JP5225400B2 - スプリンクラーアセンブリ - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔背景技術〕
このセクションでは、本開示に関連した背景情報について述べるだけであり、その記述は、先行技術を構成するものではない。
本開示は、スプリンクラーアセンブリに関するものであり、特に、エネルギー損失を低減するスプリンクラーアセンブリに関するものである。当該スプリンクラーアセンブリは、家庭用、および倉庫への適用を含め商業用の両方として利用されてもよく、さらに、管理モードまたは抑制モードにおいて用いられてもよい。
スプリンクラーアセンブリの、流体が発散される部分において、顕著なエネルギー損失が生じる。従来のスプリンクラーアセンブリは、通路を有するベースと、入口と、システム配管と接続できるように形成された発射口と、ベースから距離をおいて、特に、ベースから延伸する一対のアームによって支持されたデフレクターとを含んでいる。上記アームは、しばしば、その末端において、デフレクターを当該アームに搭載するために用いるボスと連結されている。吊り下げスプリンクラーおよび直立スプリンクラーは、特に、固定中央部分と、当該固定中央部分から放射状に外側に延びる複数の歯を有するデフレクターを含んでいる。上記歯は、流体が当該固定中央部分を横切って流れるように当該流体を拡散させるためのであり、上記ボスに配され、ベースの発射口に対して位置決めされている。側壁スプリンクラーは、特に、固定中央部分から放射状に外側に延びる歯を有する固定中央部と、当該固定中央部を越えて外側および下側へ流れるように流体を方向付けるために固定中央部の上に位置決めされるブレードとをさらに有するデフレクターを含んでいる。それぞれの場合、流体がベースの発射口から流れるとき、当該流体は、ボスとデフレクターの中央部分に衝突する。ボスおよびデフレクターは、上記流体を放射状に外側に拡散させ、その流体は、その後、さらに歯によって拡散させられ、側壁スプリンクラーの場合には、ブレードによっても拡散させられる。その結果、相当の大きさのエネルギーまたは流体におけるヘッドロスがスプリンクラーアセンブリにおいて生じる。もしスプリンクラーアセンブリへの供給圧が低減できれば、スプリンクラーシステムに関して顕著な節約が実現できる。当業者に理解できるように、あるシステムのスプリンクラーアセンブリへの供給圧が低減できれば、スプリンクラーアセンブリへ流体を送るパイプのサイズを小さくでき、および/またはシステムポンプのサイズを小さくできる。もし、スプリンクラーアセンブリの比較可能パフォーマンスが、あらゆる既知のシステムのために低い圧力で供給されたなら、ポンプの必要性さえもなくなるかもしれない。これらの改良のすべてにより、消火保護システムの取り付け費用を顕著に節約できる。従って、ヘッドロスを減少させて流体を拡散させるスプリンクラーアセンブリは、当該スプリンクラーアセンブリにおける必要な圧力を減少させることができ、それゆえ、そのようなスプリンクラーアセンブリを備える消火保護システムの取り付けにかかる費用を節約できる。
〔要約〕
本発明によれば、スプリンクラーアセンブリは、流体が当該スプリンクラーアセンブリから流れ出るときに、エネルギーを低減し、それゆえ、流体のヘッドロスを低減できるように設計されている。
本発明の一形態では、スプリンクラーアセンブリは、本体と、当該本体から延びる支持部とを含んでいる。上記本体は、通路、入口、および発射口を含んでいる。さらにスプリンクラーアセンブリは、フローシェーパー部と、上記通路を閉じるために上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置とを含んでいる。熱応答性トリガは、上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載され、熱応答性トリガが火事に伴う温度によって熱せられたとき、上記閉鎖装置を上記発射口から解放させる。上記フローシェーパー部は、上記閉鎖装置が上記発射口から解放されたとき、上記発射口からの流体の流れを形作るための少なくとも1つの接触表面を有している。上記支持部およびフローシェーパー部は、それらが上記本体の軸に沿った上記発射口からの流体の流れを阻止しないように設計されており、上記閉鎖装置が上記発射口から解放されたときに、上記発射口からの流体の流れに対する障害を減らし、それゆえ、上記スプリンクラーアセンブリから流出する流体のヘッドロスを低減する。
ひとつの観点において、上記支持部は、上記本体の軸に沿って配置された開口部を有しており、上記発射口から流出する流体の少なくともいくらかは、上記開口部を通って流れる。例えば、上記支持部の開口部は、少なくとも0.4インチ(1.02cm)、特に、0.5から2.0インチの範囲の直径を有している。
別の観点では、上記支持部の開口部が、当該開口部から流出する流体の流れを形作るように、上記フローシェーパー部は、上記支持部の開口部に配置されていてもよい。例えば、上記フローシェーパー部は、上記支持部の開口部の発射側に配置されてもよい。適当なフローシェーパー部がタブまたは歯によって形成されてもよい。
さらなる観点において、上記フローシェーパー部は、上記支持部の開口部において、上記発射口から遠ざかるように、上記フレームから突出している。さらに、上記スプリンクラーアセンブリは、上記支持部の開口部の内部に位置決めされた環状部を含んでいてもよく、上記環状部は、上記フローシェーパー部を上記支持部の開口部において支持する。例えば、上記環状部は、上記支持部の開口部の内部に配置されている。ひとつより多いフローシェーパー部が設けられている場合、上記環状部は、すべてのフローシェーパー部を、上記支持部の開口部において支持してもよく、それによって、上記支持部の開口部から流出する流体の流れを形作ってもよい。
さらなる観点において、熱応答性トリガは、上記支持部と上記本体との間を延びる熱感受性部を含んでいる。例えば、上記熱感受性部は、上記支持部と上記本体との間を延びる長軸を有していており、当該長軸は、上記軸に対して傾いており、平行ではないため、上記本体の発射口から流出する流体の流れに対する障害をさらに低減してもよい。
別の観点において、スプリンクラーアセンブリの発射係数または“K”ファクターは、1分間あたりのガロンを単位とした、通路を通る水のような流体の流量を、平方インチ口径あたりのポンドを単位とした、スプリンクラー本体の入口に供給される流体の圧力の平方根で割ったものに等しい。“K”ファクターは、約2.8から50.4の範囲にあってもよく、それゆえ、スプリンクラーアセンブリは、住宅用または、倉庫における利用を含め商業用として好適に利用できる。
さらに別の観点においては、上記スプリンクラーの応答時間指数(RTI)は、50(m−s)1/2またはそれより小さく、任意に、50から300(m−s)1/2の範囲のものでもよい。
本発明の別の形態では、スプリンクラーアセンブリは、本体と、当該本体から延びる支持部とを含んでいる。上記支持部は、少なくとも概ね上記本体の軸に沿って配列された開口部を有する横断部を有しており、上記開口部は、上記発射口の直径よりも大きい直径を有しており、上記発射口から流出する流体の少なくともいくらか、好ましくは、ほとんどは、上記支持部を通って流れる。
ひとつの観点では、上記開口部は、上記開口部から流出する流体の流れを形作るように設計されている。例えば、上記スプリンクラーアセンブリは、上記支持部の開口部またはその近傍に、ひとつまたはそれより多いフローシェーパー部を有するフローシェーパーを含んでいてもよい。
本発明の別の形態によれば、本体と、当該本体から延びるフレームとを含んでいる。上記フレームは、少なくとも概ね、上記本体の軸に対して位置決めされた開口部を有している。当該開口部は、上記スプリンクラー本体の発射口よりも直径が大きく、上記発射口から流出する流体の少なくともいくらか、好ましくは、ほとんどは、上記フレームの上記開口部を通って流れる。さらに、上記スプリンクラーアセンブリは、上記フレーム開口部の発射側に設けられたフローシェーパー部を含んでいる。当該フローシェーパー部は、上記フレームの開口部から流出する流体の流れを形作る。
本発明のさらに別の形態においては、スプリンクラーアセンブリは、本体と、当該本体から延びる支持部と、熱感受性トリガとを含んでいる。上記本体は、入口、上記入口から発射口へ延びる通路、および上記発射口を通って延びる軸を含んでいる。上記トリガは、上記支持部および上記本体の搭載表面の間を延びる熱感受性部を含んでおり、上記搭載表面は、上記本体の上記軸から偏倚している。このようにして、熱感受性部は、上記軸から偏倚しており、上記発射口が開口したときに、当該発射口から流出する流体の流れに対する障害を低減し、それゆえ、上記発射口から流出する流体におけるエネルギー損失を低減する。
ひとつの観点において、上記支持部は、一対のアームを有するフレームを備えている。上記フレームは、上記軸に沿って位置決めされた開口部を含み、上記流体は、当該フレームを通って流出する。さらなる観点では、上記フレームの開口部は、上記本体の発射口から流出する流体の、全てではないが、ほとんどを、当該フレームを通して流すように、その大きさが決められている。例えば、上記フレームの開口部は、その直径が、上記発射口の直径と少なくとも同じ大きさになるように決められていてもよい。
別の観点では、上記軸は、各入口および発射口の中央部を通って延びる中央軸を含んでいる。
他の観点では、上記スプリンクラーアセンブリは、少なくとも1つの流体フローシェーパー部を上記フレームに含んでおり、当該流体フローシェーパー部は、上記フレームを通る流体の流れを形作る。任意で、上記フローシェーパー部は、上記フレームの開口部に配されており、さらに、任意で、上記フローシェーパー部は、上記フレームの開口部の内部に配されてもよい。例えば、上記フローシェーパー部は、上記フレームの開口部の近傍に配置されたタブを含み、それによって、上記フレームの開口部から流出する流体の流れを形作ってもよい。さらなる観点において、スプリンクラーアセンブリは、一対のフローシェーパー部を含んでいる。例えば、上記フローシェーパー部は、概ね、上記フレームの開口部の反対側において位置決めされており、上記本体の上記軸から偏倚しており、それによって、上記フレームの開口部から流体が流出するときに、少なくとも部分的に当該流体の流れを包んでもよい。
さらなる観点において、上記スプリンクラーアセンブリは、環状部と、当該環状部から延びる一対のタブとを含んでいる。上記タブは、一対のフローシェーパー部を形成している。例えば、上記環状部は、上記フレームの開口部の内部に搭載されており、上記フレームの開口部を通って流出する流体は、当該環状部を通って流れる。
さらに別の観点に従えば、上記スプリンクラーの本体は、発射口を形成する挿入部を含んでいる。例えば、上記挿入部は、上記熱感受性部を支持するための支持表面、好ましくは、上記本体の軸に対して傾いている支持表面を含んでいる。このように、熱感受性部が、上記本体と上記搭載表面との間で圧縮されたとき、その圧縮力は、上記熱感受性部の長軸に沿って配向される。好適な熱感受性部は、壊れ易いバルブなどを含んでいる。
従って、本開示は、スプリンクラーアセンブリから流体が流出するときに、当該流体のヘッドロスを低減し、それゆえ、スプリンクラーアセンブリへの必要供給圧力を潜在的に低減する、または、流体が火事抑止システムから拡散するときに当該流体の圧力を増加する、もしくはその両方を行うように設計されたスプリンクラーアセンブリを提供する。当業者には理解されるように、上記システムの発射装置に対する供給圧力を減らすことができる場合、火事抑止流体を発射装置へ配給する配管の大きさを小さくする、および/または、ポンプの大きさを小さくできる。場合によっては、ポンプを省略してもよい。それゆえ、本開示のスプリンクラーアセンブリは、潜在的に上記システムのコストを顕著に節約する。
適用のさらなる領域は、以下の記述から明らかになるであろう。当該記述および特定の例は、例示を目的としたものであり、本開示の範囲を限定することを意図したものではない。
〔図面〕
ここで描かれた図面は、図示することのみを目的としたものであり、本開示の範囲を限定することを意図したものでは全くない。
図1は、本開示のスプリンクラーアセンブリの斜視図である。
図2は、図1のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図2Aは、図2のスプリンクラーアセンブリのフローシェーパー部のひとつの拡大された断片を示す図である。
図3は、スプリンクラーアセンブリの内部の像を図示した図2と同様の図である。
図4は、図1のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図であり、図5は、分かり易いようにフローシェーパー部およびトリガが外されたスプリンクラーアセンブリの拡大斜視図である。
図6は、本開示の別の実施形態に係るスプリンクラーアセンブリの斜視図である。
図7は、図6のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図である。
図8は、本開示の第3の実施形態に係るスプリンクラーアセンブリの斜視図である。
図9は、図8のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図である。図10は、図8のスプリンクラーヘッドの平面図である。
図11は、図8のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図12は、図11のXII-XII線に沿った断面図である。
図13は、図10のXIII-XIII線に沿った断面図である。
図14は、本開示の別の実施形態に係るスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図14Aは、輸送および取り扱いのために取り付けられた脱着可能なカバーを有する、図14のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図15は、図14のXV-XV線に沿った断面図である。
図15Aは、図14Aのスプリンクラーアセンブリの平面図である。
図16は、図14のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図である。
図16Aは、図14の横断圧縮部の拡大側面図である。
図16Bは、図16Aの圧縮部の平面図である。
図16Cは、図16Aの圧縮部の末端を示す図である。
図16Dは、図16Aの圧縮部の底面図である。
図16Eは、図16CのXVIE-XVIE線に沿った断面図である。
図16Fは、図14のスプリンクラーアセンブリのフローシェーパー部の斜視図である。
図16Gは、図16Fのフローシェーパー部の側面図である。
図16Hは、図16Fのフローシェーパー部を形成するための半加工品の平面図である。
図17は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第5実施形態の斜視図である。
図18は、図17のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図19は、図18のスプリンクラーアセンブリの平面図である。
図19Aは、図18のスプリンクラーアセンブリの別の側面図である。
図20は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第6の実施形態に係る分解斜視図である。
図21は、組み立てられた状態における、図20のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図22は、図21のスプリンクラーアセンブリの第2の側面図である。
図23は、図22のスプリンクラーアセンブリの平面図である。
図24は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第7の実施形態の分解斜視図である。
図25は、組み立てられた状態における、図24のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図26は、図25のスプリンクラーヘッドの第2側面図である。
図27は、図26のスプリンクラーアセンブリの平面図である。
図28は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第8の実施形態の分解斜視図である。
図29は、組み立てられた状態における、図28のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図30は、図29のスプリンクラーアセンブリの第2側面図である。
図31は、図30のスプリンクラーアセンブリの平面図である。
図32は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第9の実施形態の分解斜視図である。
図33は、組み立てられた状態における、図32のスプリンクラーアセンブリの側面図である。
図34は、図33のスプリンクラーアセンブリの第2側面図である。
図35は、図35のスプリンクラーアセンブリの平面図である。
図36は、本開示のスプリンクラーアセンブリの別の実施形態の斜視図である。
図37は、図36のスプリンクラーヘッドの分解斜視図である。
〔詳細な説明〕
以下の記述は、本質的に単に例示であり、本開示、適用または使用を限定することを意図したものではない。図面を通して、対応する参照番号は、同様の、または、対応する部分および特徴を示していることを理解されたし。
図1に示すように、符号10は、通常、本発明のスプリンクラーアセンブリを示している。後に詳細に記述するように、スプリンクラーアセンブリ10は、流体がスプリンクラーアセンブリ10から流出するときに、流体のエネルギー損失を低減するために構成され、配置されている。「流体」という用語は、ここでは広い意味で用いられており、流れることができる物質を含んでおり、例えば、水、泡、水と泡との混合体、ガス、粉末、およびその他の公知の消火物質である。図示された実施形態において、スプリンクラーアセンブリ10は、側壁スプリンクラーアセンブリ10として図示されている。しかしながら、以下の記述から十分理解できるように、本発明のスプリンクラーアセンブリは、吊り下げスプリンクラーアセンブリまたは直立スプリンクラーアセンブリを含んでいてもよい。さらに、後述するように、本発明の様々なスプリンクラーが、家庭用または倉庫における適用も含め商業用として利用されてもよいし、さらに、管理モードまたは抑制モードにおいて動作するように構成されていてもよい。それゆえ、それらの“K”ファクターは変わってもよい。 ここで、“K”ファクターは、1分間あたりのガロンを単位とした、通路を通る水のような流体の流量を、平方インチ口径あたりのポンドを単位とした、スプリンクラー本体の入口に供給される流体の圧力の平方根で割ったものに等しい。例えば、本発明のスプリンクラーアセンブリの“K”ファクターは、約2.8から50.4の範囲にある。
さらに、本発明のスプリンクラーアセンブリは、いずれも、応答時間指数によって規定される高速応答スプリンクラーとして構成されてもよい。スプリンクラーの応答時間指数は、“RTI”と称されるものであり、スプリンクラーの温度要素の感受性の基準である。RTIは、通常スプリンクラーを、試験オーブンの内部において、加熱された層流の中に突っ込むことにより決定される。RTIは、スプリンクラーの動作時間、(バス試験において決定されるように)スプリンクラーの熱感受性要素の動作温度、試験オーブンの気温、試験オーブンの空速、およびスプリンクラーの伝導性を用いて計算される。高速応答スプリンクラーは、特に、50(m−S)1/2より小さいRTIを有している。
以下により詳細に記述するように、本発明のスプリンクラーアセンブリは、流体とスプリンクラーアセンブリとの間の摩擦を低減し、それゆえ、当該スプリンクラーアセンブリから流出するときの流体のエネルギー損失を低減する。結果として、本発明のスプリンクラーアセンブリは、同じ大きさの従来のスプリンクラーよりも、与えられた圧力に関してより広い領域をカバーすることができる最適サイズのスプリンクラーを提供する。
図1〜4に最も良く示されているように、スプリンクラーアセンブリ10は、スプリンクラー本体12、本体12から延びる支持部13、および1つまたは複数の流体フローシェーパー部28を含んでいる。本体12および支持部13は、好ましくは真鍮鋳物からなる。しかし、本体および支持部は独立して形成され、さらに、別の材質から別の形成方法で形成されてもよいことを理解すべきである。本体12は、スプリンクラーアセンブリを流体供給ラインに接続するためのねじ山部12aを有する一般に筒状の本体を含んでいる。本体12は、さらに、入口18、発射口20および流体通路22を含んでいる。流体通路22は、入口18からねじ山部12aを通って発射口20まで延びており、それゆえ本体12が供給ラインと結合し、スプリンクラーアセンブリ10が、火事などの場合に開口または作動したときに、流体は入口18から流体通路22を通って発射口20から流出する。
図4に最も良く示されているように、スプリンクラーアセンブリ10は、さらに、流体通路22をふさぐために本体12の発射口20に解放可能に配置された閉鎖装置(39)および熱感受性トリガ36を含んでいる。熱感受性トリガ36は、本体12の発射口20において閉鎖装置39を解放可能に保持するように配されており、それゆえ、トリガ36が作動されるまで流体通路22を閉じた状態に維持する。
スプリンクラーアセンブリ10から流体が流出するときの、当該流体のエネルギー損失を低減するために、支持部13は、少なくとも一部の(任意で、すべてでないにしろ、ほとんどの)流体を、支持部13の内部へ流し込むのでも支持部13の周囲を流すのでもなく、支持部13を通して流すように構成されている。さらに、以下に十分に記述されているように、少なくとも一部の(任意でほとんどの)流体は、1つまたは複数のフローシェーパー部28の間を流れる。フローシェーパー部28は、流体を所望のパターンに方向付け、形作る。これに対して従来のスプリンクラーアセンブリは、特に流体の方向をそらせて、方向を変えるフレームおよびデフレクターを含んでおり、流体はフレームおよびデフレクターの周囲を流れなければならず、フレームおよびデフレクターは、遮蔽物を形成している。
図示された実施形態において、支持部13は、一対のアーム14aおよび14bと、アーム14aおよび14bの端部と結合し、発射口20からの距離を保って配置された横断部23とを含むフレームから構成されている。アーム14aおよび14bは、一般に、発射口20から遠ざかるように、本体12の対峙する側へ向けて延びており、示したように、横断部23と連結されている。2つの対称的に配置されたアームが図示されえているが、支持部13は、1つ、2つ、3つ、4つ、またはそれより多いアームを含んでいてもよく、例えば、3つまたは4つのアームが対称的に軸26の周囲に配置され、軸26から離間されていてもよいことを理解すべきである。当業者には理解されるように、支持部13は、実質的に堅いものであり、フローシェーパー部のための支持部を提供し、さらに、より十分に後述するように、熱応答性トリガのための支持部も提供する。
図示された実施形態では、支持部13の横断部23は、環状部と、アーム14aおよび14bの間に環状部23を配置および搭載する1対のボス23aとを備えている。環状部は、中心部24a(図3)を有する開口部24を提供する。中心部24aは、少なくとも概ね、スプリンクラーアセンブリ10の軸26(図3)に沿って配置され、発射口20の上方に配置されている。軸26は、本体12および入口18、発射口20、および流体通路22を通って延びている。図示された実施形態において、軸26は、入口および発射口の中央を通る略中央軸からなる。横断部における発射口20および開口部24の配置により、本体12および支持部13を鋳造工程によって一体的に鋳造することができる。鋳造工程において、単一の中核部材または一対の同軸の中核部材を、開口部20および24を形成するために用いることができる。
環状部の、開口部すなわち内径24は、少なくとも直径0.4インチであり、特に、直径約0.5〜2.5の範囲のものである。さらに、開口部24は、少なくとも直径が発射口20と同じ大きさであり、さらに、発射口20の直径よりも大きくてもよい。このように、本体12からの流体の流れは、支持部13によって実質的に妨げられず、開口部24を通って支持部13を通って流出してもよい。その結果、流体の流れは、方向が変えられるのではなく、方向付けられ整形される。結果として、流体がフレームを通って流れるときに、流体のエネルギー損失が、なくならないとしても、低減される。さらに、開口部24は、垂直な側面を有する直立円筒開口部として描かれているが、開口部24の内部表面は、内側または外側に先細っていてもよい。さらに、開口部24は、円筒形ではない断面を有していてもよい。
そして、流体を所望のスプレイパターンで方向付けるために、1つまたはそれより多い流体フローシェーパー部28が開口部24の近傍または開口部24に配置される。さらに、フローシェーパー部28は、スプリンクラーヘッド本体の軸26から偏倚していてもよい。図3に最も良く示されているように、流体フローシェーパー部28は、軸26に対してある角度を有している内向面28aおよび28bを含んでいる。さらに、それらは、軸26から偏倚しているため、発射口20から開口部24を通って流体が流出するとき、内向面28aおよび28bは少なくとも部分的にその流体の柱を包み、それゆえ、流体の流れが所望の方向へおよび/または所望のパターンで流出するように、当該流体の流れを形作る。例えば、側壁スプリンクラーにおいて、流体フローシェーパー部28は、流体の流れを外側かつ下側に向け、流体の一部は、例えば、部屋を横断して当該流体を放出するために上方へ放出され、流体の一部は、壁を濡らすために側方から下側へ向けられる。それゆえ、流体フローシェーパー部28は、流体を一体的に、または、上述の方向以外の複数の方向へ向けてもよいことが理解される。
図2を参照すれば、流体が発射口20から流出するときに、当該流体は、流体の柱を形成する。その柱は、フローシェーパー部28に到達するまでは、実質的に如何なる構造物によっても妨げられない。換言すれば、スプリンクラーアセンブリ10は、フレーム14によって妨げられない、発射口20からの流体経路を有している。さらに、流体がフローシェーパー部28に接触したとき、フローシェーパー部28は、流体の柱の外側表面から放射状に内側へ向けて、流体の柱に対して作用する。これに対して従来のデフレクターおよびフレームは、迫台として機能し、流体の方向を変え、流体の柱を一般にその中央部から放射状に外側に扇状に広げ、その後、流体がデフレクターの周囲を流れるように当該流体を拡散させる。それゆえ、理解されるように、従来のスプリンクラーでは、流体と、フレームおよびデフレクターとの間の摩擦および片寄りのために、流体は、顕著なエネルギー損失を被る。
図示された実施形態において、流体フローシェーパー部28は、環状部32に搭載されるか、または、環状部32と一緒に形成された一対のタブ30aおよび30bとして形成されており、タブ30aおよび30bが共にフローシェーパーを形成している。タブの数、タブの大きさ、タブの形状、タブの配置は、所望の流体の拡散パターンにまさに依存していることが理解される。環状部32は、環状壁32aおよび中央開口部32bを含んでいる。加えて、環状部32は、第1および第2末端32cおよび32cを含み、環状部32は、支持部13の開口部24に適合して取り付けられるために大きさが決めされており、さらに、流体が環状部32を通って流れるように形成されている。このように、流体フローシェーパー部は、支持部13の内部の環状部32に取り付けられることにより支持部13に取り付けられている。または、フローシェーパー部28は、例えば、フローシェーパー部を、環状部23などの支持部に対して溶接すること、または、フローシェーパー部と共に支持部13を一体形成することによりフローシェーパー部28を支持部13に取り付けることにより、支持部13に取り付けられてもよいということが理解される。フローシェーパー部28は、そのうえ、一体形成されるために、支持構造の内部へ形成、切削または機械加工され得る。または、タブ30aおよび30bは、開口部24の外側の支持部13および環状部23の近傍に配されたひとつの部材によって取り付けられてもよい。
この適用において、環状部32の開口部32bは、少なくとも発射口20と同じ大きさの直径を有することが好ましい。この様式において、全てではないにしろ、発射口20から発射される流体のほとんどは、支持部13または環状部32に妨げられずに、支持部13を通って流れる。
図1および4に最も良く示されているように、タブ30aは、ベース31aを有する固体の、概ねポリゴン型の板を含んでいる。ベース31aは、上記タブを第1端部32cにおいて環状部32に装着する。または、ベース31aは、第1端部32cにおいて環状部32と一緒に形成されている。上記板は、通常、間隔を置いて配された、互いに平行な、環状部32から側方かつ外側に延びるエッジ34aを含んでいる。その外側の末端において、上記板は、傾斜したエッジ35aを含んでいる。エッジ35aは、エッジ34aから内側に先細り、通常、開口部32bおよび開口部24を横断するように延びる横断エッジ36aにおいて終端をなす。タブ30aの幅(図1)は、0.300から3.000インチまでの範囲にある。タブ30aの長さは、0.200から1.300インチまでの範囲にある。その他の形状および大きさも利用できることを理解すべきである。
タブ30bは、ベース31bを介して第1端部32cにおいて環状部32に接続しているか、または、ベース31bを介して第1端部32cにおいて環状部32と一緒に形成されている。また、図2Aに最も良く示されているように、タブ30bは、その対向するエッジ35bにおいて台形の切り欠き部34bを有する概ね長方形の板からなる。加えて、タブ30bは、1つまたはそれ以上の溝穴36bを含んでいてもよい。当業者には理解できるように、溝穴36bによって、流体のいくらかをタブ30bを通して流すことができる。溝穴36bの数、大きさ、および形状は、所望の流れパターンを得るために変更できる。その外側末端において、上記板は、板30aのエッジ36aに対して概ね平行な、その外側エッジ37bとともに、タブ30aの方向へ曲がっているか、または、カーブしている。さらに、エッジ37bは、一対の切り欠き部38b(図2A)を含んでいてもよい。このように、タブ30bは、開口部24から流出した流体のいくらかを上方へ向けるとともに、当該流体を側方外側および下側へ扇状に拡散するために配置されている。タブ30bの幅(図1)は、0.3から3インチまでの範囲にあってもよい。タブ30bの長さ(図3)は、0.2から1.3インチの範囲にあってもよい。しかし、所望の流れパターンに依存して他の大きさを用いてもよい。
図示された実施形態において、タブ30aおよびタブ30bは、末端32cから、かつ、対向する側から延び、概ね、環状部32の中央軸32eを通って延びる軸30cに沿って配置されている。しかし、タブ30a、タブ30bまたは追加のタブは、所望のスプレーパターンに依存して、末端32cの周囲の他の位置に配置されてもよいことを理解すべきである。
上述したように、トリガ36は、閉鎖装置39を発射口20を覆う位置に保持するために搭載されている。図示された実施形態において、トリガ36は、支持部13と閉鎖装置39との間に配された熱感受性部38を備えている。熱感受性部38は、閉鎖装置39の内部にある一方の端部を支えとして支持されている。閉鎖装置39は、部材38の一方の端部を支える、概ねカップ型部材すなわち支持部40を含んでいる。さらに、閉鎖装置39は、支持部40と本体12との間に位置する環状スプリングシール42(図4)を含んでいる。環状スプリングシール42は、熱感受性部38が火事に伴う温度により作動し、シール42にかかるその圧縮力を解除したときに、支持部40を本体12から外側に移動させる。
熱感受性部38の反対側の端部は、フレーム14の内部に形成された凹部44(図3に最も良く示されている)によって支持されている。凹部44は、セットねじ48を受け入れる横断開口部46を含んでいる。セットねじ48は、部材38の上記反対側の端部に圧縮力を与え、次に部材38は、圧縮力を支持部40へ与え、シール42を本体12に対して圧縮し、それによって開口部20を封鎖する。
図示された実施形態において、環状部23の接合部分におけるボス23aおよびアーム14aは、凹部44を提供する。図3に最も良く示されているように、凹部44は、スプリンクラーアセンブリ10の軸26から偏倚した取り付け表面を提供する。同様に、開口部20は、通路22の内部に挿入される挿入部50によって提供される。挿入部50は、熱感受性部38の下側末端のための傾いた支持表面を提供する。図4に最も良く示されているように、挿入部50は、環状円筒部52のような円筒状部材を備えている。環状円筒部52は、その外側末端またはその周辺に傾斜環状表面54を有している。上記外側末端は、シール42のための傾斜台56を形成しており、それによって、熱感受性部38の反対側端部のための傾斜支持表面を提供する。このように、熱感受性部38にかけられた圧縮力は、その長軸に沿って配向される。理解されるように、フレーム14の大きさおよび硬さによって、熱感受性部38は、スプリンクラーアセンブリの軸から偏倚したその長軸に沿って負荷をかけられる。加えて、熱感受性部38の端部のための傾斜支持表面(台56)を設けることにより、シール42にかかる力は、そのとき、好ましくは、側方の力がシール42において最小となるか、または全く生じないように方向付けられる。シール42は、そうでなければ、本体12に配置され開口部20を封鎖した状態から移動させられる可能性がある。
図3に最も良く示されているように、挿入部50は、本体12の通路22の内部に配された肩部58に寄りかかっている。通路22の内部に挿入部50を封じるために、環状シール60が肩部58と挿入部50との間に配される。しかし、熱感受性部38のための傾斜台または支持表面は、本体12の内部に傾斜表面を機械加工などによって供給、または、形成されてもよいということが理解されるべきである。このように、上記トリガが偏倚することにより、スプリンクラーアセンブリ10の本体から流出する流体の流れに対する妨害を最小にすることにもなる。
図示された実施形態において、熱感受性部38は、熱感受性易崩壊バルブ38aを備えている。さらに、バルブ38aの、幅広い丸型末端38bは、支持部40の内部に配置される。幅の狭い縮小ネック38cは、バルブ38aの凹部44の内部へ挿入される。それゆえ、バルブ38aは、ガラスバルブの幅の狭い縮小ネックが特にスプリンクラーヘッドの発射口の内部に挿入されている従来のスプリンクラーアプリケーションとは逆になっている。
上述したように、側壁スプリンクラーアセンブリとして図示したが、本発明のスプリンクラーアセンブリは、直立または吊り下げ型のスプリンクラーアセンブリを含んでいてもよい。さらに、上記スプリンクラーアセンブリは、住居用スプリンクラー、または倉庫スプリンクラーを含め商業用スプリンクラーを含んでいてもよい。それゆえ、スプリンクラーアセンブリの発射係数すなわち“K−ファクター”は、幅広く2.8から50.4まで変化してもよい。例えば、住居用スプリンクラーの場合は、K−ファクターは、普通約2.8から8までの範囲で変わってもよい。商業用の倉庫用ではないスプリンクラーの場合は、K−ファクターは、普通約2.8から8.0までの範囲で変わる。倉庫用スプリンクラーの場合は、K−ファクターは、最も大きく、特に約11.2から50.4までである。フローシェーパー部28を有する環状部32は、環状部23を変更することなく、異なる拡散パターンを形成するために変更されてもよいことに注意すべきである。このように、所望の拡散パターンを得るために、スプリンクラー10の鋳造部は変更せずに、環状部32およびフローシェーパー部28を安価に変更できる。さらに、異なるK―ファクターを提供するために、残りの部材を変更せずに、封鎖挿入部50を通る開口部の大きさを安価に変更してもよい。
図6を参照すれば、符号110は、通常本発明のスプリンクラーアセンブリの第2の実施形態を指している。スプリンクラーアセンブリ110は、スプリンクラーアセンブリ10と同様の構造を有しており、本体112、突出するフレームの形状の支持部113、トリガ36と同様に本体112と支持部113との間に延びる熱感受性トリガ136、および閉鎖装置139を含んでいる。閉鎖装置139およびトリガ136のさらに細部として、前述の実施形態の閉鎖装置39およびトリガ36を参照できる。
図示された実施形態において、本体112およびフレームアーム114aおよび114bの形状は、わずかに変更されている。フレームアーム114aおよび114bは、略長方形の断面を有しているが、本体およびアームの形状は変更されてもよいことを理解すべきである。さらに、フレームアーム114aおよび114bは、その対応する末端において、横断部123によって接続されている。横断部123は、開口部124を有する略楕円形の本体から形成されており、開口部124は、本体112の発射口120に対して少なくとも通常位置決めされている。本体112、トリガ136およびフレーム114、および開口部の大きさのさらなる一般的な詳細については、ここではスプリンクラーアセンブリ10を参照できる。
図示された実施形態において、フローシェーパー部128には、フローシェーパー部を形成するために、環状部132に搭載された、または、環状部132と一体形成された一対のタブ130aおよび130bが同様に設けられている。しかし、タブ130aの構造は、タブ30aとは変更されており、その外側自由エッジ136aにおいて、中央平坦エッジ136bを含んでいる。中央平坦エッジ136bは、一対の弓形エッジ136cおよび136dによって結合されている。弓形エッジ136cおよび136dは、例えば、半円であってもよく、流体が2つのフローシェーパー部の間を流れるときに、当該流体をさらに拡散させてもよい。エッジ136aから136dは、水を所望のパターンに分配する指型を形成する。異なる拡散パターンを実現するために多様な指型が要求されてもよいことに注意すべきである。
前述の実施形態と同様に、環状部132は、タブ130aおよび130bを開口部124において搭載しており、そのため、フローシェーパー部は、流体がフレーム114から流出するときに当該流体の流れを形作る。さらに、環状部132は、上述の実施形態と同様に、本体112の発射口と好ましくは少なくとも同じ大きさの、より好ましくはより大きい開口部を有している。
図8を参照すれば、符号210は、通常本発明のスプリンクラーアセンブリの第3の実施形態を指している。当該実施形態は、スプリンクラーアセンブリ110と同様のものであるが、変更された本体212、トリガ236および閉鎖装置239を備えている。それゆえ、フレーム214およびフローシェーパー部228の詳細に関しては、フレーム114およびフローシェーパー部128を参照できる。
図示された実施形態において、本体212は、スプリンクラーアセンブリを流体供給部に接続するためのねじ部212a、入口218、発射口220および流体通路222を含んでいる。通路222は、入口218から部材212aを通って発射口220まで延びている。発射口220は、入口218の平面に対して略平行で離間された平面内を延びている。このように、従来の本体を用いてもよく、より十分に記載するように、傾いた熱感受性部238を収容するために改装されてもよい。
トリガ236は、部材38と同様の熱感受性部238を含んでいる。熱感受性部238は、トリガ支持部240によって閉鎖装置239の内部で支持されている。トリガ支持部240は、環状スプリングシール242の上で、発射口220の内部に配置される(図9)。図12および13に示すように、トリガ支持部240は、スプリングシール242の上に配される環状リム244bを有するカップ形状本体244a、およびリム244bによって形成された台座に配置される環状台244cを含んでいる。スプリングシール242は、トリガ支持部240と本体212との間で開口部220の近傍に配置され、熱感受性部238が火事に関する温度によって作動して支持部240にかかる圧力を解放したときに、支持部240を本体212から外側に押しやる。
前述の実施形態と同様に、トリガ部238は、壊れ易いバルブのような熱感受性要素を備えている。部材238の大きいほうの末端は、トリガ支持部240の内部で、ブラケット250によって支持されている。ブラケット250は、トリガ部238のための傾いた支持側面を設けるために閉鎖装置239と適合する。図示された実施形態において、ブラケット250は、3つの付随アーム250b、250cおよび250dを有する、略逆U形状フランジ250aを含んでいる。フランジ250aは、台を形成するための凹部すなわち開口部252を含んでいる。アーム250bは、環状台244cの上に配されており、他のアーム(250c、250d)は、リム244bをまたいで、本体212の環状リム220aの上に配されている。環状リム220aは、開口部220の周囲を延びている。凹部252は、軸226(図13)に対して傾いており、部材238の端部を保持するための傾斜支持部または搭載表面を提供している。熱感受性部238の反対側末端は、フレーム214の凹部246の内部に受け入れられる。凹部246は、軸226から偏倚しており、軸226に対して同様に傾いた第2支持部または搭載表面を提供している。このように、前述の実施形態と同様に、部材238は、本体212とフレーム214との間において、スプリンクラーアセンブリ210の軸226に対してそれぞれ傾いた支持表面の上で支持され、その結果、トリガ部238は、軸226から傾いている。それゆえ、ブラケット250または同様のブラケットは、既存の従来のスプリンクラーを改装し、オフセットトリガを保持するために用いられてもよいということを理解されるべきである。フレームには、トリガの他の端部を受け入れるためのオフセットソケットが設けられる。
図14〜16を参照すれば、符号310は、通常、本発明のスプリンクラーアセンブリの第4の実施形態を指している。スプリンクラーアセンブリ310は、変更されたトリガ336を備える、スプリンクラーアセンブリ110および210と同様のものである。それゆえ、本体部312ならびに支持部313(およびフレーム314)の詳細に関しては、本体部112,212ならびに支持部113,213を参照できる。
図示された実施形態において、トリガ336は、熱感受性部338を含むとともに、この図示された実施形態では、概してスプリンクラーアセンブリ310の軸326に沿って配置された易崩壊バルブを備える。部材338は、部材38、138、および238と同様であり、本明細書にてその全体を参考のために示す米国特許6,918,545に記載されるように、溶解リンク(fused link)から形成されていてもよい。熱感受性部338は、熱感受性部支持部340によって閉鎖装置339の一端にて支持されており、この熱感受性部支持部340は、本体部312の開口部320における熱感受性部338の幅の狭い端部を支持する点を除き支持部240と同様である。さらにまた、閉鎖装置339の環状スプリングシール342(図16)は、開口部320の周囲で、支持部340と本体部312との間に配置され、火事の際の温度をトリガとして、支持部340での押圧力を熱感受性部338が解放する場合、該支持部340を本体部312の外側に向かわせる。もう一方の、熱感受性部338の幅の広い端部は、ヨーク343などの横断圧縮部によってフレーム314に搭載されている。
ヨーク343は、アーム314aとアーム314bとの間で、横断部323より下に延びており、そして、その内部にて熱感受性部338の幅の広い端部を保持するために、細長い凹部343aを有する、窪んだくさび形状部材を備えている。またヨーク343は、熱感受性部338および2つの押圧ねじ、すなわち留め具348によって適切な位置にて支持されている。そして、2つの留め具348が、横断凹部すなわち、開口部346を貫通し、横断部323に備えられることにより、ヨーク343をトリガ部338に対して押圧する。留め具348は、図14に示すように、通常、本体部312の軸326に対して平行に配置されていてもよいし、図16に示すように、そこに相対的に傾斜するように配置されてもよい。図に示す実施形態では、上記窪んだくさび形状の圧縮部は、上部壁343aと、一組の間隙側壁343b,343cと、一組の端部壁343d,343eとを備える。上部壁343aは通常、頂点343fを有する逆V字形状の壁であり、その頂点343fは、通常、端部壁343dと端部壁343eとの間の中心に配置されている。また、壁343aの角部分は、水平方向からの角度が15度から30度までの範囲(図16A参照)、好ましくは約20度で形成される。また、ヨーク343の長手方向での中央軸343gに沿って、かつ頂点343fの位置に開口部343jが配置されている。開口部343jは、壁343aの下面における凹部と位置合わせし、熱感受性部338の上端部用の座部を形成する。また上部壁343aは、押圧ねじ348の端部を受けるための一組の凹部343hを備える。状況に応じては、ヨーク343は、下方に垂れているアーム343kを備えており、熱感受性部がトリガとなる場合、スプリンクラーから、支持部340を容易に解放することができる。また、図に示す実施形態では、アーム343kは、側壁343bから下方に延伸し、そして支持部340に対する回転軸を備える。これにより、支持部が発射口320から解放された場合、旋回し、スプリンクラーから外側に解放されるのだが、支持部340と圧縮部とは接触することとなる。
それ故、ヨーク343は橋を形成し、フレーム314の横断部323から内部方向への距離空間において、熱感受性部338の幅の広い端部を支持することを理解するであろう。押圧され、大きな横力から免れる場合、ヨーク343および熱感受性部338は安定し、フレーム314と本体部312との間で位置あわせされた状態のままを維持するであろう。しかしながら、当業者に理解されるように、一度、熱感受性部338が火事の際の温度にさらされ、もはやこの熱感受性部338がその構造の完全性を維持できなくなると、ヨーク343は、安定した状態ではなくなり、熱感受性部338および支持部340の残余とともにフレーム314から外れるだろう。加えて、側壁343b,343cが、張り出した中央部343m,343nを備えるため、熱感受性部338が破壊されるのに十分な熱にさらされると、ヨーク343の不安定性を増加させる。
図16F〜16Hを参照すると、フローシェーパー部328は、フローシェーパー部128と同様な構成を有している。例えば、フローシェーパー部328は、タブ330a,330bによって規定されている。なお、これらタブ330aおよび330bは、環状部332において、形成されるか、さもなければ搭載される。さらにまた、図16Gにおいて最もよく示すように、タブ30aと同様なタブ330aは、角Aでの、環状部332の中央軸336と平行な線からの角度が、前述の実施形態と同様に、例えば10度から60度の範囲、より一般的には、20度から40度の範囲である。同じように、タブ330bは、角Bでの、軸336と平行な線に対する角度が、前述の実施形態と同様に、0度から40度、より一般的には、10度から20度の範囲となる。
またタブ303bは、その外側端部において、広げられた逆U字形状部分330cを備え、この広げられた逆U字形状部分330cが形成される場合、タブ330bの本体部330dに関連して曲げられる。さらにまた図16Gにおいて最もよく示すように、部分330cは、角度Cでの、タブ330bと同じ線上に関する角度が、30度から90度の範囲、より一般的には、50度から70度の範囲である。
図16Hにて最もよく示すように、フローシェーパー部328は、ブランク339として環状部332とともに形成されてもよいし、タブ339cおよび凹部339dのような連結特性を有するブランク339の対向する端部339aおよび339bとともに形成されてもよい。さらにまた、環状部332は、その上部エッジ332aにて、弓状のくぼみ、すなわち切除部333a,333bを備える。しかしながら、スプリンクラーアセンブリ310は、上記第1の実施形態を引用して記載したように、フローシェーパー部28を代わりに組み込む構成であっても良い。
図17〜19を参照すると、符号410は、通常、本開示のスプリンクラーアセンブリの第5の実施形態を指している。図示された実施形態においてスプリンクラーアセンブリ410は、変更したトリガ436およびフローシェーパー部428を備えるが、スプリンクラーアセンブリ110,210,310の本体部,フレーム,および閉鎖装置と、おおむね類似する本体部412,フレーム414,および閉鎖装置439を有した、吊り下げスプリンクラーアセンブリを含む。それゆえ、フレーム414,本体部412,および閉鎖装置439のおおよその詳細に関しては、フレーム114,214,および314と、本体部112,212,および312と、閉鎖装置139,239,および339を参照する。しかしながら、ベースフランジ412bと横断部423とは、変更された形状となっており、より頑強な本体部とフレームとを備えている点については注意すべきである。
図示された実施形態において、フローシェーパー部428は、複数の指、すなわち歯430によって形成されている。複数の歯430は、環状部432に搭載もしくは形成され、それらが一緒になってフローシェーパーを形作る。前述した実施形態と同様に、環状部432は、横断部423の開口部424と位置あわせされている。各歯430は、(開口部424から離れる方向に)環状部432から外側に延びた第1の位置と、軸426に向かって、放射状に内側に曲げられた、または向きを変えられた第2の位置とを有している。さらにまた、歯430の端部430aは、開口部424から間隔を開けて、おおむね共通な面に配置される。加えて、各歯430は、先細りとなった側部エッジ430b,430cを備える。そのため、第2の位置にある歯430が、その第2の位置から軸426に向かって、曲げられ、または向きを変えられると、歯430それぞれは間隔が開けられ、放射状に配置された空間、すなわち、発射口420から開口部424を貫通して流れることができる流体が通過する通路431aを形成する。また、歯430の先端部が離れて配置される。その結果、通路431aが開口しているところにおいて、これら先端部は軸426からの距離がオフセットされ、その間に、中央に位置する円形の開口部431bが形成される。このようにして、前述の実施形態に示すフローシェーパー部と同様な、フローシェーパー部428それぞれは、軸426からの距離がオフセットされる。そして、フローシェーパー部428は流体の流れる方向を変えない。それどころか、フローシェーパー部428では、摩擦損失を低減するよう流体がフローシェーパー間を流れることができ、また、流体の柱の外側面から内側に向かって放射状に作用する。図示された実施形態において、歯430は、台形形状しており、開口部431bの周囲に均等な間隔で配置される。また、歯430は、大体同じ長さを有している。それに代えて、歯430は、矩形形状または三角形状、および/または異なる長さとなってもよい。加えて、歯430は、開口部の周囲にばらばらの間隔で配置されてもよい。
トリガ436は、融合平板アセンブリ(fuse plate assembly)形状の熱感受性部438を備えている。すなわち、熱感受性部438は、可溶物質によって一緒に融合された2つの平板438aおよび平板438bから形成され、この可溶物質は、火事の際の温度にさらされると概して液化または溶解する。平板438aおよび平板438bは、1組のレバーアーム439a,439bによって可溶物質の保持力に対しバイアスがかけられており、可溶物質が溶けると、これら平板をスプリンクラーアセンブリの外側に向かわせる。トリガ436の更なる詳細に関しては、米国特許6,152,236を参照することができ、ここで、その文献全体を参照することで説明することができる。
トリガ336のトリガ部338と同様に、レバーアーム439aおよびレバーアーム439bは、横断圧縮部449によって位置合わせして保持される。なお、この横断圧縮部449は、橋を形成しており、フレームアーム414aおよびフレームアーム414bの間において横断部423から内部に向かって上記レバーアームの端部を支持する。部材449は、同様に、押圧ねじまたは留め具448によって、レバーアーム439aおよびレバーアーム439bを押圧する。図示された実施形態において、レバーアーム439aは、おおよそS形状アームを備えており、その上部は、アーム439bによって、横断圧縮部449と接触するようになっている。なお、アーム439bは、おおむね線形な部材を含んでいる。各アームの下部は、平板438aと平板438bとの間に形成された開口部438dおよび開口部438eそれぞれを貫通するように延びており、各平板438aおよび平板438bにおいて外側への横力を加える。このように、上記可溶物質が溶けると、平板438aおよび平板438bは、アーム439aおよびアーム439bによって外側に向けられるようになっている。また、アーム439bの下方端部は、閉鎖装置439を押圧している。なお、この閉鎖装置439は、開口部420を覆い、環状シール(不図示)によって発射口を密閉する円形部441によって形成されている。
図20〜23を参照すると、通常、符号510は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第6の実施形態を指している。スプリンクラーアセンブリ510は、吊り下げスプリンクラーであり、家庭用または商業用スプリンクラーを含んでもよい。また、スプリンクラーアセンブリ510は、抑制スプリンクラーまたは制御スプリンクラーとして用いられるように構成されていてもよい。図20から十分理解できるように、スプリンクラーアセンブリ510は、スプリンクラーアセンブリ110,210,および310と大体類似している。すなわち、スプリンクラーアセンブリ510は、閉鎖装置39およびトリガ36と類似する閉鎖装置539およびトリガ536を含むのだが、変更したフローシェーパー528をも含んでいる。フレーム514と本体部512との大体の詳細は、フレーム114,214,および314と、本体部112,212,および312を参照する。閉鎖装置539およびトリガ538の詳細に関しては、閉鎖装置39およびトリガ36を参照する。
図23において最もよく示されるように、フローシェーパー528は、横断部523の開口部524に配置された、円筒形の壁、すなわち環状部532にて搭載もしくは形成された複数の指、すなわち歯530を備えている。しかしながら、歯530は、環状部531によって、各先端部530dで連結されている。環状部531は、発射口20の外径よりも大きな外径を有している。例えば、環状部531の最小の外径は、0.005もしくは、発射口520の最大の外径よりも大きいインチ数である。図に示された実施形態において、部材531は、平面な内部面(発射口520と対向する面)と、本体部512から離れた、軸526方向に向いた、平面な外側表面とを有する環状板を備える。
歯430と同様に、歯530は、環状部532から外側に(本体部512から離れるように)延び、軸526に向かって内側に放射状に曲げられる、または向きを変えられる。その結果、歯530の端部530aは、(本体部512から離れた)開口部524から外側に向かった方向に位置する共通面に配置される。加えて、各歯530は、先細りとなった側部エッジ530b,530cを備えている。そのため、歯530が軸526に向かって曲げられる、あるいは向きを変えられると、歯530それぞれは間隔が開けられ、放射状に配置された空間、すなわち、発射口と開口部524とを貫通して流れることができる流体が通過する通路、つまりスロット531aを形成する。述べたように、歯530の先端部530dは、中央円形開口部531bを有する部材531によって連結されている。開口部531bは、本体部512の軸526と位置あわせされていることが好ましい。また、開口部531bは、発射口520の径よりも小さい径を有することが好ましい。
状況に応じて、部材531は、複数の内側に突出した指、すなわち歯531cを備えている。なお、この歯531cは、軸526に向かって内側に放射状に延び、開口部531bに至る。図に示す実施形態において、歯531cは、矩形形状であり、開口部531bの周囲に均等な間隔で配置されている。さらにまた、歯531cは、同じか、あるいは同程度の長さを有する。なお、それに代えて、歯531cは、三角形状、および/または異なる長さとなってもよい。加えて、歯531cは、開口部の周囲にばらばらの間隔で配置されていてもよい。
このように、フローシェーパー528は、前述した実施形態のフローシェーパー部と同様に、スプリンクラーアセンブリから流体が流れる際、その流体において、より低い摩擦損失のみが生じる。加えて、発射口520から流れる流体のいくつかは、いかなる構造物にも接触することなく、フローシェーパー528を通過する。
図24〜27を参照すると、通常、符号610は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第7の実施形態を指している。スプリンクラーアセンブリ610は、スプリンクラーアセンブリ110,210,310,および510と大体類似している。また、スプリンクラーアセンブリ610は、トリガ336と類似するトリガ636と、フローシェーパー528と類似するフローシェーパー628とを備えている。本体部612とフレーム614の大体の詳細に関しては、本体部112,212,312,および512と、フレーム114,214,314,および514とを、参照する。また、フローシェーパー628の詳細に関しては、フローシェーパー528を参照する。スプリンクラーアセンブリ610は、吊り下げスプリンクラーとして、同様に構成され、商業用または家庭用の用途に用いられるとともに、抑制または管理モードにて用いられる。
図28〜31を参照すると、通常、符号710は、本開示のスプリンクラーアセンブリの第8の実施形態を指している。スプリンクラーアセンブリ710は、変更したフローシェーパー728を備え、スプリンクラーアセンブリ10,110,および510と類似する。フレーム714,本体部712,閉鎖装置739,およびトリガ736それぞれの大体の詳細に関しては、フレーム14,114,および514と、本体部12,112,および512と、閉鎖装置39,139,および539と、トリガ36,136,および536とを参照する。
図に示された実施形態では、フローシェーパー728は、環状部729aと、複数の指部すなわち、歯730とを備えている。そして、歯730は、環状部729aから外側に向かって放射状に延びている。歯730と環状部729aとは、円筒形の壁、すなわち環状部732によって支持されている。なお、この環状部732は、横断部723の開口部724に挿入されている。また歯730および環状部729aは、円筒形の壁732によって支持され、かつ放射状に延びた複数の円周空間アーム(circumferentially spaced arms)729bによって、そこから間隔が開けられる。特に、フローシェーパー部,歯730,環状部729a,環状部732,およびアーム729bのいずれかが、単一部材として形成されている場合、これらは集められ、例えば溶接により一緒に連結される。
前述の実施形態と同様に、フローシェーパー728は、横断部723の開口部724と位置合わせされた環状部732によって、フレーム714に搭載されている。歯730は、共通の面において環状部729aから延びており、アーム729b間において放射状に間隔を開けて配置されている。また、歯730それぞれは、おおむね等しい長さであるが、環状部732の内周の内側で終わっており、それによって、歯730と環状部732との間にあり、発射口720から、開口部724を介して流れた流体を流すことができる、通路731aを規定する。また、環状部729aは、開口部731bを備えており、この開口部731は、発射口720の最小径よりも小さい、最大径を有している。状況に応じては、フローシェーパー728は、第2の、複数の歯729dを備えている。この歯729dは、環状部729aから中央開口部731bに向かって内側に、放射状に延びている。このように、フローシェーパー728は、前述の実施形態に示すフローシェーパーと同様に、摩擦がより小さくなり、スプリンクラーアセンブリ710から流れる流体におけるヘッドロスを低減させることとなる。
図32〜35を参照すると、符号810は、通常、変更した本体部812,フレーム814,閉鎖装置839,およびトリガ836を備え、スプリンクラーアセンブリ710と類似する、本開示のスプリンクラーアセンブリの別の実施形態を指す。そのため、フローシェーパー828のおおよその詳細に関しては、フローシェーパー728を参照する。また、本体部812,フレーム814,閉鎖装置839,およびトリガ836のおおよその詳細に関しては、本体部312,612、フレーム314,614、閉鎖装置339,639、およびトリガ336,636を参照する。
図36および図37を参照すると、符号910は、通常、本開示のスプリンクラーアセンブリの別の実施形態を指す。スプリンクラーアセンブリ910は、初期抑制高速応答スプリンクラー(ESFR:early suppression fast response sprinkler)を含み、スプリンクラー本体部912,該本体部912から延びたフレーム914,閉鎖装置939,およびトリガ936を備えている。フレーム914は、前述の実施形態と同様な構成であり、一組のアーム914aおよび914bによって本体部912から離れて配置された環状部923を備える。また、環状部923の開口部924において搭載されたフローシェーパー928については、以下においてより十分に記載する。
閉鎖装置939は、発射口920に備えられている環状シール939bに配置されているディスク939aを有する。図に示す実施形態において、トリガ936は、一組の平板を備えており、この一組の平板は、可溶物質によって連結され、一組のレバーアーム936aおよび936bによって、本体部912が備える発射口付近に搭載される。アーム936aおよび936bは、レバー支持部936cを貫通して延びており、セットねじ939dによって、本体部912から外側に向かってバイアスがかけられている。なお、このセットねじ939dは、レバー支持部939cにねじ込まれ、ディスク939aと係合する。また、適切なトリガの詳細に関しては、米国特許6,367,559を参照する。この米国特許6,367,559は、バイキング・コーポレーション(The Viking Corp.)によって所有されており、その全体を参照することで説明がつく。
フローシェーパー728と同様に、フローシェーパー928は、環状部1029aと、この環状部1029aから外側に、放射状に延びた、複数の指、すなわち歯1030とを備える。歯1030は、共通面において環状部1029aから延びており、放射状に間隔を開けて配置されている。これによって、フローシェーパー部928の外周付近に、複数の細長い開口部を形成する。歯1030と環状部1029aは、複数の細長いフランジ1032によって支持されている。なお、この細長いフランジ1032は、環状部923に挿入するように、環状部1029aから下方に延びた環状支持部を形成する。加えて、フローシェーパー928は、第2の、複数の歯1029dを備える。この歯1029dは、環状部1029aから内側に、該環状部1029aの中央開口部1031bに向かって延びている。図に示す実施形態では、第2の、複数の歯1029dは、三角形状をしており、フローシェーパー928の中央軸928aから間隔を開けて内部に配置された先端部1029eを備えている。これによって、中央開口1031bが形成される。また代わりに、歯1029dの先端部1029eそれぞれは、例えば、第2の内部環状部によって連結されていてもよい。また、第2の複数の歯1029dは、間隔を開けて放射状に配置され、環状部1029aの内側に、第2の、複数の細長い開口部を形成し、それは流体により中央開口部1031bと通じる。さらにまた、歯1029dは、歯1030および環状部1029aと同じ平面上で延びている。
図に示す実施形態において、環状部1029aは、フローシェーパー728に関連して記載した環状部729aよりも大きな径を有している。また、歯1029dは、通常、同じ長さであるが、それらは、フローシェーパー728の歯729dよりも長い。フローシェーパー部728と同様に、中央開口部1031bは、発射口920の最小径よりも小さい最大径を有する。
上述したように、上記スプリンクラーアセンブリのいずれかは家庭用スプリンクラーまたは倉庫用スプリンクラーを含む商業用スプリンクラーとして構成されていてもよい。それゆえ、それらの“K”ファクターは様々となる。なお、“K”ファクターは、1分間あたりのガロンを単位とする、内部通路を通過する水などの流体の流量を、平方インチ口径あたりのポンドを単位とする、管状本体部に対する流体圧力の平方根によって割った値と等しくなる。例えば、上記スプリンクラーアセンブリの“K”ファクターは、約2.8から50.4の範囲にある。また、少なくとも、スプリンクラーアセンブリ410,510,610,710,および810は、抑制または制御スプリンクラーとして構成されていてもよい。このため、それらのRTI値は、10から300(m−S)1/2の範囲で変動する。
前述した説明から理解されるように、本開示では、自装置を流れる流体において、そのエネルギーロスを低減させるスプリンクラーアセンブリを提供する。これは、いくつかの手段により達成することができる。第1に、流体が実質的にはスムーズに流れることができる、つまり言い換えると、流体がフローシェーパー部によって方向付けられているにも関わらず、流体の流れが分散せず、かつ方向を変えられることのないように、上記フレームが構成されている。これに対していくつかの出願では、流体のいくらかは方向が変えられている。第2に、上記スプリンクラーアセンブリは、1以上のフローシェーパー部を備えており、発射口から流れる場合、このフローシェーパー部は、流体の柱を少なくとも部分的には包む。また、大部分の実施形態では、流体の柱の外側表面から放射状に内側へ、流体の柱に対して作用する。そのため、実質的には、フローシェーパー部あるいは複数のフローシェーパー部を備えた単一の接触部によって、流体は所望する方向へと形作られる。このことは、あからさまに従来のフレームデフレクタの構成と対比される。すなわち、従来のフレームデフレクタは、実施的には以下に示す2つのステップ処理が必要となる。それは、(a)まず、流体がフレームにおいて、スプリンクラーアセンブリでの大部分で、フレームアームを結合する円錐状ボスなどにより影響が与えられ、デフレクタの方に、流体は向きが変えられ、かつ分散される。その後、(b)この流体は、デフレクタを横切り、取り囲み、そのとき最終的な所望のパターンに流体を分散させる。第3に、トリガはスプリンクラー本体部の軸からオフセットされる。なお、本発明の特徴の様々な組み合わせは、図に示した実施形態を組み合わせることで実現できる。しかしながら、どれか1つ、もしくはより多くの特徴を、従来の特徴を含む他の特徴と組み換えることで、本発明のスプリンクラーアセンブリの改良を実現することができることは理解できよう。また、少なくともスプリンクラーアセンブリ410,510,610,710,および810は、抑制または制御スプリンクラーとして構成してもよい。
上記スプリンクラーアセンブリのいくつかの実施形態を示し、説明するとともに、他の変更および修正が当業者において認められるであろう。例えば、前述したように、フレームと本体部とは単一の鋳造部材として形成されてもよい。もしくは、フレームと本体部とは、集められた別々の構成部材から形成されてもよい。また、フローシェーパー部の個数と形状とは様々であってもよい。また、述べたように、フローシェーパー部またはシェーパー部は、フレームの必須構成として形成または搭載されてもよい。さらにまた、スプリンクラーアセンブリは、トリガアセンブリなど他のタイプを採用してもよい。上記にて図示および説明した実施形態は、単なる実例であって、クレームによって規定される発明の範囲を制限することを意図するものではなく、特許法の原則において、同等な原理を含むものとして理解される。
なお、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、通路、入口、発射口、および上記発射口を通って延びる軸を含む本体と、上記本体から延びる支持部と、上記支持部によって支持されたフローシェーパー部と、上記通路を閉じるために、上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置と、上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載された熱応答性トリガとを備え、上記フローシェーパー部は、上記閉鎖装置が上記発射口から解放されたときに、上記発射口からの流体の流れを形作るための少なくとも1つの接触表面を有している構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記支持部は、上記軸に沿って配置された開口部を含み、上記支持部の上記開口部は、少なくとも概ね、上記支持部を通る上記軸に沿って上記発射口から延びる流路に沿って配列され、流体は上記支持部の上記開口部を通って流れることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記フローシェーパー部は、上記支持部の上記開口部に設けられていることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記フローシェーパー部は、上記軸に向かって上記開口部から放射状に内側に延びていることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記フローシェーパー部は、タブ部材を含んでいることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記フローシェーパー部は、複数のタブ部材を含んでいることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記開口部は、上記発射口と少なくとも同じ大きさであることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記支持部に支持され、上記軸に対して配列された環状部をさらに備え、上記環状部は、上記フローシェーパー部を支持していることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記本体は、挿入部を含み、当該挿入部は、上記発射口を形成していることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記挿入部は、上記閉鎖装置を支持する支持表面を含んでいることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記支持表面は、上記本体の上記軸を横切らないように傾いていることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記熱応答性トリガは、上記本体の上記軸に対して傾くように配されたガラスバルブを含んでいることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記熱応答性トリガは、上記軸と交差するとともに上記支持部と上記熱応答性トリガとの間に支持された横断圧縮部に係合していることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記発射口は、そこから流体の柱状の流れを供給し、上記フローシェーパー部は、上記柱状の流れの内部へ放射状に延びていることが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、入口、発射口および上記入口から上記発射口へ延びる通路を有する本体と、上記本体から延びる支持部とを備え、上記本体は、上記通路を流体供給部に接続するように設計されており、上記通路は、上記本体を通って延びる軸に沿って配列されており、上記支持部は、少なくとも概ね上記軸に沿って配列された開口部を有する横断部を有しており、上記横断部の上記開口部は、上記発射口の直径と同じか、それよりも大きい直径を有しており、上記発射口から流出する流体は、上記横断部の上記開口部を通って流れ、実質的に上記支持部によって妨げられない構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、少なくとも1つのタブをさらに備え、当該タブは、上記横断部の上記開口部に配置されているか、または、上記横断部の上記開口部の近傍に配置されており、それにより、上記横断部の上記開口部から流出する流体の流れを形作ることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記少なくとも1つのタブは、複数の上記タブを含んでいることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、環状部をさらに備え、当該環状部は、上記横断部の上記開口部において上記タブを支持することが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記環状部は、上記横断部の上記開口部の内部に配置されていることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記タブは、上記軸に向かって内側へ延び、上記横断部の上記開口部から流出する流体の流れに交差して横切るように延びるエッジを有していることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、熱感受性トリガと、閉鎖装置とをさらに備え、上記トリガは、上記発射口の上に上記閉鎖装置を解放可能に保持することが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、入口、発射口、および当該発射口を通って延びる軸を有する本体と、上記本体から延びるフレームと、上記フレームに搭載されたフローシェーパー部とを備え、上記フレームは、少なくとも直径が0.4インチ(1.02cm)の開口部を有し、概ね、上記発射口に対して位置決めされており、上記発射口から流出する流体の少なくとも一部は、実質的に上記フレームによって妨げられずに当該フレームの上記開口部を通って流れ、上記フローシェーパー部は、上記フレームの上記開口部から流体が流れるときに、当該流体の流れを形作る構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記フレームは、上記本体から延びる一対のアームと、当該アームに接続する横断部とを有しており、上記横断部は、当該横断部を通って延び、上記フレームの上記開口部を形成する通路を有していることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、熱感受性トリガと、閉鎖装置とをさらに備え、上記トリガは、上記発射口の上に上記閉鎖装置を解放可能に保持することが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、通路、入口、発射口、および当該発射口を通って延びる軸を有し、流体供給部に接続できるように形成されたスプリンクラー本体と、上記スプリンクラー本体から延び、上記発射口に対して配列された開口部を形成する支持部と、上記支持部によって支持され、上記発射口から離間されたフローシェーパー部とを備え、上記フローシェーパー部は、上記支持部から上記スプリンクラー本体の上記軸へ向かって延びるタブを有している構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記フローシェーパー部は、上記タブを装着した環状部を含んでいることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記フローシェーパー部は、上記スプリンクラー本体の上記軸へ向かって延びる一対のタブを含んでいることが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、通路、入口、発射口、および当該発射口を通って延びる軸を有し、流体供給部に接続できるように形成されたスプリンクラー本体と、上記発射口を閉じるための閉鎖装置とを備え、上記発射口は、当該発射口における上記閉鎖装置を支持する環状表面を有し、上記環状表面は、上記軸に対して直交せず、上記閉鎖装置は、上記軸に対して直交しない角度で傾いている構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記閉鎖装置に対して配された熱感受性トリガをさらに備えることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記熱感受性トリガは、上記軸に対して傾いて配されたガラスバルブを含んでいることが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリフローシェーパーは、中央開口部と、当該開口部を通って延びる中央軸とを有する環状支持部と、上記環状支持部から延びるとともに上記中央軸に向かって内側に延びる先端を含む複数の歯とを備え、上記複数の歯は、当該歯の間に複数の通路を形成するために互いに距離を隔てて配置されている構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリフローシェーパーでは、上記環状支持部は、第1および第2軸末端を含んでおり、上記複数の歯は、上記第1および第2軸末端の一方から延びていることが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリ圧縮部材は、熱感受性部の端部を保持するために設計され、概ね中央に位置する凹部をその一方の面に有するくさび形状部を備え、上記くさび形状部は、その反対側の面における、当該くさび形状部の対向する端部において、圧縮ねじの先端をその内部に受け入れる一対の凹部を有する構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリ圧縮部材は、上記くさび形状部から垂れるアームをさらに備えることが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリ圧縮部材では、上記くさび形状部は、上壁と、当該上壁から下方へ延びる一対の側壁とを含み、上記概ね中央に位置する凹部は、上記側壁の間に形成されることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリ圧縮部材では、上記側壁は、上記圧縮部の安定性を増加させるための張り出し部を含むことが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、通路、入口、発射口、および上記発射口を通って延びる軸を含む本体と、上記本体から延びる支持部と、上記通路を閉じるために、上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置と、上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載された熱応答性トリガとを備え、上記熱応答性トリガは、上記軸に対して傾いて延びている構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記熱応答性トリガは、ガラスバルブ型熱応答性トリガであることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記支持部に搭載されたフローシェーパーをさらに備えることが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、通路、入口、発射口、および上記発射口を通って延びる軸を含む本体と、上記本体から延び、上記軸とは交差しない支持部と、上記通路を閉じるために、上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置と、上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載された熱応答性トリガとを備え、上記熱応答性トリガは、横断圧縮部と結合し、当該横断圧縮部は、上記支持部と上記熱応答性トリガとの間に支持されている構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記熱応答性トリガは、ガラスバルブ型熱応答性トリガであることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記熱応答性トリガは、融合平板型熱応答性トリガであることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記軸から偏倚した場所において上記支持部および上記横断圧縮部に係合する少なくとも1つのセットねじをさらに備えていることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記横断圧縮部は、熱応答性トリガの端部を保持するための中央凹部をその第1の面に有するくさび形状部からなることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリでは、上記くさび形状部は、その第2の面における、当該くさび形状部の対向する末端部において、圧縮ねじの先端を受け入れるために設計された一対の凹部を含んでいることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記くさび形状部から垂れるアームをさらに備えることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記支持部に搭載されたフローシェーパーをさらに備えることが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、通路、入口、発射口、および上記発射口を通って延びる軸を含むスプリンクラー本体と、上記本体から延びる支持部と、上記支持部に搭載されたフローシェーパーと、上記通路を閉じるために、上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置と、上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載された熱応答性トリガとを備え、上記フローシェーパーは、中央開口部と、当該開口部を通って延びる上記軸と、上記支持部から延びる複数の歯とを含み、上記複数の歯は、上記軸に向かって内側に延びる先端を含み、当該歯の間に複数の通路を形成するために互いに距離を隔てて配置されている構成である。
さらに、本発明に係る方法は、スプリンクラーアセンブリのためのフローシェーパーを形成する方法であって、第1および第2側方エッジと、第1および第2端部とを有する延伸部を含み、上記第1側方エッジから延びる少なくともひとつのタブを有する板を形成するステップと、概ね環状型の本体の内部に上記延伸部を形成するステップと、上記少なくとも1つのタブを、放射状に、上記概ね環状型の本体の中央に向けて曲げるステップとを含む方法である。
また、本発明に係る方法では、上記少なくとも1つのタブは、上記第側方エッジから延びる一対のタブを含むことが好ましい。
また、本発明に係る方法では、上記一対のタブは、異なる形状を有していることが好ましい。
また、本発明に係る方法では、上記少なくとも1つのタブは、上記第1サイドエッジから延びる、等間隔に配置された複数の歯を含むことが好ましい。
また、本発明に係る方法では、上記第1端部は、突出部を含み、上記第2端部は、凹部を含み、上記概ね環状型の本体の内部に上記延伸部を形成するステップにおいて、上記第1端部の上記突出部は、上記第2端部の上記凹部の内部へ挿入されることが好ましい。
また、本発明に係る方法は、上記概ね環状の本体をスプリンクラー本体に搭載するステップをさらに含むことが好ましい。
また、本発明に係る方法では、上記板を形成するステップは、少なくとも1つの穴を上記少なくとも1つのタブに形成するステップを含むことが好ましい。
さらに、本発明に係る方法は、スプリンクラー本体を組み立てる方法であって、スプリンクラー本体から延びる支持部を有し、スプリンクラー本体を通る通路を含み、入口と発射口と当該発射口を通って延びる軸とを有するスプリンクラー本体を供給する工程と、閉鎖部を上記発射口に搭載する工程と、上記閉鎖部に対して配される第1末端と、上記軸から側方に偏倚した位置において上記支持部と接触する第2末端とを有する熱応答性トリガ機構を搭載する工程とを含む方法である。
また、本発明に係る方法は、上記熱応答性トリガ機構を上記閉鎖部と上記軸から偏倚した上記支持部における位置との間に圧縮搭載する工程をさらに含むことが好ましい。
さらに、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、通路、入口、発射口、および上記発射口を通って延びる軸を含む本体と、上記本体から延びる支持部と、上記通路を閉じるために、上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置と、上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載された熱応答性トリガと、上記軸から偏倚した位置において上記支持部に係合し、圧縮力を上記熱応答性トリガ機構に付与する圧縮ねじを備える構成である。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記軸から偏倚し、圧縮力を上記熱応答性トリガ機構に付与する第2圧縮ねじをさらに備えることが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記圧縮ねじおよび上記熱応答性トリガと係合する横断圧縮部をさらに備え、上記圧縮ねじは、上記横断圧縮部の第1末端部と係合することが好ましい。
また、本発明に係るスプリンクラーアセンブリは、上記軸から偏倚した位置において上記支持部に係合し、上記横断圧縮部の第2末端に圧縮力を付与する第2圧縮ねじをさらに備えることが好ましい。
本開示のスプリンクラーアセンブリの斜視図である。 図1のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図2のスプリンクラーアセンブリのフローシェーパー部のひとつの拡大された断片を示す図である。 スプリンクラーアセンブリの内部の像を図示した図2と同様の図である。 図1のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図である。 図5は、分かり易いようにフローシェーパー部およびトリガが外されたスプリンクラーアセンブリの拡大斜視図である。 本開示の別の実施形態に係るスプリンクラーアセンブリの斜視図である。 図6のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図である。 本開示の第3の実施形態に係るスプリンクラーアセンブリの斜視図である。 図8のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図である。 図8のスプリンクラーヘッドの平面図である。 図8のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図11のXII-XII線に沿った断面図である。 図10のXIII-XIII線に沿った断面図である。 本開示の別の実施形態に係るスプリンクラーアセンブリの側面図である。 輸送および取り扱いのために取り付けられた脱着可能なカバーを有する、図14のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図14のXV-XV線に沿った断面図である。 図14Aのスプリンクラーアセンブリの平面図である。 図14のスプリンクラーアセンブリの分解斜視図である。 図14の横断圧縮部の拡大側面図である。 図16Aの圧縮部の平面図である。 図16Aの圧縮部の末端を示す図である。 図16Aの圧縮部の底面図である。 図16CのXVIE-XVIE線に沿った断面図である。 図14のスプリンクラーアセンブリのフローシェーパー部の斜視図である。 図16Fのフローシェーパー部の側面図である。 図16Fのフローシェーパー部を形成するための半加工品の平面図である。 本開示のスプリンクラーアセンブリの第5実施形態の斜視図である。 図17のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図18のスプリンクラーアセンブリの平面図である。 図18のスプリンクラーアセンブリの別の側面図である。 本開示のスプリンクラーアセンブリの第6の実施形態に係る分解斜視図である。 組み立てられた状態における、図20のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図21のスプリンクラーアセンブリの第2の側面図である。 図22のスプリンクラーアセンブリの平面図である。 本開示のスプリンクラーアセンブリの第7の実施形態の分解斜視図である。 組み立てられた状態における、図24のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図25のスプリンクラーヘッドの第2側面図である。 図26のスプリンクラーアセンブリの平面図である。 本開示のスプリンクラーアセンブリの第8の実施形態の分解斜視図である。 組み立てられた状態における、図28のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図29のスプリンクラーアセンブリの第2側面図である。 図30のスプリンクラーアセンブリの平面図である。 本開示のスプリンクラーアセンブリの第9の実施形態の分解斜視図である。 組み立てられた状態における、図32のスプリンクラーアセンブリの側面図である。 図33のスプリンクラーアセンブリの第2側面図である。 図35は、図35のスプリンクラーアセンブリの平面図である。 本開示のスプリンクラーアセンブリの別の実施形態の斜視図である。 図36のスプリンクラーヘッドの分解斜視図である。

Claims (16)

  1. 入口、発射口、および当該発射口を通って延びる中央軸を有する本体と、
    上記本体から延びるフレームと、
    上記フレームに搭載されたフローシェーパー部と
    熱感受性トリガと、
    閉鎖装置とを備え、
    上記フレームは、少なくとも直径が0.4インチ(1.02cm)の開口部を有し、上記発射口に対して位置決めされており、
    上記発射口から流出する流体の少なくとも一部は、上記フレームによって妨げられずに上記中央軸に沿って当該フレームの上記開口部を通って流れ、
    上記フローシェーパー部は、上記フレームの上記開口部から流体が流れるときに、当該流体の流れを形作り、
    上記熱感受性トリガは、上記発射口の上に上記閉鎖装置を解放可能に保持するスプリンクラーアセンブリ。
  2. 上記フレームは、上記本体から延びる一対のアームと、当該アームに接続する横断部とを有しており、
    上記横断部は、当該横断部を通って延び、上記フレームの上記開口部を形成する通路を有している、請求項1に記載のスプリンクラーアセンブリ。
  3. 通路、入口、発射口、並びに、上記通路および上記発射口を通って延びる中央軸を含む本体と、
    上記本体から延び、上記中央軸とは交差しない支持部と、
    上記通路を閉じるために、上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置と、
    上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載された熱感受性トリガと
    少なくとも1つのセットねじとを備え、
    上記熱感受性トリガは、上記中央軸に沿って横断圧縮部と結合し、当該横断圧縮部は、上記支持部と上記熱感受性トリガとの間に支持されており、
    上記少なくとも1つのセットねじは、上記中央軸から完全に離間され、上記支持部および上記横断圧縮部に係合しているスプリンクラーアセンブリ。
  4. 上記熱感受性トリガは、ガラスバルブ型熱感受性トリガである、請求項に記載のスプリンクラーアセンブリ。
  5. 上記熱感受性トリガは、融合平板型熱感受性トリガである、請求項に記載のスプリンクラーアセンブリ。
  6. 上記横断圧縮部は、熱感受性トリガの端部を保持するための中央凹部をその第1の面に有するくさび形状部からなる、請求項に記載のスプリンクラーアセンブリ。
  7. 上記くさび形状部は、その第2の面における、当該くさび形状部の対向する末端部において、圧縮ねじの先端を受け入れるために設計された一対の凹部を含んでいる、請求項に記載のスプリンクラーアセンブリ。
  8. 上記くさび形状部から垂れるアームをさらに備える、請求項に記載のスプリンクラーアセンブリ。
  9. 上記支持部に搭載されたフローシェーパーをさらに備える、請求項に記載のスプリンクラーアセンブリ。
  10. スプリンクラーアセンブリのためのフローシェーパーを形成する方法であって、
    第1および第2側方エッジと、第1および第2端部とを有する延伸部を含み、上記第1側方エッジから延びる、異なる形状を有する一対のタブを有する板を形成するステップと、
    状型の本体の内部に上記延伸部を形成するステップと、
    曲げられた上記一対のタブが上記フローシェーパー部を形成するように、上記一対のタブを、放射状に、上記環状型の本体の中央に向けて曲げるステップとを含む方法。
  11. 上記第1端部は、突出部を含み、
    上記第2端部は、凹部を含み、
    記環状型の本体の内部に上記延伸部を形成するステップにおいて、上記第1端部の上記突出部は、上記第2端部の上記凹部の内部へ挿入される、請求項10に記載の方法。
  12. 記環の本体をスプリンクラー本体に搭載するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 上記板を形成するステップは、少なくとも1つの穴を上記一対のタブのうちの少なくとも1つに形成するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  14. スプリンクラー本体を組み立てる方法であって、
    スプリンクラー本体から延びる支持部を有し、スプリンクラー本体を通る通路を含み、入口と発射口と当該発射口を通って延びる中央軸とを有するスプリンクラー本体を供給する工程と、
    閉鎖装置を上記発射口に搭載する工程と、
    上記閉鎖装置に対して配される第1末端と、上記中央軸から側方に偏倚した少なくとも1つのセットねじを介して上記支持部と接触する第2末端とを有する熱感受性トリガを搭載する工程とを含み、
    上記熱感受性トリガは、上記閉鎖装置に直接係合している第1端部と、上記発射口の上記中央軸から側方に離間した上記支持部の細い開口部に受け入れられた上記少なくとも1つのセットねじに直接係合している第2端部とを有するガラスバルブを含む方法。
  15. 通路、入口、発射口、並びに、上記通路および上記発射口を通って延びる中央軸を含む本体と、
    上記本体から延び、上記中央軸とは交差しない支持部と、
    上記通路を閉じるために、上記発射口に解放可能に位置決めされた閉鎖装置と、
    上記本体の発射口において上記閉鎖装置を解放可能に保持するために搭載された熱感受性トリガと
    少なくとも1つの圧縮ねじとを備え
    上記熱感受性トリガは、上記中央軸に沿って横断圧縮部と結合し、当該横断圧縮部は、上記支持部と上記熱感受性トリガとの間に支持されており、
    上記少なくとも1つの圧縮ねじは、上記中央軸から完全に離間され、上記中央軸から偏倚した位置において上記支持部に係合し、圧縮力を上記熱感受性トリガに付与するスプリンクラーアセンブリ。
  16. 上記中央軸から偏倚した位置において上記支持部に係合し、上記横断圧縮部の第2末端に圧縮力を付与する第2圧縮ねじをさらに備える、請求項15に記載のスプリンクラーアセンブリ。
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