JP2634656B2 - 指紋像読取り装置 - Google Patents

指紋像読取り装置

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JP2634656B2 JP63325068A JP32506888A JP2634656B2 JP 2634656 B2 JP2634656 B2 JP 2634656B2 JP 63325068 A JP63325068 A JP 63325068A JP 32506888 A JP32506888 A JP 32506888A JP 2634656 B2 JP2634656 B2 JP 2634656B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 指紋像読取り装置に関し、 読取り画質の改善を目的とし、 押捺された指の指紋像を読取る読取り手段および該読
取られた指紋像を記憶する記憶手段を備えた指紋像読取
り装置であって、前記記憶手段は、指紋像の記憶を独立
して行い得る少なくとも第1および第2の記憶部を備え
て構成され、第1の記憶部は押捺の初期に読取られた指
紋像を記憶するものであり、また、第2の記憶部は押捺
の初期以降の期間に読取られた指紋像を記憶するもので
あり、これらの第1および第2の記憶部に記憶された指
紋像を合成して出力するように構成している。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、指紋像読取り装置、例えば、指紋を利用し
た個人照合システムに用いられる指紋像読取り装置に関
する。
近年、情報システムが社会の中に導入されるに伴い、
システムの保全性(セキュリティ)を如何に保つかが問
題となっている。情報システム利用の際の本人確認の手
段としては、これまでIDカードや暗証番号が一般的であ
った。しかし、IDカードには紛失や盗難の恐れがあり、
また、暗証番号なども本人周辺の情報から容易に推察さ
れるなどの問題点が指摘さている。
そこで、本人確認の手段として、「万人不同」「終生
不変」という2大特長を持つ指紋に注目し、各所で指紋
を利用した個人照合システムの開発が進められている。
〔従来の技術〕
個人照合システムは、指紋像読取り装置で読み取られ
た指紋像を画像処理して、各人固有の指紋の特徴点(隆
線の終端している端点や枝分かれしている分岐点)情報
を抽出し、この特定個人の特徴点情報を登録しておき、
適宜入力される入力指紋画像の特徴点情報と上記登録さ
れた特徴点情報とを比較して特定個人の照合を行うもの
である。
第4図は、従来の指紋像読取り装置の一例を示す図で
ある。指紋像読取り装置は、光源1と、指紋押捺面2aを
有するプリズム2と、指紋押捺面2aで反射された光を撮
像素子3上に結像する光学系4と、を有し、撮像素子3
からの画像信号は、図示しない画像記憶回路に送られて
記憶される。この記憶された画像信号は、例えば、個人
照合システムの場合、特徴点抽出等の画像処理のために
必要に応じて読出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の指紋像読取り装置に
あっては、指紋押捺時に撮像素子3から出力された画像
信号が記憶回路において1枚の画面として記憶される構
成となっていたため、以下に述べる理由から指紋中央部
の画像品質が悪いといった問題点があった。
すなわち、人間の指の表面は平坦ではなく、その中央
部付近が盛り上がっている。したがって、指紋押捺時に
は、上記中央部付近の押圧力が大きいのに対してその周
辺部の押圧力が比較的に小さいといった押圧力の不均衡
が生じてしまう。このため、指紋の中央部が強く圧せら
れる結果、隣合う隆線同士が接触していわゆるブリッジ
を形成する度合が高まり、指紋中央部の画質悪化を招い
ていた。因に、このブリッジは個人照合システムにあっ
ては、偽りの特徴点と誤認される恐れが多分にあり、シ
ステムの照合精度低下の原因となるので排除しなければ
ならない。
そこで、本発明は、押捺初期の指紋画像と初期以降の
指紋画像とを別々に記憶してこれらを合成することによ
り、指紋画像の画質改善を図ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る指紋像読取り装置は上記目的を達成する
ため、押捺された指の指紋像を読取る読取り手段および
該読取られた指紋像を記憶する記憶手段を備えた指紋像
読取り装置であって、前記記憶手段は、指紋像の記憶を
独立して行い得る少なくとも第1および第2の記憶部を
備えて構成され、第1の記憶部は押捺の初期に読取られ
た指紋像を記憶するものであり、また、第2の記憶部は
押捺の初期以降の期間に読取られた指紋像を記憶するも
のであり、これらの第1および第2の記憶部に記憶され
た指紋像を合成して出力するように構成されている。
〔作用〕
本発明では、押捺初期、すなわち、指紋の中央部に適
度な押圧力が作用しているときの画像が第1の記憶部に
記憶され、この第1の記憶部に記憶された画像と、押捺
初期以降の期間に第2の記憶部に記憶された画像とが合
成される。したがって、合成された画像の中央部は、適
度な押圧力のときのものであるから、ブリッジ発生の度
合は極めて低く、画質の改善が図られる。
〔実施例〕
以下、本発明は図面に基づいて説明する。
第1〜3図は本発明に係る指紋像読取り装置の一実施
例を示す図であり、個人照合システムに適用した例であ
る。
まず、構成を説明する。第1図は指紋像読取り装置を
含む個人照合システムの機能を示すブロック図であり、
この図において、個人照合システムは、指紋センサ10、
2値化回路11、記憶回路12、コントロール回路13および
合成回路14を含む指紋像読取り装置15を有するととも
に、細線化処理回路16、特徴点抽出回路17、登録回路18
および照合回路19の各機能を有している。
指紋センサ10は押捺された指紋の濃淡画像信号を出力
するもので、濃淡画像信号は2値化回路11によって2値
化された後、記憶回路12に送られる。記憶回路12は、複
数のフレームメモリを備えている。以下、簡単のためフ
レームメモリ数を2つとし、それぞれをM1、Mnと呼称す
る。M1は後述の第1のライトイネーブル信号R1によって
書込みが許容され、また、Mnは後述の第nのライトイネ
ーブル信号Rnによって書込みが許容される。R1……Rn
コントロール回路13によって作られ、コントロール回路
13は押捺が開始されてから終了するまでの間において、
その初期の適当な時間t1にR1を出力し、その後適当な時
間t2を置いてRnを出力するものである。すなわち、M1
は押捺初期の2値化画像信号が記憶され、Mnには押捺初
期以降の適当な中間期の2値化画像信号が記憶される。
したがって、M1は第1の記憶部として、さらに、Mnは第
2の記憶部として機能している。M1……Mnに記憶された
各画像信号は共に読み出されて合成回路14に送られる。
合成回路14はM1の画像信号とMnの画像信号とを合成する
もので、合成の方法としては、例えば、予め指紋の中央
部に相当する切り出し領域を設定しておき、この切り出
し領域でMnの画像を切り出し、切り出した後にM1の画像
を挿入する方法などは好ましい。あるいは、M1に記憶さ
れた画像の輪郭線を上記切り出し領域としてもよい。
合成回路14で合成された画像は、細線化処理回路16に
おいて、隆線(または谷線)の細線化処理が行われた
後、特徴点抽出回路17において、端点や分岐点などの特
徴点の抽出が行われる。抽出された特徴点情報は特定個
人の登録情報として登録回路18に登録される。照合回路
19は、照合時において、特徴点抽出回路17からの特徴点
情報と上記登録情報とを比較し、その比較の結果に応じ
た一致、不一致信号を図外のセキュリティ装置に出力す
る。セキュリティ装置は、一致信号の場合に入室を許可
し、あるいは端末の使用を許可する。
次に、作用を説明する。
本実施例では、押捺期間の初期、すなわち、指紋の中
央部に適度な押圧力が作用しているときに指紋センサ10
から出力された画像信号が(2値化された後)記憶回路
12のM1に記憶される(第2図(a)参照)。また、押捺
期間の初期以降の期間、すなわち、指紋の中央部の周辺
部に適度な押圧力が作用しているときに指紋センサ10か
ら出力された画像信号が(2値化された後)記憶回路12
のMnに記憶される(第2図(b)参照)。そして、M1
…Mn内に記憶された各画像信号は、合成回路14によって
合成され、照合システムに必要な指紋像の情報が生成さ
れる(第2図(c)参照)。したがって、合成された指
紋像の中央部は適度な押圧力が作用したときのものであ
るから、ブリッジ発生の度合が低くなり、画像品質の改
善が図られる。
第3図は本実施例における個人照合システムの動作を
示すフローチャートである。まず、押捺の開始を検出す
ると(ステップP1)、コントロール回路13において時間
をカウントし(ステップP2)、この時間が押捺の初期の
所定の時点に相当する適当な時間t1に至ると、コントロ
ール回路13からR1が出力される。M1はこのR1を受けてそ
のときの2値化回路11からの2値化画像を記憶(いわゆ
るフリーズ)する(ステップP3)。次いで、コントロー
ル回路13において、上記t1に至ったときからさらに時間
をカウントし(ステップP4)、この時間が、押捺の初期
以降の所定の時点に相当する適当な時間t2に至ると、コ
ントロール回路13からRnが出力される。MnはこのRnを受
けてそのときの2値化回路11からの2値化画像を記憶
(ステップP5)し、これらのM1〜Mnに記憶された各画像
は合成回路14において合成され(ステップP6)、合成さ
れた指紋像は細線化処理、特徴点抽出処理および登録等
の各処理を受けた後、必要に応じて照合動作に供される
(ステップP7)。
このように、本実施例では、登録や照合のための指紋
像は合成されたものであり、しかも、その指紋中央部は
M1に記憶された押捺初期のものであるから、適度な押圧
力でブリッジ発生が抑えられて画質が改善され、その結
果、指紋像を利用した個人照合システムの照合精度の向
上が図られる。なお、上記実施例では説明の便宜上、記
憶回路12をM1,Mnの2つとして説明したが、この2つの
数に限定されるものではない。因に,記憶回路12を構成
するフレームメモリの数を3つ以上にすると、指紋面に
作用する押圧力の分布移動(中央部から徐々に周辺部へ
と拡大される)にきめ細かく対応した合成指紋像が得ら
れるのでより一層好ましい。また、M1〜Mnはそれぞれ個
々のフレームメモリでなくてもよく、1つのフレームメ
モリのメモリエリアを区分けして使用してもよいことは
勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、押捺初期の指紋画像を中央部、そし
て初期以降の指紋画像を周辺とした合成指紋画像を得る
ことができる。したがって、押捺初期では指表面の中央
部に作用する押圧力が適度であるから、ブリッジ発生の
度合を低下させることができ、画質を改善した指紋像を
出力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明に係る指紋像読取り装置の一実施例
を示す図であり、 第1図はその指紋像読取り装置を含む個人照合システム
の機能ブロック図、 第2図はその指紋像読取り装置の画像合成を示す図、 第3図はその指紋像読取り装置を含む個人照合システム
の動作を示すフローチャート、 第4図は従来の指紋像読取り装置を示す概念構成図であ
る。 10……指紋センサ(読取り手段)、 12……記憶回路(記憶手段)、 M1……フレームメモリ(第1の記憶部)、 Mn……フレームメモリ(第2の記憶部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 弘之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押捺された指の指紋像を読取る読取り手段
    および該読取られた指紋像を記憶する記憶手段を備えた
    指紋像読取り装置であって、 前記記憶手段は、指紋像の記憶を独立して行い得る少な
    くとも第1および第2の記憶部を備えて構成され、第1
    の記憶部は押捺の初期に読取られた指紋像を記憶するも
    のであり、また、第2の記憶部は押捺の初期以降の期間
    に読取られた指紋像を記憶するものであり、これらの第
    1および第2の記憶部に記憶された指紋像を合成して出
    力するようにしたことを特徴とする指紋像読取り装置。
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JP4935213B2 (ja) * 2006-07-14 2012-05-23 ソニー株式会社 登録装置、認証装置、画像処理方法及びプログラム
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