JP5217515B2 - Icタグのゴム材料中への成型方法、icタグ入りゴムシートの製造方法 - Google Patents

Icタグのゴム材料中への成型方法、icタグ入りゴムシートの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5217515B2
JP5217515B2 JP2008054268A JP2008054268A JP5217515B2 JP 5217515 B2 JP5217515 B2 JP 5217515B2 JP 2008054268 A JP2008054268 A JP 2008054268A JP 2008054268 A JP2008054268 A JP 2008054268A JP 5217515 B2 JP5217515 B2 JP 5217515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
rubber
contact
molding
thin plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008054268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009208370A (ja
Inventor
哲治 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2008054268A priority Critical patent/JP5217515B2/ja
Publication of JP2009208370A publication Critical patent/JP2009208370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217515B2 publication Critical patent/JP5217515B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、ICタグのゴム材料中への成型方法とICタグ入りゴムシートの製造方法に関する。詳しくは、ICタグをゴム材料からなるゴムシートやゴムマット中に組み込みして使用する場合の成型方法やゴムシートの製造方法に関する。
非接触ICタグは無接点で情報記録できる利便性から各種方面で利用されるようになっている。近年は、単に物品の外表面に貼付して使用するのみならず、プラスチック中に射出成型して使用したり、コンクリート中に埋め込みして使用する場合もある。
特徴ある用い方の一つとして、ゴム材料中に組み込みして使用する用途がある。例えば、一定期間毎に交換使用するレンタル用のゴムマットに非接触ICタグを埋め込みしておけば、製品の製造年月日や交換時期、使用回数を記憶させておくことができると共に、非接触リーダライタを用いて情報の記憶や書き込みが簡単にできる利便性が得られる。
しかし、ゴム製品に装填する場合は、生ゴムによる加工が必要になる。生ゴムを加硫して成型加工する際は、ある程度の高い温度(200°C近くになる場合がある。)を比較的に長時間持続させながらプレス成型する必要があり、この間に非接触ICタグが動作しなくなる場合がある。圧力も加えられるので、ICタグのアンテナ回路の断線やICチップとアンテナとの接続が不良となることも考えられるが、過去の結果を調べるとICチップ自体が熱の影響を受けて機能しなくなっている場合が多い。実際にICチップ自体が、200°C近くでの数分間以上の耐熱性は保証されていない。
そこで本発明は、ICタグのゴム材料中への成型加工において、従来の加熱成型であってもICタグのICチップが受ける熱影響を少なできる成型方法を提案するものである。 本願に直接関連する先行特許文献は検出されないが、タイヤ中にICタグを組み込むものとして、特許文献1がある。また、食器本体の糸底内にエポキシ樹脂を用いて、無線タグによるデータキャリアを配設する技術として特許文献2がある。
特開2005−47016号公報 特開2005− 408号公報
ゴム成型物内に非接触ICタグを実装する場合は、前述のようにゴムの成型加工時の熱により、ICタグのICチップが機能を喪失する場合が多い。そこで、ゴムの成型加工時の熱の影響を少なくする加工方法を研究して完成したものである。
本発明の要旨の1は、外面全体をプラスチック成型された薄板状の非接触ICタグを、ゴム成型物中に装填する成型加工において、薄板状の非接触ICタグの外面全体をゴム成型材料よりも熱伝導率の低い、絹、羊毛、ポリエステル、ナイロンのいずれかの材料からなる単層または2層の繊維布で被覆した後、ゴム材料間に配設し、熱圧プレスして成型することを特徴とするICタグのゴム材料中への成型方法、にある。
本発明の要旨の2は、外面全体をプラスチック成型された薄板状の非接触ICタグを、ゴム成型物中に装填するゴムシートの製造方法において、薄板状の非接触ICタグの外面全体をゴム成型材料よりも熱伝導率の低い、絹、羊毛、ポリエステル、ナイロンのいずれかの材料からなる単層または2層の繊維布で被覆した後、ゴム材料間に配設し、熱圧プレスして成型することを特徴とするICタグ入りゴムシートの製造方法、にある。
本発明のICタグのゴム材料中への成型方法によれば、熱的影響を受けやすいICタグをゴム材料よりも熱伝導率の低い繊維布で被覆保護しているので、ICタグのICチップが熱圧プレス時の長時間の熱からの影響を受け難くされ、ICチップの機能不良発生を少なくできる。
成型加工に特別な技術を必要としないで、従来の加工方法を僅かに変えて行うことができる。繊維布で被覆保護するだけなので材料的コストも最小限にすることができる。
追加材料が薄層の繊維布による被覆保護なので、ゴム成型物に凹凸を生じず、従来品と同様な製品が得られる。
本発明のゴムシートの製造方法も上記と同様の効果が得られる。
本発明は、ICタグのゴム材料中への成型方法等に関するが、以下、図面を参照して説明する。図1は、ゴム製品中のICタグを示す断面図、図2は、成型方法の例を示す図、図3は、薄板状の非接触ICタグを繊維布に包む状態を示す図、図4は、薄板状の非接触ICタグの断面を示す図、図5は、試験資料作製状態を示す図、である。
図1のように、非接触ICタグ1は、ゴム材料からなる製品10中に装填されて成型されている。ここで用いる非接触ICタグ1は、薄板状の非接触ICタグであり、円形や矩形状の平面外形を有している。薄板状の非接触ICタグ1の内部には、耐熱性のプラスチックシート面に形成されたアンテナコイルとそれに装着したICチップからなる、いわゆる通常一般に言う非接触ICタグシート1s(無線タグのことであり、インレットということもある。)の小型サイズ品が挿入されている。非接触ICタグシート1sそのものでは、ゴム等の熱成型に耐えないので、その外面をプラスチックでモールド成型したものを使用するものである。製品10中の薄板状の非接触ICタグ1はその外面全体がさらに繊維布2で被覆されている。
ゴム材料からなる製品10とは、生ゴム等を加硫して熱圧成型した製品であればよく、ゴムシートやゴムマット、ゴムホース、ゴム製水泳用具、ゴムタイヤ等が該当する。
本発明方法では、非接触ICタグ1の外面全体をゴム材料よりも熱伝導率の低い繊維布2で被覆してゴム材料中に充填した特徴がある。ゴム成型では、100°C乃至200°C、好ましくは130°C乃至170°C程度の熱条件と圧力が、5乃至60分間、好ましくは10乃至30分間持続してかけられるので、非接触ICタグ1のICチップが損傷することが多い。そこで、熱伝導率の低い繊維布2を用いて、ICタグ1を被覆してICチップへの熱的影響を低減させるものである。
表1は、各種材料の熱伝導率(W/m・K)を示す表である。括弧内は測定時の温度条件を示している。
Figure 0005217515
理科年表(国立天文台編)[丸善株式会社]平成8年11月30日発行の485頁による。
繊維布の場合は、繊維集合体であって繊維と空気の複合体であるため、厳密には熱伝導率は定義されず、有効熱伝導率あるいは見かけの熱伝導率が用いられる。紳士服地と婦人服地については、それぞれ0.026〜0.071W・m-1・K-1、0.031〜0.088W・m-1・K-1の範囲とされる。各種衣服材料の有効熱伝導率(W/m・K)としては、以下の値が示されている。(社団法人繊維学会編「第2版繊維便覧」[丸善株式会社平成6年3月25日発行]第274頁〜275頁からの引用)
綿織物(0.045)、化繊織物(0.035)、混紡布(0.041)、
絹織物(0.028)
一方、ゴム系の熱伝導率(W/m・K)は、天然ゴム(0.1420)、クロロプレンゴム(0.1930)、スチレン−ブタジエンゴム(0.2470)、アクリロニトリルゴム(0.2470)、ブチルゴム(0.0922)、トランスイソプレンゴム(0.2010)(「化学便覧基礎編改定5版」(日本化学会編)平成16年2月20日発行)とされ、一般の繊維布の有効熱伝導率よりは高い熱伝導率を示している。
表1にはないが、ポリエステル繊維も低い熱伝導率の材料として知られている。石綿も熱伝導率は小さいが布状にはなり難い。環境上の問題もあって使用には適しない。紙も比較的に低い熱伝導率の値を示しているが、試験結果では良好な結果を示さなかった。
なお、炭素繊維は熱伝導率の高い材料として知られている。
図2は、成型方法の例を模式的に示す図である。各素材を引き離して示した横断面図である。加熱できるプレス下型11の上面に、クッション材12とアルミ板13を敷き、その上に未加硫の下ゴムバッキング14を置く、下ゴムバッキング14には非接触ICタグ1を納める孔15が設けられている。孔15は未加硫下ゴムバッキング14を型材で押圧して形成できる。孔15内に熱伝導率の低い繊維布2で被覆した薄板状の非接触ICタグ1を納める。下ゴムバッキング14の上には、同様に、未加硫の上ゴムバッキング16とアルミ板17、クッション材18を敷き、プレス上型19を押し下げ適当な加圧機構によって、プレス下型11上の積層物の全面に圧力を加え、プレス下型11の熱によって、ゴムバッキング14,16の加硫温度で所定時間加熱して、薄板状の非接触ICタグ1とゴムバッキングを一体に加硫固着させることができる。
ゴムバッキングに型付けする場合は、クッション材12,18とゴムバッキング14,16の間に型付けしたアルミ板やクロムメッキ金属板を挿入することができる。ただし、アルミ型板の凸部が非接触ICタグ1部分を押圧しないようにする必要があり、ICタグに当接する面は平滑面にしておくことが好ましい。非接触ICタグ1が破砕したりアンテナ線が断線して機能不良となるのを避けるためである。
図3は、薄板状の非接触ICタグを繊維布に包む状態を示す図であって、図3(A)は、薄板状の非接触ICタグ1を繊維布2を袋状に縫製してその中にICタグ1を詰める状態、図3(B)は、2枚の繊維布2を重ねた層間にICタグ1を入れるように表裏の繊維布2の周囲を接着剤で接着封止した状態、である。ICタグ1を詰めた後の開口部は縫っても接着剤で封止してもよい。この他にも各種の包み方があると考えられる。これらいずれの方法でも採用できるが、上下ゴムバッキング間が密着しない範囲を小さくするため、繊維布2の面積が薄板状ICタグ1の面積よりもあまり大きくならないようにする。
ゴムバッキングを形成するためのゴム組成物としては、例えば、天然ゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレン−非共役ジエンゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリイソブチレンポリブチルゴム、スチレンブタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、弗素樹脂系ゴム、ポリウレタンゴム等の任意のゴム組成物を使用することができる。これらのゴムには、それ自体公知の配合剤、例えば加硫剤としての硫黄、加硫助剤、老化防止剤、補強剤、充填剤、顔料等を配合することができる。
未加硫ゴムバッキングの加硫は、圧力として2乃至20kg/cm2 (ゲージ)のプレス圧力の下で、100乃至200°C、好ましくは130乃至170°Cの温度で、5乃至60分間、好ましくは10乃至30分間行われる。
図4は、薄板状の非接触ICタグ1の断面を示す図である。本発明に用いる非接触ICタグの外観は、円形や矩形の薄板状(プレート状)外形を有する。薄板状外形が成型後の製品に凹凸形状を形成し難いからである。
図4のように、薄板状の非接触ICタグ1の内部には非接触ICタグシート1sが入っており、非接触ICタグシート1sには、アンテナコイル4が形成されICチップ3が装着されている。薄板の厚みdは、0.5mmから5.0mm程度となる。ただし、厚みが5mm程度を超える場合は、熱的影響を受けることは少なくなるが成型も困難になる。
本発明では、0.5mm〜5.0mm程度の厚みの非接触ICタグ1を対象とする。円形の場合の直径φ、矩形状の場合の差し渡し(対角線)長さは、特に制限されないが通常5mmから50mm程度のものである。
非接触ICタグ1の中心層となる部分には、ICタグシート1sが納められている。ICタグシート1sは、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリイミド等のプラスチックシートにアンテナコイル4を形成し、当該コイル端部にICチップ3を装着したものである。そのICタグシート1sを金型に入れてプラスチック成型したものである。
本来、ICタグシート1s自体が非接触通信機能を有するが、使い易さや用途を考慮して、外面全体をプラスチック成型して薄板状にしたのが、本発明で使用する非接触ICタグ1である。従って、非接触ICタグ1はICタグシート1sの二次加工品に該当する。 ICタグシート1sの成型に際してもICチップ等の熱的損傷を生じないように各種の工夫がされている。その例は、特開2005−332116号等に記載されているが、射出成型の場合、熱的影響を受けるのは比較的に短時間であり、その保護手段を、ゴム成型に同様には適用できない。
薄板状非接触ICタグ1の成型に使用するプラスチック材料には、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ABSなどの汎用樹脂や、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、などの汎用エンジニアリングプラスチック樹脂、液晶ポリマー(LCP)やポリフェニレンサルファイト(PPS)などのスーパーエンジニアリングプラスチック樹脂が用いられるが、本発明で使用するためには、耐熱性の優れる液晶ポリマーやポリフェニレンサルファイト樹脂により成型したものが好ましい。
プラスチック成型した薄板状の非接触ICタグ1として、直径φ=15.5mm、厚み2.8mmの円形非接触ICタグ1を60個使用した。このものは、ICタグシート1sの表裏面と外周をPPS樹脂で射出成型したものである。なお、使用した非接触ICタグ1は、13.56MHzの周波数のものであり、プレス前にはいずれも通信性能に問題はなかった。低熱伝導率の繊維材料として、シルク(絹)、ポリエステル、ナイロンからなるシルクスクリーン印刷用の繊維布(スクリーンメッシュ)とウール(羊毛)製の薄地の布を使用した。シルクスクリーン印刷用の繊維布を単層で使用したものと、2層重ねにしたものを使用した。なお、ウール(羊毛)製の薄地の布は単層でのみ試験した。
図4は、試験資料作製状態を示す図である。非接触ICタグ1が入る幅(約22mm)の筒状に繊維布を縫い目2nにより縫製し、その中に非接触ICタグ1を約25mm間隔で詰めた。なお、繊維布は単層のものと2層にしたものを用いた。
隣接する非接触ICタグ1間を、塩化ビニル樹脂とウレタン樹脂からなる溶剤型接着剤(「多用途強力接着剤」(住友スリーエム株式会社発売))を用いて幅約3mmで接着し、接着剤2kが乾燥した後に接着幅約3mmの中心を切断線2sで切断して単位毎の非接触ICタグ1に分離した。各繊維材料について、10個(単層のものが5個、2層のものが5個)の非接触ICタグ1の試験材料が得られるようにした。ただし、ウール(羊毛)製の薄地の布は単層でのみ10個試験した。
なお、各繊維布の仕様は以下の表2のとおりである。厚さは、無張力状態で測定したものである。OPAとはスクリーンにおける開口域の率(%)のことである。
[表2] インチ 線径 厚さ OPA
メッシュ (μm) (μm) (%)
(1)シルク(絹) 86 110 145 38
(2)ポリエステル 100 55 95 61
(3)ナイロン 80 127 250 36
(4)ウール(羊毛) 50 240 340 −
この実施例では、単層の最も薄いものはポリエステルの95μmであり、最大厚さは、2枚重ねのナイロンであって500μmのとなる。
その後、図2に図示するようなプレス装置を使用して、厚さ5mmの未加硫ニトリル−ブタジエンゴムシート(15cm×15cm)の2枚間に、下側未加硫ゴムシートには孔15を設けてから非接触ICタグ1を挿入し、2kg/cm2 (ゲージ)の圧力でプレスし、180°Cの温度で6分間ゴムの加硫を行わせて、厚さ約10mmのゴムシートを製造した。上記(1)〜(4)の4種と下記比較例の2種を加え、1回のプレスで6個を同時に装填して成型し、都合10回のプレスを行った。
[比較例]
繊維布を被覆しない裸の状態の非接触ICタグ1を10個と上質紙(厚み100μm)を単層と2層にして被覆したもの(各5個)を比較例とし、これを実施例と同一の条件で試験した。
<試験結果>
成型後のゴムシートを単位の非接触ICタグ毎に切断したものについて、非接触ICタグ1の読取試験を13.56MHzの非接触リーダライタを用いて行った。その結果、単層のものも2層のものも、シルク(絹)、ポリエステル、ナイロン、ウール(羊毛)のいずれも通信不良の結果を示すものは1個も発生しなかった。
ただし、比較例では、裸の状態の非接触ICタグ1は、3個の通信不良品が発生した。また、上質紙被覆のものは単層被覆1個、2層被覆1個の通信不良品が発生した。いずれもアンテナ自体に損傷はなく、ICチップ3が機能しなくなっていることも分かった。
以上の結果から繊維布による被覆がICチップの顕著な熱損傷防止に効果することが認められた。
本発明は、実施例の条件に限定されず、各種のゴム成型方法に適用できるものである。請求項で「単層または2層」としているのは、薄肉(5mm〜15mm程度以内)のゴムシートの成型の場合であって、厚肉の成型であれば、より多層にできることは自明のことである。使用する繊維布も実施例には限定されないものである。
ゴム製品中のICタグを示す断面図である。 成型方法の例を示す図である。 薄板状の非接触ICタグを繊維布に包む状態を示す図である。 薄板状の非接触ICタグの外観と断面を示す図である。 試験資料作製状態を示す図である。
符号の説明
1 薄板状非接触ICタグ
1s ICタグシート
2 繊維布
3 ICチップ
4 アンテナコイル
10 ゴム材料からなる製品
11 プレス下型
12,18 クッション材
13,17 アルミ板
14 下ゴムバッキング
15 孔
16 上ゴムバッキング
19 プレス上型

Claims (2)

  1. 外面全体をプラスチック成型された薄板状の非接触ICタグを、ゴム成型物中に装填する成型加工において、薄板状の非接触ICタグの外面全体をゴム成型材料よりも熱伝導率の低い、絹、羊毛、ポリエステル、ナイロンのいずれかの材料からなる単層または2層の繊維布で被覆した後、ゴム材料間に配設し、熱圧プレスして成型することを特徴とするICタグのゴム材料中への成型方法。
  2. 外面全体をプラスチック成型された薄板状の非接触ICタグを、ゴム成型物中に装填するゴムシートの製造方法において、薄板状の非接触ICタグの外面全体をゴム成型材料よりも熱伝導率の低い、絹、羊毛、ポリエステル、ナイロンのいずれかの材料からなる単層または2層の繊維布で被覆した後、ゴム材料間に配設し、熱圧プレスして成型することを特徴とするICタグ入りゴムシートの製造方法。
JP2008054268A 2008-03-05 2008-03-05 Icタグのゴム材料中への成型方法、icタグ入りゴムシートの製造方法 Active JP5217515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008054268A JP5217515B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 Icタグのゴム材料中への成型方法、icタグ入りゴムシートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008054268A JP5217515B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 Icタグのゴム材料中への成型方法、icタグ入りゴムシートの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009208370A JP2009208370A (ja) 2009-09-17
JP5217515B2 true JP5217515B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41181985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008054268A Active JP5217515B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 Icタグのゴム材料中への成型方法、icタグ入りゴムシートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217515B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6484530B2 (ja) * 2015-08-31 2019-03-13 ニッタ株式会社 Icタグを含むゴム製品
DE102019207402A1 (de) 2019-05-21 2020-11-26 Continental Reifen Deutschland Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Gummibauteiles
JP2023552398A (ja) * 2020-12-02 2023-12-15 ブリヂストン ヨーロッパ エヌブイ/エスエイ ゴム物品用電子デバイスの製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3853930B2 (ja) * 1997-09-26 2006-12-06 株式会社マースエンジニアリング 非接触データキャリアパッケージおよびその製造方法
JP4066929B2 (ja) * 2003-10-08 2008-03-26 株式会社日立製作所 電子装置及びその製造方法
JP4723818B2 (ja) * 2004-04-27 2011-07-13 オムロン株式会社 Icタグ取り付け方法、icタグ付き物品、及びicタグ
JP4755524B2 (ja) * 2006-04-14 2011-08-24 株式会社日立製作所 リストバンド
US7598877B2 (en) * 2006-05-30 2009-10-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Transponder carrier for a tire

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009208370A (ja) 2009-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7851039B2 (en) Decorative trim and method for making same
EP2772873B1 (en) Rfid tag for a flexible material product
CN104943621B (zh) 具有覆皮的产品的末端部结构
JP5217515B2 (ja) Icタグのゴム材料中への成型方法、icタグ入りゴムシートの製造方法
US20150190682A1 (en) Systems and methods for producing a ball
US9045158B2 (en) Deformable heating element
JP5385529B2 (ja) スペーサファブリック
JP5709692B2 (ja) ランドリー用rfidタグ
JP2007538162A5 (ja)
JP4846351B2 (ja) Icタグ
KR101888575B1 (ko) 히팅층을 포함하는 도어트림 구조체 및 그 제조방법
KR20130017858A (ko) 드럼 실링용 가스켓 패드 제조방법
US20080050551A1 (en) Flexible substrate or laminate and method of forming and using same
US7169249B1 (en) Method of joining textile elements
JP6569638B2 (ja) 素子装置
CN113423885B (zh) 用于粘合织物的编织低熔点纱线
JP2021187124A (ja) 表皮材、内装材、内装材の製造方法
JP2013047880A (ja) 無線タグ
CN204845776U (zh) 一种全覆盖立体汽车侧边防护垫
JP2006336163A (ja) 足甲部装着用パット及びその製造方法
CN109619739A (zh) 羊绒面料的制版缝制工艺
JP6632440B2 (ja) 車両用シート及びその製造方法
CN218906567U (zh) 一种无胶型的化纤布
JP2014008893A (ja) 表皮加飾品及び表皮加飾品における表皮材の貼着方法
CN201388666Y (zh) 一种sbr丁苯橡胶发泡层电脑包

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5217515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150