JP5220280B2 - エレベータの異常検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、昇降路内のロープの引っかかり異常を検出するエレベータの異常検出装置に関するものである。
従来装置では、例えば強い地震が発生した後などに、例えば主ロープ等のロープが昇降路内の突起物に引っかかっていないかどうかを判定するために、例えば機械室に配置された加振手段によってロープが加振されるとともに、かごに搭載された振動検出手段によってロープの振幅が検出され、その振幅が所定の閾値を超えているかどうかが判定される。ロープが突起物に引っかかっていると、振動の減衰が大きくなってしまう。即ち、振動の振幅が閾値を超えないと判定された場合、ロープの引っかかり異常が発生していると判定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−255928号公報
振動の減衰は、加振手段と振動検出手段との離間距離によっても変化する。上記のような従来装置では、かご位置によって加振手段と振動検出手段との離間距離が変化するので、複数のかご位置に対応できるように、ロープの引っかかり異常が発生しているかどうかを判定するための閾値を数多く準備する必要がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、昇降路内のロープの引っかかり異常をより簡単に検出できるエレベータの異常検出装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの異常検出装置は、正常時に同じ経路に沿って昇降路内に延びる複数本の同経路ロープを加振する加振手段と、加振手段によって加振された各同経路ロープの振動を検出する振動検出手段と、振動検出手段で得られた振動に基づいて各同経路ロープの振動状態を求める振動状態演算手段と、振動状態演算手段によって求められた各同経路ロープの振動状態間にずれが生じている場合に、複数本の同経路ロープの少なくとも一本に引っかかり異常が発生していると判定する異常発生判定手段とを備える。
この発明のエレベータの異常検出装置によれば、異常発生判定手段は、振動状態演算手段によって求められた各同経路ロープの振動状態間にずれが生じている場合に、複数本の同経路ロープの少なくとも一本に引っかかり異常が発生していると判定するので、引っかかり異常が発生しているかどうかを判定するための閾値を数多く準備する必要をなくすことができ、昇降路内のロープの引っかかり異常をより簡単に検出できる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの異常検出装置を示す構成図である。図において、昇降路1の上側の機械室には、巻上機2と、そらせ車3と、エレベータ制御装置4とが配置されている。巻上機2には、モータ2aと、モータ2aの駆動力によって回転される綱車2bと、綱車2bを制動する制動装置(図示せず)とが設けられている。綱車2bとそらせ車3とには、複数本の主ロープ5が巻き掛けられている。昇降路1内には、かご7と釣合重り8とが主ロープ5によって吊り下げられている。かご7と釣合重り8とは、巻上機2の駆動力によって昇降される。
昇降路1の下部の壁には、地震を検出する地震検出装置10が取り付けられている。昇降路1の上部の壁には、突起物(昇降路内機器)11が設けられている。地震が発生すると、かご7が揺れるため主ロープ5が突起物11に引っかかることがある。主ロープ5が突起物11に引っかかったままかご7を走行させると、昇降路内機器が破壊されたり、主ロープ5が破断されたりする場合がある。
エレベータ制御装置4は、巻上機2の動作を制御する運転制御部13と、異常検出装置本体である異常検出部14とを有している。地震検出装置10は、地震を検出した場合に、地震検出信号を運転制御部13に入力する。運転制御部13は、地震検出装置10からの地震検出信号を検出した場合、かご7の運転を停止させる。また、運転制御部13は、地震検出装置10からの地震検出信号を検出した場合、異常検出部14に、主ロープ5の引っかかり異常が発生しているかどうかを判定するため異常発生判定動作を行わせる。なお、エレベータ制御装置4は、プログラム等の情報を記憶している記憶部(RAM及びROM)と、記憶装置が記憶している情報に基づいて演算処理を行う演算処理部(CPU)とを有するコンピュータである。
主ロープ5には、正常時に綱車2bとかご7との間を鉛直線に沿って、即ち正常時に同じ経路に沿って昇降路1内に延びている第1及び第2の同経路ロープ5a,5bが設けられている。換言すると、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bは、正常時に他の物に接触していない、昇降路1内のロープ5の一部分である。なお、図1では、第2の同経路ロープ5bは、突起物11に引っかかっている。かご7には、打撃装置15と、振動検出手段である振動検出装置16とが搭載されている。打撃装置15は、異常検出部14からの指令に応じて第1及び第2の同経路ロープ5a,5bを打撃することで加振する。
具体的には、打撃装置15には、かご7の上部に回動可能に取り付けられた複数本のアーム部15aと、各アーム部15aの上端部に固定された複数の打撃部15bと、エレベータ制御装置4からの指令に基づいて各アーム部15aをそれぞれ駆動する駆動部(図示せず)とが設けられている。各打撃部15bは、アーム部15aが第1及び第2の同経路ロープ5a,5bに近づくように回動された際に、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bにそれぞれ当てられる。異常検出部14は、主ロープ5の引っかかり異常が発生しているかどうかを判定する際に、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bをそれぞれ1回ずつ打撃装置15に打撃させる。なお、打撃装置15は、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bを順に打撃してもよく、一斉に打撃してもよい。
振動検出装置16は、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動を検出するためのものである。また、振動検出装置16は、得られた振動を示す信号を異常検出部14に入力する。異常検出部14は、振動検出装置16で得られた第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動に基づいて、主ロープ5に引っかかり異常が発生しているかどうかを判定する。
次に、図2は、図1のかご7aの上部をより詳細に示す正面図である。図において、かご7aの上部には、枠部材7aが取り付けられている。枠部材7aには、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bが挿通されているロープ挿通孔20が設けられている。第1及び第2の同経路ロープ5a,5bのかご7側の端部には、シルクハット状の第1及び第2のロープ端末部材21,22がそれぞれ固定されている。また、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bのかご7側の端部には、ロープ端末部材21,22のフランジ部21a,22aと枠部材7aとの間に位置するように、ばね23がそれぞれはめ込まれている。かご7は、ロープ端末部材21,22、及びばね23を介して主ロープ5に支持されている。
振動検出装置16は、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動を検出するための第1及び第2の作動トランス25,26、フランジ部21a,22aと第1及び第2の作動トランス25,26とを互いに接続するワイヤ27、及びワイヤ27を緊張させる(張った状態を保つ)ための張り車28を有している。
第1及び第2の同経路ロープ5a,5bのかご1側の端部は、第1及び第2の同経路ロープ5a,5b全体が振動することによって、ばね23を伸縮させつつ上下に変位される。第1及び第2の作動トランス25,26は、ワイヤ27を介して、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの端部のかご7に対する相対変位、即ち第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの端部の、ロープの長さ方向に沿った変位を検出する。なお、打撃装置15は、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bと対向するように配置されているが、図2では省略している。
次に、図3は、図1の異常検出部14を示すブロック図である。図において、異常検出部14は、加振制御手段30と、振動状態演算手段である第1及び第2の振動数演算手段31,32と、異常発生判定手段33とを有している。加振制御手段30は、運転制御部13からの指令に応じて、打撃装置15に第1及び第2の同経路ロープ5a,5bを打撃させる。なお、この実施の形態では、加振手段は打撃装置15及び加振制御手段30を有している。
また、第1及び第2の振動数演算手段31,32は、第1及び第2の作動トランス25,26で得られた振動から、FFT演算(高速フーリエ変換演算)等を利用して、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動数(振動状態)を求める。
ここで、第1及び第2の作動トランス25,26で得られた振動によって求められた第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動数には、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの固有振動数と、各ばね23の振動数とが含まれている。しかしながら、同特性のばね23を第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの端部に取り付ければ、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動数を互いに比較する際には、各ばね23の振動数は無視できる。
次に、図4は、図3の振動数演算手段31,32によって求められる正常時の同経路ロープ5a,5bの振動数を示す説明図である。図5は、図3の振動数演算手段31,32によって求められる引っかかり異常時の同経路ロープ5a,5bの振動数を示す説明図である。
正常時には、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの両方は、綱車2bと第1及び第2のロープ端末部材21,22との間で固定端振動される。また、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの両方に作用するかご1の重量(自重及び積載重量)は同じである。従って正常時には、図4に示すように、第1及び第2の振動数演算手段31,32によって求められる第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの固有振動数f,fはほぼ同じである。つまり、正常時には、第1及び第2の振動数演算手段31,32によって求められる第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの固有振動数f,fは、所定の誤差範囲内である。
これに対して、図1に示すように第2の同経路ロープ5bが突起物11に引っかかってしまった場合、第2の同経路ロープ5bは、第1の同経路ロープ5aとは異なり、突起物11と第2のロープ端末部材22との間で固定端振動される。即ち、実質的に、第2の同経路ロープ5bの長さが短くなってしまう。従って、第2の同経路ロープ5bが突起物11に引っかかってしまった場合、図5に示すように、第2の同経路ロープ5bの固有振動数fが、第1の同経路ロープ5aの固有振動数fよりも高くなってしまう。
異常発生判定手段33は、第1及び第2の振動数演算手段31,32によって求められた第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの固有振動数f,f間に、誤差が考慮された所定値以上のずれが生じている場合に、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bのいずれか一本に引っかかり異常が発生していると判定する。
次に、動作について説明する。図6は、図1のエレベータ制御装置4が行う地震発生時制御動作を示すフローチャートである。図において、地震検出装置10によって地震が検出されると、運転制御部13によってかご7の運転が停止されるとともに(ステップS1)、運転制御部13から加振制御手段30に対して打撃指令が入力され、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bが打撃される(ステップS2)。
このとき、第1及び第2の作動トランス25,26からFFT演算等が利用されて、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動数が第1及び第2の振動数演算手段31,32によって求められる(ステップS3)。
その次に、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの固有振動数f,fに所定値異常のずれが生じているかどうかが、異常発生判定手段33によって判定されることで、引っかかり異常が発生しているかどうかが判定され(ステップS4)、その結果を示す情報が異常発生判定手段33から運転制御部13に入力される。
このとき、引っかかり異常が発生していないと異常発生判定手段33によって判定された場合、かご7の運転が運転制御部13によって自動で再開される(ステップS5)。これに対して、引っかかり異常が発生していると異常発生判定手段33によって判定された場合、かご7の運転停止状態が継続される。主ロープ5の引っかかり異常が発生している場合には、異常状態が発報されて、保守員による復旧作業が行われる。
このようなエレベータの異常検出装置では、異常発生判定手段33は、第1及び第2の振動数演算手段31,32によって求められた第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの固有振動数間に所定値以上のずれが生じている場合に、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bに引っかかり異常が発生していると判定するので、引っかかり異常が発生しているかどうかを判定するための閾値を、各かご位置に対応できるように数多く準備する必要をなくすことができ、昇降路1内のロープ5の引っかかり異常をより簡単に検出できる。
また、振動検出装置16は、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの端部にワイヤ27で接続された第1及び第2の作動トランス25,26によって、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの端部のかご7に対する相対変位を検出するようになっているので、より確実に第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動状態を検出でき、引っかかり異常の検出精度を向上させることができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2によるかご7aの上部を示す正面図である。実施の形態1では、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動を個々に検出する振動検出装置16が用いられていたが、この実施の形態2では、かご7の重量(自重及び積載重量)を検出するために一般的に用いられている秤装置35によって、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動を検出する。即ち、この実施の形態では、振動検出手段は秤装置35である。
秤装置35は、第1及び第2のロープ端末部材21,22間を連結する支持板36、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動状態を検出する作動トランス37、及び支持板36と作動トランス37との間を接続するワイヤ27を有している。
次に、図8は、図7の作動トランス37が接続されている異常検出部40を示すブロック図である。第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動数は、実施の形態1では、第1及び第2の振動数演算手段31,32によって個々に求めていたが、この実施の形態2では振動数演算手段41によってまとめて求められる。
第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振動数が振動数演算手段41によってまとめて求められるので、算出精度を良くするために、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bは個々に打撃される。加振制御手段30は、作動トランス37からの情報に基づいて、第1の同経路ロープ5aの振動が終了した後に、第2の同経路ロープ5bを打撃装置15に打撃させる。
図9は、図8の振動数演算手段41によって求められる正常時の同経路ロープ5a,5bの振動数を示す説明図である。図10は、図8の振動数演算手段41によって求められる引っかかり異常時の同経路ロープ5a,5bの振動数を示す説明図である。振動数演算手段41は、作動トランス37の出力情報を蓄積するとともに、FFT演算等によって周波数分析を行い、ピーク値として表れた同経路ロープ5a,5bの固有振動数f,fを検出する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの異常検出装置では、振動状態検出手段として秤装置35をもちいるので、構成を簡易化でき、コストを低減できる。
実施の形態3.
図11は、この発明の実施の形態3による異常検出部45を示すブロック図である。図において、この実施の形態3の異常検出部45は、実施の形態1における異常検出部14の振動数演算手段31,32の代わりに、振動状態演算手段である第1及び第2の振幅演算手段46,47を有している。
第1及び第2の振幅演算手段46,47は、第1及び第2の作動トランス25,26の出力に基づいて、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの端部の変位ストロークから、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振幅(振動状態)を求める。異常発生判定手段33は、第1及び第2の振幅演算手段46,47によって求められた第1及び第2の同経路ロープ5a,5bの振幅間に、所定値以上のずれが生じている場合に、第1及び第2の同経路ロープ5a,5bのいずれか1本に引っかかり異常が発生していると判定する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このように各同経路ロープ5a,5bの振幅値間のずれに基づいて、引っかかり異常が発生しているかどうかを判定するようにしても、従来装置に比べて装置を簡易化することができ、より簡単に同経路ロープ5a,5bの引っかかり異常を検出できる。
なお、実施の形態3では、第1及び第2の作動トランス25,26、即ち振動検出装置16で得られた振動に基づいて、各同経路ロープ5a,5bの振幅が求めるように説明したが、秤装置35で得られた振動に基づいて同経路ロープ5a,5bの振幅を求めてもよい。
また、実施の形態1〜3では、同経路ロープ5a,5bは2本であるように説明したが、その数は3本以上でもよい。異常発生判定手段は、各同経路ロープの振動状態間にずれが生じている場合に、各同経路ロープの少なくとも一本に引っかかり異常が発生していると判定する。
さらに、実施の形態1〜3では、振動数演算手段31,32,41及び振幅演算手段46,47は、異常発生判定手段33とともに、エレベータ制御装置4の異常検出部14,40,45が有すると説明したが、振動数検出手段は、例えば振動検出装置16及び秤装置35が有す等、異常発生判定手段33とは別に設けられてもよい。
さらにまた、実施の形態1〜3では、エレベータの異常検出装置は、かご7側の主ロープ5の引っかかり異常を検出するためものであるように説明したが、この発明は、例えば、釣合重り側の主ロープや、綱車に対してかご側の主ロープの重量と釣合重り側の主ロープの重量との差をキャンセルするための釣合ロープ等にも適用できる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの異常検出装置を示す構成図である。 図1のかごの上部をより詳細に示す正面図である。 図1の異常検出部を示すブロック図である。 図3の振動数演算手段によって求められる正常時の同経路ロープの振動数を示す説明図である。 図3の振動数演算手段によって求められる引っかかり異常時の同経路ロープの振動数を示す説明図である。 図1のエレベータ制御装置が行う地震発生時制御動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるかごの上部を示す正面図である。 図7の作動トランスが接続されている異常検出部を示すブロック図である。 図8の振動数演算手段によって求められる正常時の同経路ロープの振動数を示す説明図である。 図8の振動数演算手段によって求められる引っかかり異常時の同経路ロープの振動数を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による異常検出部を示すブロック図である。
符号の説明
5a,5b 同経路ロープ、7 かご、15 打撃装置(加振手段)、16 振動検出装置(振動検出手段)、30 加振制御手段(加振手段)、31,32,41 振動数演算手段(振動状態演算手段)、33 異常発生判定手段、35 秤装置、46,47 振幅演算手段(振動状態演算手段)。

Claims (5)

  1. 正常時に同じ経路に沿って昇降路内に延びる複数本の同経路ロープを加振する加振手段と、
    上記加振手段によって加振された上記各同経路ロープの振動を検出する振動検出手段と、
    上記振動検出手段で得られた上記振動に基づいて上記各同経路ロープの振動状態を求める振動状態演算手段と、
    上記振動状態演算手段によって求められた上記各同経路ロープの振動状態間にずれが生じている場合に、上記複数本の同経路ロープの少なくとも一本に引っかかり異常が発生していると判定する異常発生判定手段と
    を備えていることを特徴とするエレベータの異常検出装置。
  2. 上記振動状態演算手段は、上記振動検出手段で得られた上記振動に基づいて上記各同経路ロープの振動数を求め、
    上記異常発生判定手段は、上記振動状態演算手段によって求められた上記各同経路ロープの振動数間にずれが生じている場合に、上記複数本の同経路ロープの少なくとも一本に引っかかり異常が発生していると判定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの異常検出装置。
  3. 上記振動状態演算手段は、上記振動検出手段で得られた上記振動に基づいて上記各同経路ロープの振幅を求め、
    上記異常発生判定手段は、上記振動状態演算手段によって求められた上記各同経路ロープの振幅間にずれが生じている場合に、上記複数本の同経路ロープの少なくとも一本に引っかかり異常が発生していると判定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの異常検出装置。
  4. 上記振動検出手段は、上記各同経路ロープの端部の、ロープの長さ方向に沿った変位を検出するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のエレベータの異常検出装置。
  5. 上記振動検出手段は、かごの重量を測定する秤装置であることを特徴とする請求項4記載のエレベータの異常検出装置。
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