JP5218759B2 - カラー切り替えホログラム - Google Patents

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Description

本発明は、カラー切り替えホログラムに関し、特に、観察位置を相対的に移動させると画像の色が切り替わるカラー切り替えホログラムに関するものである。
体積型ホログラムは、角度選択性、波長選択性に優れており、再生像の観察範囲において色変化が少ないことが特徴としてある。一方、レインボーホログラム等のレリーフホログラムは、再生照明光を波長分散させ、観察される再生像が虹色(レインボー色)に再生される。
体積型ホログラムは、波長選択性を活かし、再生像の観察領域で常に色変化が生じないホログラムとして、目視によりレリーフホログラムとの差別化が図ることができ、セキュリティ(偽造防止)用途で用いられている。
また、体積型ホログラムの角度選択性、波長選択性を活かすことで、再生像の画像を切り替えて表現することができるため(特許文献1)、セキュリティ用途に適用されている。
特開2007−219491号公報
従来技術の体積型ホログラムでも、レインボーホログラム等のレリーフホログラムとの差別化を図ることができ、セキュリティ用途に用いているが、レリーフホログラム等による模造品が作られることがある。体積型ホログラムの特徴を理解していれば、容易に模造品との違いを判断でき、真贋判定が可能であるが、一般消費者には判り難いという課題がある。レインボーホログラム等のレリーフホログラムは、ホログラムの特性上、再生像が虹色(レインボー色)となって観察され、単色で観察可能な領域は非常に狭い。
本発明は従来技術のこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、観察位置を相対的に移動させると画像の色が虹色の順に限らず任意の順に切り替わり、かつ、単色で観察可能な領域が広いカラー切り替えホログラムを提供することである。また、観察位置を相対的に移動させると、色だけでなく再生画像も同時に切り替え可能なカラー切り替えホログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明のカラー切り替えホログラムは、2以上の異なる波長で記録された体積型ホログラムからなり、観察領域により観察される再生像の波長が異なる体積型ホログラムであって、白色再生照明光を照射し、再生照明光とホログラム面の法線を含む面(入射面)内で連続的に再生照明光に近い位置から遠い位置あるいは遠い位置から近い位置へ観察位置を移動させた場合に、再生照明光に近い位置から遠い位置にかけて波長が順に長くなる順か、あるいは、波長の違いが混在する順であって飛び飛びに色が変化するように再生されることを特徴とするものである。
本発明の別のカラー切り替えホログラムは、2以上の異なる波長で記録された体積型ホログラムからなり、観察領域により観察される再生像の波長が異なる体積型ホログラムであって、白色再生照明光を照射し、再生照明光とホログラム面の法線を含む面内で連続的に再生照明光に近い位置から遠い位置あるいは遠い位置から近い位置へ観察位置を移動さ
せた場合に、回折格子による波長分散の順とは異なる順の波長で飛び飛びに色が変化するように再生されることを特徴とするするものである。
これらの場合、観察位置を移動させた場合に、色の変化に伴って異なる再生像が再生されるようにすることが望ましい。
また、観察位置を移動させた場合に、異なる再生像が基準物体面に対する動きが観察可能なように再生されるようにすることもできる。
本発明のカラー切り替えホログラムによると、虹色に色変化するレリーフホログラムとの差を目視にてより明確に判別することができ、真贋判定を容易に判断可能であり、偽造防止効果が高いホログラムを提供することができる。また、観察領域での色の切り替えだけではなく、再生像も切り替えるようにすることにより、よりセキュリティ性の高いホログラムとすることができる。
また、作製する上では、切り替え色に対応したレーザー、記録材料が必要となり、作製が通常のホログラムと比べより困難となり、偽造防止効果が高いホログラムを提供することができる。
以下、本発明のカラー切り替えホログラムをその原理と実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明のカラー切り替えホログラム30と従来のレインボーホログラム等のレリーフホログラム40のカラー切り替えの様子を示す図である。
図1(c)はレリーフホログラムの場合を示す図であり、ホログラムに例えば斜め上方から白色の再生照明光6を照射する場合、記録物体Oの再生像O”は観察者Eの見る方向によって赤→緑→青(上から下へ観察者Eの目が移動するとき)あるいは青→緑→赤(下ら上へ観察者Eの目が移動するとき)と変化する。再生照明光6に対して回折光がなす角度φは、波長が短い程大きくなる。したがって、赤、緑、青をそれぞれR,G,Bとすると、再生照明光6に対して回折光がなす角度φは、波長が短い程大きくなる。そのため、再生照明光6に対してそれぞれの赤色、緑色、青色の回折光のなす角度φR ,φG ,φB は、図1(c)のように、φR <φG <φB となる。そして、観察者Eの観察位置が例えば赤色で観察できる位置から少し変わると、異なる他の色に変わって観察されてしまい、単色で観察可能な領域は非常に狭いものである。
これに対して、図1(a)は本発明のカラー切り替えホログラムの場合を示す図であり、記録物体Oの再生像O”は観察者Eの見る方向によって、この実施例の場合、青→赤→緑(上から下へ観察者Eの目が移動するとき)あるいは緑→赤→青(下ら上へ観察者Eの目が移動するとき)と変化する。その色の変化の順は、図1(c)のように、虹色の順に限定されることなく任意の順に切り替わる。そのため、再生照明光6に対してそれぞれの赤色、緑色、青色の回折光のなす角度φR ,φG ,φB は、図1(a)の場合は、φB <φR <φG となる。そして、観察者Eが例えば赤色で観察できる領域は広く、その領域を越えて観察者Eの観察位置が変わらなければ同じ色に見えるので、単色で観察可能な領域は図1(c)の場合に比べて広い。その単色観察可能領域を越えて観察者Eの観察位置が隣接する他の色の領域に移動すると、色は虹色の順に連続的に変化するのではなく、別の色、図1(a)の例では、青色あるいは緑色に急激に変わって観察できる。したがって、図1(a)の本発明によるカラー切り替えホログラムか、図1(c)のレリーフホログラムで偽造されたホログラムかは容易に明確に判定することができる。
このように、図1(a)の本発明のカラー切り替えホログラムは、再生照明光6とホログラム面の法線を含む面(紙面)内で連続的に上から下あるいは下から上へ観察者Eの観察位置を移動させた場合に、再生照明光6に近い位置から遠い位置にかけて波長が順に短くなる順でなく(図1(c))、波長の長短が逆転するかあるいは波長の順が混合するように色が連続的でなく飛び飛びに変化するものである。あるいは、回折格子による波長分散の順とは異なる順の波長で飛び飛びに色が変化するものである。
図1(a)の場合は、観測位置が異なっても同じ記録物体Oの再生像O”が異なる色で再生されるものであったが、図1(b)のように色の飛び飛びの変化、青色(B)→赤色(R)→緑色(G)に伴って、再生像もそれぞれ異なる再生像OB ”(立方体),OR ”(三角錐),OG ”(円筒体)に変化して観察されるように構成することもできる。再生像OB ”は青色、再生像OR ”は赤色、再生像OG ”は緑色の再生像である。
なお、図1(c)のレリーフホログラムに異なる記録物体を異なる波長で異なる再生位置に再生するように多重記録した場合には、各々の再生像が波長分散により所定の再生位置外でも異なる色で観察されるように再生されるので、図1(b)のように、異なる観察位置で異なる物体の再生像が異なる色で明確に区切って観察できるようにはならないので、本発明によるカラー切り替えホログラムか、レリーフホログラムで偽造されたホログラムかは明確に判定でき、真贋判定が容易で偽造防止効果が高い。
次に、図1(b)のようなカラー切り替えホログラム30を2ステップ法により作製する方法の例を説明する。
図2は、2ステップ法によりカラー切り替えホログラムを作製する際の1段階目のH1ホログラムの撮影配置を示す図である。この例は、H1ホログラム記録用感光材料として、青色(B)用、赤色(R)用、緑色(G)用別々のフォトポリマーあるいは銀塩材料からなる感光材料11B 、11R 、11G を用いる例である。
まず、図2(a)に示すように、青色で記録する第1物体(ここでは、立方体で示してある。)OB に面して青色用感光材料11B を配置する。そして、その感光材料11B の第1物体OB のホログラムを記録する第1の分割領域11B1以外の面をマスク12を用いて遮光する。第1物体OB を所定の青色の波長のレーザ光で照明して第1物体OB で散乱された物体光1B を感光材料11B の第1の分割領域11B1に入射させると共に、感光材料11B の面に入射角θで物体光1B と可干渉な同一光源からの平行光からなる参照光2B を同時に入射させ、感光材料11B の第1の分割領域11B1に第1物体OB のホログラムを露光する。
次いで、図2(b)に示すように、青色用感光材料11B の代わりに赤色用感光材料11R を同じ位置に配置し、第1物体OB の代わりに赤色用感光材料11R に記録する第2物体(ここでは、三角錐で示してある。)OR を配置する。そして、その感光材料11R の第2物体OR のホログラムを記録するための第2の分割領域11R2を露出させそれ以外の領域を遮光するようにマスク12を移動させる。ここで、第1の分割領域11B1と第2の分割領域11R2及び後記に第3の分割領域11G3は同じ感光材料配置面を上下方向に三分割した相互に隣接し、相互に重ならない領域である。以上の配置で、今度は第2物体OR を所定の赤色の波長のレーザ光で照明して第2物体OR で散乱された物体光1R を感光材料11R の第2の分割領域11R2に入射させると共に、感光材料11R の面に同じ入射角θで物体光1R と可干渉な同一光源からの平行光からなる参照光2R を同時に入射させ、感光材料11R の第2の分割領域11R2に第2物体OR のホログラムを露光する。
同様にして、図2(c)に示すように、赤色用感光材料11R の代わりに緑色用感光材料11G を同じ位置に配置し、第2物体OR の代わりに緑色用感光材料11G に記録する第3物体(ここでは、円筒体で示してある。)OG を配置する。そして、その感光材料11G の第3物体OG のホログラムを記録するための第3の分割領域11G3を露出させそれ以外の領域を遮光するようにマスク12を移動させる。この第3の分割領域11G3は上記のように第2の分割領域11R2に隣接して配置されている。その配置で、第3物体OG を所定の緑色の波長のレーザ光で照明して第3物体OG で散乱された物体光1G を感光材料11G の第3の分割領域11G3に入射させると共に、感光材料11G の面に同じ入射角θで物体光1G と可干渉な同一光源からの平行光からなる参照光2G を同時に入射させ、感光材料11G の第3の分割領域11G3に第3物体OG のホログラムを露光する。
以上のようにH1ホログラム記録用感光材料として青色用、赤色用、緑色用別々の感光材料11B 、11R 、11G の相互に面分割した各領域11B1、11R2、11G3に別々の色のホログラムが露光された感光材料11B 、11R 、11G を現像、漂白してH1ホログラム11B 、11R 、11G を作製する(それぞれH1B ホログラム、H1R ホログラム、H1G ホログラムとする。)。ここで、感光材料11B 、11R 、11G とH1ホログラム11B 、11R 、11G を同じ符号11B 、11R 、11G で示す。
次いで、図3(a)に示すように、H1B ホログラムに記録のときの参照光2B と反対に進む同じ青色波長の再生照明光3B を、H1B ホログラム11B に対して記録のときの参照光2B が入射する側とは反対側から入射させると、H1B ホログラム11B の面に対して記録のときの物体OB の相対位置と同じ位置に回折光4B により第1物体OB の像OB ’が再生結像される。この際、図2(a)の場合と同様に、H1B ホログラム11B の第1の分割領域11B1以外の面をマスク12を用いて遮光する。この第1物体OB の像OB ’が結像される位置近傍に2段階目のH2ホログラム記録用のフォトポリマー等からなる感光材料である青色用感光材料21B を配置し、再生照明光3B と可干渉な同一光源からの平行光からなる参照光5B を回折光4B と反対側あるいは同じ側から任意の入射角で同時に入射させ、感光材料21B 中に2段階目の青色H2ホログラム21B (H2B )を露光する。露光後の感光材料21B を後処理して青色H2ホログラムH2B を作製する。ここで、感光材料21B とH2ホログラム21B を同じ符号21B で示す。他も同じ。
次いで、図3(b)に示すように、H1R ホログラムに記録のときの参照光2R と反対に進む同じ赤色波長の再生照明光3R を、H1R ホログラム11R に対して記録のときの参照光2R が入射する側とは反対側から入射させると、H1R ホログラム11R の面に対して記録のときの物体OR の相対位置と同じ位置に回折光4R により第2物体OR の像OR ’が再生結像される。この際、図2(b)の場合と同様に、H1R ホログラム11R の第2の分割領域11R2以外の面をマスク12を用いて遮光する。この第2物体OR の像OR ’が結像される位置近傍に2段階目のH2ホログラム記録用のフォトポリマー等からなる感光材料である赤色用感光材料21R を配置し、再生照明光3R と可干渉な同一光源からの平行光からなる参照光5R を回折光4R と反対側あるいは同じ側から青色の場合の参照光5B と同じ入射角で同時に入射させ、感光材料21R 中に2段階目の赤色H2ホログラム21R (H2R )を露光する。露光後の感光材料21R を後処理して赤色H2ホログラムH2R を作製する。
同様にして、図3(c)に示すように、H1G ホログラムに記録のときの参照光2G と反対に進む同じ緑色波長の再生照明光3G を、H1G ホログラム11G に対して記録のときの参照光2G が入射する側とは反対側から入射させると、H1G ホログラム11G の面に対して記録のときの物体OG の相対位置と同じ位置に回折光4G により第3物体OG の像OG ’が再生結像される。この際、図2(c)の場合と同様に、H1G ホログラム11G の第3の分割領域11G3以外の面をマスク12を用いて遮光する。この第3物体OG
像OG ’が結像される位置近傍に2段階目のH2ホログラム記録用のフォトポリマー等からなる感光材料である緑色用感光材料21G を配置し、再生照明光3G と可干渉な同一光源からの平行光からなる参照光5G を回折光4G と反対側あるいは同じ側から青色の場合の参照光5B と同じ入射角で同時に入射させ、感光材料21G 中に2段階目の緑色H2ホログラム21G (H2G )を露光する。露光後の感光材料21G を後処理して緑色H2ホログラムH2G を作製する。
以上のようにして記録されたH2ホログラム21B 、21R 、21G は体積ホログラムであり、参照光5B 、5R 、5G を回折光4B 、4R 、4G と反対側から入射させる図3の場合は反射型ホログラムとして記録され、参照光5B 、5R 、5G を回折光4B 、4R 、4G と同じ側から入射させる場合は透過型ホログラムとして記録される。
このようにして作製されたB,R,G3色のH2ホログラム21B 、21R 、21G を、イメージホログラムとして記録されている第1〜第3物体OB 、OR ,OG の像OB ’、OR ’,OG ’が空間的に相互に重なるように重ね合わせることで、本発明に基づくH2ホログラムとしてのカラー切り替えホログラム30(図4)が作製される。
図4に示すように、このようにして記録作製されたH2ホログラム30に記録のときの参照光5B 、5R 、5G と反対に進む白色の再生照明光6を、H2ホログラム30に対して記録のときの参照光5B 、5R 、5G とは反対側から入射させると、回折光7により第1〜第3物体OB 、OR ,OG の像OB ’、OR ’,OG ’の像OB ”、OR ”,OG ”が空間的に重なって再生されると共に、元のH1ホログラム11B 、11R 、11G の位置にH1ホログラム11B 、11R 、11G の記録面と同じ大きさの窓25が再生される。そして、第1〜第3物体OB 、OR ,OG の像OB ”、OR ”,OG ”の中、第1物体OB の像OB ”は窓25中の第1の分割領域11B1に対応する範囲25B1に向かう青色波長の回折光成分7B によって青色像として再生され、第2物体OR の像OR ”は窓25中の第2の分割領域11R2に対応する範囲25R2に向かう赤色波長の回折光成分7R によって赤色像として再生され、第3物体OG の像OG ”は窓25中の第3の分割領域11G3に対応する範囲25G3に向かう回折光成分7G によって緑色像として再生される。したがって、観察眼Eが図4の角度範囲α1 (窓25中の範囲25B1がH2ホログラム21B の参照光5B が入射する位置を見込む角度範囲)にある場合には、第1物体OB (立方体)の青色成分像OB ”がH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲α2 (窓25中の範囲25R2がH2ホログラム21R の参照光5R が入射する位置を見込む角度範囲)にある場合には、第2物体OR (三角錐)の赤色成分像OR ”がH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲α3 (窓25中の範囲25G3がH2ホログラム21G の参照光5G が入射する位置を見込む角度範囲)にある場合には、第3物体OG (円筒体)の緑色成分像OG ”がH2ホログラム30近傍に見えることになり、見る方向により観察される画面と色が像OB ”、OR ”,OG ”と切り替わる。しかも、各物体の像OB ”、OR ”,OG ”は3次元(3D)のものであり、見る方向により異なる色の異なる立体像画面が順に切り替わる。なお、図4において、角度範囲α1 〜α3 中に図示されている立方体、三角錐、円筒体は、対応する角度範囲で見える立体像を区別するために図示したものであり、それらの立体像が再生される位置を示しているものではない。再生位置は、H2ホログラム30近傍の像OB ”、OR ”,OG ”の位置である。
なお、再生される色の順は、再生照明光6に近い位置から遠い位置にかけて、B,R,Gだけでなく、任意の波長の順が混合するような色順、波長が順に長くなるあるいは短くなるような順であってもよい。
図2〜図3は、H1、H2ホログラム記録用感光材料として、R,G,B用別々の感光材料を用いる例であったが、1つの記録材料に2色が記録可能なものを用いることもでき
る。図5、図6は、H1、H2ホログラム記録用感光材料としてそれぞれ、フォトポリマーあるいは銀塩材料からなる青緑色用感光材料11BG、21BGと、赤色用感光材料11R 、21R を用いる場合の図2、図3に対応する図である。
図5の1段階目のH1ホログラムの撮影配置においては、図2との対応で、図2(a)と(c)の青色及び緑色でH1ホログラムを記録する際、同一の青緑色用感光材料11BGを用いる(図5(a)、(c))点以外は、図2の場合と同じである。したがって、図5のH1ホログラムの撮影によって、2枚の感光材料11BG、11R にそれぞれ青緑色H1ホログラム11BG(H1BGホログラム)と赤色H1ホログラム11R (H1R ホログラム)が得られる。青緑色H1ホログラム11BGの面分割した領域11B1には、第1物体OB のホログラムが、領域11G3には、第3物体OG のホログラムが記録され、赤色H1ホログラム11R の面分割した領域11R2には、第2物体OR のホログラムが記録されている。
次いで、図6(a)に示すように、H1BGホログラムに記録のときの参照光2B 、2G と反対に進む同じ青色波長、緑色波長の再生照明光3B 、3G を、H1BGホログラム11BGに対して記録のときの参照光2B 、2G が入射する側とは反対側からそれぞれH1ホログラム11BGの領域11B1、11G3に入射させる。この際、H1BGホログラム11BGの第2の分割領域11R2の面をマスク12を用いて遮光する。あるいは、同様にマスク12で第2の分割領域11R2を遮光して、残りの領域にH1ホログラム記録時と同じ青色波長、緑色波長を重畳した光を入射させる。すると、H1BGホログラム11BGの面に対して記録のときの物体OB 、OG の相対位置と同じ位置に回折光4B 、4G により第1物体OB 、第3物体OG のそれぞれ像OB ’、OG ’が重畳して再生結像される。この第1物体OB 、第3物体OG の像OB ’、OG ’が結像される位置近傍に2段階目のH2ホログラム記録用のフォトポリマー等からなる感光材料である青緑色用感光材料21BGを配置し、再生照明光3B 、3G と可干渉な同一光源からの平行光を重畳させた青緑色からなる参照光5BGを回折光4B 、4G と反対側あるいは同じ側から任意の入射角で同時に入射させ、感光材料21BG中に2段階目の青緑色H2ホログラム21BG(H2BG)を露光する。露光後の感光材料21BGを後処理して青緑色H2ホログラムH2BGを作製する。
次いで、図6(b)に示すように、図3(b)の場合と同様に、H1R ホログラムに記録のときの参照光2R と反対に進む同じ赤色波長の再生照明光3R を、H1R ホログラム11R に対して記録のときの参照光2R が入射する側とは反対側から入射させると、H1R ホログラム11R の面に対して記録のときの物体OR の相対位置と同じ位置に回折光4R により第2物体OR の像OR ’が再生結像される。この際、図5(b)の場合と同様に、H1R ホログラム11R の第2の分割領域11R2以外の面をマスク12を用いて遮光する。この第2物体OR の像OR ’が結像される位置近傍に2段階目のH2ホログラム記録用のフォトポリマー等からなる感光材料である赤色用感光材料21R を配置し、再生照明光3R と可干渉な同一光源からの平行光からなる参照光5R を回折光4R と反対側あるいは同じ側から青色、緑色の場合の参照光5BGと同じ入射角で同時に入射させ、感光材料21R 中に2段階目の赤色H2ホログラム21R (H2R )を露光する。露光後の感光材料21R を後処理して赤色H2ホログラムH2R を作製する。
このようにして作製されたBG,Rの2枚のH2ホログラム21BG、21R を、イメージホログラムとして記録されている第1〜第3物体OB 、OR ,OG の像OB ’、OR ’,OG ’が空間的に相互に重なるように重ね合わせることで、図4のH2ホログラムとしてのカラー切り替えホログラム30が作製され、図4で説明したのと同様にして、観察眼Eが図4の角度範囲α1 にある場合には、第1物体OB (立方体)の青色成分像OB ”がH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲α2 にある場合には、第2物体OR (三角錐)の赤色成分像OR ”がH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲α3 にある場合には、第
3物体OG (円筒体)の緑色成分像OG ”がH2ホログラム30近傍に見えることになり、見る方向により観察される画面と色が像OB ”、OR ”,OG ”と切り替わる。しかも、各物体の像OB ”、OR ”,OG ”は3次元(3D)のものであり、見る方向により異なる色の異なる立体像画面が順に切り替わる。
次に、H1、H2ホログラム記録用感光材料として、それぞれR,G,B用に同じ1枚の感光材料を用いる例を説明する。図7、図8は、H1、H2ホログラム記録用感光材料としてそれぞれ、フォトポリマーあるいは銀塩材料からなる全色用又は青赤緑色用感光材料11BRG を用いる場合の図2、図3に対応する図である。
図7の1段階目のH1ホログラムの撮影配置においては、図2との対応で、青色用感光材料11B 、赤色用感光材料11R 、緑色用感光材料11G を同一の青赤緑色用感光材料11BRG を用いる(図7(a)〜(c))点以外は、図2の場合と同じである。したがって、図7のH1ホログラムの撮影によって、1枚の感光材料11BRG に青赤緑色H1ホログラム11BRG (H1ホログラムH1)が得られる。青赤緑色H1ホログラム11BRG の面分割した領域11B1には第1物体OB のホログラムが、領域11R2には第2物体OR のホログラムが、領域11G3には第3物体OG のホログラムが記録されされている。
次いで、図8に示すように、H1ホログラム11BRG に記録のときの参照光2B 、2R 、2G と反対に進む同じ青色波長、赤色波長、緑色波長の再生照明光3B 、3R 、3G を、H1ホログラム11BRG に対して記録のときの参照光2B 、2R 、2G が入射する側とは反対側からそれぞれH1ホログラム11BRG の領域11B1、11G3に入射させる。あるいは、H1ホログラム記録時と同じ青色波長、赤色波長、緑色波長を重畳した光を入射させる。すると、H1ホログラム11BRG の面に対して記録のときの物体OB 、OR 、OG の相対位置と同じ位置に回折光4B 、4R 、4G により第1物体OB 、第2物体OR 、第3物体OG のそれぞれ像OB ’、OR ’、OG ’が重畳して再生結像される。この第1物体OB 、第2物体OR 、第3物体OG の像OB ’、OR ’、OG ’が結像される位置近傍に2段階目のH2ホログラム記録用のフォトポリマー等からなる感光材料である全色用又は青赤緑色用感光材料21BRG を配置し、再生照明光3B 、3R 、3G と可干渉な同一光源からの平行光を重畳させた青赤緑色からなる参照光5BRG を回折光4B 、4R 、4G と反対側あるいは同じ側から任意の入射角で同時に入射させ、感光材料21BRG 中に2段階目の青赤緑色H2ホログラム21BRG (H2BRG )を露光する。露光後の感光材料21BRG を後処理してH2ホログラムH2BRG を作製する。
このようにして作製されたH2ホログラムH2BRG は図4のH2ホログラムとしてのカラー切り替えホログラム30として用いられ、図4で説明したのと同様にして、観察眼Eが図4の角度範囲α1 にある場合には、第1物体OB (立方体)の青色成分像OB ”がH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲α2 にある場合には、第2物体OR (三角錐)の赤色成分像OR ”がH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲α3 にある場合には、第3物体OG (円筒体)の緑色成分像OG ”がH2ホログラム30近傍に見えることになり、見る方向により観察される画面と色が像OB ”、OR ”,OG ”と切り替わる。しかも、各物体の像OB ”、OR ”,OG ”は3次元(3D)のものであり、見る方向により異なる色の異なる立体像画面が順に切り替わる。
以上は、H1ホログラム記録時の図の上下方向の分割領域を3個としたが、2個あるいはそれより多いn個の領域に分割してもよい。次の実施例は、n個の異なる色(波長)を用いて同様にn個の色に切り替わるホログラムを作製する際に、それぞれに記録する物体O1 〜On として、共通の基準物体面Bから少しずつ突出する四角柱を用いる。このようにして記録されたH2ホログラム30の再生について、図9を参照にして説明する。このH2ホログラム30に記録のときの参照光と反対に進む白色の再生照明光6を、H2ホロ
グラム30に対して記録のときの参照光とは反対側から入射させると、回折光7により第1〜第n物体O1 〜On の像O1 ”〜On ”と基準物体面Bの像B”が空間的に重なって再生されると共に、H2ホログラム30記録のときの元のH1ホログラムの位置にH1ホログラムの記録面と同じ大きさの窓25が再生される。そして、第1〜第n物体O1 〜O3 の像O1 ”〜On ”の中、第1物体O1 の像O1 ”は窓25中の第1の分割領域に対応する範囲251 に向かうλ1 の波長(色)の回折光成分71 によって再生され、第2物体O2 の像O2 ”は窓25中の第2の分割領域に対応する範囲252 に向かうλ2 の波長(色)の回折光成分72 によって再生され、同様に図の上から順に、第n−1物体On-1 の像On-1 ”は窓25中の第n−1の分割領域に対応する範囲25n-1 に向かうλn-1 の波長(色)の回折光成分7n-1 によって再生され、第n物体On の像On ”は窓25中の第nの分割領域に対応する範囲25n に向かう回折光成分7n によってλn の波長(色)の再生される。ここで、λ1 〜λn は全て相互に異なる波長(色)であっても、あるいは近接しない範囲に向かうものは相互に幾つか同じあってもよい。
したがって、観察眼Eが図9の角度範囲α1 (窓25中の範囲251 がH2ホログラム30の参照光が入射する位置を見込む角度範囲)にある場合には、基準物体面Bの像B”から多少突出する第1物体O1 の像O1 ”がλ1 の波長の色でH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲α2 (窓25中の範囲252 がH2ホログラム30の参照光が入射する位置を見込む角度範囲)にある場合には、基準物体面Bの像B”からそれより多少多く突出する第2物体O2 の像O2 ”がλ2 の波長の色でH2ホログラム30近傍に見え、同様に図の上から順に、角度範囲αn-1 (窓25中の範囲25n-1 がH2ホログラム30の参照光が入射する位置を見込む角度範囲)にある場合には、基準物体面Bの像B”から相当多く突出する第n−1物体On-1 の像On-1 ”がλn-1 の波長の色でH2ホログラム30近傍に見え、角度範囲αn (窓25中の範囲25n がH2ホログラム30の参照光が入射する位置を見込む角度範囲)にある場合には、基準物体面Bの像B”から最大限突出する第n物体On の像On ”がλn の波長の色でH2ホログラム30近傍に見えることになり、上から下へ順に観察者の目Eが見る位置が変化することにより、観察される画面が共通の基準物体面Bの像B”から色の変化を伴いながら順に突出して来る像O1 ”〜On ”として切り替わる。しかも、各物体の像O1 ”〜On ”は3次元(3D)の連続する動きのあるものであり、見る位置により立体画面が連続するように順に切り替わる。なお、図9において、角度範囲α1 〜αn 中に図示されている像はそれぞれの位置で見える立体像を区別するために図示したものであり、基準物体面Bに対応する面から四角柱が連続的に観察者の目Eに向かって突き出てくるように見える。
この場合、図10に示すように、H2ホログラム30に対して観察者の目Eを相対的に移動させることで連続的に画面が切り替わって見える3次元立体像O”は、共通の基準面の像B”に対して色の変化を伴いながら連続して動くように見えるので、記録された立体像O”の動く方向を観察者が認識しやすく、立体感を感じやすい。
以上、本発明のカラー切り替えホログラムを実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明のカラー切り替えホログラムと従来のレリーフホログラムのカラー切り替えの様子を示す図である。 2ステップ法によりカラー切り替えホログラムを作製する際の1段階目のH1ホログラムの撮影配置を示す図である。 2段階目のH2ホログラムの撮影配置を示す図である。 作製されたカラー切り替えホログラムの作用を説明するための図である。 ホログラム記録用感光材料として青緑色用感光材料と赤色用感光材料の2種を用いる場合の図2に対応する図である。 ホログラム記録用感光材料として青緑色用感光材料と赤色用感光材料の2種を用いる場合の図3に対応する図である。 ホログラム記録用感光材料として青赤緑色用感光材料の1種を用いる場合の図2に対応する図である。 ホログラム記録用感光材料として青赤緑色用感光材料の1種を用いる場合の図3に対応する図である。 本発明に基づいて動きのあるカラー切り替えホログラムを説明するための図である。 図9の場合にH2ホログラムに対して観察者の目を相対的に移動させることで連続して再生像が動くように見える様子を示す図である。
符号の説明
E…観察者
O…記録物体
B …青色で記録する第1物体
R …赤色で記録する第2物体
G …緑色で記録する第3物体
1 〜On …記録する第1〜第n物体
B ’…第1物体の像
R ’…第2物体の像
G ’…第3物体の像
O”…記録物体の再生像
B ”…青色の再生像(第1物体の像の像)
R ”…赤色の再生像(第2物体の像の像)
G ”…緑色の再生像(第3物体の像の像)
1 ”〜On ”…第1〜第n物体の像
B…基準物体面
B”…基準物体面の像
B …第1物体からの物体光
R …第2物体からの物体光
G …第3物体からの物体光
B …第1物体からの物体光に対する参照光
R …第2物体からの物体光に対する参照光
G …第3物体からの物体光に対する参照光
B …青色波長の再生照明光
R …赤色波長の再生照明光
G …青色波長の再生照明光
B …H1B ホログラムからの回折光
R …H1R ホログラムからの回折光
G …H1G ホログラムからの回折光
B …H1B ホログラムからの回折光に対する参照光
R …H1R ホログラムからの回折光に対する参照光
G …H1G ホログラムからの回折光に対する参照光
BG…H1BGホログラムからの回折光に対する参照光
BRG …H1BRG ホログラムからの回折光に対する参照光
6…白色再生照明光
7…H2ホログラムからの回折光
B …青色の回折光成分
R …赤色の回折光成分
G …緑色の回折光成分
1 〜7n …H2ホログラムからのλ1 〜λn の波長の回折光
11B …青色用感光材料(H1B ホログラム)
11R …赤色用感光材料(H1R ホログラム)
11G …緑色用感光材料(H1G ホログラム)
11BG…青緑色用感光材料(H1BGホログラム)
11BRG …青赤緑色用感光材料(H1BRG ホログラム)
11B1…第1の分割領域
11R2…第2の分割領域
11G3…第3の分割領域
12…マスク
21B …2段階目の青色用感光材料(H2B ホログラム)
21R …2段階目の赤色用感光材料(H2R ホログラム)
21G …2段階目の緑色用感光材料(H2G ホログラム)
21BG…2段階目の青緑色用感光材料(H2BGホログラム)
21BRG …2段階目の青赤緑色用感光材料(H2BRG ホログラム)
25…記録面と同じ大きさの窓
25B1…窓中の第1の分割領域に対応する範囲
25R2…窓中の第2の分割領域に対応する範囲
25G2…窓中の第3の分割領域に対応する範囲
251 〜25n …窓中の第1〜第nの分割領域に対応する範囲
30…カラー切り替えホログラム(H2ホログラム)
40…レリーフホログラム

Claims (4)

  1. 2以上の異なる波長で記録された体積型ホログラムからなり、観察領域により観察される再生像の波長が異なる体積型ホログラムであって、白色再生照明光を照射し、再生照明光とホログラム面の法線を含む面内で連続的に再生照明光に近い位置から遠い位置あるいは遠い位置から近い位置へ観察位置を移動させた場合に、再生照明光に近い位置から遠い位置にかけて波長が順に長くなる順か、あるいは、波長の違いが混在する順であって飛び飛びに色が変化するように再生され、前記観察領域で単色で観察できることを特徴とするカラー切り替えホログラム。
  2. 2以上の異なる波長で記録された体積型ホログラムからなり、観察領域により観察される再生像の波長が異なる体積型ホログラムであって、白色再生照明光を照射し、再生照明光とホログラム面の法線を含む面内で連続的に再生照明光に近い位置から遠い位置あるいは遠い位置から近い位置へ観察位置を移動させた場合に、回折格子による波長分散の順とは異なる順の波長で飛び飛びに色が変化するように再生され、前記観察領域で単色で観察できることを特徴とするカラー切り替えホログラム。
  3. 観察位置を移動させた場合に、色の変化に伴って異なる再生像が再生されることを特徴とする請求項1又は2記載のカラー切り替えホログラム。
  4. 観察位置を移動させた場合に、異なる再生像が、空間的に重なって再生される基準物体面の像に対する動きが観察可能なように再生されることを特徴とする請求項3記載のカラー切り替えホログラム。
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