JP5214022B2 - 積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための装置、及び積層抵抗デバイスを製造するための装置 - Google Patents

積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための装置、及び積層抵抗デバイスを製造するための装置 Download PDF

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Description

本開示は、一般的に、負荷抵抗器又は積層ヒーターなどの厚膜抵抗デバイスに関するものであり、より具体的には、そのような厚膜抵抗デバイスを製造する方法に関するものである。
この節では、本開示に関係する背景情報を単に提供するだけであり、従来技術については述べない場合がある。
積層ヒーター又は負荷抵抗器などの抵抗デバイスは、典型的には、熱出力が表面全体にわたって変化する必要があるときの空間が限られている用途、又は超清浄若しくは化学作用が強い用途において使用される。積層ヒーターなどの、積層抵抗デバイスは、一般的に、基材に施される、異なる材料、つまり、誘電体及び抵抗物質の層を含む。誘電体物質が、最初に基材に施され、基材と抵抗物質との間に電気的絶縁を形成し、動作中の漏電電流を最小にもする。抵抗物質は、所定のパターンで誘電体物質に施され、これにより抵抗ヒーター回路を構成する。積層ヒーターは、抵抗ヒーター回路をヒーター・コントローラに接続するリードも備え、またリード抵抗間回路インターフェイスを保護する任意選択のオーバーモールド材料を備えることもできる。したがって、積層負荷デバイスは、さまざまな用途に対して高度にカスタマイズ可能である。
抵抗デバイスの個別層は、さまざまなプロセスによって形成することができ、そのうちの1つが「厚膜」層化プロセスである。厚膜抵抗デバイスの層は、典型的には、特にスクリーン印刷、デカール貼り付け、又はフィルム印刷ヘッドなどのプロセスを使用して形成される。いくつかの用途において、これらの層の1つ又は複数は、テープの一セクション、又は基材の幾何学的形状に合うように処理され、操作されうる材料の他の柔軟なシートから形成することができる。このテープは、一般的に、接着性も粘着性も示さず、そのため、テープを基材に接着させるためのプロセスを利用しなければならない。テープは、接着プロセスの際に基材上に位置決めされなければならない。そのような位置決めは、人手で実行してもよいが、テープ又は事前成形物をそのように手作業で貼り付けると、速さが失われ、位置決めプロセスの信頼性も低下しうる。積層負荷デバイス上に厚膜テープを使用することが、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、係属中の米国特許出願第11/779,703号及び係属中の米国特許出願第11/779,745号において開示されている。
米国特許第7,196,295号明細書
一形態において、積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための装置が構成される。装置は、近位端部及び遠位端部を画定する少なくとも1つの位置決め部材とテープ事前形成物を基材に係接するように適合された接触部材とを備える。接触部材及び、位置決め部材の遠位端部は、テープ事前形成物を基材上に位置決めするように構成される。
他の形態において、積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための装置が構成される。装置は、底部部材、複数のグラバー・アーム、及び弾性接触部材を備える。グラバー・アームは、近位端部及び遠位端部を画定し、近位端部は底部部材に取り付けられる。それぞれのグラバー・アームは、遠位端部の近くに支持部材を備え、近位端部と遠位端部との間に延在する起伏のある内側プロファイル表面を有する。弾性接触部材は、底部部材に固定され、グラバー・アームの支持部材の周りに配設される。
さらに他の形態では、積層抵抗デバイスを製造するための装置が構成される。装置は、近位端部及び遠位端部を画定する少なくとも1つの第1のグラバー・アームを備える。第1のグラバー・アームは、近位端部と遠位端部との間に延在する起伏のある内側プロファイル表面を有する。装置は、第1の基材マンドレルの近くに第1の基材が配設されうる第1の基材マンドレルと第1のグラバー・アームで操作可能であり、テープ事前形成物を第1の基材に係接するように適合されている第1の接触部材とをさらに備える。装置は、近位端部及び遠位端部を画定する少なくとも1つの第2のグラバー・アームも有する。第1のグラバー・アームのように、第2のグラバー・アームも、近位端部と遠位端部との間に延在する起伏のある内側プロファイル表面を有する。第2の基材マンドレルが含まれ、第2の基材が第2の基材マンドレルの近くに配設されうる。第2の接触部材は、第2のグラバー・アームで操作可能であり、テープ事前形成物を第2の基材に係接するように適合されている。接触部材及びグラバー・アームの起伏のある内側プロファイル表面は、テープ事前形成物を基材上に順次位置決めするように構成される。装置は、グラバー・アーム及び接触部材の近くに位置決めされた少なくとも1つのプレスも備える。プレスは、グラバー・アーム及び接触部材によってテープ事前形成物が基材上に位置決めされた後に、テープ事前形成物及び基材のそれぞれの周りに順次配置されるように適合されている。
さらに他の形態において、積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めする方法が提供される。この方法は、テープ事前形成物を所定の位置に配置することと、位置決め部材、基材、及びテープ事前形成物のうちの少なくとも1つを互いに関して、位置決め部材の一部がテープ事前形成物と係合するまで平行移動することと、テープ事前形成物が基材と係合するまで平行移動を続けることと、位置決めデバイスのコンポーネントが基材の周りで徐々に平行移動し、その後テープ事前形成物を基板上に位置決めするように平行移動を続けることとを含む。
他の応用可能な領域も、本明細書で述べられている説明から明らかになるであろう。説明及び特定の実例は、例示のみを目的としており、本開示の範囲を制限することを意図されていないことは理解されるであろう。
本明細書で説明されている図面は、例示のみを目的としており、いかなる形でも本開示の範囲を制限することを意図されていない。
標的の周りに配設され、本開示の原理によって構成される積層抵抗デバイスを示す側面図である。 積層抵抗デバイスの基材上のさまざまな層の詳細を示す、図1の積層抵抗デバイスの一部の部分断面図である。 本開示の原理によって構成された積層デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための装置の斜視図である。 本開示の原理による図3の装置の一部を示す斜視図である。 本開示の原理による図4の装置の一部を示す側面図である。 本開示の原理による図4及び5の装置の一部を示す平面図である。 本開示の原理による図3の装置の一部を示す斜視図である。 本開示の原理による、折り畳み状態のブラダー・プレス及び外面上にテープ事前形成物が配設されているチューブ状基材の略断面図である。 本開示の原理による、基材の周りに配設されているブラダー・プレスのブラダーを示す、図8Aのブラダー・プレス及び基材の略断面図である。 本開示の原理による、膨張状態のブラダーを示す、図8A及び8Bのブラダー・プレス及び基材の略断面図である。 本開示の原理による、事前位置決めデバイスの異なる形態を有する、図3の装置の一部を示す斜視図である。 図9の装置の一部の平面図である。 本開示の原理による、積層デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための他の装置の斜視図である。 図11の装置の斜視図である。 本開示の原理による、積層デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするためのさらに他の装置の斜視図である。 図13の装置の斜視図である。 本開示の原理による、積層デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするためのなおも他の装置の斜視図である。 図15の装置の平面図である。 図15及び16の装置の平面図である。 本開示の教示による、積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めする方法を示すブロック図である。
以下の説明は、本質的に単なる実例にすぎず、本開示、応用、又は使用を限定することを意図されていない。
図1を参照すると、積層抵抗デバイス10の一実例が示されている。積層抵抗デバイス10は、標的12の周りに配設され、その標的に対し抵抗負荷又は熱が積層抵抗デバイス10によって供給される。積層抵抗デバイス10は、チューブ状のものとして、例えば、標的12の周りに、同軸配設されているように示されている。しかし、積層抵抗デバイス10及び標的12は、本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく他の構成もとることが可能であり、例えば、チューブ状抵抗デバイス10は、矩形とすることも、また中に溝を有するチューブ形状とすることも可能であることは理解されるであろう。
積層抵抗デバイス10は、多数の機能層が配設される基材20を備える。機能層の1つは、抵抗層18である。抵抗層18は、螺旋パターンで基材20の周りに巻き付けられるように示されているが、抵抗層18は、本開示の範囲内に収まりつつ、好適なパターンを形成するか、又は連続層とすることが可能であることは理解されるであろう。例えば、抵抗層18は、正方形パターン、のこ歯パターン、正弦波パターン、又は他の好適なパターンを形成することが可能である。代替形態では、抵抗層18は、全くパターンを持たないように構成することができ、その代わりに、連続シートとすることが可能である。いくつかの形態において、複数の誘電体及び抵抗層26、18を使用することが可能である。
2つの例示的な形態において、基材20が酸化アルミニウム(Al)又は430ステンレス鋼で形成されるが、特定の用途条件及びさまざまな層に使用される材料に応じて他の好適な材料を使用することもできる。他の好適な材料としては、限定はしないが、とりわけニッケル・メッキ銅、アルミニウム、ステンレス鋼、軟鋼、工具鋼、耐火合金、及び窒化アルミニウムが挙げられる。
図1の積層抵抗デバイス10については、抵抗層18はヒーター回路を形成するが、抵抗層18は、ヒーター回路に加えて、又は代替形態において、本開示の趣旨及び範囲内に収まりつつ、他の機能を提供することも可能であることは理解されるであろう。例えば、抵抗層18は、発熱素子と温度センサーの両方として使用することが可能であり、その一形態が、参照により本明細書に組み込まれている、本出願の同一出願人による特許文献1において開示されている。
いくつかの用途において、抵抗層18は、発熱素子の代わりに負荷抵抗器として機能する。負荷抵抗器として設計されている抵抗層18は、好ましくは、最低のインダクタンスを有し、正弦波パターンで形成される。このような抵抗負荷器は、他のコンポーネントを詰め込むために使用されうる。負荷抵抗器は、他のコンポーネントに対するパワー・ダンプとして動作することによっていくつかのデバイスを保護するのに役立ち、そのような他のコンポーネントによって放出される電力からデバイスを絶縁することができる。
抵抗層18は、好ましくは、一対の導体22に接続され、これらは端子コード24を通じて電源(図示せず)にさらに接続される端子パッドである。導体22は、抵抗層18が他の好適な方法で電源に電気的に接続される限り、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、端子パッド以外の形態をとることが可能であることは理解されるであろう。一形態において、導体22を省くことも可能であり、抵抗層18の抵抗トレースが端子コード24に直接接続することが可能である。端子コード24は、好適な任意の電気的リードとすることが可能である。
次に図2を参照すると、図1の部分的詳細部2−2にそって切り取られた積層抵抗デバイス10の断面が示されている。図に示されているように、積層抵抗デバイス10は、基材20と基材20の外側に配設されている複数の層を備える。基材20が、図1〜2に示されているけれども、基材20は、必ずしも本開示の要素ではないことは理解されるであろう。いくつかの用途において、基材20を排除することができ、層を標的12に直接施すことができる。
次に基材20上に配設されている層についてさらに詳しく説明することにする。誘電体層26が、基材20の表面上に配設されており、この表面は図示されているような外面であるか、又は基材20の他の表面とすることができる。有利には、誘電体層26は、本開示の一形態の誘電体テープの単一層又は複数の層からなる厚膜層である。誘電体層26は、基材20上に直接配設されるけれども、本開示の趣旨及び範囲内に収まりつつ、基材20と誘電体層26との間に追加の機能層を配設することも可能であることは理解されるであろう。例えば、結合層、EMF層、温度センサー層、又は他の機能層(図示せず)を基材20と誘電体層26との間に配設することが可能である。それに加え、又はその代わりに、誘電体層26の上に追加の機能層(図示せず)を位置決めすることも可能である。誘電体層26は、基材20と抵抗層18との間の前記的絶縁を形成するのに役立つ。したがって、誘電体層26は、抵抗層18の電力出力に相応する厚さで基材20上に配設される。望ましい厚さを有する誘電体テープの単一層又は複数の層を基材20に施すことができ、次いで、抵抗層18を誘電体テープの単一層又は複数の層の上に配設することができる。
加工前には、誘電体テープは、基材20又は標的12の幾何学的形状に合うように処理され、操作されうる材料の柔軟なシートである。誘電体テープは、一般的に、接着性も粘着性も示さず、そのため、テープを基材20若しくは標的12、又は他の機能層にラミネートする前に必要に応じて何回か位置変更することができる。誘電体テープとしてのこの材料は、誘電特性を有しているが、これらの特性は、誘電体層がその最終形態になった後でしか、つまり焼成後でしか明らかにならない。したがって、本明細書で使用されているような「テープ」という用語(誘電体層、抵抗層、保護層、又は他の機能層に使用されるかどうかに関係なく)は、抵抗デバイス10の基材、標的、又は他の層に合うように、またラミネートされるように操作される柔軟なシート状材料を意味するものと解釈されるものとする。
与えられた用途に関して、誘電体層26は、誘電体層26のそれぞれの側に配設されている材料間の絶縁を形成し、材料間のアーク放電を防止できる十分な誘電強度を有することが望ましいと考えられる。同様に、熱が均一であることも多くの場合望ましい。誘電体テープの単一層は、積層抵抗デバイス10において使用された場合に望ましい誘電強度、均一な厚さ、及び熱の均一さを有することが示されている。したがって、誘電体テープは、用途の要件に応じて所望の厚さにすることができる。選ばれる誘電体テープの種類は、基材20の材料及び抵抗層18の電気的出力に依存しうる。430ステンレス鋼基材に対する好ましい1つのテープは、厚さが約50〜300μmの無鉛セラミック・テープである。さまざまな誘電体テープ(材料及び厚さ)を特定の用途に応じて用意することができ、したがって、本明細書で説明されているような誘電体テープは、本開示の範囲を制限するものと解釈すべきではないことは理解されるであろう。例えば、いくつかの形態において、テープ事前形成物は、鉛を含む可能性がある。それに加えて、いくつかの用途では誘電体テープの単一層のみで十分であるけれども、本開示の範囲内に収まりつつ誘電体テープの複数の層を使用することもできる。例えば、テープ事前形成物の複数の層を施し、それらの層を一度に1つずつ施すことが可能であるか、又は複数の層を同時に基材20に施すことが可能である。
図にさらに示されているように、抵抗層18は誘電体層26上に配設されている。典型的には、抵抗層18はあるパターンをとり、上述のように、連続層内に形成することもできる。導体22は、典型的には、誘電体層26上に配設され、抵抗層18と電気的に連通する。代替形態では、積層抵抗デバイス10は、導体22なしで形成することも可能である。抵抗層18は、本開示の趣旨及び範囲内に収まりつつ好適なプロセスによって形成されうる。例えば、抵抗層18は、特に厚膜プロセス、薄膜プロセス、溶射、又はゾルゲルなどの層形成プロセスによって施すことができる。本明細書で使用されているような「積層抵抗デバイス」という用語は、少なくとも1つの機能層(例えば、とりわけ層26のみ、抵抗層18と誘電体層26)を備えるデバイスを含むものとして解釈すべきであり、その場合、層は、とりわけ厚膜、薄膜、溶射、又はゾルゲルに関連するプロセスを使用して、材料を基材、標的、又は他の層に塗布するか、又は蓄積することによって形成される。これらのプロセスは、「積層プロセス」又は「層化プロセス」とも称される。
厚膜プロセスは、例えば、とりわけスクリーン印刷、スプレー、圧延、及び転写を含みうる。薄膜プロセスは、例えば、とりわけイオンプレーティング、スパッタリング、化学的気相成長(CVD)、及び物理的気相成長(PVD)を含むことができる。溶射プロセスは、例えば、とりわけフレーム溶射、プラズマ溶射、ワイヤアーク溶射、及びHVOF(高速度酸素燃料)を含みうる。
一形態において、抵抗層18は、テープの単一層から、又はテープの複数の層から形成することができ、これらは以下で詳述される方法によって施すことができる。抵抗層18は、トレース又はパターンのないテープの1つ又は複数の層として施すことが可能であるか、又はテープ事前形成物として基材20に施される所定のトレース又はパターンを持つことが可能である。それに加えて、抵抗層18のワット密度がトレース若しくはパターンの長さにそって、又は連続層上で変化するようにテープの単一層又は複数の層に可変の厚さを持たせることができる。テープのこのような可変の厚さの形態は、本開示の範囲内に収まりつつ、他の機能層についても形成することが可能であることは理解されるであろう。
保護層28は、抵抗層18上に配設され、導体22がリード線(図1)及び/又は電源(図示せず)に電気的に接続できる限り、導体22も覆うことができる。好ましくは、導体22の少なくとも一部は、保護層28を通して露出される。保護層28は、好ましくは絶縁体であるが、電気的又は熱的に伝導性を有する材料などの他の材料も、本開示の趣旨及び範囲内に収まりつつ、特定の用途の要件に従って使用することができる。一形態において、保護層28は、抵抗層18を動作環境から電気的に絶縁し保護するための誘電体である。そのようなものとして、保護層28は、すでに述べているように誘電体層26に類似している、誘電体テープの単一層若しくは複数の層を含むことができる。代替形態では、保護層28は、限定はしないが、スクリーン印刷、スプレー、圧延、及び転写を含む、他の厚膜プロセスを使用して施すことが可能である。さらに、保護層28は、本開示の趣旨及び範囲内に収まりつつ、とりわけゾルゲル又は溶射プロセスなどの他の積層プロセスによって施すことが可能である。一般的に、ゾルゲル層は、とりわけディッピング、スピニング、又は塗装などのプロセスを使用して形成される。
代替形態では、保護層28のみが、厚膜誘電体テープとして構成され、他の層は、1つ又は複数の積層プロセスを使用して形成される。例えば、誘電体層26は、厚膜プロセス、薄膜プロセス、溶射プロセス、又はゾルゲル・プロセスによって形成されうる。抵抗層18も、厚膜、薄膜、又は溶射などの従来の方法によって形成される。いくつかの用途では、抵抗層18は、基材20に直接施され、保護層28は、厚膜誘電体テープとして形成され、抵抗層18の上に配設される。
本開示の装置及び方法とともに使用するための誘電体テープは、上述のように、所望の厚さにすることができる。テープ事前形成物を所望のサイズに合わせて事前に切断しておき、その後、誘電体テープを基材又は標的にラミネートするようにできる。代替形態では、テープ事前形成物を単にロール上で穿孔し、適切なサイズを有するテープ片を簡単に外せるようにすることができる。さらに他の代替形態では、テープ事前形成物を単純にロール上に形成し、用途ごとに切断することも可能である。
次に図3を参照すると、積層抵抗デバイス10の製造時にテープ事前形成物32を層として基材20上に位置決めするための位置決め装置30が例示されている。上述のように、図2を参照すると、テープ事前形成物32は、誘電体層26、抵抗層18、又は保護層22として施すことが可能であることがわかる。さらに、テープ事前形成物32は、基材20に施すことが望ましいと思われる他の層として施すことが可能であることも理解されるであろう。
位置決め装置30は、車輪36を有するカート34上に設けることができ、これにより、装置30は、移動可能ユニットを画成するが、本開示の趣旨と範囲から逸脱することなく、他の構成も使用できることは理解されるであろう。
位置決め装置30は、テープ事前形成物32が基材20上に位置している間に基材20を保持するための位置決め板38を有する。いくつかの構成では、位置決め板38は、基材20を平行移動するように構成された移動可能なプラットホームとすることができる。より具体的には、位置決め板38は、位置決め板38を平行移動するように構成されている、平行移動部材39に接続されうる。図4〜6を参照すると、位置決め板38は、位置決め装置30の残り部分から分離されているように示されているが、位置決め板38は移動可能でなくてもよく、いくつかの形態では、位置決め板38及びこれに取り付けられているコンポーネントは、位置決め装置30の全体を構成することも可能であることは理解されるであろう。
位置決め装置30は、グラバー・アーム40などの少なくとも1つの位置決め部材、及び一形態では、図示されているような複数のグラバー・アーム40を有する。したがって、本明細書では2個のグラバー・アーム40からなる一組が示され、説明されているけれども、いくつかの形態では、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、単一のグラバー・アーム40を使用することが可能であることは理解されるであろう。
グラバー・アーム40は、近位端部42、遠位端部44、及び近位端部42と遠位端部44との間に延在する起伏のある内側プロファイル表面45を画定する。グラバー・アーム40の起伏のある内側プロファイル表面45は、基材20の形状に対応するように構成され、本明細書に示されているように、これは、円筒状であってもよい。円筒形状の代わりに、基材20及びグラバー・アーム40の起伏のある内側プロファイル表面45は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の対応する形状を有することができる。さらに、いくつかの形態では、起伏のある内側プロファイル表面45は、基材20の形状と類似する形状を有している必要はない。
近位端部42は、枢動部材を介して底部部材46に枢着され、これにより、グラバー・アーム40は、底部部材46に関して部分的に回転することができる。したがって、グラバー・アーム40は、動き回りながら基材20の輪郭を辿り、これは以下でさらに詳しく述べられる。図4〜6を参照すると、2つの底部部材46が、位置決め板38のそれぞれの端部に配置されていることがわかる。それぞれの底部部材46は、グラバー・アーム40の近位端部42のところで枢結された2つのグラバー・アーム40一組を有する。
グラバー・アーム40は、底部部材46に取り付けられる、対向する平行移動デバイス48にも接続される。平行移動デバイス48は、底部部材46のそれぞれの側に配置され、それぞれの平行移動デバイス48は、グラバー・アーム40のうちの1つの近位端部42に固定される。それぞれの平行移動デバイス48は、例えば、内側円筒状部材52を囲む外側円筒状部材50を備えることができる。内側円筒状部材52は、作動すると外側円筒状部材50から外方向へ移動してグラバー・アーム40の一部を平行移動し、枢動部材を介して底部部材46に関してグラバー・アーム40を枢動させるように構成される。
それぞれの対のグラバー・アーム40とともに使用するために、接触部材54がその一対のグラバー・アーム40の遠位端44に接続される。より具体的には、遠位端44は、支持部材56を備え、接触部材54は、支持部材56、及び底部部材46に接続されているドエル・ピン58と係合する。支持部材56は、グラバー・アーム40に枢結される。接触部材54は、好ましくは、支持部材56とドエル・ピン58の周りに配設されるようにすることによって支持部材56及びドエル・ピン58に固定される弾性バンドである。
テープ事前形成物32を基材20に施すために、基材20を基材マンドレル60上に置く。図4〜6の形態において、それぞれの底部部材46及びそれぞれの一対のグラバー・アーム40と一緒に使用するために基材マンドレル60が1つ用意される。一対の保持ピン64を備える事前位置決めデバイス62が、テープ事前形成物32を基材20上に位置決めする前に、テープ事前形成物32を、基材マンドレル60の周りに配置される、基材20から所定の距離のところの適所に保持する。所定の距離は、0に等しいものとすることが可能であり、その際に、基材20が基材マンドレル60上に配置されたときにテープ事前形成物32が基材20と接触するように、またテープ事前形成物32が事前位置決めデバイス62(図6を参照のこと)によって保持されるように、0に等しいものとすることが可能である。言い換えると、事前位置決めデバイス62は、基材20からの所定の距離をオフセットするということである。
事前位置決めデバイス62が、保持ピン64を有するように図示され説明されているけれども、事前位置決めデバイスは、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の保持部材を有することも可能であることは理解されるであろう。例えば、正方形の形状又は他の形状の保持部材を、保持ピン64の代わりに使用することが可能である。
事前位置決めデバイス62の保持ピン64は、テープ事前形成物32の配置のため切欠66を画定するが、本開示の趣旨と範囲から逸脱することなく、事前位置決めデバイス62は、さまざまな他の構成を有することができることは理解されるであろう。例示されている形態において、事前位置決めデバイス62及び基材マンドレル60は、位置決め板38に取り付けられ、次いで、この板は平行移動部材39に取り付けられる。
いくつかの形態において、事前位置決めデバイス62は、テープ事前形成物32へ引っ張る力を与える真空源を備えることが可能であり、これにより、テープ事前形成物32を保持ピン64の切欠66内の適所に保持する。真空源としては、例えば、真空をテープ事前形成物32に印加するために底部部材46又は位置決め板38上に配置されている開口及び/又は真空ホースを有する多岐管が挙げられる。
接触部材54は、基材20が基材マンドレル60の近くに配設されたときに、テープ事前形成物32を基材20に係接するように一対のグラバー・アーム40とともに動作可能である。平行移動デバイス48が作動すると、グラバー・アーム40は、近位端部42のところで枢動する。追加の平行移動デバイス49のおかげで、底部部材46は、基材20の方へ平行移動され、この平行移動と平行移動デバイス48によって行われる平行移動とが合わさって、グラバー・アーム40が基材20の周りで平行移動し、接触部材54がテープ事前形成物32を基材20に係接する。基材20の周りでのグラバー・アーム40の平行移動は、グラバー・アームに固定されている平行移動デバイス48によってもたらされる平行移動と、底部部材46に固定されている追加の平行移動デバイス49によってもたらされる平行移動の両方によって生じる。グラバー・アーム40の起伏のある内側プロファイル表面45により、グラバー・アーム40は支持部材56をあちこち動かすと、接触部材54を通して基材20の周囲と接触し、テープ事前形成物32を基材20の周囲に圧接する。
基材マンドレル60は、平行移動部材39に固定することができる、位置決め板38に取り付けられる。平行移動部材39は、位置決め板38を平行移動して、基材マンドレル60と基材マンドレル60に関して垂直に位置決めされたプレス68との位置を合わせするように構成される(図3及び7を参照のこと)。
位置決め装置30は、位置決め板38の平行移動部材39を制御し、開始位置とプレス68に位置合わせした位置との間で基材マンドレル60を移動するためのコントローラも有することができる。言い換えると、コントローラは、位置決め板38を往復運動させて、それぞれの基材マンドレル60を順次プレス68の下に位置決めするように構成することが可能である。
コントローラは、グラバー・アーム40及び接触部材54を位置決めする平行移動デバイス48、49と連通するように構成することもできる。したがって、コントローラは、平行移動デバイス48、49のそれぞれを作動させてグラバー・アーム40及び接触部材54を移動するように構成することもできる。例えば、図3〜7を参照すると、コントローラは、平行移動デバイス49を作動させて、位置決め板38に関して底部部材46を移動することが可能である。グラバー・アーム40は、底部部材46に取り付けられているため、平行移動デバイス49をそのように作動させることで、グラバー・アーム40が基材20の方へ移動し、遠位端44が基材20を通過する。コントローラは、平行移動デバイス48を作動させて枢動部材のところでグラバー・アーム40を枢動させ、グラバー・アーム40が基材20の周りを動くときにグラバー・アーム40及び接触部材54がテープ32を基材20に当たるように位置決めするようにすることが可能である。いくつかの形態では、コントローラは、グラバー・アーム40の近位端42に取り付けられた平行移動デバイス48及び底部部材46に取り付けられた平行移動デバイス49の両方を同時に作動させることが可能である。この同時作動の効果として、遠位端44の位置決め部材56が接触部材54をテープ32及び基材20に圧接している間、グラバー・アーム40が基材20の方へ移動し、基材20の周りで動く。
図8A〜8Cを参照すると、プレス68がさらに詳しく示されている。プレス68は、マンドレル60の周りに配置される、基材20及びテープ事前形成物32の方へ、またその周りで下がるように、一形態では実質的に円筒状のブラダー70を備える。ブラダー70は、膨張状態と折り畳み状態との間で移行可能である。
テープ事前形成物32を基材20に接着するプロセスを開始するために、ブラダー70を含む、プレス68を基材20、テープ事前形成物32、及びマンドレル60の方へ進める。図8Bを参照すると、基材20、テープ事前形成物32、及びマンドレルは、プレス68の円筒状ブラダー70の中心の中に受け入れられる。この受け入れのときに、ブラダー70は、好ましくは、基材20とプレス壁72と基材20との間に挟装できるように折り畳み状態となっている。
図8Cを参照すると、流体媒体がブラダー70内に放出又は挿入され、ブラダー70が膨張して、膨張状態になる。流体媒体としては、水、空気、又は他の任意の好適な媒体とすることができる。膨張状態のときに、基材20及びテープ事前形成物32の周りに挿入された場合、ブラダー70は、テープ事前形成物32及び基材20の外面に強く圧接される。言い換えると、ブラダー70は、膨張状態で、テープ事前形成物32と係合して基材20の外面にテープ事前形成物32を圧接する。好ましくは、グラバー・アーム40及び接触部材54(図8A〜8Cには示されていない)は、ブラダー70がそのように膨張してテープ事前形成物32が基材20の周りに均一に確実に押し付けられたままになるまでテープ事前形成物と接触した状態を保つ。
グラバー・アーム40が基材20から引っ込んだ後、マンドレル60、基材20、テープ事前形成物32、ブラダー70、及びプレス壁72を含む、アセンブリ全体が、加圧容器74内に封入される。加圧容器74は、プレス68の一部とすることができ、またプレス壁72を囲み、位置決め板38と接触するように下げることができるが、本開示の趣旨と範囲から逸脱することなく、加圧容器74は任意の好適な構成をとることができることは理解されるであろう。例えば、プレス68及び基材20を単純に加圧容器内に移動することが可能であるか、又はプレス68及び基材20を囲む室は、等方圧プレス、又は静水圧プレス、又は液圧プレスとすることも可能である。
加圧容器74内では、テープ事前形成物32を基材20に対しラミネート又は接着するために、基材20及びテープ事前形成物32に、所定のサイクルで圧力、温度、及び時間を適用する。好ましくは、圧力、温度、及び時間の所定のサイクルは、単一サイクルである。ブラダー70を使用することで、テープ事前形成物32の外面に圧力を均一に加えやすくなる。したがって、ブラダー70は、好ましくは、所定のサイクルの圧力、温度、及び時間を通して膨張状態に維持される。圧力をこのように均一に印加することで、テープ事前形成物32が実質的に均一な厚さ及び接着力で基材20にラミネートされる。
圧力、温度、及び時間のサイクルは、等方プレスを使用して適用することができるか、又はサイクルは、他の好適な方法で適用することができる。言い換えると、プレス68は等方プレスとすることが可能である。代替形態では、プレス68は液圧又は静水圧プレスとすることが可能である。等方プレスでは、コンポーネントを高圧格納容器内において温度と等方圧力の両方に曝す。圧力を印加するために使用される媒体は、アルゴンなどの不活性ガス、水などの液体、又は他の好適な媒体とすることが可能である。圧力が等方であれば、圧力はすべての方向からコンポーネントに印加される。
一形態では、印加される圧力は、約344.7kPaから約68950kPa(約50から約10,000psi(ポンド/平方インチ))までの範囲内であり、適用される温度は、約40から約110℃までの範囲内であり、温度及び圧力を適用するためのサイクルの時間は、約5秒から約10分までの範囲内である。適用される特定の圧力、温度、及び時間は、部品のサイズ及び材料の特性に依存する。
そのサイクルが完了した後、プレス68は基材20から持ち上げられ離される。これ以降、基材20は取り付けられているテープ事前形成物32とともに、好ましくは、炉(図示せず)内で焼成される。本明細書で参照されているように、焼成プロセスは、例えば、個別の燃焼及び焼成プロセスなどの複数の段階を含むことが可能である。1つ又は複数の乾燥工程も使用することが可能である。
プレス68が基材20から持ち上げられて離されたときに、位置決め装置30の平行移動部材39は、位置決め板38を平行移動して、ラミネートされているテープ事前形成物32を含む加圧された基材20をプレス68から離し、位置決め板38の他方の側に配置されている他の基材20及びテープ事前形成物32をプレス68の方へ同時に移動するように構成される。このようにして、位置決め板38の平行移動部材39は、プレス68がそれぞれの基材20及びテープ事前形成物32の上に順次配置されるようにそれぞれの基材20及びテープ事前形成物32をプレス68の下に順次移動し、それぞれのテープ事前形成物32は前の方で説明されているように底部部材46上の位置決め板38のそれぞれの端部に配置されるグラバー・アーム40及び接触部材54の一組によってそれぞれの基材20の周りに保持される。
次に図9及び10を参照すると、テープ事前形成物132及び位置決め装置30とともに使用するための事前位置決めデバイス162の他の変更形態が例示されている。この変更形態では、テープ事前形成物132は、テープ事前形成物180の連続ストック、言い換えると、テープの一巻きの一部である。事前位置決めデバイス162は、テープ事前形成物132の連続ストックを中に通して送るリール182を備える。ナイフなどの切断デバイス184を使用して、テープ事前形成物132を所定のサイズに切断することができる。切断デバイス184は、テープ事前形成物132を基材20上に位置決めする前に、位置決めしているときに、又は位置決めした後にテープ事前形成物132を切断するために使用することが可能である。
いくつかの変更形態において、テープ事前形成物132に、ミシン目などの切り込み部分を備えることも可能であり、これは、事前形成テープ132が自動的に千切れるように、又は事前形成テープ132が切断デバイス184によってより簡単に切断できるように構成することが可能である。
次に、図11及び12を参照すると、テープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための他の形態の装置が図示されており、全体として230で指定されている。この形態では、位置決め装置230は、円柱ロッドの形態である、基材20にテープ事前形成物32を係接するように構成されている接触部材254を備える。いくつかの変更形態では、接触部材254は、外側円柱ロッド288に関して移動可能である内側円柱ロッド286を備えることが可能である。
テープ事前形成物32は、前述の事前位置決めデバイス62、162のどれかと類似していてもよい、事前位置決めデバイス262によって保持することができる。例えば、事前位置決めデバイス262は、テープ事前形成物32を保持するための切欠266を画定する保持ピン264を備えることが可能である。
図11及び12の変更形態において、位置決め装置230は、基材20が接触部材254の方へ押されて接触部材254と基材20との間で接触し、テープ事前形成物32が接触部材254と基材20との間に入る構成を基材20がとるように設計されうる。代替形態では、又はそれに加えて、位置決め装置230は、接触部材254が前進してテープ事前形成物32を基材20に圧接するよう設計されうる。そこで、いくつかの形態において、基材20は静止したままであり、例えば、図3〜7のマンドレル60に類似のマンドレルなどの静止した状態のマンドレル260上に位置決めすることが可能である。接触部材254を基材20の方へ移動するために、接触部材254は、底部部材246に固定することが可能であり、底部部材246は、底部部材246、接触部材254、及び位置決め部材240(後述)を基材20の方へ平行移動するように構成された平行移動デバイスに接続することが可能である。
基材20及び接触部材254が移動して互いに接触すると、接触部材254はテープ事前形成物32を基材20に圧接する。次いで、位置決め部材240が、基材20の周りに平行移動され、テープ事前形成物32を基材20に圧接する。位置決め部材240は、位置決め部材240の近位端部242に配置されている枢動部材290を介して底部部材246に固定されうる。枢動部材290は、バネ(図示せず)などの付勢部材に接続して、位置決め部材240の遠位端244を互いに向けて付勢することが可能である。したがって、位置決め部材240が、基材20の周りに進められると、遠位端244は、テープ事前形成物32を基材20に圧接する。
接触部材254と同様に、位置決め部材240は、基材20が接触部材254の方へ押されることによって(内側シリンダー286は、基材20がその方へ移動されるときにバネの力に抗して外側シリンダー288内に引っ込むように構成することが可能である)、及び/又は底部部材246が、例えば、平行移動部材(図示せず)を使用して、基材20の方へ平行移動されることによって、基材20に関して前進させることができる。
テープ事前形成物32が基材20の周りに位置決めされた後、基材20及びテープ事前形成物32を、前述のプレス68などのプレス内に挿入し、テープ事前形成物32を基材20にラミネート又は接着することができる。
次に、図13及び14を参照すると、テープ事前形成物を基材に当たるように位置決めするための装置のさらに他の変更形態が図示されており、全体として330で指定されている。基材20は、位置決め板338上に配置される基材マンドレル360によって静止状態に保持される。切欠366を画定する保持ピン364を含む、事前位置決めデバイス362は、例えば、テープ事前形成物32を適所に保持するために使用されるが、本開示の趣旨と範囲から逸脱することなく、事前位置決めデバイス362の他の変更形態も使用できることは理解されるであろう。
位置決め装置330は、一組の位置決め部材340を備え、それぞれの部材は底部部材346に枢結されている近位端部342、及び遠位端部344を備える。それぞれの遠位端部344は、これに枢結された接触部材354を備える。いくつかの変更形態では、弾性接触部材(図示せず)を接触部材354とドエル・ピン(図示せず)の周りに配設して、テープ事前形成物32を基材20に当たるように保持する追加支持を行うことが可能である。
底部部材346は、基材20及びテープ事前形成物32の方へ平行移動されるように構成され、これにより、接触部材354は、テープ事前形成物32及び基材20と接触するときにテープ事前形成物32を基材に圧接する。底部部材346が基材20の方へさらに平行移動されるときに、接触部材354は、テープ事前形成物32を基材20の周りに押し付けて、その周囲に圧接する。テープ事前形成物32を基材20の周囲に押し付けた後、接触部材354は、互いに接触し、基材20及びテープ事前形成物32は、位置決め部材340の起伏のある内側プロファイル392内に保持される。起伏のある内側プロファイル392は、基材20の周囲の実質的大半、又はいくつかの形態では、周囲全体でテープ事前形成物32と接触する形状である。したがって、起伏のある内側プロファイル392は、テープ事前形成物32が基材20に接着されるまでテープ事前形成物32を基材20に当てて保持する追加の支持を行う。
これ以降、テープ事前形成物32は、前述の方法などの、任意の好適な方法で基材20に接着又はラミネートされる。例えば、プレス68を使用することが可能である。
次に、図15〜17を参照すると、テープ事前形成物を基材に当たるように位置決めするための装置のさらに他の形態が図示されており、全体として430で指定されている。装置430は、基材マンドレル460が基材20を保持するために固定されている、位置決め板438を備える。事前位置決めデバイス462は、テープ事前形成物32が基材20に施される前にテープ事前形成物32の一片を適所に保持するために備えられる。事前位置決めデバイス462は、テープ事前形成物32を保持するための切欠466を画定する保持部材464を備える。
図15〜16を参照すると、位置決めプロセスを開始するために、テープ事前形成物32の第1の端部が、第1の接触部材454を使用することによって、基材20に当たって保持されている。次いで、スワイパー・アーム440などの、位置決め部材の遠位端部444が前進して、テープ事前形成物32と接触し、テープ事前形成物32を基材20に圧接する。次いで、事前位置決めデバイス462が前進して離れ、スワイパー・アーム440が基材20の周りに回転するためのスペースを設けることができる。スワイパー・アーム440を基材20の周りに回転させて、テープ事前形成物32を基材20の周囲において基材20と係合させる。次に図17を参照すると、スワイパー・アーム440が基材20の周りで回転して、テープ事前形成物32をその周囲に係合させると、第2の接触部材494が前進してテープ事前形成物32及び基材20と接触し、テープ事前形成物32の第2の端部を基材20に当たるように保持する。次いで、スワイパー・アーム440は前進して、基材20及びテープ事前形成物32から離される。
第1の接触部材454がテープ事前形成物32の第1の端部を基材20に当てて保持し、第2の接触部材494がテープ事前形成物32の第2の端部を基材20に当てて保持している状態で、基材20及びテープ事前形成物32が、前述のプレス68などの、プレス内に受け入れられる。代替形態において、テープ事前形成物32を基材20に接着又はラミネートするために、基材20及びテープ事前形成物32を、他の何らかの形で、圧力、温度、及び時間のサイクルに曝すことができる。プレス68のブラダー70が膨張して、テープ事前形成物32を基材20に強く圧接した後、第1及び第2の接触部材454、494を解放して、基材20及びテープ事前形成物32から撤去することができる。
次に図18のブロック図を参照すると、積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めする方法500が説明されている。方法500は、テープ事前形成物を所定の位置に配置する工程502を含む。この工程502は、前述のように、事前位置決めデバイス62、162、262、362、462を使用することを含みうる。方法500は、位置決め部材、基材、及びテープ事前形成物のうちの少なくとも1つを互いに関して平行移動する工程504も含む。平行移動は、位置決め部材の一部が、テープ事前形成物と係合するまで行われる。位置決め部材は、グラバー・アーム40、スワイパー・アーム440、又は例えば、本明細書で説明されている他の位置決め部材240、340などの、他の好適な位置決め部材として備えることも可能である。方法500は、テープ事前形成物が基材と係合するまで平行移動を続ける工程506、及び位置決め部材のコンポーネントが基材の周りで徐々に平行移動し、その後、テープ事前形成物を基材上に位置決めするように平行移動を続ける工程508をさらに含む。
方法500は、最初にテープ事前形成物と係合する位置決め部材一部及び基材の周りで徐々に平行移動する位置決め部材のコンポーネントが互いに依存しあいながら移動するように位置決め部材を構成することも含んでいてもよい。
それに加えて、方法500は、基材を位置決め部材とともに平行移動可能であるものとして構成することも含むことができる。例えば、図3〜7を参照すると、基材20は、平行移動可能な、基材マンドレル60上に配置されている。さらに、位置決め装置30全体が、移動可能なカート上に備えられる。
方法500は、基材の周りを徐々に平行移動しながら、基材の周りを徐々に平行移動する位置決め部材のコンポーネントを一方の端部では枢動可能であるものとして、また他方の端部では最初にテープ事前形成物と係合する位置決め部材一部を移動するものとして構成することをさらに含むことができる。
他の形態では、方法500は、位置決め部材を基材から引っ込めながらプレスをテープ事前形成物及び基材上に平行移動することを含むことができる。このような平行移動は、コントローラを使用して行える。例えば、コントローラを使用することで、位置決めデバイス、基材、テープ事前形成物、又は他のコンポーネントを互いに関して平行移動させることができる。
上述のさまざまなプロセスにおいて、基材20上のテープ事前形成物層を他の層と組み合わせることができる。例えば、テープ事前形成物が底部誘電体層26として構成される場合、誘電体テープ層26が基材20にラミネートされた後に抵抗層18を誘電体テープ層26に加えることができる。抵抗層18は、すべて上で説明されている薄膜、厚膜、溶射、又はゾルゲルなどの積層プロセスを使用して誘電体テープ層26上に形成することができる。次いで、保護層28を、薄膜、厚膜、溶射、又はゾルゲルなどの積層プロセスによって抵抗層上に形成することができる。或いは、保護層28は、本明細書で説明されている方法500及び装置30、230、330、430によって施すことができる、厚膜誘電体テープであってもよい。言い換えると、保護層28は、抵抗層18にラミネートされた誘電体テープ層とすることができる。他の実施例では、抵抗層18は、事前形成テープ32としてさらに施されるか、又は代替えとして施されうる。
誘電体テープ層26が基材20又は標的にラミネートされた後に抵抗層及び保護層18、28を施す代わりに、抵抗層18、保護層28、及び/又は導体22を誘電体テープ層26上に事前形成することができる。言い換えると、抵抗層18、保護層28、及び/又は導体22は、基材20又は標的にラミネートされる前に誘電体テープ層26上に形成することが可能である。この形態では、(複数の)誘電体テープ26内に、又は(複数の)誘電体テープ26を貫いて、事前に切り込みを入れて、V字型刻み目、切欠、又は溝を形成し、他の機能層をそこに付着できるようにすることも可能である。
本開示は、本質的に単なる実例にすぎず、したがって、開示の主旨から逸脱しない変更形態は、本開示の範囲内にあることが意図されている。このような変更形態は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱しているものとみなされないものとする。

Claims (33)

  1. 積層抵抗デバイスの製造時に所望のサイズに合わせて事前に切断された一つの、又は複数のテープ片であるテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための装置であって、
    前記基材を保持するように構成される基材マンドリルと、
    互いに間隔が開いて対向するグラバー・アームを備え、それぞれの前記対向するグラバー・アームは近位端部及び遠位端部を画定し、該対向するグラバー・アームは、前記基材マンドレルに対して平行移動可能な、少なくとも1つの位置決め部材と、
    前記テープ事前形成物を前記基材に係接するように適合され、前記対向するグラバー・アームが前記基材マンドレルに対して平行移動する際に前記テープ事前形成物が前記基材の周りに移動するように適合された接触部材とを備え、
    前記接触部材及び前記位置決め部材の前記対向するグラバー・アームの前記遠位端部は、積層抵抗デバイスの製造の一段階として、前記テープ事前形成物を前記基材上に位置決めするように構成される装置。
  2. 前記接触部材は、弾性的である請求項1に記載の装置。
  3. 前記位置決め部材及び前記接触部材が取り付けられる底部部材をさらに備える請求項1に記載の装置。
  4. 前記基材上に位置決めする前に前記テープ事前形成物を適所に保持するように適合された事前位置決めデバイスをさらに備える請求項1に記載の装置。
  5. 前記事前位置決めデバイスは、前記テープ事前形成物を配置するための切欠を画定する対向する保持部材を備える請求項4に記載の装置。
  6. 前記事前位置決めデバイスは、テープ事前形成物の連続ストックを供給するリールを備える請求項4に記載の装置。
  7. 平行移動部材をさらに備え、前記事前位置決めデバイス及び前記基材マンドレルは、前記平行移動部材に取り付けられる請求項4に記載の装置。
  8. 前記対向するグラバー・アームは、それぞれ前記近位端部と前記遠位端部との間に延在する起伏のある内側プロファイルを備える請求項1に記載の装置。
  9. 前記位置決め部材は、スワイパー・アームを備える請求項1に記載の装置。
  10. 積層抵抗デバイスの製造時にテープ事前形成物を層として基材上に位置決めするための装置であって、
    底部部材と、
    複数のグラバー・アームであって、前記複数のグラバー・アームは間隔を開いて、近位端部と遠位端部とを画定し、前記近位端部は前記底部部材に取り付けられ、それぞれのグラバー・アームは前記遠位端部の近くの支持部材及び前記近位端部と前記遠位端部との間に延在する起伏のある内側プロファイル表面を備える、複数のグラバー・アームと、
    前記底部部材に固定され、前記グラバー・アームの前記支持部材の周りに配設される弾性接触部材と、
    前記基材を保持するように構成される基材マンドリルとを備え、
    前記弾性接触部材は、積層抵抗デバイスの製造の一段階として前記テープ事前形成物を前記基材に係接するように構成され、前記グラバー・アームは前記基材マンドレルに対して平行移動可能な装置。
  11. 前記グラバー・アームは、前記底部部材に枢着された2つの対向するグラバー・アームを備える請求項10に記載の装置。
  12. 前記対向するグラバー・アームの近位端部に固定され、前記底部部材上の前記グラバー・アームを枢動するように構成された対向する平行移動デバイスをさらに備える請求項11に記載の装置。
  13. 前記底部部材に固定され、前記基材に関して前記底部部材を平行移動するように構成された平行移動デバイスをさらに備える請求項10に記載の装置。
  14. 前記グラバー・アームの前記起伏のある内側プロファイル表面は、前記基材の形状に対応するように構成される請求項10に記載の装置。
  15. 前記底部部材に固定されたドエル・ピンをさらに備え、前記弾性接触部材は、前記ドエル・ピンの周りに配設されることによって前記底部部材に固定される請求項10に記載の装置。
  16. 前記基材上に位置決めする前に前記テープ事前形成物を適所に保持するように適合された事前位置決めデバイスをさらに備える請求項10に記載の装置。
  17. 前記事前位置決めデバイスは、前記基材から所定の距離だけオフセットされる請求項16に記載の装置。
  18. 前記事前位置決めデバイスは、前記テープ事前形成物を配置するための切欠を画定する対向する保持部材を備える請求項16に記載の装置。
  19. 前記事前位置決めデバイスは、テープ事前形成物の連続ストックを供給するリールを備える請求項16に記載の装置。
  20. 前記事前位置決めデバイスは、真空源を備える請求項16に記載の装置。
  21. 平行移動部材をさらに備え、前記事前位置決めデバイス及び前記基材マンドレルは、位置決め板に取り付けられ、前記位置決め板は前記平行移動部材に接続されている請求項16に記載の装置。
  22. 前記テープ事前形成物を前記基材上に位置決めする前に前記テープ事前形成物を所定のサイズに切断するように適合された切断デバイスをさらに備える請求項10に記載の装置。
  23. 前記装置は、移動可能ユニットを画定する請求項10に記載の装置。
  24. 前記グラバー・アーム及び弾性接触部材の近くに位置決めされ、前記グラバー・アーム及び弾性接触部材が前記テープ事前形成物を前記基材上に位置決めした後に前記テープ事前形成物及び前記基材の周りに順次配置されるように適合されたプレスをさらに備える請求項10に記載の装置。
  25. 積層抵抗デバイスを製造するための装置であって、
    近位端部及び遠位端部を画定し、前記近位端部と前記遠位端部との間に延在する起伏のある内側プロファイル表面を備える、少なくとも1つの第1のグラバー・アームと、
    第1の基材マンドレルと、
    前記第1のグラバー・アームとともに動作可能であり、第1の積層抵抗デバイスの製造の一段階として前記第1の基材マンドレルの近くに配設される第1の基材に所望のサイズに合わせて事前に切断された一つの、又は複数のテープ片であるテープ事前形成物を係接するように適合された第1の接触部材と、
    近位端部及び遠位端部を画定し、前記近位端部と前記遠位端部との間に延在する起伏のある内側プロファイル表面を備える、少なくとも1つの第2のグラバー・アームと、
    第2の基材マンドレルと、
    前記第2のグラバー・アームとともに動作可能であり、第2の積層抵抗デバイスの製造の一段階として前記第2の基材マンドレルの近くに配設される第2の基材にテープ事前形成物を係接するように適合された第2の接触部材であって、前記接触部材及び前記グラバー・アームの前記起伏のある内側プロファイル表面は、前記テープ事前形成物を前記基材上に順次位置決めするように構成される、第2の接触部材と、
    前記グラバー・アーム及び接触部材の近くに位置決めされ、前記グラバー・アーム及び接触部材によって前記テープ事前形成物が前記基材上に位置決めされた後に前記テープ事前形成物及び前記基材のそれぞれの周りに順次配置されるように適合された少なくとも1つのプレスとを備える装置。
  26. 前記少なくとも1つの第1のグラバー・アームは、第1の一組の対向するグラバー・アームを備え、前記少なくとも1つの第2のグラバー・アームは、第2の一組の対向するグラバー・アームを備える請求項25に記載の装置。
  27. 前記第1の一組の対向するグラバー・アーム、前記第1の基材マンドレル、及び前記第1の接触部材は、前記第2の一組の対向するグラバー・アーム、前記第2の基材マンドレル、及び前記第2の接触部材の反対側に配設される請求項26に記載の装置。
  28. 前記プレスは、前記基材マンドレルから垂直方向に位置決めされる請求項25に記載の装置。
  29. 前記接触部材は、前記グラバー・アームの前記遠位端部の周りに位置決めされる弾性バンドである請求項25に記載の装置。
  30. 前記第1の基材マンドレル及び前記第2の基材マンドレルが取り付けられている平行移動部材をさらに備え、前記平行移動部材は、前記基材マンドレルと前記プレスとの位置を合わせるために平行移動可能である請求項25に記載の装置。
  31. 前記平行移動部材の位置を制御するコントローラをさらに備える請求項30に記載の装置。
  32. 前記グラバー・アーム及び前記接触部材を位置決めする平行移動デバイスをさらに備え、前記平行移動デバイスはコントローラと通信する請求項25に記載の装置。
  33. 前記装置は、移動可能ユニットを画定する請求項25に記載の装置。
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