JP5216379B2 - 誘導用ブロック - Google Patents
誘導用ブロック Download PDFInfo
- Publication number
- JP5216379B2 JP5216379B2 JP2008063812A JP2008063812A JP5216379B2 JP 5216379 B2 JP5216379 B2 JP 5216379B2 JP 2008063812 A JP2008063812 A JP 2008063812A JP 2008063812 A JP2008063812 A JP 2008063812A JP 5216379 B2 JP5216379 B2 JP 5216379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guidance
- block
- cane
- tag
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
Description
路上に配設される誘導用ブロック(例えば、図3の誘導用ブロック10A)であって、
各誘導用ブロックそれぞれの識別情報及び位置情報と所定の目的地の位置情報とを記憶した記憶部(例えば、図3の記憶部140A)と、
近接した案内用杖(例えば、図3の案内用杖30)の先端部に備えられたICタグ(例えば、図3のICタグ31)からタグデータを読み取るタグリーダ(例えば、図3のタグリーダライタ120;図10のステップA11)と、
周囲の誘導用ブロックと通信するブロック間通信部(例えば、図3の無線通信部130)と、
前記ブロック間通信部を制御して、前記タグリーダが読み取ったタグデータ及び自誘導用ブロックの識別情報を周囲の誘導用ブロックに送信する制御を行う送信制御部(例えば、図3の処理部110A;図10のステップA13)と、
周囲の誘導用ブロックから送信されてきたタグデータと前記タグリーダが読み取ったタグデータとが一致した場合に、当該周囲の誘導用ブロックから送信されてきた当該誘導用ブロックの識別情報と前記記憶部の記憶内容とに基づいて、前記案内用杖の利用者の到来方向を基準とした前記所定の目的地への方向案内情報を生成する案内情報生成部(例えば、図3の処理部110A;図10のステップA15〜A23)と、
前記案内用杖の利用者に携帯される携帯型電子機器(例えば、図3の携帯端末40)に、前記案内情報生成部により生成された方向案内情報を送信する案内情報送信部(例えば、図3の処理部110A;図10のステップA23)と、
を備えた誘導用ブロックである。
路上に配設される誘導用ブロック(例えば、図11の誘導用ブロック10B)であって、
各誘導用ブロックそれぞれの識別情報及び位置情報と所定の目的地の位置情報とを記憶した記憶部(例えば、図11の記憶部140B)と、
近接した案内用杖の先端部に備えられたICタグに記憶されたタグデータ及び誘導用ブロックの識別情報を読み取るとともに、自誘導用ブロックの識別情報を新たな識別情報として当該ICタグに更新書き込みするタグリーダライタ(例えば、図11のタグリーダライタ120;図12のステップB11〜B13)と、
前記タグリーダライタが読み取った誘導用ブロックの識別情報と前記記憶部の記憶内容とに基づいて、前記案内用杖の利用者の到来方向を基準とした前記所定の目的地への方向案内情報を生成する案内情報生成部(例えば、図11の処理部110B;図12のステップA15〜A23)と、
前記案内用杖の利用者に携帯される携帯型電子機器に、前記案内情報生成部により生成された方向案内情報を送信する案内情報送信部(例えば、図11の処理部110B;図12のステップA23)と、
を備えた誘導用ブロックである。
前記記憶部は、前記識別情報として周囲の誘導用ブロックそれぞれの識別情報を記憶し、前記位置情報として当該誘導用ブロックと自誘導用ブロックとの相対的な方向を判別可能な方向情報を記憶している誘導用ブロックである。
図1は、本実施形態における誘導案内システム1の構成を説明する図である。同図によれば、誘導案内システム1は、通路等に敷設された視覚障害者用誘導用ブロック(以下、単に「誘導用ブロック」という)10と、視覚障害者である利用者Yが手に持つ白杖である案内用杖30と、利用者Yがポケット等に入れて携帯する携帯端末40とから構成される。
(構成)
図3は、第1実施例における誘導案内システム1Aの構成図である。同図によれば、誘導案内システム1Aは、誘導用ブロック10Aと、案内用杖30と、携帯端末40とから構成される。
図10は、誘導案内処理(1)の流れを説明するフローチャートである。同図によれば、処理部110Aは、携帯端末40から目的地データを受信したならば(ステップA1:YES)、受信した目的地データをもとに目的地管理データ154を更新する(ステップA3)。また、他の誘導用ブロック10から杖検知データを受信したならば(ステップA5:YES)、受信した杖検知データをもとに杖検知管理データ155を更新する(ステップA7)。
次に、第2実施例を説明する。なお、第2実施例において、上述の第1実施例と同一の構成要素については同符号を付し、詳細な説明を省略或いは簡略する。
図11は、第2実施例における誘導案内システム1Bの構成を説明する図である。同図によれば、誘導案内システム1Bは、誘導用ブロック10Bと、案内用杖30と、携帯端末40とを備えて構成される。
図12は、誘導案内処理(2)の流れを説明するフローチャートである。同図によれば、処理部110Bは、携帯端末40から目的地データを受信したならば(ステップA1:YES)、受信した目的地データをもとに、目的地管理データ154を更新する(ステップA3)。
なお、本発明の適用可能な実施形態は、上述に実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、目的地が設定されていない場合には、利用者の進行方向にある場所を案内することにしても良い。具体的には、判断した利用者の進行方向から、利用者が次に進む方向を予測し、予測した方向に進んだ際に至る候補地を案内する。例えば、「北口改札に向かっています」といった案内である。また、誘導路の分岐部分など進むと予測される方向が複数ある場合には、これら複数の方向それぞれについての候補地を案内する。例えば、「右方向に進むと1番線ホーム、直進すると2番線ホームです」といった案内である。
また、上述の実施形態では、利用者が、携帯端末40に目的地を入力設定し、携帯端末40が、設定された利用者及び目的地のデータ(目的地データ)を随時発信し、この目的地データを受信することで誘導ブロック10に利用者の目的地を設定することにしたが、これを、次のようにしても良い。
例えば、誘導ブロック10間で目的地を送受信することにしても良い。すなわち、誘導ブロック10は、検知した案内用杖30のICタグ31から読み出したデータ(杖ID等)と、目的地管理データ154から取得した当該案内用杖30の利用者の目的地とを、杖検知データとして周辺の誘導ブロック10に送信する。この場合、携帯端末40は、目的地データを随時発信しても良いし、所定間隔で間欠的に発信することにしても良い。
また、案内用杖30のICタグ31に目的地を設定することにしても良い。すなわち、携帯端末40から発信された目的地データを、案内用杖30のICタグ31において受信・記憶する。そして、誘導ブロック10は、検知した案内用杖30のICタグ31から、杖ID及び目的地のデータを読み出す。
また、上述の実施形態では、誘導案内システムの利用者を視覚障害者としたが、例えば高齢者といった案内が必要な他の利用者を対象としても良い。この場合には、携帯端末40において、目的地とともに利用者種別(例えば、視覚障害者や高齢者、車椅子)を設定する。また、誘導用ブロック10において、候補地それぞれの方向として、利用者種別毎に方向を対応付けて設定しておく。これは、利用者種別によって、階段の利用が可能か否か、エレベータの利用の必要性、通行に必要な通路の幅といった経路条件が異なるためである。この利用者情報は、目的地データの補足情報として目的地データとともに、携帯端末40と誘導ブロック10との間、或いは、誘導ブロック10間で通信されることにしても良い。
また、上述の実施形態では、誘導ブロック10に記憶される隣接ブロックデータ152として、当該誘導ブロック10の誘導路に沿った次の誘導ブロック10の方向を記憶することとしたが、所定数(例えば、2つ)隣や近辺の誘導ブロック10も隣接ブロックとしてその方向も記憶しておくことにしても良い。ここで、隣接ブロックとする誘導ブロック10の数は、記憶容量に応じた数とすれば良い。これにより、例えば、誘導ブロック10を1つとばして検知された場合や、誘導ブロックに沿わずに歩行した場合であっても、利用者の進行方向を判断することが可能となる。
また、上述の実施形態では、杖検知管理データ155は、他の誘導ブロック10から杖検知データが受信された場合に更新される。つまり、案内用杖30それぞれについて、当該案内用杖30が最後に検知された誘導ブロック10のデータが記憶されるが、更に、杖検知データの受信時刻(つまり、案内用杖30の検知時刻)を該当する案内用杖30の検知時刻として記憶し、この検知時刻から一定時間が経過した案内用杖30についてのデータを参照しないことにしても良い。
10 誘導用ブロック
20 制御ユニット
110A,110B 処理部、120 タグリーダライタ
130 無線通信部、140A,140B 記憶部
30 案内用杖、31 ICタグ
40 携帯端末
Claims (3)
- 路上に配設される誘導用ブロックであって、
各誘導用ブロックそれぞれの識別情報及び位置情報と所定の目的地の位置情報とを記憶した記憶部と、
近接した案内用杖の先端部に備えられたICタグからタグデータを読み取るタグリーダと、
周囲の誘導用ブロックと通信するブロック間通信部と、
前記ブロック間通信部を制御して、前記タグリーダが読み取ったタグデータ及び自誘導用ブロックの識別情報を周囲の誘導用ブロックに送信する制御を行う送信制御部と、
周囲の誘導用ブロックから送信されてきたタグデータと前記タグリーダが読み取ったタグデータとが一致した場合に、当該周囲の誘導用ブロックから送信されてきた当該誘導用ブロックの識別情報と前記記憶部の記憶内容とに基づいて、前記案内用杖の利用者の到来方向を基準とした前記所定の目的地への方向案内情報を生成する案内情報生成部と、
前記案内用杖の利用者に携帯される携帯型電子機器に、前記案内情報生成部により生成された方向案内情報を送信する案内情報送信部と、
を備えた誘導用ブロック。 - 他の誘導用ブロックそれぞれの識別情報及び位置情報と所定の目的地の位置情報とを記憶した記憶部と、
近接した案内用杖に備えられたICタグと通信を行うタグリーダライタであって、前記ICタグに記憶されているタグデータ及び前回検知時誘導用ブロックの識別情報を読み取る読取手段と、自誘導用ブロックの識別情報を前記ICタグに送信して新たな前回検知時誘導用ブロックの識別情報として当該ICタグに更新書き込みさせる書込手段とを有するタグリーダライタと、
前記タグリーダライタが読み取った誘導用ブロックの識別情報と前記記憶部の記憶内容とに基づいて、前記案内用杖の利用者の到来方向を基準とした前記所定の目的地への方向案内情報を生成する案内情報生成部と、
前記案内用杖の利用者に携帯される携帯型電子機器に、前記案内情報生成部により生成された方向案内情報を送信する案内情報送信部と、
を備えた誘導用ブロック。 - 前記記憶部は、前記識別情報として周囲の誘導用ブロックそれぞれの識別情報を記憶し、前記位置情報として当該誘導用ブロックと自誘導用ブロックとの相対的な方向を判別可能な方向情報を記憶している請求項1又は2に記載の誘導用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008063812A JP5216379B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 誘導用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008063812A JP5216379B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 誘導用ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009219509A JP2009219509A (ja) | 2009-10-01 |
JP5216379B2 true JP5216379B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=41236973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008063812A Active JP5216379B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 誘導用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5216379B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100998265B1 (ko) * | 2010-01-06 | 2010-12-03 | (주) 부성 리싸이클링 | Rfid 블록을 이용한 시각장애인 보행방향 안내 유도시스템 및 그 방법 |
KR101049515B1 (ko) * | 2011-01-26 | 2011-07-15 | 김지훈 | 시각장애인용 도로 안내 시스템 |
KR102610979B1 (ko) * | 2022-02-17 | 2023-12-07 | 충남대학교산학협력단 | Rfid를 활용한 이동정보 제공 시스템 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937583A (ja) * | 1982-08-26 | 1984-03-01 | 日本電気株式会社 | 盲人誘導案内装置 |
JPS6096248A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | 日本電気株式会社 | 視覚障害者案内装置 |
JPH0622998A (ja) * | 1992-07-07 | 1994-02-01 | Kubota Corp | 盲人誘導装置 |
JPH0999002A (ja) * | 1995-10-04 | 1997-04-15 | Nec Environment Eng Ltd | 音声案内装置 |
JPH11276516A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-10-12 | Railway Technical Res Inst | 音声入出力による視覚障害者用誘導案内システム |
JP2002336293A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導案内システム |
-
2008
- 2008-03-13 JP JP2008063812A patent/JP5216379B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009219509A (ja) | 2009-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4803506B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP5415174B2 (ja) | Web掲示板システム、旅行計画支援方法、およびセンタサーバ | |
JP2009222388A (ja) | 案内システム、携帯型電子機器及び制御プログラム | |
CN102374862A (zh) | 使用多种交通模式的路线导航的方法 | |
JP6811578B2 (ja) | 移動情報提供方法、移動情報提供装置、及び移動情報提供プログラム | |
CN201251445Y (zh) | 一种语音导盲系统及便携式语音导盲装置 | |
JP6698887B2 (ja) | 携帯情報端末、情報取得装置、情報取得方法、及び情報提供システム | |
JP2005066745A (ja) | 案内ロボットシステム | |
JP5216379B2 (ja) | 誘導用ブロック | |
JP2009204457A (ja) | ナビゲーション装置及びプログラム | |
JP3769257B2 (ja) | 歩行者誘導システム、歩行者誘導方法、及び進行方向情報生成プログラム | |
JP5113566B2 (ja) | 通信制御方法、案内用杖、携帯型電子機器及び制御プログラム | |
Motta et al. | Overview of smart white canes: connected smart cane from front end to back end | |
JP2008275330A (ja) | 測位情報処理装置 | |
KR102219048B1 (ko) | 역사 내 이동 편의를 위한 안내 정보를 제공하는 시스템 및 그 운영 방법 | |
JP2011209151A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2923251B2 (ja) | 人誘導システム | |
JP6609911B2 (ja) | 案内システム及び案内方法 | |
JP2008116262A (ja) | 車載用ナビゲーション装置及びラウンドアバウトの表示方法 | |
JP2005114694A (ja) | 経路探索装置及びプログラム並びに経路提示方法 | |
JP2005114695A (ja) | 経路探索装置、プログラム及び方法 | |
JP6164946B2 (ja) | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーション情報取得プログラムおよびナビゲーション情報提供プログラム | |
JP2021117095A (ja) | 案内システム及び案内ロボット | |
JP2019194610A (ja) | 情報提供装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP2019196959A (ja) | 案内システム及び案内用ロボット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100813 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5216379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |