JP5217251B2 - 固体撮像装置、その製造方法および撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置、その製造方法および撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置、その製造方法および撮像装置に関する。
CCD(Charge Coupled Device)の電荷転送に関して、例えば、4相駆動で電荷転送を行う場合、図15に示すように、HighとLowの2値のパルス電圧VH、VLを印加する。通常、VHは基準電圧となる0Vを用い、VLは、シリコン基板とゲート酸化膜との界面に発生する不要電荷が転送電極下の空乏層内に蓄積されて、暗電流にならないような電圧に設定される。その電圧は、転送電極下のシリコン基板に正孔蓄積層が形成される電圧(ピニング電圧、例えば、−9.0V)より低い値に設定され、通常、ピニング電圧をVpとすると、VLはVpよりも0.5V程度低い−9.5Vを使用する。ピニング電圧は、転送電極下部のN型領域、P型領域の不純物濃度、及びゲート絶縁膜の厚さにより決定される(例えば、特許文献1参照。)。
次に、4相駆動で電荷転送を行うCCDの垂直電荷転送部を、図16の模式的断面図によって説明する。図16に示すように、4相駆動で電荷転送を行うCCDの垂直電荷転送部は、一例として、半導体基板111上にゲート絶縁膜151を介して転送電極152(φ1)、152(φ2)、152(φ3)、152(φ4)が順に繰り返し形成されている。さらに、これらの転送電極152を覆う層間絶縁膜153が形成されている。この層間絶縁膜153は、シリコン酸化膜で形成されている。
上記構成の垂直電荷転送部を有する固体撮像装置では、パルス電圧VLが印加されている領域がより強くピニングされることで、暗電流が低減される。しかしながら、パルス電圧VLの値をより下げる(絶対値を大きくする)には限界がある。また、パルス電圧VLの値をより下げることができ、ピニング状態を維持することができたとしても、一般に低消費電力化が求められている固体撮像装置では、消費電力が増大する点で不利となる。
特開平10−150184号公報
解決しようとする問題点は、暗電流の低減と消費電力の低減を両立させることが困難なことである。
本発明は、暗電流の低減と消費電力の低減を両立させることを可能にする。
請求項1に係る本発明は、入射光を光電変換する受光部と、前記受光部で光電変換された信号電荷を転送するnチャネル絶縁ゲート型の電荷転送部とを有する固体撮像装置において、前記電荷転送部の転送電極を直接覆って形成された負の固定電荷を有する絶縁膜を有することを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、負の固定電荷を有する絶縁膜中の負の固定電荷により、電荷転送部のしきい値電圧は正の方向(エンハンスメント側)に移行するため、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。またパルス電圧VLの設定値を上げても(その絶対値を小さくしても)ピニング状態を維持できるようになり、消費電力が低減される。
請求項9に係る本発明は、入射光を光電変換する受光部と、前記受光部で光電変換された信号電荷を転送するnチャネル絶縁ゲート型の電荷転送部とを有する固体撮像装置の製造方法において、半導体基板に前記電荷転送部を形成した後、前記電荷転送部の転送電極を直接覆って負の固定電荷を有する絶縁膜を形成することを特徴とする。
請求項9に係る本発明では、電荷転送部の転送電極上に負の固定電荷を有する絶縁膜を形成することから、負の固定電荷を有する絶縁膜中の負の固定電荷により、電荷転送部のしきい値電圧は正の方向(エンハンスメント側)に移行するため、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。またパルス電圧VLの設定値を上げても(その絶対値を小さくしても)ピニング状態を維持できるようになり、消費電力が低減される。
請求項10に係る本発明は、入射光を集光する集光光学部と、入射光を光電変換して電気信号を出力する複数のセンサ部のそれぞれに該入射光を集光する集光レンズを備えた固体撮像装置と、前記固体撮像装置で光電変換された信号を処理する信号処理部とを備え、前記固体撮像装置は、入射光を光電変換する受光部と、前記受光部で光電変換された信号電荷を転送するnチャネル絶縁ゲート型の電荷転送部とを有する固体撮像装置であって、前記電荷転送部の転送電極を直接覆って形成された負の固定電荷を有する絶縁膜を有することを特徴とする。
請求項10に係る本発明では、本願発明の上記固体撮像装置を用いることから、暗電流が低減された低消費電力の固体撮像装置が用いられることになる。
請求項1に係る本発明によれば、負の固定電荷を有する絶縁膜が形成されているため、その負の固定電荷により暗電流を低減することができるので、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。また、電荷転送部のしきい値電圧がよりエンハンスメント側に移行できることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、低消費電力化が可能になるという利点がある。
請求項9に係る本発明によれば、負の固定電荷を有する絶縁膜を形成するため、その負の固定電荷により暗電流を低減することができるので、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。また、電荷転送部のしきい値電圧がよりエンハンスメント側に移行できることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、低消費電力化が可能になるという利点がある。
請求項10に係る本発明によれば、暗電流を抑制することができる固体撮像装置を用いているため、撮像画像におけるノイズを低減できるので、高品位な画像を記録できるという利点がある。
本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第1実施例)を、図1の概略構成断面図によって説明する。図1では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。
図1に示すように、半導体基板11にp型ウエル領域21が形成され、そのp型ウエル領域21中に電荷転送部50のn型チャネル領域22が形成されている。このn型チャネル領域22上には、ゲート絶縁膜51を介して転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4)が順に形成されている。したがって、この固体撮像装置1は4相駆動となっている。上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間には、負の固定電荷を有する絶縁膜61が形成されている。この負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記各転送電極52を被覆するように形成されている。さらに、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61上には別の絶縁膜(以下、層間絶縁膜という)53が形成されている。この層間絶縁膜53は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記n型チャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、例えば3nm〜20nm程度の膜厚に形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、例えば、二酸化ハフニウム(HfO2)、三酸化二アルミニウム(Al23)、五酸化二タンタル(Ta25)、三酸化二ランタン(La23)もしくは三酸化二イットリウム(Y23)からなる。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記化合物の他に、二酸化ジルコニウム(ZrO2)、三酸化二プラセオジム(Pr23)、三酸化二ネオジム(Nd23)、三酸化二プロメチウム(Pm23)、三酸化二サマリウム(Sm23)、三酸化二ユウロピウム(Eu23)、三酸化二ガドリニウム(Gd23)、三酸化二テルビウム(Tb23)、三酸化二ジスプロシウム(Dy23)、三酸化二ホルミウム(Ho23)、三酸化二エルビウム(Er23)、三酸化二ツリウム(Tm23)、三酸化二イッテルビウム(Yb23)、三酸化二ルテチウム(Lu23)、二酸化チタン(TiO2)等で形成されていてもよい。要するに、負の固定電荷を膜中に有する絶縁膜であればよい。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置1では、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルを変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても(絶対値を小さくしても)、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧を正の方向(エンハンスメント側)に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記層間絶縁膜53とともに、固体撮像装置1の受光部(図示せず)上にも形成されることから、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61と上記層間絶縁膜53とを合わせた膜厚が受光部(図示せず)上で反射防止膜となる膜厚になるように、両者の膜厚を設定することができる。
次に、本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第1実施例)を、図2および図3の製造工程断面図によって説明する。図2および図3では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。なお、前記固体撮像装置1と同様な構成部品には同一符号を付与して説明する。
図2(1)に示すように、半導体基板11にp型ウエル領域21を形成し、そのp型ウエル領域21に電荷転送部のn型チャネル領域22を形成する。上記半導体基板11には、例えばシリコン基板を用いる。上記p型ウエル領域21、n型チャネル領域22は、例えばレジストマスク(図示せず)を用いたイオン注入により形成される。このように半導体基板11にp型ウエル領域21、n型チャネル領域22が形成された状態で、上記半導体基板11上にゲート絶縁膜51を形成する。このゲート絶縁膜51は、例えば酸化シリコン膜で形成され、その膜厚を例えば20nmとした。この成膜方法は、例えば熱酸化法を用いることができる。
次に、図2(2)に示すように、上記ゲート絶縁膜51上に、転送電極を形成するための電極形成膜91を形成する。この電極形成膜91は、例えば、リン(P)ドープト非晶質シリコン膜で形成され、その膜厚を例えば200nmとした。この成膜方法は、例えば化学気相成長法を用いることができる。
次に、図2(3)に示すように、通常のレジストマスクを用いたエッチングにより、上記電極形成膜91(前記図2(2)参照)をパターニングして、転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4、)を形成する。したがって、この固体撮像装置1は4相駆動となる。
次に、図2(4)に示すように、上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間に、負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成する。この負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記各転送電極52を被覆するように形成されるとともに、各転送電極間に位置するゲート絶縁膜51を被覆するように形成される。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記n型チャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、例えば3nm〜100nm程度の膜厚に形成される。その成膜方法は、例えば原子層蒸着(ALD:Atomic Layer Deposition)法、MOCVD法を用いる。ここでは、ALD法によって、例えば10nmの厚さの酸化ハフニウム膜で形成した。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、例えば、二酸化ハフニウム(HfO2)、三酸化二アルミニウム(Al23)、五酸化二タンタル(Ta25)、三酸化二ランタン(La23)もしくは三酸化二イットリウム(Y23)で形成する。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記化合物の他に、二酸化ジルコニウム(ZrO2)、三酸化二プラセオジム(Pr23)、三酸化二ネオジム(Nd23)、三酸化二プロメチウム(Pm23)、三酸化二サマリウム(Sm23)、三酸化二ユウロピウム(Eu23)、三酸化二ガドリニウム(Gd23)、三酸化二テルビウム(Tb23)、三酸化二ジスプロシウム(Dy23)、三酸化二ホルミウム(Ho23)、三酸化二エルビウム(Er23)、三酸化二ツリウム(Tm23)、三酸化二イッテルビウム(Yb23)、三酸化二ルテチウム(Lu23)、二酸化チタン(TiO2)等で形成してもよい。要するに、負の固定電荷を膜中に有する絶縁膜であればよい。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
次いで、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61上には別の絶縁膜(以下、層間絶縁膜という)53を形成する。この層間絶縁膜53は、例えば酸化シリコン膜で形成する。ここでは、化学気相成長法によって、例えば700nmの厚さの酸化シリコン膜で形成した。
次に、図3(5)に示すように、層間絶縁膜53に各転送電極52に通じる接続孔53hを形成する。この接続孔53hの形成方法は、通常のレジストマスクを用いたエッチングによる。その後、図示はしないが、上記接続孔53hを通じて各転送電極52に接続される配線を形成する。
上記固体撮像装置の製造方法(第1実施例)では、電荷転送部50の転送電極52上に負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成することから、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルを変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。例えば、従来の固体撮像装置ではVLは−9.5Vであったのが、本発明では−8.5Vに設定できる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。
次に、本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第2実施例)を、図4の概略構成断面図によって説明する。図4では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。なお、前記固体撮像装置1と同様な構成部品には同一符号を付与して説明する。
図4に示すように、半導体基板11にp型ウエル領域21が形成され、そのp型ウエル領域21中に電荷転送部50のn型チャネル領域22が形成されている。このn型チャネル領域22上には、ゲート絶縁膜51を介して転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4)が順に形成されている。したがって、この固体撮像装置2は4相駆動となっている。上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間には、負の固定電荷を有する絶縁膜61が形成されている。この負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記各転送電極52間のゲート絶縁膜51を被覆するとともに、各転送電極52間を埋め込むように形成されている
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、例えば3nm〜100nm程度の膜厚に形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置2では、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルが変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。また固体撮像装置2では、各転送電極間を埋め込むように負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成するため、第1実施例の固体撮像装置1と比べて電荷転送部50のしきい値電圧を上げる作用を大きくできる。従って、パルス電圧VLが印加されている領域をより強くピニングできる。
次に、本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第2実施例)を、図5の製造工程断面図によって説明する。図5では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。なお、前記固体撮像装置1と同様な構成部品には同一符号を付与して説明する。
図5(1)に示すように、前記製造方法の第1実施例で説明したのと同様にして、半導体基板11にp型ウエル領域21を形成し、そのp型ウエル領域21に電荷転送部のn型チャネル領域22を形成する。上記半導体基板11には、例えばシリコン基板を用いる。上記p型ウエル領域21、n型チャネル領域22は、例えばレジストマスク(図示せず)を用いたイオン注入により形成される。このように半導体基板11にp型ウエル領域21、n型チャネル領域22が形成された状態で、上記半導体基板11上にゲート絶縁膜51を形成する。このゲート絶縁膜51は、例えば酸化シリコン膜で形成され、その膜厚を例えば20nmとした。この成膜方法は、例えば熱酸化法を用いることができる。
次に、上記ゲート絶縁膜51上に、例えば、リン(P)ドープト非晶質シリコン膜で、転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4、)を形成する。したがって、この固体撮像装置2は4相駆動となる。
次に、図5(2)に示すように、上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間に、負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成する。この負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記各転送電極52間を埋め込むように形成される。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、また上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置の製造方法(第2実施例)では、電荷転送部50の転送電極52上に負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成することから、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルを変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。また第2実施例の製造方法では、各転送電極間を埋め込むように負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成するため、第1実施例と比べて電荷転送部50のしきい値電圧を上げる作用を大きくできる。従って、パルス電圧VLが印加されている領域をより強くピニングできる。
次に、本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第3実施例)を、図6の概略構成断面図によって説明する。図6では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。なお、前記固体撮像装置1と同様な構成部品には同一符号を付与して説明する。
図6に示すように、半導体基板11にp型ウエル領域21が形成され、そのp型ウエル領域21中に電荷転送部50のn型チャネル領域22が形成されている。このn型チャネル領域22上には、ゲート絶縁膜51を介して転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4)が順に形成されている。したがって、この固体撮像装置3は4相駆動となっている。上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間には、別の絶縁膜(以下、層間絶縁膜という)54が形成されている。この層間絶縁膜54上には負の固定電荷を有する絶縁膜61が形成されている。この層間絶縁膜54は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、例えば3nm〜20nm程度の膜厚に形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置3では、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、nチャネル領域22のポテンシャルが変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記層間絶縁膜54とともに、固体撮像装置3の受光部(図示せず)上にも形成されている構成では、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61と上記層間絶縁膜54とを合わせた膜厚が受光部上で反射防止膜となる膜厚になるように、層間絶縁膜54の膜厚を設定することができる。さらに、層間絶縁膜54の膜厚を調整することで、負の固定電荷を有する絶縁膜61によるピニング効果を調整することができる。具体的には、負の固定電荷を有する絶縁膜61のピニング効果が大きいときには、層間絶縁膜54の膜厚を厚くすることで負の固定電荷を有する絶縁膜61を基板から離れた位置に形成する。これにより、適切なピニング効果を得ることができる。
次に、本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第3実施例)を、図7の製造工程断面図によって説明する。図7では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。なお、前記固体撮像装置1と同様な構成部品には同一符号を付与して説明する。
図7(1)に示すように、前記製造方法の第1実施例で説明したのと同様にして、半導体基板11にp型ウエル領域21を形成し、そのp型ウエル領域21に電荷転送部のn型チャネル領域22を形成する。上記半導体基板11には、例えばシリコン基板を用いる。上記p型ウエル領域21、n型チャネル領域22は、例えばレジストマスク(図示せず)を用いたイオン注入により形成される。このように半導体基板11にp型ウエル領域21、n型チャネル領域22が形成された状態で、上記半導体基板11上にゲート絶縁膜51を形成する。このゲート絶縁膜51は、例えば酸化シリコン膜で形成され、その膜厚を例えば20nmとした。この成膜方法は、例えば熱酸化法を用いることができる。
次に、上記ゲート絶縁膜51上に、例えば、リン(P)ドープト非晶質シリコン膜で、転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4、)を形成する。したがって、この固体撮像装置は4相駆動となる。
次に、図7(2)に示すように、上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間に、層間絶縁膜54を形成する。この層間絶縁膜54は、上記各転送電極52間を埋め込むように形成される。ついで、上記層間絶縁膜54上に負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成する。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、また上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置の製造方法(第3実施例)では、電荷転送部50の転送電極52上に負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成することから、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルを変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記層間絶縁膜54とともに、固体撮像装置3の受光部(図示せず)上にも形成されることから、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61と上記層間絶縁膜54とを合わせた膜厚が受光部上で反射防止膜となる膜厚になるように、上記層間絶縁膜54の膜厚を設定することができる。さらに、層間絶縁膜54の膜厚を調整することで、負の固定電荷を有する絶縁膜61によるピニング効果を調整することができる。具体的には、負の固定電荷を有する絶縁膜61のピニング効果が大きいときには、層間絶縁膜54の膜厚を厚くすることで負の固定電荷を有する絶縁膜61を基板から離れた位置に形成する。これにより、適切なピニング効果を得ることができる。
次に、本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第4実施例)を、図8の概略構成断面図によって説明する。図8では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。なお、前記固体撮像装置1と同様な構成部品には同一符号を付与して説明する。
図8に示すように、半導体基板11にp型ウエル領域21が形成され、そのp型ウエル領域21中に電荷転送部50のn型チャネル領域22が形成されている。このn型チャネル領域22上には、ゲート絶縁膜51を介して転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4)が順に形成されている。したがって、この固体撮像装置は4相駆動となっている。上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間には、別の絶縁膜(以下、第1層間絶縁膜という)55が形成されている。この第1層間絶縁膜55上には負の固定電荷を有する絶縁膜61が形成されている。この第1層間絶縁膜55は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。上記負の固定電荷を有する絶縁膜61上には別の絶縁膜(以下、第2層間絶縁膜という)56が形成されている。この第2層間絶縁膜56は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、例えば3nm〜20nm程度の膜厚に形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置4では、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、nチャネル領域22のポテンシャルが変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記第1,第2層間絶縁膜55,56とともに、固体撮像装置の受光部(図示せず)上にも形成されている構成では、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61と上記第1第2層間絶縁膜55,56とを合わせた膜厚が受光部上で反射防止膜となる膜厚になるように、上記第1第2層間絶縁膜55,56の厚さを設定することができる。さらに、第1層間絶縁膜55の膜厚を調整することで、負の固定電荷を有する絶縁膜61によるピニング効果を調整することができる。具体的には、負の固定電荷を有する絶縁膜61のピニング効果が大きいときには、第1層間絶縁膜55の膜厚を厚くすることで負の固定電荷を有する絶縁膜61を基板から離れた位置に形成する。これにより、適切なピニング効果を得ることができる。
次に、本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第4実施例)を、図9の製造工程断面図によって説明する。図9では、本発明の要部である固体撮像装置の垂直電荷転送部について示す。なお、前記固体撮像装置1と同様な構成部品には同一符号を付与して説明する。
図9(1)に示すように、前記製造方法の第1実施例で説明したのと同様にして、半導体基板11にp型ウエル領域21を形成し、そのp型ウエル領域21に電荷転送部のn型チャネル領域22を形成する。上記半導体基板11には、例えばシリコン基板を用いる。上記p型ウエル領域21、n型チャネル領域22は、例えばレジストマスク(図示せず)を用いたイオン注入により形成される。このように半導体基板11にp型ウエル領域21、n型チャネル領域22が形成された状態で、上記半導体基板11上にゲート絶縁膜51を形成する。このゲート絶縁膜51は、例えば酸化シリコン膜で形成され、その膜厚を例えば20nmとした。この成膜方法は、例えば熱酸化法を用いることができる。
次に、上記ゲート絶縁膜51上に、例えば、リン(P)ドープト非晶質シリコン膜で、転送電極52(52φ1、52φ2、52φ3、52φ4、)を形成する。したがって、この固体撮像装置は4相駆動となる。
次に、図9(2)に示すように、上記各転送電極52上とともに上記転送電極52間に、第1層間絶縁膜55を形成する。この第1層間絶縁膜55は、上記各転送電極52間を埋め込むように形成される。ついで、上記第1層間絶縁膜55上に負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成する。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、また上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
次に、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61上に、第2層間絶縁膜56を形成する。この第2層間絶縁膜56は、例えば酸化シリコン膜で形成される。
上記固体撮像装置の製造方法(第4実施例)では、電荷転送部50の転送電極52上に負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成することから、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルを変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記第1、第2層間絶縁膜55、56とともに、固体撮像装置4の受光部(図示せず)上にも形成されることから、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61と上記第1、第2層間絶縁膜55、56とを合わせた膜厚が受光部上で反射防止膜となる膜厚になるように、上記第1、第2層間絶縁膜55,56の膜厚を設定することができる。さらに、第1層間絶縁膜55の膜厚を調整することで、負の固定電荷を有する絶縁膜61によるピニング効果を調整することができる。具体的には、負の固定電荷を有する絶縁膜61のピニング効果が大きいときには、第1層間絶縁膜55の膜厚を厚くすることで負の固定電荷を有する絶縁膜61を基板から離れた位置に形成する。これにより、適切なピニング効果を得ることができる。
上記第1〜第4実施例では、転送電極が1層の電極材料膜で形成された構成である。固体撮像装置では、複数層の電極形成膜で転送電極が形成されるものがある。以下に2層の電極膜で転送電極が形成された実施例として、第5実施例を図10の概略構成断面図により、および第6実施例を図11の概略構成断面図により説明する。いずれの図面も、固体撮像装置の垂直電荷転送部を示す。
図10に示すように半導体基板11にp型ウエル領域21が形成され、そのp型ウエル領域21中に電荷転送部50のn型チャネル領域22が形成されている。このn型チャネル領域22上には、ゲート絶縁膜51が形成されている。さらにゲート絶縁膜51上には、1層目の電極形成膜で形成された転送電極52(52φ1、52φ3、)が形成されている。また、上記転送電極52(52φ1、52φ3、)を被覆するように、第1絶縁膜57が形成され、転送電極52φ1、52φ3間に、かつ上記転送電極52φ1、52φ3の一部に上記第1絶縁膜57を介してオーバラップする状態に、2層目の電極形成膜で形成された転送電極52(52φ2、52φ4)が形成されている。したがって、この固体撮像装置は4相駆動となっている。上記第1絶縁膜57は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。
そして、上記転送電極52φ2、52φ4間の上記転送電極52φ1、52φ3上が露出され、その状態で、負の固定電荷を有する絶縁膜61が上記各転送電極52を被覆するように形成されている。さらに、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61上には別の絶縁膜(以下、層間絶縁膜という)53が形成されている。この層間絶縁膜53は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、例えば3nm〜20nm程度の膜厚に形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置5では、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルが変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。このように、固体撮像装置6は上記固体撮像装置1と同様なる作用効果を得ることができる。
図11に示すように半導体基板11にp型ウエル領域21が形成され、そのp型ウエル領域21中に電荷転送部50のn型チャネル領域22が形成されている。このn型チャネル領域22上には、ゲート絶縁膜51が形成されている。さらにゲート絶縁膜51上には、1層目の電極形成膜で形成された転送電極52(52φ1、52φ3、)が形成されている。また、上記転送電極52(52φ1、52φ3、)を被覆するように、第1絶縁膜57が形成され、転送電極52φ1、52φ3間に、かつ上記転送電極52φ1、52φ3の一部に上記第1絶縁膜57を介してオーバラップする状態に、2層目の電極形成膜で形成された転送電極52(52φ2、52φ4)が形成されている。したがって、この固体撮像装置は4相駆動となっている。さらに、上記転送電極52φ2、52φ4を被覆する状態に第2絶縁膜58が形成されている。上記第1、第2絶縁膜57、58は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。
そして、上記第2絶縁膜58上には、負の固定電荷を有する絶縁膜61が形成されている。さらに、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61上には別の絶縁膜(以下、層間絶縁膜という)53が形成されている。この層間絶縁膜53は、例えば酸化シリコン膜で形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記nチャネル領域22にホール蓄積層が形成されるような負の固定電荷を有する膜厚であればよく、例えば3nm〜20nm程度の膜厚に形成されている。
上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、上記第1実施例の固体撮像装置1に用いた材料と同様なものを用いることができる。
また、上記負の固定電荷を有する絶縁膜61は、その絶縁性を損なわない範囲で、膜中にシリコン(Si)や窒素(N)が添加されていてもよい。シリコン(Si)や窒素(N)の濃度は、膜の絶縁性が損なわれない範囲で適宜決定される。このように、シリコン(Si)や窒素(N)が添加されることによって、膜の耐熱性やプロセスの中での注入イオンを阻止する能力を上げることが可能になる。
上記固体撮像装置6では、負の固定電荷を有する絶縁膜61中の負の固定電荷により、n型チャネル領域22のポテンシャルが変化させることで、パルス電圧VLが印加されている領域はより強くピニングされるので、暗電流が低減される。よって、暗電流による誤動作が防止できるという利点がある。またパルス電圧VLの設定値を上げても、ピニング状態を維持できるようになり、電荷転送部50のしきい値電圧をエンハンスメント側に移行させることから、低いゲート電圧で電荷転送が可能になるので、消費電力が低減されるようになる。よって、低消費電力化が可能になるという利点がある。このように、固体撮像装置6は、上記固体撮像装置1と同様なる作用効果を得ることができる。また、第2絶縁膜58、負の固定電荷を有する絶縁膜61、層間絶縁膜53等の各膜厚を適宜設定することで、前記固体撮像装置4と同様なる作用効果を得ることができる。
上記各実施例において、負の固定電荷を有する絶縁膜61の成膜方法は、ALD法、MOCVD法等の成膜方法を採用することができる。また、各絶縁膜を形成する酸化シリコン膜は、例えば熱CVD法、プラズマCVD法等が採用することができる。また、負の固定電荷を有する絶縁膜61を含む積層膜構造は、前記図1に示した、下層より負の固定電荷を有する絶縁膜61、酸化シリコン膜の積層膜、前記図6に示した、下層より酸化シリコン膜、負の固定電荷を有する絶縁膜61の積層膜、前記図8に示した、下層より酸化シリコン膜、負の固定電荷を有する絶縁膜61、酸化シリコン膜の積層膜等を挙げた。そのうち、n型チャネル領域22(半導体基板11)のポテンシャルに与える影響が最も大きい積層膜は、負の固定電荷を有する絶縁膜61が半導体基板11に近い前記図1に示した構成の積層膜であるが、半導体基板11への影響が強すぎる場合は、前記図6や前記図8に示した積層膜の構造が採用される。
また、上記各構成の固体撮像装置1〜6では、半導体基板11の不純物濃度、すなわちn型チャネル領域22の不純物濃度、およびゲート絶縁膜51の膜厚を変えることなく、ピニング電圧を制御することができる。また、負の固定電荷を有する絶縁膜61の膜厚が厚いほど、負の固定電荷は大きくなるので、負の固定電荷を有する絶縁膜61の膜厚を変化させることで、ピニング電圧を制御することもできる。
次に、上記第1〜第4実施例を適用することができる固体撮像装置の断面構造の一例を図12の概略構成断面図によって説明する。図面では、代表して、前記固体撮像装置1の例を示した。
図12に示すように、半導体基板11(例えばN型シリコン基板)にp型ウエル領域31が形成され、そのp型ウエル領域31に、受光部12が形成されている。この受光部12の一方側には、読み出しゲート部13、垂直電荷転送部50、チャネルストップ領域14が形成され、さらに隣接する受光部12が形成されている。他方側にもチャネルストップ領域14が形成されている。
上記受光部12は、n型不純物領域41と、その上部に形成されたp型正孔蓄積領域43とから構成されている。
また、上記垂直電荷転送部50は、上記p型ウエル領域31よりも高濃度のp型ウエル領域21とその上部に形成されたn型チャネル領域22で構成されている。また、n型チャネル領域22上にはゲート絶縁膜51を介して転送電極52が形成されている。この電極52は、垂直転送電極とともに読み出しゲート電極も兼ねる。
また、上記電極52を被覆するように、負の固定電荷を有する絶縁膜61、層間絶縁膜53が順に形成され、さらに遮光膜71が形成されている。上記遮光膜71は、例えばタングステン、アルミニウム等の金属膜で形成されている。この遮光膜71には受光部12上に開口部72が形成されている。さらにパッシベーション膜73、平坦化膜74で被覆され、上記平坦化膜74上にカラーフィルター層75が形成されている。そして、入射光が効率よく受光部12に集光されるように、上記カラーフィルター層75上に集光レンズ76が設けられている。
本発明の固体撮像装置1〜4の負の固定電荷を有する絶縁膜61および負の固定電荷を有する絶縁膜6を含む積層膜の構成は、上記図12に示したように、固体撮像装置に適用することができる。
次に、上記各実施例の如く、負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成した場合の効果について、図13よって説明する。
図13に示すように、負の固定電荷を有する絶縁膜61を形成することによって、フラットバンド電圧が正(+)側に移行することがわかった。すなわち。しきい値電圧がエンハンスメント側に移行する。このことは、負の固定電荷を有する絶縁膜61の膜中に負の固定電荷があることを示しているものである。
次に、本発明の撮像装置に係る一実施の形態(実施例)を、図14のブロック図によって説明する。この撮像装置には、例えば、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、携帯電話のカメラ等がある。
図14に示すように、撮像装置300は、撮像部301に固体撮像装置(図示せず)を備えている。この撮像部301の集光側には像を結像させる結像光学系302が備えられ、また、撮像部301には、それを駆動する駆動回路、固体撮像装置で光電変換された信号を画像に処理する信号処理回路等を有する信号処理部303が接続されている。また上記信号処理部によって処理された画像信号は画像記憶部(図示せず)によって記憶させることができる。このような撮像装置300において、上記固体撮像素子には、前記実施の形態で説明した固体撮像装置1〜固体撮像装置6のいずれかを用いることができる。
本発明の撮像装置300では、本願発明の固体撮像装置1〜固体撮像装置6のいずれかを用いることから、暗電流を抑制することができる固体撮像装置を用いているため、撮像画像におけるノイズを低減できるので、高品位な画像を記録できるという利点がある。
なお、本発明の撮像装置300は、上記構成に限定されることはなく、固体撮像装置を用いる撮像装置であれば如何なる構成のものにも適用することができる。
上記固体撮像装置1〜6等はワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。また、本発明は、固体撮像装置のみではなく、撮像装置にも適用可能である。この場合、撮像装置として、高画質化の効果が得られる。ここで、撮像装置は、例えば、カメラや撮像機能を有する携帯機器のことを示す。また「撮像」は、通常のカメラ撮影時における像の撮りこみだけではなく、広義の意味として、指紋検出なども含むものである。
本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第1実施例)を示した概略構成断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第1実施例)を示した製造工程断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第1実施例)を示した製造工程断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第2実施例)を示した概略構成断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第2実施例)を示した製造工程断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第3実施例)を示した概略構成断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第3実施例)を示した製造工程断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第4実施例)を示した概略構成断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一実施の形態(第4実施例)を示した製造工程断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第5実施例)を示した概略構成断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の一実施の形態(第6実施例)を示した概略構成断面図である。 第1〜第4実施例を適用することができる固体撮像装置の断面構造の一例を示した概略構成断面図である。 負の固定電荷を有する絶縁膜を形成した場合の効果を示した図である。 本発明に係る撮像装置の一実施の形態(実施例)を示したブロック図である。 CCDの電荷転送を示したタイミングチャートである。 4相駆動で電荷転送を行うCCDの垂直電荷転送部を示した模式的断面図である。
符号の説明
1…固体撮像装置、50…電荷転送部、61…負の固定電荷を有する絶縁膜

Claims (10)

  1. 入射光を光電変換する受光部と、前記受光部で光電変換された信号電荷を転送するnチャネル絶縁ゲート型の電荷転送部とを有する固体撮像装置において、
    前記電荷転送部の転送電極を直接覆って形成された負の固定電荷を有する絶縁膜を有する
    固体撮像装置。
  2. 前記負の固定電荷を有する絶縁膜は、前記転送電極上とともに前記転送電極間に形成されている
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記負の固定電荷を有する絶縁膜は、前記転送電極上とともに前記転送電極間を埋め込むように形成されている
    請求項1または2記載の固体撮像装置。
  4. 前記受光部を覆うと共に前記転送電極下に延設されたゲート絶縁膜を備え、
    前記負の固定電荷を有する絶縁膜は、前記ゲート絶縁膜を介して前記受光部を覆っている
    請求項1〜3の何れかに記載の固体撮像装置。
  5. 前記負の固定電荷を有する絶縁膜と、前記負の固定電荷を有する絶縁膜とは別の少なくとも一の絶縁膜とによって積層膜が形成され、
    前記積層膜は、前記受光部上に延長形成されていて、前記受光部上で反射防止膜となる
    請求項1〜4の何れかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記負の固定電荷を有する絶縁膜は、二酸化ハフニウム(HfO2)、三酸化二アルミニウム(Al2O3)、五酸化二タンタル(Ta2O5)、三酸化二ランタン(La2O3)、三酸化二イットリウム(Y2O3)、二酸化ジルコニウム(ZrO2)、三酸化二プラセオジム(Pr2O3)、三酸化二ネオジム(Nd2O3)、三酸化二プロメチウム(Pm2O3)、三酸化二サマリウム(Sm2O3)、三酸化二ユウロピウム(Eu2O3)、三酸化二ガドリニウム(Gd2O3)、三酸化二テルビウム(Tb2O3)、三酸化二ジスプロシウム(Dy2O3)、三酸化二ホルミウム(Ho2O3)、三酸化二エルビウム(Er2O3)、三酸化二ツリウム(Tm2O3)、三酸化二イッテルビウム(Yb2O3)、三酸化二ルテチウム(Lu2O3)もしくは二酸化チタン(TiO2)からなる
    請求項1〜5の何れかに記載の固体撮像装置。
  7. 前記負の固定電荷を有する絶縁膜は窒素が含まれている
    請求項1〜6の何れかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記負の固定電荷を有する絶縁膜はシリコンが含まれている
    請求項1〜7の何れかに記載の固体撮像装置。
  9. 入射光を光電変換する受光部と、前記受光部で光電変換された信号電荷を転送するnチャネル絶縁ゲート型の電荷転送部とを有する固体撮像装置の製造方法において、
    半導体基板に前記電荷転送部を形成した後、前記電荷転送部の転送電極を直接覆って負の固定電荷を有する絶縁膜を形成する
    固体撮像装置の製造方法。
  10. 入射光を集光する集光光学部と、
    入射光を光電変換して電気信号を出力する複数のセンサ部のそれぞれに該入射光を集光する集光レンズを備えた固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置で光電変換された信号を処理する信号処理部とを備え、
    前記固体撮像装置は、
    入射光を光電変換する受光部と、前記受光部で光電変換された信号電荷を転送するnチャネル絶縁ゲート型の電荷転送部とを有する固体撮像装置であって、
    前記電荷転送部の転送電極を直接覆って形成された負の固定電荷を有する絶縁膜を有する
    撮像装置。
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