JP5211291B2 - 放射線硬化性樹脂組成物 - Google Patents
放射線硬化性樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5211291B2 JP5211291B2 JP2008106302A JP2008106302A JP5211291B2 JP 5211291 B2 JP5211291 B2 JP 5211291B2 JP 2008106302 A JP2008106302 A JP 2008106302A JP 2008106302 A JP2008106302 A JP 2008106302A JP 5211291 B2 JP5211291 B2 JP 5211291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiation curable
- resin composition
- group
- curable resin
- anion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 0 C*1C=C(*)*(*)C1* Chemical compound C*1C=C(*)*(*)C1* 0.000 description 3
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
アミジニウム塩型界面活性剤(B)が式(1)で表されるイミダゾリウム(B1)及び/又は式(2)で表されるイミダゾリニウム(B2)とアニオン(X)から構成される塩であり、
アニオン(X)が、ジカルボン酸アニオン、PF6 −、AsF6 −、SbF6 −、BF4 −、CF3SO3 −、ClO4 −、RfSO3 −、C(RfSO2)3 −及びN(RfSO2)2 −{Rfは炭素数1〜12のフルオロアルキル基}からなる群より選ばれる少なくとも1種である点(溶剤の存在下又は不存在下で無機微粒子とイオン性液体とを混合し、攪拌しながら減圧処理して得られる「イオン性液体含有無機微粒子」を含んでなるものを除く。)を要旨とする。
(式中、R 1 及びR 3 は炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基又はベンジル基、R 2 は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基又はベンジル基を表し、R 1 、R 2 及びR 3 のうち2つ以上の基が同じであってもよいし、すべてが異なる基でもよい。R 4 は炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子を表し、R 4 が炭素数1〜3のアルキル基の場合、R 4 はR 1 、R 2 及びR 3 のいずれかと同じでもよい。R 2 とR 4 の少なくとも1つはアルキル基である。)
これらの放射線硬化型モノマーのうち、塗膜硬度の観点等から、(メタ)アクリロイル基を分子中に3〜15個含有する(メタ)アクリレート{特開2005−154609号公報に記載されたヒドロキシル基を含有する(メタ)アクリレート(b12)及びヒドロキシル基を含有しない(メタ)アクリレート(b22)等}が好ましく、塗膜の透明性等の観点から、さらに好ましくは脂肪族(メタ)アクリレート(脂肪族アルコールの(メタ)アクリル酸エステル)、特に好ましくはペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート及びジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレートである。
これらのうち、塗膜硬度の観点等から、(メタ)アクリロイル基含有ウレタンオリゴマー{特開2005−154609号公報に記載されたオリゴマー等;イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーとヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(b1)とを反応させて製造され得るもの(c2)等}が好ましく、さらに好ましくはイソシアネート基含有ウレタンプレポリマーとしてイソシアネート基を3〜16個有するウレタンプレポリマーとヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート{特開2005−154609号公報に記載されたヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(b1)等}との反応生成物、特に好ましくはヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート{特開2005−154609号公報に記載されたヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(b1)等}が脂肪族(メタ)アクリレートである反応生成物である。
なお、数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより、分子量既知のポリスチレンを標準物質として測定される。
市場から入手できるオリゴマーとしては、アートレジンPhoto−3、アートレジンUN−904、アートレジンUN−903、アートレジンHMP−2、アートレジンHMP−5、アートレジン3320HA、アートレジン3320HC及びアートレジンH−61{以上、根上工業株式会社製};NKオリゴ U−15HA及びNKオリゴ U−9HA{以上、新中村化学株式会社製};紫光7000B及び紫光2000B{以上、日本合成化学株式会社製};並びにUA−306I及びUA−306H{以上、共栄社化学株式会社製}等が好ましく例示できる。
(式中、R1及びR3は炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基又はベンジル基、R2は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基又はベンジル基を表し、R1、R2及びR3のうち2つ以上の基が同じであってもよいし、すべてが異なる基でもよい。R4は炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子を表し、R4が炭素数1〜3のアルキル基の場合、R4はR1、R2及びR3のいずれかと同じでもよい。R2とR4の少なくとも1つはアルキル基である。)
これらのうち、プラスチック及び金属蒸着プラスチック等のコーティング剤又は接着剤等として好適であり、特にプラスチック及び金属蒸着プラスチック等のコーティング剤として好適であり、プラスチックのコーティング剤として最適である。
コーティング層の厚さは、2〜100μm程度が好ましい。なお、溶剤を用いた場合は、溶剤留去後にこの厚さになることが好ましい。
なお、特記しない限り、部は重量部を意味する。
メチルクロライド(和光純薬株式会社製、試薬特級)48部及び1,2−ジメチルイミダゾール(日本合成化学株式会社製、1,2−ジメチルイミダゾール)65部をガラス製オートクレーブに入れて密閉した後、100℃で16時間攪拌して反応物を得た。ついで、オートクレーブ内を常圧に戻して(オートクレーブ内は約2気圧となる。)、反応物をアセトニトリル95mLを含む丸底フラスコに移したところ、沈殿物が生成した。この沈殿物をろ過し、100mLのトルエンで3回洗浄した後、真空乾燥(50℃、5mPa)して、塩化1,2,3−トリメチルイミダゾールを得た。
「1,2−ジメチルイミダゾール(和光純薬株式会社製、試薬特級)65部」を「N−エチルイミダゾール65部(和光純薬株式会社製、試薬特級)」に変更したこと以外、製造例1と同様にして、アミジニウム塩型界面活性剤(B102)(1−エチル−3−メチルイミダゾリウム フタル酸塩)を得た。フタル酸アニオンの含有モル数と1−エチル−3−メチルイミダゾリウムの含有モル数との比(XN/BN)は1.0であった。
「無水フタル酸(和光純薬株式会社製、試薬特級)22部」を「テトラフルオロホウ酸ナトリウム(和光純薬株式会社製、試薬特級)16部」に変更したこと以外、製造例1と同様にして、アミジニウム塩型界面活性剤(B103)(1,2,3−トリメチルイミダゾリウム テトラフルオロホウ酸塩)を得た。テトラフルオロホウ酸アニオンの含有モル数と1,2,3−トリメチルイミダゾリウムの含有モル数との比(XN/BN)は1.0であった。
特開2006−327956号公報の実施例2の記載に準拠して、アミジニウム塩型界面活性剤(B201)(1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウム フタル酸塩)を得た。フタル酸アニオンの含有モル数と1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウムの含有モル数との比(XN/BN)は1.0であった。
特開2006−327956号公報の実施例1の記載に準拠して、アミジニウム塩型界面活性剤(B202)(1,3−ジエチル−2−メチルイミダゾリニウム フタル酸塩)を得た。フタル酸アニオンの含有モル数と1,3−ジエチル−2−メチルイミダゾリニウムの含有モル数との比(XN/BN)は1.0であった。
「フタル酸83g」を「アジピン酸73.1g」に変更したこと以外、特開2006−327956号公報の実施例2の記載に準拠して、アミジニウム塩型界面活性剤(B203)(1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウム アジピン酸塩)を得た。アジピン酸アニオンの含有モル数と1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウムの含有モル数との比(XN/BN)は1.0であった。
「フタル酸83g」を「マレイン酸58.1g」に変更したこと以外、特開2006−327956号公報の実施例2の記載に準拠して、アミジニウム塩型界面活性剤(B204)(1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウム マレイン酸塩)を得た。マレイン酸アニオンの含有モル数と1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウムの含有モル数との比(XN/BN)は1.0であった。
「フタル酸83g」を「フタル酸41.5g」、「フタル酸166g」、「フタル酸49.8g」、「フタル酸124.5g」、「フタル酸62.3g」又は「フタル酸103.7g」に変更したこと以外、特開2006−327956号公報の実施例2の記載に準拠して、アミジニウム塩型界面活性剤(B205)、(B206)、(B207)、(B208)、(B209)又は(B210)(1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウム フタル酸塩)を得た。フタル酸アニオンの含有モル数と1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウムの含有モル数との比(XN/BN)は、(B205)0.5、(B206)2.0、(B207)0.6、(B208)1.5、(B209)0.75、(B210)1.25であった。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(三洋化成株式会社製;ネオマーDA−600、「ネオマー」は同社の登録商標である。)80部、(メタ)アクリロイル基含有ウレタンオリゴマー(根上工業株式会社製;アートレジン3320HC)20部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製;イルガキュア184、「イルガキュア」はチバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッドの登録商標である。)5部及びプロピレングリコールモノメチルエーテル(日本乳化剤株式会社製;MFG、工業用グレード)330部を40℃で均一攪拌混合した後、製造例1で得たアミジニウム塩型界面活性剤(B101)(1,2,3−トリメチルイミダゾリウム フタル酸塩)10部を加え、40℃で均一攪拌混合して、本発明の放射線硬化性樹脂組成物(1)を得た。
「アミジニウム塩型界面活性剤(B101)」を「アミジニウム塩型界面活性剤(B102)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B103)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B202)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B203)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B204)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B205)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B206)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B207)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B208)」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B209)」、又は「アミジニウム塩型界面活性剤(B210)」に変更したこと以外、実施例1と同様にして、本発明の放射線硬化性樹脂組成物(2)〜(13)を得た。
「アミジニウム塩型界面活性剤(B101)10部」を「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)3部」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)2部」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)15部」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)1.5部」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)17部」、「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)1部」、又は「アミジニウム塩型界面活性剤(B201)20部」に変更したこと以外、実施例1と同様にして、本発明の放射線硬化性樹脂組成物(14)〜(20)を得た。
特許3207926号公報の合成例1に記載の方法で合成した多官能ウレタンアクリレートオリゴマー32部及びエチルセロソルブ(和光純薬株式会社製、試薬特級)60部を25℃にて均一混合し、引き続き、カルボキシエチルアクリレート(ダイセル・サイテック株式会社製;β−CEA)8部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製;イルガキュア184)2部、1−ヒドロキシエチル−2−ラウリルイミダゾリン(川研ファインケミカル株式会社製;ソフタゾリンLHL、「ソフタゾリン」は同社の登録商標である。)1.6部及びトリフルオロメタンスルホン酸リチウム(和光純薬株式会社製;試薬特級)0.4部を加えて40℃で均一攪拌混合して、比較用の放射線硬化性樹脂組成物(H1)を得た。
「特許3207926号公報の合成例1に記載の方法で合成した多官能ウレタンアクリレートオリゴマー32部」を「ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(三洋化成工業株式会社製;ネオマーDA−600)32部」に変更したこと以外、比較例1と同様にして、比較用の放射線硬化性樹脂組成物(H2)を得た。
「トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(和光純薬株式会社製;試薬特級)0.4部」を「チオシアン酸アンモニウム(和光純薬株式会社製;試薬特級)0.4部」に変更したこと以外、比較例1と同様にして、比較用の放射線硬化性樹脂組成物(H3)を得た。
「アミジニウム塩型界面活性剤(B101)10部」を使用しなかったこと以外、実施例1と同様にして、比較用の放射線硬化性樹脂組成物(H4)(ブランク)を得た。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡株式会社製、コスモシャインA4300、厚み188μm、「コスモシャイン」は同社の登録商標である。)を10cm(縦)×10cm(横)角の大きさにカットしてベースフィルムとし、JIS K5101−1991「顔料試験方法」6.色、6.2B法、(1.2)展色器具に記載されたバーコーターと同等のバーコーターを用いて、サンプル(放射線硬化性樹脂組成物)をベースフィルムに塗工し、70℃の乾燥機内で1分間放置した後、塗工面に紫外線(高圧水銀灯、80W、波長365nm、500mJ/cm2)を塗工面に対して垂直に照射して、評価用試料を調製した。塗工厚はほぼ5μmであった。
JIS K5600−5−4:2002「引っかき強度(鉛筆法)」に準じて鉛筆硬度の試験を行った。
JIS K5600−5−6:2002「付着性(クロスカット法)」に準じて塗膜の100目盛り中の剥離した数を測定した。
JIS K7136:2000「透明材料のヘーズの求め方」に準じて、日本電飾株式会社製ヘーズメーターNDH 2000を用いてHaze値の測定を行った。なお、硬化被膜のHaze値は、プラスチック成型体のHaze値から、プラスチック(ポリエチレンテレフタレートフィルム:コスモシャインA4300、厚み188μm)のHaze値(0.9%)を減算して求めた。
JIS K7105:1981「プラスチックの光学特性試験方法」5.5光線透過率及び全光線透過率に準じて、日本電飾株式会社製ヘーズメーターNDH 2000を用いて全光線透過率の測定を行った。なお、この場合の全光線透過率はポリエチレンテレフタレートフィルムと塗膜をあわせた値である。
JIS C2151−1990「電気用プラスチックフィルム試験方法」10.表面抵抗率に準じて、評価用試料を23±2℃、相対湿度50±5%に空調した部屋に24時間静置した後、東亜ディーケーケー株式会社製極超絶縁計SM−8220及び電極SME−8310を用いて、試験電圧100Vの条件で表面抵抗率を測定した。
イオン交換水を含ませた不織布(ベンコットM−3 旭化成せんい株式会社製、「ベンコット」は同社の登録商標である。)を評価用試料の硬化塗膜表面に広げ、重さ1.5kg重、直径5mmの円柱状の重りを不織布の上に乗せ、硬化塗膜上を往復させた後、評価5と同様の方法で表面抵抗率を測定した。往復回数は10回とした。
すなわち硬化塗膜の表面抵抗値が1.0×1015Ω/□以上であることを表す。
Claims (7)
- 放射線硬化型モノマー及び/又は放射線硬化型オリゴマー(A)と、アミジニウム塩型界面活性剤(B)とを含んでなり、
アミジニウム塩型界面活性剤(B)が式(1)で表されるイミダゾリウム(B1)及び/又は式(2)で表されるイミダゾリニウム(B2)とアニオン(X)から構成される塩であり、
アニオン(X)が、ジカルボン酸アニオン、PF6 −、AsF6 −、SbF6 −、BF4 −、CF3SO3 −、ClO4 −、RfSO3 −、C(RfSO2)3 −及びN(RfSO2)2 −{Rfは炭素数1〜12のフルオロアルキル基}からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする放射線硬化性樹脂組成物(溶剤の存在下又は不存在下で無機微粒子とイオン性液体とを混合し、攪拌しながら減圧処理して得られる「イオン性液体含有無機微粒子」を含んでなるものを除く。)。
(式中、R 1 及びR 3 は炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基又はベンジル基、R 2 は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基又はベンジル基を表し、R 1 、R 2 及びR 3 のうち2つ以上の基が同じであってもよいし、すべてが異なる基でもよい。R 4 は炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子を表し、R 4 が炭素数1〜3のアルキル基の場合、R 4 はR 1 、R 2 及びR 3 のいずれかと同じでもよい。R 2 とR 4 の少なくとも1つはアルキル基である。) - イミダゾリウム(B1)が1,2,3−トリメチルイミダゾリウム及び1−エチル−3−メチルイミダゾリウムからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、イミダゾリニウム(B2)が1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリニウム及び1,3−ジエチル−2−メチルイミダゾリニウムからなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の放射線硬化性樹脂組成物。
- アニオン(X)がフタル酸、アジピン酸又はマレイン酸である請求項1又は2に記載の放射線硬化性樹脂組成物。
- アニオン(X)の含有モル数(XN)とイミダゾリウム(B1)及びイミダゾリニウム(B2)の含有モル数(BN)との比(XN/BN)が0.5〜2.0である請求項1〜3のいずれかに記載の放射線硬化性樹脂組成物。
- アミジニウム塩型界面活性剤(B)の含有量が、放射線硬化型モノマー及び放射線硬化型オリゴマー(A)の重量に基づいて1〜20重量%である請求項1〜4のいずれかに記載の放射線硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の放射線硬化性樹脂組成物をプラスチックにコーティングし、硬化させてなる硬化皮膜を有するプラスチック成型体。
- 硬化皮膜のHaze値(厚み5μm)が0〜0.7%である請求項6に記載のプラスチック成型体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008106302A JP5211291B2 (ja) | 2008-04-16 | 2008-04-16 | 放射線硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008106302A JP5211291B2 (ja) | 2008-04-16 | 2008-04-16 | 放射線硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009256443A JP2009256443A (ja) | 2009-11-05 |
JP5211291B2 true JP5211291B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=41384291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008106302A Expired - Fee Related JP5211291B2 (ja) | 2008-04-16 | 2008-04-16 | 放射線硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5211291B2 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61118413A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-05 | Kiyoueishiya Yushi Kagaku Kogyo Kk | 光硬化性被覆組成物 |
JP2877854B2 (ja) * | 1989-10-03 | 1999-04-05 | 三菱化学株式会社 | 帯電防止性表面を有する硬化樹脂層の形成方法 |
JPH06299119A (ja) * | 1993-02-19 | 1994-10-25 | Showa Techno Kooto Kk | 無溶剤塗料組成物 |
JP3817045B2 (ja) * | 1997-09-12 | 2006-08-30 | 四国化成工業株式会社 | 溶融塩型高分子電解質 |
US6531273B1 (en) * | 2001-11-21 | 2003-03-11 | Eastman Kodak Company | Dispersions of ionic liquids for photothermographic systems and methods of making such systems |
JP4780269B2 (ja) * | 2004-03-11 | 2011-09-28 | 日清紡ホールディングス株式会社 | 無溶剤型液状組成物 |
JP2006077217A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Sanyo Chem Ind Ltd | 反応性帯電防止剤 |
JP2006327956A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Sanyo Chem Ind Ltd | 4級環状アミジニウム塩の製造方法 |
JP4753796B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2011-08-24 | 日本合成化学工業株式会社 | ウレタン(メタ)アクリレート系化合物、ならびにそれを用いた活性エネルギー線硬化型樹脂組成物およびコーティング剤 |
JP2009013198A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Sanyo Chem Ind Ltd | 帯電防止性コーティング用組成物 |
JP5684444B2 (ja) * | 2007-10-04 | 2015-03-11 | 共栄社化学株式会社 | 帯電防止ハードコート用組成物及び帯電防止ハードコート層が形成された成形品 |
-
2008
- 2008-04-16 JP JP2008106302A patent/JP5211291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009256443A (ja) | 2009-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105636992B (zh) | 硬化性树脂组合物和硬质涂层用组合物 | |
TWI815807B (zh) | 活性能量線硬化型硬塗劑、硬化塗膜、積層薄膜 | |
JP2018508599A (ja) | 光硬化性コーティング組成物、低屈折層および反射防止フィルム | |
JP4670745B2 (ja) | 帯電防止組成物、帯電防止層および帯電防止フィルム | |
JP2007512547A (ja) | ディスプレー装置用の光学フィルム | |
JP2013173871A (ja) | 組成物、帯電防止性コート剤及び帯電防止性積層体 | |
JP5954173B2 (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP5041518B2 (ja) | 帯電防止用組成物および帯電防止ハードコート形成物 | |
JP6852853B2 (ja) | コーティング組成物 | |
CN109715685B (zh) | 耐擦伤性硬涂材 | |
JP5211291B2 (ja) | 放射線硬化性樹脂組成物 | |
JP5343188B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
JP2005247939A (ja) | ハードコートフィルム及びその製造方法 | |
JP2008156430A (ja) | 帯電防止用組成物および帯電防止ハードコート形成物 | |
JP2008233371A (ja) | 反射防止フィルム | |
JP6623001B2 (ja) | 硬化性組成物及びその硬化物 | |
JP7192868B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化性組成物、及び、それを用いたフィルム | |
CN110191927A (zh) | 涂料组合物 | |
JP2001011130A (ja) | 樹脂組成物およびその成形体 | |
JP2003105267A (ja) | 塗料組成物及び帯電防止ハードコートフィルム | |
JP2017066169A (ja) | ハードコートフィルム | |
KR20170055918A (ko) | 도전성 적층체 및 금속 산화물 조성물 | |
CN1603104A (zh) | 硬膜薄膜及其制造方法 | |
KR20030069874A (ko) | 내스크래치성 수지 판 및 이의 제조방법 | |
JP6060522B2 (ja) | コーティング材およびそれにより表面改質された成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101029 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120710 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120723 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121016 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5211291 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |