JP2500876B2 - 指紋検出装置および方法 - Google Patents
指紋検出装置および方法Info
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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- A61B5/1171—Identification of persons based on the shapes or appearances of their bodies or parts thereof
- A61B5/1172—Identification of persons based on the shapes or appearances of their bodies or parts thereof using fingerprinting
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- G—PHYSICS
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- G06V40/13—Sensors therefor
- G06V40/1324—Sensors therefor by using geometrical optics, e.g. using prisms
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- G—PHYSICS
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- G07C9/20—Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親指または他の指の指
紋を検出するための装置および方法に関する。
紋を検出するための装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】指紋識別または検出装置は、既に米国特
許4,537,484において公知となっている。この
公知の装置は、親指または他の指を押圧する第1表面を
有する固定された透明体と、第1表面に押圧された前記
親指または他の指を前記透明体を通して光照射する発光
装置と、前記第1表面で全反射される光を利用し、前記
第1表面に押圧された親指または他の指の画像を記録し
処理する画像記録装置とを含む。
許4,537,484において公知となっている。この
公知の装置は、親指または他の指を押圧する第1表面を
有する固定された透明体と、第1表面に押圧された前記
親指または他の指を前記透明体を通して光照射する発光
装置と、前記第1表面で全反射される光を利用し、前記
第1表面に押圧された親指または他の指の画像を記録し
処理する画像記録装置とを含む。
【0003】前記公知の識別装置においては、発光装置
および画像記録装置は、前記第1表面に対してローリン
グすることができ、したがって第1表面におかれる親指
または他の指は四方から走査され、さらに走査はリニア
ダイオードアレイが使用されるので線毎に行われる。発
光装置および画像記録装置を透明体に対してローリング
させるローリングシステムにより、前記識別装置は複雑
な構成を持ち、また線毎に走査することにより親指また
は他の指の指紋を取るのに非常に長い時間を要する。
および画像記録装置は、前記第1表面に対してローリン
グすることができ、したがって第1表面におかれる親指
または他の指は四方から走査され、さらに走査はリニア
ダイオードアレイが使用されるので線毎に行われる。発
光装置および画像記録装置を透明体に対してローリング
させるローリングシステムにより、前記識別装置は複雑
な構成を持ち、また線毎に走査することにより親指また
は他の指の指紋を取るのに非常に長い時間を要する。
【0004】また、米国特許4,322,163には別
のタイプの装置が開示されている。ここでは、線毎に親
指または他の指が走査され、好適な光学偏光装置により
光ビームが指の縦方向に偏光される。この場合において
も線毎に走査するので、親指または他の指の指紋を取る
に非常に時間がかかる。
のタイプの装置が開示されている。ここでは、線毎に親
指または他の指が走査され、好適な光学偏光装置により
光ビームが指の縦方向に偏光される。この場合において
も線毎に走査するので、親指または他の指の指紋を取る
に非常に時間がかかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、指紋
の全体の画像を非常に短時間で採取することができる指
紋検出装置および方法を提供することである。
の全体の画像を非常に短時間で採取することができる指
紋検出装置および方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、指が押圧され
る平坦な表面2,3aを有する固定された透明体1,1
aと、前記透明体1,1aを通って前記表面2,3aに
押圧されている指を照射するための発光装置5と、前記
表面2,3aで全反射する光を用い、前記表面に押圧さ
れた指の画像を記録し、処理する画像記録装置8とを含
み、前記発光装置5は前記表面2,3aに押圧された指
を完全に照射できる程度にまで延ばされ、前記画像記録
装置8は2次元画像記録アレイを有し、前記発光装置5
と前記画像記録装置8とは、ビーム経路が前記発光装置
5と前記透明体1,1aの間において変化せず、または
前記透明体1,1aと前記画像記録装置8との間におい
て変化しないように前記透明体1,1aに対して固着さ
れており、前記画像記録装置8は、画像処理のための中
央処理装置、画像ストアのための画像メモリ、もう1つ
のメモリおよび画像表示のためのモニタに接続されてお
り、指を前記表面上でローリングさせるとき、前記表面
に接触している指の部分の部分画像4bを順次的に2次
元画像記録アレイから得てデジタル信号を前記画像メモ
リにストアし、中央処理装置は、ローリング方向に対し
て垂直であって細長く延び、指の位置でそれぞれローリ
ングさせることによって得られる各ローリング位置での
部分画像4bの中心をそれぞれ含む画像カラムを、各部
分画像4bからそれぞれ選び出して、前記もう1つのメ
モリに自動的に連続的にストアすることを特徴とする指
紋検出装置である。また本発明は、部分画像4bの図心
が前記中心となることを特徴とする。また本発明は、ロ
ーリング方向が逆の場合、画像カラムのストアが中断さ
れることを特徴とする。また本発明は、透明体1,1a
の平坦な表面2,3aに指を押圧し、透明体1,1aに
関して前記表面2,3aとは反対側から、前記表面2,
3a上の像を、2次元画像記録アレイで撮像する第1ス
テップと、前記表面2,3a上で指をローリングする第
2ステップと、前記表面2,3aに接触しているローリ
ングされる指の部分の部分画像4bを順次的に2次元画
像記録アレイから得てデジタル信号とする第3ステップ
と、前記各部分画像4bのデジタル信号を画像メモリに
ストアする第4ステップと、画像メモリにストアされて
いる各部分画像4bの中心をそれぞれ含みかつローリン
グ方向に垂直に細長く延びる画像コラムを、各部分画像
からそれぞれ選び出す第5ステップと、前記各画像コラ
ムを、もう1つのメモリにストアし、これによって指紋
の全体の画像を得る第6ステップとを含むことを特徴と
する指紋検出方法である。
る平坦な表面2,3aを有する固定された透明体1,1
aと、前記透明体1,1aを通って前記表面2,3aに
押圧されている指を照射するための発光装置5と、前記
表面2,3aで全反射する光を用い、前記表面に押圧さ
れた指の画像を記録し、処理する画像記録装置8とを含
み、前記発光装置5は前記表面2,3aに押圧された指
を完全に照射できる程度にまで延ばされ、前記画像記録
装置8は2次元画像記録アレイを有し、前記発光装置5
と前記画像記録装置8とは、ビーム経路が前記発光装置
5と前記透明体1,1aの間において変化せず、または
前記透明体1,1aと前記画像記録装置8との間におい
て変化しないように前記透明体1,1aに対して固着さ
れており、前記画像記録装置8は、画像処理のための中
央処理装置、画像ストアのための画像メモリ、もう1つ
のメモリおよび画像表示のためのモニタに接続されてお
り、指を前記表面上でローリングさせるとき、前記表面
に接触している指の部分の部分画像4bを順次的に2次
元画像記録アレイから得てデジタル信号を前記画像メモ
リにストアし、中央処理装置は、ローリング方向に対し
て垂直であって細長く延び、指の位置でそれぞれローリ
ングさせることによって得られる各ローリング位置での
部分画像4bの中心をそれぞれ含む画像カラムを、各部
分画像4bからそれぞれ選び出して、前記もう1つのメ
モリに自動的に連続的にストアすることを特徴とする指
紋検出装置である。また本発明は、部分画像4bの図心
が前記中心となることを特徴とする。また本発明は、ロ
ーリング方向が逆の場合、画像カラムのストアが中断さ
れることを特徴とする。また本発明は、透明体1,1a
の平坦な表面2,3aに指を押圧し、透明体1,1aに
関して前記表面2,3aとは反対側から、前記表面2,
3a上の像を、2次元画像記録アレイで撮像する第1ス
テップと、前記表面2,3a上で指をローリングする第
2ステップと、前記表面2,3aに接触しているローリ
ングされる指の部分の部分画像4bを順次的に2次元画
像記録アレイから得てデジタル信号とする第3ステップ
と、前記各部分画像4bのデジタル信号を画像メモリに
ストアする第4ステップと、画像メモリにストアされて
いる各部分画像4bの中心をそれぞれ含みかつローリン
グ方向に垂直に細長く延びる画像コラムを、各部分画像
からそれぞれ選び出す第5ステップと、前記各画像コラ
ムを、もう1つのメモリにストアし、これによって指紋
の全体の画像を得る第6ステップとを含むことを特徴と
する指紋検出方法である。
【0007】
【作用】本発明に従えば、親指または他の指が透明体
1,1aの表面2,3aに押圧され、その像が、透明体
1,1aに関して表面2,3aとは反対側(図1および
図2の下方、図3および図4の左方)から、その表面
2,3a上の像を画像記録装置8である2次元画像記録
アレイで撮像し、この指のローリング時における各部分
画像4bをデジタル信号として画像メモリに順次的にス
トアしてゆく。この画像メモリにストアされている各部
分画像4bの中心、たとえば図心をそれぞれ含む画像コ
ラムを各部分画像からそれぞれ選び出す。この画像コラ
ムは、ローリング方向(図5の左右方向)に垂直(図5
の上下方向)に細長く延びる。各画像コラムを、もう1
つのメモリにストアして、指紋の全体の画像を得ること
ができる。
1,1aの表面2,3aに押圧され、その像が、透明体
1,1aに関して表面2,3aとは反対側(図1および
図2の下方、図3および図4の左方)から、その表面
2,3a上の像を画像記録装置8である2次元画像記録
アレイで撮像し、この指のローリング時における各部分
画像4bをデジタル信号として画像メモリに順次的にス
トアしてゆく。この画像メモリにストアされている各部
分画像4bの中心、たとえば図心をそれぞれ含む画像コ
ラムを各部分画像からそれぞれ選び出す。この画像コラ
ムは、ローリング方向(図5の左右方向)に垂直(図5
の上下方向)に細長く延びる。各画像コラムを、もう1
つのメモリにストアして、指紋の全体の画像を得ること
ができる。
【0008】こうして親指または他の指の指紋が、でき
るだけ大きく検出されることになり、しかも表面2,3
aに押圧された最も明瞭な像を、画像コラムとして選び
出して前記もう1つのメモリにストアされるので、指紋
の検出を明瞭に行うことができる。
るだけ大きく検出されることになり、しかも表面2,3
aに押圧された最も明瞭な像を、画像コラムとして選び
出して前記もう1つのメモリにストアされるので、指紋
の検出を明瞭に行うことができる。
【0009】
【実施例】本発明は、図面を参照して以下に詳細に述べ
られる。
られる。
【0010】図1から図5においては同一の構成に対し
ては同一の参照符が与えられている。
ては同一の参照符が与えられている。
【0011】図1は本発明による識別装置の第一実施例
を示す。この識別装置は第1表面2および第2表面3を
有する透明ガラスプレート1を含む。このガラスプレー
トは固定されており、指4は第1表面2に押圧される。
第2表面3は光が反射しないように被覆されている。拡
大された、または広い照射領域をもつ光源5は光ビーム
6を放つためのものであり、光ビーム6は前記第2表面
3を通って前記ガラスプレート1に照射される。光ビー
ム6は前記第1表面2で全反射され、第2表面3を通っ
て再び外部に表れる。光ビームはまず最初にミラー7に
照射され、ビデオカメラである画像記録装置8の方向に
反射される。詳細には示されていないが前記ビデオカメ
ラ8は画像処理のための中央処理装置および画像ストア
のためのメモリおよび画像表示のためのモニタに接続さ
れている。
を示す。この識別装置は第1表面2および第2表面3を
有する透明ガラスプレート1を含む。このガラスプレー
トは固定されており、指4は第1表面2に押圧される。
第2表面3は光が反射しないように被覆されている。拡
大された、または広い照射領域をもつ光源5は光ビーム
6を放つためのものであり、光ビーム6は前記第2表面
3を通って前記ガラスプレート1に照射される。光ビー
ム6は前記第1表面2で全反射され、第2表面3を通っ
て再び外部に表れる。光ビームはまず最初にミラー7に
照射され、ビデオカメラである画像記録装置8の方向に
反射される。詳細には示されていないが前記ビデオカメ
ラ8は画像処理のための中央処理装置および画像ストア
のためのメモリおよび画像表示のためのモニタに接続さ
れている。
【0012】図1に示されるように、指4が前記第1表
面2に押圧されたときに、指4の表面によって作られる
くぼみ4aが指4と前記ガラスプレート1の第1表面2
の間に生じる。これらのくぼみ4aができる前記第1表
面の領域において前記光ビーム6が全反射され、この反
射は指4がこの表面2と直接接する面においては遮られ
る。高いコントラスト比の指の表面の画像(指紋)はこ
のようにして得られ、前記ビデオカメラ8によって記録
され、ストアされ、必要に応じて処理が施される。
面2に押圧されたときに、指4の表面によって作られる
くぼみ4aが指4と前記ガラスプレート1の第1表面2
の間に生じる。これらのくぼみ4aができる前記第1表
面の領域において前記光ビーム6が全反射され、この反
射は指4がこの表面2と直接接する面においては遮られ
る。高いコントラスト比の指の表面の画像(指紋)はこ
のようにして得られ、前記ビデオカメラ8によって記録
され、ストアされ、必要に応じて処理が施される。
【0013】前記ミラー7は、指4の画像を反転し、そ
の画像は前記ビデオカメラ8によって忠実に記録され
る。記録された画像はストアされ、たとえば識別のため
などに使用される。
の画像は前記ビデオカメラ8によって忠実に記録され
る。記録された画像はストアされ、たとえば識別のため
などに使用される。
【0014】図2には本発明による識別装置の第2実施
例が示されている。図1と比べると、透明ガラスプレー
トは透明三角プリズム1aになっている。前記光ビーム
6は短い面3aを通って前記三角プリズム1aに入射
し、前記プリズムはたとえば正三角形またはは二等辺三
角形のガラスまたははガラスと同じ光学的性質を有する
透明プラスチック体から成る。前記光ビームは凹部4a
の領域における前記三角プリズム1aの斜辺で全反射さ
れ、斜辺はまた前記指4が押圧される前記第1表面2を
形成する。
例が示されている。図1と比べると、透明ガラスプレー
トは透明三角プリズム1aになっている。前記光ビーム
6は短い面3aを通って前記三角プリズム1aに入射
し、前記プリズムはたとえば正三角形またはは二等辺三
角形のガラスまたははガラスと同じ光学的性質を有する
透明プラスチック体から成る。前記光ビームは凹部4a
の領域における前記三角プリズム1aの斜辺で全反射さ
れ、斜辺はまた前記指4が押圧される前記第1表面2を
形成する。
【0015】光ビーム6が前記三角プリズム1aの斜辺
または底面において全反射された後ビデオカメラ8の入
射光学装置を通り、その受像領域に達する前に光ビーム
6が第2の短い面3bを通って外部に出、再びミラー7
で反射される。光ビーム6は、好ましくは前記短い面3
a〜3bに対して直角であることが望ましい。
または底面において全反射された後ビデオカメラ8の入
射光学装置を通り、その受像領域に達する前に光ビーム
6が第2の短い面3bを通って外部に出、再びミラー7
で反射される。光ビーム6は、好ましくは前記短い面3
a〜3bに対して直角であることが望ましい。
【0016】図3においては本発明の実施例による指紋
識別装置の第3実施例が示されており、第1表面が前記
三角プリズム1aの斜面または短い面である。前記光ビ
ーム6は光源体5から、底面または斜辺を通って前記三
角プリズム1aに入射し、短い面3aにあるくぼみの存
する領域において全反射される。その後、光は再び前記
斜辺を通って前記プリズム1aを離れる前に、前記第2
の短い面3bにおいて反射が行われる。光はその後、好
適な光学画像システム9を通して前記ビデオカメラ8に
照射される。
識別装置の第3実施例が示されており、第1表面が前記
三角プリズム1aの斜面または短い面である。前記光ビ
ーム6は光源体5から、底面または斜辺を通って前記三
角プリズム1aに入射し、短い面3aにあるくぼみの存
する領域において全反射される。その後、光は再び前記
斜辺を通って前記プリズム1aを離れる前に、前記第2
の短い面3bにおいて反射が行われる。光はその後、好
適な光学画像システム9を通して前記ビデオカメラ8に
照射される。
【0017】短い面3aおよび3bにおいて前記光ビー
ム6が二重に反射されるので、ミラー7は画像反転のた
めには必要でない。しかしこの場合、X−Y画像ひずみ
と台形状画像ひずみは光ビーム経路または光ビーム6に
対して、全反射面3aが傾いていることにより生じる。
これらの画像ひずみは電気的方法によるアルゴリズムに
よって修正することができ、このためソフトウエアが中
央処理装置またはそれに接続されているメモリにストア
されている。
ム6が二重に反射されるので、ミラー7は画像反転のた
めには必要でない。しかしこの場合、X−Y画像ひずみ
と台形状画像ひずみは光ビーム経路または光ビーム6に
対して、全反射面3aが傾いていることにより生じる。
これらの画像ひずみは電気的方法によるアルゴリズムに
よって修正することができ、このためソフトウエアが中
央処理装置またはそれに接続されているメモリにストア
されている。
【0018】図4による実施例は本質的に図3による実
施例と対応するが、しかし図3と異なり、前記ビデオカ
メラ8のセンサプレイン10と、そのレンズ9とが照射
される光軸6に対して傾いている。前記センサプレイン
10はCCD標準装置ビデオカメラである。このセンサ
プレイン10とレンズ9とをそれらに照射するその光軸
6aに対して傾けることによりX−Y画像ひずみと台形
状画像ひずみは除去される。さらに全反射プレートまた
は短い面3aは、斜めに傾いていることにより生ずる面
の深さに関する問題(フィールド・オブ・デプス問題)
がこれらの素子が斜めに傾いていることにより解決され
る。いかなる残余のひずみもまた電気的に修正され得
る。
施例と対応するが、しかし図3と異なり、前記ビデオカ
メラ8のセンサプレイン10と、そのレンズ9とが照射
される光軸6に対して傾いている。前記センサプレイン
10はCCD標準装置ビデオカメラである。このセンサ
プレイン10とレンズ9とをそれらに照射するその光軸
6aに対して傾けることによりX−Y画像ひずみと台形
状画像ひずみは除去される。さらに全反射プレートまた
は短い面3aは、斜めに傾いていることにより生ずる面
の深さに関する問題(フィールド・オブ・デプス問題)
がこれらの素子が斜めに傾いていることにより解決され
る。いかなる残余のひずみもまた電気的に修正され得
る。
【0019】親指または他の指はまた第1表面において
ローリングされ、できるだけ大きい指紋が形成される。
デジタル化された部分画像は第5図に示されるように前
記ビデオカメラ8および中央処理装置によって親指また
は他の指のローリングの位置毎に形成される。図5にお
いて、画像プレインすなわちセンサプレインが参照符号
10によって示され、デジタル化された部分画像が参照
符号4bを与えられ、また親指または他の指が参照符号
4となって示される。第1表面において全反射されるこ
とにより親指または他の指と前記表面とが接する領域の
面が画像化され、部分画像4bが作られる。親指または
他の指4の残りの領域は表示されないままである。
ローリングされ、できるだけ大きい指紋が形成される。
デジタル化された部分画像は第5図に示されるように前
記ビデオカメラ8および中央処理装置によって親指また
は他の指のローリングの位置毎に形成される。図5にお
いて、画像プレインすなわちセンサプレインが参照符号
10によって示され、デジタル化された部分画像が参照
符号4bを与えられ、また親指または他の指が参照符号
4となって示される。第1表面において全反射されるこ
とにより親指または他の指と前記表面とが接する領域の
面が画像化され、部分画像4bが作られる。親指または
他の指4の残りの領域は表示されないままである。
【0020】画像メモリにストアされている部分画像4
bの全体の指紋画像を得るために、特定の部分画像の中
心を通り、図5では水平方向であるがローリング方向に
対して垂直である画像カラムが、別の画像メモリ領域に
ストアされている。画像カラムはこのように図5におい
ては縦方向に延びている。部分画像4bの中心はたとえ
ばその図心である。しかし、水平方向から見て部分画像
の中心を形成するための好適な中心点を選択することも
また可能である。前記部分画像4bの中心は好適なエッ
ジ検索アルゴリズムおよび平均化アルゴリズムによって
決定される。
bの全体の指紋画像を得るために、特定の部分画像の中
心を通り、図5では水平方向であるがローリング方向に
対して垂直である画像カラムが、別の画像メモリ領域に
ストアされている。画像カラムはこのように図5におい
ては縦方向に延びている。部分画像4bの中心はたとえ
ばその図心である。しかし、水平方向から見て部分画像
の中心を形成するための好適な中心点を選択することも
また可能である。前記部分画像4bの中心は好適なエッ
ジ検索アルゴリズムおよび平均化アルゴリズムによって
決定される。
【0021】部分画像の中心にある画像カラムは、親指
または他の指のローリング運動にとって変わり、最終的
にすべての隣合う画像カラムがストアされ、統合された
とき親指または他の指の指紋が形成される。
または他の指のローリング運動にとって変わり、最終的
にすべての隣合う画像カラムがストアされ、統合された
とき親指または他の指の指紋が形成される。
【0022】ローリング運動の方向がさまざまに変化す
ることによって生ずる画像のにじみを避けるため、ロー
リング方向が変化した場合、垂直方向画像カラムから成
る画像の作成が停止または画像が消去される。画像形成
はその後再開され、使用者がこれを電気的に処理をす
る。
ることによって生ずる画像のにじみを避けるため、ロー
リング方向が変化した場合、垂直方向画像カラムから成
る画像の作成が停止または画像が消去される。画像形成
はその後再開され、使用者がこれを電気的に処理をす
る。
【0023】本発明による識別システムのすべての構成
は単一のしかも可動部分がない簡潔なユニットで構成さ
れ、前記画像記録装置もまた、このユニットの中に固着
され、前記ユニットは機械的に完全に安定した構造を持
つ。
は単一のしかも可動部分がない簡潔なユニットで構成さ
れ、前記画像記録装置もまた、このユニットの中に固着
され、前記ユニットは機械的に完全に安定した構造を持
つ。
【0024】本発明は以下の点で特徴を有する。すなわ
ち発光装置は、前記第1表面に押圧された親指または他
の指が、完全に照射されるように延ばされ、前記画像記
録装置は2次元画像記録アレイを有し、さらに前記発光
装置および前記画像記録装置は透明体に固定され、光ビ
ームの経路が前記発光装置と前記透明体と間で変化せ
ず、もしくは前記透明体と前記画像記録装置との間で変
化しない。
ち発光装置は、前記第1表面に押圧された親指または他
の指が、完全に照射されるように延ばされ、前記画像記
録装置は2次元画像記録アレイを有し、さらに前記発光
装置および前記画像記録装置は透明体に固定され、光ビ
ームの経路が前記発光装置と前記透明体と間で変化せ
ず、もしくは前記透明体と前記画像記録装置との間で変
化しない。
【0025】本発明においては、光は全反射する角度で
前記発光装置から前記第1表面へ照射される。光全体は
親指または他の指が前記第1表面へ触れる場所のみ遮ら
れ、親指または他の指のコントラストの高い画像が画像
記録装置で記録される。画像コントラスト比は、さらに
液状または半液状物質、たとえば湿らせるためのクリー
ム状の物質を前記第1表面に塗布した後、親指または人
差し指を押圧することによって向上する。
前記発光装置から前記第1表面へ照射される。光全体は
親指または他の指が前記第1表面へ触れる場所のみ遮ら
れ、親指または他の指のコントラストの高い画像が画像
記録装置で記録される。画像コントラスト比は、さらに
液状または半液状物質、たとえば湿らせるためのクリー
ム状の物質を前記第1表面に塗布した後、親指または人
差し指を押圧することによって向上する。
【0026】前記第1表面上にある親指または他の指を
広範囲にわたって照射し前記2次元画像記録装置を使用
することにより、親指または他の指の指紋が非常に迅速
に記録され、しかも簡単な方法で電気的に処理される。
広範囲にわたって照射し前記2次元画像記録装置を使用
することにより、親指または他の指の指紋が非常に迅速
に記録され、しかも簡単な方法で電気的に処理される。
【0027】前記透明体は、たとえば一方の表面が前記
第1表面であって、他方の表面が反射しないよう被覆さ
れたプレートでもよい。この場合、光は前記発光装置中
においてこの反射しないよう被覆された表面を通り、前
記プレートに照射され、すべての光が親指または他の指
が押圧される他方の表面に反射される。光は反射しない
よう被覆された表面を通って再び外部へ抜け、前記画像
記録装置に達する。
第1表面であって、他方の表面が反射しないよう被覆さ
れたプレートでもよい。この場合、光は前記発光装置中
においてこの反射しないよう被覆された表面を通り、前
記プレートに照射され、すべての光が親指または他の指
が押圧される他方の表面に反射される。光は反射しない
よう被覆された表面を通って再び外部へ抜け、前記画像
記録装置に達する。
【0028】前記プレートは面平行な態様で構成され、
ガラスまたは他の透明物質、たとえば光学的性質がガラ
スに類似するプラスッチクから成る。
ガラスまたは他の透明物質、たとえば光学的性質がガラ
スに類似するプラスッチクから成る。
【0029】前記透明体は三角プリズムでもよく、プリ
ズム底面が第1表面を構成する。この場合、光は短い面
を通って前記三角プリズムに入り、光は底面ですべて反
射される。この後、光は再び他方の短い面を通って前記
三角プリズムから導出され、前記画像記録装置に達す
る。反射しないよう被覆された表面は、この場合必要と
されない。前記三角プリズムもまたガラスまたはガラス
に光学的性質が類似するたとえば、プラスチックで構成
される。
ズム底面が第1表面を構成する。この場合、光は短い面
を通って前記三角プリズムに入り、光は底面ですべて反
射される。この後、光は再び他方の短い面を通って前記
三角プリズムから導出され、前記画像記録装置に達す
る。反射しないよう被覆された表面は、この場合必要と
されない。前記三角プリズムもまたガラスまたはガラス
に光学的性質が類似するたとえば、プラスチックで構成
される。
【0030】本発明の好適な実施例には、単一のミラー
が、透明体から出る光を反射するために設置される。こ
のミラーで親指または他の指の指紋は前記画像記録装置
において記録される前に180度反転される。
が、透明体から出る光を反射するために設置される。こ
のミラーで親指または他の指の指紋は前記画像記録装置
において記録される前に180度反転される。
【0031】本発明の別の好適な実施例によれば、前記
第1透明体が三角プリズムであって、前記三角プリズム
の斜面の1つが前記第1表面を構成する。したがって前
記第1表面は前記三角プリズムの短い面であり、前記三
角プリズムは二等辺三角形または正三角形であってもよ
い。この場合、光は斜辺を通って照射され、前記斜面で
全反射される。
第1透明体が三角プリズムであって、前記三角プリズム
の斜面の1つが前記第1表面を構成する。したがって前
記第1表面は前記三角プリズムの短い面であり、前記三
角プリズムは二等辺三角形または正三角形であってもよ
い。この場合、光は斜辺を通って照射され、前記斜面で
全反射される。
【0032】光が斜辺を通って再び現れ、前記画像記録
装置へ達する前に第1表面を形成する新たな反射が前記
第2表面で起こる。この場合逆の画像のためのミラーは
必要とされない。
装置へ達する前に第1表面を形成する新たな反射が前記
第2表面で起こる。この場合逆の画像のためのミラーは
必要とされない。
【0033】X−Yのひずみ、すなわち1.41ファク
ターに達するひずみが一番最後に述べた三角プリズムの
使用の際に起こる。さらに、台形状の画像のひずみが、
全反射面が光ビームの経路に対して傾いていることによ
り、発生する。これらのひずみは大部分は前記画像記録
装置に達する光軸に対して、前記画像記録装置のセンサ
プレートまたは前記画像プレートを傾けることによって
補償することができ、ひずみのない画像を再び得ること
ができる。同じことが前記画像記録装置にある入射光学
装置に対してあてはまる。このようにX−Y面と台形状
のひずみの補償はまた、全反射プリズムプレートの傾き
によって引き起こされる面の深さに関する問題(デプス
・オブ・フィールド問題)を解消することができる。
ターに達するひずみが一番最後に述べた三角プリズムの
使用の際に起こる。さらに、台形状の画像のひずみが、
全反射面が光ビームの経路に対して傾いていることによ
り、発生する。これらのひずみは大部分は前記画像記録
装置に達する光軸に対して、前記画像記録装置のセンサ
プレートまたは前記画像プレートを傾けることによって
補償することができ、ひずみのない画像を再び得ること
ができる。同じことが前記画像記録装置にある入射光学
装置に対してあてはまる。このようにX−Y面と台形状
のひずみの補償はまた、全反射プリズムプレートの傾き
によって引き起こされる面の深さに関する問題(デプス
・オブ・フィールド問題)を解消することができる。
【0034】上述の親指または他の指のひずみは、プリ
ズムそれ自体またはプリズムの設置位置が原因となって
起こるのであるが、このひずみは前記画像記録装置に接
続された処理装置によって修正され得る。画像処理を行
う中央処理装置とは別に、画像ストアのためのメモリ
と、画像を映すモニタがさらに前記画像記録装置に取付
けられている。前記光ビーム経路と、前記画像記録装置
との位置関係を計算するのに適当なアルゴリズムが用い
られ、画像のひずみを修正する。
ズムそれ自体またはプリズムの設置位置が原因となって
起こるのであるが、このひずみは前記画像記録装置に接
続された処理装置によって修正され得る。画像処理を行
う中央処理装置とは別に、画像ストアのためのメモリ
と、画像を映すモニタがさらに前記画像記録装置に取付
けられている。前記光ビーム経路と、前記画像記録装置
との位置関係を計算するのに適当なアルゴリズムが用い
られ、画像のひずみを修正する。
【0035】さらに本発明によれば、ソフトウエア処理
により親指または他の指の画像に表れる第1表面上の層
状の画像を除去することができる。この層は、前述の液
状または半液状の層が十分に除去されないで、前記第1
層に残存したものである。除去方法としては、たとえば
画像除去方法などがある。
により親指または他の指の画像に表れる第1表面上の層
状の画像を除去することができる。この層は、前述の液
状または半液状の層が十分に除去されないで、前記第1
層に残存したものである。除去方法としては、たとえば
画像除去方法などがある。
【0036】親指または他の指の指紋をできるだけ大き
く得るため、親指または他の指は前記第1表面でローリ
ングされる。本発明のより好適な実施例によれば、第1
表面上で親指または他の指がローリングされている間、
ローリング方向に直交し、親指または他の指をローリン
グさせることによって得られる部分画像の中心にある画
像カラムが順にストアされる。画像カラムは、デジタル
化された部分画像からそれぞれ抽出され、このようにし
て親指または他の指の全体の画像が作り出される。図心
または他の好適な画像上の点、たとえば部分画像上の点
が中心としての役割を担う。
く得るため、親指または他の指は前記第1表面でローリ
ングされる。本発明のより好適な実施例によれば、第1
表面上で親指または他の指がローリングされている間、
ローリング方向に直交し、親指または他の指をローリン
グさせることによって得られる部分画像の中心にある画
像カラムが順にストアされる。画像カラムは、デジタル
化された部分画像からそれぞれ抽出され、このようにし
て親指または他の指の全体の画像が作り出される。図心
または他の好適な画像上の点、たとえば部分画像上の点
が中心としての役割を担う。
【0037】親指または他の指のローリング運動が逆方
向に行われると、不鮮明な画像が発生するが、これ防ぐ
ために、画像カラムのストアが中断される。したがっ
て、親指または他の指の指紋を記録するためのローリン
グ処理は一方向にのみ可能である。
向に行われると、不鮮明な画像が発生するが、これ防ぐ
ために、画像カラムのストアが中断される。したがっ
て、親指または他の指の指紋を記録するためのローリン
グ処理は一方向にのみ可能である。
【0038】本発明の他の好適な実施例によれば、親指
または他の指が前記第1表面に載置された後、親指また
は他の指のローリング運動をいつ行えばよいか、および
画像が形成された後、親指または他の指をいつ前記第1
表面からはなすことができるかを表示する表示装置が開
示されている。この表示装置は、音響表示または視覚表
示のいずれであってもよい。
または他の指が前記第1表面に載置された後、親指また
は他の指のローリング運動をいつ行えばよいか、および
画像が形成された後、親指または他の指をいつ前記第1
表面からはなすことができるかを表示する表示装置が開
示されている。この表示装置は、音響表示または視覚表
示のいずれであってもよい。
【0039】ローリング方向について特に言えること
は、前記第1表面上の走査領域を3つの小領域に細分す
ることが好適であるということである。大きい領域は中
心に位置し、小さい細分領域が左右に位置する。
は、前記第1表面上の走査領域を3つの小領域に細分す
ることが好適であるということである。大きい領域は中
心に位置し、小さい細分領域が左右に位置する。
【0040】指の指紋を記録しようとして、第1表面の
左側の小領域に指を載せる。得られる部分画像の中心は
この小領域中にある。もし指の載置位置が前記処理装置
によって決定されるとすると、言い換えれば、指が一定
時間動かなければ、これらの画像カラムは、ストアされ
ている部分画像の中心を通るだけでなく、それよりも先
に、そして特定的にすべての他の画像カラムは外側のも
っとも左の端から部分画像の中央の左側に始まる。
左側の小領域に指を載せる。得られる部分画像の中心は
この小領域中にある。もし指の載置位置が前記処理装置
によって決定されるとすると、言い換えれば、指が一定
時間動かなければ、これらの画像カラムは、ストアされ
ている部分画像の中心を通るだけでなく、それよりも先
に、そして特定的にすべての他の画像カラムは外側のも
っとも左の端から部分画像の中央の左側に始まる。
【0041】最後にストアされる画像カラムがその部分
画像の中心を通るものであれば、信号が出力され、指が
右ローリングされる。このようにして、前記指画像の図
心または中心に横たわる画像カラムが連続的にストアさ
れてゆく。指が右端についたとき、指が持ち上げられる
前に一定の時間前記第1表面に指が置かれたままの状態
にされる。前記処理装置はこの載置位置を検索し、指の
画像の図心または中心にある最終の画像カラムがストア
された後、さらにこの最終カラムの右端から第1表面の
最も右端にある残りの他の画像カラムがストアされる。
この後、第2表示が行われ、この表面から指が持ち上げ
られる。同じことが指を逆方向にローリングする場合に
あてはまる。前記装置は完全に系統的に動き、左きき、
右きき双方の人に対して使用することができる。
画像の中心を通るものであれば、信号が出力され、指が
右ローリングされる。このようにして、前記指画像の図
心または中心に横たわる画像カラムが連続的にストアさ
れてゆく。指が右端についたとき、指が持ち上げられる
前に一定の時間前記第1表面に指が置かれたままの状態
にされる。前記処理装置はこの載置位置を検索し、指の
画像の図心または中心にある最終の画像カラムがストア
された後、さらにこの最終カラムの右端から第1表面の
最も右端にある残りの他の画像カラムがストアされる。
この後、第2表示が行われ、この表面から指が持ち上げ
られる。同じことが指を逆方向にローリングする場合に
あてはまる。前記装置は完全に系統的に動き、左きき、
右きき双方の人に対して使用することができる。
【0042】第1表面にある指紋の中心または図心が第
1表面の中心に位置する場合、その特定の画像の中心か
ら伸びる画像カラムだけがストアされる。この場合、不
完全な前記指の画像しか得られないので、アラーム信号
が出力される。
1表面の中心に位置する場合、その特定の画像の中心か
ら伸びる画像カラムだけがストアされる。この場合、不
完全な前記指の画像しか得られないので、アラーム信号
が出力される。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、透明体1,1aの平坦
な表面2,3aに親指または他の指を押圧してローリン
グすることによって、ローリング中における指の各部分
の部分画像を順次的に2次元画像記録アレイから得てデ
ジタル信号を作って画像メモリにストアし、この画像メ
モリにストアされている各部分画像4bの中心をそれぞ
れ含みかつローリング方向に垂直に細長く延びる画像コ
ラムを、各部分画像4bからそれぞれ選び出してもう1
つのメモリにストアし、こうして各部分画像4b毎の画
像コラムによって、指紋の全体の画像を得ることができ
る。したがって画像処理の演算が比較的単純であり、短
時間に、しかも指の広い範囲の指紋の全体画像を得るこ
とができる。
な表面2,3aに親指または他の指を押圧してローリン
グすることによって、ローリング中における指の各部分
の部分画像を順次的に2次元画像記録アレイから得てデ
ジタル信号を作って画像メモリにストアし、この画像メ
モリにストアされている各部分画像4bの中心をそれぞ
れ含みかつローリング方向に垂直に細長く延びる画像コ
ラムを、各部分画像4bからそれぞれ選び出してもう1
つのメモリにストアし、こうして各部分画像4b毎の画
像コラムによって、指紋の全体の画像を得ることができ
る。したがって画像処理の演算が比較的単純であり、短
時間に、しかも指の広い範囲の指紋の全体画像を得るこ
とができる。
【0044】特に本発明によれば、指を平坦な表面2,
3a上でローリングするときにおける部分画像4bに基
づいて、その部分画像4bの中心を含む画像コラムを選
び出するようにしたので、指が前記表面2,3aに押圧
されている指の部分のみの鮮明な画像を得ることができ
る。したがって指紋の全体の画像を鮮明にすることがで
きるという優れた効果が達成される。
3a上でローリングするときにおける部分画像4bに基
づいて、その部分画像4bの中心を含む画像コラムを選
び出するようにしたので、指が前記表面2,3aに押圧
されている指の部分のみの鮮明な画像を得ることができ
る。したがって指紋の全体の画像を鮮明にすることがで
きるという優れた効果が達成される。
【図1】プレート状の透明体を有する識別装置を表す図
である。
である。
【図2】プリズムを有しプリズムの斜辺が接触面として
用いられる識別装置を示す図である。
用いられる識別装置を示す図である。
【図3】プリズムの短い面が接触面として用いられるプ
リズムを有する識別装置を示す図である。
リズムを有する識別装置を示す図である。
【図4】短い面が接触面として用いられるプリズムであ
って、斜めの画像走査領域または入射光学装置を有する
プリズムを有する識別装置を示す図である。
って、斜めの画像走査領域または入射光学装置を有する
プリズムを有する識別装置を示す図である。
【図5】親指または他の指のデジタル化された部分像を
示す図である。
示す図である。
1 透明体 2 第1表面 3 第2表面 4 指 5 光源 6 光ビーム 7 ミラー 8 ビデオカメラ 9 入射光学装置 10 センサプレイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−171881(JP,A) 特開 平2−166568(JP,A) 特表 平6−500654(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】 指が押圧される平坦な表面2,3aを有
する固定された透明体1,1aと、 前記透明体1,1aを通って前記表面2,3aに押圧さ
れている指を照射するための発光装置5と、 前記表面2,3aで全反射する光を用い、前記表面に押
圧された指の画像を記録し、処理する画像記録装置8と
を含み、 前記発光装置5は前記表面2,3aに押圧された指を完
全に照射できる程度にまで延ばされ、 前記画像記録装置8は2次元画像記録アレイを有し、 前記発光装置5と前記画像記録装置8とは、ビーム経路
が前記発光装置5と前記透明体1,1aの間において変
化せず、または前記透明体1,1aと前記画像記録装置
8との間において変化しないように前記透明体1,1a
に対して固着されており、 前記画像記録装置8は、画像処理のための中央処理装
置、画像ストアのための画像メモリ、もう1つのメモリ
および画像表示のためのモニタに接続されており、 指を前記表面上でローリングさせるとき、前記表面に接
触している指の部分の部分画像4bを順次的に2次元画
像記録アレイから得てデジタル信号を前記画像メモリに
ストアし、 中央処理装置は、ローリング方向に対して垂直であって
細長く延び、指の位置でそれぞれローリングさせること
によって得られる各ローリング位置での部分画像4bの
中心をそれぞれ含む画像カラムを、各部分画像4bから
それぞれ選び出して、前記もう1つのメモリに自動的に
連続的にストアすることを特徴とする指紋検出装置。 - 【請求項2】 部分画像4bの図心が前記中心となるこ
とを特徴とする請求項1記載の指紋検出装置。 - 【請求項3】 ローリング方向が逆の場合、画像カラム
のストアが中断されることを特徴とする請求項2記載の
指紋検出装置。 - 【請求項4】 透明体1,1aの平坦な表面2,3aに
指を押圧し、透明体1,1aに関して前記表面2,3a
とは反対側から、前記表面2,3a上の像を、2次元画
像記録アレイで撮像する第1ステップと、 前記表面2,3a上で指をローリングする第2ステップ
と、 前記表面2,3aに接触しているローリングされる指の
部分の部分画像4bを順次的に2次元画像記録アレイか
ら得てデジタル信号とする第3ステップと、 前記各部分画像4bのデジタル信号を画像メモリにスト
アする第4ステップと、 画像メモリにストアされている各部分画像4bの中心を
それぞれ含みかつローリング方向に垂直に細長く延びる
画像コラムを、各部分画像からそれぞれ選び出す第5ス
テップと、 前記各画像コラムを、もう1つのメモリにストアし、こ
れによって指紋の全体の画像を得る第6ステップとを含
むことを特徴とする指紋検出方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE90116698.3 | 1990-08-30 | ||
EP90116698A EP0472769B1 (de) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | Identifikationseinrichtung für Daumen- oder Fingerabdrücke |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05101168A JPH05101168A (ja) | 1993-04-23 |
JP2500876B2 true JP2500876B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=8204400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3139062A Expired - Lifetime JP2500876B2 (ja) | 1990-08-30 | 1991-06-11 | 指紋検出装置および方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0472769B1 (ja) |
JP (1) | JP2500876B2 (ja) |
AT (1) | ATE129396T1 (ja) |
DE (1) | DE59009822D1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4429829A1 (de) * | 1993-08-23 | 1995-03-02 | Gim Ges Fuer Innovation Und Ma | Verfahren und Anordnung zur Mustererkennung |
DE19602380A1 (de) * | 1996-01-24 | 1997-07-31 | Identification Systems Dermalo | Vorrichtung und Verfahren zur verzerrungsfreien Erfassung von Finger- und Handabdrücken |
US6185319B1 (en) | 1996-12-06 | 2001-02-06 | Yamatake Honeywell Co., Ltd. | Fingerprint input apparatus |
ES2142725B1 (es) * | 1997-05-12 | 2000-12-01 | Infos Ingenieria Informatica S | Lector de huellas dactilares. |
WO2008008000A1 (fr) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Pavel Anatolievich Zaitsev | Procede d'enregistrement d'images de dessins papillaires des doigts |
CN108519325B (zh) * | 2018-05-07 | 2023-08-04 | 河北工业大学 | 一种研究手与物体接触间摩擦系数和接触面积之间关系的方法与装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134680B2 (ja) * | 1971-11-22 | 1976-09-28 | ||
US4120585A (en) * | 1976-11-19 | 1978-10-17 | Calspan Corporation | Fingerprint identification system using a pliable optical prism |
JPS59204019A (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 凹凸面情報検出装置 |
EP0169496B1 (en) * | 1984-07-18 | 1990-05-02 | Nec Corporation | Image input device for processing a fingerprint prior to identification |
DE3577243D1 (de) * | 1984-07-18 | 1990-05-23 | Nec Corp | Bildeingabevorrichtung. |
JPS60114979A (ja) * | 1984-11-16 | 1985-06-21 | Hitachi Ltd | 指紋入力装置 |
JPS6368063U (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-07 | ||
FR2628221B1 (fr) * | 1988-03-04 | 1990-08-10 | France Etat | Dispositif de formation d'une image d'une surface en relief, notamment une empreinte digitale |
JP2945020B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1999-09-06 | 富士通株式会社 | 指紋像入力装置 |
JP2634656B2 (ja) * | 1988-12-20 | 1997-07-30 | 富士通株式会社 | 指紋像読取り装置 |
-
1990
- 1990-08-30 DE DE59009822T patent/DE59009822D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-08-30 AT AT90116698T patent/ATE129396T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-08-30 EP EP90116698A patent/EP0472769B1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3139062A patent/JP2500876B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE129396T1 (de) | 1995-11-15 |
DE59009822D1 (de) | 1995-11-30 |
EP0472769A1 (de) | 1992-03-04 |
EP0472769B1 (de) | 1995-10-25 |
JPH05101168A (ja) | 1993-04-23 |
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