JP5216641B2 - 拡大撮像装置及び撮像方法 - Google Patents
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Description
従来の肌用拡大撮像装置は、一般に、先端に円形の観察孔が形成された半球ドーム状の観察ヘッドを備えており、この観察ヘッドを頬、こめかみ、眼の下など肌を観察しようとする任意の部位に当てることにより、顧客の肌の様子を拡大観察するものである。
撮影開始から撮影終了まで所定時間間隔で画像信号が取り込まれるバッファメモリと、新しい画像信号がバッファメモリに入力されるたびに、その画像信号に基づいて鮮明度評価値を算出する評価値算出手段とを備えると共に、
鮮明度評価値が算出された最初の画像信号をフレームメモリに記録し、新しい画像信号の鮮明度評価値が算出されるたびごとに、新しい画像信号とフレームメモリに記録されている画像信号の鮮明度評価値を比較し、新しい画像信号の鮮明度評価値が高い場合はフレームメモリに新しい画像信号を記録して前の画像信号を消去し、新しい画像信号の鮮明度評価値が低い場合は前の画像信号を残したまま新しい画像信号を消去する画像選別手段を備えたことを特徴としている。
さらに、請求項3の発明では、観察孔はコーナ部が面取り又はアール仕上げされた方形に形成され、観察ヘッドが前記観察孔の4辺から周囲に向かって徐々に低くなるように広がる斜面で形成されると共に、観察孔の4辺を構成する二組の対向する2辺のうち、一方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度が、他方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度より大きく形成されている。
請求項9の発明は、前記画像選別手段で鮮明度評価値の高い新たな画像信号が記録されたときからより評価値の高い新たな画像が入力されないまま予め設定された所定時間経過したときに、記録されている鮮明度評価値を予め設定された所定の値に低下させる撮像部位変更時連続撮像手段を備えている。
撮影開始から撮影終了まで所定時間間隔で画像信号をバッファメモリに取り込み、
新しい画像信号がバッファメモリに入力されるたびに、その画像信号に基づいて鮮明度評価値を算出し、
鮮明度評価値が算出された最初の画像信号をフレームメモリに記録すると共に、新しい画像信号の鮮明度評価値が算出されるたびごとに、新しい画像信号とフレームメモリに記録されている画像信号の鮮明度評価値を比較し、新しい画像信号の鮮明度評価値が高い場合はフレームメモリに新しい画像信号を記録して前の画像信号を消去し、新しい画像信号の鮮明度評価値が低い場合は前の画像信号を残したまま新しい画像信号を消去することを特徴としている。
すなわち、ディスプレイをモニターしながらピンボケや画像ブレのない画像が確認できた時点で、その画像は既に取り込まれているので、従来のように、シャッターボタンを押すことにより画像ブレを起こすこともない。
そして、観察孔の4辺を構成する二組の対向する2辺のうち、一方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度が、他方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度より大きく形成されており、すなわち、一方が緩斜面、他方が急斜面で形成されていることになる。
ここで、観察ヘッドを肌に当てた場合に安定する角度は、観察孔が肌に密接されて撮像光軸が肌に直交する場合と、緩斜面側の一対の斜面が肌に密接された夫々の場合と、急斜面側の一対の斜面が肌に密接された夫々の場合の5通りが考えられるが、急斜面側の斜面を肌に密接させた場合はその傾きが急であることが認識できるから、実質3通りに絞られる。
そして、額のように皮膚表面から直下の頭蓋骨までが薄い部分を撮像する場合は、緩斜面側の一方の斜面を肌に当接させた状態から、観察ヘッドをその傾斜方向に動かして、段階的に傾きを変えることにより、観察孔−緩斜面側の他方の斜面というように、三つの傾斜角度を認識できるので、その中央の傾斜角度にすれば観察孔が肌に密接されて撮像光軸が肌に直交させることができるので、拡大撮像装置が安定し、いち早く最適画像を得ることができる。
適正な画像が撮像されたときは、結果的に観察孔が被観察物に適正に当接されているので、その観察孔周縁部に設けられた水分センサも適正に当接されていると考えられ、水分量の判定値の信頼性が向上する。
すなわち、最初の部位の撮像が終了した段階で鮮明度評価値CVmが記録されており、観察孔を肌から離して次に撮像する部位を探すまでは、観察孔が観察対象物に当接されることがないので記録されている評価値より高い評価値が入力されることはない。
そして、所定時間(例えば5秒程度)経過した時点で、記録されている評価値を低下させると、観察孔を次の撮像部位に当接して撮像したときにピントが合った段階で、そのときの鮮明度評価値が記録されている評価値を上回るので、最初の撮像部位の画像信号が次の撮像部位の画像信号に自動的に書き換えられることになる。
照明系5は、観察孔3に向けて光を照射するLEDなどの発光素子8…が撮像光軸Xの周囲に環状に配された構成となっている
そして、観察ヘッド2は、観察孔3の4辺3a〜3dから周囲に向かって徐々に低くなるように広がる斜面9A〜9Dで形成されると共に、観察孔の4辺を構成する二組の対向する2辺のうち、一方の対向2辺3b,3dから広がる一対の斜面9B,9Dの傾斜角度が、他方の対向2辺3a,3cから広がる一対の斜面9A,9Cの傾斜角度より大きく形成されている。
例えば、斜面9A,9Cの傾斜角度は5〜30°、斜面9B,9Dの傾斜角度は45〜70°に選定されている。
本例では、観察孔3が長方形に形成され、短辺3b,3dから広がる一対の斜面9B,9Dの傾斜角度が60°であり、長辺3a,3cから広がる一対の斜面9A,9Cの傾斜角度10°及び20°より大きく形成されている。
すなわち、観察ヘッド2は、略長方形の底面を有し、観察孔3を頂上面とする截頭角錐形状に形成され、観察孔3を中心に上下の斜面9A,9Cが緩斜面に形成され、左右の斜面9B,9Dが急斜面に形成されている。
このデータ処理装置10は、撮影開始から撮影終了まで所定時間間隔で画像信号を1フレームずつ取り込むバッファメモリ12と、新しい画像信号がバッファメモリ12に入力されるたびに、その画像信号に基づいて鮮明度評価値を算出する評価値算出手段と、鮮明度評価値が算出された最初の画像信号をフレームメモリ13に記録すると共に、新しい画像信号の鮮明度評価値が算出されるたびごとに、新しい画像信号とフレームメモリ13に記録されている画像信号の鮮明度評価値を比較し、新しい画像信号の鮮明度評価値が高い場合はフレームメモリ13に新しい画像信号を記録して前の画像信号を消去し、新しい画像信号の鮮明度評価値が低い場合は前の画像信号を残したまま新しい画像信号を消去する画像選別手段と、撮像終了時にフレームメモリ13に記録されている画像を保存する選別画像記録部14を備えている。
また、ディスプレイ11には、バッファメモリ12に記録されている現在撮像中の画像Gnを表示するライブイメージエリアA1と、フレームメモリ13に記録されている鮮明度評価値が最大の画像Gmを表示するベストイメージエリアA2が形成され、二つの画像が対比可能に表示される。
鮮明度評価値CVnは、同じ画像であればピンボケや画像ブレのないときに高くなる値が設定され、例えば、1フレームの画像を横断する任意の画素列上に配された隣接する画素の輝度差の絶対値の総和として算出される。
ステップSTP6で次の画像信号Gnをバッファメモリ12に取り込むと共にその画像信号Gnをディスプレイ11のライブイメージエリアA1に映し出させ、ステップSTP7でその鮮明度評価値CVnを算出する。
次いで、ステップSTP8で、新しい画像信号Gnの鮮明度評価値CVnと、フレームメモリ13に記録されている画像信号Gmの鮮明度評価値CVmを比較する。
一方、新しい画像信号Gnの鮮明度評価値CVnの方が記録されている画像信号Gmの鮮明度評価値CVmより低い場合(CVn<CVmの場合)は、ステップSTP10により前の画像信号Gmをフレームメモリ13に残したまま、バッファメモリ12から新しい画像信号を消去して、ステップSTP11に移行する。
ステップSTP11では、ストップボタン(図示せず)が押されたか否かが判断され、押されたときはステップSTP12でフレームメモリ13に残った最適画像を選別画像記録部14に記録して処理を終了し、押されていないときはステップSTP6に戻って撮影を継続する。
まず、拡大撮像装置1の観察ヘッド2を肌に当てた状態で、スタートスイッチ(図示せず)を押し、ディスプレイ11をモニターしながら、その撮像角度や押圧力を調整する。
肌を観察しようとする場合、観察しようとする部位に対して、撮像光軸Xが直交するようにセットすることが望ましく、本例の撮像装置1を用いた場合、観察ヘッド2は截頭角錐形状に形成されているので、五つの面を肌に当接することができ、そのときはいずれも撮像装置が安定する。
すなわち、観察孔が肌に密接されて撮像光軸が肌に直交する場合と、緩斜面側の一対の斜面が肌に密接された夫々の場合と、急斜面側の一対の斜面が肌に密接された夫々の場合の5通りが考えられるが、観察孔を当接させる場合以外は撮像光軸Xと観察部位が理論的には直交しないことになる。
ただし、急斜面側の斜面を肌に密接させた場合はその傾きが急であることが容易に認識することができるから、誤ってそのようにセットすることは有り得ない。
ここで、図4に示すように、例えば上方の斜面9Aを当接させた状態から、観察ヘッド2をその傾斜方向に動かせば、上方の斜面9A−観察孔3−下方の斜面9Cが順に肌に当接され、このとき撮像角度は半球ドーム状の観察ヘッドのように連続的に変化するのではなく、各面が当接するごとに段階的に変化する。
したがって、上方の斜面9Aを当接させた状態からもう一段階傾斜させ、あるいは、下方の斜面を当接させた状態から一段階戻すことにより、観察孔3を確実に肌に密接させた状態にセットすることができ、誰が操作しても短時間で容易に撮像角度を一定に維持させた状態に安定させることができる。
また、図5(b)に示すように急斜面側の一対の斜面9B及び9Dも皮膚からの弾發力を同じように受けるため左右方向の傾斜角度が自動的に調整されてセンタリングされると同時に、斜面9B及び9Dは上下方向にフラットに形成されていることから上下方向の傾きが抑えされることになる。
したがって、各斜面9A〜9Dに肌弾力が作用することにより、撮像光軸Xが皮膚に対して直交するように観察孔3が皮膚に密着される。
例えば、図6に示すように観察孔3の下側の長辺3cで肌を押さえるように観察孔3を傾けた状態で当接させた場合、下側の長辺3cが肌に食い込むことにより、肌は下方の斜面9Cと観察孔3に沿った形状に押し下げられ、その肌は観察孔3の4辺3a〜3dで構成される外周縁に規制された角度に傾斜されるので、その結果、撮像光軸Xが肌に対して直交し、やはり、一定の角度で撮像することができる。
したがって、この場合も、誰が操作しても短時間で容易に撮像角度を一定に維持させた状態に安定させることができる。
この間、最初に取り込まれた画像信号G1がバッファメモリ12に入力されると共にディスプレイ11のライブイメージエリアA1に映し出され(ステップSTP3)、その画像信号G1に基づいて鮮明度評価値CV1が算出される(ステップSTP4)た後、フレームメモリ13に記録されてその画像がベストイメージエリアA2に映し出される(ステップSTP5)。
次いで、新しい画像信号Gnがバッファメモリ12に入力されるたびに(ステップSTP6)、その画像信号に基づいて鮮明度評価値CVnが算出され(ステップSTP7)、新しい画像信号Gnの鮮明度評価値CVnとフレームメモリ13に記録されている画像信号Gmの鮮明度評価値CVmが比較される(ステップSTP8)。
その結果、新しい画像信号Gnの鮮明度評価値CVnが高い場合はフレームメモリ13に新しい画像信号を記録して前の画像信号Gmを消去し、新しい画像信号Gnの鮮明度評価値CVnが低い場合は前の画像信号CVmを残したまま新しい画像信号Gnを消去する処理を行う(ステップSTP9〜10)。
また、ディスプレイ11のライブイメージエリアA1に映し出された現在撮像中の画像と、ベストイメージエリアA2に映し出された鮮明度評価値の高い画像とを比較しながら撮像できるので、撮像しながら自分が希望する画像が記録されたか否かを確認することもでき、撮像終了のタイミングを迷うこともない。
しかも、バッファメモリ11とフレームメモリ13は、最適画像が得られるまでの時間に拘らず、すなわちスタートボタンを押すことによる画像の取込開始からストップボタンを押すことによる取込終了に至るまでの時間の長短に拘らず、夫々1画像分の画像信号を記録する容量があれば足りるので、メモリとしてコンパクトで低廉なもので足り、製造コストを抑えることができる。
さらに、鮮明度評価値が等しい場合にフレームメモリ13を最新画像信号に書き換えるようにしているが、これに限らず前の画像信号を残すようにしてもよい。
さらにまた、データ処理装置10を拡大撮像装置1の本体17と別体とした場合について説明したが、本体17内に組み込む場合であってもよい。
本例の撮像装置31は、皮膚に当接される観察孔32の周縁部32aに被観察物表面の水分量を検出する水分センサ33が設けられ、その検出信号がデータ処理装置10に転送される。
本例では、電気容量式の水分センサが使用されているが、水分に応じた電気信号が出力されるものであれば、抵抗式その他任意のセンサを使用し得る。
本例では、ステップSTP3で入力された最初の画像信号G1をバッファメモリ12に取り込むと、その画像信号Gnがディスプレイ11のライブイメージエリアA1に映し出される。
そして、鮮明評価値を算出するステップSTP4の処理と並行して、ステップSTP41で画像信号G1の入力と同期して入力された水分センサ33からの検出信号に基づいて、ステップSTP42で水分量の判定値H1を算出し、メモリ35に記録する。
この判定値は、例えば、既定の水分量に対する水分センサ33による実測値(電気容量値)を実験などで求めて作成した水分データテーブルを記憶させておき、検出された電気容量値をこの水分データテーブルのデータと照合させることにより求める。
なお、この場合、画像信号Gmはディスプレイ11のベストイメージエリアA2に映し出されている。
そして、鮮明度評価値CVnを算出するステップSTP7の処理と並行して、ステップSTP71で画像信号Gnの入力と同期して入力された水分センサ13からの検出信号に基づいて、ステップSTP72で水分量の判定値Hnを算出し、メモリ35に記録する。
ステップSTP9aでは、新しい画像信号GnをGmに、鮮明度評価値CVnをCVmに、水分判定値HnをHmに書き換えると共に、新しい画像信号Gmをディスプレイ11のベストイメージエリアA2に映し出して、ステップSTP91でタイマを起動させ、ステップSTP11に移行する。
一方、CVn<CVmの場合は、ステップSTP10aに移行し、前の画像信号Gm、鮮明度評価値CVm、水分判定値Hmを書き換えることなく、新しい画像信号Gnと、その鮮明度評価値CVn及び水分判定値Hnを消去して、ステップSTP11に移行する。
このときCV0は、例えばCV0=(2/3)CVmのように現在記録されている評価値CVmより必ず小さくなる値が選定される。なお、このときの値は、ピントはあっていないが画像に映っているものは認識できる程度にピントが合っているときの評価値に等しくなる値に設定することが好ましい。
すなわち、最初の部位を撮像が終了した段階で評価値CVmが記録されており、撮像装置31を肌から離して次に撮像する部位を探すまでは、観察孔32が観察対象物が当接されることはないので、記録されている評価値CVmより高い評価値CVnが入力されることはなく、その間、5秒程度経過すると、記録されている評価値CVmがCV0に低下する。
この段階で、観察孔32を次の撮像部位に当接して撮像すれば、ピントが合った段階で、そのときの評価値CVnが記録されている評価値CVm=(CV0)を上回るので、最初の撮像部位の画像信号Gm及び水分判定値Hmが次の撮像部位の画像信号及び水分判定値に自動的に書き換えられることになる。
また、ステップSTP41〜42の処理及びステップSTP71~72の処理が水分の判定値算出手段であり、ステップSTP5a、9a及び12aの処理が水分の判定値記録手段であり、ステップSTP91からステップSTP11を通りステップSTP6に戻るループが撮像部位変更時連続撮像手段である。
また、水分センサ33は一つに限らず、周縁部32aに複数のセンサを設けておき、夫々の検出信号に基づいて算出された判定値を平均処理したり、3以上の場合は、最高・最低の判定値を除いた中間の判定値を平均処理してもよい。
さらに、この場合に、算出された夫々の判定値同士に予め設定された許容誤差以上の大きな差がある場合は、センサ異常あるいは、片方に水滴が付着するなどの測定異常があると判断してアラームを鳴らすようにしてもよい。
2 観察ヘッド
3 観察孔
4 撮像光学系
5 照明系
X 撮像光軸
7 固体撮像素子
9A〜9D 斜面
10 画像処理装置
11 ディスプレイ
12 バッファメモリ
13 フレームメモリ
14 選別画像記録部
31 撮像装置
32 観察孔
32a 周縁部
33 水分センサ
34 メモリ
Claims (10)
- 被観察物を観察するための観察孔が形成された観察ヘッドの内側に、観察孔を通して観察された被観察物を撮像する撮像光学系と、撮像の際に被観察物に照明光を照射する照明系が配され、前記観察孔が撮像光学系の合焦位置に形成されて観察孔を被観察物に当接させた状態で画像を取り込み、その画像信号をディスプレイに対して出力する拡大撮像装置において、
撮影開始から撮影終了まで所定時間間隔で画像信号が取り込まれるバッファメモリと、新しい画像信号がバッファメモリに入力されるたびに、その画像信号に基づいて鮮明度評価値を算出する評価値算出手段とを備えると共に、
鮮明度評価値が算出された最初の画像信号をフレームメモリに記録し、新しい画像信号の鮮明度評価値が算出されるたびごとに、新しい画像信号とフレームメモリに記録されている画像信号の鮮明度評価値を比較し、新しい画像信号の鮮明度評価値が高い場合はフレームメモリに新しい画像信号を記録して前の画像信号を消去し、新しい画像信号の鮮明度評価値が低い場合は前の画像信号を残したまま新しい画像信号を消去する画像選別手段を備えたことを特徴とする拡大撮像装置。 - 前記観察孔は方形に形成され、観察ヘッドが前記観察孔の4辺から周囲に向かって徐々に低くなるように広がる斜面で形成されると共に、観察孔の4辺を構成する二組の対向する2辺のうち、一方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度が、他方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度より大きく形成された請求項1記載の拡大撮像装置。
- 前記観察孔はコーナ部が面取り又はアール仕上げされた方形に形成され、観察ヘッドが前記観察孔の4辺から周囲に向かって徐々に低くなるように広がる斜面で形成されると共に、観察孔の4辺を構成する二組の対向する2辺のうち、一方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度が、他方の対向2辺から広がる一対の斜面の傾斜角度より大きく形成された請求項1記載の拡大撮像装置。
- 前記観察孔が長方形に形成され、その長辺から広がる一対の斜面の傾斜角度が、短辺から広がる一対の斜面の傾斜角度より大きく形成された請求項2又は3記載の拡大撮像装置
。 - 前記画像選別手段で、フレームメモリに記録された画像信号の鮮明度評価値と、新しい画像信号の鮮明度評価値が等しい場合に新しい画像信号をフレームメモリに記録する請求項1乃至4いずれか記載の拡大撮像装置。
- 前記鮮明度評価値が、画像を横断する任意の画素列上に配された隣接する画素の輝度差の総和の関数である請求項1乃至5いずれか記載の拡大撮像装置。
- 前記バッファメモリに記録される撮像中の画像信号と、前記フレームメモリに記録されている鮮明度評価値が最大の画像信号をディスプレイに対して出力する画像信号出力手段を備えた請求項1乃至6記載の拡大撮像装置。
- 被観察物に当接される前記観察孔周縁部に被観察物の水分を検出する水分センサが設けられ、
観察画像の撮像タイミングと同期的に前記水分センサから出力される検出信号に基づいて水分量の判定値を算出する判定値算出手段と、
前記水分量の判定値をその画像信号と対応させてバッファメモリに取り込み、撮像終了時にフレームメモリに残された画像信号に対応して取り込まれた判定値を所定の記録領域に記録する判定値記録手段を備えた請求項1記載の拡大撮像装置。
- 前記画像選別手段で鮮明度評価値の高い新たな画像信号が記録されたときからより評価値の高い新たな画像が入力されないまま予め設定された所定時間経過したときに、記録されている鮮明度評価値を予め設定された所定の値に低下させる撮像部位変更時連続撮像手段を備えた請求項1記載の拡大撮像装置。
- 被観察物を観察するための観察孔が形成された観察ヘッドの内側に、観察孔を通して観察された被観察物を撮像する撮像光学系と、撮像の際に被観察物に照明光を照射する照明系が配され、前記観察孔が撮像光学系の合焦位置に形成されて観察孔を被観察物に当接させた状態で画像を取り込み、その画像信号をディスプレイに対して出力する拡大撮像装置を用いた撮像方法において、
撮影開始から撮影終了まで所定時間間隔で画像信号をバッファメモリに取り込み、
新しい画像信号がバッファメモリに入力されるたびに、その画像信号に基づいて鮮明度評価値を算出し、
鮮明度評価値が算出された最初の画像信号をフレームメモリに記録すると共に、新しい画像信号の鮮明度評価値が算出されるたびごとに、新しい画像信号とフレームメモリに記録されている画像信号の鮮明度評価値を比較し、新しい画像信号の鮮明度評価値が高い場合はフレームメモリに新しい画像信号を記録して前の画像信号を消去し、新しい画像信号の鮮明度評価値が低い場合は前の画像信号を残したまま新しい画像信号を消去することを特徴とする撮像方法。
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