JP5225246B2 - 電池間接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電池間を接続する装置に関する。
近年、リチウムイオン電池などを用いたラミネートセルと呼ばれる薄板状の電池(ここでは、これを「セル電池」と呼ぶ)が開発されている。この種のセル電池は薄く形成されているので、複数枚を厚み方向に隣接配置することで、比較的大容量の電池パックをコンパクトに構成することができる。その場合、電池パックの複数枚のセル電池は互いに直列及び/又は並列に電気的に接続される。
従来、セル電池間の接続は、セル電池の電極端子を溶接することで行われていた。このため、接続後にセル電池に不具合が見つかると、接続されている複数のセル電池を一括廃棄することになり、コストパフォーマンスが非常に悪い。
そこで、セル電池間の接続を溶接以外の手段で行うことが特許文献1にて提案されている。特許文献1では、バスバーと呼ぶ別部品を用い、セル電池の電極端子を折り曲げてバスバーに押し付けることで、セル電池間の接続を行う。これによれば、不具合の見つかったセル電池のみを交換することが可能である。
特開2007−265945号公報
しかしながら、特許文献1のようにセル電池の電極端子を折り曲げてバスバーに押し付ける構造では、接続作業時に比較的大きな力を必要とし、また接続後の状態の安定性にも問題がある。
それ故に本発明の課題は、接続作業時に大きな力を必要とせずかつ接続後の状態の安定性を期待できる電池間接続装置を提供することにある。
本発明の一態様によれば、セル本体から突出する電極端子を有するセル電池を複数並行に配置して接続する電池間接続装置であって、複数の連結端子と、該連結端子を保持するベースと、複数の押圧クリップとを含み、前記連結端子は2つの前記電極端子間を接続するものであって、2つの前記電極端子にそれぞれ接触する2つの弾性接触片を有し、前記ベースは前記連結端子を収容保持する複数の収容部を有し、該収容部は前記電極端子を対応する弾性接触片の外側に沿うようにして収容可能になっており、前記押圧クリップは平行な2つの押圧片を有し、該押圧片を前記2つの電極端子の外側に沿うようにして前記収容部に挿入することで前記2つの電極端子を内側に押圧駆動し前記2つの弾性接触片に接触させるものであることを特徴とする電池間接続装置が得られる。
本発明の他の態様によれば、セル本体から突出する電極端子を有するセル電池を複数並行に配置して接続する電池間接続装置であって、複数の連結端子と、該連結端子を保持するベースと、複数のカムとを含み、前記連結端子は2つの前記電極端子間を接続するものであって、2つの前記電極端子にそれぞれ接触する2つの弾性接触片を有し、前記ベースは前記連結端子を収容保持する複数の収容部を有し、該収容部は前記電極端子を対応する弾性接触片の内側に沿うようにして収容可能になっており、前記カムは前記収容部の前記2つの弾性接触片間に回動軸を有するように前記ベースに回動可能に設けられており、前記回動軸には長円状のカム部を有し、前記カムを回動して前記カム部を回動させることで、前記2つの弾性接触片の内側に挿入した前記2つの電極端子を外側に駆動し前記2つの前記弾性接触片に押圧接触させるものであることを特徴とする電池間接続装置が得られる。
前記連結端子は隣り合う前記電極端子間を接続するものであってもよい。
前記電極端子を前記収容部に挿入するとき、前記電極端子が前記弾性接触片と非接触で挿入可能になっていてもよい。
前記ベースは前記電極端子を前記収容部の所定位置に挿入案内するスリットを有してもよい。
前記複数の連結端子のうち一部の前記連結端子には入出力用ケーブルを接続する電源用端子が設けられていてもよい。
前記押圧クリップには、前記電源用端子に接続するケーブルが挿通する入出力用ケーブル挿通溝が設けられていてもよい。
本発明のさらに他の態様によれば、セル本体から突出する電極端子を有するセル電池を複数並行に配置して接続する電池間接続装置であって、前記各電極端子にそれぞれ接続する複数のコネクタと、該複数のコネクタを搭載保持し前記電極端子間を所望の接続方式で電気接続する入出力用回路パターンを有する回路基板とからなり、前記コネクタは、コンタクトと、該コンタクトを保持するハウジングと、スライダとからなり、前記コンタクトは前記ハウジングの一側から突出する弾性接触片と、他側から突出する実装部とを有し、前記ハウジングは前記電極端子を前記弾性接触片に沿うようにして挿入案内するスリットを有し、前記回路基板は前記電極端子に対応する箇所に貫通孔を有し、該貫通孔に前記コネクタの前記ハウジング部分が装着され、前記実装部が前記出力用配線に接続されており、前記スライダを前記弾性接触片に沿わせるようにして披せることで前記弾性接触片を前記電極端子側に押圧駆動し前記電極端子に接触させることを特徴とする電池間接続装置が得られる。
前記コネクタは互いに対向する一対の前記コンタクトを有し、該一対のコンタクトの前記弾性接触片間に前記電極端子が挿入可能になっており、前記スライダは筒状で、その内壁部を一対の前記弾性接触片の外側に沿わせるようにして被せることで一対の前記弾性接触片を内側に押圧駆動し前記電極端子を扶み込み接触させるものであってもよい。
前記一対の前記弾性接触片間は前記電極端子が零挿入力で挿入可能なギャップを有してもよい。
本発明のさらに他の態様によれば、セル本体と該セル本体から突出した電極端子とを有するセル電池を接続するための電池間接続装置であって、弾性接触片を有する導電性の連結端子と、前記連結端子を保持し、かつ前記電極端子を前記弾性接触片に対向させるベースと、前記電極端子および前記弾性接触片の少なくとも一方を押圧して変位させ、これにより前記電極端子および前記弾性接触片を互いに圧接させる操作手段とを含むことを特徴とする電池間接続装置が得られる。
前記ベースは前記電極端子を受け入れるための収容部を有し、前記操作手段は前記収容部に挿入される押圧クリップであり、前記押圧クリップは、前記収容部に挿入される際に、前記電極端子を押圧して変位させ、これにより前記電極端子を前記弾性接触片に圧接させるものであってもよい。
前記ベースは前記電極端子を受け入れるための収容部を有し、前記操作手段は前記収容部に配置された回動可能なカムであり、前記カムは、回動する際に、前記電極端子を押圧して変位させ、これにより前記電極端子を前記弾性接触片に圧接させるものであってもよい。
前記操作手段は前記ベースに装着される押圧クリップであり、前記押圧クリップは、前記ベースに装着される際に、前記弾性接触片を押圧して変位させ、これにより前記弾性接触片を前記電極端子に圧接させるものであってもよい。
本発明の各態様による電池間接続装置は、接続作業時に大きな力を必要とせずかつ接続後の状態の安定性を期待できる。
本発明の第1実施例に係る電池間接続装置を複数のセル電池とともに一部分解状態で示す斜視図。 図1の電池間接続装置によって接続可能なセル電池の一例の斜視図。 図1の要部のみの拡大図。 図1の電池間接続装置の電池接続前の状態を示す一部の平面断面図。 図4の電池間接続装置の電池接続前の状態を示す要部のみの平面断面図。 図4の電池間接続装置の電池接続後の状態を示す要部のみの平面断面図。 図4の電池間接続装置に含まれた第1の連結端子の斜視図。 図1の電池間接続装置に接続可能な正極ケーブルの斜視図。 本発明の第2実施例に係る電池間接続装置を複数のセル電池とともに一部分解状態で示す斜視図。 図8の電池間接続装置によって接続可能なセル電池の一例の斜視図。 図8の要部のみの拡大図。 本発明の第3実施例に係る電池間接続装置を複数のセル電池とともに一部分解状態で示す斜視図。 図11の電池間接続装置を複数のセル電池とともに一部分解状態で示す、図11とは異なる向きでの斜視図。 図11に示す電池間接続装置の内部機構を示す斜視図。 図11の電池間接続装置に含まれた連結端子の斜視図。 図11の電池間接続装置に含まれたカムの斜視図。 図11の電池間接続装置の連結端子とカムとの関係を説明するための図。 図11の電池間接続装置のカムの作用を説明するための図。 本発明の第4実施例に係る電池間接続装置を複数のセル電池とともに示す斜視図。 図18の電池間接続装置に含まれた連結端子の斜視図。 図18の電池間接続装置を説明するための概略平面図。 図18の電池間接続装置を説明するための概略底面図。 本発明の第5実施例に係る電池間接続装置を複数のセル電池とともに示す斜視図。 図22の電池間接続装置によってセル電池を接続する途中の状態を示す説明図。 図22の電池間接続装置によってセル電池を接続した後の状態を示す説明図。 図22の電池間接続装置を複数のセル電池とともに示す、図22とは異なる向きでの斜視図。 図22の電池間接続装置に含まれた基板を単独で示した斜視図。
以下、本発明を実施するための幾つかの形態を実施例を用いて説明する。
(第1実施例)
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施例に係る電池間接続装置を説明する。
図1は、電池間接続装置1の構成を示す斜視図である。図1において、電池間接続本体2により、複数のセル電池、例えば、8枚のラミネートセル3が直列に連結されている。ここで、ラミネートセル3は、図2に示すように、セル本体4から、第1の電極端子(正極)5と第2の電極端子(負極)6とが同じ方向に延出されているタイプのものである。
電池間接続本体2は、図1および図3に示すように、プラスチック製のベース7、第1の連結端子8、第2の連結端子9、および押圧クリップ10を含んでいる。ベース7には、収容部7aと、ラミネートセル3の第1の電極端子(正極)5と第2の電極端子(負極)6が挿通可能なスリット7bが収容部7aの上面と下面に、ラミネートセル3の配列ピッチと等しいピッチL1で形成されている。また、第1の連結端子8及び第2の連結端子9は、図1に示すベース7のリブ7cに固定されている。
図6は、第1の連結端子8を示す。連結端子本体12は、対向する2つの弾性接触片8a、その先端側に接点部13を有し、その基端側には2つの電源用端子14を有している。電源用端子14は、対向するように2つ形成されているが一つでも良い。2つの場合には、図で上下逆にして用いることができる。第1の連結端子8と第2の連結端子9との差異は、電源用端子14が有るか否かである。即ち、第1の連結端子8は電源用端子14を有する。第1の連結端子8はベース7の両端部にのみ位置して正極ケーブル16と負極ケーブル18が電源用ケーブル又は入出力用ケーブルとして接続される。
第1の連結端子8、第2の連結端子9、および押圧クリップ10の各々は、電極端子と接触して電気的導通を図るため、その材質についてはりん青銅等、一般的にバネ鋼材として使用されている材質を適用する。なお、押圧クリップ10には、対向する2枚の押圧片10aと、押圧片10aの一端部間を連結するプラスチック製のつまみ部11と電源用ケーブルが挿通するケーブル挿通溝10bが設けられている。押圧片10aの先端は互いに離れる方向に広がっている。
また、ラミネートセル3の配列ピッチL1、第1の連結端子8(又は第2の連結端子9)の接点間距離L2、押圧クリップ10の2枚の押圧片間距離L4、先端の広がり幅L3の各部寸法の間には、
L4<L2<L1<L3
の関係が成立している。
正極ケーブル16を図7に示している。正極ケーブル16は、大電流に耐え得る太さの導線と、ケーブル端子19を備えている。負極ケーブル18としては、正極ケーブル16と同じものを用い得る。
次に、上述した電池間接続装置1の組み立ておよび作用について説明する。
ピッチL1で配列させたラミネートセル3の電極端子を、ベース7に設けてあるスリット7bに挿通する。このとき、ベース7の収容部7a内には予め第1の連結端子8又は第2の連結端子9が装着されてはいるが、L2<L1の関係があるため、ラミネートセル3の第1の電極端子(正極)5および第2の電極端子(負極)6は剛性が低くても、干渉するものが無く(電極端子と連結端子は接しない)、容易にスリット7bに挿通が可能となる。その後、押圧クリップ10を収容部7aに装着すると、L1<L3の関係から、第1の電極端子(正極)5及び第2の電極端子(負極)6は、押圧クリップ10の押圧片10a内側に位置する第1の連結端子8(第2の連結端子9)の接点部13に向かってそれぞれシフト(変位)する。その結果、L4<L2<L1の関係があるので、第1の電極端子(正極)5および第2の電極端子(負極)6は、第1の連結端子8(又は第2の連結端子9)の接点部13に接触し、さらには、第1の連結端子8(又は第2の連結端子9)の接点部13の変位をも引き起こし、接点部13が付勢された状態が維持される。
電池間接続装置1の上面から見て左右に千鳥状に配列された第2の連結端子9により、隣接するラミネートセル3の第1の電極端子(正極)5と第2の電極端子(負極)6とが電気的に接続され、ベース7の両端部に位置する第1の電極端子(正極)5と第2の電極端子(負極)6には第1の連結端子8が接触し、8枚のラミネートセル3が直列に連結されることになる。こうして、ラミネートセル3を複数接続してなるバッテリを構成することができる。また、これらのラミネートセル3を積層状態でケースに収容してバッテリモジュールを構成することもできる。
ベース7の両端部に位置する第1の連結端子8には、電源用端子14が設けてあり、正極ケーブル16と負極ケーブル18とがそれぞれ接続される。
(第2実施例)
図8〜図10を参照して、本発明の第2実施例に係る電池間接続装置を説明する。
図9は、ラミネートセル103の構成を示す斜視図である。本実施例で取り扱うラミネートセル103は、図9に示すように、セル本体104の相対する側から、第1の電極端子(正極)105と、第2の電極端子(負極)106とが、延出されているタイプのものである。
図8には、このラミネートセル103が8枚直列に連結されている例を示している。図8に示すように、第1のベース107と第2のベース108の2体をラミネートセル103の上下に配している。その他の構成および作用は第1実施例と同じであるので、説明を省略する。
(第3実施例)
図11〜図17を参照して、本発明の第3実施例に係る電池間接続装置を説明する。
図11は、電池間接続装置201の構成を示す斜視図である。電池間接続本体202により、4枚のラミネートセル103が直列に連結されている例を示している。本実施例で取り扱うラミネートセル103は、第2実施例で取り扱ったラミネートセルと同型であり、セル本体104の相対する側から、第1の電極端子(正極)105と、第2の電極端子(負極)106とが、延出されているタイプのものである。
この電池間接続装置201では、第3のベース207と、第4のベース208とが、それぞれラミネートセル103の上下に配されており、各ベース207、208には、第1実施例および第2実施例と同じく、ラミネートセル103の配列ピッチL201で、第1の電極端子(正極)105と、第2の電極端子(負極)106が挿通可能なスリット207b、208bが形成されている。そして、それぞれの収容部207a、208aのスリット間には、上下で千鳥状配列となるように、カム210が設けられている。カム210の外観図を図15に示す。カム210は、基端側の操作するためのレバー部211と、先端側の略長円形を成したカム部212と回転軸211aとから成る。
図13では、便宜上、第3のベース207を除去して、カム210が見えるような図としている。連結端子209の接点部213の内側に、第1の電極端子(正極)105と第2の電極端子(負極)106とが配され、さらにその内側にカム210が配されている。ここで、ラミネートセル3の配列ピッチL201、連結端子209の接点間距離L204、カム210の短径L202および長径L203の各部寸法の間には、
L202<L201<L204<L203
の関係が成立している。
その他の構成は第1実施例および第2実施例と同じであるので、説明を省略する。なお、図14に示すように電源用端子214は2つ設けられているが、これらは、図12に示す複数の収容部207a、208aのどれにでも挿入可能なように設けている。
次に、上述した電池間接続装置201の作用を説明する。
ピッチL201で配列させたラミネートセル103の上側の電極端子を、第3のベース207に設けてあるスリット207bに挿通する。このとき、第3のベース207の収容部207aには、図16に示すように、予め連結端子209とカム210とが装着されてはいるが、L202<L201<L204の関係があるため、ラミネートセル103の第1の電極端子(正極)105および第2の電極端子(負極)106は剛性が低くても、干渉するものが無く、容易にスリットに挿通が可能となる。その後、図17に示すように、カム210が軸周りにθcだけ回転したところで、第1の電極端子(正極)105および第2の電極端子(負極)106が、連結端子209の接点部213に接触し、さらに回転させると、連結端子209の接点部213の変位をも引き起こし、接点部213が付勢された状態が維持される。同様にしてラミネートセル103の下側の電極端子を第4のベース208に装着された連結端子209の接点部213に接触させる。その他の作用は第1実施例および第2実施例と同じであるので、説明を省略する。
(第4実施例)
図18〜図21を参照して、本発明の第4実施例に係る電池間接続装置を説明する。
図18は、電池間接続装置の構成を示す斜視図である。本実施例で取り扱うラミネートセル103は、第2実施例および第3実施例で取り扱ったラミネートセルと同型であり、セル本体104の相対する側から、第1の電極端子(正極)105と、第2の電極端子(負極)106とが、延出されているタイプのものである。電池間接続により、4枚のラミネートセル103が2直列2並列に連結されている例を示している。
この電池間接続装置201′では、第5のベース301と、第6のベース302とが、それぞれラミネートセル103の上下に配されており、第1の実施例および第2実施例と同じく、ラミネートセル103の配列ピッチL1で、第1の電極端子(正極)105と、第2の電極端子(負極)106が挿通可能な収容部301a、302aに通じるスリット301b、302bが形成されている。
下側の第6のベース302に装着される連結端子や押圧クリップは第1実施例および第2実施例と同じであるが、上側の第5のベース301に装着される連結端子や押圧クリップは、その接点部間寸法及び押圧片間寸法が、図19および図20に示すように、スリット状貫通孔を1つ空けた長さに相当する。連結端子303の詳細図を図19に示す。幅は広く、接点部間の距離はL31である。ここで電源用端子306は上下方向で2つ設けられているが、これらは上下を逆にして、第5及び第6のベース301、302に挿入してもよいようにしてある。なお、電源用端子306の位置を容易に確認できる場合あるいは誤挿入等を防止するキィが設けられている場合には、電源用端子306は一つでも良い。
上側の第5のベース301、下側の第6のベース302の断面図をそれぞれ図20、図21に示す。図21に示すとおり、下側の構成は、第1実施例および第2実施例と同様である。図20において、上側では、各部寸法の間には、
L32<L31<(L1×2)<L33
の関係が成立している。図20に示すように、連結端子303および押圧クリップ304が、点対象の位置にもう一式ずつ配してあり、第5のベース301の樹脂により相互に絶縁されている。
次に、上述した電池間接続装置201′の作用を説明する。
第1実施例と同様に、電極端子のスリットヘの挿入性、および接点部の付勢に関しては、以下の関係、
L32<L31<(L1×2)<L33
により機能する。
ラミネートセル103は、互い違いに上下逆さに設置されていることから、上側の第5のベース301の内部で、同極同士が連結され、下側の第6のベース302の内部で、異極間の連結がなされ、2直列2並列の連結が成される。
(第5実施例)
図22〜図26を参照して、本発明の第5実施例に係る電池間接続装置を説明する。
図22は、電池間接続装置の構成を示す斜視図である。本実施例で取り扱うラミネートセル3は、第1実施例で取り扱ったラミネートセルと同型であり、セル本体4から、第1の電極端子(正極)5と、第2の電極端子(負極)6とが、同じ方向に延出されているタイプのものである。基板を介して電池間接続が図られ、4枚のラミネートセル3が直列に連結されている例を示している。
図22及び図26において、基板401には、ラミネートセル3の第1の電極端子(正極)5と第2の電極端子(負極)6にそれぞれ相当する位置に矩形の貫通孔411が形成されている。その貫通孔411には、図23に示すように、コネクタ402のハウジング403が埋設されている。
コネクタ402は、ハウジング403と、コンタクト404とを有し、さらに組み合わせて使用されるスライダ406も有している。コンタクト404は、図24に示すように、ハウジング403の底面に位置し、基板401の底面の連結配線416(図26参照)に接続する実装部405を有し、基板401の背面のランド(図示せず)に実装部405をはんだ付けされることで、実装される。図23に示すように、コンタクト404は、ハウジング403を貫通し、上方まで延出している。ハウジング403の中央には、第1の電極端子(正極)5又は第2の電極端子(負極)6が挿通可能なスリットが設けてある。また、両コンタクト404の距離L41と、スライダ406の貫通孔の幅L42との間には、L42<L41の関係がある。
図25は、本実施例を基板401の下方から見た斜視図である。図26は、基板401単体の下方から見た斜視図である。基板401の底面には、出力用パッド(正極)413、出力用パッド(負極)414がパターニングされており、ラミネートセル3が直列に連結されるように、それらが相互に連結配線416により結線されている。
スライダ406を装着しない状態では、両コンタクト404の距離がL41あり、両コンタクト間には間隙があり、電極端子を容易に挿通することができる。電極端子挿通後に、スライダ406を装着し、距離がL41からL42に縮まり、両コンタクトが電極端子を挟み、付勢される。基板401上に敷設された配線により、所望の結線が成されていることになる。
上述では特定の幾つかの実施例を用いて説明したが、本発明はこれらの実施例に限られることなく様々な変形が可能であり、それらの変形も本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、ラミネートセルなどのセル電池を複数接続してなるバッテリや、それらのセル電池を積層状態でケースに収容してなるバッテリモジュールに適用できる。
3,103 ラミネートセル
4,104 セル本体
5(6),105(106) 電極端子
7,107(108),301(302) ベース
7a,107a(l08a),301a(302a) 収容部
7b,107b(l08b),301b(302b),207b(208b) スリット
8(9),303 連結端子
8a(9a),303a 弾性接触片
10,304 押圧クリップ
10a,304a 押圧片
10b 入出力用ケーブル挿通溝
210 カム
401 回路基板
402 コネクタ
403 ハウジング
403a スリット
404 コンタクト
404a 弾性接触片
405 実装部
406 スライダ
411 貫通孔
413 出力用パッド(正極)
414 出力用パッド(負極)
416 連結配線

Claims (14)

  1. セル本体から突出する電極端子を有するセル電池を複数並行に配置して接続する電池間接続装置であって、複数の連結端子と、該連結端子を保持するベースと、複数の押圧クリップとを含み、
    前記連結端子は2つの前記電極端子間を接続するものであって、2つの前記電極端子にそれぞれ接触する2つの弾性接触片を有し、
    前記ベースは前記連結端子を収容保持する複数の収容部を有し、該収容部は前記電極端子を対応する弾性接触片の外側に沿うようにして収容可能になっており、
    前記押圧クリップは平行な2つの押圧片を有し、
    該押圧片を前記2つの電極端子の外側に沿うようにして前記収容部に挿入することで前記2つの電極端子を内側に押圧駆動し前記2つの弾性接触片に接触させるものであることを特徴とする電池間接続装置。
  2. セル本体から突出する電極端子を有するセル電池を複数並行に配置して接続する電池間接続装置であって、複数の連結端子と、該連結端子を保持するベースと、複数のカムとを含み、
    前記連結端子は2つの前記電極端子間を接続するものであって、2つの前記電極端子にそれぞれ接触する2つの弾性接触片を有し、
    前記ベースは前記連結端子を収容保持する複数の収容部を有し、該収容部は前記電極端子を対応する弾性接触片の内側に沿うようにして収容可能になっており、
    前記カムは前記収容部の前記2つの弾性接触片間に回動軸を有するように前記ベースに回動可能に設けられており、前記回動軸には長円状のカム部を有し、
    前記カムを回動して前記カム部を回動させることで、前記2つの弾性接触片の内側に挿入した前記2つの電極端子を外側に駆動し前記2つの前記弾性接触片に押圧接触させるものであることを特徴とする電池間接続装置。
  3. 前記連結端子は隣り合う前記電極端子間を接続するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電池間接続装置。
  4. 前記電極端子を前記収容部に挿入するとき、前記電極端子が前記弾性接触片と非接触で挿入可能になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電池間接続装置。
  5. 前記ベースは前記電極端子を前記収容部の所定位置に挿入案内するスリットを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電池間接続装置。
  6. 前記複数の連結端子のうち一部の前記連結端子には入出力用ケーブルを接続する電源用端子が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電池間接続装置。
  7. 前記押圧クリップには、前記電源用端子に接続するケーブルが挿通する入出力用ケーブル挿通溝が設けられていることを特徴とする請求項6項記載の電池間接続装置。
  8. セル本体から突出する電極端子を有するセル電池を複数並行に配置して接続する電池間接続装置であって、
    前記各電極端子にそれぞれ接続する複数のコネクタと、該複数のコネクタを搭載保持し前記電極端子間を所望の接続方式で電気接続する出力用配線を有する回路基板とからなり、
    前記コネクタは、コンタクトと、該コンタクトを保持するハウジングと、スライダとからなり、前記コンタクトは前記ハウジングの一側から突出する弾性接触片と、他側から突出する実装部とを有し、前記ハウジングは前記電極端子を前記弾性接触片に沿うようにして挿入案内するスリットを有し、
    前記回路基板は前記電極端子に対応する箇所に貫通孔を有し、該貫通孔に前記コネクタの前記ハウジング部分が装着され、前記実装部が前記出力用配線に接続されており、
    前記スライダを前記弾性接触片に沿わせるようにして披せることで前記弾性接触片を前記電極端子側に押圧駆動し前記電極端子に接触させることを特徴とする電池間接続装置。
  9. 前記コネクタは互いに対向する一対の前記コンタクトを有し、該一対のコンタクトの前記弾性接触片間に前記電極端子が挿入可能になっており、前記スライダは筒状で、その内壁部を一対の前記弾性接触片の外側に沿わせるようにして被せることで一対の前記弾性接触片を内側に押圧駆動し前記電極端子を扶み込み接触させるものであることを特徴とする請求項8記載の電池間接続装置。
  10. 前記一対の前記弾性接触片間は前記電極端子が零挿入力で挿入可能なギャップを有することを特徴とする請求項9記載の電池間接続装置。
  11. セル本体と該セル本体から突出した電極端子とを有するセル電池を接続するための電池間接続装置であって、弾性接触片を有する導電性の連結端子と、前記連結端子を保持し、かつ前記電極端子を前記弾性接触片に対向させるベースと、前記電極端子および前記弾性接触片の少なくとも一方を押圧して変位させ、これにより前記電極端子および前記弾性接触片を互いに圧接させる操作手段とを含むことを特徴とする電池間接続装置。
  12. 前記ベースは前記電極端子を受け入れるための収容部を有し、前記操作手段は前記収容部に挿入される押圧クリップであり、前記押圧クリップは、前記収容部に挿入される際に、前記電極端子を押圧して変位させ、これにより前記電極端子を前記弾性接触片に圧接させるものであることを特徴とする請求項11記載の電池間接続装置。
  13. 前記ベースは前記電極端子を受け入れるための収容部を有し、前記操作手段は前記収容部に配置された回動可能なカムであり、前記カムは、回動する際に前記電極端子を押圧して変位させ、これにより前記電極端子を前記弾性接触片に圧接させるものであることを特徴とする請求項11記載の電池間接続装置。
  14. 前記操作手段は前記ベースに装着される押圧クリップであり、前記押圧クリップは、前記ベースに装着される際に、前記弾性接触片を押圧して変位させ、これにより前記弾性接触片を前記電極端子に圧接させるものであることを特徴とする請求項11記載の電池間接続装置。
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