JP2000255928A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JP2000255928A
JP2000255928A JP11060970A JP6097099A JP2000255928A JP 2000255928 A JP2000255928 A JP 2000255928A JP 11060970 A JP11060970 A JP 11060970A JP 6097099 A JP6097099 A JP 6097099A JP 2000255928 A JP2000255928 A JP 2000255928A
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JP
Japan
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rope
vibration
abnormality
signal
control device
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JP11060970A
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English (en)
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Tomoyuki Hamada
朋之 浜田
Hiroaki Kasai
洋昭 笠井
Atsushi Sanekane
敦 実兼
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロープの異常の検出精度を向上したエレベー
タ装置を提供する。 【解決手段】 エレベータを構成する少なくとも1つの
ロープ7, 17に振動を与える加振手段27, 29, 3
1, 39, 41と、この加振手段27, 29, 31, 3
9, 41で与えた振動を検出する振動検出手段33, 3
5, 37, 43,45と、この振動検出手段33, 35,
37, 43, 45で検出した振動に基づいてロープ7,
17の異常を判定する異常判定手段25とを有する異
常検出システムを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ装置に
係り、特に、ロープの異常を自動検出するエレベータ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータを安全に運行するためには、
かごを懸垂するメインロープやかごの非常停止などを行
なうためのガバナロープなどのロープ類を定期的に検査
する必要がある。また、強い地震が発生した場合には緊
急停止するが、地震によりこれらのロープ類が大きく揺
れ、ロープの引っ掛かり、綱車などからの外れなどが発
生する場合もあるため、地震発生後運転を再開する際、
これらの異常を検査する必要がある。このため、定期検
査時、または地震発生時には、作業員がエレベータの昇
降路内に入り、ロープ類の状況を目視確認により検査し
ている。また、昇降路内に監視カメラなどが設置されて
いる場合には、監視員が監視カメラからの映像でロープ
の状況を目視確認により検査している。このように、エ
レベータのロープ類の検査は、人が目視により全てのロ
ープの状況をくまなく確認することで行なわれているた
め、検査に時間を要する。特に、地震が発生した場合に
は、地震が起きた地域に設置された多数のエレベータを
検査しなければならないため、エレベータの復旧には長
い時間を要することになる。
【0003】このようなエレベータのロープ類の検査に
かかる人手と時間を低減するため、ガバナロープの異常
を自動検出する装置が特開平9−77409号公報、特
開平10−120327号公報、特開平10−2589
76号公報などに提案されている。これらの装置では、
昇降路の最上部に設けられた調速機の綱車と、昇降路の
底部に位置し、ロープに張力をかけるためのおもりが取
り付けられた張り車との間に環状に張り渡されたガバナ
ロープの異常を自動検出するものである。これらの従来
技術では、ガバナロープが、昇降路内にある突起物など
に引っ掛かった場合、ガバナロープが横に引っ張られた
状態になることで張り車や張り車に取り付けられたおも
りが上方に変位することに鑑み、この張り車やおもりの
変位を検出することでガバナロープの異常を自動検出し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、引っ掛かりな
どによりカバナロープが横に引っ張られることで起こる
張り車などの変位は、ガバナロープが長くなるにつれて
小さくなるため、従来のガバナロープの異常検出システ
ムでは、ガバナロープが長くなると、異常の検出精度が
悪くなるという問題がある。さらに、気温や湿度などに
よるガバナロープの伸縮による張り車などの変位が、異
常時の張り車などの変位よりも大きくなり、異常の検出
ができなくなる場合もある。
【0005】本発明の課題は、ロープの異常の検出精度
を向上したエレベータ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエレベータ装置
は、以下の手段により上記課題を解決する。エレベータ
を構成する少なくとも1つのロープに振動を与える加振
手段と、この加振手段で与えた振動を検出する振動検出
手段と、この振動検出手段で検出した振動に基づいてロ
ープの異常を判定する異常判定手段とを有する異常検出
システムを備える。
【0007】すなわち、加振手段によってロープに与え
られた振動は、減衰しながらロープを伝搬し、振動検出
手段の位置まで到達する。しかし、ロープが突起物など
に引っ掛かるなどの異常が起きた場合、振動は、突起物
により抑制され、正常な場合よりも著しく減衰する。し
たがって、振動に基づいてロープの異常を判定する場
合、異常判定手段が、振動の大きさに基づいてロープの
異常を判定するようにすれば、加振器と振動検出器の間
でロープに異常が発生したとき、振動検出器では、正常
な場合よりも小さな振動が検出されることから、ロープ
の異常を検出することができる。このように、ロープの
振動からロープの異常を判定しており、検査の精度がロ
ープの長さなどに左右されないため、ロープの異常の検
出精度を向上することができる。
【0008】また、ロープの振動を抑制する2つの部材
間のロープの部分に対して、一方の部材の近傍に加振手
段を設置し、他方の部材の近傍に振動検出手段を設置す
れば、2つの部材間のロープの部分を検査するために設
置する加振手段と振動検出手段の数を最小限度にするこ
とができるので好ましい。
【0009】ところで、ロープの振動を抑制する部材間
のロープの部分の長さと張力によって、そのロープの部
分の固有振動数がきまる。ロープが突起物などに引っ掛
かるなどの異常が起きた場合、振動が突起物により抑制
されるため、そのロープの部分の長さが変わったことに
なり固有振動数が変化する。したがって、振動に基づい
てロープの異常を判定する場合、加振手段が、ロープが
正常な状態にあるときのロープの固有振動数とほぼ同じ
振動数の振動を与え、異常判定手段が、この固有振動数
とほぼ同じ振動数の振動に基づいてロープの異常を判定
する。このようにすれば、加振器で正常時の固有振動数
の振動を与えても、ロープに異常が発生しているときは
共振しないので、正常時の固有振動数付近の振動を検出
した場合、振動の増幅がほとんど得られないことから、
ロープの異常を検出することができる。
【0010】また、地震時運転制御手段を備え、この地
震時運転制御手段が、異常検出システムの判定に基づい
てエレベータの運転を制御するようにすれば、地震発生
後のロープの検査が人手を介さずに行なえるため、地震
後のエレベータの復旧を迅速に行なうことができるので
好ましい。
【0011】また、遠隔監視手段を備え、この遠隔監視
手段が、通信手段を介して異常検出システムの動作及び
判定結果の監視を行なうようにすれば、検査のためにエ
レベータの設置されている場所に行くことなく、監視セ
ンターなどエレベータから離れた場所でロープの異常を
監視できるので好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなるエレ
ベータ装置の第1の実施形態を図1乃至図9を参照して
説明する。図1は、本発明を適用してなるエレベータ装
置の概略構成図である。図2は、異常検出システムの構
成図である。図3は、地震時運転制御装置と異常検出シ
ステムのブロック図である。図4は、遠隔監視装置と異
常検出システムのブロック図である。図5は、各種信号
電圧の時間的変化を示す図である。図6は、検査時の動
作手順を示す図である。図7は、ガバナロープ及びメイ
ンロープに生じた異常の一例を示す図である。図8は、
地震時運転制御装置の動作手順を示す図である。図9
は、遠隔監視装置の動作手順を示す図である。
【0013】まず、本実施形態のエレベータ装置の構成
を、図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態のエ
レベータ装置は、図1のように、昇降路1の上部に設け
られた機械室2に設置された巻上機の綱車3と綱車3の
側方に設置されたそらせ車5に掛けられたメインロープ
7で、綱車3側にかご9が、そらせ車5側に釣り合いお
もり11が昇降路1内に懸垂されている。巻上機の綱車
3のそらせ車5と逆側の側方に設置された調速機の綱車
13と、綱車13のほぼ真下の昇降路1の底部に設置さ
れた張り車15との間にガバナロープ17が環状に張り
渡されている。張り車15は、昇降路1の側部に設けら
れたアーム状のリンク機構19で上下方向に回動できる
ように支持され、ガバナロープ17に張力を与えるため
にガバナロープ用おもり21が取り付けられている。ガ
バナロープ17は、連結部23によってかご9と連結さ
れている。機械室2には、異常検出制御装置25が設置
されており、ガバナロープ17に接触しないようにガバ
ナロープ17の近傍に設けられた加振器27, 29, 3
1と振動検出器33, 35, 37、そして、メインロー
プ7に接触しないようにメインロープ7の近傍に設けら
れた加振器39, 41と振動検出器43, 45と図示し
ていない配線で接続されている。ガバナロープ17の綱
車13と連結部23の間の部分での異常を検出するた
め、加振器27がかご9側の綱車13の下側近傍に、振
動検出器33がかご9の連結部23の上部に設置されて
いる。ガバナロープ17の連結部23と張り車15の間
の部分での異常を検出するため、加振器29がかご9側
の張り車15の上側近傍に、振動検出器35がかご9の
連結部23の下部に設置されている。ガバナロープ17
の昇降路1の壁側の部分での異常を検出するため、加振
器31が昇降路1の壁側の張り車15の上側近傍に、振
動検出器37が綱車13の下側近傍に設置されている。
メインロープ7の綱車3とかご9間の部分での異常を検
出するため、加振器39が綱車3の下側近傍に、振動検
出器43がかご9の天上部に設置されている。メインロ
ープ7のそらせ車5と釣り合いおもり11間の部分での
異常を検出するため、加振器41がそらせ車5の下側近
傍に、振動検出器45が釣り合いおもり11の上部にブ
ラケット47を介して設置されている。
【0014】本実施形態のエレベータ装置に備えられて
いる異常検出システム48は、図2のように、異常検出
制御装置25、加振器27, 29, 31, 39, 41、
そして、振動検出器33, 35, 37, 43, 45など
から構成されている。なお、図2は、ガバナロープ17
に対して設けられた加振器29と振動検出器35を示す
ものであるが、他の加振器27, 31, 39, 41と振
動検出器33, 37,43, 45も同様の構造及び構成
である。加振器29は、異常検出制御装置25からの駆
動信号49を電気的に増幅するアンプ51とロープに振
動を与える加振部52を備えている。加振部52は、い
わゆるソレノイド型になっており、アンプ51と接続さ
れ、円筒状部材53に巻かれたコイル54、円筒状部材
53の内部に挿通され、ロープ17側の端部に加振ヘッ
ド57を備えた棒状の磁性体55、そして、磁性体55
の他方の端部と加振器29内部の固定部材59とに連結
されたばねやゴムなどの弾性体61などを備えている。
振動検出器35は、コイル63が巻かれた磁性体65か
らなる磁気センサ部66、コイル63に順次接続されて
いる検出した電気信号を増幅するアンプ67、増幅され
た信号を整流して平滑化する振幅検出器69、そして、
平滑化した信号のレベルを異常検出制御装置25からの
閾値信号71と比較して比較信号73を出力するコンパ
レータ75などを備えている。なお、ロープ17が振動
していないとき、ロープ17と加振器29の加振ヘッド
57または振動検出器35の磁性体65は、約1〜3c
mの間隔を有している。但し、各々のロープと加振器の
加振ヘッドや振動検出器の磁性体との間隔は、それらの
設置した位置、さらに、加振器の構造及び振動検出器の
感度などに応じて適宜決められるものである。異常検出
制御装置25は、コンパレータ75からの比較信号73
に応じて異常を判定し、異常判定信号77を出力する。
【0015】また、本実施形態のエレベータ装置は、図
3のように、地震時に運転を制御する手段として地震を
感知し地震感知信号を出力する地震感知器83と、ロー
プの検査指令信号85を異常検出制御装置25に出力し
てロープの検査を行ない、異常検出制御装置25からの
異常判定信号77に基づいて運転を制御する地震時運転
制御装置87を備えている。さらに、本実施形態のエレ
ベータ装置は、図4のように、エレベータ装置の異常な
どをエレベータ装置の設置位置とは離れた場所、例え
ば、管轄地域内の建物に設置された複数のエレベータ装
置を一括監視する監視センターなどから、通信手段8
9、例えば、電話回線、コンピュータネットワーク、無
線通信、衛星通信などを介して、異常検出制御装置25
に検査指令信号85を出力してロープの検査を行ない、
異常検出制御装置25からの検査結果、すなわち、異常
判定信号77により異常の発生を監視する遠隔監視装置
91などを備えている。
【0016】このような構成の本発明に係るエレベータ
装置のロープの異常検出動作と特徴部について説明す
る。異常検査制御装置25は、図2のように、検査指令
信号85を受け取ると、加振器29を駆動させるための
駆動信号49を出力する。駆動信号49は、アンプ51
で増幅され、コイル54に電流を流す。この電流により
発生した磁界が磁性体55をロープ17の方向に急速に
直進移動させ、加振ヘッド57がロープ17に打撃を与
え、ロープ17に振動を発生させる。コイル54の磁界
の消失とともに、加振ヘッド57は、弾性体61により
元の位置に戻される。駆動信号49は、図5のように、
矩形パルス信号93であり、コイル54に短時間電流を
流すことで、加振器29により、ロープ17にパルス状
の打撃を与える。加振器29により与えられた振動は、
打撃位置よりロープ17を減衰しながら、かご9との連
結部23に向けて伝搬して行く。振動検出器35では、
図2のように、ロープ17の振動により、磁気センサ6
6とロープ17の距離が変化することで磁気回路の状態
が変化し、コイル63に信号電流が発生する。この信号
電流は、アンプ67で増幅され、図5のように、振動信
号95となる。この振動信号95は、振幅検出器69で
平滑化され、振幅信号97となる。コンパレータ75
は、異常検出制御装置25からの閾値信号71に基づく
閾値電圧99と振幅信号97を比較し、閾値99よりも
振幅信号97が大きい場合には1に相当する信号電圧1
01を、閾値電圧99よりも振幅信号97が小さい場合
には、0に相当する信号電圧103を比較信号73とし
て出力する。
【0017】前述のように、加振器によってロープに生
じた振動は、減衰しながらロープを伝わって行くが、こ
の減衰は、加振器と振動検出器の間の距離が離れるほど
大きくなる。ところが、図1のように、加振器27と振
動検出器33、 加振器29と振動検出器35、 加振器
39と振動検出器43、 加振器41と振動検出器45
などは、乗りかご9が停止している階床によって加振器
と振動検出器の間の距離が変化する。つまり、正常な状
態において、加振器で与えた一定の大きさの振動を振動
検出器で検出したとき、検出される振動の大きさは、か
ご9が停止している階床によって変化することになる。
このため、図2のように、異常検出制御装置25は、図
示していないエレベータの運転制御装置より、かご9の
停止階床を示す階床信号79を受け、検査を実施する加
振器と振動検出器の間の距離による減衰を見込んだ閾値
信号71を出力する。一方、加振器31と振動検出器3
7では、お互いの位置関係が変化しないので、常に一定
の閾値信号71が用いられる。
【0018】異常検出制御装置25のロープ検査時の動
作を図6により説明する。異常検出制御装置25は、地
震時運転制御装置87や遠隔監視装置91などからの検
査指令信号85を受けるとロープの検査を開始し、加振
器駆動信号49を発生する(105)。図示していない
運転制御装置から階床信号79を読み取り(107)、
かご9の停止階床に応じた閾値信号71を発生する(1
09)。振動検出器35からの比較信号73が、1であ
るか確認する(111)。一定時間経過しても(11
3)比較信号73が1にならない場合は、異常有りを示
す1の異常判定信号77を出力する(115)。一方、
一定時間内に比較信号73が1になった場合には、比較
信号73が0に戻るか確認する(117)。比較信号7
3が1の状態が一定時間持続する場合、すなわち、一定
時間経過しても(119)比較信号73が0にならない
場合は、異常無しを示す0の異常判定信号77を出力す
る(121)。つまり、異常検出制御装置25は、ロー
プを加振した後、一定時間内に一定時間以上持続して所
定の閾値以上の振動が得られた場合には、異常無しを意
味する0を、それ以外の場合には異常有りを意味する1
の異常判定信号77を地震時運転制御装置87や遠隔監
視装置91などへ出力する。ステップ113における一
定時間は、正常時における加振器と振動検出器の間の振
動の伝搬時間に基づいて決められている。一方、ステッ
プ119における一定時間は、正常時に、振動検出器で
検出される振動が定められた閾値以上の大きさで持続す
る時間に基づいて決められている。この時間の設定によ
り、加振器で与えた振動の検出信号とノイズを区別する
ことができる。
【0019】ここで、例えば、図7のように、強い地震
の揺れによりガバナロープ17が、昇降路1内の突起物
123、例えばブラケット類やかご9の位置センサなど
に引っ掛ている場合、加振器31がロープ17に与えた
振動は、突起物123により大きく減衰するため、振動
検出器37で検出される振動は定められた閾値よりも小
さくなる。このため、一定時間経過しても比較信号73
が1にならないので、異常検出制御装置25は、異常有
りと判定し、1の異常判定信号77を出力する。さら
に、ガバナロープ17に、破損したブラケットなどの部
材が軽く接触しているような場合でも、加振器31がロ
ープ17に与えた振動は、接触している部材により大き
く減衰するので、異常検出制御装置25は、異常有りと
判定する。また、メインロープ7は、通常、複数のロー
プからなるが、例えば、図7のように、強い地震の揺れ
によりメインロープ7を構成する複数のロープの内の外
側の1本のロープ125が綱車3から外れている場合、
加振器39の位置では、ロープ125が加振器39から
離れてしまっているため、加振器39がロープ125を
打撃することができず、また、振動検出器45の位置で
は、ロープ125が振動検出器45から離れてしまって
いるため、振動検出器45がロープ125の振動を検出
することができない。このため、何れの場合にも振動が
検出できず、一定時間経過しても比較信号73が1にな
らないので、異常検出制御装置25は、異常有りと判定
し、1の異常判定信号77を出力する。さらに、このよ
うな異常以外の異常でも、振動を検出することができな
い状態になっていれば、異常検出制御装置25は、異常
有りと判定し、1の異常判定信号77を出力する。
【0020】地震発生時のエレベータの運転制御動作に
ついて図8により説明する。地震時運転制御装置87
は、地震の発生を確認するため、図8のように、常に、
地震感知器83の出力を読み取っており(127)、そ
れが第1の感知レベルを超えているか確認している(1
29)。地震が発生し、第1の感知レベルを超えた場合
には、かごが走行中か否かを確認し(131)、走行中
の場合には、最寄の階にかごを停止させる(133)。
その後、乗客への非難告知と非難終了を確認し(13
5)、エレベータの運転を停止する(137)。再度、
地震感知器83の出力を読み取り、第2の感知レベルを
超えているか確認する(139)。なお、第2の感知レ
ベルで感知する地震の揺れの大きさは、第1の感知レベ
ルよりも大きいものである。第2の感知レベルを超えて
いる場合には、そのままエレベータの運転を休止し、保
守員による検査や復帰作業などを待つ(141)。一
方、第2の感知レベルを超えていない場合には、一定時
間待機し(143)、地震によるロープの揺れなどが収
まった時期に、異常検出制御装置25に検査指令信号8
5を出力して検査の開始を指令する(145)。異常検
査制御装置25の異常判定信号77から、検査結果を読
み取り(147)、異常の有無を確認する(149)。
検査の結果が異常無しの場合には、エレベータを自動復
帰して、運転を再開する(151)。異常有りの場合に
は、そのままエレベータの運転を休止し、保守員による
検査や復旧作業などを待つ(141)。
【0021】遠隔監視によるエレベータの異常検出動作
について図9により説明する。管轄地域にある複数のエ
レベータを一括監視する監視センタに設置された遠隔監
視装置91に、定期点検などのため、検査の開始の指示
を入力する。遠隔監視装置91は、図9のように、指示
を読み取り(153)、検査開始の指示が有ることを確
認すると(155)、検査指令信号85を異常検出制御
装置に出力して検査の開始を指令する(157)。異常
検査制御装置25の異常判定信号77から検査結果を読
み取り(159)、異常の有無を確認する(161)。
検査の結果が異常無しの場合には、遠隔監視装置91の
表示部に異常の無いことを表示する(163)。異常有
りの場合には、遠隔監視装置91の表示部に異常の有る
ことを表示する(165)。
【0022】このように、本実施形態のエレベータ装置
は、加振器27, 29, 31でガバナロープ17に振動
を与え、引っ掛かりなどの異常が発生していれば、そこ
で振動が正常な場合よりも著しく減衰することから、振
動検出器33, 35, 37で検出した振動の大きさに基
づいて異常検出制御装置25がロープの異常を判定して
いる。このため、検査精度が、ガバナロープ17の長さ
などに左右されることがない。また、本実施形態のエレ
ベータ装置では、ガバナロープ17に昇降路1内の破損
した部材などが軽く接触しているような場合でも、この
部材によって振動が著しく減衰するので異常を検出する
ことができる。すなわち、ロープの異常の検出精度を向
上することができる。
【0023】また、従来の異常検出システムを備えたエ
レベータ装置では、ガバナロープの張り車などの変位か
ら異常を検出しているため、ガバナロープの異常しか検
出できないが、本実施形態のエレベータ装置は、メイン
ロープ7など、ガバナロープ以外のロープ類の異常も検
出することができる。
【0024】さらに、本実施形態のエレベータ装置に用
いた加振器27, 29, 31, 39, 41と振動検出器
33, 35, 37, 43, 45は、簡単なアナログ電子
回路で構成されているため、装置コストを抑えることが
できる。
【0025】また、本実施形態のエレベータ装置は、異
常検出システム48が地震時運転制御装置87と接続さ
れており、地震発生後のロープの検査を、人手を介さず
に行なえるため、地震後のエレベータの復旧を迅速に行
なうことができる。
【0026】また、異常検出システム48が遠隔監視装
置89と接続されているため、検査のためにエレベータ
の設置されている場所に行くことなく、監視センターな
どエレベータから離れた場所で、管理地域内に設置され
た複数のエレベータ装置でのロープの異常を監視でき
る。さらに、地震が発生した場合には、地震時運転制御
装置87の指示、または遠隔監視装置89の指示により
検査を行なった異常検出制御装置25からの検査結果に
より、管轄地域にある複数のエレベータの復旧状況や、
保守員による検査や復旧作業の必要性などを遠隔監視装
置89で監視するので、多数のエレベータが同時に停止
するような状況においても、迅速に対応することができ
る。
【0027】本発明を適用してなるエレベータ装置の第
2の実施形態について図10乃至図12を参照して説明
する。図10は、本発明を適用してなるエレベータ装置
の概略構成図である。図11は、異常検出システムの概
略構成を示す図である。図12は、ロープに異常がない
場合の共振による振幅信号の増幅率を示す図である。な
お、本実施形態では、第1の実施形態と同一のものには
同じ符号を付して説明を省略し、第1の実施形態と相違
する構成及び特徴部などについて説明する。本実施形態
の異常検出システムが第1の実施形態と相違する点は、
加振器と振動検出器をほぼ同じ位置に設け、加振器が、
検査するロープの部分の有する固有振動数とほぼ同じ振
動数の振動、すなわち、共振周波数の振動をロープに与
え、振動検出器は、この正常な状態における固有振動数
の振動を検出することである。本実施形態では、図10
のように、かご9側のガバナロープ17の綱車13と連
結部23の間の部分での異常を検出するため、加振器1
67と振動検出器169がかご9側の綱車13の下側近
傍に設置されている。ガバナロープ17のかご9との連
結部23と張り車15の間の部分での異常を検出するた
め、加振器171と振動検出器173が張り車15の上
側近傍に設置されている。ガバナロープ17の昇降路1
の壁側での異常を検出するため、加振器175と振動検
出器177が綱車13の下側近傍に設置されている。メ
インロープ7の綱車3とかご9間の部分での異常を検出
するため、加振器179と振動検出器181が綱車3の
下側近傍に設置されている。メインロープ7のそらせ車
5と釣り合いおもり11の間の部分での異常を検出する
ため、加振器183と振動検出器185がそらせ車5の
近傍に設置されている。また、図11のように、本実施
形態の振動検出器173は、検査するロープの部分にお
ける固有振動数付近の振動数の振動のみを透過するフィ
ルタ187をアンプ67と振幅検出器69の間に備えて
いる。なお、図11では、振動検出器173を示してい
るが、他の振動検出器169,177,181, 185も
同様の構成である。
【0028】ところで、ロープの検査する部分の固有振
動数は、その部分の長さ、すなわち、ロープの振動を抑
制するような部材間、例えば張り車15と連結部23の
間のロープの長さと張力によって決まる振動数である。
ところが、図10のように、加振器167と振動検出器
169、加振器171と振動検出器173、 加振器1
79と振動検出器181、 加振器183と振動検出器
185などは乗りかご9が停止している階床によってロ
ープの検査する部分の長さが変化する。このため、図1
1のように、異常検出制御装置25は、図示していない
エレベータの運転制御装置より、かご9の停止階床を示
す階床信号79を受け、ロープの検査する部分の長さに
応じた固有振動数制御信号189をフィルタ187に出
力し、フィルタ187で透過させる振動の振動数の範囲
を変更している。
【0029】ロープの検査する部分の固有振動数f0付
近での振動は、図12のように、ロープに異常が無けれ
ば、共振により高い振幅信号の増幅が検出される。しか
し、ロープに引っ掛かりや外れなどの異常が発生してい
る場合、ロープの検査する部分の長さや張力が変化し、
その部分の固有振動数が変わり共振が起きないため、振
動数f0での振幅信号の増幅はほとんど無くなる。異常
検出制御装置25は、正常時における固有振動数付近の
振動の増幅率が、ノイズなどを考慮して定められた閾値
以上であるか否かで、第1の実施形態と同様の動作によ
りロープの異常を判定する。
【0030】このように、本実施形態のエレベータ装置
は、加振器で検査するロープの部分に正常時の固有振動
数の振動を与え、振動検出器で検出した与えた固有振動
数付近の振動の振幅から異常検出制御装置25がロープ
の異常を判定している。このため、検査精度がガバナロ
ープ17の長さなどに左右されず、また、ガバナロープ
17に昇降路1内の破損した突起物などが軽く接触して
いるような場合でも、異常を検出することができる。す
なわち、ロープの異常の検出精度を向上することができ
る。さらに、ロープの経年変化によりロープが劣化し、
ロープの柔軟性が変化した場合、このロープの固有振動
数が変化するので、ロープの劣化を検出することもでき
る。
【0031】また、第2の実施形態では、加振器と振動
検出器をほぼ同じ位置に設置したが、第1の実施形態の
ように離れた位置に設置してもよい。
【0032】また、第1及び第2の実施形態では、加振
器は、アンプ51を、振動検出器は、アンプ67、フィ
ルタ187、振幅検出器69、コンパレータ75などを
有しているが、これらの機器類は、加振器や振動検出器
が有している必要はなく、例えば、異常検出制御装置2
5などに設けることもできる。
【0033】また、第1及び第2の実施形態では、加振
器と振動検出器を多数備えているが、これら全ての加振
器と振動検出器を設置する必要はなく、エレベータ装置
の構成などに応じて、検査の必要が有る箇所に加振器と
振動検出器を設置すればよい。
【0034】また、第1及び第2の実施形態の加振器で
は、ソレノイド型の加振部52を用いたが、ロープに振
動を与えることができれば、他の加振部、例えば、モー
タなどの回転運動を直進運動に変換してロープを打撃す
るような加振部や、電磁気的にロープに振動させるよう
な加振部などを用いてもよい。
【0035】また、第1及び第2の実施形態の振動検出
器では、磁気センサ66を用いたが、振動検出器とロー
プ間の距離の変位を検出できれば、他の振動検出器、例
えば、光学センサ、音波センサ、静電容量式センサなど
を用いてもよい。
【0036】また、第1及び第2の実施形態では、加振
器と振動検出器をメインロープ7やガバナロープ17の
綱車3, 13や張り車15などの近傍に設けたが、加振
器と振動検出器の設置位置は、第1及び第2の実施形態
で示した位置に限らず、例えば、ガバナロープ17の昇
降路1の壁側の部分を検査する場合には、第1の実施形
態においては、綱車13と張り車15の中間の位置に加
振器を、綱車13と張り車15の近傍に各々振動検出器
を設置し、第2の実施形態においては、綱車13と張り
車15の中間の位置に加振器と振動検出器を設置しても
よい。但し、第1の実施形態では、ロープの振動を抑制
する2つの部材間、例えば綱車13と張り車15などの
間のロープの部分の検査に対して、一方の部材の近傍に
加振手段を設置し、他方の部材の近傍に振動検出手段を
設置すれば、そのロープの部分を検査するために設置す
る加振手段と振動検出手段の数を最小限度にすることが
できる。
【0037】また、第1及び第2の実施形態では、異常
検出制御装置25が異常判定手段を備えているが、異常
検出制御装置25が異常判定手段を備えている必要はな
く、例えば、コンパレータ75と異常検出制御装置25
の間に別個に異常検出手段を設けるような構成などにし
てもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータ装置のロー
プの異常検出精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなるエレベータ装置の第1の
実施形態の概略構成図である。
【図2】第1の実施形態の異常検出システムの構成図で
ある。
【図3】地震時運転制御装置と異常検出システムのブロ
ック図である。
【図4】遠隔監視装置と異常検出システムのブロック図
である。
【図5】異常検出システムの各種信号電圧の時間的変化
を示す図である。
【図6】検査時の動作手順を示す図である。
【図7】ガバナロープ及びメインロープに生じた異常の
一例を示す図である。
【図8】地震時運転制御装置の動作手順を示す図であ
る。
【図9】遠隔監視装置の動作手順を示す図である。
【図10】本発明を適用してなるエレベータ装置の第2
の実施形態の概略構成図である。
【図11】第2の実施形態の異常検出システムの構成図
である。
【図12】ロープに異常がない場合の共振による振幅信
号の増幅率を示す図である。
【符号の説明】
1 昇降路 2 機械室 3 巻上機の綱車 5 そらし車 7 メインロープ 9 かご 11 釣り合いおもり 13 調速機の綱車 15 張り車 17 ガバナロープ 19 リンク機構 21 ガバナロープ用おもり 25 異常検出制御装置 27, 29, 31, 39, 41 加振器 33, 35, 37, 43, 45 振動検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠井 洋昭 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 実兼 敦 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F303 BA01 CB41 EA03 3F304 BA08 CA04 EA00 EA33 EB26 EB27 ED16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータを構成する少なくとも1つの
    ロープに振動を与える加振手段と、該加振手段で与えた
    振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段で検出
    した振動に基づいて前記ロープの異常を判定する異常判
    定手段とを有する異常検出システムを備えてなるエレベ
    ータ装置。
  2. 【請求項2】 前記異常判定手段は、振動の大きさに基
    づいて前記ロープの異常を判定することを特徴とする請
    求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 【請求項3】 前記加振手段は、ロープが正常な状態に
    あるときの前記ロープの固有振動数とほぼ同じ振動数の
    振動を与え、前記異常判定手段は、前記固有振動数とほ
    ぼ同じ振動数の振動に基づいて前記ロープの異常を判定
    することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装
    置。
  4. 【請求項4】 地震時運転制御手段を備え、該地震時運
    転制御手段は、前記異常検出システムの判定に基づいて
    運転を制御することを特徴とする請求項1乃至3に記載
    のエレベータ装置。
  5. 【請求項5】 遠隔監視手段を備え、該遠隔監視手段
    は、通信手段を介して前記異常検出システムの動作及び
    判定結果の監視を行なうことを特徴とする請求項1乃至
    4に記載のエレベータ装置。
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