JP5215110B2 - 開閉体装置用下部ガイドレール装置及び開閉体装置 - Google Patents
開閉体装置用下部ガイドレール装置及び開閉体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5215110B2 JP5215110B2 JP2008259096A JP2008259096A JP5215110B2 JP 5215110 B2 JP5215110 B2 JP 5215110B2 JP 2008259096 A JP2008259096 A JP 2008259096A JP 2008259096 A JP2008259096 A JP 2008259096A JP 5215110 B2 JP5215110 B2 JP 5215110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- guide rail
- closing body
- lower guide
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
上部ガイドレール装置は、上部設置面に設置される上部ガイドレールと、開閉体の上端に備えられ上部ガイドレールの凹溝部に係合して開閉体の上端をガイドする上部ガイド又は開閉体を吊り上げた状態にガイドする吊上げガイドとを備えてなる。
下部ガイドレール装置は、下部設置面に設置される下部ガイドレールと、開閉体の下端に備えられ下部ガイドレールの凹溝部に係合して開閉体の下端をガイドする下部ガイドとを備えてなる。
開閉体を若干持ち上げて開閉体の下端面と下部ガイドレールの上面との間の隙間を僅かに浮かせ、下部スライダの傾斜面を支軸に向けて該下部スライダを支軸の下に押し込む。すると、傾斜面は、支軸に対して上り勾配の傾斜面であるので、楔作用を生起して支軸を該傾斜面に摺動して相対的に登らせることができ、登り切ると、支軸が凹部に対応し、開閉体が重力作用で下降すると、支軸が凹部に嵌合する。上述した、支軸と下部スライダとの嵌合は片側ずつ行うことができる。
また本発明の開閉体装置によれば、上記開閉体装置用下部ガイドレール装置を採用しているので、開閉体の下端が下部ガイドレールから離脱するのを回避できる。
図1は、開閉体装置用下部ガイドレール装置20を示しており、図2は、開閉体装置用下部ガイドレール装置20の構成要素である下部スライダ22を示しており、図5、図6は、開閉体装置用下部ガイドレール装置20を採用した開閉体装置1A又は1Bを示している。
図1に示すように、開閉体装置用下部ガイドレール装置20は、下部ガイドレール21と、複数の下部スライダ22、22と、を備え、開閉体30の下端に備える複数の支軸40、40を係合案内する構成である。また、図3(a)に示すように、開閉体装置1A又は1Bは、上部ガイドレール10A又は10Bと下部ガイドレール21との間の開口面を開閉する開閉体30と、開閉体30の下端面30aより下方に延びる複数の支軸40と、開閉体装置用下部ガイドレール装置20と、を備え、支軸40が開閉体装置用下部ガイドレール装置20の下部スライダ22の凹部22cに嵌合している構成である。
一対の被係合部22a、22aは、下部ガイドレール21の一対の張出部21b、21bの内側に離脱不能に係合されていて、下部スライダ22を下部ガイドレール21の凹溝部21aに離脱不能に係合して移動自在とする機能を有する。
下部スライダ22は、凹溝部21aの上端間口に下部ガイドレール21の上面よりも高く突出する上面部22bを有し、この上面部22bに凹部22cが凹設されている。
凹部22cは、開閉体30の下端面30aより下方に延びる支軸40が嵌入しかつピボット回転可能であるように該支軸40を受承する機能を有する。
傾斜面22dは、下部ガイドレール21の長尺方向の一端の高さが小さくこの一端から凹部22cの上端に至る部分が緩やかな上りの傾斜面である。
〔第一の実施形態〕
図1、図2は、実施形態に係る開閉体装置用下部ガイドレール装置20を示す。
この開閉体装置用下部ガイドレール装置20の下部スライダ22は、傾斜面22dの両側縁に下部ガイドレール21の上面よりも高く立ち上がる一対のガイドリブ22eを有し、かつ該一対のガイドリブ22e間の傾斜面22dの傾斜面下端が下部ガイドレール21の凹溝部21aに近い幅広にかつ下部ガイドレール21の上面よりも低く設定され、傾斜面上端が凹部22cに略対応する狭い幅に設定されている。
次に、上部ガイドレールの凹溝部に複数の上部スライダを嵌合させるが、ここでは、上部ガイドレールに複数の上部スライダを嵌合させることの説明については省略する。
次に、下部ガイドレール21の凹溝部21aに複数の下部スライダ22、22を嵌合させる。この場合、開閉体30の下端面30aより延びる複数の支軸40、40を下部ガイドレール21の凹溝部21a内に接地させる。これで、支軸40、40は、一対の被係合部22a、22aにより規制され、凹溝部21aから離脱不能になる(図3(a)、図4(a)参照)。
次に、凹溝部21aに嵌合している各下部スライダ22を、傾斜面22dの下り勾配となる方向を対応する支軸40に向けて隣接させる(図3(a)、図4(a)参照)。
図5は、第1の実施形態に係る図1に示す開閉体装置用下部ガイドレール装置20を採用した開閉体装置1Aを示す。
開閉体装置1Aは、上部ガイドレール11Aと、開閉体装置用下部ガイドレール装置20と、上部ガイドレール11Aと下部ガイドレール21との間の開口面を開閉する単数(又は複数の開閉体30Aと、開閉体30Aの下端面30aより下方に延びる複数の支軸40Aとを備え、支軸40Aが、第1の実施形態において説明した組付手順で下部スライダ22の凹部22cに嵌合している。
図6は、他の実施形態に係り、図1に示す開閉体装置用下部ガイドレール装置20を採用した開閉体装置1Bを示す。
開閉体装置1Bは、下側に開口したC形チャンネル状をなす上部ガイドレール11Bを走行するように取り付けられ開閉体30Bを固定懸吊する吊車装置12、12と、上部ガイドレール11Bと下部ガイドレール21との間の開口面を開閉する単数(又は複数)の開閉体30Bと、開閉体30Bの下端面より垂下する複数の支軸40B、40Bと、前記下部ガイドレール21及び複数の下部スライダ22、22を含んでなる開閉体装置用下部ガイドレール装置20とを備えてなる。
吊車装置12は、例えば、上部ガイドレール内を走行する走行ローラを有するランナと、ランナより前記開口を通して垂下される吊軸に支持され開閉体30Bの上端部に該開閉体30Bが吊られた状態に支持されるためにコーナ部に形成された切欠き部に嵌入固定され該開閉体30Bを高さ調整可能に懸吊する吊具と、を備えてなる。吊車装置12は、例えば、特開平11−148269号公報に記載されている吊車装置を用いることができるので、詳細な構成の説明を省略する。
本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含まれるものである。
凹部22cと支軸40とが、ピンを打ち込まれるか、或るいはロック爪などを備えている、ことにより解除可能な嵌合ロック状態になるように構成する場合も本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1B 開閉体装置
10A 上部ガイドレール装置
10B 上部ガイドレール装置
11A 上部ガイドレール
11B 上部ガイドレール
12 吊車装置
L 下部設置面
20 開閉体装置用下部ガイドレール装置
21 下部ガイドレール
21a 凹溝部
21b 張出部
22 下部スライダ
22a 被係合部
22b 上面部
22c 凹部
22d 傾斜面
23 止着具
30 開閉体
30A 開閉体
30B 開閉体
40 支軸
40A 支軸
40B 支軸
Claims (3)
- 開閉体により間仕切る位置に直線状に敷設される下部ガイドレールと、前記下部ガイドレールの上面に凹設された直線状の凹溝部に離脱不能に係合し案内され1つの開閉体に対応して複数の下部スライダと、を備え、前記下部スライダにより前記開閉体の下端面より下方に延びる支軸を支持し案内する開閉体装置用下部ガイドレール装置において、
前記下部ガイドレールは、
上面部側が開いている前記凹溝部と、該凹溝部の上端両側縁より一体に溝幅方向に張り出して該凹溝部の上端間口を狭めて前記下部スライダの両側部を離脱不能に係止する一対の張出部と、を有し、下部設置面Lに止着されるように構成され、
前記下部スライダは、
前記下部ガイドレールの長尺方向の端より前記凹溝部内に収容され前記一対の張出部に離脱不能に係合する一対の被係合部を有し、前記凹溝部の上端間口より前記下部ガイドレールの上面よりも高く突出する上面部に、前記支軸が嵌入しかつピボット回転可能であるように該支軸を受承する凹部を有し、さらに前記下部ガイドレールの長尺方向の一端が低く設定された傾斜面下端であり前記凹部の近傍の上端が傾斜面上端である緩やかな勾配で形成された傾斜面を有し、前記傾斜面の両側縁に前記下部ガイドレールの上面よりも高く立ち上がる一対のガイドリブを有し、かつ該一対のガイドリブ間の前記傾斜面の傾斜面下端が前記下部ガイドレールの凹溝部に近い幅広にかつ前記下部ガイドレールの上面よりも低く設定され、傾斜面上端が前記凹部に略対応する狭い幅に設定されている、
ことを特徴とする開閉体装置用下部ガイドレール装置。 - 前記複数の下部スライダの中、少なくとも開閉体の固定側下端に備える前記支軸に対応する下部スライダは、前記凹部に関して前記傾斜面とは反対側にかつ開閉体の端面に対応する側に被ロック部を有し、
前記下部ガイドレールの凹溝部には、前記被ロック部を係合ロックし得るロック具を備えた、
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉体装置用下部ガイドレール装置。 - 上部ガイドレールと下部ガイドレールとの間の開口面を開閉する開閉体と、前記開閉体の下端面より下方に延びる複数の支軸と、請求項1又は2に記載の開閉体装置用下部ガイドレール装置と、を備え、前記支軸が前記開閉体装置用下部ガイドレール装置の下部スライダの凹部に嵌合している、
ことを特徴とする開閉体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008259096A JP5215110B2 (ja) | 2008-10-03 | 2008-10-03 | 開閉体装置用下部ガイドレール装置及び開閉体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008259096A JP5215110B2 (ja) | 2008-10-03 | 2008-10-03 | 開閉体装置用下部ガイドレール装置及び開閉体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010090553A JP2010090553A (ja) | 2010-04-22 |
JP5215110B2 true JP5215110B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=42253530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008259096A Active JP5215110B2 (ja) | 2008-10-03 | 2008-10-03 | 開閉体装置用下部ガイドレール装置及び開閉体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5215110B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5936998B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2016-06-22 | アトムリビンテック株式会社 | 引戸の振れ止め装置 |
KR101460191B1 (ko) | 2013-10-22 | 2014-11-11 | 주식회사 티지오테크 | 인접한 태양전지 모듈들의 배선부재들을 연결하기 위한 커넥터 |
JP6726899B2 (ja) * | 2015-08-04 | 2020-07-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引戸装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734119Y2 (ja) * | 1988-07-21 | 1995-08-02 | 不二ロール工機株式会社 | 折戸下端の案内具 |
JP3699583B2 (ja) * | 1998-02-09 | 2005-09-28 | 株式会社ムラコシ精工 | 開閉体案内装置 |
-
2008
- 2008-10-03 JP JP2008259096A patent/JP5215110B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010090553A (ja) | 2010-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4951867B2 (ja) | エレベータのかご操作盤 | |
JP5215110B2 (ja) | 開閉体装置用下部ガイドレール装置及び開閉体装置 | |
JP2007084178A (ja) | エレベータの乗場固定用ストッパー及びそれを用いたエレベータの乗場扉固定装置 | |
JP6525925B2 (ja) | エレベータードアのドアシュー | |
KR100656844B1 (ko) | 승강장 스크린 도어의 가이드 장치 | |
JP7152991B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
KR100946678B1 (ko) | 스크린 도어의 이탈방지장치 | |
JP4373975B2 (ja) | 開閉体装置及び該開閉体装置に用いられる吊具装置 | |
JP4383774B2 (ja) | エレベータドア遮蔽装置 | |
JP5595996B2 (ja) | 引き戸の案内装置 | |
JP2008201533A (ja) | エレベータ戸開時かご固定装置 | |
JP3764735B2 (ja) | 開閉体装置及び該開閉体装置に用いられる吊具装置 | |
JP2010070340A (ja) | エレベータ出入口装置 | |
JP4188852B2 (ja) | 鉄道車両用パネル装置 | |
JP5060210B2 (ja) | ホームドア構造 | |
JP6100558B2 (ja) | 車両用ドア | |
US20080098657A1 (en) | Mid-Travel Position Installation of Window Glass | |
JP2006077573A5 (ja) | ||
KR102018718B1 (ko) | 자동 도어 가이드 장치와 이것이 구비된 슬라이딩 도어 시스템 | |
JP6618383B2 (ja) | スカートガード取付構造 | |
JP6391748B1 (ja) | 引き戸支持装置 | |
JP4580692B2 (ja) | エレベータの案内装置 | |
JP2005068856A (ja) | 開閉体の吊り込み方法 | |
KR19980067727A (ko) | 호 차(戶車) | |
JP2006194027A (ja) | 引戸の上部ガイド構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120912 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5215110 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |