JP5213756B2 - コンビネーションメータ - Google Patents

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Description

本発明は、検出値をアナログ的に表示する左右一対のアナログ表示メータ部と、これらの一対のアナログ表示メータ部の間に配置されて情報を表示するデジタル表示部とを備えたコンビネーションメータに関する。
図3は、下記非特許文献1に開示されたコンビネーションメータ1の概略構成を示したもので、1つのメータパネル2上に、検出値をアナログ的に表示する左右一対のアナログ表示メータ部3,4と、これらの一対のアナログ表示メータ部3,4の間の中心であるメータ中心に配置されて警告等の緊急情報を表示するデジタル表示部6とを固定配置している。
このコンビネーションメータ1は、車両のインストルメントパネル内に装備されて、車両の動作状況を示す各種の検出値を表示するもので、アナログ表示メータ部3は車両の走行速度を指示する速度計、アナログ表示メータ部4はエンジン回転数を表示する回転計である。
デジタル表示部6は、例えば液晶ディスプレイを利用したもので、車載機器やエンジン等の部位に発生した障害に関する警告等の緊急情報が発生したときに、その情報を文字や図形等で表示する。
このコンビネーションメータ1の場合、デジタル表示部6に矩形の大きな表示面積を確保するために、一対のアナログ表示メータ部3,4間には十分な離間距離L1が付与されている。
図4は下記非特許文献2に開示されたコンビネーションメータ11の概略構成を示したもので、1つのメータパネル12上に、検出値をアナログ的に表示する左右一対のアナログ表示メータ部13,14と、これらの一対のアナログ表示メータ部13,14の間の中心であるメータ中心に配置されて警告等の緊急情報を表示するデジタル表示部16とを固定配置している。
このコンビネーションメータ11も、車両のインストルメントパネル内に装備されて、車両の動作状況を示す各種の検出値を表示するもので、アナログ表示メータ部13は車両の走行速度を指示する速度計、アナログ表示メータ部14はエンジン回転数を表示する回転計である。
そして、デジタル表示部16は、例えば液晶ディスプレイを利用したもので、車載機器やエンジン等の部位に発生した障害に関する警告等の緊急情報が発生したときに、その情報を文字や図形等で表示する。
但し、コンビネーションメータ11の場合は、一対のアナログ表示メータ部13,14間の離間距離L2を、デジタル表示部16の最大幅寸法L3よりも小さく設定している。そのため、デジタル表示部16は、両側にアナログ表示メータ部13,14の一部が食い込む円弧状の凹み部17を形成した特殊構造で、情報を表示する面積が図3に示したデジタル表示部6よりも狭くなっている。
ドイツ国特許公開公報DE4240465A1
「http://www.audi.co.jp/audi/jp/jp2/new_cars/a6/a6_28_fsiq_limited.html」(ウェブページ、2009年1月現在) 「http://www.audi.co.jp/audi/jp/jp2/new_cars/a8/12_cylinder/equipment.html」(ウェブページ、2009年1月現在)
ところで、図3や図4に示したコンビネーションメータ1,11において、通常時(非緊急時)は、メータ使用者(運転者)は主に一対のアナログ表示メータ部3,4,13,14の表示情報を頻繁に確認することになるが、図3に示したコンビネーションメータ1の場合は、一対のアナログ表示メータ部3,4の離間距離L1が広いために、これらの各メータ部を確認する際には視線の大きな移動が必要となり、これらのアナログ表示メータ部3,4に対する視認性が低下するという問題があった。
また、通常時は、デジタル表示部に表示する情報が少ないため、デジタル表示部が大きい表示面積を有していると、実際の情報表示域はその大きな画面の極一部しか活用できず、ディスプレイとして見栄えが悪いという問題も生じた。
一方、図4に示したコンビネーションメータ1の場合は、一対のアナログ表示メータ部13,14の離間距離L2が狭いために、これらの各メータ部を確認する際の視線移動が小さくて済み、これらのアナログ表示メータ部13,14に良好な視認性を確保することができる。しかし、車両の各部位に発生した障害に関する警告等の緊急情報を表示する緊急時には、デジタル表示部16の表示面積が小さいために十分な情報を表示することができず、また、デジタル表示部16の形状が特殊形状であるため、提供する緊急情報を視認し易く表示させることが難しく、緊急時におけるデジタル表示部16の表示性能が低いという問題が生じた。
即ち、図3や図4に示したコンビネーションメータ1,11では、コンビネーションメータにおいて、通常時における一対のアナログ表示メータ部の視認性の向上と、緊急時におけるデジタル表示部の表示性能の向上とを両立させることができないといった問題が生じた。
また、緊急時における情報表示時だけではなく、運転者が多量の情報を必要とする時にも同様の問題がある。現在、デジタル表示部に表示される情報としては、走行距離(オド、トリップ)、自動変速機ポジション(PRNDL)、燃料量、冷却水温度、外気温度、エコ情報、オーディオ関連情報等があるが、将来的には、これらに加えて、ナビゲーションシステム、エアコンの情報や、インターネット上で提供されている情報等も表示することが考えられる。
更に、デジタル表示部に表示する情報が少ない通常時に、デジタル表示部が大きな表示面積を有している場合には、その大きな画面の極一部しか実際の情報表示に活用されず、活用されていない領域の大きさが目立つため、ディスプレイとしての見栄えが悪いという問題も生じた。
また、上記特許文献1には、デジタル表示部の両側に配置した一対のアナログ表示メータ部を、近接させたり離間させたりすることで、デジタル表示部の視認可能な面積を変える構成が開示されている。しかし、単にデジタル表示部の視認可能な面積を変えるだけでは、運転者に与える情報を強調することができず、視認性が良くないという問題がある。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、通常時における一対のアナログ表示メータ部の視認性の向上と、緊急時や、運転者が多量の情報を必要とする時等の所定時にデジタル表示部の表示性能の向上とを両立させることができ、また、デジタル表示部への情報表示量が少なくなる通常時にはデジタル表示部の表示面積を縮減して、ディスプレイとしての見栄えを向上させることもでき、更に視認性を高めることもできるコンビネーションメータを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)検出値をアナログ的に表示する左右一対のアナログ表示メータ部と、
これらの一対のアナログ表示メータ部の間に配置されて情報を表示するデジタル表示部とを備えたコンビネーションメータであって、
それぞれの前記アナログ表示メータ部が、メータ使用者のアイポイントからの視線方向に傾いた傾斜軸上を進退可能に設けられ、
前記各アナログ表示メータ部は、前記デジタル表示部に表示する情報量又は情報内容に基づいて、前記各アナログ表示メータ部の一部が前記デジタル表示部に覆い被さる量を変更可能に進退でき、
前記デジタル表示部に表示する情報量又は情報内容が所定時には、少なくとも一方の前記アナログ表示メータ部が、前記デジタル表示部に覆い被さる位置又は覆い被さらない位置まで進退することを特徴とするコンビネーションメータ。
上記(1)の構成によれば、デジタル表示部に表示する情報量が少ない通常時は、少なくとも一方のアナログ表示メータ部をメータ中心側に寄った位置に移動させることができる。これにより、アナログ表示メータ部相互の離間距離が小さくなり、これらの一対のアナログ表示メータ部上の表示情報に対する確認動作が頻繁に発生しても、視線の移動が小さくて済み、一対のアナログ表示メータ部に対して良好な視認性を得ることができる。
また、通常時には、メータ中心側に寄った位置に移動した少なくとも一方のアナログ表示メータ部の一部がデジタル表示部の上に覆い被さった配置にすることで、使用者から視認可能なデジタル表示部の表示面積が縮減される。そのため、デジタル表示部に表示する情報が少なくても、情報表示に活用できないで空いている領域がそれほど目立たず、ディスプレイとしての見栄えを向上させることができる。
更に、デジタル表示部に表示する情報量や情報内容が所定時には、少なくとも一方のアナログ表示メータ部をデジタル表示部から離れる方向に移動させて、アナログ表示メータ部がデジタル表示部の上に重ならない配置にすることができる。これにより、デジタル表示部は、表示面積を広げた表示状態になり、より多くの情報を表示可能な高い表示性能を得ることができる。
ここで、情報量や情報内容が所定時とは、例えば、情報内容が緊急情報である時や、運転者が要求する情報が多い時(例えば、燃費、航続可能距離、複数のトリップ、出発時からの経過時間、などを一括表示することを望んだ場合など)である。
更に、上記(1)の構成によれば、デジタル表示部に表示する情報量が少ない通常時は、少なくとも一方のアナログ表示メータ部がメータ使用者のアイポイントからの視線方向に傾いた傾斜軸上をメータ使用者側に前進移動することでメータ中心側に寄った位置に移動するため、少なくとも一方のアナログ表示メータ部はデジタル表示部よりもメータ使用者側に迫り出した状態になり、メータ使用者にとっては少なくとも一方のアナログ表示メータ部が拡大・強調される状態になり、少なくとも一方のアナログ表示メータ部に対する視認性が更に向上する。
また、デジタル表示部に表示する情報量や情報内容が所定時には、少なくとも一方のアナログ表示メータ部がメータ使用者のアイポイントからの視線方向に傾いた傾斜軸上をメータ使用者とは反対側に後退移動することでメータ中心から離れてデジタル表示部に重ならない位置に後退移動するため、相対的にはデジタル表示部が少なくとも一方のアナログ表示メータ部よりもメータ使用者側に迫り出した状態になり、デジタル表示部が浮き上がるように強調表示された状態になる。そのため、メータ使用者にデジタル表示部に表示されている情報の確認を促すことができ、デジタル表示部における視認性を更に向上させることができる。
また、通常時表示状態に切り替わる時、又は表示する情報量や情報内容が所定時の表示状態に切り替わる時のいずれの場合も、少なくとも一方のアナログ表示メータ部はメータ使用者のアイポイントからの視線方向に傾いた傾斜軸上を移動するため、アイポイントから各アナログ表示メータ部への視線の移動を極めて些少に抑止することができ、アナログ表示メータ部の移動動作時にアナログ表示メータ部への視認性が低下することを防止することができる。
従って、上記(1)の構成によれば、通常時における一対のアナログ表示メータ部の視認性の向上と、表示する情報量や情報内容が所定時におけるデジタル表示部の表示性能の向上とを両立させることができ、更に、通常時にはデジタル表示部の表示面積を縮減して、ディスプレイとしての見栄え及び視認性を向上させることができる。
本発明によるコンビネーションメータによれば、通常時における一対のアナログ表示メータ部の視認性の向上と、表示する情報量や情報内容が所定時におけるデジタル表示部の表示性能の向上とを両立させることができ、更に、通常時にはデジタル表示部の表示面積を縮減して、ディスプレイとしての見栄え及び視認性を向上させることができる。
(a)は本発明に係るコンビネーションメータの第1の実施形態の通常時表示状態の時の正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a)は本発明に係るコンビネーションメータの第1の実施形態の緊急時表示状態の時の正面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 従来のコンビネーションメータの正面図である。 従来の別のコンビネーションメータの正面図である。
以下、本発明に係るコンビネーションメータの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係るコンビネーションメータの実施形態の説明図である。
図1及び図2に示したコンビネーションメータ21は、1つのメータパネル22上に、検出値をアナログ的に表示する左右一対のアナログ表示メータ部23,24と、これらの一対のアナログ表示メータ部23,24の間の中心であるメータ中心に配置されて多量の情報を表示することができるデジタル表示部26とを備えている。
なお、以下の説明において、デジタル表示部26が通常時以外に表示する多量の情報として警告等の緊急情報を例に説明するが、通常時以外に表示する多量の情報としては、燃費、航続可能距離、複数のトリップ、出発時からの経過時間などを一括表示する情報であってもよい。
このコンビネーションメータ21は、車両のインストルメントパネル内に装備されて、車両の動作状況を示す各種の検出値を表示するもので、アナログ表示メータ部23は文字盤23a上を回転駆動される指針23bによって車両の走行速度を指示する速度計、アナログ表示メータ部24は文字盤24a上を回転駆動される指針24bによってエンジン回転数を表示する回転計である。
デジタル表示部26は、例えば液晶ディスプレイを利用したもので、車載機器やエンジン等の部位に発生した障害に関する警告等の緊急情報が発生したときに、その情報を文字や図形等で表示する。また、デジタル表示部26は、緊急情報が発生していない通常時には、図1(a)に示すように小さな表示面積で表示可能な走行距離データ25の表示等にも使用される。
図2(a)においてデジタル表示部26に表示した図形27は、エンジントラブルの発生を示すものである。
本実施形態のコンビネーションメータ21の場合、デジタル表示部26は、矩形の表示画面で、緊急時に表示する各種の情報を見易く表示できるように、十分な表示面積を確保している。
本実施形態のコンビネーションメータ21の場合、一対のアナログ表示メータ部23,24は、各メータ毎に装備された進退駆動機構33により、メータ使用者のアイポイントからの視線i1,i2の方向に傾いた傾斜軸k1,k2上を進退可能に支持されている。
傾斜軸k1,k2の傾斜角は、構造上、可能であるなら、予め統計等に基づいて設定した標準のアイポイント位置からの視線i1,i2に一致させることが望ましい。しかし、実際は標準のアイポイント位置からの視線i1,i2を一義に決定することが困難なため、また、構造上も制約があるため、視線i1,i2との挟角θが既定値以下となる適宜傾斜角に設定する。ここで、挟角θはできるだけ小さいことが好ましい。
進退駆動機構33は、アナログ表示メータ部23,24を支持したフレーム35と、該フレーム35に結合されると共に前記傾斜軸k1,k2に沿って移動自在にメータケース36側に支持されたガイド軸37と、ガイド軸37と平行にフレーム35に結合されたラック38と、該ラック38に噛合するピニオン39を回転駆動するモータ41と、を備えた構成で、モータ41によりピニオン39を正逆回転させることで、アナログ表示メータ部23,24を傾斜軸k1,k2に沿って進退移動させる。
本実施形態のコンビネーションメータ21の場合、デジタル表示部26に表示する情報量が少ない通常時には、一対のアナログ表示メータ部23,24は、傾斜軸k1,k2上をアイポイント側に移動することにより、図1に示すように、メータ中心側に寄った位置に移動して、各アナログ表示メータ部23,24の一部がデジタル表示部26の上に覆い被さった配置になって、デジタル表示部26の表示面積を狭めた通常時表示状態になる。
また、デジタル表示部26に表示する情報量が多い緊急時には、一対のアナログ表示メータ部23,24は、傾斜軸k1,k2上をアイポイントから遠ざかる方向に移動することにより、図2に示したように、アナログ表示メータ部23,24がデジタル表示部26の上に重ならない配置になって、デジタル表示部26が表示面積を広げた緊急時表示状態になる。
ここで、一対のアナログ表示メータ部23,24は、同時に駆動されてもよく、別々に駆動されてもよく、一方だけが駆動されてもよい。
以上に説明したコンビネーションメータ21の構成によれば、デジタル表示部26に表示する情報量が少ない通常時は、図1に示したように、左右一対のアナログ表示メータ部23,24はメータ中心側に寄った位置に移動していて、アナログ表示メータ部23,24相互の離間距離が小さいため、これらの一対のアナログ表示メータ部23,24上の表示情報に対する確認動作が頻繁に発生しても、視線の移動が小さくて済み、一対のアナログ表示メータ部23,24に対して良好な視認性を得ることができる。
また、通常時には、メータ中心側に寄った位置に移動した各アナログ表示メータ部23,24の一部がデジタル表示部26の上に覆い被さった配置になって、使用者から視認可能なデジタル表示部26の表示面積が縮減される。そのため、デジタル表示部26に表示する情報が少なくても、情報表示に活用できないで空いている領域がそれほど目立たず、ディスプレイとしての見栄えを向上させることができる。
更に、デジタル表示部26に表示する情報量が増える緊急時には、図2に示したように、一対のアナログ表示メータ部23,24がメータ中心から離れる方向に移動して、アナログ表示メータ部23,24がデジタル表示部26の上に重ならない配置になる。これにより、デジタル表示部26は、表示面積を広げた緊急時表示状態になり、より多くの情報を表示可能な高い表示性能を得ることができる。
更に、デジタル表示部26に表示する情報量が少ない通常時は、一対のアナログ表示メータ部23,24が傾斜軸k1,k2上を前進移動することで図1に示したようにメータ中心側に寄った位置に移動するため、一対のアナログ表示メータ部23,24はデジタル表示部26よりもメータ使用者側に迫り出した状態になる。そのため、メータ使用者にとっては一対のアナログ表示メータ部23,24が拡大・強調される状態になり、一対のアナログ表示メータ部23,24に対する視認性が更に向上する。
また、デジタル表示部26に表示する情報量が増える緊急時には、一対のアナログ表示メータ部23,24が傾斜軸k1,k2上を後退移動することで図2に示したようにメータ中心から離れてデジタル表示部26に重ならない位置に後退移動するため、相対的にはデジタル表示部26が一対のアナログ表示メータ部23,24よりもメータ使用者側に迫り出して浮き上がったような状態になり、デジタル表示部26が強調表示された状態になる。
そのため、メータ使用者にデジタル表示部26に表示されている緊急情報の確認を促すことができ、デジタル表示部26における視認性を更に向上させることができる。
また、通常時表示状態に切り替わる時、又は緊急時表示状態に切り替わる時のいずれの場合も、アナログ表示メータ部23,24の移動はメータ使用者のアイポイントからの視線方向に傾いた傾斜軸k1,k2上を移動するため、アイポイントから各アナログ表示メータ部23,24への視線の移動を極めて些少に抑止することができ、アナログ表示メータ部23,24の移動動作時にアナログ表示メータ部23,24への視認性が低下することを防止することができる。
従って、上記コンビネーションメータ21の構成によれば、通常時における一対のアナログ表示メータ部23,24の視認性の向上と、緊急時におけるデジタル表示部26の表示性能の向上とを両立させることができ、更に、通常時にはデジタル表示部26の表示面積を縮減して、ディスプレイとしての見栄え及び視認性を向上させることもできる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、本発明のコンビネーションメータにおいて、左右一対のアナログ表示メータ部の具体例は、上記実施形態に示した速度計や回転計に限らない。更に、本発明に係るコンビネーションメータの用途は、上記実施形態に示した車両用に限るものではなく、多数の情報を検知して表示する一般産業機器等の検知情報表示部に応用することも考えられる。
また、上記実施形態は、デジタル表示メータ部が、コンビネーションメータの略中央部に配置されているが、デジタル表示メータ部は、左右いずれかにずれて配置されていてもよい。この場合にも、アナログ表示メータ部はデジタル表示メータ部の両側に配置されて、上記実施形態と同様の動作が実行され、同様の効果が得られる。
21 コンビネーションメータ
22 メータパネル
23,24 アナログ表示メータ部
26 デジタル表示部
33 進退駆動機構
35 フレーム
36 メータケース
37 ガイド軸
38 ラック
39 ピニオン
41 モータ

Claims (1)

  1. 検出値をアナログ的に表示する左右一対のアナログ表示メータ部と、
    これらの一対のアナログ表示メータ部の間に配置されて情報を表示するデジタル表示部とを備えたコンビネーションメータであって、
    それぞれの前記アナログ表示メータ部が、メータ使用者のアイポイントからの視線方向に傾いた傾斜軸上を進退可能に設けられ、
    前記各アナログ表示メータ部は、前記デジタル表示部に表示する情報量又は情報内容に基づいて、前記各アナログ表示メータ部の一部が前記デジタル表示部に覆い被さる量を変更可能に進退でき、
    前記デジタル表示部に表示する情報量又は情報内容が所定時には、少なくとも一方の前記アナログ表示メータ部が、前記デジタル表示部に覆い被さる位置又は覆い被さらない位置まで進退することを特徴とするコンビネーションメータ。
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