JP5216453B2 - 個品の形態遷移管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、トレーサビリティシステムにおける個品の形態遷移管理システム、個品の形態遷移の追跡システムに係り、特に、個品の製造、流通、利用、保守/リサイクルなどのライフサイクル全体を通して情報を管理するシステムに関する。
近年、個品毎の品質管理や品質保証等を目的として、トレーサビリティシステムが注目されている。トレーサビリティシステムは、個品毎に、ライフサイクルにおける原材料、部品、組立部品等に関する各種情報や、輸送環境、梱包構成状態等の個品輸送に関する各種情報を収集し、個品毎の品質管理や品質保証等に活用するシステムである。
特許文献1では、加工により個品の形態が変化し、個品に紐付けられたIDが加工前後で変化しても、個品の流通状況を的確に把握できるシステムを公開している。この発明では、個品の識別情報、流通状況、形態の変化を集め、それぞれを所定の規則に従って紐付けする。紐付けした情報に基づいて流通の流れを把握、管理することで、形態が変化する個品の追跡を可能にしている。
例えば、加工、梱包、開梱等の処理により個品の形態が遷移する場合、図2に示すように一方向に形態が遷移していく一次元的なモデルで捉えていた。図2はIDがa00の牛と、IDがb00の豚から、加工、梱包、開梱、調理などの処理を経て、IDがd00の弁当が出来るまでの個品の形態遷移を表す。
特開2005-267625号公報
特許文献1のトレーサビリティシステムでは、梱包、開梱処理により遷移する個品の形態を追跡する場合、正しく追跡するための処理が複雑になる。例えば図2において、IDがd00の弁当からIDがa00の牛、IDがb00の豚までを追跡する際、IDが300のパレットからIDが100の箱とIDが200の箱への分岐において、IDが100の箱へと正しく追跡できる必要がある。IDが300のパレットから、IDが200の箱ではなく、IDが100の箱を追跡するためには、パレットの前段に、IDが100の箱があることを記憶しておき、パレットの後段にIDが100の箱と、200の箱が存在する時、上記記憶しておいたIDと同一のIDである100の箱を選択し追跡を続ける処理が必要である。
また、個品の形態遷移を追跡する際、処理前後の個品の紐付けを順に辿る処理を行っており、特定処理による形態遷移のみを追跡することが困難である。例えば、IDがd00の弁当から原材料のみを追跡したい場合、箱、パレット、コンテナの形態遷移に関する余計な情報も含まれるといった課題がある。
本発明の目的は、処理を複雑にすることなく個品の形態を正しく追跡でき、また、特定処理による形態遷移のみを追跡できるシステムおよび方法を提供することである。
本発明の目的は、個品の遷移の種類を複数に分類することで、目的に応じた効率的な個品の追跡を可能にするシステムおよび方法を提供することである。
本発明は、個品の形態遷移の種類を分類して管理することを特徴とする。
好ましくは、本発明は、個品の形態遷移前の識別情報と形態遷移後の識別情報を紐付けて蓄積する際、形態遷移の種類を表す情報と、紐付けの開始日時と、紐付けの終了日時も共に蓄積する。
また、本発明は 個品には識別情報が割り当てられており、処理後の個品に対して新たな識別情報が割り当てられることを前提とし、個品の識別情報と、個品自体の形態の変化を伴う処理(例えば、変化)を検索対象とするのか個品自体の形態の変化を伴わない処理(例えば、構成)を検索対象とするのかの利用者からの指示に基づいて、利用者からの指示に応じた具体的な処理名(例えば、加工、調理、梱包)を特定し、利用者からの指示に応じた個品の識別情報から辿ることが可能な関係データのうち、特定された処理名に対応する関係データ(例えば、処理前の個品の識別情報と処理後の個品の識別情報と処理名と処理のタイミングとを記録したモノ関係データ)を検索する。
本発明によれば、個品の遷移の種類を複数に分類することで、目的に応じた効率的な個品の追跡を可能にする。
よって、本発明によれば、処理を複雑にすることなく個品の形態を正しく追跡でき、また、特定処理による形態遷移のみを追跡できる。
本実施例では、加工、梱包、開梱等の処理により個品の形態が遷移する場合のモデルを多次元的なモデルで捉える。例えば、加工処理による個品の遷移は、処理前後で異なる個品へと個品自体の形態が変化する変化軸として分類し、梱包、開梱処理による個品の遷移は、処理前後で個品自体の形態は変化しないが、構成がかわる構成軸として分類する。個品自体の形態の変化とは、形状変化や組成変化や状態変化、物理変化や化学変化を含む。
図2は、食肉における個品の形態遷移を表す図である。牛と豚のそれぞれが、枝肉に加工され、その後、2つの枝肉が混ぜ合わされて合挽肉に加工され、その後、合挽肉が箱に梱包され、その後、その箱が他の箱と共にパレットに梱包され、その後、パレットが移動され、その後、パレットが開梱されて箱が取り出され、その後、箱が開梱されて合挽肉が取り出され、その後、合挽肉が調理され、さらに、弁当内に詰められることを示している。
図2に示す1次元的なモデルを、変化軸と構成軸の2軸で表現したモデルを図1に示す。図1は図2と表現方法が異なるだけで、処理の流れは同一である。図1では、牛と豚のそれぞれの枝肉への加工、2つの枝肉の合挽肉への加工、合挽肉の調理を、変化軸とし、合挽肉の箱への梱包、箱のパレットへの梱包、パレットから箱への開梱、箱から合挽肉への開梱を構成軸としている。原則として、変化軸は一方向の変化であり、構成軸は双方向の変化である。構成軸は、合挽肉の箱、パレットという構成の変化に対して、梱包と開梱がセットになっているためである。
以上のように、処理前後の個品の遷移を多次元的なモデルで捉えることで、目的に応じて個品の遷移を追跡する軸を分ける事ができ、効率的な追跡が実施可能である。ただし、3軸以上であってもよい、
本発明を実施し実現するトレースバックとは、対象物(個品)が辿ってきた地点、時間や、その対象物が形成されるまでの形態変化を知ることである。本発明を実施し実現するトレースフォワードとは、対象物が辿った地点、時間、現在存在する地点や、その対象物から生成された製品を知ることである。
本発明を実施し追跡する対象物は、食品、医療品、衣料品、電子機器、部品、原料などであり、梱包していても良い。梱包した箱なども追跡する対象物であっても良い。追跡する地点のことを拠点と呼ぶ。拠点は、例えば生産工場、加工工場、物流センタ、卸センタ、小売店、消費者であり、例えば卸センタの複数の支店であっても良い。追跡対象物には、UCC/EAN-128や伝票番号や任意の番号(以下IDと呼ぶ)が記載されたバーコードやRFIDなどのデータキャリアが貼付または関連付けされている。追跡対象物は、加工工場などで1つ以上の他の追跡対象物と統合したり、2つ以上の追跡対象物として分割されたり、1つ以上の追跡対象物を1つの箱に詰めて出荷したり、入荷した箱から1つ以上の追跡対象物を取り出しても良い。
本発明のトレーサビリティシステムの構成の一例を図3に示す。トレーサビリティシステムは、トレーサビリティデータセンタ100と、1つ以上の拠点300と、電話回線、LAN、専用線などの回線網200を備える。トレーサビリティデータセンタ100は、トレーサビリティに必要な情報を拠点300から収集し、外部にトレースバック情報及びトレースフォワード情報を出力するものであり、ハードディスクなどの外部記憶装置101と、モデム、ルータ、ターミナルアダプタなどの通信装置102と、CPUなどのデータ処理装置105と、ディスプレイ、プリンタ、FAX、電子データ出力などの出力装置103と、キーボード、マウス、スキャナなどの入力装置104を備える。
外部記憶装置101は、作業履歴データ106、モノ関係データ107、関係軸データ108を蓄積する。トレースデータ106は、追跡対象物がいつ、どこで、誰が、どのような作業を行なったかを表すデータであり、個品識別ID、作業日時、拠点名、作業実施者名、作業名などの情報を持つ。モノ関係データ107は、追跡対象物の作業前のIDと作業後のIDとの紐付け状態を表すデータであり、作業前の個品識別ID、作業後の個品識別ID、作業名、関係開始日時、関係終了日時を情報に持つ。関係開始日時とは、モノが加工作業により変化した日時、梱包作業により構成が作られた日時を表す。関係終了日時とは、個品が開梱作業により構成が解かれた日時を表す。関係軸データ108は、追跡対象物の拠点内における加工や梱包などの作業により生じる作業前のIDと、作業後のIDとの関係が、どのような種類であるかを示すデータであり、作業名と、変化や構成などの関係軸名とを情報に持つ。
データ処理装置105では、トレースデータ登録プログラム110、モノ関係データ登録プログラム111、関係軸データ登録プログラム112が動作する。トレースデータ登録プログラム110は、各拠点より受信したトレースデータを外部記憶装置101のトレースデータ106へ登録する。モノ関係データ登録プログラム111は、各拠点より受信したトレースデータを外部記憶装置101のトレースデータ106、モノ関係データ107へ登録する。関係軸データ登録プログラム112は、各拠点より受信した関係軸データを外部記憶装置101の関係軸データ108へ登録する。
拠点300は、入出荷時及び加工、梱包時に追跡対象物を個品管理するものであり、モデム、ルータ、ターミナルアダプタ、FAXなどの通信装置301と、トレースデータ作成手段303と、関係軸データ作成手段302とを備える。トレーサビリティデータセンタ100と、拠点300は、各通信装置を利用して回線網200を介し接続している。例えば、トレースデータ作成手段303と関係軸データ作成手段302は、処理装置が所定のプログラムに従って動作することにより、実現可能である。
トレースデータ作成手段303は、追跡対象物の入出荷時、加工、梱包時に追跡対象物に貼付されたバーコードやRFID記載のIDをリーダで読み取り、トレースデータを作成し、通信装置301を介してトレーサビリティデータセンタ100にトレースデータを送信する。
関係軸データ作成手段302は、拠点内で実施する作業に関して関係軸データを作成し、通信装置301を介してトレーサビリティデータセンタ100に関係軸データを送信する。
拠点での追跡対象物の入出荷時、トレースデータ作成手段303は追跡対象物のIDを読取り、作業日時、拠点、作業者、作業名を付加しトレースデータを作成後、通信装置301を介してトレーサビリティデータセンタ100のトレースデータ登録プログラム110へトレースデータを送信する。トレースデータ登録プログラム110は、通信装置102を介して受信したトレースデータを外部記憶装置101のトレースデータ106に蓄積する。
拠点300での追跡対象物の梱包、加工時、トレースデータ作成手段303は追跡対象物の作業前のID、作業後のIDを読取り、作業日時、拠点、作業者、作業名を付加しトレースデータを作成後、通信装置301を介してトレーサビリティデータセンタ100のモノ関係データ登録プログラム111へトレースデータを送信する。モノ関係データ登録プログラム111は、通信装置102を介して受信したトレースデータを外部記憶装置101のトレースデータ106に蓄積すると共に、モノ関係データを生成し外部記憶装置101のモノ関係データ107に蓄積する。
トレーサビリティデータセンタ100のデータ処理装置105は、外部記憶装置101に蓄積したトレースデータ106、モノ関係データ107、関係軸データ108を読込み、関連するデータを繋げることで、追跡対象物のトレースバック情報、トレースフォワード情報を、出力装置103を介して出力することができる。
拠点300からトレーサビリティデータセンタ100にトレースデータや関係軸データを送信する手段は、直接データを送信しても、Webブラウザを利用してデータを入力しても、ファイル形式で保存してファイル送信しても、FAX送信しても良い。拠点300からトレーサビリティデータセンタ100にトレースデータを送信するタイミングは、データを作成した直後でも、一定時間ごとでも、データが一定量たまったときでも良い。
本実施例での追跡対象物は、図4に示すように食肉である。拠点は、肉牛を加工し合挽肉を生産する生産拠点と、合挽肉を輸送する輸送拠点と、合挽肉を小売拠点に仕分けする卸売拠点と、合挽肉から弁当を生産する小売拠点である。
生産拠点において、IDがa00の牛とb00の豚を加工し枝肉を生産する。牛a00から生産した枝肉にはa01のタグを、豚b00から生産した枝肉にはb01のタグを貼り付ける。枝肉a01と枝肉b01をさらに加工し、合挽肉を生産し、c00のタグを貼り付け、輸送拠点へ出荷する。輸送拠点において、合挽肉c00を生産拠点から入荷し、IDが100の箱へ詰め込む。箱100とIDが200の箱を、IDが300のパレットへ積込み、卸売拠点へ出荷する。卸売拠点において、パレット300を輸送拠点から入荷し、箱100をパレット300から取り出し、小売拠点へ出荷する。小売拠点は、箱100を卸売拠点より入荷し、箱100より合挽き肉c00を取り出し、調理し弁当を生産し、d00のタグを貼り付ける。
<登録処理>
生産拠点の関係軸データ作成手段は、当拠点で実施する加工作業に関して、関係軸に変化、作業に加工を持つ関係軸データを作成する。関係軸データ作成手段は、作成した関係軸データをトレーサビリティデータセンタの関係軸データ登録プログラムに送信する。トレーサビリティデータセンタの関係軸データ登録プログラムは、受信した関係軸データを外部記憶装置の関係軸データに蓄積する。既に同様の関係軸データが存在するか否かを判定し、既に同様の関係軸データが存在する場合、関係軸データ登録プログラムは登録処理をせずに、処理を終了する。
輸送拠点の関係軸データ作成手段は、当拠点で実施する梱包作業に関して、関係軸に構成、作業に梱包を持つ関係軸データを作成する。関係軸データ作成手段は、作成した関係軸データをトレーサビリティデータセンタの関係軸データ登録プログラムに送信する。トレーサビリティデータセンタの関係軸データ登録プログラムは、受信した関係軸データを外部記憶装置の関係軸データに蓄積する。既に同様の関係軸データが存在するか否かを判定し、既に同様の関係軸データが存在する場合、関係軸データ登録プログラムは登録処理をせずに、処理を終了する。
小売拠点の関係軸データ作成手段は、当拠点で実施する調理作業に関して、関係軸に変化、作業に調理を持つ関係軸データを作成する。関係軸データ作成手段は、作成した関係軸データをトレーサビリティデータセンタの関係軸データ登録プログラムに送信する。トレーサビリティデータセンタの関係軸データ登録プログラムは、受信した関係軸データを外部記憶装置の関係軸データに蓄積する。既に同様の関係軸データが存在するか否かを判定し、既に同様の関係軸データが存在する場合、関係軸データ登録プログラムは登録処理をせずに、処理を終了する。
生産拠点のトレースデータ作成手段は、牛a00を加工し枝肉a01を生産する際、モノID1にa00、モノID2にa01、日時に作業日時、拠点に生産拠点、作業者に生産者、作業に加工を入力したトレースデータを作成する。他のもの(例えば、鶏)と混合、化合しない場合は、IDの一部に加工の前後で同一の識別子(例えば、”a”)を含ませておくのが好ましい。豚b00を加工し枝肉b01を生産する際、モノID1にb00、モノID2にb01、日時に作業日時、拠点に生産拠点、作業者に生産者、作業に加工を入力したトレースデータを作成する。枝肉a01と枝肉b01を加工し合挽肉c00を生産する際、モノID1にa01、モノID2にc00、日時に作業日時、拠点に生産拠点、作業者に生産者、作業に加工を入力したトレースデータと、モノID1にb01、モノID2にc00、日時に作業日時、拠点に生産拠点、作業者に生産者、作業に加工を入力したトレースデータとを作成する。合挽肉c00を出荷する際、モノID1にc00、日時に作業日時、拠点に生産拠点、作業者に生産者、作業に出荷を入力したトレースデータを作成する。生産拠点のトレースデータ作成手段は、加工作業時のトレースデータをモノ関係データ登録プログラムへ、出荷時のトレースデータをトレースデータ登録プログラムへ送信する。トレースデータ登録プログラムとモノ関係データ登録プログラムは、受信したトレースデータを外部記憶装置に蓄積する。
輸送拠点のトレースデータ作成手段は、合挽肉c00を入荷する際、モノID1にc00、日時に作業日時、拠点に輸送拠点、作業者に輸送業者、作業に入荷を入力したトレースデータを作成する。合挽肉c00を箱100に詰める際、モノID1にc00、モノID2に100、日時に作業日時、拠点に輸送拠点、作業者に輸送業者、作業に梱包を入力したトレースデータを作成する。箱100と箱200をパレット300に積込む際、モノID1に100、モノID2に300、日時に作業日時、拠点に輸送拠点、作業者に輸送業者、作業に梱包を入力したトレースデータと、モノID1に200、モノID2に300、日時に作業日時、拠点に輸送拠点、作業者に輸送業者、作業に梱包を入力したトレースデータとを作成する。パレット300を出荷する際、モノID1に300、日時に作業日時、拠点に輸送拠点、作業者に輸送業者、作業に出荷を入力したトレースデータを作成する。輸送拠点のトレースデータ作成手段は、梱包作業時のトレースデータをモノ関係データ登録プログラムへ、入出荷時のトレースデータをトレースデータ登録プログラムへ送信する。トレースデータ登録プログラムとモノ関係データ登録プログラムは、受信したトレースデータを外部記憶装置に蓄積する。
卸売拠点のトレースデータ作成手段は、パレット300を入荷した際、モノID1に300、日時に作業日時、拠点に卸売拠点、作業者に卸売業者、作業に入荷を入力したトレースデータを作成する。パレット300から箱100を取り出す際、モノID1に300、モノID2に100、日時に作業日時、拠点に卸売拠点、作業者に卸売業者、作業に開梱を入力したトレースデータを作成する。箱100を出荷する際、モノID1に100、日時に作業日時、拠点に卸売拠点、作業者に卸売業者、作業に出荷を入力したトレースデータを作成する。卸売拠点のトレースデータ作成手段は、開梱作業時のトレースデータをモノ関係データ登録プログラムへ、入出荷時のトレースデータをトレースデータ登録プログラムへ送信する。トレースデータ登録プログラムとモノ関係データ登録プログラムは、受信したトレースデータを外部記憶装置に蓄積する。
小売拠点のトレースデータ作成手段は、箱100を入荷した際、モノID1に100、日時に作業日時、拠点に卸売拠点、作業者に卸売業者、作業に入荷を入力したトレースデータを作成する。箱100から合挽肉c00を取り出す際、モノID1に100、モノID2にc00、日時に作業日時、拠点に卸売拠点、作業者に卸売業者、作業に開梱を入力したトレースデータを作成する。合挽肉c00から弁当d00を生産する際、モノID1にc00、モノID2にd00、日時に作業日時、拠点に卸売拠点、作業者に卸売業者、作業に調理を入力したトレースデータを作成する。小売拠点のトレースデータ作成手段は、開梱、調理作業時のトレースデータをモノ関係データ登録プログラムへ、入荷時のトレースデータをトレースデータ登録プログラムへ送信する。トレースデータ登録プログラムとモノ関係データ登録プログラムは、受信したトレースデータを外部記憶装置に蓄積する。
トレーサビリティデータセンタのトレースデータ登録プログラムは、個品識別ID、作業日時、拠点(種別または名称)、作業者、作業名を情報として持つトレースデータを受取り、外部記憶装置へ蓄積する。例えば、トレースデータ登録プログラムは、受け取ったトレースデータ(各レコード)をテーブルの上から順に蓄積する。外部記憶装置でのトレースデータ保持の一例を図5に示す。
トレーサビリティデータセンタのモノ関係データ登録プログラムの処理の流れを図6に示す。ステップ2001ではトレースデータ内の作業名を確認し、トレースデータがモノ関係データの開始データに相当するか判断する。さらに、その作業名が関係軸の「構成」に分類されるのか、「変化」に分類されるのかまでを判断してもよい。「構成」である場合は、作業名からモノ関係データの開始データか終了データかを判別でき、「変化」である場合は、モノ関係データの開始データであり,終了データではないためである。例えば本実施例では、トレースデータ内の作業名が梱包(構成)の場合、モノ関係データの開始データであり、トレースデータ内の作業名が開梱(構成)の場合、モノ関係データの終了データである。これらの関係は予めルールとして定義しておくとよい。一方、トレースデータ内の作業名が加工(変化)の場合、同一の作業日時(例えば、1:00)のトレースデータを抽出し、そのトレースデータの中で、個品識別IDが若いほう(例えば、個品識別IDが”a00”と”a01”であれば”a00”のほう)またはトレースデータの記録が早いほう(例えば、トレースデータがテーブルに上から記録されるのであれば、上のほう)を加工前とし、個品識別IDが若くないほう(例えば、個品識別IDが”a00”と”a01”であれば”a01”のほう)またはトレースデータの記録が遅いほう(例えば、トレースデータがテーブルに上から記録されるのであれば、下のほう)を加工後とする。同一の作業日時で、異なる個品が混ざっている場合(例えば、個品識別IDの先頭が”a”の個品と“b”の個品が混ざっている場合)は、異なる個品ごとにモノ関係データを作成する。さらに、異なる個品の混合、化合などにより同一の個品にならない場合(例えば、個品識別IDの先頭が”a”の個品と“b”の個品が混合されて先頭が”c”の個品となった場合)も、異なる個品ごとにモノ関係データを作成する。トレースデータ内の作業名が梱包で、モノ関係データの開始データに相当する場合、ステップ2002に進む。トレースデータ内の作業名が開梱で、モノ関係データの終了データに相当する場合、ステップ2003に進む。ステップ2002では、作業前の個品識別ID、作業後の個品識別ID、作業日時、拠点、作業者、作業名を情報として持つトレースデータから、モノ関係データを生成し外部記憶装置へ蓄積する。個品識別ID1に作業前の個品識別ID、個品識別ID2に作業後の個品識別ID、作業名にトレースデータ内の作業名、関係開始日時に、トレースデータ内の作業日時を入れる。ステップ2003では、モノ関係データの関係終了時刻を更新する。個品識別ID1が作業後の個品識別IDと等しく、個品識別ID2が作業前の個品識別IDと等しく、関係終了日時が空の情報を検索し、条件に合致するレコードの関係終了日時に、受信したトレースデータ内の作業日時を入力する。外部記憶装置でのモノ関係データ保持の一例を図7に示す。図7において、加工(変化)では関係終了日時を記録せず、梱包(構成)では関係終了日時を記録する。ステップ2004では作業前の個品識別ID、作業日時、拠点名、作業者、作業名を情報として持つトレースデータを作成し外部記憶装置へ蓄積する。ステップ2005では作業後の個品識別ID、作業日時、拠点名、作業者、作業名を情報として持つトレースデータを作成し外部記憶装置へ蓄積する。
トレーサビリティデータセンタの関係軸データ登録プログラムは、関係軸、作業名を情報として持つ関係軸データを受取り、外部記憶装置へ蓄積する。外部記憶装置での関係軸データ保持の一例を図8に示す。作業名「加工」「調理」の関係軸は、「変化」として定義され、作業名「梱包」の関係軸は、「構成」として定義される。
以上の処理により、生産拠点、輸送拠点、卸売拠点、小売拠点の各拠点において、トレースデータ、モノ関係データ、関係軸データを作成することが可能である。
<追跡処理>
トレーサビリティデータセンタのトレースバック・トレースフォワード出力プログラムが、小売拠点が生産したIDがd00の弁当の原材料に関するトレースバック情報を出力する処理の流れを図9に示す。弁当d00の原材料をトレースバックするということは、弁当d00の変化を検索するということであり、利用者からの指示に従って、ステップ4001で検索条件として、トレース対象IDにd00、関係軸に変化を設定する。ステップ4002で外部記憶装置に蓄積した関係軸データの中から、関係軸が変化である作業名を検索する。検索結果として、加工と調理の作業名が得られる。ステップ4003で、ステップ4004の入力としてd00、関係軸データの検索結果として加工と調理を設定する。ステップ4004で、個品識別ID2がd00、作業名が加工または調理、を条件としてモノ関係データを検索する。検索結果として、個品識別ID1がc00、を得られ、ステップ4006で検索結果のc00を入力として設定する。ステップ4004で個品識別ID2がc00、作業名が加工または調理を条件としてモノ関係データを検索する。検索結果として、個品識別ID1がa01、b01、を得られ、ステップ4006で検索結果のa01、b01を入力として設定する。ステップ4004で個品識別ID2がa01、作業名が加工または調理を条件としてモノ関係データを検索する。また、個品識別ID2がb01、作業名が加工または調理を条件としてモノ関係データを検索する。検索結果として、個品識別ID1がa00、b00、を得られ、ステップ4006で検索結果のa00、b00を入力として設定する。ステップ4004で個品識別ID2がa00、作業名が加工または調理を条件としてモノ関係データを検索する。また、個品識別ID2がb00、作業名が加工または調理を条件としてモノ関係データを検索する。この時の検索結果は空であり、処理は終了する。図9に示す処理の検索結果を図10に示す。
トレーサビリティデータセンタのトレースバック・トレースフォワード出力プログラムが、生産拠点が使用したIDがa00の牛から生成された個品に関するトレースフォワード情報を出力する処理の流れを図11に示す。牛a00の原材料をトレースフォワードするということは、牛a00の形態変化を検索するということであり、利用者からの指示に従って、ステップ5001で検索条件として、トレース対象IDにa00、関係軸に変化を設定する。ステップ5002で外部記憶装置に蓄積した関係軸データの中から、関係軸が変化である作業名を検索する。検索結果として、加工と調理の作業名が得られる。ステップ5003で、ステップ5004の入力としてa00、関係軸データの検索結果として加工と調理を設定する。ステップ5004で、個品識別ID1がa00、作業名が加工または調理、を条件としてモノ関係データを検索する。検索結果として、個品識別ID2がa01、を得られ、ステップ5006で検索結果のa01を入力として設定する。ステップ5004で個品識別ID1がa01、作業名が加工または調理、を条件にモノ関係データを検索する。検索結果として、個品識別ID2がc00、を得られ、ステップ5006で検索結果のc00を入力として設定する。ステップ5004で個品識別ID1がc00、作業名が加工または調理、を条件にモノ関係データを検索する。検索結果として、個品識別ID2がd00、を得られ、ステップ5006で検索結果のd00を入力として設定する。ステップ5004で個品識別ID1がd00、作業名が加工または調理、を条件にモノ関係データを検索する。この時の検索結果は空であり、処理は終了する。図11に示す処理の検索結果を図12に示す。
トレーサビリティデータセンタのトレースバック・トレースフォワード出力プログラムが、小売拠点が使用したIDがc00の合挽肉の梱包状態の履歴に関する情報を出力する処理の流れを図13に示す。合挽肉c00の梱包状態の履歴を検索するということは、合挽肉c00の構成を検索するということであり、利用者からの指示に従って、ステップ8001で検索条件として、トレース対象IDにc00、関係軸に構成を設定する。ステップ8002で外部記憶装置に蓄積した関係軸データの中から、関係軸が構成である作業名を検索する。検索結果として、梱包の作業名が得られる。ステップ8003で、個品識別ID1がc00、作業名が梱包、を条件としてモノ関係データを検索する。検索結果として、個品識別ID2が100、関係開始日時が5:00、関係終了日時が12:00、が得られる。ステップ8004で、ステップ8003の検索結果をステップ8005の入力として設定する。ステップ8005で、個品識別ID1が100、作業名が梱包、関係開始日時が5:00以降、関係終了日時が12:00以前、を条件としてモノ関係データを検索する。検索結果として個品識別ID2が300、関係開始日時が6:00、関係終了日時が9:00、が得られ、ステップ8004でステップ8005の入力として設定する。ステップ8005で個品識別ID1が300、作業名が梱包、関係開始日時が6:00以降、関係終了日時が9:00以前、を条件としてモノ関係データを検索する。この時の検索結果は空であり、処理は終了する。図13に示す処理の検索結果を図14に示す。
トレーサビリティデータセンタのトレースバック・トレースフォワード出力プログラムが、小売拠点が使用したIDがc00の合挽肉の輸送経路に関するトレースバック情報を出力する処理の流れを図15に示す。個品は輸送される際、そのまま輸送されるか、箱やパレットなどに梱包されて輸送される。従って、まず合挽肉c00の構成について検索する。合挽肉c00の構成については、ステップ6001で図13に示す処理により図14に示す結果が得られる。ステップ6002で、個品識別IDがトレース対象のc00、を条件としてトレースデータを検索する。ステップ6003で、個品識別IDが100、作業日時が5:00以降、作業日時が12:00以前、を条件としてトレースデータを検索する。また、個品識別IDが300、作業日時が6:00以降、作業日時が9:00以前、を条件としてトレースデータを検索する。ステップ6002、ステップ6003の検索結果を図16に示す。検索結果は時系列順とする。ステップ6004で図16に示す検索結果より、拠点を抽出する。ステップ6004による抽出結果を図17に示す。
トレーサビリティデータセンタのトレースバック・トレースフォワード出力プログラムが、 所定の時刻における、IDが300のパレットの内部の構成に関するトレースバック情報を出力する処理の流れを図18に示す。ステップ7001で関係軸が構成である作業名を関係軸データから検索する。検索結果として、梱包の作業名が得られる。ステップ7002で、個品識別ID1が300、作業名が梱包、開始時刻が所定時刻以前、終了時刻が所定時刻以降もしくは空、を条件として、モノ関係データを再帰的に検索する。所定時刻を10:00としたときの検索結果を図19に示す。
以上の処理により、個品の原材料の追跡、個品から生成される個品の追跡、個品の構成の追跡、ある時刻における個品の構成の追跡、を可能とする。
以上、本発明について実施例を用いて具体的に説明したが、例えば上記実施形態において、トレースデータを各拠点からトレーサビリティデータセンタへ送信する際、トレーサビリティデータセンタのトレースデータ登録プログラムへ送信するのか、モノ関係データ登録プログラムへ送信するのか、各拠点で判断していた。これに対し、どのプログラムを使ってトレースデータを処理するかといった判断を、トレーサビリティデータセンタ側で実施するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適時変更が可能であり、上記実施例に限定されるものではない。
本発明は、個品を管理するシステムに適用可能である。
本実施形態の形態遷移を表す図である。 食肉における個品の形態遷移を表す図である。 本実施形態のトレーサビリティシステムの構成例を表す図である。 本発明を食肉業に適用したときの実施の形態を表す図である。 本実施形態における、トレースデータの一例を示す図である。 本実施形態における、トレースデータを、外部記憶装置のトレースデータとモノ関係データへ蓄積する処理の流れを示したフロー図である。 本実施形態における、モノ関係データの一例を示す図である。 本実施形態における、関係軸データの一例を示す図である。 本実施形態における、関係軸データ、モノ関係データを検索する処理の流れを示したフロー図である。 本実施形態における、モノ関係データの検索結果の一例を示す図である。 本実施形態における、関係軸データ、モノ関係データを検索する処理の流れを示したフロー図である。 本実施形態における、モノ関係データの検索結果の一例を示す図である。 本実施形態における、関係軸データ、モノ関係データを検索する処理の流れを示したフロー図である。 本実施形態における、モノ関係データの検索結果の一例を示す図である。 本実施形態における、関係軸データ、モノ関係データ、トレースデータを検索する処理の流れを示したフロー図である。 本実施例におけるトレースデータの検索結果の一例を示す図である。 本実施例における経路データの一例を示す図である。 本実施例における、関係軸データ、モノ関係データを検索する処理の流れを示したフロー図である。 本実施例における、所定時刻における個品の構成情報の一例を示す図である。
符号の説明
100・・・トレーサビリティデータセンタ、101・・・トレースデータ、106・・・トレースデータ、107・・・モノ関係データ、108・・・関係軸データ、109・・・トレースバック・トレースフォワード出力プログラム、110・・・トレースデータ登録プログラム、111・・・モノ関係データ登録プログラム、112・・・関係軸データ登録プログラム、300・・・拠点、302・・・関係軸データ作成手段、303・・・トレースデータ作成手段

Claims (6)

  1. 処理装置と記憶装置とを備え、複数の拠点で処理される個品を管理するための個品の形態遷移管理システムにおいて、
    個品には識別情報が割り当てられており、処理後の個品に対して新たな識別情報が割り当てられ、
    前記記憶装置は、処理前の個品の識別情報と処理後の個品の識別情報と処理名と処理のタイミングとを記録した関係データと、各処理が、個品自体の形態の変化を伴う変化軸として分類される処理であるか、個品自体の形態の変化を伴わない構成軸として分類される処理であるかを定義した関係軸データとを記憶し、
    前記処理装置は、個品の識別情報と、前記個品自体の形態の変化を伴う変化軸として分類される処理であるか前記個品自体の形態の変化を伴わない構成軸として分類される処理であるかの利用者からの指示に基づいて、前記記憶装置内の前記関係軸データを参照して、前記利用者からの指示に応じて前記個品自体の形態の変化を伴う前記変化軸として分類される処理または前記個品自体の形態の変化を伴わない前記構成軸として分類される処理のいずれかに対応する処理名を特定し、前記利用者からの指示に応じた個品の識別情報から辿ることが可能な関係データのうち、特定された前記処理名に対応する関係データを前記記憶装置内の前記関係データから検索し、出力することを特徴とする個品の形態遷移管理システム。
  2. 請求項1に記載の個品の形態遷移管理システムにおいて、
    前記処理装置は、
    前記利用者が前記変化軸として分類される処理を指定した場合には、前記変化軸として分類される処理に対応する処理名を特定し、前記利用者からの指示に応じた個品の識別情報から辿ることが可能な関係データのうち、前記変化軸として分類される処理に対応する関係データを前記記憶装置内の前記関係データから検索して出力し、
    前記利用者が前記構成軸として分類される処理を指定した場合には、前記構成軸として分類される処理に対応する処理名を特定し、前記利用者からの指示に応じた個品の識別情報から辿ることが可能な関係データのうち、前記構成軸として分類される処理に対応する関係データを前記記憶装置内の前記関係データから検索して出力することを特徴とする個品の形態遷移管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の個品の形態遷移管理システムにおいて、
    前記変化軸として分類される処理は一方向の変化の処理であり、前記構成軸として分類される処理は双方向の変化の処理であることを特徴とする個品の形態遷移管理システム。
  4. 請求項3に記載の個品の形態遷移管理システムにおいて、
    前記変化軸として分類される処理は加工または調理であり、前記構成軸として分類される処理は梱包または開梱であることを特徴とする個品の形態遷移管理システム。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の個品の形態遷移管理システムにおいて、
    前記記憶装置は、処理対象の個品の識別情報と、個品に対して行った処理名と、処理を行った拠点の種別または名称と、処理のタイミングとを記録したトレースデータを記憶し、
    前記処理装置は、前記記憶装置内の前記トレースデータの処理名と前記処理のタイミングに基づいて、個品の識別情報が前記処理前の個品の識別情報か前記処理後の個品の識別情報かを判別して、前記関係データを作成し、前記記憶装置に格納することを特徴とする個品の形態遷移管理システム。
  6. 複数の拠点で処理される個品の管理を、処理装置と記憶装置とを備えたコンピュータによって実行する個品の形態遷移管理方法において、
    個品には識別情報が割り当てられており、処理後の個品に対して新たな識別情報が割り当てられ、
    前記記憶装置が、処理前の個品の識別情報と処理後の個品の識別情報と処理名と処理のタイミングとを記録した関係データと、各処理が、個品自体の形態の変化を伴う変化軸として分類される処理であるか、個品自体の形態の変化を伴わない構成軸として分類される処理であるかを定義した関係軸データとを記憶しており、
    前記処理装置が、個品の識別情報と、前記個品自体の形態の変化を伴う変化軸として分類される処理であるか前記個品自体の形態の変化を伴わない構成軸として分類される処理であるかの利用者からの指示に基づいて、前記記憶装置内の前記関係軸データを参照して、前記利用者からの指示に応じて前記変化軸として分類される処理または前記構成軸として分類される処理のいずれかに対応する処理名を特定し、
    前記処理装置が、前記利用者からの指示に応じた個品の識別情報から辿ることが可能な関係データのうち、特定された前記処理名に対応する関係データを前記記憶装置内の前記関係データから検索し、出力することを特徴とする個品の形態遷移管理方法。
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