JP5225018B2 - 延長ハンドル付き手持ち式電動工具及び手持ち式電動工具用の延長ハンドル - Google Patents

延長ハンドル付き手持ち式電動工具及び手持ち式電動工具用の延長ハンドル Download PDF

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Description

本発明は、把持部を把持して作業を行うことができると共に、延長ハンドルを取付けて使用することもできる延長ハンドル付き手持ち式電動工具、及び、手持ち式電動工具用の延長ハンドルに関するものである。
従来、この種の手持ち式電動工具としては手持ち式電動バリカン等が存在し、芝の刈取り作業等を行うに際しては、その把持部を把持し、さらに膝を折り曲げた状態で作業を行っていた。一方、着脱式の延長ハンドルを備える場合には、その延長ハンドルを手持ち式電動工具に取付けることにより、立ったままの状態で作業を行うことができるため、特に腰や膝の疲労が軽減されるという利点がある。
そこで、出願人は、延長ハンドルを簡易な構造でもって、手持ち式電動工具に容易に着脱することができる技術について既に提案している(下記特許文献1参照)。
特開2007−15089号公報
しかし、上記技術では、延長ハンドルを手持ち式電動工具に取付けようとするとき、そのポール部が常に上方に起立しているため、延長ハンドルの重量で延長ハンドル自体が、さらには手持ち式電動工具が傾き、あるいは、倒れて延長ハンドルの着脱が容易に行えないという問題点がある。
そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、延長ハンドルを手持ち式電動工具の把持部に着脱する場合において、延長ハンドルの着脱作業をより一層容易にすることができる延長ハンドル付き手持ち式電動工具及び手持ち式電動工具の延長ハンドルを提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る延長ハンドル付き手持ち式電動工具は、把持部を有する手持ち式電動工具と、該手持ち式電動工具の把持部に着脱自在に取付可能な延長ハンドルとを備え、該延長ハンドルは、ポール部と、該ポール部の一端部に設けられて手持ち式電動工具の把持部に取付られる取付部と、ポール部の他端部に設けられたハンドル部とを備えている延長ハンドル付き手持ち式電動工具であって、延長ハンドルのポール部と取付部との連結部は回動可能であるとともに、載置面に載置された該手持ち式電動工具の把持部の上方に位置し、該延長ハンドルのポール部は該連結部に設けたストッパーにより回動角度を規制されており、該延長ハンドルを該手持ち式電動工具に着脱する際には、該延長ハンドルのポール部を回動させて該延長ハンドルのハンドル部を該載置面に当てることができるように構成されていることを特徴とする。
該構成の延長ハンドル付き手持ち式電動工具は、延長ハンドルのポール部と取付部との連結部を、回動可能としているので、該延長ハンドルを手持ち式電動工具に対し着脱操作する場合、ポール部を取付部及び手持ち式電動工具に対して低い位置まで回動し、倒すことができる。
また、本発明に係る手持ち式電動工具の延長ハンドルは、一端部に取付部が設けられ他端部にハンドル部が設けられたポール部を備え、手持ち式電動工具の把持部に、取付部により着脱自在に取付けらえる手持ち式電動工具用の延長ハンドルであって、該延長ハンドルのポール部と取付部との連結部は回動可能であるとともに、載置面に載屋された該手持ち式電動工具の把持部の上方に位置し、該延長ハンドルのポール部は該連結部に設けたストッパーにより回動角度を規制されており、該延長ハンドルを該手持ち式電動工具に着脱する際には、該延長ハンドルのポール部を回動させて該延長ハンドルのハンドル部を該載置面に当てることができるように構成されていることを特徴とする。
以上のように、延長ハンドルのポール部と取付部との連結部を、回動可能としているので、手持ち式電動工具用の延長ハンドルを手持ち式電動工具に着脱する際、ポール部を取付部、あるいは手持ち式電動工具に対して低い位置まで回動し倒すことで、延長ハンドル自体が、さらには手持ち式電動工具が傾きにくく、あるいは、倒れにくくなるので、延長ハンドルの着脱操作を容易に行うことができ、操作性が向上する。
以下本発明の一実施形態に係る延長ハンドル付き手持ち式電動工具及び手持ち式電動工具用の延長ハンドルについて図面を参酌しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る延長ハンドル付き手持ち式電動バリカンを示す一部断面正面図である。図2は、本実施形態に係る延長ハンドル付き手持ち式電動バリカンの延長ハンドルの一部を省略した平面図である。該延長ハンドル付き手持ち式電動バリカンは、それ単体で使用される手持ち式電動バリカン1と、その把持部11に着脱自在に取付可能な延長ハンドル2とを備えている。
手持ち式電動バリカン1は、それ単体で芝刈り等に使用されるものであって、前端部に刃部としてブレード3を備えており、把持部11を把持しながらブレード3で芝等を刈り込むことができる。把持部11は本体ハウジング4に設けられている。該本体ハウジング4は、左右二つ割の部材同士を、内部空間を形成するように組み合わせ一体化したものであって、図1に示すように、その略中央には左右に貫通する貫通孔5を形成するように全体として正面視略D字形状に形成されている。該本体ハウジング4の前側のヘッド部12には、ブレード3を駆動する駆動部としての図示しないモータが内蔵されている。そして、ヘッド部12から後方に向けて前記把持部11が延設されている。
該把持部11は、図4、図5に示すように、筒状、具体的には、断面円形状あるいは縦長楕円形状であって、前記貫通孔5の上部に位置している。把持部11は、図1に示すようにヘッド部12から後方に向けて初めは略水平にその後は徐々に下方に湾曲し、前記貫通孔5の下部に位置するベース部13の後部に一体的に連結されている。尚、把持部11は、平面視としては図2のように前後方向に延びている。また、ベース部13の前部に前記ヘッド部12が一体的に連結されている。
かかる把持部11は、手持ち式電動バリカン1を単体で使用する場合に手で把持される部位であって、その表面には他の部分よりも滑りにくくするために、エラストマー等からなる薄肉状の滑り止め部材14を貼り付けて滑り止め領域を形成している。
一方、前記モータに電力を供給するための本体側の電源コード6は、本体ハウジング4の後端部に取り付けられて後方に延びており、その先端には商用電源に接続可能なように図示しないプラグが取り付けられている。該本体側の電源コード6とモータとの間を電気的に接続する電気配線(図示省略)は把持部11の内部を挿通していて、その途中には、図3に示すように、モータを作動停止(オンオフ)するための駆動スイッチ7が設けられている。該駆動スイッチ7の操作部分は把持部11の下面から下方に突出しており、把持部11を把持する手で下側から上方に向けて操作される構成となっている。具体的には、駆動スイッチ7はトリガ型であって、上方即ち把持部11の内側に向けて駆動スイッチ7を押圧するとその突出量が小さくなってモータに電力が通電されてオン状態となり、上方への押圧力を解除すると突出量の大きい元の初期状態に戻ってモータへの通電が遮断されてオフ状態となる。尚、図3には、駆動スイッチ7が押されてオン状態となった状態が示されている。また、駆動スイッチ7は把持部11のヘッド部12に近い側に、具体的には、把持部11の前側に設けられ、当該手持ち式電動バリカン1を単体で使用する場合に、把持部11を把持し駆動スイッチ7を操作する手の位置が、当該手持ち式電動式バリカン1の前後方向で重量のバランスがほぼとれた位置に位置している。
更に、図3に破線で示すように、かかる駆動スイッチ7が不用意にオン状態とならないように、それをオフ状態に物理的にロックするためのオフロックスイッチ8が設けられている。該オフロックスイッチ8は、把持部11に設けられている。詳細には、把持部11の前側であって、駆動スイッチ7より若干前側に位置している。
本体ハウジング4のベース部13の下方には、該本体ハウジング4を支持するスライダ10が取り付けられている。該スライダ10が芝等の上を滑って前後に進むこととなる。通常、手持ち式電動バリカン1に延長ハンドル2を着脱操作する際には、スライダ10が載置面S(例えば、地面)に置かれた状態で作業を行うこととなる。
また、スライダ10は、刈り込み高さの基準にもなるものであって、地面からのブレード3の高さを調整することによって刈り込み高さを調整できるように、本体ハウジング4に対してその取り付け位置を上下方向に調整可能に取り付けられている。
更に、スライダ10は、前方位置に刃先ガード部10aを備え、該刃先ガード部10aを含めてスライダ10の前後方向の長さは工具本体1のそれよりも長くなっており、手持ち式電動工具1が前後方向に傾斜してブレード3の刃先の高さが変動することが抑制される。また、スライダ10は、皿状に形成されていて、刈り込まれた芝等を受けてその上に載せるチップレシーバとしても機能する。
かかる手持ち式電動工具1の把持部11に取り付けられる延長ハンドル2は、図1、図6に示すように、筒体20aと筒体20aの先端に止めネジ52、53で固定される左右二つ割の連結部材A、B54、55とからなるポール部20と、該ポール部20の一端部に設けられて手持ち式電動工具1の把持部11に着脱自在に取り付けられる取付部21と、ポール部20の他端部(筒体20aの後端)に設けられたハンドル部22とを備えている。
ハンドル部22は、延長ハンドル2を手持ち式電動工具1に取り付けて使用する際に把持部11の代わりに把持される部位であって、モータのオンオフ操作を行うことができるようになっている。即ち、手持ち式電動工具1側の駆動スイッチ7と同様に、モータのオンオフ制御をするために操作されるサブ駆動スイッチ23を備えており、また、該サブ駆動スイッチ23をオフ状態にロックするためのサブオフロックスイッチ(図示省略)も備えている。従って、延長ハンドル2を使用する際には、手持ち式電動工具1側の駆動スイッチ7とオフロックスイッチ8に代えて、延長ハンドル2側のサブ駆動スイッチ23とサブオフロックスイッチとが使用される。また、ハンドル部22の後端部にはハンドル側電源コード24が設けられており、該ハンドル側電源コード24と電気的に接続された電気配線25がハンドル部22の内部を通っている。該電気配線25の途中にサブ駆動スイッチ23が接続され、その後、電気配線25はハンドル部22の前側で一纏めにされて中間コード26を構成し、該中間コード26はハンドル部22からポール部20の内部に挿通されている。
該中間コード26の先端側は、ポール部20の下端部側方の開口部から外部に引き出されて上方に折り返され、ポール部20の下端部外周面に設けられた繋止部27に繋止されて折り返しの状態が維持される。この中間コード26の先端に取り付けられた図示しないプラグは、本体側電源コード6のプラグに接続される。従って、ハンドル側電源コード24のプラグを商用電源に接続し、サブオフロックスイッチをロック解除してサブ駆動スイッチ23をオン状態にすると、中間コード26から本体側電源コード6へと電力が供給される。従って、工具本体1側の駆動スイッチ7がオン状態になっていれば、ハンドル部22のサブ駆動スイッチ23を操作することでモータをオンオフ制御することができる。
取付部21は、その内面が把持部11の表面形状に合わせて形成された、上側部材30と下側部材31と締結用部材32の合計三つの部材から構成されている。図3乃至図5に示すように、上側部材30と下側部材31と締結用部材32は、前後方向に略水平に延びる軸線を有するヒンジ部33、34を介して互いにヒンジ連結されていて、延長ハンドル2を把持部11に取り付ける場合において把持部11を周方向に巻回するように構成されている。
具体的には、上側部材30は、図4、図5に示すように、下方に開口する断面視略C字状であって前後方向、即ち、把持部11の軸線方向に延びた形状となっている。上側部材30は、合成樹脂製であって所定の可撓性を有しており、その可撓性によって断面視略C字状の下方開口部が左右に広狭する。該上側部材30は、図3乃至図5に示すように、把持部11に上方から取り付けられるが、その取付位置は把持部11の滑り止め領域であり、上側部材30を把持部11に上方から嵌め込むように取り付けることで上側部材30自体の可撓性によって滑り止め領域に仮固定される。
また、上側部材30の一方の側部の前側位置にヒンジ部33が形成され、該ヒンジ部33に下側部材31がヒンジ連結されて上下に回動する。逆に、上側部材30の他方の側部の前側位置には、図4、図5に示すように、前記締結用部材32を連結するための座部50が形成されている。該座部50は、側方に向けて略水平に板状に突設されていて、その先端には側方に開口する切欠51が形成されている。
一方、上側部材30にヒンジ連結された下側部材31は駆動スイッチ7をオン状態にするための駆動スイッチ作動部を有し、下側部材31を把持部11に取り付けることにより駆動スイッチ7がオン状態となるように構成されている。具体的には、図3乃至図5に示すように下側部材31は主として把持部11の下面を覆う構成であって、その内面に駆動スイッチ7を上方に押す押圧部60が駆動スイッチ作動部として形成されている。図4に示すように上側部材30を把持部11に取り付けた後に引き続いて下側部材31を把持部11に接近させるように回動させると、押圧部60は図5に示すように駆動スイッチ7を上方に押し込み、これによって駆動スイッチ7がオン状態となる。尚、駆動スイッチ7の前後において把持部11の表面には凹凸が形成されていることから、下側部材31の内面は、図3に示すように、把持部11の表面の凹凸形状に合わせて階段状となっており、その一部が押圧部60となっている。
この下側部材31にヒンジ部34を介してヒンジ連結されて上下に回動可能とされた締結用部材32は、上側部材30と下側部材31との間を架橋する部材であって、上側部材30と締結用部材32とを互いに連結するための締結ネジ35(締結手段)が螺着されている。該締結ネジ35は、軸部35bの一端部に摘み部35aを備えていて、図5に示すように、上側部材30と締結用部材32とを連結させた際に上側からその摘み部35aを操作可能となっている。締結用部材32に形成されているネジ受け部70には、ナット71が挿入固定されており、そのナット71に締結ネジ35の軸部35bの他端部が螺入され、通常は、図4に示すようにネジ受け部70と摘み部35aとの間に所定間隔を形成するように螺入される。尚、この所定間隔は、通常、上側部材30の座部50の厚みよりも若干大きめに設定しておく。そして、ヒンジ部34を回動支点として締結用部材32を上方に引き上げるように回動させると、図5に示すように、締結ネジ35の軸部35bが上側部材30の座部50の切欠51に入り込み、摘み部35aとネジ受け部70との間に座部50が位置する。その状態から締結ネジ35の摘み部35aを回転操作することにより上側部材30と締結用部材32とを連結一体化させることができ、上側部材30、下側部材31及び締結用部材32が環状となって把持部11を周回する。
以上のように構成された延長ハンドル2付きの手持ち式電動バリカンにあっては、延長ハンドル2を使用せずに手持ち式電動バリカン1を単独で使用することも、延長ハンドル2を取り付けて使用することもできる。
次に、図6乃至図8は、本発明の延長ハンドル2のポール部20と該延長ハンドル2を手持ち式電動工具1の把持部11に締結するための取付部21との連結部56に係る図である。ポール部2と取付部21はこれらの図に示すように、連結部56を介して回動可能に連結されている。該連結部56は、取付部21を構成する上側部材30の後端部の上部に一体に形成され貫通孔36aを有する係合部としての凸部36と、該凸部36に係合する被係合部を構成する止めネジ52、53で筒体20aの先端に固定され、その各先端部に貫通孔54a、55aを有する左右二つ割の連結部材A、B54、55と、該連結部材A、B54、55と上記凸部36とが係合した状態で、当該三つの部材の貫通孔36a、54a、55aを同軸上で貫通する支軸57とで構成されてる。
上記被係合部を構成する連結部材A、B54、55は、図6に示すように、止めネジ52、53で筒体20aの先端に固定された状態で、先端部に凹部を形成し、この凹部に係合部としての凸部36を所定の隙間も持って係合させている。
また、支軸57の一端には図示しない雄ネジが形成され、他端には支軸57を回転させるための締付ノブ57aが固定されている。上記雄ネジは、上記連結部材B55に形成され断面が六角形状(図8(b)参照)をした貫通孔55aに、軸方向に移動可能に挿入された六角ナット58に螺合している。上記締付ノブ57aを一方に回転させると支軸57が回転し、上記六角ナット58と締付ノブ57aとの間に挟まれた連結部材A54と凸部36が締付けられ回動できないように固定される。締付ノブ57aを逆に他方に回転させれば締付けが解除され回動可能となる。貫通孔55aは、フサギ59により一方の開口をふさがれ、六角ナット58の抜け落ちを防いでいる。
また、図3、図6に示すように、上記凸部36の連結部材B55の側の側面にはリング状の凹部36bが貫通孔36aの軸心と同軸に形成されている。該凹部36bには圧縮状態のコイルバネ38が挿入され、常時抜け止め板61を介して上記六角ナット58に支軸57の軸心方向への負荷を掛けている。このため、締付ノブ57aによる締付けを解除した場合でも、急にポール部20が回動し延長ハンドル2が倒れることがないので、よりポール部20の回動角度(位置)の調整が容易となる。
更に、図6、連結部56の連結部材A54を取り除いた状態の拡大図である図7、及び連結部材A54の側面図である図8aに示すように、上記凸部36と連結部材A54とが対向する各側面には、支軸57が貫通する貫通孔36a、54aの軸心を中心として放射線状に凹凸部36d、54dが形成されている。該凹凸部36dと凹凸部54dとの係合によりポール部20の回動にクリック感を持たせるとともに、ポール部20の取付部21への固定をより確実なものとしている。
本発明の連結部56は、上記のように構成されているので、本発明の延長ハンドル2が手持ち式電動工具1に取付けられている状態、或いは取付けようとする状態において、延長ハンドル2のポール部20が取付部21に対し、また手持ち式電動工具1に対し回動可能であるため、当該延長ハンドル2を手持ち式電動工具1に着脱しようとする場合には、図9に示すようにポール部20を延長ハンドル2のハンドル部22の下端部が地面等の載置面Sにほぼ接する角度まで回動し倒すことで、延長ハンドル2の重心が、また延長ハンドル付き手持ち式電動工具の重心が載置面S近くになり、更に、載置面Sにハンドル部22の下端部が当たることになって載置面Sにハンドル部22が支持されるので、延長ハンドル2自体が、さらには延長ハンドル付き手持ち式電動工具全体が傾きにくく、或いは倒れにくくなるので、延長ハンドル2の着脱操作を容易に行うことができる。また、締付ノブ57aの締付け又は解除により、ポール部20を任意な角度(位置)に固定可能となり、作業状況、或いは作業者の体格に応じたポール部20の角度調整が可能となる。
また、図2、図6、図7、及び連結部材A54と連結部材B55の側面図である図8に示すように、上記凸部36の左右両側の対称位置には、逆へ字をしたストッパー37が一体に形成され、逆へ字の一端部を第1ストップ部37a、他端部を第2ストップ部37bとしている。一方、連結部材A54と連結部材B55の各先端部には、外周方向に突出した第1ストップ部37cに当接する第1係止部54b、55bと、第2ストップ部37bに当接する第2係止部54c、55cを形成している。
なお、ストッパー37の第1ストップ部37aと連結部材A54、連結部材b55の第1係止部54b、55bとが当接する位置は、芝刈り等の作業を行う場合に、ポール部20の角度が最適な角度でその回動がストップする位置に設けられている。また、第2ストップ部37bと連結部材A54、連結部材B55の第2係止部54c、55cとが当接する位置は、延長ハンドル2の着脱操作の場合に、延長ハンドル2の一部が地面等の載置面Sにほぼ接する角度でポール部20の回動がストップする位置に設けられている。
このように本発明の連結部56では、ストッパー37と該ストッパー37に当接する第1係止部54b、55b、第2係止部54c、55cを形成したので、ポール部20を芝刈り等の作業に最適な位置(角度)に、また延長ハンドル2の着脱操作を容易に行うことができる位置(角度)に、迷うことなく容易に設定でき、操作性が向上する。
例えば、取付部21を把持部11に取り付ける際に、まず上側部材30を把持部11に仮固定するのであるが、手持ち式電動工具1が地面に載置され、延長ハンドル2のハンドル部22の下端部が地面等の載置面Sにほぼ接した状態であるので、上側部材30を上方から力を掛けて押し下げ取り付けることができるので、楽に取付作業を行うことができる。
また、連結部56は、図1、図9に示すように、取付部21の後方端部にあって、取付部21に設けられた締結ネジ35(締結手段)から少なくとも作業者の親指が締結ネジ35と連結部56との間に入るだけの間隔を持たせて設けられている。
このため、連結部56、より具体的には、締付ノブ57aの締付け又は解除の操作を行う場合、把持部11とともに取付部21に手を添え易くなり、締結ネジ35が操作の邪魔になるということが少なくなる。また、延長ハンドル2を手持ち式電動工具1に着脱する場合には、連結部56の締付ノブ57aが締結ネジ35の操作の邪魔になるということが少なくなり、操作性が向上する。
さらに、連結部56は、図1、図10に示すように、取付部21の後方端部にあって、手持ち式電動工具1の前後方向中央から後方位置、より具体的には、把持部11の後方にあって、スライダ10の後方端部に近い位置に設けられている。
このため、図10に示すように、延長ハンドル2を下方に押し下げる操作を行うと、スライダ10の後端Cを支点にして、延長ハンドル付き手持ち式電動工具が上方に傾き、その先端部に設けられたブレード3の刃先が容易に載置面Sから上方に持ち上がり、その状態で芝等の刈り取り作業を行うことができる。よって、刈り取り高さHの調整が簡単に、思い通りに可能となる。
本発明の一実施形態における延長ハンドル付き手持ち式電動工具を示す一部断面を含む正面図。 同実施形態における延長ハンドル付き手持ち式電動工具の一部断面を含む平面図。 同実施形態における延長ハンドル付き手持ち式電動工具の連結部を示す一部断面を含む背面図。 図1のA−A線断面において延長ハンドルを手持ち式電動工具に取り付ける途中の状態を示す断面図。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 同実施形態における延長ハンドル付き手持ち式電動工具の連結部を示す一部断面を含む正面図。 同実施形態における延長ハンドルを構成する連結部材の側面図。 同実施形態における延長ハンドル付き手持ち式電動工具の延長ハンドルのポール部を回動し倒した状態を示す一部断面を含む正面図。 同実施形態における延長ハンドル付き手持ち式電動工具の一操作状態を示す一部断面を含む正面図。
符号の説明
1 手持ち式電動工具
2 延長ハンドル
3 ブレード
4 本体ハウジング
10 スライダ
11 把持部
20 ポール部
21 取付部
22 ハンドル部
36 凸部(係合部)
37 ストッパー
54 連結部材A(被係合部)
55 連結部材B(被係合部)
56 連結部
57 支軸

Claims (2)

  1. 把持部を有する手持ち式電動工具と、該手持ち式電動工具の把持部に着脱自在に取付可能な延長ハンドルとを備え、該延長ハンドルは、ポール部と、該ポール部の一端部に設けられて手持ち式電動工具の把持部に取付けられる取付部と、ポール部の他端部に設けられたハンドル部とを備えている延長ハンドル付き手持ち式電動工具であって、
    延長ハンドルのポール部と取付部との連結部は回動可能であるとともに、載置面に載置された該手持ち式電動工具の把持部の上方に位置し、
    該延長ハンドルのポール部は該連結部に設けたストッパーにより回動角度を規制されており、
    該延長ハンドルを該手持ち式電動工具に着脱する際には、該延長ハンドルのポール部を回動させて該延長ハンドルのハンドル部を該載置面に当てることができるように構成されていることを特徴とする延長ハンドル付き手持ち式電動工具。
  2. 一端部に取付部が設けられ他端部にハンドル部が設けられたポール部を備え、手持ち式電動工具の把持部に、該取付部により着脱自在に取付けらえる手持ち式電動工具用の延長ハンドルであって、
    該延長ハンドルのポール部と取付部との連結部は回動可能であるとともに、載置面に載屋された該手持ち式電動工具の把持部の上方に位置し、
    該延長ハンドルのポール部は該連結部に設けたストッパーにより回動角度を規制されており、
    該延長ハンドルを該手持ち式電動工具に着脱する際には、該延長ハンドルのポール部を回動させて該延長ハンドルのハンドル部を該載置面に当てることができるように構成されていることを特徴とする延長ハンドル付き手持ち式電動工具用の延長ハンドル。
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