JP2010190606A - 可動式メーターの表示部駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者に認識させ、視認性の高い情報表示を行うことができる可動式メーターの表示部駆動方法を提供する。
【解決手段】情報のデータ量について、ディスプレイ50の左側半分または右側半分のいずれのデータ量が多いかを判断する判断ステップと、通常、両方とも斜め前方に移動した状態にある2つの計器(速度計20および回転計30)のうち、データ量が多いと判断された側に配置されている計器を斜め後方に移動させ、ディスプレイ50に生じているオーバーラップ領域の左側または右側のいずれか一方を解消させて表示を行う表示部駆動ステップと、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車などの車両に搭載するアナログ式のメーターであって、表示部の移動が行える可動式メーターの表示部駆動方法に関する。
自動車などの車両に搭載するアナログ式の車両計器には、速度を表示する速度メーターやエンジンの回転数を表示するタコメーターなどがある。これらの計器を含む表示部には、視認性を向上させるための各種工夫がこれまでにも提案されている。例えば、速度メーターの文字盤を回転させ、制限速度に対する指針の到達状況を直感的に把握できるようにしたメーターシステム(例えば、特許文献1参照)や、2つの計器を左右に移動させ、計器と計器の間に別の情報を表示できるようにしたコンビネーション計器(例えば、特許文献2参照)などがある。
また、計器と計器の間に別の情報を表示するのは同じであるが、2つの計器を斜め前方または斜め後方に移動させるようにした可動式メーターについても研究がなされている。図9と図10は、従来の可動式メーターの動作の様子を示す模式図である。図9に示すように、この可動式メーターでは、通常、2つの計器(速度計20および回転計30)の文字盤22および32は、中央のディスプレイ50の画面より斜め前方に移動していて、ディスプレイ50の左右両側はその一部が覆い隠されている(以降、オーバーラップ領域と称する)。このとき、ディスプレイ50には、視認可能な領域に必要最小限の情報だけが表示される。
一方、図10に示すように、緊急時などの特別な情報を大きく表示する必要がある場合には、2つの計器の文字盤が同時に斜め後方へ移動して、オーバーラップ領域が消失し、ディスプレイ50の表示全体が視認できるようになる。このように計器および文字盤が斜め前方または斜め後方に移動するため、特許文献2に開示されたコンビネーション計器のように計器が左右に移動する場合と比較して、表示の視認に要する視野角が広がることがなく、従って、運転者の視認性を低下させることなく表示を変更することができる。
特開2007−114175号公報(第5頁−第9頁、図1) 独国特許出願公開第4240465号公報(第1頁−第4頁、図3)
しかしながら、上記の可動式メーターは、ディスプレイに特別な表示を行う場合に2つの計器を斜め後方へ一律に移動させるものであるため、柔軟な表示制御が行えないという課題があった。
例えば、ディスプレイに右折を促す表示を行う場合、主に画面の右半分に情報の表示が行われるため、ディスプレイの左側に配置された計器まで斜め後方へ移動させる必要はない。同様に、車両の左前輪のパンクを報知する場合、主に画面の左半分に情報の表示が行われるため、ディスプレイの右側に配置された計器まで斜め後方へ移動させる必要はない。運転者に提示する情報の表示は、できるだけ中央に集中している方が視認しやすいからである。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ディスプレイの表示内容に応じて、ディスプレイの左右に配置された計器をそれぞれ独立して斜め後方に移動させることにより、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者に認識させ、視認性の高い情報表示を行うことができる可動式メーターの表示部駆動方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る可動式メーターの表示部駆動方法は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 車両に関する情報を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイの左右両側に、斜め前方および斜め後方に移動可能に配置され、斜め前方に移動した状態では、前記ディスプレイの左側および右側にその表示を覆うオーバーラップ領域が生じるように構成された2つのアナログ式計器と、
を備えた可動式メーターの表示部駆動方法であって、
前記情報のデータ量について、前記ディスプレイの左側半分または右側半分のいずれのデータ量が多いかを判断する判断ステップと、
両方とも斜め前方に移動した状態にある前記2つのアナログ式計器のうち、前記データ量が多いと判断された側に配置されている前記アナログ式計器を斜め後方に移動させ、前記ディスプレイに生じている前記オーバーラップ領域の少なくとも一部を解消させて表示を行う表示部駆動ステップと、
を有すること。
(2) 上記(1)の構成の可動式メーターの表示部駆動方法であって、
前記判断ステップは、ディスプレイの左側半分および右側半分のデータ量の差異が所定値を超過した場合のみ前記表示部駆動ステップを実行すること。
上記(1)の構成の可動式メーターの表示部駆動方法によれば、ディスプレイに表示するデータ量が多い側の計器だけが斜め後方に移動して、オーバーラップ領域が解消される。これにより、必要な表示領域が確保されるとともに、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者に認識させ、視認性の高い情報表示を行うことができる。
上記(2)の構成の可動式メーターの表示部駆動方法によれば、必要な場合のみ、左右いずれか一方のオーバーラップ領域が解消され、表示領域が確保される。これにより、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者に認識させ、視認性の高い情報表示を行うことができる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る可動式メーターの表示部駆動方法は、下記(3)を特徴としている。
(3) 車両に関する情報を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイの左右両側に、斜め前方および斜め後方に移動可能に配置され、斜め前方に移動した状態では、前記ディスプレイの左側および右側にその表示を覆うオーバーラップ領域が生じるように構成された2つのアナログ式計器と、
を備えた可動式メーターの表示部駆動方法であって、
前記情報が、車両左側または進行方向左側に係る左側データであるか、または車両右側または進行方向右側に係る右側データであるかを判断する判断ステップと、
両方とも斜め前方に移動した状態にある前記2つのアナログ式計器のうち、前記情報が左側データである場合には左側に配置された前記アナログ式計器を、前記情報が右側データである場合には右側に配置された前記アナログ式計器を斜め後方に移動させ、前記ディスプレイに生じている前記オーバーラップ領域の少なくとも一部を解消させて表示を行う表示部駆動ステップと、
を有すること。
上記(3)の構成の可動式メーターの表示部駆動方法によれば、ディスプレイに表示する情報に含まれる左側または右側に係るデータに基づいて、一方の計器だけが斜め後方に移動してオーバーラップ領域が解消される。これにより、必要な表示領域が確保されるとともに、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者に認識させ、視認性の高い情報表示を行うことができる。
本発明によれば、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者に認識させ、視認性の高い情報表示を行うことができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の実施の形態における可動式メーターの概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における可動式メーターの表示動作手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における可動式メーターの表示部駆動動作手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における可動式メーターの表示部駆動動作手順を示すフローチャート 表示部駆動動作を実行する前の可動式メーターの表示状態を示す模式図 表示部駆動処理により回転計が斜め後方へ移動した表示状態を示す模式図 表示部駆動処理により速度計が斜め後方へ移動した表示状態を示す模式図 左側メーター移動対象データまたは右側メーター移動対象データに係る情報の付与例を示す模式図 従来の可動式メーターの動作の様子を示す模式図(通常時) 従来の可動式メーターの動作の様子を示す模式図(緊急時)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における可動式メーターのシステム構成を示すブロック図である。可動式メーターシステム100は、主に、CPU10、速度計20、回転計30、グラフィックコントローラー40、液晶ディスプレイ(LCD)50、車両データ入出力インターフェイス60、EEPROM70、などで構成される。
CPU10は、可動式のアナログメーターやディスプレイの動作全般を統括する制御ユニットで、後述する表示部駆動方法は、このCPU10内に読み込まれたプログラムを実行することにより実現される。
速度計20は、可動式メーターの一つであって、速度計移動用モーター21により、斜め前方または斜め後方へ移動させることができる。また、回転計30も、可動式メーターの一つであって、回転計移動用モーター31により、斜め前方または斜め後方へ移動させることができる。なお、2つの計器(速度計20および回転計30)の標準位置は、LCD50の画面の斜め前方であり、オーバーラップ領域が生じている(通常時)。
グラフィックコントローラー40は、生成または取得した画像データをLCD50で表示可能なRGB画像データに変換し、LCD50へ送出するための制御部である。フレームメモリー41に記憶された画像データは、1画面分ずつLCD50のXドライバー51へ送出される。
LCD50は、2つの可動式メーターの間に配置されたディスプレイであって、さらに、Xドライバー51、Yドライバー52、LCD電源53、などでディスプレイユニットを構成する。Xドライバー51に送出されたRGB画像データは、Xドライバー51に送出される水平同期信号、Yドライバー52に送出される垂直同期信号により同期をとりながらLCD50で表示される。
車両データ入出力インターフェイス60は、外部の速度センサーや回転数センサー(いずれも図示省略)からの測定データなどを取得するためのインターフェイス部である。速度計20や回転計30の指針の指示値は、このインターフェイスを介して取得されたデータに基づいて決定される。また、ナビゲーションシステム(図示省略)が出力する進行方向などに係る画像情報やタイヤのパンクや故障箇所などの車両に係る報知情報などのLCD表示関係データもこのインターフェイスを介して取得される。
EEPROM70は、CPU10で実行するためのプログラムやデータを格納するための書き換え可能なメモリーで、後述する表示部駆動方法の実行プログラムもここに格納される。
次に、上記構成の可動式メーターの動作について説明する。
はじめに、図2は、本発明の実施の形態における可動式メーターの表示動作手順を示すフローチャートである。CPU10は、車両データ入出力インターフェイス60を介して、車両または進行方向などに係る情報を読み込むと(ステップS10)、速度計20および回転計30のアナログ式計器の指針を、読み込んだ指示値に応じて回動させる(ステップS11)。
次に、CPU10は、読み込んだ情報でLCD50に表示する情報の表示処理を行うと同時に(ステップS12)、速度計20および回転計30の表示部駆動処理を行う(ステップS13)。表示部駆動処理については後述する。以上が、一連の表示動作手順である。
[実施の形態1]
図3は、本発明の実施の形態1における可動式メーターの表示部駆動動作手順を示すフローチャートである。
はじめに、CPU10は、グラフィックコントローラー40からXドライバー51へ送出する対象画像データを読み込み(ステップS20)、当該データについて、画面の左半分と右半分とにデータ量の分割を行う(ステップS21)。
次に、CPU10は、分割した左右のデータについてデータ量の比較を行うために、右側のデータ量−左側のデータ量=Aとして(ステップS22)、|A|>Bであるか否かを判断する(ステップS23)。ここで、Bは所定の設定値であり、左右のデータ量の差異が所定値を超過した場合にのみ表示部駆動動作を実行することを意味する。すなわち、|A|>Bでない場合(ステップS23のNo)、表示部駆動動作を実行せずに処理を終了する。
図5は、表示部駆動動作を実行する前の可動式メーターの表示状態を示す模式図である。速度計20および回転計30の文字盤22および32は、LCD50の画面の斜め前方に移動しており、画面の左右両側にオーバーラップ領域が生じている。
図3のフローチャートに戻り、左右のデータ量の差異が所定値を超過しており(ステップS23のYes)、且つ、A>0である場合(ステップS24のYes)、LCD50の右半分に表示されるデータが多いと判断されるので、CPU10は、回転計移動用モーター31を駆動させ、回転計30を後方へ移動させる(ステップS25)。これにより、LCD50の画面右側のオーバーラップ領域が解消され、画面右側に大きな表示領域が確保される。なお、ここでは、LCD50の画面右側に位置するオーバーラップ領域全域が解消され、画面右側に大きな表示領域が確保される形態について説明したが、回転計移動用モーター31の回転量を制御して該オーバーラップ領域の一部分が解消される形態であっても、従来に比して、表示領域の拡大に寄与することとなる。
図6は、表示部駆動処理により回転計30が斜め後方へ移動した表示状態を示す模式図である。速度計20の文字盤22はそのままで、回転計30の文字盤32のみがLCD50の画面とほぼ同一平面上まで後退し、画面右側のオーバーラップ領域が解消している。そのため、進行方向について右折を促す案内表示を、画面右側に大きく表示することができる。
図3のフローチャートに戻り、所定時間経過後(例えば、図6で右折の画面表示が消去された後など)、CPU10は、回転計移動用モーター31を駆動させ、回転計30を前方へ移動させる(ステップS26)。これにより、回転計30の文字盤32は再び中央側へ移動して(初期位置への復帰)、LCD50の画面右側にオーバーラップ領域が生じる。
一方、左右のデータ量の差異が所定値を超過しており(ステップS23のYes)、且つ、A>0でない場合(ステップS24のNo)、LCD50の左半分に表示されるデータが多いと判断されるので、CPU10は、速度計移動用モーター21を駆動させ、速度計20を後方へ移動させる(ステップS27)。これにより、LCD50の画面左側のオーバーラップ領域が解消され、画面左側に大きな表示領域が確保される。なお、ここでは、LCD50の画面左側に位置するオーバーラップ領域全域が解消され、画面左側に大きな表示領域が確保される形態について説明したが、速度計移動用モーター21の回転量を制御して該オーバーラップ領域の一部分が解消される形態であっても、従来に比して、表示領域の拡大に寄与することとなる。
図7は、表示部駆動処理により速度計20が斜め後方へ移動した表示状態を示す模式図である。回転計30の文字盤32はそのままで、速度計20の文字盤22のみがLCD50の画面とほぼ同一平面上まで後退し、画面左側のオーバーラップ領域が解消している。そのため、車両左前輪のパンク(異常)を報知する案内表示を、画面左側に大きく表示することができる。
図3のフローチャートに戻り、所定時間経過後(例えば、図7で異常を報知する画面表示が消去された後など)、CPU10は、速度計移動用モーター21を駆動させ、速度計20を前方へ移動させる(ステップS28)。これにより、速度計20の文字盤22は再び中央側へ移動して(初期位置への復帰)、LCD50の画面左側にオーバーラップ領域が生じる。
以上の手順により、表示部駆動動作が実行される。必要な場合にのみ、画面の左側または右側の表示領域が大きくなるので、運転者も、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報、例えば、ブレーキ故障箇所、パンクしたタイヤ、ヘッドライトの故障箇所、あるいは左折・右折など、を適切に認識することができ、視認性の高い情報表示を行うことができる。
[実施の形態2]
次に、図4は、本発明の実施の形態2における可動式メーターの表示部駆動動作手順を示すフローチャートである。
はじめに、CPU10は、車両データ入出力インターフェイス60を介して、ナビゲーションシステム(図示省略)が出力する進行方向などに係る画像情報やタイヤのパンクや故障箇所、ヘッドライトの故障箇所、あるいは左折・右折などの、車両の進行方向に関して左右の概念を含む報知情報などのLCD表示関係データを読み込む(ステップS30)。この、LCD表示関係データは、例えば、図8に示すように、当該データがLCD50の画面左側を主に占有する表示データであるか、画面右側を主に占有する表示データであるかに関する情報を所定位置にビット情報として保持している。したがって、データを解析することにより、LCD50の左右のいずれのオーバーラップ領域全域、またはその一部を解消するように表示部駆動動作を行えばよいかを判断することができる。
CPU10は、読み込んだデータが、回転計30を斜め後方へ移動させる動作の対象データ(すなわち、画面右側を主に占有する表示データ)であるか否かを判断する(ステップS31)。回転計30を斜め後方へ移動させる動作の対象データである場合(ステップS31のYes)、LCD50の右半分に表示されるデータが多いと判断されるので、CPU10は、回転計移動用モーター31を駆動させ、回転計30を後方へ移動させる(ステップS32)。これにより、LCD50の画面右側のオーバーラップ領域が解消され、画面右側に大きな表示領域が確保される。なお、ここでは、LCD50の画面右側に位置するオーバーラップ領域全域が解消され、画面右側に大きな表示領域が確保される形態について説明したが、回転計移動用モーター31の回転量を制御して該オーバーラップ領域の一部分が解消される形態であっても、従来に比して、表示領域の拡大に寄与することとなる。
一方、回転計30を斜め後方へ移動させる動作の対象データでない場合(ステップS31のNo)、CPU10は、読み込んだデータが、速度計20を斜め後方へ移動させる動作の対象データ(すなわち、画面左側を主に占有する表示データ)であるか否かを判断する(ステップS33)。速度計20を斜め後方へ移動させる動作の対象データである場合(ステップS33のYes)、LCD50の左半分に表示されるデータが多いと判断されるので、CPU10は、速度計移動用モーター21を駆動させ、速度計20を後方へ移動させる(ステップS34)。これにより、LCD50の画面左側のオーバーラップ領域が解消され、画面左側に大きな表示領域が確保される。なお、ここでは、LCD50の画面左側に位置するオーバーラップ領域全域が解消され、画面左側に大きな表示領域が確保される形態について説明したが、速度計移動用モーター21の回転量を制御して該オーバーラップ領域の一部分が解消される形態であっても、従来に比して、表示領域の拡大に寄与することとなる。一方、速度計20を斜め後方へ移動させる動作の対象データでない場合(ステップS33のNo)、CPU10は、表示部駆動動作を実行せずに処理を終了する。
以上の手順により、表示部駆動動作が実行される。必要な場合にのみ、画面の左側または右側の表示領域が大きくなるので、運転者も、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを適切に認識することができ、視認性の高い情報表示を行うことができる。
なお、上記の実施の形態では、可動式メーターの例として速度計と回転計を用いて説明したが、これにとらわれるものではなく、アナログ式であり、且つ、斜め前方または斜め後方への駆動が可能な構成の可動式メーターであればどのような指示計器であってもかまわない。
以上、詳述したように、本発明の可動式メーターの表示部駆動方法によれば、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者が適切に認識することができ、視認性の高い情報表示を行うことができる。
本発明の可動式メーターの表示部駆動方法は、表示される情報が車両または進行方向の左右いずれに係る情報であるかを運転者が適切に認識することができるという効果を有し、車両における視認性の高い情報表示として有用である。
10 CPU
20 速度計
21 速度計移動用モーター
30 回転計
31 回転計移動用モーター
60 車両データ入出力インターフェイス
80 イグニッションスイッチ入出力インターフェイス
100 可動式メーターシステム

Claims (3)

  1. 車両に関する情報を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの左右両側に、斜め前方および斜め後方に移動可能に配置され、斜め前方に移動した状態では、前記ディスプレイの左側および右側にその表示を覆うオーバーラップ領域が生じるように構成された2つのアナログ式計器と、
    を備えた可動式メーターの表示部駆動方法であって、
    前記情報のデータ量について、前記ディスプレイの左側半分または右側半分のいずれのデータ量が多いかを判断する判断ステップと、
    両方とも斜め前方に移動した状態にある前記2つのアナログ式計器のうち、前記データ量が多いと判断された側に配置されている前記アナログ式計器を斜め後方に移動させ、前記ディスプレイに生じている前記オーバーラップ領域の少なくとも一部を解消させて表示を行う表示部駆動ステップと、
    を有することを特徴とする可動式メーターの表示部駆動方法。
  2. 前記判断ステップは、ディスプレイの左側半分および右側半分のデータ量の差異が所定値を超過した場合のみ前記表示部駆動ステップを実行することを特徴とする請求項1に記載の可動式メーターの表示部駆動方法。
  3. 車両に関する情報を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの左右両側に、斜め前方および斜め後方に移動可能に配置され、斜め前方に移動した状態では、前記ディスプレイの左側および右側にその表示を覆うオーバーラップ領域が生じるように構成された2つのアナログ式計器と、
    を備えた可動式メーターの表示部駆動方法であって、
    前記情報が、車両左側または進行方向左側に係る左側データであるか、または車両右側または進行方向右側に係る右側データであるかを判断する判断ステップと、
    両方とも斜め前方に移動した状態にある前記2つのアナログ式計器のうち、前記情報が左側データである場合には左側に配置された前記アナログ式計器を、前記情報が右側データである場合には右側に配置された前記アナログ式計器を斜め後方に移動させ、前記ディスプレイに生じている前記オーバーラップ領域の少なくとも一部を解消させて表示を行う表示部駆動ステップと、
    を有することを特徴とする可動式メーターの表示部駆動方法。
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