JP5215101B2 - 無線基地局装置及び移動端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおける無線基地局装置及び移動端末装置に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいては、周波数利用効率の向上、データレートの向上を目的として、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)を採用することにより、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)をベースとしたシステムの特徴を最大限に引き出すことが行われている。このUMTSネットワークについては、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が検討されている(非特許文献1)。LTEでは、多重方式として、下り回線(下りリンク)にW−CDMAとは異なるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)を用いている。
第3世代のシステムは、概して5MHzの固定帯域を用いて、下り回線で最大2Mbps程度の伝送レートを実現できる。一方、LTEのシステムでは、1.4MHz〜20MHzの可変帯域を用いて、下り回線で最大300Mbps及び上り回線で75Mbps程度の伝送レートを実現できる。また、UMTSネットワークにおいては、更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継のシステムも検討されている(例えば、LTEアドバンスト(LTE−A))。したがって、将来的には、これら複数の移動通信システムが並存することが予想され、これらの複数のシステムに対応できる構成(無線基地局装置や移動端末装置など)が必要となることが考えられる。
3GPP, TR25.912 (V7.1.0), "Feasibility study for Evolved UTRA and UTRAN", Sept. 2006
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複数の移動通信システムが混在する際において、それぞれの移動通信システムに対応する無線基地局装置及び移動端末装置を提供することを目的とする。
本発明の無線基地局装置は、相対的に広い第1システム帯域を持つ第1移動通信システムの制御信号及び相対的に狭い第2システム帯域を持つ第2移動通信システムの制御信号を変調して変調信号とする変調手段と、予め決められた規則にしたがって、前記変調信号を所定のデータブロック単位で、前記第2システム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数領域に割り当てる制御信号割り当て手段と、周波数領域毎に前記変調信号にインターリーブを行うインターリーバと、インターリーブ後の変調信号を時間・周波数領域にマッピングするマッピング手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の移動端末装置は、無線基地局装置からの信号を時間・周波数領域からデマッピングするデマッピング手段と、デマッピング後の信号に前記周波数領域毎にデインターリーブを行うデインターリーバと、デインターリーブ後の信号を、予め決められた規則にしたがって復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する復調手段と、を具備することを特徴とする。また、前記予め決められた規則は、各周波数領域において同じ番号のデータブロックを一度に復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する規則、又は各周波数領域において同じ番号までのデータブロック範囲内で復調を行って自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する規則であることを特徴とする。
本発明においては、無線基地局装置で、予め決められた規則にしたがって、変調信号を所定のデータブロック単位で相対的に狭いシステム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数領域に割り当て、移動端末装置で、予め決められた規則にしたがって復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する。このため、複数の移動通信システムが混在する場合においても、それぞれの移動通信システムに対応して移動通信を行うことが可能となる。
図1は、下り回線で移動通信が行われる際の周波数使用状態を説明するための図である。図1に示す例は、相対的に広い第1システム帯域を持つ第1移動通信システムであるLTE−Aシステムと、相対的に狭い第2システム帯域を持つ第2移動通信システムであるLTEシステムが併存する場合の周波数使用状態である。LTE−Aシステムにおいては、例えば、80MHz以下の可変のシステム帯域幅で移動通信を行い、LTEシステムにおいては、20MHz以下の可変のシステム帯域幅で移動通信を行う。LTE−Aシステムのシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数領域となっている。図1においては、LTE−Aシステムのシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域(ベース帯域:20MHz)を一単位とする4つの周波数帯域を含むシステム帯域(20MHz×4=80MHz)となっている。図1においては、UE(User Equipment)#1は、LTE−Aシステム対応(LTEシステムにも対応)の移動端末装置であり、80MHzのシステム帯域を持ち、UE#2は、LTEシステム対応(LTE−Aシステムには対応せず)の移動端末装置であり、20MHz(ベース帯域)のシステム帯域を持ち、UE#3は、LTE−Aシステム対応(LTEシステムにも対応)の移動端末装置であり、40MHz(20MHz×2=40MHz)のシステム帯域を持つ。
このように、LTE−Aシステムのシステム帯域を、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数帯域を含むシステム帯域となるように区分する発明については、本出願人が既に出願している(特願2008−88103)。なお、LTE−Aシステムについては、全ての移動端末装置に対して80MHzの帯域を使って移動通信を行う必要はなく、80MHz以下の他のシステム帯域、例えば40MHzの帯域を使って移動通信を行う移動端末装置があっても良い。
LTE−Aシステム及びLTEシステムにおいては、下り回線でOFDMAを用いるので、送信信号をシステム帯域の範囲内の周波数領域にマッピングして送信を行う。したがって、LTE−Aシステムにおいては、80MHz以下の帯域幅の周波数領域でマッピングを行い、LTEシステムにおいては、20MHz以下の帯域幅の周波数領域でマッピングを行うこととなる。LTEシステムでは、先頭の1個〜3個のOFDMシンボル(IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)単位)に制御信号がマッピングされる。
移動端末装置においては、無線基地局装置からの信号を受信する際に、自装置宛ての制御信号を復調して、その制御信号に含まれるスケジューリング情報や送信電力制御情報を用いて制御を行う。この場合において、各システムのシステム帯域の範囲内の周波数領域にマッピングされた信号をデマッピングし、デマッピング後の信号を復調して自装置宛ての制御信号であるかどうかを判断する。上述したように、LTE−Aシステムにおいては、80MHz以下の帯域幅の周波数領域でマッピングを行い、LTEシステムにおいては、20MHz以下の帯域幅の周波数領域でマッピングを行う。LTEシステムでは、20MHz以下の帯域幅で順次デマッピング後の信号を復調して自装置宛ての制御信号であるかどうかを判断することになる。一方、LTE−Aシステムにおいて、LTEシステムと同様に、80MHz以下の帯域幅で順次デマッピング後の信号を復調して自装置宛ての制御信号であるかどうかを判断すると、非常に処理時間がかかり、迅速に受信制御を行うことができない恐れがある。
本発明者らは上記の点に着目して本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、無線基地局装置において、予め決められた規則により制御信号を周波数領域に割り当て、移動端末装置において、LTEシステムにおける手順を踏まえた、予め決められた規則にしたがって復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断することにより、移動端末装置における自装置宛ての制御信号の取得を迅速に行うことができると共に、複数の移動通信システム(LTE−Aシステム及びLTEシステム)が混在する場合においても、それぞれの移動通信システムに対応して移動通信を行うことである。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線基地局装置の構成を示すブロック図である。図2に示す無線基地局装置は、送受信用のアンテナ101と、デュプレクサ102と、受信系処理部と、送信系処理部と、から主に構成されている。
受信系処理部は、移動端末装置から送られた信号に所定の受信処理を行う無線受信部103と、受信された信号にFFT(Fast Fourier Transform)演算を行うFFT部104と、FFT演算後の信号をデマッピングするデマッピング部105と、デマッピング後の信号をデインターリーブするデインターリーバ106と、デインターリーブ後の信号を復調して受信データを得る復調部107とから主に構成されている。また、受信系処理部は、受信信号の品質を測定し、その測定結果に基づいて伝搬環境が良いか悪いかについて判定する受信品質判定部114を有する。なお、受信系処理部は、各移動端末装置に対して存在するが、図面を簡略化するために、図2においては、一つの移動端末装置に対する構成のみを示している。
送信系処理部は、移動端末装置に送信するデータを変調して変調信号とする変調部108a〜108eと、変調信号を、予め決められた規則により制御信号を所定の周波数領域に割り当てる制御信号割当て手段である制御信号スケジュール部109と、所定の周波数領域に割り当てた後の信号にインターリーブするインターリーバ110a〜110eと、インターリーブ後の信号を時間・周波数領域にマッピングするマッピング部111と、マッピング後の信号にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算を行うIFFT部112と、IFFT演算後の信号に所定の送信処理を行う無線送信部113とから主に構成されている。
受信系処理部の無線受信部103においては、まず、受信した信号に対して利得制御がなされてベースバンド信号が得られる。次いで、このベースバンド信号が直交検波処理された後に不要周波数成分が除去され、その後A/D変換される。A/D変換後の信号がFFT部104に出力されると共に、受信品質判定部114に出力される。受信品質判定部114においては、ベースバンド信号の受信品質(例えば、受信電力、SIR(Signal Interference Ratio)など)を測定し、その測定結果に基づいて移動端末装置との間の伝搬環境が良いか悪いかを判定する。例えば、受信品質の測定値に対してしきい値判定を行って、その判定結果により移動端末装置との間の伝搬環境が良いか悪いかを判定する。この伝搬環境の良し悪しの判定結果は、制御信号の変調部108b,108c及び/又は制御信号スケジュール部109に出力される。
FFT部104においては、無線受信部103から出力された、それぞれの移動端末装置からのベースバンド信号をFFT演算して、各サブキャリアに割り当てられた信号を得る。この信号はデマッピング部105に出力される。デマッピング部105においては、得られた信号について、移動端末装置側のマッピング規則にしたがってデマッピングを行う。デマッピング後の信号は、移動端末装置毎のデインターリーバ106に出力される。デインターリーバ106においては、デマッピング後の信号にデインターリーブを行う。デインターリーブ後の信号は、それぞれ移動端末装置毎の復調部107に出力される。復調部107においては、デインターリーブ後の信号を復調して、各移動端末装置の受信データを得る。
送信系処理部の変調部108a〜108eでは、送信データを所定の変調方式でディジタル変調して変調信号とする。変調部108aは、LTEシステム用の移動端末装置用の共有データを変調する。変調部108bは、LTEシステム用の移動端末装置用の制御信号を変調する。変調部108cは、LTE−Aシステム用の移動端末装置用の制御信号を変調する。変調部108dは、LTE−Aシステム用の移動端末装置用の共有データを変調する。変調部108eは、報知チャネルで報知する情報(報知データ)を変調する。共有データの変調信号は、インターリーバ110dに出力される。制御信号の変調信号は、制御信号スケジュール部109に出力され、スケジュールされた制御信号は、インターリーバ110a〜11cに出力される。報知データの変調信号は、インターリーバ110eに出力される。変調部108b,108cでは、受信品質判定部114における判定結果に基づいて、変調方式を変更しても良い。例えば、伝搬環境が悪い周波数領域においては相対的に低いレートの変調方式とする。
ここで、無線基地局装置から移動端末装置に送信される下り回線信号の制御信号が割り当てられるシステム帯域について説明する。図3は、LTEシステムのシステム帯域を説明するための図である。図3から分るように、LTEシステムにおいては、20MHz以下で種々のシステム帯域(図3においては、1.4MHz、5MHz、20MHz)を用いる。このシステム帯域は、例えば周波数,セル毎に適宜決定する。このシステム帯域において、下り回線制御チャネル及び共有データチャネルを用いて移動通信を行う。
下り回線の制御チャネルの制御信号は、図3に示すような複数のデータブロック(ここでは、25個のデータブロック(CCE:Control Channel Element))に振り分けられる1個のデータブロック(1CCE)は、36サブキャリア×1OFDMシンボルに相当する。1サブキャリア×1OFDMシンボルをリソースエレメント(Resource Element:RE)といい、4リソースエレメントを1リソースエレメントグループ(Resource Element Group:REG)という。このデータブロック構成は、システム帯域が異なっていても同じである。すなわち、制御信号は、CCEに振り分けられ、このCCEがシステム帯域に割り当てられることとなる。一方、LTE−Aシステムにおいても、LTEシステムと同様に、制御信号がCCEに振り分けられ、このCCEがシステム帯域である80MHz以下の周波数領域に割り当てられることとなる。したがって、図1を参照して説明すると、移動端末装置UE#1に対する制御信号は、CCEに振り分けられ、このCCEがシステム帯域である80MHzに割り当てられ、移動端末装置UE#2に対する制御信号は、CCEに振り分けられ、このCCEがシステム帯域である20MHzに割り当てられ、移動端末装置UE#3に対する制御信号は、CCEに振り分けられ、このCCEがシステム帯域である40MHzに割り当てられる。なお、CCEが割り当てられるシステム帯域がチャネル符号化される単位である。
制御信号スケジューリング部109においては、制御信号の変調信号を、予め決められた規則にしたがって所定のデータブロック単位(CCE単位)で、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数領域に割り当てる。例えば、LTEシステムの最大のシステム帯域である20MHzを一単位とする周波数領域に制御信号をCCE単位で割り当てる。ここでは、LTEシステムの最大のシステム帯域である20MHzを一単位として、3つの周波数領域#1〜#3に制御信号を割り当てる場合について説明する。
図4(a)〜(c)は、制御信号をデータブロック単位で複数の周波数領域に割り当てる場合における予め決められた規則を説明するための図である。図4(a)〜(c)に示す割り当ての方法は、複数の周波数領域にデータブロックを割り当てることからLTE−Aシステムに対応する移動端末装置への送信の際に適用される方法である。LTEシステムに対応する移動端末装置への送信においては、一つの周波数領域にCCEを割り当てることになる。
図4(a)は、予め決められた規則が、特定の移動端末装置に送信する制御信号を、各周波数領域において同じ番号のデータブロックに割り当てる規則である場合を示す図である。例えば、この規則においては、あるLTE−Aシステムに対応する移動端末装置への制御信号を、すべての周波数領域の3番目のCCE(CCE#3)に割り当てる。この場合において、一つの周波数領域に割り当てる前記移動端末装置へのCCEは一つとしている。
この規則でデータブロックを周波数領域に割り当てておくことにより、移動端末装置においては、各周波数領域の特定の順番のCCEがすべて自装置宛の制御信号となる。したがって、各周波数領域において同じ番号のCCEを一度に復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断することができる。これにより、複数の周波数領域に制御信号が割り当てられていても、迅速に自装置宛の制御信号を取得することが可能となる。
図4(b)は、予め決められた規則が、特定の移動端末装置に送信する制御信号を、各周波数領域において同じ番号までのデータブロック範囲内に割り当てる規則である場合を示す図である。図4(b)は、複数の(ここでは2つの)CCEブロック(データブロック範囲)内に割り当てる場合について示している。例えば、この規則においては、あるLTE−Aシステムに対応する移動端末装置への制御信号を、すべての周波数領域にわたってCCEブロック範囲(図4(b)においては最初のCCEブロック範囲)内に割り当てる。この場合において、一つの周波数領域に割り当てる前記移動端末装置へのCCEは一つとしている。
この規則でデータブロックを周波数領域に割り当てておくことにより、移動端末装置においては、各周波数領域において特定のCCEブロック範囲に自装置宛の制御信号が含まれる。したがって、各周波数領域において特定のCCEブロック範囲を復調し,自装置に割り当てられたID番号と一致するかを確認することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断することができる。したがって、各周波数領域において同じ番号までのデータブロック範囲内で復調を行うことにより、複数の周波数領域に制御信号が割り当てられていても、迅速に自装置宛の制御信号を取得することが可能となる。このような規則においては、図4(a)に示す規則よりもフレキシビリティが大きくなる。
図4(c)は、予め決められた規則が、特定の移動端末装置に送信する制御信号を、各周波数領域において同じ番号までのデータブロック範囲内に割り当てる規則であって、制御信号を割り当てるデータブロックの数をデータブロック範囲内で可変とする場合を示す図である。図4(c)は、複数の(ここでは2つの)CCEブロック(データブロック範囲)内に割り当てる場合について示している。例えば、この規則においては、あるLTE−Aシステムに対応する移動端末装置への制御信号を、すべての周波数領域にわたってCCEブロック範囲(図4(c)においては最初のCCEブロック範囲)内に割り当てる。この場合において、周波数領域#1の伝搬環境が悪く、周波数領域#2,#3の伝搬環境が良いので、周波数領域#1において2つのCCEを割り当て、周波数領域#2,#3において1つのCCEを割り当てている。
なお、周波数領域の伝搬環境が良いか悪いかは、受信品質判定部114における判定結果に基づく。したがって、制御信号スケジューリング部109は、受信品質判定部114の判定結果に基づいて制御信号を割り当てるデータブロックの数を決定する。
この規則でデータブロックを周波数領域に割り当てておくことにより、移動端末装置においては、各周波数領域において特定のCCEブロック範囲に自装置宛の制御信号が含まれる。したがって、各周波数領域において特定のCCEブロック範囲を復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断することができる。したがって、各周波数領域において同じ番号までのデータブロック範囲内で復調を行うことにより、複数の周波数領域に制御信号が割り当てられていても、迅速に自装置宛の制御信号を取得することが可能となる。この場合においては、伝搬環境の悪い周波数領域#1には、2つのCCEに制御信号を割り当てて伝送レートを下げているので、受信品質を向上させることができる。したがって、周波数領域において部分的に伝搬環境が悪くても高効率で移動通信を行うことが可能となる。このような規則においては、図4(a)に示す規則よりもフレキシビリティが大きくなる。
無線基地局装置が、制御信号をデータブロック単位で複数の周波数領域に割り当てる場合、LTE−Aシステムに対応する移動端末装置用の制御信号と、LTEシステムに対応する移動端末装置用の制御信号を、上述した規則にしたがって割り当てる。この場合においては、制御信号スケジュール部109が、図5に示すように、LTE−Aシステムに対応する移動端末装置用の制御信号を、周波数ダイバーシチ効果が発揮されるように、可能な限り広帯域の周波数領域にわたって割り当て、LTEシステムに対応する移動端末装置用の制御信号を、一つの周波数領域に割り当てる。すなわち、制御信号スケジュール部109は、周波数領域#1に、LTE−Aシステムの#1UE用の制御信号の一つのCCEブロックと、LTEシステムの#2UE用のすべての制御信号(4つのCCEブロック)とを割り当てる。また、周波数領域#2に、LTE−Aシステムの#1UE用の制御信号の一つのCCEブロックを割り当てる。また、周波数領域#3に、LTE−Aシステムの#1UE用の制御信号の一つのCCEブロックと、LTE−Aシステムの#3UE用の制御信号の2つのCCEブロックとを割り当てる。周波数領域#4に、LTE−Aシステムの#1UE用の制御信号の一つのCCEブロックと、LTE−Aシステムの#3UE用の制御信号の2つのCCEブロックとを割り当てる。このようにして、無線基地局装置において、LTE−Aシステムに対応する移動端末装置用の制御信号及びLTEシステムに対応する移動端末装置用の制御信号を周波数領域に割り当てることができる。
また、無線基地局装置が、制御信号をデータブロック単位で複数の周波数領域に割り当てる場合、データブロックにシーケンス番号を付与し、複数の周波数領域にわたってシーケンス番号順にデータブロックを割り当てることが好ましい。例えば、図6(a)に示すように、2つの周波数領域#1,#2にわたって2つのデータブロックをそれぞれ割り当てる。すなわち、データブロックCCE#1,CCE#2を周波数領域#1,#2にそれぞれ割り当て、データブロックCCE#3,CCE#4を周波数領域#1,#2にそれぞれ割り当て、データブロックCCE#5,CCE#6を周波数領域#1,#2にそれぞれ割り当て、データブロックCCE#7,CCE#8を周波数領域#1,#2にそれぞれ割り当てる。また、図6(b)に示すように、4つの周波数領域#1〜#4にわたって4つのデータブロックをそれぞれ割り当てる。すなわち、データブロックCCE#1〜CCE#4を周波数領域#1〜#4にそれぞれ割り当て、データブロックCCE#5〜CCE#8を周波数領域#1〜#4にそれぞれ割り当て、データブロックCCE#9〜CCE#12を周波数領域#1〜#4にそれぞれ割り当て、データブロックCCE#13〜CCE#16を周波数領域#1〜#4にそれぞれ割り当てる。この場合、データブロックであるCCEの定義については、図3を用いて説明したものに変わりはない。このような割り当て方法においては、データブロックが2つ以上であれば、周波数ダイバーシチ効果が得られる。
また、CCEブロックの構成を、図7(a),(b)に示すように変更しても良い。この場合、一つのCCEブロックに格納されるデータビット数は予め決められているので、そのデータビット数を変えることなく、CCEブロックの構成を変更する。例えば、一つのCCEブロックが占有する周波数領域を広くし、CCEブロック範囲を狭くする。例えば、図7(a)に示すように、一つのCCEブロックの構成を、図5に示すCCEブロックの構成に対して4倍の周波数領域で1/4のCCEブロック範囲とする。図7(a)に示す1CCEブロックと図5に示す1CCEブロックとは、格納するデータビット数は同じである。図7(a)に示すCCEブロック構成とすることにより、CCEブロック数の少ない制御信号であっても周波数ダイバーシチを発揮させるようにできる。また、当然に、図7(b)に示すように、図5に示すCCEブロック構成と、図7(a)に示すCCEブロック構成とを共存させた状態でCCEブロックを周波数領域に割り当てるようにしても良い。すなわち、データ量が多いLTE−Aシステム用の制御信号は、図5に示すCCEブロック構成を用いて割り当て(図7(b)において中央の領域)、データ量が少ないLTE−Aシステム用の制御信号は、図7(a)に示すCCEブロック構成を用いて割り当てる(図7(b)において両側の領域)。これにより、制御信号のデータ量に応じて、効率良くCCEブロックを周波数領域に割り当てることができる。
この場合においても、データブロックにシーケンス番号を付与し、複数の周波数領域にわたってデータブロックを割り当てることが好ましい。例えば、図8(a)に示すように、2つの周波数領域#1,#2にわたって1つのデータブロック(CCE)を割り当てる。この場合においては、データブロックであるCCEの定義を変更する。すなわち、1CCEは9REGで構成されているので、図8(a)に示すように1つのデータブロックを2つの周波数領域にわたって割り当てるので、1CCE当たり一つの周波数領域に4REG、もしくは、5REGが割り当てられる。また、図8(b)に示すように、4つの周波数領域#1〜#4にわたって1つのデータブロック(CCE)を割り当てる。この場合においても、データブロックであるCCEの定義を変更する。すなわち、1CCEは9REGで構成されているので、図8(b)に示すように1つのデータブロックを4つの周波数領域にわたって割り当てるので、1CCE当たり一つの周波数領域に2REG、もしくは3REGが割り当てられる。このような割り当て方法においては、1つのデータブロックでも周波数ダイバーシチ効果が得られる。
図8に示すように、CCEの定義を変更する場合においては、例えば、図9(a)に示すような時間分割多重(Time Division Multiplex)方式、図9(b)に示すようなコード分割多重(Code Division Multiplex)方式、図9(c)に示すようなレピテーション(繰り返し)方式などが挙げられる。
図9(a)に示すようなTDM方式でCCEを定義する場合においては、上述したように1CCEは9REGで構成されているので、割り当てる周波数領域の数が3以外の場合には、端数となるREGができる。この端数となるREGをどのように割り当てるかについて、周波数領域に割り当てられるREG数が周波数領域で異なってもそのままREGを割り当てる方法(第1方法)と、1CCEを構成するREG数を、周波数領域に割り当てられるREG数が各周波数領域で同じとなるように割り当てる方法(第2方法)とが考えられる。
第1方法では、図10(b)に示すようにREGを割り当てる周波数領域の数が3つである場合には、各周波数領域に割り当てられるREG数が同じであるが、図10(a),(c),(d)に示すように、周波数領域の数が3つ以外である場合には、周波数領域に割り当てられるREG数が異なる。図10(c)に示す場合を例にとると、CCE#1については、周波数領域#1のREG数が他の周波数領域#2,#3,#4のREG数と異なり、CCE#2については、周波数領域#2のREG数が他の周波数領域#1,#3,#4のREG数と異なり、CCE#3については、周波数領域#3のREG数が他の周波数領域#1,#2,#4のREG数と異なり、CCE#4については、周波数領域#4のREG数が他の周波数領域#1,#2,#3のREG数と異なる。
第2方法では、図11(a)〜(d)に示すように、1CCEを構成するREG数を、周波数領域に割り当てられるREG数が各周波数領域で同じとなるように割り当てる。図11(a)に示す場合においては、1CCEを構成するREG数を4つとして周波数領域に割り当てられるREG数が各周波数領域で同じとし、図11(b)に示す場合においては、1CCEを構成するREG数を3つとして周波数領域に割り当てられるREG数が各周波数領域で同じとし、図11(c),(d)に示す場合においては、1CCEを構成するREG数を2つとして周波数領域に割り当てられるREG数が各周波数領域で同じとする。なお、図11(a),(c),(d)に示す場合においては、ブランクとなるREGが存在することとなる。なお、ブランクとなるREGが存在しないように、予めCCEに対してレートマッチングしても良い。
図9(b)に示すようなCDM方式でCCEを定義する場合においては、図12に示すように、CCE(9REG)を拡散変調し、その拡散変調信号をコード多重してマッピングする。ここでは、拡散率(Spreading Factor:SF)が4である。すなわち、図12においては、CCE#1を拡散符号#1で拡散し、CCE#2を拡散符号#2で拡散し、CCE#3を拡散符号#3で拡散し、CCE#4を拡散符号#4で拡散する。このとき、拡散率が4であるので、それぞれのCCEは4倍に拡散される。そして、4倍に拡散されたCCEを4つの周波数領域#1〜#4に割り当てる。
CDM方式を採用する場合においては、逆拡散処理の際にチャネル変動の影響で直交性が崩れない条件で採用する必要がある。LTEシステム、LTE−Aシステムにおいては、REG単位でインターリーブして周波数割り当てを行う。REGは4つのRE(サブキャリア)で構成されているので、この4つのサブキャリアは並んだ状態でインターリーブされ周波数割り当てされる。したがって、この4サブキャリアの中で拡散されるようにすれば直交性が保たれる。これを考慮すると、拡散率は4の約数である2又は4であることが望ましい。
また、CDM方式を採用する場合において、4つ以外の周波数領域に割り当てるときには、例えば、5つ以上の周波数領域にCCEを割り当てることも想定される。この場合においては、図13に示すように、レートマッチングを行った後に拡散変調し、その後に拡散変調信号を各周波数領域に割り当てることが好ましい。この場合において、レートマッチングは、割り当てる周波数領域の数(N)と、拡散率(SF)を用いて行う。すなわち、図13に示すように、CCEを割り当てる周波数領域数がNであり、拡散率がSFであれば、係数(N/SF)を用いてレートマッチングする。このようにレートマッチングしておくことにより、拡散変調でN倍のCCEが得られるので、そのN倍のCCEをそれぞれN個の周波数領域に割り当てる。
上述したTDM方式とCDM方式は、単独で用いても良く、組み合わせて用いても良い。例えば、CCEを6つの周波数領域に割り当てる場合に、2つの周波数領域にTDM方式で割り当て、残りの4つの周波数領域にCDM方式で割り当てることができる。
上記のような規則で割り当てがなされた信号及び共有データ、並びに報知データの変調信号は、それぞれインターリーバ110a〜110eに出力される。インターリーバ110a〜110cにおいては、各周波数領域#1〜#3毎にインターリーブが行われる。インターリーブされた信号は、マッピング部111に出力される。マッピング部111においては、インターリーブ後の信号を時間・周波数領域にマッピングする。なお、上記図4(b),(c)に示す規則の場合においては、マッピング部111でのマッピングは、周波数領域#1〜#3毎に行われる。マッピングされた信号は、IFFT部112に出力される。
また、CCEの割り当てについてTDM方式、CDM方式を採用する場合においては、制御信号スケジュール部109は、上述したレートマッチングするときに、CCEに対してレートマッチング処理する。また、CCEの割り当てについてCDM方式を採用する場合においては、レートマッチングしたCCEあるいはレートマッチングしていないCCEに対して拡散変調処理する。すなわち、CCEの割り当てについてCDM方式を採用する場合においては、制御信号スケジュール部109で、必要に応じてレートマッチング、拡散変調、マッピングする。
IFFT部112においては、マッピングされた信号をIFFT演算してOFDM信号とする。このOFDM信号は、無線送信部113に出力される。無線送信部113においては、OFDM信号にCP(cyclic prefix)を付与し、D/A変換されてベースバンド信号となり、ローパスフィルタで不要成分を除去した後に、アンプで増幅されて送信信号となる。この送信信号は、デュプレクサ102を経てアンテナ101を介して送信される。
上述したCCEの定義を変更する場合において、報知データに、少なくとも割り当て周波数領域数(N)を含める。例えば、CDM方式の場合については、割り当て周波数領域(N)と拡散率(SF)を報知データに含める。この報知データをBCH(Broadcast Channel)で受信した移動端末装置は、この報知データ(周波数領域(N)と拡散率(SF))を用いて逆拡散処理、デマッピングする。なお、予め割り当て周波数領域数(N)に拡散率(SF)を関連付けておくことにより、報知データに割り当て周波数領域数(N)を含めるだけで移動端末装置で逆拡散処理、デマッピングすることができる。
図14は、本発明の実施の形態に係る移動端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図14に示す移動端末装置は、LTE−Aシステム及びLTEシステムの両方のシステムに対応できる移動端末装置である。図14に示す移動端末装置は、送受信用のアンテナ201と、デュプレクサ202と、受信系処理部と、送信系処理部と、から主に構成されている。
受信系処理部は、無線基地局装置から送られた信号に所定の受信処理を行う無線受信部203と、受信された信号にFFT演算を行うFFT部204と、FFT演算後の信号をデマッピングするデマッピング部205と、デマッピング後の信号をデインターリーブするデインターリーバ206a〜206eと、デインターリーブ後の信号を復調して受信データを得る復調部207a〜207cとから主に構成されている。
送信系処理部は、無線基地局装置に送信するデータを変調して変調信号とする変調部208a,208bと、変調信号に所定の送信処理を行う無線送信部209とから主に構成されている。
受信系処理部の無線受信部203においては、まず、受信した信号に対して利得制御がなされてベースバンド信号が得られる。次いで、このベースバンド信号が直交検波処理された後に不要周波数成分が除去され、その後A/D変換される。A/D変換後の信号がFFT部204に出力される。
FFT部204においては、無線受信部203から出力された無線基地局装置からのベースバンド信号をFFT演算して、各サブキャリアに割り当てられた信号を得る。この信号はデマッピング部205に出力される。デマッピング部205においては、得られた信号について、無線基地局装置側のマッピング規則にしたがって時間・周波数領域からデマッピングを行う。デマッピング後の信号は、周波数領域毎のデインターリーバ206a〜206eに出力される。デインターリーバ206a〜206eにおいては、デマッピング後の信号にデインターリーブを行う。デインターリーブ後の信号は、復調部207a〜207cに出力される。
復調部207aにおいては、デインターリーブ後の信号を復調して受信データ(共有データ)とし、復調部207bにおいては、デインターリーブ後の信号を復調して制御信号を得る。復調部207bにおいては、予め決められた規則にしたがって復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する。例えば、図4(a)に示す規則でデータブロックが割り当てられた場合には、各周波数領域において同じ番号のCCEを一度に復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する。また、図4(b),(c)に示す規則でデータブロックが割り当てられた場合には、各周波数領域において特定のCCEブロック範囲を復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する。また、復調部207cにおいては、報知チャネルで報知された報知データを復調する。これにより、移動端末装置は、少なくとも割り当て周波数領域数(N)を含む報知データを取得することができ、これにより、デマッピング部205で逆拡散処理、デマッピングすることができる。
送信系処理部の変調部208a,208bでは、送信データ及び制御信号を所定の変調方式でディジタル変調して変調信号とする。この変調信号は、無線送信部209に出力される。無線送信部209においては、変調信号に所定の送信処理が施される。このようにして得られた送信信号は、デュプレクサ202を経てアンテナ201を介して送信される。
次に、本発明の実施の形態に係る無線基地局装置及び移動端末装置で構成される移動通信システムにおける実施例について説明する。
(実施例1)
本実施例においては、データブロックを割り当てる規則が、特定の移動端末装置に送信する制御信号を、各周波数領域において同じ番号のデータブロックに割り当てる規則である場合について説明する。ここでは、LTE−Aシステムに対応する移動端末装置の制御信号がデータブロック#3(CCE#3)に含まれており、LTEシステムに対応する移動端末装置の制御信号がデータブロック#1(CCE#1)に含まれており、LTE−Aシステムのシステム帯域が周波数領域#1〜#3にわたっており、LTEシステムのシステム帯域が周波数領域#2であるとする。
まず、無線基地局装置において、LTE−Aシステムの制御信号と、LTEシステムの制御信号とをそれぞれ変調部108c,108bで変調して変調信号とする。この変調信号は制御信号スケジュール部109に出力される。制御信号スケジュール部109においては、LTE−Aシステムの制御信号を周波数領域#1〜#3にわたってデータブロック#3(CCE#3)に割り当て、LTEシステムの制御信号を周波数領域#2のデータブロック#1(CCE#1)に割り当てる。割り当てられた制御信号は、インターリーバ110a〜110cに出力される。
また、無線基地局装置において、LTE−Aシステムの共有データと、LTEシステムの共有データとをそれぞれ変調部108d,108aで変調して変調信号とする。この変調信号はインターリーバ110dに出力される。
インターリーバ110aにおいては、周波数領域#1に割り当てられた制御信号をインターリーブし、インターリーブ後の制御信号がマッピング部111に出力される。インターリーバ110bにおいては、周波数領域#2に割り当てられた制御信号をインターリーブし、インターリーブ後の制御信号がマッピング部111に出力される。インターリーバ110cにおいては、周波数領域#3に割り当てられた制御信号をインターリーブし、インターリーブ後の制御信号がマッピング部111に出力される。したがって、LTE−Aシステムの制御信号は、インターリーバ110a〜110cでインターリーブされ、LTEシステムの制御信号は、インターリーバ110bでインターリーブされる。インターリーブされた制御信号はマッピング部111に出力される。インターリーバ110dにおいては、共有データをインターリーブし、インターリーブ後の信号がマッピング部111に出力される。インターリーバ110eにおいては、報知データをインターリーブし、インターリーブ後の信号がマッピング部111に出力される。
マッピング部111においては、インターリーブ後の信号を時間・周波数領域にマッピングする。マッピングされた信号は、IFFT部112に出力される。IFFT部112においては、マッピングされた信号をIFFT演算してOFDM信号とする。このOFDM信号は、無線送信部113に出力され、上述した所定の送信処理がなされて送信信号となる。この送信信号は、デュプレクサ102を経てアンテナ101を介して送信される。
LTE−Aシステムに対応する移動端末装置においては、無線受信部203で受信信号に上述した所定の受信処理がなされてベースバンド信号とする。このベースバンド信号がFFT部204に出力され、FFT演算されて、各サブキャリアに割り当てられた信号が得られる。この信号はデマッピング部205に出力される。デマッピング部205においては、得られた信号について、無線基地局装置側のマッピング規則にしたがって時間・周波数領域からデマッピングを行う。デマッピング後の信号は、周波数領域#1〜#3のデインターリーバ206a〜206eに出力され、デマッピング後の信号にデインターリーブが行われる。デインターリーブ後の信号は、復調部207a〜207cに出力される。
復調部207aにおいては、デインターリーブ後の信号を復調して受信データ(共有データ)とし、復調部207bにおいては、デインターリーブ後の信号を復調して制御信号とし、復調部207cにおいては、デインターリーブ後の信号を復調して報知データとする。復調部207bにおいては、図15に示すように、周波数領域#1〜#3で同じ番号のデータブロック(CCE)を一度に復調する。すなわち、まず、周波数領域#1〜#3でCCE#1を一度に復調し、次に、周波数領域#1〜#3でCCE#2を一度に復調し、その次に周波数領域#1〜#3でCCE#3を一度に復調する。この移動端末装置の制御信号が含まれるデータブロックはCCE#3(図15の黒い部分)であるので、復調部207bは、周波数領域#1〜#3のCCE#3を復調したときに、自装置宛ての制御信号として取得する。この制御信号を用いて共有データの処理を行う。
一方、LTEシステムに対応する移動端末装置においては、上記と同様にして、受信信号に対して所定の受信処理、FFT演算、デマッピング及びデインターリーブし、デインターリーブ後の信号を復調部に出力する。復調部においては、デインターリーブ後の信号を復調して制御信号を得る。復調部においては、周波数領域#2においてデータブロック(CCE)を順々に復調する。すなわち、まず、周波数領域#2でCCE#1を復調し、次に、周波数領域#2でCCE#2を復調し、その次に周波数領域#2でCCE#3を復調する。この移動端末装置の制御信号が含まれるデータブロックはCCE#1(図15の斜線部分)であるので、復調部は、周波数領域#2のCCE#1を復調したときに、自装置宛ての制御信号として取得する。この制御信号を用いて共有データの処理を行う。
このように、本実施例においては、各周波数領域において同じ番号のCCEを一度に復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断することができるので、複数の周波数領域に制御信号が割り当てられていても、迅速に自装置宛の制御信号を取得することが可能となる。なお、移動端末装置の制御信号が含まれるデータブロックの番号(CCE#N)は、移動端末装置が無線基地局装置と通信を開始する際に、無線基地局装置が報知する報知チャネル(BCH)により取得することができる。
(実施例2)
制御信号スケジュール部109におけるLTE−Aシステムの制御信号の割り当て規則を図4(b)に示すようにすること、周波数領域#1〜#3毎にマッピングを行うこと、以外は実施例1と同様にして共有データ及び制御信号を無線基地局装置から移動端末装置に送信する。
LTE−Aシステムに対応する移動端末装置においては、実施例1と同様にして、受信信号に対して所定の受信処理、FFT演算、デマッピング及びデインターリーブし、デインターリーブ後の信号を復調部に出力する。復調部においては、各周波数領域において特定のデータブロック範囲(CCEブロック範囲)を復調する。すなわち、まず、周波数領域#1〜#3でCCE#1及びCCE#2のCCEブロック範囲を復調し、次に、周波数領域#1〜#3でCCE#3及びCCE#4のCCEブロック範囲を復調し、その次に周波数領域#1〜#3でCCE#5及びCCE#6のCCEブロック範囲を復調する。この移動端末装置の制御信号が含まれるデータブロックはCCE#1及びCCE#2のCCEブロック範囲であるので(周波数領域#1,#3についてはCCE#1に含まれ、周波数領域#2についてはCCE#2に含まれる)、復調部は、周波数領域#1〜#3のCCE#1及びCCE#2を復調したときに、自装置宛ての制御信号として取得する。この制御信号を用いて共有データの処理を行う。
このように、本実施例においては、各周波数領域において特定のデータブロック範囲を復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断することができるので、複数の周波数領域に制御信号が割り当てられていても、迅速に自装置宛の制御信号を取得することが可能となる。本実施例においては、実施例1よりもフレキシビリティが大きいシステムとなる。なお、移動端末装置の制御信号が含まれるデータブロック範囲は、移動端末装置が無線基地局装置と通信を開始する際に、無線基地局装置が報知する報知チャネル(BCH)により取得することができる。
(実施例3)
制御信号スケジュール部109におけるLTE−Aシステムの制御信号の割り当て規則を図4(c)に示すようにすること、周波数領域#1〜#3毎にマッピングを行うこと、以外は実施例1と同様にして共有データ及び制御信号を無線基地局装置から移動端末装置に送信する。
LTE−Aシステムに対応する移動端末装置においては、実施例1と同様にして、受信信号に対して所定の受信処理、FFT演算、デマッピング及びデインターリーブし、デインターリーブ後の信号を復調部に出力する。復調部においては、各周波数領域において特定のデータブロック範囲(CCEブロック範囲)を復調する。すなわち、まず、周波数領域#1〜#3でCCE#1及びCCE#2のCCEブロック範囲を復調し、次に、周波数領域#1〜#3でCCE#3及びCCE#4のCCEブロック範囲を復調し、その次に周波数領域#1〜#3でCCE#5及びCCE#6のCCEブロック範囲を復調する。この移動端末装置の制御信号が含まれるデータブロックはCCE#1及びCCE#2のCCEブロック範囲であるので(周波数領域#1についてはCCE#1,CCE#2に含まれ、周波数領域#2についてはCCE#2に含まれ、周波数領域#1についてはCCE#1に含まれる)、復調部は、周波数領域#1〜#3のCCE#1及びCCE#2を復調したときに、自装置宛ての制御信号として取得する。この制御信号を用いて共有データの処理を行う。なお、周波数領域#1の伝搬環境が悪いので、CCE#1及びCCE#2の両方を復調し、周波数領域#2のCCE#2と周波数領域#3のCCE#1を復調して、これらにより自装置宛ての制御信号を取得する。
このように、本実施例においては、各周波数領域において特定のデータブロック範囲を復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断することができるので、複数の周波数領域に制御信号が割り当てられていても、迅速に自装置宛の制御信号を取得することが可能となる。本実施例においては、実施例1よりもフレキシビリティが大きいシステムとなる。また、本実施例においては、伝搬環境の悪い周波数領域#1には、2つのCCEに制御信号を割り当てて伝送レートを下げているので、受信品質を向上させることができる。したがって、周波数領域において部分的に伝搬環境が悪くても高効率で移動通信を行うことが可能となる。なお、移動端末装置の制御信号が含まれるデータブロック範囲は、移動端末装置が無線基地局装置と通信を開始する際に、無線基地局装置が報知する報知チャネル(BCH)により取得することができる。
このように本発明によれば、複数の移動通信システムが混在する際において、それぞれの移動通信システムに対応することができる。特に、無線基地局装置において、制御信号の変調信号を、予め決められた規則にしたがって所定のデータブロック単位(CCE単位)で、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数領域に割り当て、移動端末装置において、予め決められた規則で復調することにより自装置宛ての制御信号であるか否かを判断するので、複数の周波数領域に制御信号が割り当てられていても、迅速に自装置宛の制御信号を取得することが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態においては、共有データについて、送信側でインターリーブして送信し、受信側でインターリーブする場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、共有データについてインターリーブしない場合にも同様に適用することができる。また、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、上記説明におけるデータブロック割り当て規則、処理部の数、処理手順、周波数領域やデータブロックの数、データブロック範囲については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
下り回線で移動通信が行われる際の周波数使用状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地局装置の概略構成を示す図である。 LTEシステムのシステム帯域を説明するための図である。 (a)〜(c)は、制御信号をデータブロック単位で複数の周波数領域に割り当てる場合における予め決められた規則を説明するための図である。 制御信号の周波数領域への割り当てを説明するための図である。 (a),(b)は、制御信号の周波数領域への割り当てを説明するための図である。 (a),(b)は、制御信号の周波数領域への割り当ての他の例を説明するための図である。 (a),(b)は、制御信号の周波数領域への割り当てを説明するための図である。 (a)〜(c)は、図8に示す態様における多重方式を説明するための図である。 (a)〜(d)は、TDM方式の周波数領域割り当てを説明するための図である。 (a)〜(d)は、TDM方式の周波数領域割り当てを説明するための図である。 CDM方式の周波数領域割り当てを説明するための図である。 CDM方式の周波数領域割り当てを説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る移動端末装置の概略構成を示す図である。 本発明における制御信号割り当て規則にしたがって復調を行う場合を説明するための図である。
符号の説明
101,201 アンテナ
102,202 デュプレクサ
103,203 無線受信部
104,204 FFT部
105,205 デマッピング部
106,206a〜206d デインターリーバ
107,207a〜207c 復調部
108a〜108e,208a,208b 変調部
109 制御信号スケジュール部
110a〜110d インターリーバ
111 マッピング部
112 IFFT部
113,209 無線送信部

Claims (12)

  1. 相対的に広い第1システム帯域を持つ第1移動通信システムの制御信号及び相対的に狭い第2システム帯域を持つ第2移動通信システムの制御信号を変調して変調信号とする変調手段と、予め決められた規則にしたがって、前記変調信号を所定のデータブロック単位で、前記第2システム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数領域に割り当てる制御信号割り当て手段と、周波数領域毎に前記変調信号にインターリーブを行うインターリーバと、インターリーブ後の変調信号を時間・周波数領域にマッピングするマッピング手段と、を具備することを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記予め決められた規則は、特定の移動端末装置に送信する制御信号を、各周波数領域において同じ番号のデータブロックに割り当てる規則であることを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  3. 前記予め決められた規則は、特定の移動端末装置に送信する制御信号を、各周波数領域において同じ番号までのデータブロック範囲内に割り当てる規則であることを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  4. 前記マッピング手段は、周波数領域毎にマッピングを行うことを特徴とする請求項3記載の無線基地局装置。
  5. 制御信号を割り当てるデータブロックの数をデータブロック範囲内において可変であることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の無線基地局装置。
  6. 移動端末装置からの信号の受信品質を判定する品質判定手段を具備し、前記制御信号割り当て手段は、前記品質判定手段の判定結果に基づいて制御信号を割り当てるデータブロックの数を決定することを特徴とする請求項5記載の無線基地局装置。
  7. 前記予め決められた規則は、データブロックにシーケンス番号を付し、前記シーケンス番号順に複数の周波数領域にデータブロックを割り当てる規則であることを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  8. 前記予め決められた規則は、各データブロックを複数の周波数領域に割り当てる規則であることを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  9. 前記各データブロックを複数の周波数領域に割り当てる際に、時間分割多重及び/又はコード分割多重することを特徴とする請求項8記載の無線基地局装置。
  10. 無線基地局装置からの信号を時間・周波数領域からデマッピングするデマッピング手段と、デマッピング後の信号に前記周波数領域毎にデインターリーブを行うデインターリーバと、デインターリーブ後の信号を、予め決められた規則にしたがって復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する復調手段と、を具備し、前記予め決められた規則は、各周波数領域において同じ番号のデータブロックを一度に復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する規則であることを特徴とする移動端末装置。
  11. 無線基地局装置からの信号を時間・周波数領域からデマッピングするデマッピング手段と、デマッピング後の信号に前記周波数領域毎にデインターリーブを行うデインターリーバと、デインターリーブ後の信号を、予め決められた規則にしたがって復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する復調手段と、を具備し、前記予め決められた規則は、各周波数領域において同じ番号までのデータブロック範囲内で復調を行って自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する規則であることを特徴とする移動端末装置。
  12. 相対的に広い第1システム帯域を持つ第1移動通信システムの制御信号及び相対的に狭い第2システム帯域を持つ第2移動通信システムの制御信号を変調して変調信号とする変調手段と、予め決められた規則にしたがって、前記変調信号を所定のデータブロック単位で、前記第2システム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数領域に割り当てる制御信号割り当て手段と、周波数領域毎に前記変調信号にインターリーブを行うインターリーバと、インターリーブ後の変調信号を時間・周波数領域にマッピングするマッピング手段と、を具備する無線基地局装置と、
    前記無線基地局装置からの信号を時間・周波数領域からデマッピングするデマッピング手段と、デマッピング後の信号に前記周波数領域毎にデインターリーブを行うデインターリーバと、デインターリーブ後の信号を、予め決められた規則にしたがって復調して自装置宛ての制御信号であるか否かを判断する復調手段と、を具備する移動端末装置と、
    を備えたことを特徴とする移動通信システム。
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