JP5223501B2 - 燃料電池装置及び電子機器 - Google Patents
燃料電池装置及び電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5223501B2 JP5223501B2 JP2008174095A JP2008174095A JP5223501B2 JP 5223501 B2 JP5223501 B2 JP 5223501B2 JP 2008174095 A JP2008174095 A JP 2008174095A JP 2008174095 A JP2008174095 A JP 2008174095A JP 5223501 B2 JP5223501 B2 JP 5223501B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- oxidant
- flow path
- generation cell
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Description
という)の開発が進められている。
酸素極に供給された酸素はイオン(O2−)となり固体酸化物型電解質を透過し燃料極に到達する。O2−は燃料極に供給された燃料ガスを酸化し電子を放出する。ここで、燃料ガスは主に水素ガスであり、例えばメタノール等の水素原子を組成中に含む燃料を改質した水素ガスや副生成物の一酸化炭素が用いられる。
逆に、供給する流体の温度が上昇したり、外部への放熱量が減少したりすると、発電セルが所定の温度を超えてしまうおそれもある。このような場合には、例えば、流体の供給量を増やすなどして余剰熱量を吸収させる必要があるが、空気流量は発電に必要な酸素量を供給するためにそもそも多く、圧力損失が大きくなりがちであり、流量を増大させるのは、流体供給用のポンプの負荷をさらに増大させてしまうし、また消費電力も増大する。
つまり、熱源を稼動させるにしろ、流体供給用のポンプの負担を増加させるにしろ、消費電力の増加を誘発させることになっていた。
燃料ガスと酸化剤との電気化学反応により電力を取り出す発電セルと、
前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第一の酸化剤用流路が形成され、前記発電セルの電力を外部に取り出す出力電極と、
前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第二の酸化剤用流路及び前記発電セルにおける発電反応を経た後のオフガスを外部に排出する排出流路が併設された流路基板と、
前記第一の酸化剤用流路及び前記第二の酸化剤用流路に対して前記酸化剤を供給する酸化剤供給部と、
前記酸化剤供給部から、前記第一の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量と、前記第二の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量との比からなる酸化剤分配比を調整する分配比調整部とを備えることを特徴としている。
前記発電セルの温度を検出する温度センサを有し、
前記分配比調整部は、前記温度センサにより検出された前記発電セルの温度の変化に基づいて、前記酸化剤分配比を調整することを特徴としている。
前記第二の酸化剤用流路と前記排出流路とは、前記流路基板の厚み方向に積層するように形成されていることを特徴としている。
前記流路基板には、さらに前記燃料ガスを前記発電セルまで案内する燃料流路が形成されていることを特徴としている。
前記流路基板は、前記発電セルにおける前記発電反応後に該発電セルから排出される未反応の前記燃料ガスを、触媒を介した燃焼反応によって燃焼させる燃焼部をさらに備え、前記排出流路には前記燃焼部による燃焼反応を経た後に残留する未反応の前記燃料ガスが前記オフガスとして流れて、外部に排出されることを特徴としている。
前記発電セルを収容し、内部空間が大気圧より低い気圧とされた断熱容器をさらに備え、
前記出力電極の一端は該断熱容器の壁面より外部へ引き出されていることを特徴としている。
前記断熱容器に収容され、原燃料が供給されて前記発電セルに供給する燃料ガスを生成する改質器をさらに備えることを特徴としている。
前記断熱容器に収容され、前記原燃料を気化して前記燃料ガスを生成する気化器をさらに備えることを特徴としている。
前記発電セルには固体酸化物型電解質が用いられていることを特徴としている。
燃料ガスと酸化剤との電気化学反応により電力を取り出す発電セルと、前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第一の酸化剤用流路が形成され、前記発電セルの電力を外部に取り出す出力電極と、前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第二の酸化剤用流路及び前記発電セルにおける発電反応を経た後のオフガスを外部に排出する排出流路が併設された流路基板と、前記第一の酸化剤用流路及び前記第二の酸化剤用流路に対して前記酸化剤を供給する酸化剤供給部と、前記酸化剤供給部から前記第一の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量と前記第二の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量との比からなる酸化剤分配比を調整する分配比調整部と、を備える燃料電池装置と、
前記発電セルから取り出される前記電力により駆動される電子機器本体と、を備えることを特徴としている。
前記燃料電池装置は前記発電セルの温度を検出する温度センサを有し、
前記分配比調整部は、前記温度センサにより検出された前記発電セルの温度の変化に基づいて、前記酸化剤分配比を調整することを特徴としている。
前記燃料電池装置における前記流路基板は、前記発電セルにおける前記発電反応後に該発電セルから排出される未反応の前記燃料ガスを、触媒を介した燃焼反応によって燃焼させる燃焼部をさらに備え、前記排出流路には前記燃焼部による燃焼反応を経た後に残留する未反応の前記燃料ガスが前記オフガスとして流れて、外部に排出されることを特徴としている。
前記燃料電池装置は、前記発電セルを収容し、内部空間が大気圧より低い気圧とされた断熱容器を更に備え、前記出力電極の一端は該断熱容器の壁面より外部へ引き出されていることを特徴としている。
図1は燃料電池装置1を搭載した携帯用の電子機器100を示すブロック図である。この電子機器100は、例えばノート型パーソナルコンピュータ、PDA、電子手帳、デジタルカメラ、携帯電話機、腕時計、レジスタ及びプロジェクタ等といった携帯型の電子機器である。
電子機器本体901はDC/DCコンバータ902または二次電池903により供給される電力により駆動する。DC/DCコンバータ902は燃料電池装置1により生成された電気エネルギーを適切な電圧に変換したのちに電子機器本体901に供給する。また、DC/DCコンバータ902は燃料電池装置1により生成された電気エネルギーを二次電池903に充電し、燃料電池装置1が動作していない時に、二次電池903に蓄電された電気エネルギーを電子機器本体901に供給する。
この燃料電池装置1には、燃料容器2、液体ポンプ31、空気ポンプ32及び断熱パッケージ10等が備えられている。燃料電池装置1の燃料容器2は、例えば電子機器100に対して着脱可能に設けられており、液体ポンプ31、空気ポンプ32及び断熱パッケージ10は、例えば電子機器100の本体に内蔵されている。
液体ポンプ31は、燃料容器2内の混合液を吸引して、断熱パッケージ10内の気化器4に送液するものである。
空気ポンプ32は、酸化剤としての空気を、断熱パッケージ10内の発電セル8に供給するものである。
気化器4、改質器6、触媒燃焼器9にはそれぞれ電気ヒータ兼温度センサ4a,6a,9aが設けられている。電気ヒータ兼温度センサ4a,6a,9aの電気抵抗値は温度に依存するので、この電気ヒータ兼温度センサ4a,6a,9aが気化器4、改質器6、触媒燃焼器9の温度を測定する温度センサとしても機能する。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 …(1)
H2+CO2→H2O+CO …(2)
化学反応式(1),(2)により生成した気体(改質ガス)は発電セル8に送出される。
ンタンガレード系の(La1-xSrx)(Ga1-y-zMgyCoz)O3等を、燃料極82にはLa0.84Sr0.16MnO3、La(Ni,Bi)O3、(La,Sr)MnO3、In2O3
+SnO2、LaCoO3等を、酸素極83にはNi、Ni+YSZ等を、アノード集電極84及びカソード集電極85にはLaCr(Mg)O3、(La,Sr)CrO3、NiAl+Al2O3等を、それぞれ用いることができる。
酸素極83にはカソード集電極85の流路87を介して空気が送られる。酸素極83では酸素とカソード出力電極21bより供給される電子により、次式(3)に示すように酸素イオンが生成される。
O2+4e-→2O2- …(3)
固体酸化物型電解質81は酸素イオンの透過性を有し、酸素極83で化学反応式(3)により生成された酸素イオンを透過させて燃料極82に到達させる。
H2+O2-→H2O+2e- …(4)
CO+O2-→CO2+2e- …(5)
化学反応式(4),(5)により放出される電子は、燃料極82、アノード出力電極21a、DC/DCコンバータ902等の外部回路を経てカソード出力電極21bより酸素極83に供給される。
触媒燃焼器9には、電熱材からなる電気ヒータ兼温度センサ9aが設けられている。電気ヒータ兼温度センサ9aの電気抵抗値が温度に依存するので、この電気ヒータ兼温度センサ9aが触媒燃焼器9の温度を測定する温度センサとしても機能する。
次に、断熱パッケージ10の具体的な構成について説明する。
図4は断熱パッケージ10の斜視図であり、図5は断熱パッケージ10の内部構造を示す斜視図であり、図6は図5の断熱パッケージ10の内部構造を下側から見た斜視図であり、図7は図4のVII−VII矢視断面図である。図4に示すように、断熱パッケージ10の一つの壁面からは、流路基板5、アノード出力電極21a及びカソード出力電極21bが突出している。
なお、図7に示すように、断熱パッケージ10のアノード出力電極21a及びカソード出力電極21bが貫通する部分は、絶縁材10a,10bにより絶縁されている。
また、流路基板5は、上記したNi系の合金以外にも、SUS等の鉄基合金、或いはセラミックスなどから形成してもよい。
なお、温度上昇に伴い気化器4、流路基板5、改質器6、燃料電池部20の筐体90及び触媒燃焼器9の間に生じる応力を低減するために、これらを同一の材料により形成することが好ましい。
図8に示すように、流路基板5の下面には、セラミック等で絶縁処理が施された後に配線パターン13が形成されている。配線パターン13は、気化器領域51の下部、改質器領域52の下部、発電セル領域53の下部に葛折り状に形成され、それぞれ電気ヒータ兼温度センサ4a,6a,9aとなる。電気ヒータ兼温度センサ4a,6a,9aの一端は共通の端子13aに接続され、他端は独立した3つの端子13b,13c,13dにそれぞれ接続されている。これら4つの端子13a,13b,13c,13dは、流路基板5の断熱パッケージ10よりも外側となる端部に形成されている。
流路基板5の内部には、3系統の流路が当該流路基板5の厚み方向に積層されるように形成されている。3系統の流路は、発電セル8まで燃料ガスを案内する燃料流路55と、空気を発電セル8まで供給するための空気流路(第二の酸化剤用流路)56と、触媒燃焼器9による燃焼反応後のオフガスを外部に排出するための排出流路57とであり、上から順に燃料流路55、空気流路56、排出流路57と積層されている。
流路基板5における改質器領域52には、燃料流路55により供給された燃料ガスを改質器6に流入させる流入口553が形成されるとともに、改質器6からの改質ガスを燃料流路55に戻す流出口554が形成されている。
流路基板5における発電セル領域53には、燃料流路55により供給された改質ガスと、空気流路56により供給された空気とを混合して発電セル8に供給する混合口555が形成されるとともに、発電セル8において発電反応後に、当該発電セル8から排出される未反応の燃焼ガスを、触媒を介した燃焼反応によって燃焼する上記の触媒燃焼器9が形成されている。触媒燃焼器9と排出流路57とは連通していて、触媒燃焼器9から排出されたオフガスは排出流路57を流れるようになっている。つまり、触媒燃焼器9が本発明に係る燃焼部である。
アノード出力電極21a及びカソード出力電極21bは中空の管状であり、内部が発電セル8の酸素極83に空気を供給する空気流路(第一の酸化剤用流路)22a,22bとなっている。
図12に示すように、カソード集電極85には、空気流路22a,22bと接続される葛折り状の流路87a,87bが設けられている。なお、アノード出力電極21aに設けられた空気流路22aは、アノード集電極84側より固体酸化物型電解質81を貫通する流路(図示せず)を介して流路87aに接続されている。
流路87a,87bの他端には触媒燃焼器9に通じる挿通孔87c,87dが設けられている。酸素極83における化学反応式(3)の反応に用いられずに残った空気は挿通孔87c,87dから触媒燃焼器9に供給される。
また、電極用流路62は、アノード出力電極21aの空気流路22aと、カソード出力電極21bの空気流路22bとに連通するように分岐している。なお、電極用流路62は、アノード出力電極21aと、カソード出力電極21bとを電気的に導通させないように、形成されている。
また、基板用流路61、電極用流路62のそれぞれには、流量を検出する流量センサ63,64が設けられている。
また、取得した温度と、目標とする温度(所定温度)とを比較して、取得した温度の方が低いときは、分配比調整回路73は、流路基板5側の分配比率が従前の比率よりも大きくなるように、バルブ駆動回路72を介してバルブ71を駆動する。これにより、発電セル8の温度が上昇することになる。
なお、上記の実施形態においては、燃料電池部20における改質器6と対向する面の対角部からアノード出力電極21a及びカソード出力電極21bを引き出していたが、例えば図16、図17に示すように、アノード出力電極23a及びカソード出力電極23bの折り曲げ部23c,23dの折り曲げ回数を調節し、燃料電池部20の略中央付近からアノード出力電極23a及びカソード出力電極23bを引き出してもよい。この場合、空気流路24a,24bと接続される流路87a,87bの構造も適宜変更する。
また、上記の実施形態においては、断面四角形状のアノード出力電極21a及びカソード出力電極21bを用いたが、例えば図18に示すような折り曲げ部25c,25dを有する三角管状のアノード出力電極25a及びカソード出力電極25bを用いてもよい。この場合、空気流路26a,26bと接続される流路87a,87bの構造を適宜変更する。
<変形例3>
あるいは、図19に示すような円管状のアノード出力電極27a及びカソード出力電極27bを用いてもよい。この場合、空気流路28a,28bと接続される流路87a,87bの構造も適宜変更する。
4 気化器
5 流路基板
6 改質器
8 発電セル
9 触媒燃焼器(燃焼部)
9a 電気ヒータ兼温度センサ(温度センサ)
10 断熱パッケージ(断熱容器)
20 燃料電池部
21a アノード出力電極(出力電極)
21b カソード出力電極(出力電極)
22a,22b 空気流路(第一の酸化剤用流路)
32 空気ポンプ(酸化剤供給部)
55 燃料流路
56 空気流路(第二の酸化剤用流路)
57 排出流路
63,64 流量センサ
70 分配比調整部
71 バルブ
72 バルブ駆動回路
73 分配比調整回路
80 セルスタック
90 筐体
100 電子機器
Claims (13)
- 燃料ガスと酸化剤との電気化学反応により電力を取り出す発電セルと、
前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第一の酸化剤用流路が形成され、前記発電セルの電力を外部に取り出す出力電極と、
前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第二の酸化剤用流路及び前記発電セルにおける発電反応を経た後のオフガスを外部に排出する排出流路が併設された流路基板と、
前記第一の酸化剤用流路及び前記第二の酸化剤用流路に対して前記酸化剤を供給する酸化剤供給部と、
前記酸化剤供給部から、前記第一の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量と、前記第二の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量との比からなる酸化剤分配比を調整する分配比調整部とを備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項1記載の燃料電池装置において、
前記発電セルの温度を検出する温度センサを有し、
前記分配比調整部は、前記温度センサにより検出された前記発電セルの温度の変化に基づいて、前記酸化剤分配比を調整することを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項1又は2記載の燃料電池装置において、
前記第二の酸化剤用流路と前記排出流路とは、前記流路基板の厚み方向に積層するように形成されていることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料電池装置において、
前記流路基板には、さらに前記燃料ガスを前記発電セルまで案内する燃料流路が形成されていることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料電池装置において、
前記流路基板は、前記発電セルにおける前記発電反応後に該発電セルから排出される未反応の前記燃料ガスを、触媒を介した燃焼反応によって燃焼させる燃焼部をさらに備え、前記排出流路には前記燃焼部による燃焼反応を経た後に残留する未反応の前記燃料ガスが前記オフガスとして流れて、外部に排出されることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料電池装置において、
前記発電セルを収容し、内部空間が大気圧より低い気圧とされた断熱容器をさらに備え、
前記出力電極の一端は該断熱容器の壁面より外部へ引き出されていることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項6記載の燃料電池装置において、
前記断熱容器に収容され、原燃料が供給されて前記発電セルに供給する燃料ガスを生成する改質器をさらに備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項7記載の燃料電池装置において、
前記断熱容器に収容され、前記原燃料を気化して前記燃料ガスを生成する気化器をさらに備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の燃料電池装置において、
前記発電セルには固体酸化物型電解質が用いられていることを特徴とする燃料電池装置。 - 燃料ガスと酸化剤との電気化学反応により電力を取り出す発電セルと、前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第一の酸化剤用流路が形成され、前記発電セルの電力を外部に取り出す出力電極と、前記酸化剤を前記発電セルに供給するための第二の酸化剤用流路及び前記発電セルにおける発電反応を経た後のオフガスを外部に排出する排出流路が併設された流路基板と、前記第一の酸化剤用流路及び前記第二の酸化剤用流路に対して前記酸化剤を供給する酸化剤供給部と、前記酸化剤供給部から前記第一の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量と前記第二の酸化剤用流路に供給する前記酸化剤の流量との比からなる酸化剤分配比を調整する分配比調整部と、を備える燃料電池装置と、
前記発電セルから取り出される前記電力により駆動される電子機器本体と、を備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項10記載の電子機器において、
前記燃料電池装置は前記発電セルの温度を検出する温度センサを有し、
前記分配比調整部は、前記温度センサにより検出された前記発電セルの温度の変化に基づいて、前記酸化剤分配比を調整することを特徴とする電子機器。 - 請求項10又は11記載の電子機器において、
前記燃料電池装置における前記流路基板は、前記発電セルにおける前記発電反応後に該発電セルから排出される未反応の前記燃料ガスを、触媒を介した燃焼反応によって燃焼させる燃焼部をさらに備え、前記排出流路には前記燃焼部による燃焼反応を経た後に残留する未反応の前記燃料ガスが前記オフガスとして流れて、外部に排出されることを特徴とする電子機器。 - 請求項10〜12のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記燃料電池装置は、前記発電セルを収容し、内部空間が大気圧より低い気圧とされた断熱容器を更に備え、前記出力電極の一端は該断熱容器の壁面より外部へ引き出されていることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008174095A JP5223501B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 燃料電池装置及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008174095A JP5223501B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 燃料電池装置及び電子機器 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010015797A JP2010015797A (ja) | 2010-01-21 |
JP2010015797A5 JP2010015797A5 (ja) | 2011-04-28 |
JP5223501B2 true JP5223501B2 (ja) | 2013-06-26 |
Family
ID=41701733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008174095A Expired - Fee Related JP5223501B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 燃料電池装置及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5223501B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI20105883A (fi) * | 2010-08-25 | 2012-02-26 | Waertsilae Finland Oy | Menetelmä ja järjestely polttokennolaitteen toimintaolosuhteiden ohjaamiseksi |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005327716A (ja) * | 2001-02-02 | 2005-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ロジックプレート |
JP4752172B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2011-08-17 | ソニー株式会社 | 燃料電池 |
JP4285518B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2009-06-24 | カシオ計算機株式会社 | 接続構造体、流路制御部、燃料電池型発電装置及び電子機器 |
-
2008
- 2008-07-03 JP JP2008174095A patent/JP5223501B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010015797A (ja) | 2010-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5412960B2 (ja) | 燃料電池装置 | |
JP5251204B2 (ja) | 発電システム及び発電システムの停止方法 | |
US8974978B2 (en) | Solid oxide fuel cell device | |
JP4985600B2 (ja) | 電子機器 | |
JP4407681B2 (ja) | 燃料電池装置及びこれを備える電子機器 | |
JP5066927B2 (ja) | 燃料電池装置及び電子機器 | |
KR101011622B1 (ko) | 연료전지장치 및 전자기기 | |
KR20220034198A (ko) | 연료 전지 시스템 및 그 제어 방법 | |
JP5071454B2 (ja) | 燃料電池装置 | |
JP5223501B2 (ja) | 燃料電池装置及び電子機器 | |
JP5186974B2 (ja) | 発電システム及び発電システムの停止方法 | |
JP5396718B2 (ja) | 発電装置、その制御装置、動作方法及び電子機器 | |
JP6183777B2 (ja) | 固体酸化物型燃料電池装置 | |
JP4285522B2 (ja) | 燃料電池セル、燃料電池セルスタック、燃料電池装置及び電子機器 | |
JP4311430B2 (ja) | 燃料電池装置及びこれを備える電子機器 | |
JP5286824B2 (ja) | 発電装置及び電子機器 | |
US20080171245A1 (en) | Heat radiation preventing film, reaction device, fuel cell device, electronic equipment, heat reflecting film, and heat insulating container | |
JP5228739B2 (ja) | 反応装置及び電子機器 | |
JP2012009207A (ja) | 発電装置 | |
JP2008059844A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2011081972A (ja) | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110314 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110314 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |