JP2710434B2 - 特徴抽出装置 - Google Patents

特徴抽出装置

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JP2710434B2
JP2710434B2 JP2014335A JP1433590A JP2710434B2 JP 2710434 B2 JP2710434 B2 JP 2710434B2 JP 2014335 A JP2014335 A JP 2014335A JP 1433590 A JP1433590 A JP 1433590A JP 2710434 B2 JP2710434 B2 JP 2710434B2
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孝一郎 森田
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日本電気セキュリティシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は特徴抽出装置に関し、特に入力指紋と登録指
紋とを指紋特徴によりその同一性を判定し個人識別をな
す指紋照合システムにおける照合処理に必要な特徴ファ
イルを作成するための特徴抽出装置に関するものであ
る。
従来技術 指紋を用いて個人を識別する指紋照合システムにおい
ては、指紋の「万人不同」,「終生不変」の性質から極
めて高い信頼性を有するために、パタン認識技術を使用
して犯罪現場で採取された採取指紋と、予め登録されて
いる登録指紋との自動照合を行う装置が既に提案されて
おり、特開昭59−778号公報をはじめとして多くの技術
がある。
一方、近年の情報化社会の進展と共にコンピュータ端
末からのログオン、データベースへのアクセス、重要機
密地域への入門管理時における個人識別の重要性が増大
しつつある。現在、これらの多くは、暗唱番号やIDカー
ド等により行われているが、これらは、盗難、紛失、偽
造等により容易にその効力を失うものであり、その信頼
性は低いと言わざるを得ない。
このような背景の中で、指紋照合技術を用いた個人識
別装置の実現が待ち望まれている。この種の装置におい
て、指紋を入力する際には、犯罪捜査時のように、イン
クを指紋に塗布し、それを押捺原紙上に押捺し、インク
指紋画像を入力することは運用上好ましくなく、インク
を用いずガラス面上に指を押捺し、光学的条件を用いて
指紋画像を入力する方法が特開昭54−69300号公報に提
案されている。しかし、ガラス面に指を押捺する際に
は、押捺圧力の不均一性などに起因する隆線の癒着を生
じたり、隆線の凹凸の高低差が少ないため、濃淡差の少
ない低品質の指紋が採取されるという問題がある。
前述の如く、登録指紋として入力される指紋の中に
は、低品質な指紋が含まれており、これらの低品質な指
紋からの特徴抽出は、一般に困難であり、ひいては照合
結果の低下を及ぼすものである。
発明の目的 そこで、本発明はこの様な従来技術の欠点を解消すべ
くなされたものであって、その目的とするところは、良
質な指紋特徴を効果的に抽出し、ひいては照合結果の特
性向上を図るようにした特徴抽出装置を提供することに
ある。
発明の構成 入力指紋画像と登録指紋画像とを比較してこの入力指
紋画像が前記登録指紋画像に一致するか否かの照合の際
に使用される指紋紋様特徴を抽出する特徴抽出装置であ
って、透明体上に載置された指の指紋画像を採取して2
次元量子化データとして出力する手段と、前記透明体上
に1本の指が順次載置される毎にそれに応答して、各1
本の指に対応する前記量子化データから特徴抽出をなす
手段と、前記照合に有効な特徴が予め定められた閾値以
上の個数抽出されたか否かを判定する手段と、この抽出
された特徴の個数が前記閾値より小であれば、次に入力
される指紋の特徴抽出となすよう制御する手段と、前記
閾値以上であればその指紋についての特徴情報を個人同
定情報と共に登録する手段とを含むことを特徴とする特
徴抽出装置が得られる。
実施例 次に、本発明について図面を参照にして説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
本実施例は透明体上に載置された指の濃淡指紋画像を採
取し、光電変換する指紋画像入力部10と、光電変換信号
を二次元量子化画像データに変換するA/D変換部11と、
採取画像中の所定位置の画素の濃淡変換により、指の載
置を検出して検出信号を出力する指紋載置検査部12と、
検出信号を受けた後、入力画像の採取制御を行う入力画
像採取制御部13と、採取された指紋の二次元量子化画像
を記憶する画像記憶部14と、抽出された特徴数が一定値
以上か否かを判定する特徴判定部15と、抽出された特徴
を格納するファイル24と、特徴ファイル作成時に、各特
徴ファイルに付与するIDコード(個人同定情報)等の種
々の情報を入力する入力部23と、特徴抽出過程及び特徴
判定結果を出力する出力部22と、特徴抽出処理を行う特
徴抽出部20とからなっている。尚、23は画像出力部であ
る。
指紋画像入力部10については、透明体上に載置された
指に対して、光源からの入射光により生じる光学的条件
を利用して、撮像装置により指紋紋様パタンの光電変換
画像を入力する処理部であり、例えば、特開昭54−6930
0号公報に記載されている装置があり利用される。
指紋載置検査部12および入力画像採取制御部13につい
ては、撮像装置により繰返し取込まれる画像中の所定位
置の画素の濃淡値の変化により、指の載置を検出し、検
出信号を入力画像採取制御部13に送り、これにより画像
入力の採取をなすものであり、例えば、特開昭61−2554
80号公報に記載されている装置があり、利用される。こ
のようにして得られた二次元量子化画像は画像記憶部14
に記載される。
第2図は本実施例における特徴点(以下、マニューシ
ャと呼ぶ)を含む指紋紋様パタン、第3図は端点、分岐
点の方向、第4図は各マニューシャに関するマニューシ
ャリストの概略構成図を示す。
第2,3,4図において、指紋の特徴は端点201や、分岐点
202のマニューシャMiの位置座標(Xi,Yi)、方向Di20
4、四近傍マユーシャとのリレーション(r1,r2,r3,r4)
203およびマニューシャの種別qiを単位として、一指紋
内に複数個存在するマニューシャMiに対してリスト状に
表現したものである。これらの詳細な定義および検出方
法は特開昭55−138174号公報に記述されており、ここで
はその説明を省略する。
基本的に、照合処理は前述のマニューシャが指紋紋様
中に存在するか否かによりなされるもので、ある一定個
数以上のマニューシャが紋様上で確認されれば同一指紋
と見なされる。この照合方法については、これまた特開
昭55−138174号公報に詳細に記述されているために、こ
こでは省略する。
第1図の特徴判定部15では、特徴抽出部20において作
成されたマニューシャリスト中のマニューシャの個数
が、照合処理に充分な個数以上存在するならば、登録す
ると判定し、前述マニューシャリストをファイル4へ格
納するものである。
第5図は本装置における処理フローを示す図である。
指紋画像入力部10に載置された指は、指紋載置検出部12
において、その画像上の時間的濃淡変化を調べることに
よって、入力タイミングの制御がなされ、画像記憶部14
へ蓄積される。次に、画像記憶部14、例えばハードディ
スクの容量が一杯か否かの判定がなされ、一杯であれ
ば、入力不能メッセージが出力部22に表示される。
登録指入力後は、画像記憶部14内に記憶された指紋
に、前述の特徴抽出および特徴判定がなされる。登録可
であればファイル24へ登録される。登録不可であれば登
録はなされず、次の指紋の入力を行うか否かのメッセー
ジが出力部22に表示され、入力するならば最初の入力処
理に戻り、入力しないならば全ての処理を終了する。
マニューシャリストがファイル24へ格納された後は、
中央処理部17からの命令により、出力部22において格納
終了メッセージが表示され、その後入力部23を介して格
納されたマニューシャリストへID番号が付与される。
なお、本実施例においては、特徴判定部15において登
録するか否かの判定基準としてマニューシャ個数を用い
たが、特徴抽出過程において生じる、種々の特徴、例え
ば、局所領域の画質が低品質であることを示す「不明領
域」の数を用いても、本処理の本質は変わることなく行
える。
発明の効果 以上、説明したように、本発明は登録指紋から抽出さ
れた特徴数が予め定められた閾値以上か否かを調べるこ
とにより、照合処理に有効な特徴数が充分な数のみ有す
る高品質な指紋のみを登録し、照合精度向上を図り得る
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の実施例におけるマニューシャの概略図、第3図
は第1図の実施例における端点、分岐点の方向の概略
図、第4図はマニューシャリストを示す図、第5図は第
1図の実施例における処理フロー図である。 主要部分の符号の説明 10……指紋画像入力部 11……A/D変換部 12……指紋載置検査部 13……入力画像採取制御部 14……画像記憶部 15……特徴判定部 20……特徴抽出部 24……ファイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力指紋画像と登録指紋画像とを比較して
    この入力指紋画像が前記登録指紋画像に一致するか否か
    の照合の際に使用される指紋紋様特徴を抽出する特徴抽
    出装置であって、透明体上に載置された指の指紋画像を
    採取して2次元量子化データとして出力する手段と、前
    記透明体上に1本の指が順次載置される毎にそれに応答
    して、各1本の指に対応する前記量子化データから特徴
    抽出をなす手段と、前記照合に有効な特徴が予め定めら
    れた閾値以上の個数抽出されたかを判定する手段と、こ
    の抽出された特徴の個数が前記閾値より小であれば、次
    に入力される指紋の特徴抽出をなすよう制御する手段
    と、前記閾値以上であればその指紋について特徴情報を
    個人同定情報と共に登録する手段とを含むことを特徴と
    する特徴抽出装置。
JP2014335A 1990-01-24 1990-01-24 特徴抽出装置 Expired - Lifetime JP2710434B2 (ja)

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