JP5216024B2 - Usb可搬装置 - Google Patents

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Description

本発明は、USB可搬装置に関する。
USB(Universal Serial Bus)メモリなどの書き換え可能型の可搬媒体が、普及している。可搬媒体は、ホストであるPC(Personal Computer)に接続され、そのPCから認識された後、PCからメモリの記憶領域の記憶内容に対して書き換えアクセスを受ける。
物理的に1つの可搬媒体の中に、複数の記憶領域を持つ形態が存在する。
特許文献1には、大容量の記憶領域を論理的に分割した複数の分割領域それぞれについて、分割領域の論理ユニット番号を用いることにより、記憶領域を有効に活用する旨が記載されている。
特許文献2には、アクセス制限領域内へのアクセスに対して、認証を行うことで、アクセス制限を実現する旨が記載されている。
特許文献3には、OS(Operating System)の仕様に対応して、その仕様に適合しない記憶領域を隠す旨が記載されている。
特許文献4,5には、特権ユーザには利用できるがその他のユーザには利用できないように、可搬媒体内の仮想デバイスの接続を制御する旨が記載されている。
特開平7−234759号公報 特開平10−289159号公報 特開2005−115636号公報 特開2006−202339号公報 特開2006−286008号公報
自動実行プログラムが格納されている可搬媒体を活用する場合がある。その自動実行プログラムは、ホストに接続されると、ホストに読み込まれ実行される。この自動実行プログラムは、例えば、可搬媒体の配布前に配布元によりあらかじめ記録されている。よって、自動実行プログラムそのものに対して、不正に削除や書き換えが行われることは、配布元にとって望ましくない。特許文献2の手法では、アクセス制限領域内への不正アクセスに対して、認証を行うことで対処しているが、アクセス量が多い可搬媒体では、認証処理に伴う性能劣化(例えば、転送速度の低下)が発生してしまう。
また、従来の技術では、OS上に複数のドライブが認識されてしまう。その結果、ユーザの利便性がよくなかった。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、自動実行プログラムが格納されている可搬媒体について、ユーザの利便性を高めつつ不正アクセスを防止することを主な目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ホスト装置に接続されることで実行される切替用プログラムを格納するUSB可搬装置であって、
前記USB可搬装置が、前記切替用プログラムを読み書き可能な記憶手段に記憶する起動用USB機能部と、前記ホスト装置からの読み書きを許可する記憶用USB機能部と、前記ホスト装置に認識させるデバイスを切り替える制御用USB機能部と、を有し、
前記制御用USB機能部が、
前記ホスト装置に前記USB可搬装置が接続されると、前記起動用USB機能部の記憶手段を読み込み可能デバイスとして認識させ、
認識された前記読み込み可能デバイス内の前記切替用プログラムが前記ホスト装置に読み込まれて実行されることで、前記ホスト装置から所定のフラグが付された切替指示を受信し、
前記読み込み可能デバイスを解除させるとともに、前記記憶用USB機能部を読み書き可能デバイスとして認識させることで、前記所定のフラグが付されていない読み書き命令を受け付けるようにし
前記読み込み可能デバイスが前記ホスト装置に認識されてから、その読み込み可能デバイスが解除されるまでの期間に、前記所定のフラグが付されていない前記記憶手段への不正な書き込み命令を無視するアクセス制御を実行することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、自動実行プログラムが格納されている可搬媒体について、ユーザの利便性を高めつつ不正アクセスを防止することが可能になった。
本発明の各実施形態に関するUSBシステムを示す構成図である。 本発明の第1実施形態に関するUSBペリフェラルごとにデバイスを認識させるUSB可搬装置を示す構成図である。 本発明の第1実施形態に関するUSBペリフェラルごとにデバイスを認識させる動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に関するメモリチップごとにデバイスを認識させるUSB可搬装置を示す構成図である。 本発明の第2実施形態に関するメモリチップごとにデバイスを認識させる動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に関する仮想領域ごとにデバイスを認識させるUSB可搬装置を示す構成図である。 本発明の第3実施形態に関する仮想領域ごとにデバイスを認識させる動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に関する複数のメモリチップを用いて仮想領域を構築する旨を示す説明図である。
符号の説明
1 USB可搬装置
11 切替用プログラム
12 USBペリフェラル
12a 起動用USBペリフェラル
12b 記憶用USBペリフェラル
12c 制御用USBペリフェラル
13 メモリチップ
13a 起動用メモリチップ
13b 記憶用メモリチップ
14a 起動用仮想領域
14b 記憶用仮想領域
15 コントローラ
16 インタフェース部
17 CPU
18a USBハブ
18b ポートスイッチ
19 USBインタフェース
2 ホスト装置
21 USBホストドライバ部
22 切替用プログラム実行部
29 USBポート
以下に、本発明が適用されるプログラム配信システムの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)は、USBシステムを示す構成図である。USBシステムは、USB規格におけるホスト(host)機能を実現するホスト装置2と、USB規格におけるファンクション(function)機能を実現するUSB可搬装置1とを接続することにより構成される。接続は、USB可搬装置1のUSBインタフェース19を、ホスト装置2のUSBポート29に挿入することで実現される。
USB可搬装置1は、例えば、記憶手段としてのフラッシュメモリと、制御処理を行う制御回路チップ(後記する図1(b)のCPU17など)とを少なくとも備えるUSBメモリとして構成される。なお、USB可搬装置1の記憶手段は、他にも、HDD(Hard Disk Drive)や、着脱可能なSDカードなどの媒体として構成されてもよい。
図1(b)は、USB可搬装置1およびホスト装置2の内部を示す構成図である。ホスト装置2は、USBホストドライバ部21、切替用プログラム実行部22、および、USBポート29を有する。
ホスト装置2は、演算処理を行う際に用いられる記憶手段としてのメモリ23と、前記演算処理を行う演算処理装置とを少なくとも備えるコンピュータとして構成される。なお、メモリ23は、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。演算処理は、CPU(Central Processing Unit)24によって構成される演算処理装置が、メモリ23上のプログラムを実行することで、実現される。
ホスト装置2は、データなどを表示させるための表示装置25を有する。
ホスト装置2は、USBポート29を介して、接続されるキーボードやマウスなどの入力装置3からのデータ入力を受け付ける。
USBホストドライバ部21は、USBポート29に接続されるUSB可搬装置1を検知すると、検知したUSB可搬装置1のハードウェア資源をホスト装置2のOS(Operating System)に使用させるため認識(enumeration)を実行する。つまり、USBホストドライバ部21は、USB規格におけるHCD(Host Controller Driver)として機能する。
切替用プログラム実行部22は、USB可搬装置1の記憶手段に記憶されている切替用プログラム11をホスト装置2のCPUが、OSからの指示に従ってメモリ上に読み込んで、実行することにより実現される。
切替用プログラム実行部22は、USB可搬装置1の内部に存在する複数の記憶手段(起動用記憶手段1a、記憶用記憶手段1b)のうち、マスストレージデバイスとして認識する1つの記憶手段を切り替える。マスストレージデバイスとして認識された記憶手段は、ホスト装置2のOSからアクセス可能な記憶手段である。
起動用記憶手段1aは、読み込み可能デバイスとして認識されると、CPU17が、起動用記憶手段1aの内部に格納する切替用プログラム11をホスト装置2に読み込ませる。
記憶用記憶手段1bは、読み書き可能デバイスとして認識されると、CPU17が、ホスト装置2からのアクセス指示に従い、記憶用記憶手段1bの内部に格納するデータへの読み書きを実行する。
なお、切替用プログラム実行部22は、記憶手段を切り替えるときに、既に認識されている所定の記憶手段を取り外した後、別の記憶手段を認識する。これにより、ユーザが手動でマスストレージデバイスの取り外し操作を入力する必要が無くなり、便利である。
以上説明したUSBシステムの構成は、以下に説明する第1実施形態〜第3実施形態で共通するものである。以下、実施形態ごとに詳細な構成および動作を説明する。各実施形態は、それぞれ次のような特徴がある。
・第1実施形態は、USB可搬装置1の記憶手段として、USBペリフェラル(peripheral)ごとにデバイスを認識させるものである。なお、USBペリフェラルは、USBホストドライバ部21から1つのデバイスアドレス(0〜127のうちのいずれかの値)が割り当てられるUSBのファンクション(function)を構成するUSB機能部である。
・第2実施形態は、USB可搬装置1の記憶手段として、USBペリフェラル内のメモリチップごとにデバイスを認識させるものである。
・第3実施形態は、USB可搬装置1の記憶手段として、USBペリフェラル内のメモリチップ上に構築された仮想領域ごとにデバイスを認識させるものである。なお、仮想領域は、1つの論理ユニット番号(LUN:Logical Unit Number)が割り当てられる記憶領域の単位である。
以下、第1実施形態を説明する。図2は、USBペリフェラルごとにデバイスを認識させるUSB可搬装置1を示す構成図である。USB可搬装置1は、各USBペリフェラル(起動用USBペリフェラル12a、記憶用USBペリフェラル12b、制御用USBペリフェラル12c)が、USBハブ18aの下流側に接続されている。なお、図1の起動用記憶手段1aは起動用USBペリフェラル12aに該当し、図1の記憶用記憶手段1bは記憶用USBペリフェラル12bに該当する。
各USBペリフェラルへの接続線には、USBペリフェラルを特定するためのポート番号(図中吹き出しで示す0,1,2)が1つずつ割り当てられている。USBハブ18aは、ポートスイッチ18bを有する。ポートスイッチ18bは、起動用USBペリフェラル12a、または、記憶用USBペリフェラル12bのうち、いずれか1つのUSBペリフェラルと、USBインタフェース19とを接続する。そのため、ポートスイッチ18bは、各ポートの状態を、「有効状態」または「無効状態」のいずれかに設定する。
ポート「0」の制御用USBペリフェラル12cは、本実施形態では常時「有効状態」としている。
ポート「1」の起動用USBペリフェラル12a、および、ポート「2」の記憶用USBペリフェラル12bは、それぞれ「有効状態」または「無効状態」のスイッチ操作が可能であり、互いに反対の状態となる。つまり、本実施形態では、双方の状態がともに「有効状態」となることはない。
起動用USBペリフェラル12aは、記憶手段としてのメモリチップ13と、そのメモリチップ13へのデータの読み書きを制御するコントローラ15と、を有する。起動用USBペリフェラル12aのメモリチップ13には、切替用プログラム11が記憶されており、この切替用プログラム11は、オートランの対象となるプログラムである。
記憶用USBペリフェラル12bは、記憶手段としてのメモリチップ13と、そのメモリチップ13へのデータの読み書きを制御するコントローラ15と、を有する。
制御用USBペリフェラル12cは、インタフェース部16と、コントローラ15と、を有する。
インタフェース部16は、ポートスイッチ18bに対して、起動用USBペリフェラル12a、または、記憶用USBペリフェラル12bのうち、接続する1つのUSBペリフェラルを指定するための命令を切替用プログラム実行部22からUSBインタフェース19を介して受ける。
コントローラ15は、インタフェース部16が受けた命令をポートスイッチ18bに反映させる。
インタフェース部16は、ホスト装置2と制御用の通信を行うために、例えば、USB規格におけるHID(Human Interface Device)クラスとしてUSBホストドライバ部21に認識される。
図3は、USBペリフェラルごとにデバイスを認識させる動作を示すフローチャートである。
まず、ホスト装置2に挿入される前のUSB可搬装置1は、自装置のモードを起動モードに初期化する(S11)。起動モードでは、ポート「0」の制御用USBペリフェラル12c、および、ポート「1」の起動用USBペリフェラル12aが「有効状態」となっており、ポート「2」の記憶用USBペリフェラル12bが「無効状態」となる。
USB可搬装置1のUSBインタフェース19がホスト装置2のUSBポート29に挿入されると(S12c)、USBホストドライバ部21は、挿入されたUSB可搬装置1を検知する(S12b)。この検知を契機として、USBホストドライバ部21は、検知したUSB可搬装置1の認識(enumeration)を実行する。具体的には、USBホストドライバ部21は、USB可搬装置1に対して利用可能であるデバイスを問い合わせると、USB可搬装置1は、その応答として「有効状態」となっている起動用USBペリフェラル12aを読み込み可能デバイスとして通知する(S13c)とともに、その読み込み可能デバイス内に格納されている切替用プログラム11をオートラン(自動実行)プログラムとして通知する。
応答を受けたUSBホストドライバ部21は、起動用USBペリフェラル12aを読み込み可能デバイスとして認識する(S13b)。そして、USBホストドライバ部21は、認識した読み込み可能デバイス内の切替用プログラム11を自動実行プログラムとして起動する(S14b)ための転送命令の送信を契機に、USB可搬装置1は切替用プログラム11をホスト装置2に転送し(S14c)、ホスト装置2は転送された切替用プログラム11の実行を開始することで、切替用プログラム実行部22を構築する。
切替用プログラム実行部22は、読み込み可能デバイスの取り外しをUSBホストドライバ部21に指示すると(S15a)、USBホストドライバ部21はその指示を受け、S13bで認識した読み込み可能デバイスを取り外す(S15b)。なお、切替用プログラム11は、既にホスト装置2に転送され、切替用プログラム実行部22として実行されているので、この取り外し処理によって実行は中断しない。
切替用プログラム実行部22は、S15bの取り外しを行った旨の応答を契機に、USB可搬装置1に対して、S11の起動モードから記憶モードへと切り替えるように指示する(S16a)。USB可搬装置1は、その指示に従い、自身のモードを記憶モードへと切り替える(S16c)。記憶モードでは、ポート「0」の制御用USBペリフェラル12c、および、ポート「2」の記憶用USBペリフェラル12bが「有効状態」となっており、ポート「1」の起動用USBペリフェラル12aが「無効状態」となっている。
記憶モードへの切替により、制御用USBペリフェラル12cのコントローラ15は、ポートスイッチ18bに対して、起動用USBペリフェラル12aから記憶用USBペリフェラル12bへと接続先を変更するように指示する。
切替用プログラム実行部22は、USBホストドライバ部21に対して、再度USB可搬装置1のデバイスを認識させるために、USBポート29に挿入されるイベント(S12c)と同様の検知イベントを発生させる(S17a)。USBホストドライバ部21は、この検知イベントを受け、既に挿入されているUSB可搬装置1を再び検知する(S17b,S17c)。この検知を契機として、USBホストドライバ部21は、検知したUSB可搬装置1の2回目の認識(enumeration)を実行する。
2回目の認識(enumeration)では、USBホストドライバ部21は、USB可搬装置1に対して利用可能であるデバイスを問い合わせると、USB可搬装置1は、その応答として「有効状態」となっている記憶用USBペリフェラル12bを読み書き可能デバイスとして通知する(S18c)。応答を受けたUSBホストドライバ部21は、記憶用USBペリフェラル12bを読み書き可能デバイスとして認識する(S18b)。
以後、ホスト装置2は、認識した記憶用USBペリフェラル12bに対して読み書きを行うことができるが、取り外した起動用USBペリフェラル12aはUSBホストドライバ部21から一切見えなくなっているので、読み書きの対象にはならずに済む。
以上説明した本実施形態によれば、起動用USBペリフェラル12aの読み込み可能な領域と、記憶用USBペリフェラル12bの読み書き可能な領域とを切り替えることにより、起動用USBペリフェラル12aへの不正アクセスを抑制しつつ、双方の領域を効率的に使用できる。
以下、第2実施形態を説明する。図4は、メモリチップごとにデバイスを認識させるUSB可搬装置1を示す構成図である。USB可搬装置1は、USBペリフェラル12を有する。USBペリフェラル12は、各メモリチップ(起動用メモリチップ13a、記憶用メモリチップ13b)と、各メモリチップへの読み書きを制御するコントローラ15と、コントローラ15の状態を制御するインタフェース部16と、を有する。なお、図1の起動用記憶手段1aは起動用メモリチップ13aに該当し、図1の記憶用記憶手段1bは記憶用メモリチップ13bに該当する。
コントローラ15は、起動用メモリチップ13a、および、記憶用メモリチップ13bのうち、いずれか1つのメモリチップと、USBインタフェース19とを接続する。そのため、コントローラ15は、各メモリチップの状態を、「有効状態」または「無効状態」のいずれかに設定する。
起動用メモリチップ13a、および、記憶用メモリチップ13bは、それぞれ「有効状態」または「無効状態」のスイッチ操作が可能であり、互いに反対の状態となる。つまり、本実施形態では、双方の状態がともに「有効状態」となることはない。
起動用メモリチップ13aには、切替用プログラム11が記憶されており、この切替用プログラム11は、オートランの対象となるプログラムである。
インタフェース部16は、切替用プログラム実行部22から起動用メモリチップ13a、および、記憶用メモリチップ13bのうち、接続する1つのメモリチップを指定するための命令を切替用プログラム実行部22からUSBインタフェース19を介して受け、コントローラ15に反映する。インタフェース部16は、ホスト装置2と制御用の通信を行うために、USB規格におけるHID(Human Interface Device)クラスとしてUSBホストドライバ部21に認識される。
図5は、メモリチップごとにデバイスを認識させる動作を示すフローチャートである。
まず、ホスト装置2に挿入される前のUSB可搬装置1は、自装置のモードを起動モードに初期化する(S11)。起動モードでは、起動用メモリチップ13aが「有効状態」となっており、記憶用メモリチップ13bが「無効状態」となる。
USB可搬装置1のUSBインタフェース19がホスト装置2のUSBポート29に挿入されると(S12c)、USBホストドライバ部21は、挿入されたUSB可搬装置1を検知する(S12b)。この検知を契機として、USBホストドライバ部21は、検知したUSB可搬装置1の認識(enumeration)を実行する。具体的には、USBホストドライバ部21は、USB可搬装置1に対して利用可能であるデバイスを問い合わせると、USB可搬装置1は、その応答として「有効状態」となっている起動用メモリチップ13aを読み込み可能デバイスとして通知する(S23c)とともに、その読み込み可能デバイス内に格納されている切替用プログラム11をオートラン(自動実行)プログラムとして通知する。
応答を受けたUSBホストドライバ部21は、起動用メモリチップ13aを読み込み可能デバイスとして認識する(S23b)。そして、USBホストドライバ部21は、認識した読み込み可能デバイス内の切替用プログラム11を自動実行プログラムとして起動する(S14b)ための転送命令の送信を契機に、USB可搬装置1は切替用プログラム11をホスト装置2に転送し(S14c)、ホスト装置2は転送された切替用プログラム11の実行を開始することで、切替用プログラム実行部22を構築する。
切替用プログラム実行部22は、読み込み可能デバイスの取り外しをUSBホストドライバ部21に指示すると(S15a)、USBホストドライバ部21はその指示を受け、S23bで認識した読み込み可能デバイスを取り外す(S15b)。なお、切替用プログラム11は、既にホスト装置2に転送され、切替用プログラム実行部22として実行されているので、この取り外し処理によって実行は中断しない。
切替用プログラム実行部22は、S15bの取り外しを行った旨の応答を契機に、USB可搬装置1に対して、S11の起動モードから記憶モードへと切り替えるように指示する(S16a)。USB可搬装置1は、その指示に従い、自身のモードを記憶モードへと切り替える(S16c)。記憶モードでは、記憶用メモリチップ13bが「有効状態」となっており、起動用メモリチップ13aが「無効状態」となっている。
記憶モードへの切替により、コントローラ15は、起動用メモリチップ13aから記憶用メモリチップ13bへと接続先を切り替える。
切替用プログラム実行部22は、USBホストドライバ部21に対して、再度USB可搬装置1のデバイスを認識させるために、USBポート29に挿入されるイベント(S12c)と同様の検知イベントを発生させる(S17a)。USBホストドライバ部21は、この検知イベントを受け、既に挿入されているUSB可搬装置1を再び検知する(S17b,S17c)。この検知を契機として、USBホストドライバ部21は、検知したUSB可搬装置1の2回目の認識(enumeration)を実行する。
2回目の認識(enumeration)では、USBホストドライバ部21は、USB可搬装置1に対して利用可能であるデバイスを問い合わせると、USB可搬装置1は、その応答として「有効状態」となっている記憶用メモリチップ13bを読み書き可能デバイスとして通知する(S28c)。応答を受けたUSBホストドライバ部21は、記憶用メモリチップ13bを読み書き可能デバイスとして認識する(S28b)。
以後、ホスト装置2は、認識した記憶用メモリチップ13bに対して読み書きを行うことができるが、取り外した起動用メモリチップ13aはUSBホストドライバ部21から一切見えなくなっているので、読み書きの対象にはならずに済む。
以上説明した本実施形態によれば、起動用メモリチップ13aの読み込み可能な領域と、記憶用メモリチップ13bの読み書き可能な領域とを切り替えることにより、起動用メモリチップ13aへの不正アクセスを抑制しつつ、双方の領域を効率的に使用できる。
以下、第3実施形態を説明する。図6は、仮想領域ごとにデバイスを認識させるUSB可搬装置1を示す構成図である。USB可搬装置1は、USBペリフェラル12を有する。USBペリフェラル12は、複数の仮想領域(起動用仮想領域14a、記憶用仮想領域14b)が構築されるメモリチップ13と、メモリチップ13への読み書きを制御するコントローラ15と、コントローラ15の状態を制御するインタフェース部16と、を有する。なお、図1の起動用記憶手段1aは起動用仮想領域14aに該当し、図1の記憶用記憶手段1bは記憶用仮想領域14bに該当する。
コントローラ15は、起動用仮想領域14a、または、記憶用仮想領域14bのうち、いずれか1つの仮想領域と、USBインタフェース19とを接続する。そのため、コントローラ15は、各仮想領域の状態を、「有効状態」または「無効状態」のいずれかに設定する。
起動用仮想領域14a、および、記憶用仮想領域14bは、それぞれ「有効状態」または「無効状態」のスイッチ操作が可能であり、互いに反対の状態となる。つまり、本実施形態では、双方の状態がともに「有効状態」となることはない。
起動用仮想領域14aには、切替用プログラム11が記憶されており、この切替用プログラム11は、オートランの対象となるプログラムである。
インタフェース部16は、切替用プログラム実行部22から起動用仮想領域14a、および、記憶用仮想領域14bのうち、接続する1つの仮想領域を指定するための命令を切替用プログラム実行部22からUSBインタフェース19を介して受け、コントローラ15に反映する。インタフェース部16は、ホスト装置2と制御用の通信を行うために、USB規格におけるHID(Human Interface Device)クラスとしてUSBホストドライバ部21に認識される。
図7は、仮想領域ごとにデバイスを認識させる動作を示すフローチャートである。
まず、ホスト装置2に挿入される前のUSB可搬装置1は、自装置のモードを起動モードに初期化する(S11)。起動モードでは、起動用仮想領域14aが「有効状態」となっており、記憶用仮想領域14bが「無効状態」となる。
USB可搬装置1のUSBインタフェース19がホスト装置2のUSBポート29に挿入されると(S12c)、USBホストドライバ部21は、挿入されたUSB可搬装置1を検知する(S12b)。この検知を契機として、USBホストドライバ部21は、検知したUSB可搬装置1の認識(enumeration)を実行する。具体的には、USBホストドライバ部21は、USB可搬装置1に対して利用可能であるデバイスを問い合わせると、USB可搬装置1は、その応答として「有効状態」となっている起動用仮想領域14aを読み込み可能デバイスとして通知する(S33c)とともに、その読み込み可能デバイス内に格納されている切替用プログラム11をオートラン(自動実行)プログラムとして通知する。
応答を受けたUSBホストドライバ部21は、起動用仮想領域14aを読み込み可能デバイスとして認識する(S33b)。そして、USBホストドライバ部21は、認識した読み込み可能デバイス内の切替用プログラム11を自動実行プログラムとして起動する(S14b)ための転送命令の送信を契機に、USB可搬装置1は切替用プログラム11をホスト装置2に転送し(S14c)、ホスト装置2は転送された切替用プログラム11の実行を開始することで、切替用プログラム実行部22を構築する。
切替用プログラム実行部22は、読み込み可能デバイスの取り外しをUSBホストドライバ部21に指示すると(S15a)、USBホストドライバ部21はその指示を受け、S33bで認識した読み込み可能デバイスを取り外す(S15b)。なお、切替用プログラム11は、既にホスト装置2に転送され、切替用プログラム実行部22として実行されているので、この取り外し処理によって実行は中断しない。
切替用プログラム実行部22は、S15bの取り外しを行った旨の応答を契機に、USB可搬装置1に対して、S11の起動モードから記憶モードへと切り替えるように指示すると(S16a)、USB可搬装置1は、その指示に従い、自身のモードを記憶モードへと切り替える(S16c)。記憶モードでは、記憶用仮想領域14bが「有効状態」となっており、起動用仮想領域14aが「無効状態」となっている。
記憶モードへの切替により、コントローラ15は、起動用仮想領域14aから記憶用仮想領域14bへと接続先を切り替える。
切替用プログラム実行部22は、USBホストドライバ部21に対して、再度USB可搬装置1のデバイスを認識させるために、USBポート29に挿入されるイベント(S12c)と同様の検知イベントを発生させる(S17a)。USBホストドライバ部21は、この検知イベントを受け、既に挿入されているUSB可搬装置1を再び検知する(S17b,S17c)。この検知を契機として、USBホストドライバ部21は、検知したUSB可搬装置1の2回目の認識(enumeration)を実行する。
2回目の認識(enumeration)では、USBホストドライバ部21は、USB可搬装置1に対して利用可能であるデバイスを問い合わせると、USB可搬装置1は、その応答として「有効状態」となっている記憶用仮想領域14bを読み書き可能デバイスとして通知する(S38c)。応答を受けたUSBホストドライバ部21は、記憶用仮想領域14bを読み書き可能デバイスとして認識する(S38b)。
以後、ホスト装置2は、認識した記憶用仮想領域14bに対して読み書きを行うことができるが、取り外した起動用仮想領域14aはUSBホストドライバ部21から一切見えなくなっているので、読み書きの対象にはならずに済む。
以上説明した本実施形態によれば、起動用仮想領域14aの読み込み可能な領域と、記憶用仮想領域14bの読み書き可能な領域とを切り替えることにより、起動用仮想領域14aへの不正アクセスを抑制しつつ、双方の領域を効率的に使用できる。
図8は、複数のメモリチップを用いて仮想領域を構築する旨を示す説明図である。図6の仮想領域と比較すると、図6では1つのメモリチップ13を起動用仮想領域14aおよび記憶用仮想領域14bで共用していたのに対し、図8(a)では起動用仮想領域14aおよび記憶用仮想領域14bはそれぞれ複数のメモリチップ13を専有する点に違いがある。また、図8(b)では、複数のメモリチップ13を起動用仮想領域14aおよび記憶用仮想領域14bで共用する一例である。
図8(a)のように、メモリチップ13を専有する構成では、1つのメモリチップ13の故障が影響する仮想領域が1つで済むため、信頼性を向上させることができる。さらに、図8(a)では1つの起動用仮想領域14aを4つのメモリチップ13で構成することにしたが、切替用プログラム11を複数のメモリチップ13上に重複して格納することにより、メモリチップ13の多重化による耐障害性の向上効果を得ることができる。
以上、第1実施形態〜第3実施形態を順に説明した。各実施形態の特徴は、次の通りである。
まず、どの実施形態においても、切替用プログラム11が複数の記憶手段から1つの記憶手段を切り替えてUSBホストドライバ部21に認識させるため、無効状態になっている記憶手段は、USBホストドライバ部21から見えなくなる。よって、無効状態になっている記憶手段への、読み込み可能デバイスへの不正な書き込み命令を排除するなどの不正アクセスを常時制御する必要が無くなる。その結果、制御に伴う性能劣化を生じさせずに、不正アクセスを防止してセキュリティを向上することができる。
そして、切替対象の記憶手段として、第1実施形態ではUSBペリフェラルを複数有し、第2実施形態ではメモリチップを複数有し、第3実施形態では仮想領域を複数有する。以下、各実施形態のハードウェアの構成の差異による効果の差異について、製造コストおよび信頼性という2つの面に着目して説明する。
まず、USB可搬装置1の製造コストの面では、仮想領域という新たなハードウェアを不要とする第3実施形態が最も低コストであり、新たなUSBペリフェラルを不要とするが新たなメモリチップを必要とする第2実施形態が次に低コストであり、新たなUSBペリフェラルおよびそのメモリチップを必要とする第1実施形態がその次である。
次に、USB可搬装置1の信頼性の面では、1つのUSBペリフェラルのハードウェア的な故障が他のUSBペリフェラルに影響しない第1実施形態が最も信頼性が高く、1つのメモリチップのハードウェア的な故障が他のメモリチップに影響しない第2実施形態が次に信頼性が高く、メモリチップの故障によりそのメモリチップ上の全ての仮想領域が使用不可となってしまう第1実施形態がその次である。
以上説明した本発明は、以下のようにその趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
例えば、不正な書き込みの防止対象である起動用の記憶手段は、切替用プログラム11を起動するためのわずかな期間(図3では、S13bからS15bまでの期間)ではあるが、読み込み可能デバイスとしてUSBホストドライバ部21に認識される。このわずかな期間中に切替用プログラム11を改ざんするための不正な書き込み命令がUSB可搬装置1に入力される恐れがある。そこで、このわずかな期間中にだけ、USB可搬装置1およびホスト装置2のうち、少なくとも1つの装置は、読み込み可能デバイスに対する書き込み命令を無視するアクセス制御を実行してもよい。このアクセス制御により性能劣化が発生するが、わずかな期間だけなので、運用上はほとんど問題がない。
また、前記不正な書き込み命令が起動用の記憶手段に入力される対策として、起動用の記憶手段を読み込み可能かつ書き込み不可の属性を有するROM(Read Only Memory)として構成してもよい。これにより、ROM内に書き込まれる切替用プログラム11の更新は行えなくなるものの、切替用プログラム11の改ざんを確実に防止できる。
そして、切替用プログラム11は、前記したように認識させる記憶手段を切り替えるという基本機能を実現させるが、この基本機能に加え、USB可搬装置1の利用形態に適した様々なアプリケーションの機能を実現させることとしてもよい。例えば、切替用プログラム11は、記憶手段を切り替えるための要件として、USB可搬装置1のユーザをパスワード入力などにより認証することとしてもよい。これにより、USB可搬装置1のユーザ以外の人が、入手したUSB可搬装置1内のデータを盗み見することを抑制できる。
さらに、USB可搬装置1とホスト装置2との通信経路について、インタフェース部16を介する制御用の経路と、インタフェース部16を介さないデータ通信用の経路と、を別々に設けることとしてもよいし、インタフェース部16を省略してデータ通信用の経路に統一してもよい。
その場合、制御用の通信パケットと、データ通信用の通信パケットが1つの経路上に混在するため、双方の通信パケットを区別するための情報が必要となる。例えば、制御用の通信パケットには所定のフラグを付し、データ通信用の通信パケットには所定のフラグを付さないことにより、双方の通信パケットを区別する。
そして、第1実施形態では、制御用USBペリフェラル12cのコントローラ15は、USBインタフェース19を介して通信される通信パケットを常時監視し、所定のフラグが付された通信パケットを制御用の通信パケットとして受信するとともに、所定のフラグが付されていない通信パケットをポートスイッチ18bに接続されている「有効状態」のUSBペリフェラルへと転送する。
一方、第2,第3実施形態では、コントローラ15は、USBインタフェース19を介して通信される通信パケットを常時監視し、所定のフラグが付された通信パケットを制御用の通信パケットとして受信するとともに、所定のフラグが付されていない通信パケットをデータ通信用の通信パケットとして受信する。
また、記憶用記憶手段1bは、前記した各実施形態で示したように1つでもよいし、複数個でもよい。複数個の記憶用記憶手段1bが存在するときには、その中から1つの記憶用記憶手段1bを認識させる。

Claims (4)

  1. ホスト装置に接続されることで実行される切替用プログラムを格納するUSB可搬装置であって、
    前記USB可搬装置は、前記切替用プログラムを読み書き可能な記憶手段に記憶する起動用USB機能部と、前記ホスト装置からの読み書きを許可する記憶用USB機能部と、前記ホスト装置に認識させるデバイスを切り替える制御用USB機能部と、を有し、
    前記制御用USB機能部は、
    前記ホスト装置に前記USB可搬装置が接続されると、前記起動用USB機能部の記憶手段を読み込み可能デバイスとして認識させ、
    認識された前記読み込み可能デバイス内の前記切替用プログラムが前記ホスト装置に読み込まれて実行されることで、前記ホスト装置から所定のフラグが付された切替指示を受信し、
    前記読み込み可能デバイスを解除させるとともに、前記記憶用USB機能部を読み書き可能デバイスとして認識させることで、前記所定のフラグが付されていない読み書き命令を受け付けるようにし
    前記読み込み可能デバイスが前記ホスト装置に認識されてから、その読み込み可能デバイスが解除されるまでの期間に、前記所定のフラグが付されていない前記記憶手段への不正な書き込み命令を無視するアクセス制御を実行することを特徴とする
    USB可搬装置。
  2. ホスト装置に接続されることで実行される切替用プログラムを格納するUSB可搬装置であって、
    前記USB可搬装置は、前記切替用プログラムを読み書き可能な記憶手段に記憶する起動用メモリチップと、前記ホスト装置からの読み書きを許可する記憶用メモリチップと、前記ホスト装置に認識させるデバイスを切り替えるコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、
    前記ホスト装置に前記USB可搬装置が接続されると、前記起動用メモリチップの記憶手段を読み込み可能デバイスとして認識させ、
    認識された前記読み込み可能デバイス内の前記切替用プログラムが前記ホスト装置に読み込まれて実行されることで、前記ホスト装置から所定のフラグが付された切替指示を受信し、
    前記読み込み可能デバイスを解除させるとともに、前記記憶用メモリチップを読み書き可能デバイスとして認識させることで、前記所定のフラグが付されていない読み書き命令を受け付けるようにし
    前記読み込み可能デバイスが前記ホスト装置に認識されてから、その読み込み可能デバイスが解除されるまでの期間に、前記所定のフラグが付されていない前記記憶手段への不正な書き込み命令を無視するアクセス制御を実行することを特徴とする
    USB可搬装置。
  3. ホスト装置に接続されることで実行される切替用プログラムを格納するUSB可搬装置であって、
    前記USB可搬装置は、前記切替用プログラムを読み書き可能な記憶手段に記憶する起動用仮想領域と、前記ホスト装置からの読み書きを許可する記憶用仮想領域と、を1つ以上のメモリチップ上に構築するとともに、前記ホスト装置に認識させるデバイスを切り替えるコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、
    前記ホスト装置に前記USB可搬装置が接続されると、前記起動用仮想領域の記憶手段を読み込み可能デバイスとして認識させ、
    認識された前記読み込み可能デバイス内の前記切替用プログラムが前記ホスト装置に読み込まれて実行されることで、前記ホスト装置から所定のフラグが付された切替指示を受信し、
    前記読み込み可能デバイスを解除させるとともに、前記記憶用仮想領域を読み書き可能デバイスとして認識させることで、前記所定のフラグが付されていない読み書き命令を受け付けるようにし
    前記読み込み可能デバイスが前記ホスト装置に認識されてから、その読み込み可能デバイスが解除されるまでの期間に、前記所定のフラグが付されていない前記記憶手段への不正な書き込み命令を無視するアクセス制御を実行することを特徴とする
    USB可搬装置。
  4. 請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載のUSB可搬装置であって、
    前記ホスト装置に実行される前記切替用プログラムは、所定ユーザを認証することを要件として、前記切替指示を送信するように前記ホスト装置を制御することを特徴とするUSB可搬装置。
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