JP5218306B2 - 冷却装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、冷媒が並列に流通する複数の熱吸収流路と、それら各熱吸収流路を覆うハウジングと、前記各熱吸収流路から流出される冷媒を回収する冷媒回収部とを備え、前記複数の熱吸収流路に各々対応するかたちで前記ハウジングの上面に搭載される複数の冷却対象物と前記冷媒との熱交換に基づいてそれら冷却対象物の冷却を行う冷却装置において、前記各熱吸収流路は、その上流から下流にかけて順に幅広くかつ順に浅くなる態様で形成されてなることを要旨とする。
化が可能となり、その汎用性を高めることができるようにもなる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の冷却装置において、前記各熱吸収流路には、前記冷媒の流通方向に沿ってそれら流路を均等に区画する複数のフィンが設けられてなることを要旨とする。
前記冷却対象物は、前記各熱吸収流路の各々に対しその上流から下流にかけて複数列搭載されることを要旨とする。
向上が図られるようになる。
通常、特に電力用の半導体素子は、その駆動に伴う発熱が大きい。この点、上記構成によれば、このような半導体素子が実装されたハウジングもしくは支持板に対して、その下面全体を均等に冷却することが可能となることから、それら半導体素子間の温度差の拡大を好適に抑制することができるようになる。
図1は、この実施の形態にかかる冷却装置について、その斜視構造を模式的に示したものである。
ように、上記中心線Oを頂点として供給流路110から供給される冷媒を上流から下流にかけて自然落下せしめる熱吸収流路121〜126として傾斜状に形成されている。これにより、こうした各熱吸収流路121〜126内を冷媒が流通する際には、それら熱吸収流路121〜126を流通する冷媒に対して位置エネルギーが働くようになる。また、こうした各熱吸収流路121〜126は、それらの上流から下流にかけて順に浅くかつ順に幅広くなる態様で形成されるとともに、それら上流から下流にかけて同一の流路面積にて形成されている。このため、これら各熱吸収流路121〜126は、その下流の深さD2がその上流の深さD1よりも浅くなっているとともに、その下流の幅W2がその上流の幅W1よりも広くなっている(D1>D2、W1<W2)。
すなわちいま、上記供給流路110から各熱吸収流路121〜126に冷媒が順次分配供給されたとすると、まず、それら各熱吸収流路121〜126の上流では、各熱吸収流路121〜126を流通する冷媒のうちの上層の冷媒FUによって上記支持板200を介して半導体素子301〜306の冷却が行なわれるようになる。そして、各熱吸収流路121〜126を流通する冷媒は、各熱吸収流路121〜126がそれらの上流から下流にかけて順に幅広くかつ順に浅くなる態様で形成されたことによって、同流路121〜126の上流から下流に向かうにつれて上層の冷媒FUと下層の冷媒FDとの対流が生じるようになる。そしてこれにより、各熱吸収流路121〜126では、それらの上流から下流に向かうにつれて、半導体素子301〜306との熱交換に用いられていない下層の冷媒FDが上層に順次上昇するようになり、この冷媒FDによって半導体素子301〜306との熱交換が行なわれるようになる。またこのとき、各熱吸収流路121〜126が傾斜状に形成されていることによって、各熱吸収流路121〜126を流通する冷媒の自然落下を通じてそれら冷媒の流速が高められるとともに上層と下層との冷媒FU、FDの対流も促進されるようになる。こうして、各熱吸収流路121〜126の下流においても、半導体素子301〜306との熱交換に用いられていない冷媒、すなわち冷却能力の高い冷媒が各熱吸収流路121〜126の上層を流通するようになる。これにより、半導体素子301〜306の搭載面である支持板200の全域においてほぼ均等な冷却が行なわれるようになり、ひいては、支持板200に搭載される各半導体素子301〜306に対して均等な冷却が行なわれるようになる。
(イ)冷却部で冷却された冷媒がポンプPの駆動に伴って供給流路110に供給される。(ロ)こうして供給流路110に供給された冷媒は、上記各熱吸収流路121〜126に順次分配供給される。
(ハ)各熱吸収流路121〜126に順次分配供給された冷媒は、それらの上流から下流にかけて流通する際、各半導体素子301〜306との熱交換を通じてそれら半導体素子301〜306の冷却を行なう。
(ニ)このようにして各半導体素子301〜306との熱交換に用いられた冷媒が各熱吸収流路121〜126から流出すると、それら冷媒が排出流路130にて順次合一される。
(ホ)排出流路130にて合一された冷媒は、再び還流流路140に供給され、冷却部にて冷却されたのちに、こうした冷却系内を再循環する。
(1)上記各熱吸収流路121〜126を、その上流から下流にかけて順に幅広くかつ順に浅くなる態様で形成することとした。このため、それら熱吸収流路121〜126の上流と下流とで共に均等な冷却能力を有するようになり、半導体素子301〜306の搭載面においてほぼ均等な冷却能力を有するようになる。
以下、本発明にかかる冷却装置を具現化した第2の実施の形態について、図5及び図6を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態は、冷却対象とする半導体素子として、上記各熱吸収流路121〜126の各々に対しそれらの上流から下流にかけて複数列搭載したものに適用したものであり、その基本的な構成は先の第1の実施の形態と共通になっている。
(イ)冷却部で冷却された冷媒がポンプPの駆動に伴って供給流路110に供給される。(ロ)こうして供給流路110に供給された冷媒は、上記各熱吸収流路121〜126に順次分配供給される。
(ハ)各熱吸収流路121〜126に冷媒が順次分配供給されると、まず、各熱吸収流路121〜126の上流においては、各熱吸収流路121〜126の上層を流通する冷媒と各半導体素子301〜306との熱交換を通じてそれら半導体素子301〜306の冷却が行なわれるようになる。そして、各熱吸収流路121〜126の下流においては、主に各半導体素子301〜306との熱交換に用いられていない冷媒と、各半導体素子311〜316との熱交換を通じてそれら半導体素子311〜316の冷却が行なわれるようになる。
(ニ)このようにして各半導体素子301〜306、311〜316との熱交換に用いられた冷媒が各熱吸収流路121〜126から流出すると、それら冷媒が排出流路130にて順次合一される。
(ホ)排出流路130にて合一された冷媒は、再び還流流路140に供給され、冷却部にて冷却されたのちに、こうした冷却系内を再循環する。
(6)各熱吸収流路121〜126の各々の上流と下流とに対応する態様で、半導体素子301〜306と半導体素子311〜316とを2列に搭載することとした。このため、各熱吸収流路121〜126によって2列に搭載された各半導体素子301〜306、311〜316を均等に冷却することができるようになり、ひいては、より多くの冷却対象物を均等に冷却することができるようになる。
なお、上記実施の形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・上記第1の実施の形態では、上記各熱吸収流路121〜126の各々に対応する態様で半導体素子301〜306を一列に搭載することとし、また、上記第2の実施の形態では、各熱吸収流路121〜126の各々の上流と下流とに対応する態様で、半導体素子301〜306と半導体素子311〜316とを二列に搭載することとした。冷却対象としての各半導体素子301〜306、311〜316の搭載態様は、熱吸収流路121〜126の各々に対応してそれら上流から下流にかけて搭載されるものであればよく、この他、三列以上に支持板200上に各半導体素子を搭載するようにしてもよい。
れるようになる。
Claims (9)
- 冷媒が並列に流通する複数の熱吸収流路と、それら各熱吸収流路を覆うハウジングと、前記各熱吸収流路から流出される冷媒を回収する冷媒回収部とを備え、前記複数の熱吸収流路に各々対応するかたちで前記ハウジングの上面に搭載される複数の冷却対象物と前記冷媒との熱交換に基づいてそれら冷却対象物の冷却を行う冷却装置において、
前記各熱吸収流路は、その上流から下流にかけて順に幅広くかつ順に浅くなる態様で形成されてなる
ことを特徴とする冷却装置。 - 前記冷媒を一本の流路から前記複数の熱吸収流路へ順次分配供給する供給流路を備えるとともに、前記冷媒回収部はそれら各熱吸収流路から流出される冷媒を順次合一して排出する排出流路として形成され、前記複数の熱吸収流路は、これら供給流路と排出流路との間に並列に接続されてなる
請求項1に記載の冷却装置。 - 前記熱吸収流路は、前記供給流路の中心を対称の軸として、該供給流路の両側方となる2方向に線対称に形成されてなる
請求項2に記載の冷却装置。 - 前記熱吸収流路は、前記供給流路を頂点として前記供給される冷媒を前記排出流路へ自然落下せしめる傾斜状に形成されてなる
請求項2又は3に記載の冷却装置。 - 前記熱吸収流路は、その上流から下流にかけて同一の流路面積にて形成されてなる
請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 前記各熱吸収流路には、前記冷媒の流通方向に沿ってそれら流路を均等に区画する複数のフィンが設けられてなる
請求項1〜5のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 前記冷却対象物は、前記各熱吸収流路の各々に対応してその上流から下流にかけて複数列搭載される
請求項1〜6のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 前記複数の冷却対象物はそれらが接合された支持板を介して前記ハウジングの上面に搭載されるものである
請求項1〜7のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 前記冷却対象物は絶縁基板に実装された半導体素子である
請求項1〜8のいずれか一項に記載の冷却装置。
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