JP5215944B2 - 棟受け金具及び棟受け金具成形用板材 - Google Patents

棟受け金具及び棟受け金具成形用板材 Download PDF

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本発明は、片流れ屋根の棟包を固定するための棟受け金具及びこの棟受け金具を成形するための棟受け金具成形用板材に関するものである。
住宅の屋根の頂部となる棟部の施工法では、漆喰やモルタルを用いて瓦を葺くこれまでの湿式工法に代わって、棟や隅棟の棟木を留めつける棟受け金具を用いて施工を行なう乾式工法が近年主流になってきている。そして、このような棟受け金具においては多種多様な金具が提案されている(例えば特許文献1〜4)。
図4は従来の棟受け金具による屋根の棟部の施工例を示すものである。垂木17によって野地板18が支持されることによって屋根下地が形成されている。また、棟受け金具26は下部に屋根の傾斜に沿って両側に突出する固定片30を備え、上部に棟木38を支持する支持部31を備えている。この屋根下地の棟部において、野地板18の上に固定片30をネジや釘等の固着具37で固定すると共に、支持部31に棟木38を固着具27で固定する。そして、棟包28を固着具29で前記棟木38に固定することによって、屋根の棟部の施工を行なっている。
ところで、屋根構造の一つに、一つの外壁の頂部に棟を形成してこの棟から一方向にのみ勾配を有する屋根を形成した片流れ屋根がある。そして、上記のような従来技術を片流れ屋根に適用する場合には、図5に示すように片側の固定片30を建物の壁面21に固着具等で固定することになる。しかしながら、屋根施工の際には、壁面21に固着具で固定片30を固定することが困難な場合がある。例えば、屋根施工と壁施工は、それぞれ専門の作業者により別途に行なわれるものであり、壁施工が完了してしまってからでは上述のように壁面21に固着具を打ち付けることが困難になる。このため、固定片30の壁面21への固定は好ましくない。このように従来技術では片流れ屋根への取り付けが難しいといった問題があった。
そこで、従来、片流れ屋根においては、図6のように桟木32を積み上げて高さ調整を行うことで棟部の施工が行なわれている。屋根の野地板18の上に屋根材19が設置されると共に、棟部に桟木32が積み上げられて固定されている。この積み上げられた桟木32のうち、最も上の桟木32の上面に棟包33を固着具29で固定することによって、片流れ屋根の棟部の施工が行なわれる。尚、符号34は破風板、符号35は化粧破風、符号36は破風カバーである。
しかしながら、この場合、高さ調整を桟木32の積み上げによって行なっているため施工性が悪い。また、野地板18の直上に設けられる桟木32の底面の傾斜を屋根の勾配に合わせて変化させる必要があるため、一種類の桟木32で屋根の勾配に対応することが困難であるといった問題があった。
以上のように、片流れ屋根の棟部の施工においては、従来技術を適用することが難しく、また、桟木32を積み上げて行なう場合には高さ調整が煩雑であって施工性が悪くなると共に、屋根の勾配に対応することが難しいといった問題があった。
特開2000−145026公報 実開平6−47439号公報 特開2005−226306公報 特開2003−41714公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、建物の壁面に固着具等の打ち込みを行なう必要が無く、片流れ屋根における棟部の施工性を向上することができる、棟受け金具及びこの棟受け金具を成形するための棟受け金具成形用板材を提供することを目的とするものである。
本発明に係る棟受け金具は、片流れ屋根の棟部に設けられる、棟包22を固定するための棟受け金具であって、棟部に設けられた際、棟包22を支持する支持片3と、前記支持片3の棟側端縁側から下方に突出する第一脚2と、前記支持片3の軒側端縁側から下方に突出する第二脚4と、前記第一脚2の下端から軒側に向かう方向に突出する第一固定片1と、前記第二脚4の下端から屋根面に沿う方向に突出する第二固定片5とを備えることを特徴とするものである。このため、第一固定片1と第二固定片5とを屋根下地上に固定することによって棟受け金具を片流れ屋根の棟部に設置することができ、棟受け金具を屋根に設置するために建物の壁面への固着具等の打ち込みを行なう必要が無くなり、棟受け金具Aを片流れ屋根の棟部の施工に用いることができる。
また、本発明において、前記第一固定片1が、平面視で支持片3より外側に突出する固定部13を有することが好ましい。この場合、屋根下地の上に固定部13を固着具16等で固定することによって第一固定片1を屋根下地上に固定する際に、固定部13が支持片3によって隠されてしまうことを防ぐことができ、固定部13への固着具等の打ち込みを容易にすることができる。
また、本発明に係る棟受け金具成形用板材は、請求項1又は2に記載の棟受け金具を成形するための板材であって、その一端から他端に亘って第一固定片形成部7、第一脚形成部8、支持片形成部9、第二脚形成部10および第二固定片形成部11が形成され、前記第一固定片形成部7と第一脚形成部8、第一脚形成部8と支持片形成部9、支持片形成部9と第二脚形成部10及び第二脚形成部10と第二固定片形成部11の間のうち少なくともいずれかに折り曲げ位置用目印12を有することを特徴とするものである。この場合、折り曲げ位置用目印12に沿って板材15を折り曲げることで、板材15の折り曲げ成形が容易となり、これにより棟受け金具Aを容易に成形することができる。
また、本発明に係る棟受け金具成形用板材は、折り曲げ位置用目印12が、第一脚形成部8と支持片形成部9、支持片形成部9と第二脚形成部10及び第二脚形成部10と第二固定片形成部11の間においてそれぞれ複数設けられており、屋根勾配に応じて折り曲げ位置用目印12を選択可能とすることが好ましい。この場合、折り曲げ位置用目印12を選択することで板材15の折り曲げ位置を決定することができるため、支持片3、第一脚2及び第二脚4のそれぞれを長さ調整可能に形成することができ、屋根の頂部の高さや勾配に対応した棟受け金具Aを容易に成形することができる。
本発明によれば、第一固定片と第二固定片とを屋根下地上に固定することにより、片流れ屋根に棟受け金具を設置することができ、建物の壁面への固着具等の打ち込みを行なう必要が無く、片流れ屋根における棟部の施工性を向上させることができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示す棟受け金具及び棟木の斜視図である。 同上の実施の形態の一例における棟受け金具成形用板材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は一部を拡大した概略断面図である。 同上の実施の形態の一例における片流れ屋根の構造を示す概略断面図である。 従来技術の一例を示す断面図である。 従来技術の他例を示す概略断面図である。 従来技術の更に他例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
図1に棟受け金具Aの一例を示す。棟受け金具Aは第一固定片1、第一脚2、支持片3、第二脚4および第二固定片5を備えている。以下、棟受け金具Aが片流れ屋根の棟部に設置されている状態を基準にして、棟受け金具Aの構成を説明する。支持片3は略水平に配置されると共に、その上面に棟木24が釘等の固着具14で固定される平板状のものである。この支持片3の棟側の端縁からは第一脚2が、軒側の端縁からは第二脚4がそれぞれ鉛直下方に突出している。ここで、第一脚2および第二脚4の鉛直方向の長さは、支持片3と屋根下地との間の距離及び屋根下地の傾斜に応じて、第一脚2および第二脚4の下端が野地板18と接するような長さに調整される。また、第一脚2の下端からは第一固定片1が、第二脚4の下端からは第二固定片5がそれぞれ軒側に向かう方向に、屋根下地の傾斜に沿うような角度で突出している。ここで、第一固定片1および第二固定片5は、釘等の固着具16によって屋根下地上に固定されるものである。第一固定片1には固定部13が形成されている。前記第一固定片1の固定部13は、第一固定片1の軒棟方向と直交する方向の両側の側部にそれぞれ形成され、平面視において各固定部13は支持片3の外側にそれぞれ突出するように形成されることが好ましい。この固定部13には釘等の固着具16を打ち込むための固定穴6が形成されている。前記固定部13を野地板18上に固着具16で固定することによって、第一固定片1を屋根下地上に固定することができる。また、第二固定片5にも固着具16を打ち込むための固定穴6が設けられていて、この固定穴6に固着具16を打ち込むことで第二固定片5を屋根下地上に固定することができる。上記のように第一固定片1および第二固定片5を屋根下地上に固定することにより、棟受け金具Aを屋根下地上に固定することができる。
図3は、上記のようにして成形される棟受け金具Aを片流れ屋根の棟部施工に用いることで構成された片流れ屋根の構造の一例を示すものである。この片流れ屋根では、垂木17によって野地板18が支えられていることで、屋根下地が形成されている。また、野地板18には屋根材19が設置されている。このとき、屋根材19は、野地板18上の棟側端部から軒側までの一定幅の領域(設置領域20)には設置せず、この設置領域20よりも軒側に設置する。したがって、設置領域20においては野地板18が露出している。この設置領域20において、第一固定片1の棟側の端縁を野地板18の棟側の端縁に合わせ、第一固定片1の固定部13の固定穴6に固着具16を打ち込むことによって、第一固定片1を野地板18上に固定する。また、第二固定片5の固定穴6に固着具16を打ち込むことによって、第二固定片5を野地板18上に固定する。
このとき、第一固定片1の固定部13を平面視において支持片3の外側に突出するように設けていると、固定部13が支持片3によって隠されてしまうことを防ぐことができ、固定部13の固定穴6への固着具16の打ち込みを容易にすることができる。このようにして棟受け金具Aを建物の壁面21に打ち込みを行なうことなく、片流れ屋根に固定することができるものである。尚、本実施例においては、第二固定片5を野地板18上に固定する際に、第二固定片5への固着具16の打ち込みをしやすくするために、第二固定片5が第二脚4の下端から軒側に向かう方向に突出するようにしてあるが、第二固定片5は第二脚4の下端から棟側に向かう方向に屋根下地の傾斜に沿うような角度で突出していてもよい。上記のようにして屋根に固定される棟受け金具Aは、軒棟方向と直交する方向に沿って、間隔をあけて複数個設置される。
続いて、各棟受け金具Aの支持片3の上面上に棟木24を釘等の固着具14によって固定することで、棟木24を複数の棟受け金具Aで支持する。このとき、固着具14は棟木24および支持片3の上下を貫通するようにして打ち込まれる。さらに、棟木24の上方に棟瓦等の棟包22を配置し、この棟包22側から棟木24側に向けて釘等の固着具25を打ち込むことによって、棟木24に対して棟包22を固定させる。ここで、上記の棟包22としては、例えば換気棟や金属製の棟包を用いることができ、また、屋根材19として地瓦を用いた場合では前記地瓦と同質の棟瓦を用いることもできる。このようにして、桟木等を積むことなく容易に片流れ屋根の棟部の施工を行なうことができ、片流れ屋根における棟部の施工性を向上させることができるものである。
尚、本実施例においては、棟木24を介して棟包22を棟受け金具Aの支持片3で支持するようにしているが、棟受け金具Aが長尺の場合には、棟包22の頂部又は側面から棟受け金具Aの支持片3に直接固定具25を打ち込んで棟包22を固定することもできる。
また、上記の実施形態において、棟受け金具Aを一枚の金属板等の板材15で成形することが好ましい。この場合、図2に示すように、板材15に第一固定片形成部7、第一脚形成部8、支持片形成部9、第二脚形成部10および第二固定片形成部11がこの順に前記板材15の一端から他端に亘って形成される。ここで板材15は、前記第一脚形成部8、支持片形成部9、第二脚形成部10および第二固定片形成部11が、これらが配列方向に長い平面視矩形状に形成され、さらに、第一固定片形成部7に形成された固定部13が外側方に突出していて、全体でT字型となるような形状になっている。また、前記第一固定片形成部7と第一脚形成部8、第一脚形成部8と支持片形成部9、支持片形成部9と第二脚形成部10および第二脚形成部10と第二固定片形成部11との間には折り曲げ位置用目印12が設けられている。ここで、第一固定片形成部7と第一脚形成部8との間には一つの折り曲げ位置用目印12が設けられている。また、第一脚形成部8と支持片形成部9、支持片形成部9と第二脚形成部10および第二脚形成部10と第二固定片形成部11との間に複数の折り曲げ位置用目印12がそれぞれ所定の間隔をあけながら平行に設けられていることで、板材15には前記複数の折り曲げ位置用目印12から構成される折り曲げ部23が設けられている。第一脚形成部8と支持片形成部9との間には第一折り曲げ部23aが、支持片形成部9と第二脚形成部10との間には第二折り曲げ部23bが、第二脚形成部10と第二固定片形成部11との間には第三折り曲げ部23cが設けられている。前記折り曲げ位置用目印12は、例えば板材15に塗料等で、スジ状や破線状のマーキングを施すことで形成することができる。また、図2(b)に示すように、板材15に溝加工等を施すことで、折り曲げ位置用目印12を形成することも好ましい。
上記のようにして構成される板材15においては、第一折り曲げ部23aのいずれかの折り曲げ位置用目印12と、第二折り曲げ部23bのいずれかの折り曲げ位置用目印12に沿って、板材15をそれぞれ下方に直角に折り曲げることによって支持片3を形成する。このとき支持片3は、第一折り曲げ部23aおよび第二折り曲げ部23bのうち上記で用いた折り曲げ位置用目印12より支持片形成部9側にある部分と、支持片形成部9とから形成される。このように折り曲げ加工した板材15において、第一固定片形成部7と第一脚形成部8の間の折り曲げ位置用目印12を内側に折り曲げることによって、第一固定片1および第一脚2を形成する。このとき第一固定片1は第一固定片形成部7から形成され、第一脚2は第一折り曲げ部23aのうち上記で用いた折り曲げ位置用目印12より第一脚形成部8側の部分と第一脚形成部8とから形成される。さらに、上記のように折り曲げ加工した板材15を、第三折り曲げ部23cのいずれかの折り曲げ位置用目印12に沿って外側に折り曲げることによって、第二脚4および第二固定片5を形成する。このとき第二脚4は、第二折り曲げ部23bおよび第三折り曲げ部23cのうち上記で用いた折り曲げ位置用目印12より第二脚形成部10側の部分と、第二脚形成部10とから形成される。また、第二固定片5は第三折り曲げ部23cのうち上記で用いた折り曲げ位置用目印12より第二固定片形成部11側の部分と第二固定片形成部11とから形成される。
このとき、支持片3が略水平に配置され、第一脚2および第二脚4が鉛直方向に配置されるようにする。また、第一脚2および第二脚4の鉛直方向の長さを、支持片3と屋根下地の野地板18との間の距離に応じて、第一脚2および第二脚4の下端が野地板18と接するような長さに調整する。また、第一固定片形成部7と第一脚形成部8の間および第三折り曲げ部23cの折り曲げ位置用目印12における折り曲げの角度を、第一固定片1および第二固定片5が屋根下地の傾斜に沿うような角度に調整する。
このようにして、板材15から棟受け金具Aを成形することができる。
この場合、第一折り曲げ部23aにおいて任意の折り曲げ位置用目印12を選択することによって、第一脚2の長さを所望の長さに設定することができる。また、第二折り曲げ部23bにおいて任意の折り曲げ位置用目印12を選択することによって、支持片3の長さを所望の長さに設定することができる。このとき、第三折り曲げ部23cにおける折り曲げ位置用目印12を適宜選択することによって第二脚4の長さを調整する。また、第一固定片形成部7と第一脚形成部8の間および第三折り曲げ部23cの折り曲げ位置用目印12における折り曲げ角度を調整することで、屋根下地の傾斜角度に関わらず、第一固定片1および第二固定片5を屋根下地の傾斜に沿わせることができる。
また、特に図2(b)に示すように、溝加工により折り曲げ位置用目印12を形成した場合、折り曲げ位置用目印12に沿った板材15の折り曲げ加工をしやすくすることができる。
このように一枚の板材15を折り曲げ加工して棟受け金具Aを成形することによって、支持片3および第一脚2の長さを自在に調整することができるとともに、第二脚4の長さを適宜調整しながら棟受け金具Aを成形することができる。また、屋根下地の傾斜角度に合わせて棟受け金具Aを成形することができる。さらに、折り曲げ位置用目印12を設けることによって、正確に板材15の折り曲げ加工を行なうことができる。したがって、片流れ屋根の棟部の施工において、屋根の頂部の高さや勾配対応を本発明に係る棟受け金具Aのみで行なうことができ、片流れ屋根の棟部の施工性を向上させることができる。
また、図2における板材15においては折り曲げ部23は、第一固定片形成部7と第一脚形成部8の間、第一脚形成部8と支持片形成部9の間、支持片形成部9と第二脚形成部10の間および第二脚形成部10と第二固定片形成部11の間のうちの少なくともいずれかに適宜設けられる。例えば、第一固定片形成部7と第一脚形成部8との間に複数の折り曲げ位置用目印12で構成される折り曲げ部23を設けてもよい。この場合、第一脚2の長さ調整を、前記第一固定片形成部7と第一脚形成部8との間の折り曲げ部23の折り曲げ位置用目印12のうち任意のものを選択して折り曲げ加工することによっても行なうことができる。その他、第一固定片形成部7と第一脚形成部8の間、第一脚形成部8と支持片形成部9の間、支持片形成部9と第二脚形成部10の間および第二脚形成部10と第二固定片形成部11の間に、適宜一つの折り曲げ位置用目印12又は、折り曲げ部23を形成することができる。
また、図2における板材15においては折り曲げ位置用目印12は、第一固定片形成部7と第一脚形成部8の間、第一脚形成部8と支持片形成部9の間、支持片形成部9と第二脚形成部10の間および第二脚形成部10と第二固定片形成部11の間のうち少なくともいずれかに適宜設ければよく、この場合、折り曲げ位置用目印12に沿って板材15を折り曲げることで、板材15の折り曲げ成形が容易となり、これにより、棟受け金具Aを容易に成形することができる。
また、折り曲げ位置用目印12は無くてもよい。この場合、適宜折り曲げ位置を決定して板材15を折り曲げ加工して棟受け金具Aを成形することで、支持片3および第一脚2の長さを自在に調整することができるとともに、第二脚4の長さを適宜調整することができる。
1 第一固定片
2 第一脚
3 支持片
4 第二脚
5 第二固定片
7 第一固定片形成部
8 第一脚形成部
9 支持片形成部
10 第二脚形成部
11 第二固定片形成部
12 折り曲げ位置用目印
13 固定部
15 板材
24 棟木

Claims (4)

  1. 片流れ屋根の棟部に設けられる、棟包を固定するための棟受け金具であって、棟部に設けられた際、棟包を支持する支持片と、前記支持片の棟側端縁側から下方に突出する第一脚と、前記支持片の軒側端縁側から下方に突出する第二脚と、前記第一脚の下端から軒側に向かう方向に突出する第一固定片と、前記第二脚の下端から屋根面に沿う方向に突出する第二固定片とを備えることを特徴とする棟受け金具。
  2. 前記第一固定片が、平面視で支持片より外側に突出する固定部を有することを特徴とする請求項1に記載の棟受け金具。
  3. 請求項1又は2に記載の棟受け金具を成形するための板材であって、その一端から他端に亘って第一固定片形成部、第一脚形成部、支持片形成部、第二脚形成部および第二固定片形成部がこの順に形成され、前記第一固定片形成部と第一脚形成部、第一脚形成部と支持片形成部、支持片形成部と第二脚形成部及び第二脚形成部と第二固定片形成部の間のうち少なくともいずれかに折り曲げ位置用目印を有することを特徴とする棟受け金具成形用板材。
  4. 前記折り曲げ位置用目印が、前記第一脚形成部と支持片形成部、支持片形成部と第二脚形成部及び第二脚形成部と第二固定片形成部の間においてそれぞれ複数設けられており、屋根勾配に応じて折り曲げ位置用目印を選択可能とすることを特徴とする請求項3に記載の棟受け金具成形用板材。
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