヒンジ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のヒンジ装置において、前記山形カム部材及び前記当接部材のいずれもが、樹脂により成型されると共に、少なくともその頂部が樹脂よりも硬度の高い材質で構成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のヒンジ装置において、前記当接部材は、頂部を含む山形状のカム面を有し、前記当接部材の頂部は、樹脂よりも硬度の高い材質の転動体からなると共に、前記当接部材の樹脂により成型されたカム面に回転可能に埋め込まれることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項2に記載のヒンジ装置において、前記当接部材は、頂部を含む山形状のカム面を有し、前記当接部材の頂部が前記山形カム部材の頂部を乗り越えるとき、前記当接部材の頂部と前記山形カム部材の頂部とが互いに当接し、前記当接部材の頂部が前記山形カム部材の頂部を乗り越える前あるいは後には、前記当接部材の樹脂製のカム面と前記山形カム部材の樹脂製のカム面とが互いに当接することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のヒンジ装置において、前記当接部材は、頂部を含む山形状のカム面を有し、前記当接部材の前記頂部及び前記カム面が、樹脂よりも硬度の高い材質で構成されており、前記第一部材に対する前記第二部材の開閉によって、前記山形カム部材の頂部が前記当接部材の前記頂部及び前記カム面上を接触しながら滑ることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のヒンジ装置において、前記ヒンジ装置はさらに、前記山形カム部材が収容されると共に樹脂よりも硬度の高い材質の筒状ケースを備え、前記山形カム部材の、前記筒状ケースに接触する部分が樹脂により成型され、前記山形カム部材は、前記筒状ケース軸線の方向にスライドできると共に、前記軸線の回りを回転できず、前記当接部材は、前記軸線の回りを回転できると共に、前記軸線の方向にスライドできないことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、山形カム部材及び当接部材の頂部が樹脂よりも硬度の高い材質で構成されているので、当接部材の頂部が山形カム部材のカム面の頂部を乗り越えるときに、当接部材及び山形カム部材の頂部の摩耗を防ぐことができる。また、山形カム部材のカム面が樹脂により成型されるので、製造も容易になる。また、山形カム部材のカム面に転動体が回転可能に埋め込まれているので、当接部材の頂部が山形カム部材の頂部を乗り越えるときに、山形カム部材の頂部が転がる。したがって、山形カム部材の頂部が摩耗するのを防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、山形カム部材及び当接部材の両方が樹脂により成型されるので、製造がより容易になる。
請求項に記載の発明によれば、当接部材のカム面に転動体が回転可能に埋め込まれているので、当接部材の頂部が山形カム部材の頂部を乗り越えるときに、当接部材の頂部が転がる。したがって、当接部材の頂部が摩耗するのを防止できる。
請求項に記載の発明によれば、山形カム部材又は当接部材の樹脂製のカム面の摩耗を低減することができる。
請求項に記載の発明によれば、当接部材のカム面の摩耗を防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、筒状ケースが樹脂よりも硬度の高い材質で、筒状ケースに沿ってスライドする山形カム部材が樹脂製なので、筒状ケースの肉厚を薄くできると共に、筒状ケースに対する山形カム部材のスライド抵抗を低減することができる。
本発明の第一の実施形態のヒンジ装置が組み込まれる携帯電話機を示す斜視図 上記携帯電話機の分解斜視図 本発明の第一の実施形態のヒンジ装置の斜視図 ヒンジ装置の外観図(図中(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図) ヒンジ装置の断面図 ヒンジ装置の分解斜視図 当接部材及び山形カム部材の斜視図 携帯電話機の開き角度と、山形カム部材及び当接部材の動きとの関係を示す図 当接部材の頂部が山形カム部材の頂部を乗り越えるときの状態を示す図(図中(a)は両頂部が当接した状態を示し、図中(b)は乗り越える前又は乗り越えた後の状態を示す) 当接部材と山形カム部材のカム面の展開図 本発明の第二の実施形態のヒンジ装置の分解斜視図 上記ヒンジ装置の断面図 当接部材と山形カム部材のカム面の展開図 本発明の第三の実施形態のヒンジ装置の分解斜視図 上記ヒンジ装置の断面図 従来のヒンジ装置の分解斜視図 従来のヒンジ装置の分解斜視図 カム部材及び第二の連結体の頂部が摩耗した状態を示す図
符号の説明
1…操作側筐体(第一部材)
2…ディスプレイ側筐体(第二部材)
4…ヒンジ装置
6…筒状ケース
7…当接部材
9…山形カム部材
11a…カム面
12,15…頂部
14a…カム面
27a…カム面
27…当接部材
28…頂部
29…山形カム部材
29a…カム面
30…当接部材
30a…カム面
33…頂部
37…頂部
以下添付図面に基づいて、本発明の第一の実施形態におけるヒンジ装置を説明する。図1はヒンジ装置が組み込まれる携帯電話機を示す。携帯電話機は、キーボタンが配列される操作側筐体1(第一部材)と、液晶表示装置等の表示装置3が配置されるディスプレイ側筐体2(第二部材)と、を備える。操作側筐体1には、小型のマイクロフォン及び各種キーボタンが設けられる。ディスプレイ側筐体2には、小型のスピーカ及び液晶表示装置3が設けられる。
操作側筐体1の端部には、二つの連結筒部1aが設けられる。この二つの連結筒部1aは、操作側筐体1の左右方向の両端部に配置される。操作側筐体1は、キーボタンが配列される表側の分割筐体1bと、裏側の分割筐体1cとに二分割される。ディスプレイ側筐体2の端部には、操作側筐体1の二つの連結筒部1a間に挟まれる一つの連結筒部2aが設けられる。操作側筐体1の連結筒部1aの中心線とディスプレイ側筐体2の連結筒部2aの中心線とは、互いに一致する。
図2は携帯電話機の分解斜視図を示す。ディスプレイ側筐体2及び操作側筐体1は、ヒンジ装置4を介して、中心線Lの回りを回転できるように連結される。ディスプレイ側筐体2の連結筒部2aには、軸線方向の両端部からヒンジ装置4及びダミーヒンジ5が挿入される。ヒンジ装置4の筒状ケース6の外面には、複数の平坦面6aが設けられる。連結筒部2aにも、筒状ケース6の平坦面6aに対応する平坦面が設けられる。ヒンジ装置4を連結筒部2aに挿入したとき、筒状ケース6が連結筒部2aと共に回転するように、筒状ケース6の平坦面6aと連結筒部2aの平坦面が接触する。ダミーヒンジ5は筒形状である。
連結筒部2aから突出したヒンジ装置4の一部とダミーヒンジ5の一部は、表側の分割筐体1bと裏側の分割筐体1cとの間に挟まれる。ヒンジ装置4の当接部材7には、平坦面7aが設けられる。表側の分割筐体1bには、当接部材7の平坦面7aに対応させた平坦面が設けられる。ヒンジ装置4の当接部材7を表側の分割筐体1bと裏側の分割筐体1cとで挟んだとき、当接部材7の平坦面7aに表側の分割筐体1bの平坦面が接触する。このため、当接部材7は操作側筐体1と共に回転する。ヒンジ装置4の当接部材7が筒状ケース6に対して相対的に回転するから、結局ディスプレイ側筐体2が操作側筐体1に対して相対的に回転する。
図3はヒンジ装置4の斜視図を示し、図4は異なる四つの方向からみたヒンジ装置4を示す。いずれの図においても、筒状のヒンジ装置4の軸線を鉛直方向に向けている状態が示されている。ヒンジ装置4は、有底円筒形状の筒状ケース6と、筒状ケース6の内部に収容される当接部材7と、を備える。筒状ケース6の側面には、例えば四つの平坦面6aが周方向に均等間隔を開けて設けられる。この平坦面6aは、筒状ケース6の上端から下端に向かってその途中まで伸びる。筒状ケース6は、薄板状の金属をプレス加工することで製造される。
当接部材7の下端部は、筒状ケース6の下端から突出する。当接部材7の、筒状ケース6の下端から突出する部分には、互いに平行な一対の平坦面7aが設けられる。
図5はヒンジ装置4の断面図を示し、図6は分解斜視図を示す。筒状ケース6には、付勢手段であるコイルスプリング8a,8b、山形カム部材9、当接部材7が順次収容される。
コイルスプリング8a,8bは、筒状ケース6の底部6bと山形カム部材9との間に介在され、山形カム部材9を当接部材7に付勢する。付勢力を強くするために、コイルスプリング8a,8bは、内側と外側の二重に設けられる。
図6に示されるように、山形カム部材9は、樹脂製の本体部11と、樹脂よりも硬度の高い材質の頂部12と、から構成される。樹脂よりも硬度の高い材質とは、例えば金属又はセラミックである。樹脂には強度の高いエンジニアリングプラスチックを用いるのが望ましい。金属には鋼を用いるのが望ましく、セラミックには強度の高いファインセラミックを用いるのが望ましい。
図7は、山形カム部材9及び当接部材7の詳細図を示す。樹脂製の本体部11の下端面には、山形状のカム面11aが形成される。カム面11aには、頂部と谷部が周方向に二回ずつ繰返し形成される(図8も参照)。カム面11aは、軸線を中心にした点対称に形成される。本体部11の側面には、筒状ケース6の平坦面に対応させた複数の平坦面11bが形成される。本体部11の平坦面11bと筒状ケース6の内面とが平面接触するので、本体部11は筒状ケース6に対して筒状ケース6の軸線の方向にスライドでき、かつ筒状ケース6の軸線の回りを回転できない。本体部11の中心には軸線方向に伸びる貫通孔11cが開けられる。この貫通孔11cを当接部材7の軸部14bが貫通する。本体部11は樹脂の成型品である。
本体部11のカム面11aの頂点となる頂部12は、転動体である金属製のローラからなる。樹脂製のカム面11aには、ローラの形状に対応した凹み11d(図9参照)が形成される。頂部12はこの凹み11dに埋め込まれる。頂部12は凹み11dに結合されてはおらず、凹み11dに対して回転できる。
当接部材7は、樹脂製の本体部14と、樹脂よりも硬度の高い材質の頂部15と、から構成される。本体部14及び頂部15の材質は、山形カム部材9と同一である。
本体部14は、筒状ケース6の軸線方向に伸び、山形カム部材9を貫通する軸部14bと、山形カム部材9のカム面11aに対向する山形状のカム面14aと、本体部14の下方に伸びる連結軸部14dと、から構成される。軸部14bには、その上端から下方に向かって軸部14bの途中まで伸びる流体通路溝14b1が加工される。
カム面14aには、頂部と谷部が交互に繰返して二回周方向に形成される。カム面14aは、軸線を中心にした点対称に形成される。山形カム部材9のカム面11aと当接部材7のカム面14aとが、山形カム部材9のスライド運動と当接部材7の回転運動とを連動させる。なお、カム面14aが形成される円筒部分を軸部14b及び連結軸部14dから分離して成型してもよい。
本体部14のカム面14aの頂点となる頂部15は、転動体である金属製のローラからなる。樹脂製のカム面14aには、ローラの形状に対応した凹み14e(図9参照)が形成される。頂部15はこの凹み14eに回転可能に埋め込まれる。頂部12,15がカム面11a,14aの凹み11d,14eから脱落しないように、山形カム部材9のカム面11aと当接部材7のカム面14aとは互いに対向している。
ヒンジ装置は以下のように組立てられる。図6に示されるように、まず、山形カム部材9の本体部11及び当接部材7の本体部14にローラからなる頂部12,15を埋め込む。次に、当接部材7の軸部14bを山形カム部材9の貫通孔11cに通す。筒状ケース6には、あらかじめコイルスプリング8a,8bが挿入され、粘性流体が注入されている。
次に、山形カム部材9及び当接部材7の組立体を筒状ケース6内に挿入する。その後、当接部材7の外周にOリング16、軸受17、ワッシャ18を順次嵌める。ワッシャ18を当接部材7に嵌めた後、筒状ケース6の開放端部の周囲をワッシャ18を押さえるように内側に折り曲げる。以上により、ヒンジ装置が組立てられる。
図5に示されるように、Oリング16は当接部材7の下部の段差を付けた部分の外周に嵌められ、筒状ケース6内に充填される粘性流体20が漏れるのを防止する。ワッシャ18は、筒状ケース6に固定される。軸受17は、ワッシャ18に回転可能に支持され、ワッシャ18に対して滑りながら回転できる。軸受17には、連結軸部14dの断面形状に合わせた開口が開けられる。軸受17と当接部材7は共に回転する。
当接部材7は、筒状ケース6の軸線の回りを回転する。当接部材7の軸部14bの先端部は、筒状ケース6の底部6bに当接する。当接部材7の上部の回転は、筒状ケース6の底部6bによって案内される。当接部材7の下部は、ワッシャ18によって筒状ケース6から抜けないようにされる。軸受17は樹脂製である。軸受17の外周面が筒状ケース6の内周面に接触しながら回転する。当接部材7の下部の回転は、軸受17によって案内される。すなわち、当接部材7の回転は、筒状ケース6の上下の二箇所で支持される。当接部材7の筒状ケース6に接触する部分は樹脂製なので、当接部材7は金属製の筒状ケース6に対しても滑らかに回転する。
山形カム部材9は、筒状ケース6の軸線の方向にスライドする。山形カム部材9の筒状ケース6と接触する部分は樹脂製なので、山形カム部材9は筒状ケース6に対して滑らかにスライドできる。
図8は、携帯電話機の開き角度と、山形カム部材9の軸線方向の位置、当接部材7の回転角度との関係を示す図である。図中上段が携帯電話機の開き角度を示し、下段が山形カム部材9と当接部材7の位置関係を示す。山形カム部材9によって、筒状ケース6の内部空間は軸線方向に第一の空間S1と第二の空間S2とに区画される。第一の空間S1及び第二の空間S2それぞれには、粘性流体20が充填される。山形カム部材9のスライドに伴って粘性流体20が第一の空間S1と第二の空間S2との間を移動する。
図中(a)に示されるように、携帯電話機を閉じた状態では、当接部材7のカム面14aの第一の傾斜面14a1と山形カム部材9のカム面11aの第一の傾斜面11a1が接触する。このとき、コイルスプリング8a,8bのばね力によって、山形カム部材9がさらに下方にスライドし、当接部材7が回転しようとするが、折り畳まれた操作側筐体1とディスプレイ側筐体2とが当接しているので、当接部材7の回転が制限されている。
閉じた状態から、手動によってディスプレイ側筐体2をわずかに(例えば30度)開くと、ディスプレイ側筐体2と共に当接部材7が回転し、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12に乗り上げる(図中(b))。このとき、山形カム部材9は、コイルスプリング8a,8bのばね力に抗して図中上方向にわずかに移動する。さらにディスプレイ側筐体2を開くと(ディスプレイ側筐体2の開き角度が図中(b)に示される変換点の30°をすぎると)、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越え、当接部材7の第二の傾斜面14a2と山形カム部材9の第二の傾斜面11a2が接触するようになる。こうなると、コイルスプリング8a,8bのばね力によって山形カム部材9が図中下方へ自動的にスライドし、当接部材7が自動的に回転し、図中(c)〜(d)に示されるように、携帯電話機は全開まで自動的に開く。
軸部14bの流体通路溝14b1と山形カム部材9の内周面との間には、第一の空間S1又は第二の空間S2の一方から他方へ粘性流体を導く流体通路Pが設けられる。山形カム部材9の下方向へのスライド運動と当接部材7の回転運動によって、流体通路Pは、粘性流体を導くときの流体の抵抗を変化させる。開き角度が120度を越えると、流体通路の流体の抵抗が増加し、ディスプレイ側筐体2の開き動作に制動力が付与される。この制動力によって、ディスプレイ側筐体2が全開するときの衝撃を緩和する。
開いた状態の携帯電話機を閉じるときは、上述の動作と逆の動作になる。まず、手動でコイルスプリング8a,8bのばね力に抗してディスプレイ側筐体2を折り畳み、携帯電話機の開き角度を30度にする。このとき、当接部材7の頂部15と山形カム部材9の頂部12とが当接する。開き角度を30度未満にすると、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越え、コイルスプリング8a,8bのばね力によって、自動的に携帯電話機が0度まで閉じる。
図9(a)は、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越えるときの状態を示し、図9(b)は、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越えた後の状態を示す。図9(a)に示されるように、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越えるとき、両頂部12,15が互いに当接する。両頂部12,15にはコイルスプリング8a,8bのばね力によって圧縮力が働くが、両頂部12,15は樹脂よりも硬度の高い材質から構成されるので、圧縮力が働いても両頂部12,15が摩耗するのを防止できる。しかも、両頂部12,15は山形カム部材9及び当接部材7に回転可能に埋め込まれているので、両頂部12,15が当接したときに転がることもできる。したがって、より一層、両頂部12,15が摩耗するのを防止できる。図9(b)に示されるように、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越えた後には、両頂部12,15は当接することはなく、当接部材7の頂部15と山形カム部材9のカム面11aが当接すると共に、山形カム部材9の頂部12と当接部材7のカム面14aが当接するようになる。
図10は、当接部材7及び山形カム部材9のカム面11a,14aの展開図を示す。携帯電話機を閉じた状態(開き角度0度)では、当接部材7の頂部15と山形カム部材9のカム面11aの第一の傾斜面11a1が当接し、山形カム部材9の頂部12と当接部材7のカム面14aの第一の傾斜面14a1が当接する。この状態から携帯電話機を15°〜45°開くと、当接部材7及び山形カム部材9の両頂部12,15が当接し、当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越える。当接部材7の頂部15が山形カム部材9の頂部12を乗り越えた後(携帯電話機が90°〜165°開いた状態になると、)には、当接部材7のカム面14aの第二の傾斜面14a2と山形カム部材9のカム面11aの第二の傾斜面11a2が当接する。当接部材7のカム面14aと山形カム部材9のカム面11aは面接触するので、これらのカム面11a,14aが摩耗するのを防止することができる。
図11及び図12は、本発明の第二の実施形態のヒンジ装置を示す。この実施形態のヒンジ装置は、当接部材27の頂部を含む全体が樹脂よりも硬度の材質である金属から構成される点が、上記第一の実施形態のヒンジ装置と異なる。残りの筒状ケース6、コイルスプリング8a,8b、山形カム部材9、Oリング16、軸受17、ワッシャ18の構成は、上記第一の実施形態と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
当接部材27の回転は、軸受17及び筒状ケース6の内周面により案内されていて、当接部材27の外周と筒状ケース6との間には僅かなすきまが開いている。このため、筒状ケース6及び当接部材27の両方を金属としても、当接部材27の回転の動きが悪くなることはあまりない。このため、この実施形態では、当接部材27の全体を金属製とする。
一方、山形カム部材9には、当接部材27からの反力によって常にトルクが付与されていて、山形カム部材9は筒状ケース6に常に接触している。山形カム部材9を金属製にすると、山形カム部材9が筒状ケース6に対してスライドするときに摩れが生じて、山形カム部材9の動きが悪くなる。このため、この実施形態でも山形カム部材9の筒状ケース6に接する部分は樹脂製にする。
図13は、当接部材27と山形カム部材9のカム面27a,11aの展開図を示す。携帯電話機が閉じた状態(開き角度0°)から開いた状態(開き角度165°)に至るまで、山形カム部材9の頂部12は、当接部材27の頂部28を含む山形状のカム面27aに常に当接し、カム面27a上を接触しながら滑る。当接部材27のカム面27aは金属から構成されるので、山形カム部材9の頂部12が当接部材27の山形状のカム面27aを滑っても、カム面27aが摩耗するのを防止できる。
図14及び図15は、本発明の第三の実施形態のヒンジ装置を示す。図14はヒンジ装置の分解斜視図を示し、図15は断面図を示す。この実施形態では、山形カム部材29を当接部材30に付勢するコイルスプリングが設けられていない。コイルスプリングの替わりに、当接部材30と共に回転する樹脂製の付勢部材31が設けられる。
付勢部材31はほぼ円筒形状で、その下端面に付勢用カム面31aが形成される。この付勢用カム面31aは、当接部材30のカム面30aと同じ山形状に形成される。付勢用カム面31aには、金属製のローラからなる頂部32が回転可能に埋め込まれる。
樹脂製の山形カム部材29の下端面には、上記第一及び第二の実施形態の同様に、山形状のカム面29aが形成される。カム面29aには、頂部33として金属製のローラが回転可能に埋め込まれる。山形カム部材29の上端面には、付勢部材31の付勢用カム面31aに対向する付勢用カム面29bが形成される。山形カム部材29の付勢用カム面29bも、カム面29aと同じ山形状に形成される。付勢用カム面29bにも、頂部33として回転可能に金属製のローラが埋め込まれる。
樹脂製の当接部材30には、軸線と直交する方向に貫通孔30bが開けられる。この貫通孔30bに当接部材30と付勢部材31を共に回転させるピン36が挿入される。当接部材30には、第一の実施形態と同様に山形状のカム面30aが形成される。カム面30aには頂部37として回転可能にローラが埋め込まれる。筒状ケース6、Oリング16、軸受17及びワッシャ18の構成は、上記第一及び第二実施形態のヒンジ装置と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
筒状ケース6に対して当接部材30を回転させると、当接部材30と付勢部材31との間に挟まれた山形カム部材29が上下方向にスライドする。この実施形態のヒンジ装置は、便座の自重によって回転する力が作用する便座と便蓋の連結部分に用いられる。
なお、本発明は上記実施形態に限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で他の実施形態に具現化できる。例えば、ヒンジ装置を筒状ケースに収容することなく、直接第一及び第二部材に収容してもよい。ヒンジ装置を筒状ケースに収容する場合にも、当接部材を筒状ケースから露出させ、当接部材を第一又は第二部材に直接収容してもよい。
さらに本発明のヒンジ装置は、携帯電話機のみならず、ラップトップ、ハンドヘルド、PDA,PocketPC,Palm等の携帯して使用が可能なポータブルコンピュータや、携帯ゲーム機、化粧用コンパクトなどの携帯機器に適用することができる。また、便座と便蓋の連結部分にも適用することもできる。
本明細書は、2007年8月24日出願の特願2007-218117に基づく。この内容はすべてここに含めておく。

Claims (6)

  1. 第一部材又は第二部材の一方と共に回転し、頂部を含む山形状のカム面を有する山形カム部材と、前記第一部材又は前記第二部材の他方と共に回転し、前記山形カム部材のカム面に当接する頂部を有する当接部材と、を備え、前記第一部材に対して前記第二部材を開閉可能にするヒンジ装置において、
    前記山形カム部材の山形状の前記カム面は、樹脂により成型されると共に、その頂部が樹脂よりも硬度の高い材質で構成され、
    前記当接部材は、少なくともその頂部が樹脂よりも硬度の高い材質で構成され、
    前記山形カム部材の前記頂部は、樹脂よりも硬度の高い材質の転動体からなると共に、前記山形カム部材の樹脂により成型された前記カム面に回転可能に埋め込まれ、
    前記第一部材に対する前記第二部材の開閉によって、前記当接部材の頂部が前記山形カム部材のカム面の頂部を乗り越えるヒンジ装置。
  2. 前記山形カム部材及び前記当接部材のいずれもが、樹脂により成型されると共に、少なくともその頂部が樹脂よりも硬度の高い材質で構成されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記当接部材は、頂部を含む山形状のカム面を有し、
    前記当接部材の頂部は、樹脂よりも硬度の高い材質の転動体からなると共に、前記当接部材の樹脂により成型されたカム面に回転可能に埋め込まれることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ装置。
  4. 前記当接部材は、頂部を含む山形状のカム面を有し、
    前記当接部材の頂部が前記山形カム部材の頂部を乗り越えるとき、前記当接部材の頂部と前記山形カム部材の頂部とが互いに当接し、
    前記当接部材の頂部が前記山形カム部材の頂部を乗り越える前あるいは後には、前記当接部材の樹脂製のカム面と前記山形カム部材の樹脂製のカム面とが互いに当接することを特徴とする請求項2に記載のヒンジ装置。
  5. 前記当接部材は、頂部を含む山形状のカム面を有し、
    前記当接部材の前記頂部及び前記カム面が、樹脂よりも硬度の高い材質で構成されており、
    前記第一部材に対する前記第二部材の開閉によって、前記山形カム部材の頂部が前記当接部材の前記頂部及び前記カム面上を接触しながら滑ることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
  6. 前記ヒンジ装置はさらに、前記山形カム部材が収容されると共に樹脂よりも硬度の高い材質の筒状ケースを備え、
    前記山形カム部材の、前記筒状ケースに接触する部分が樹脂により成型され、
    前記山形カム部材は、前記筒状ケース軸線の方向にスライドできると共に、前記軸線の回りを回転できず、
    前記当接部材は、前記軸線の回りを回転できると共に、前記軸線の方向にスライドできないことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のヒンジ装置。
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