JP5219525B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザに対して音声を提供するスピーカ装置に関する。
ユーザに対してスピーカ本体から音声を供給する場合、スピーカ本体とその周囲の構造物との振動伝達を考慮し、様々な振動伝達を防止する機構が開示されている。一方で、ユーザが好みの音響空間を形成するために、スピーカ本体の位置を任意に変更できるのが好ましい。そこで、これらの観点から特許文献1においては、スピーカ本体の振動防止と容易な位置変更の両立を図った技術が開示されている。この技術では、円錐状の支持ピンを足パッドに点接触支持させるとともに、これらを覆う防振スリーブが設けられる。
更に、外部からの伝達振動によってスピーカに不要な振動が伝達し、スピーカ本体の音響性能が低下するのを防止する技術として、スピーカ本体を土台に対して一本の支持棒で支持する技術が開示されている(例えば、特許文献2を参照。)。この技術においては、仮にスピーカ本体に振動が伝っても、支持棒でスピーカ全体を揺らすことで、その音響性能の低下を防止する。また、スピーカの取り付け方法の観点から、複数のスピーカを積み重ねて連結する技術が開示されている(例えば、特許文献3を参照。)。
登録実用新案第3107462号公報 特開平11−289588号公報 実開平5−6993号公報
ユーザが自己の嗜好にあった音響空間を形成するために、音声が提供されるスピーカ本体の位置や向きを適切な状態に容易に調整できることが求められる。その一方で、スピーカ本体をその土台等に配置する場合、安全上の観点からスピーカ本体が脱落しないように、確実に土台等に固定することが求められる。即ち、スピーカ本体の配置について、ユーザの利便性と利用上の安全性とは背反する場合がある。
そこで、本発明では、上記した問題に鑑み、スピーカ本体の配置について、ユーザの利便性と利用上の安全性との均衡を考慮し、ユーザによるスピーカ本体の向き等の調整を容易にしながらも、より安全な配置を実現するスピーカ装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記した課題を解決するために、スピーカ本体を支持した状態で押圧力が可変となるように調整され、且つその押圧力の大きさに従ってユーザがスピーカの向き等が調整可能となるようにした。スピーカ本体が支持された状態で押圧力がかけられているため、スピーカ本体の向き等を調整するために該押圧力を変動させてもその支持は保持され、以てスピーカ本体の安全性は維持されることになる。
そこで、本発明は、スピーカ装置であって、スピーカ本体と、前記スピーカ本体の下部に配置され、該スピーカ本体が取り付けられる取付ベースと、該取付ベースに設けられ、前記スピーカ本体を前記取付ベースに対して角度調整可能に該スピーカ本体に対して点接触で支持するスピーカ支持手段と、前記スピーカ本体が前記スピーカ支持手段によって支持された状態で、該スピーカ本体を該スピーカ支持手段に押圧するスピーカ押圧手段と、ユーザからの前記スピーカ押圧手段に対する操作を受け付ける操作受付部と、を備え、前記操作受付部を介して受け付けられた前記スピーカ押圧手段に対する操作に従って前記スピーカ押圧手段による押圧力を調整することで、前記スピーカ本体の前記スピーカ支持手段に対する固定状態を調整可能とする。
上記スピーカ装置においては、スピーカ本体はスピーカ支持手段によって支持されることで、該スピーカ本体は取付ベースに対して角度調整が可能となる。即ち、スピーカ支持手段を介して、スピーカ本体の向き調整が可能となる。更に、スピーカ本体がこのスピーカ支持手段によって支持された状態で、スピーカ押圧手段によって押圧力が付与される。そのため、該押圧力によってスピーカ本体の支持状態を介した取付ベースへの固定状態が形成されることになる。そして、上記スピーカ装置では、スピーカ支持状態の保持を司るスピーカ押圧手段による押圧力が、操作受付部を介して受け付けられたユーザからの操作によって調整されることで、換言すると、スピーカ本体と支持手段とを結びつける固定力が調整され、以てその固定状態が維持、又は変更可能とされる。
以上より、本発明に係るスピーカ装置では、スピーカ本体がスピーカ支持手段によって支持された状態でスピーカ押圧手段による押圧力が付与されて、スピーカ本体と支持手段との間に固定力が発生するので、スピーカ本体の配置がより安全に行われる。即ち、上記「支持」と上記「固定」が同時に行われることで、スピーカ本体のより安全な配置が実現される。そして、上記ユーザからの操作によって、押圧力を介して上記「固定」の状態が調整されることで、スピーカ支持手段による支持が行われた状態での、スピーカ本体の向き等の調整が行われ、以てスピーカ本体の安全な配置を担保した上での操作の容易さが実現されることになる。
ここで、上記のスピーカ装置において、前記スピーカ押圧手段による押圧力が小さくなるに従い、前記スピーカ本体の固定状態が角度調整禁止状態から角度調整可能状態に移行するようにしてもよい。即ち、上記スピーカ押圧手段による押圧力が比較的大きい場合は、スピーカ本体のスピーカ支持手段に対する固定状態が、該スピーカ本体の角度調整が禁止される状態とされ、一方で該押圧力が比較的小さい場合は、該固体状態が該スピーカ本体の角度調整が可能な状態とされる。これにより、押圧力の大きさを調整することで、スピーカ本体の安全な配置とその操作の容易さの両立が図られる。
また、このスピーカ本体の固定状態の、角度調整禁止状態から角度調整可能状態への移行について、ユーザが前記操作受付部に対して一方向の所定操作を行うことで該移行が行われるようにしてもよい。ユーザの操作方向が一方向とされることで、操作の容易さが更に向上し得る。
また、上述までのスピーカ装置において、前記スピーカ押圧手段は、前記操作受付部を介して受け付けられた前記スピーカ押圧手段に対する操作に従って、前記スピーカ本体内又は前記取付ベース内で変位する変位部と、前記スピーカ本体と係合する第一係合部と、前記変位部と係合する第二係合部と、前記第一係合部と前記第二係合部とを連結する連結部と、を有してもよく、そして、前記変位部が所定方向に変位することで、前記第一係合部および前記第二係合部を介した前記スピーカ本体の前記スピーカ支持手段への押圧力が調整されるようにしてもよい。
即ち、スピーカ本体と取付ベースとの間に、第一係合部、第二係合部、連結部によって押圧力が伝達可能となるように形成し、そしてその伝達される押圧力が変位部の変位によって調整されるスピーカ装置の形態が開示されている。この形態によれば、ユーザは変位部の変位を調整することで、スピーカ装置における押圧力を介してスピーカ本体の安定的な配置を担保した上で、その向き等を容易に調整することが可能となる。
また、上記の第一係合部、第二係合部、連結部を含む形態に代えて、以下に示すスピーカ装置の形態も好適に採用し得る。即ち、上述までのスピーカ装置において、前記スピー
カ押圧手段は、前記スピーカ本体又は前記取付ベースに一端が接続され、他端が、該一端が接続されていない該取付ベース又は該スピーカ本体側に引き込まれたワイヤー部材を有し、前記操作受付部を介して受け付けられた前記スピーカ押圧手段に対する操作に従って前記ワイヤー部材の張力が変動することで、前記スピーカ本体の前記スピーカ支持手段への押圧力が調整されるようにしてもよい。この形態においては、ワイヤー部材の張力によって上記押圧力が形成され、そしてユーザはワイヤー部材の張力を調整する。これにより、スピーカ装置における押圧力を介してスピーカ本体の安定的な配置を担保した上で、その向き等を容易に調整することが可能となる。
ここで、上述までのスピーカ装置において、前記操作受付部は、前記取付ベースに設けられるようにしてもよい。即ち、スピーカ本体の土台となる取付ベースに操作受付部が設けられることで、ユーザの操作を安定的に行うことが可能となる。
ユーザによるスピーカ本体の向き等の調整を容易にしながらも、より安全な配置を実現するスピーカ装置を提供することが可能となる。
ここで、本発明に係るスピーカ装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るスピーカ装置10の概略構成を示す側面図であり、より詳細な構造については、図2〜図4に示す。スピーカ装置10は、スピーカ本体1と、それが取り付けられる取付ベース2を有する。そして、取付ベース2に取り付けられたスピーカ本体1を室内等の床面からユーザの所望の高さに配置するための脚部9が設けられている。
ここで、スピーカ本体1と取付ベース2との取付形態について説明する。スピーカ本体1は、取付ベース2の上面から突出した支持突起3によって支持された状態となっている。尚、図1においては、簡略な説明のため支持突起3の数は二つとなっているが、スピーカ本体1の安定的な支持のために、その数は三つ以上であるのが好ましい。また、支持突起3の先端はスパイク形状となって該支持突起3とスピーカ本体1とは点接触状態となることで、スピーカ本体1と取付ベース2との間での振動伝播は可及的に抑制されている。
ここで、スピーカ本体1に作用し、該スピーカ本体1を支持突起3に対して押圧する押圧力(以下、単に「押圧力」という。)を調整するための押圧力調整機構4が、スピーカ装置10に設けられ、更にこの押圧力調整機構4に対してユーザの取付操作を伝えるために該取付操作を受け付ける受付部5も設けられている。この押圧力調整機構4は、スピーカ本体1と取付ベース2にわたって位置する、I字型のIバー部材4aと、受付部5で受
け付けられたユーザの取付操作によって変位し、その変位によってIバー部材4aに対する接触状態が調整される変位部材4bとを含む。
そこで、このIバー部材4aと変位部材4bとを中心に、図2〜図4に基づいて、スピーカ装置10の詳細な構造について説明する。図2および図4は、押圧力調整機構4を中心としたスピーカ装置10の横断面図(図1の側面方向と同じ方向の断面図)である。尚、図2は、スピーカ装置10の中心より僅かにずれた位置での横断面図であり、そのためIバー部材4aのI字型の形状が図2中で認識できる。一方で、図4は、スピーカ装置10の中心での横断面図であり、そのためIバー部材4aの形状が図2に示す形状と異なっている。また、図3に示す状態は、押圧力調整機構4を中心としたスピーカ装置10の縦断面図(図1の側面方向に垂直な方向の断面図)である。
スピーカ本体1側では、取付ベース2と対向する部位に本体側取付部11が画定されている。この本体側取付部11は、スピーカ本体1の最下部に位置し、押圧力調整機構4が作用する部位である。そして、本体側取付部11には、Iバー部材4aの本体側水平部41が挿入可能な開口部14と、該開口部14と連通し図2中の横断面方向(以下、単に「横断面方向」という。)に延在する溝部15が設けられている。この溝部15は、開口部14の端部からその延在方向に設けられた縁部13によって形成されるとともに、本体側取付部11の最下点近傍に設けられた壁部16によって、溝部15は終端を迎える。
更に、本体側取付部11には、支持突起3の先端が嵌まり込む形状を有する突起受け穴12が、複数個、横断面方向に並べて設けられている。従って、複数の支持突起3が、各々に対応する、本体側取付部11の突起受け穴12に嵌まり込むことで、スピーカ本体1が取付ベース2上で支持突起3によって支持された状態となる。また、支持突起3と突起受け穴12の相対関係を変更することで、支持状態におけるスピーカ本体1の取付ベース2に対する角度、即ちスピーカ本体1の向きが調整可能となる。
ここで、押圧力調整機構4は、Iバー部材4aと変位部材4bとで構成されることは上述の通りであるが、このIバー部材4aは、本体側水平部41と、ベース側水平部43と、両水平部を連結する連結部42で構成されることで、I字形状に形成されている。この本体側水平部41は、図2に示すようにスピーカ本体1内で水平に延びる円柱形状を有している。そして、上記開口部14からこの円柱形状の本体側水平部41が挿入され、溝部15に沿って壁部16に突き当たる位置まで移動する。このとき、I字形状を有するIバー部材4aの連結部42は、溝部15を通って取付ベース2側に延びており、その結果、本体側水平部41は、縁部13に「引っかかった状態」となる。
また、Iバー部材4aのベース側水平部43は、上記本体側水平部41と同様に、水平に延びる円柱形状を有している。そして、このベース側水平部43は、取付ベース2の内部に設けられた内部空孔21内で、上記横断面方向に移動可能な変位部材4bと「引っかかった状態」を形成する。詳細には、変位部材4bは、図2で示す変位部本体45と、上記縁部13と同様に横断面方向に二本延在し、連結部42が貫通可能な溝部を形成する縁壁部46と、を有する。また、この縁壁部46は、内端面が斜めになっている斜端面部48と水平になっている水平端面部49を有している。そこで、Iバー部材4aの連結部42は、縁壁部46が形成する溝部を通り、そしてそのベース側水平部43は縁壁部46の内端面である斜端面部48に対して「引っかかった状態」を形成する。尚、ベース側水平部43が縁壁部46の水平端面部49に対しては接触した状態とはならないように、該水平端面部49が構成されている。従って、ベース側水平部43は水平端面部49に対しては「引っかかった状態」を形成しない。このIバー部材4aと、縁部13および縁壁部46との引っかかった状態は、図3に明確に示されている。
ここで、上述の通り、変位部本体45は、内部空孔21内で変位可能である(変位方向は、図2中の矢印方である)。そして、この変位部本体45は、その横側に設けられた取付穴47を介して取り付けられた棒状の受付部5(図2では図示省略)によって、ユーザの取付操作に従って内部空孔21内で変位する。
このように構成されたスピーカ装置10においては、ユーザが、取付ベース2側に設けられた受付部5に対して取付操作を行うと、その操作に従って、変位部本体45が内部空孔21内で変位する。例えば、変位部本体45が、図2中の右側に変位されると、ベース側水平部43が、縁壁部46の斜端面部48に接触し始める。そして、更に変位部本体45が右側に変位されると、斜端面部48がベース側水平部43を鉛直方向に押し下げる力が発生し、該変位量の増加に従い、該力の大きさも増加していく。その結果、連結部42を介して、本体側水平部41がスピーカ本体1を鉛直方向に押圧する押圧力が発生し、また本体側水平部41は、壁部16にも接触した状態となることで、スピーカ本体1が支持突起3によって支持された状態で固定されることになる。
一方で、ユーザの取付操作により、変位部本体45が、図2中の左側に変位されると、縁壁部46の斜端面部48に接触していたベース側水平部43が、該斜端面部48から離間し、水平端面部49側に変位する。このとき、ベース側水平部43は水平端面部49とは接触しないため、上記の押圧力は解消されスピーカ本体1は、支持突起3によって支持されてはいるものの固定された状態ではなくなる。尚、このときは、ベース側水平部43と水平端面部49との間の間隙によって、支持突起3と突起受け穴12との嵌め合い位置を変更し、スピーカ本体1の取付ベース2に対する角度を調整することが可能となる。
以上をまとめると、本発明の実施例に係るスピーカ装置10では、ユーザの受付部5の簡単な操作、即ち横断面方向への変位部本体45の変位動作によって、Iバー部材4aを介したスピーカ本体1と取付ベース2への取り付けを容易に調整することができる。また、スピーカ本体1の固定は、支持突起3による支持状態の上で行われるため、スピーカ本体1は常に安定した配置状態にある。
本実施例では、上記実施例で示した押圧力調整機構4の他の実施形態を示す。上記実施例では、スピーカ本体1に作用する押圧力を、Iバー部材4aと変位部材4bとによって調整したが、本実施例では、張力を発生するワイヤー部材を利用することとする。そこで、本実施例におけるスピーカ装置10の概略構成について、図5に基づいて説明する。本実施例のスピーカ装置の構成において先の実施例と同一の構成については、同一の参照番号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例では、スピーカ本体1や支持突起3等に破損が生じない範囲で張力が適切に可変なワイヤー部材104cが用いられる。このワイヤー部材104cの一端は、スピーカ本体1に設けられた接続端部104aに連結されている。また、取付ベース2にはプーリー部104bが設けられており、一端を接続端部104aに連結されたワイヤー部材104cがプーリー部104bを介して、脚部9に設けられた受付部105へ連結されている。この受付部105は、上記受付部5と同様にユーザの取付操作を受け付けるものであり、その取付操作によってワイヤー部材104cの張力が増減される。受付部105の具体的な構成としては、ワイヤー部材104cを引き込む引き込み装置や、ワイヤー部材104cの張力を切り替えられる切り替えレバー等が例示できる。
このように構成されるスピーカ装置10では、ユーザの受付部105に対する取付操作に応じて、ワイヤー部材104cの張力が調整され、その結果ワイヤー部材104cからスピーカ本体1が受ける引張り力、換言するとスピーカ本体1を取付ベース2側に押圧す
る押圧力を調整することが可能となる。従って、上記実施例の場合と同様に、スピーカ本体1と取付ベース2への取り付けの容易調整と、スピーカ本体1の安定配置を両立することが可能となる。
<その他の実施例>
上述までの実施例においては、スピーカ本体1の支持は、支持突起3と突起受け穴12による支持であるが、それに代わる支持構造を図6に示す。図6(a)には、支持を行う柱部30であってその先端部分にある程度の丸み部分が設けられている柱部30が示されている。尚、図6において、図1に示す構成要素と同一のものについては、同一の参照番号を付すことでその説明は省略する。そして、この柱部30の丸み部分は、スピーカ本体1の表面と実質的に点接触する形態が採られている。また、図6(b)には、スピーカ本体1を取付ベース2に対して面接触状態で支持する支持部材31が示されている。支持部材31は、スピーカ本体1の下部に設けられ、その表面は緩やかな曲面形状を有することで、取付ベース2との面接触を実現する。ここで、この面接触状態では、スピーカ本体1の振動が、取付ベース2や脚部9に不要に伝播しないように、または外部からの振動が不要にスピーカ本体1に伝播しないように、その接触面積や接触部分の形状が適宜設計される。
また、上述までの実施例においては、スピーカ本体1の取付ベース2に対する角度調整は、支持突起3と突起受け穴12との嵌め合い関係によっていたが、それに代わる角度調整のための構造を図7に示す。図7(a)には、上記支持突起の一つが取付ベース上で上下方向に移動可能となっている移動支持突起3’が示されている。尚、図6において、図1に示す構成要素と同一のものについては、同一の参照番号を付すことでその説明は省略する。図7(a)においてはスピーカ本体1の後側の支持突起がこの移動支持突起3’になっている。従って、移動支持突起3’が上方向に移動するとスピーカ本体1の正面側が下方向に傾き、移動支持突起3’が下方向に移動するとスピーカ本体1の正面側が上方向に傾く。この移動支持突起3’は、スピーカ本体1を支持する支持突起の任意の一部又は全部に適用可能である。また、図7(b)には、上記支持突起3がシーソー構造部32によって支持されている状態が示されている。このシーソー構造部32により、前側の支持突起3と後側の支持突起が連動して上下方向に移動する。その結果、ユーザによるシーソー構造32の簡単な操作で、スピーカ本体1の角度を容易に変更することができる。
本発明の実施例に係るスピーカ装置の概略構成を示す第一の図である。 本発明の実施例に係るスピーカ装置における、押圧力調整機構を中心とした詳細な構造を示す第一の図である。 本発明の実施例に係るスピーカ装置における、押圧力調整機構を中心とした詳細な構造を示す第二の図である。 本発明の実施例に係るスピーカ装置における、押圧力調整機構を中心とした詳細な構造を示す第三の図である。 本発明の実施例に係るスピーカ装置の概略構成を示す第二の図である。 本発明に係るスピーカ装置において、スピーカ本体の支持構造に関する他の実施例を示す図である。 本発明に係るスピーカ装置において、スピーカ本体の角度調整のための構造に関する他の実施例を示す図である。
符号の説明
1・・・・スピーカ本体
2・・・・取付ベース
3・・・・支持突起
4・・・・押圧力調整機構
4a・・・・Iバー部材
4b・・・・変位部材
5・・・・受付部
10・・・・スピーカ装置
12・・・・突起受け穴
13・・・・縁部
15・・・・溝部
41・・・・本体側水平部
42・・・・連結部
43・・・・ベース側水平部
45・・・・変位部本体

Claims (6)

  1. スピーカ本体と、
    前記スピーカ本体の下部に配置され、該スピーカ本体が取り付けられる取付ベースと、
    該取付ベースに設けられ、前記スピーカ本体を前記取付ベースに対して角度調整可能に該スピーカ本体に対して点接触で支持するスピーカ支持手段と、
    前記スピーカ本体が前記スピーカ支持手段によって支持された状態で、該スピーカ本体を該スピーカ支持手段に押圧するスピーカ押圧手段と、
    ユーザからの前記スピーカ押圧手段に対する操作を受け付ける操作受付部と、を備え、
    前記操作受付部を介して受け付けられた前記スピーカ押圧手段に対する操作に従って前記スピーカ押圧手段による押圧力を調整することで、前記スピーカ本体の前記スピーカ支持手段に対する固定状態を調整可能とする、スピーカ装置。
  2. 前記スピーカ押圧手段による押圧力が小さくなるに従い、前記スピーカ本体の固定状態が角度調整禁止状態から角度調整可能状態に移行する、請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. ユーザが前記操作受付部に対して一方向の所定操作を行うことで、前記スピーカ本体の固定状態が角度調整禁止状態から角度調整可能状態に移行する、請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記スピーカ押圧手段は、
    前記操作受付部を介して受け付けられた前記スピーカ押圧手段に対する操作に従って、前記取付ベース内で変位する変位部と、
    前記スピーカ本体と係合する第一係合部と、
    前記変位部と係合する第二係合部と、
    前記第一係合部と前記第二係合部とを連結する連結部と、を有し、
    前記変位部が所定方向に変位することで、前記第一係合部および前記第二係合部を介した前記スピーカ本体の前記スピーカ支持手段への押圧力が調整される、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のスピーカ装置。
  5. 前記スピーカ押圧手段は、前記スピーカ本体又は前記取付ベースに一端が接続され、他
    端が、該一端が接続されていない該取付ベース又は該スピーカ本体側に引き込まれたワイヤー部材を有し、
    前記操作受付部を介して受け付けられた前記スピーカ押圧手段に対する操作に従って前記ワイヤー部材の張力が変動することで、前記スピーカ本体の前記スピーカ支持手段への押圧力が調整される、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のスピーカ装置。
  6. 前記操作受付部は、前記取付ベースに設けられる、請求項1から請求項5の何れか1項に記載のスピーカ装置。
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