JP5209870B2 - 延伸h2処理ガラスでつくられた可視光偏光子及びその作製方法 - Google Patents
延伸h2処理ガラスでつくられた可視光偏光子及びその作製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5209870B2 JP5209870B2 JP2006342265A JP2006342265A JP5209870B2 JP 5209870 B2 JP5209870 B2 JP 5209870B2 JP 2006342265 A JP2006342265 A JP 2006342265A JP 2006342265 A JP2006342265 A JP 2006342265A JP 5209870 B2 JP5209870 B2 JP 5209870B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- silver
- range
- stretching
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B32/00—Thermal after-treatment of glass products not provided for in groups C03B19/00, C03B25/00 - C03B31/00 or C03B37/00, e.g. crystallisation, eliminating gas inclusions or other impurities; Hot-pressing vitrified, non-porous, shaped glass products
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C14/00—Glass compositions containing a non-glass component, e.g. compositions containing fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like, dispersed in a glass matrix
- C03C14/006—Glass compositions containing a non-glass component, e.g. compositions containing fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like, dispersed in a glass matrix the non-glass component being in the form of microcrystallites, e.g. of optically or electrically active material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C21/00—Treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by diffusing ions or metals in the surface
- C03C21/007—Treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by diffusing ions or metals in the surface in gaseous phase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
- C03C23/007—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments by thermal treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/089—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron
- C03C3/091—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2214/00—Nature of the non-vitreous component
- C03C2214/08—Metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2214/00—Nature of the non-vitreous component
- C03C2214/16—Microcrystallites, e.g. of optically or electrically active material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31—Surface property or characteristic of web, sheet or block
- Y10T428/315—Surface modified glass [e.g., tempered, strengthened, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
1.銀、銅または銅−カドミウムと、フッ素以外のハロゲンの原材料とを含有するガラスバッチを溶融させ、溶融物からガラス体またはガラスフォームを形成する工程、
2.ガラス歪点より高い温度でガラス体を熱処理して、粒度が500〜2000オングストローム(Å)(50〜200nm)の範囲のハロゲン化物結晶を生成する工程、
3.ガラス焼きなまし点より高い温度でハロゲン化物結晶含有ガラス体に力を加えてガラス体を延伸し、よって結晶を延伸して配向させる工程、及び
4.延伸されたガラス体を250℃より高い温度で還元雰囲気にさらして、アスペクト比が少なくとも2:1の金属粒子を含有する還元表面層をガラス体上に発現させる工程、
の4つの工程がある。
Ag0厚-AS =(Ag0-BS) ÷ SF
であるように、行われる。本発明の方法は、組成内での酸化銀または銀(0)としての非ハロゲン化物銀塩の溶解及び存在を可能にするであろう、いずれかの無ハロゲン化物ガラス組成または実質的な無ハロゲン化物ガラス組成とともに用いることができる。実質的な無ハロゲン化物ガラス組成はハロゲン化物の量が、モル基準で、銀の量の10%ないしそれより少ない組成である。
1.銀と、フッ素以外のハロゲンの原材料とを含有するガラスバッチを溶融させ、溶融物からガラス体を形成する工程、
2.ガラス歪点より高い温度でガラス体を熱処理して、粒度が500〜2000オングストローム(Å)(50〜200nm)の範囲の粒度を有するハロゲン化物結晶を生成する工程、
3.ガラス焼きなまし点より高い温度で結晶含有ガラス体に力を加えてガラス体を延伸し、よって結晶を延伸して配向させる工程、及び
4.延伸されたガラス体を250℃より高い温度で還元雰囲気にさらし、よってアスペクト比が少なくとも2:1の金属粒子を含有する還元表面層をガラス体上に発現させる工程、
を含む。しかし、銀を非ハロゲン化物銀塩としてガラス組成に導入し、ひずみ点より高い温度でガラス体を加熱する前に還元して銀(0)粒子を形成すれば、ガラス及びガラス内の銀粒子を延伸して460nmで有効な偏光子を形成できることが見いだされた。
Ag+1(高温) ←→ Ag0(低温) 式1
に示されるような平衡シフトが始まる。ガラス溶融物の「瞬間冷却」を行えれば、冷却されたガラス内の室温におけるAg+1とAg0の間の平衡状態はその温度における真の平衡を表してはいないであろう。新しい平衡を確立するためにはガラスを再加熱しなければならない。しかし、生じる問題は、どれだけのAg+1がAg0に変換されるかが誰にも分からず、Ag0粒度も誰にもわからないことである。実際には銀(0)粒度分布もあり得る。かなり優れた方法は、偏光子を作製するためにガラスを延伸する前に、還元ガス、例えば水素による還元でAg+1イオンの全てまたは実質的に全てがAg0に変換されることを確かめることであろう。水素還元は、ガラスの溶融温度または偏光素子を作製するためにガラスを延伸する温度よりかなり低い温度で行われる。式1においては温度が低くなるほどAg0に有利になる。この酸化還元系の高温側においては、Ag+1の還元中に形成されるH+が反応して酸化物の結合、例えばSi-O-Si結合を開裂し、ガラス母材内にSiOH種を形成する。
Ag0厚-AS = (Ag0-BS) ÷ SF
にしたがって、延伸前のガラスの還元銀層厚及びガラスの延伸倍率に依存する。Ag0-BSまたはSFあるいはいずれをも変えれば、上式にしたがって任意の厚さの偏光層、例えば上述した10〜40μmの範囲より厚いか薄い偏光層を有する偏光子を作製することが可能になる。
非ハロゲン化物銀塩を含有するガラス溶融バッチを作製する工程であって、溶融バッチ中の銀塩の量は銀(0)換算で0.05〜1.0重量%の範囲の銀含有量を有するガラスを作製するのに十分である工程、
延伸してリボンにするのに適したガラスフォームを作製する工程、
あらかじめ選ばれた深さまでガラス内の銀を銀(0)に還元するのに十分な、時間及びガラスの軟化点より低い温度をかけて、水素の還元雰囲気内でガラスフォームを処理する工程、
ガラスフォームをあらかじめ選ばれた延伸倍率で延伸してあらかじめ選ばれた偏光層厚を有するリボンにする工程であって、延伸は従来技術で既知のいずれかの方法を用いて行われる工程、
リボンを研磨する工程、及び
リボンを所望の寸法に切断し、よって可視光偏光子を形成する工程、
を有してなり、
還元雰囲気内での処理は、溶融バッチがフォームに注型された後、かつフォームが延伸されてリボンにされる前に行われ、
ガラス組成は、モル基準で、ガラスの銀含有量の10%またはそれより少ない量のハロゲン化物を含有し、
あらかじめ定められた偏光層厚は、式Ag0-AS=(Ag0-BS)÷SFにしたがって決定され、ここで、Ag0-ASは延伸後のガラスにおけるあらかじめ定められた偏光層厚であり、Ag0-BSは延伸前のガラスにおけるあらかじめ定められた還元銀(0)深さであって、SFはあらかじめ定められた延伸倍率である。一実施形態において、Ag0-BS及びSFは、Ag0-ASが延伸後に10〜40μmの範囲にあるように選ばれる。さらに、一実施形態において、時間は25〜150時間の範囲にあり、温度は400〜600℃の範囲にある。
非ハロゲン化物銀塩を含有するガラス溶融バッチを作製する工程であって、溶融バッチ中の銀塩の量は銀(0)換算で0.05〜1.0重量%の範囲の銀含有量を有するガラスを作製するのに十分である工程、
延伸してリボンにするのに適するガラスフォームを作製する工程、
350〜500℃の範囲の温度で40〜100時間の範囲の時間をかけて、水素の還元雰囲気内でガラスフォームを処理する工程、
従来技術で既知のいずれかの方法を用いてガラスフォームを延伸して、リボンにする工程、
リボンを研磨する工程、及び
リボンを所望の寸法に切断し、よって可視光偏光子を形成する工程、
を有してなり、
還元雰囲気内での処理は、溶融バッチがフォームに注型された後、かつフォームが延伸されてリボンにされる前に行われ、
ガラス組成は、モル基準で、ガラスの銀含有量の10%またはそれより少ない量のハロゲン化物を含有し、
偏光層厚は、式Ag0-AS=(Ag0-BS)÷SFにしたがって決定され、ここで、Ag0-ASは延伸後のガラスにおける偏光層厚であり、Ag0-BSは延伸前のガラスにおける還元銀(0)深さであり、SFは延伸倍率であって、Ag0-BS及びSFは偏光層厚が延伸後に10〜40μmの範囲にあるように選ばれる。別の実施形態において、SFは5〜10の範囲にある。
Claims (12)
- 銀(0)含有可視光偏光子の作製方法において、該方法が、
非ハロゲン化物銀塩を含有するガラス溶融バッチを作製し、ここで、前記溶融バッチ中の前記銀塩の量が、0.05〜1.0重量%の範囲の銀含有量を有するガラスを作製するのに十分であり、
前記溶融バッチをフォームに注型して、延伸してリボンにするのに適したガラスフォームを作製し、
25〜150時間の範囲の時間、前記ガラスの軟化点より低い温度をかけて、水素及び水素/不活性雰囲気混合気からなる群から選ばれる還元雰囲気内で前記ガラスフォームを処理して、ガラス中の銀イオンを銀(0)に還元してガラス中に銀(0)粒子を形成し、
還元後、前記ガラスフォームを延伸してガラスリボンを形成し、
前記延伸されたリボンを研磨し、さらに
前記リボンを所望の寸法に切断し、よって可視スペクトルの青−緑領域で有効な可視光偏光子を形成する、
工程を含み、
前記ガラスの組成は、モル基準で、銀の含有量の10%またはそれより少ない量のハロゲン化物を含有することを特徴とする方法。 - 存在し得る表面下欠陥を除去するために、前記還元雰囲気内でガラスフォームを処理する工程の前に、前記ガラスフォームにエッチングおよび熱処理の少なくとも一方を施す工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記ガラスの軟化点より低い温度が、400〜600℃の範囲にあり、
前記水素/不活性ガス混合気における水素含有量が6体積%より多く、100体積%より少ないことを特徴とする請求項1または2記載の方法。 - 前記還元雰囲気が水素であり、前記時間が25〜100時間の範囲にあることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
- 前記延伸前でかつ前記還元後の前記ガラスフォームにおける還元された銀の層の深さが50〜400μmの範囲にあり、該深さが、前記ガラスフォームが5〜10倍延伸されたときに、該延伸されたガラスフォームにおける偏光層の厚さが10〜40μmの範囲にあるような深さであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の方法。
- 前記延伸されたガラスにおける偏光層が、式Ag0-AS=(Ag0-BS)÷SFにしたがい、10〜40μmの範囲にあり、
ここで、Ag0-ASは前記延伸後の前記ガラスにおける偏光層の深さであり、Ag0-BSは前記延伸前の前記ガラスにおける前記還元された銀の層の深さであり、SFは延伸倍率であって、Ag0-BS及びSFは前記延伸後にAg0-ASが10〜40μmの範囲にあるように選ばれることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の方法。 - あらかじめ定められた厚さの偏光層を有する銀(0)含有可視光偏光子の作製方法において、該方法が、
非ハロゲン化物銀塩を含有するガラス溶融バッチを作製し、ここで、該溶融バッチ中の前記銀塩の量は、0.05〜1.0重量%の範囲の銀含有量を有するガラスを作製するのに十分であり、
前記溶融バッチをフォームに注型して、延伸してリボンにするのに適したガラスフォームを作製し、
あらかじめ選ばれた深さまで前記ガラス内の銀イオンを銀(0)に還元して銀(0)粒子を形成するのに十分な、時間及び前記ガラスの軟化点より低い温度をかけて、水素の還元雰囲気内で前記ガラスフォームを処理し、
還元後、前記ガラスフォームをあらかじめ選ばれた延伸倍率で延伸してあらかじめ選ばれた偏光層厚を有するガラスリボンを形成し、
前記延伸されたリボンを研磨し、さらに
前記リボンを所望の寸法に切断し、よって可視スペクトルの青−緑領域で有効な可視光偏光子を形成する、
工程を含み、
前記ガラスの組成は、モル基準で、銀の含有量の10%またはそれより少ない量のハロゲン化物を含有し、
前記あらかじめ定められた偏光層厚は、式Ag0-AS=(Ag0-BS)÷SFにしたがって決定され、ここで、Ag0-ASは延伸後の前記ガラスにおける前記あらかじめ選ばれた前記偏光層厚であり、Ag0-BSは延伸前の前記ガラスにおける前記還元銀(0)の前記あらかじめ選ばれた深さであって、BSはあらかじめ定められた延伸倍率であり、
Ag0-BS及びBSは、Ag0-ASが延伸後に10〜40μmの範囲にあるように選ばれることを特徴とする方法。 - 前記時間が25〜150時間の範囲にあり、前記温度が400〜600℃の範囲にあることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 存在し得る表面下欠陥を除去するために、前記還元雰囲気内でガラスフォームを処理する工程の前に、前記ガラスフォームにエッチングおよび熱処理の少なくとも一方を施す工程をさらに含むことを特徴とする請求項7または8記載の方法。
- 厚さが10〜40μmの範囲にある偏光層を有する銀(0)含有可視光偏光子を作製する方法において、該方法が、
非ハロゲン化物銀塩を含有するガラス溶融バッチを作製し、ここで、該溶融バッチ内の前記銀塩の量が、0.05〜1.0重量%の範囲の銀含有量を有するガラスを作製するのに十分であり、
前記溶融バッチをフォームに注型して、延伸してリボンにするのに適したガラスフォームを作製し、
350〜500℃の範囲の温度で40〜100時間の範囲の時間をかけて、水素の還元雰囲気内で前記ガラスフォームを処理して、銀イオンを銀(0)に還元して、ガラス中に銀(0)粒子を形成し、
還元後、前記ガラスを延伸してガラスリボンを形成し、
前記延伸されたリボンを研磨し、さらに
前記リボンを所望の寸法に切断し、よって可視スペクトルの青−緑領域で有効な可視光偏光子を形成する、
工程を含み、
前記ガラスの組成は、モル基準で、銀の含有量の10%またはそれより少ない量のハロゲン化物を含有し、
前記偏光層厚は、式Ag0-AS=(Ag0-BS)÷SFにしたがって決定され、ここで、Ag0-ASは前記延伸後の前記ガラスにおける前記偏光層厚であり、Ag0-BSは前記延伸前の前記ガラスにおける前記還元された銀(0)の深さであり、SFは延伸倍率であって、Ag0-BS及びSFは前記延伸後の前記偏光層厚が10〜40μmの範囲にあるように選ばれることを特徴とする方法。 - 前記偏光子が、400〜420nmの範囲より上および下の波長で、青−緑可視領域における消光の割合が2〜3%より低くなるようなAg(0)粒度分布を有することを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の方法。
- 請求項1から11いずれか1項記載の方法にしたがって作製された可視光偏光子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US11/314,874 | 2005-12-20 | ||
US11/314,874 US7618908B2 (en) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | Visible light optical polarizer made from stretched H2-treated glass |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007219498A JP2007219498A (ja) | 2007-08-30 |
JP2007219498A5 JP2007219498A5 (ja) | 2010-06-17 |
JP5209870B2 true JP5209870B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=38170096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006342265A Expired - Fee Related JP5209870B2 (ja) | 2005-12-20 | 2006-12-20 | 延伸h2処理ガラスでつくられた可視光偏光子及びその作製方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7618908B2 (ja) |
JP (1) | JP5209870B2 (ja) |
DE (1) | DE102006059756B4 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8077389B2 (en) * | 2006-12-15 | 2011-12-13 | Okamoto Glass Co., Ltd. | Glass polarizer for visible light |
ATE495468T1 (de) * | 2007-04-13 | 2011-01-15 | Okamoto Glass Co Ltd | Glaspolarisierer und herstellungsverfahren dafür |
JP5415683B2 (ja) * | 2007-10-02 | 2014-02-12 | 信越化学工業株式会社 | 偏光ガラス及びそれを用いた光アイソレータとそれらの製造方法 |
US20090190215A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-07-30 | Nicholas Francis Borrelli | Polarizing photorefractive glass |
US8179595B2 (en) * | 2008-01-29 | 2012-05-15 | Corning Incorporated | Polarizing photorefractive glass |
US20090190214A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-07-30 | Nicholas Francis Borrelli | Polarizing photorefractive glass |
JP4659849B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2011-03-30 | 株式会社有沢製作所 | 偏光ガラスおよび偏光ガラスの製造方法 |
CN101939672B (zh) * | 2008-07-31 | 2013-04-03 | 豪雅冠得股份有限公司 | 偏光元件 |
JP5708096B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2015-04-30 | セイコーエプソン株式会社 | 偏光素子の製造方法 |
JP5708095B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2015-04-30 | セイコーエプソン株式会社 | 偏光素子の製造方法 |
US10209419B2 (en) * | 2013-09-17 | 2019-02-19 | Corning Incorporated | Broadband polarizer made using ion exchangeable fusion drawn glass sheets |
US10150692B2 (en) * | 2015-12-18 | 2018-12-11 | Corning Incorporated | Photochromic glass with sharp cutoff |
JP2022127658A (ja) * | 2021-02-21 | 2022-09-01 | Hoya株式会社 | 偏光ガラス及び光アイソレータ |
CN113880445B (zh) * | 2021-11-17 | 2023-03-24 | 中国建筑材料科学研究总院有限公司 | 一种偏振玻璃及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2319816A (en) * | 1938-10-29 | 1943-05-25 | Polaroid Corp | Light polarizer and process of manufacture |
US3653863A (en) * | 1968-07-03 | 1972-04-04 | Corning Glass Works | Method of forming photochromic polarizing glasses |
SE402097B (sv) * | 1974-03-28 | 1978-06-19 | Magnesital Feuerfest Gmbh | Stampmassa for tapprennor och rokgaskanaler |
US4188214A (en) * | 1975-08-11 | 1980-02-12 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording material |
US4017318A (en) * | 1976-01-02 | 1977-04-12 | Corning Glass Works | Photosensitive colored glasses |
US4125405A (en) * | 1976-11-05 | 1978-11-14 | Corning Glass Works | Colored, dichroic, birefringent glass articles produced by optical alteration of additively-colored glasses containing silver and silver halides |
US4125404A (en) * | 1976-11-05 | 1978-11-14 | Corning Glass Works | Photochromic glasses exhibiting dichroism, birefringence and color adaptation |
US4282022A (en) * | 1980-04-28 | 1981-08-04 | Corning Glass Works | Method for making polarizing glasses through extrusion |
US4304584A (en) * | 1980-04-28 | 1981-12-08 | Corning Glass Works | Method for making polarizing glasses by extrusion |
US4339256A (en) * | 1980-12-19 | 1982-07-13 | Simms Robert A | Method of making polarized ophthalmic glass |
US4479819A (en) * | 1982-09-29 | 1984-10-30 | Corning Glass Works | Infrared polarizing glasses |
US4792535A (en) * | 1987-09-02 | 1988-12-20 | Corning Glass Works | UV-transmitting glasses |
DE3801840A1 (de) * | 1988-01-20 | 1989-08-03 | Schott Glaswerke | Uv-durchlaessiges glas |
US5217846A (en) * | 1991-06-11 | 1993-06-08 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Photobleachable initiator systems |
JP2740601B2 (ja) | 1991-10-14 | 1998-04-15 | ホーヤ株式会社 | 銅含有偏光ガラス及びその製造方法 |
JP2885982B2 (ja) * | 1991-11-26 | 1999-04-26 | 信越化学工業株式会社 | 偏光ガラスの製造方法 |
US5281562A (en) * | 1992-07-21 | 1994-01-25 | Corning Incorporated | Ultraviolet absorbing glasses |
US5275979A (en) * | 1992-10-30 | 1994-01-04 | Corning Incorporated | Colored glasses and method |
FR2701020B1 (fr) * | 1993-02-01 | 1995-04-21 | Corning Inc | Verres photochromiques qui s'assombrissent en prenant une teinte rose. |
US5430573A (en) * | 1993-12-15 | 1995-07-04 | Corning Incorporated | UV-absorbing, polarizing glass article |
US5517356A (en) * | 1993-12-15 | 1996-05-14 | Corning Incorporated | Glass polarizer for visible light |
US5625427A (en) * | 1993-12-15 | 1997-04-29 | Corning Incorporated | Ophthalmic lens |
US5534041A (en) * | 1994-11-07 | 1996-07-09 | Corning Incorporated | Method of making laser eyewear protection |
US5540745A (en) * | 1994-11-07 | 1996-07-30 | Corning Incorporated | Glasses for laser protection |
DE69502689T2 (de) | 1994-12-27 | 1999-01-14 | Hoya Corp., Tokio/Tokyo | Verfahren zur Herstellung von Polarisierendem Glas |
US6852075B1 (en) * | 1996-02-20 | 2005-02-08 | Cardiothoracic Systems, Inc. | Surgical devices for imposing a negative pressure to stabilize cardiac tissue during surgery |
EP1017642A4 (en) * | 1997-04-24 | 2002-06-26 | Corning Inc | METHOD FOR PRODUCING GLASS WITH POLARIZING AND NON-POLARIZING AREAS |
US6536236B2 (en) * | 1999-03-23 | 2003-03-25 | Corning, Incorporated | Method of making a polarizing glass |
US6466297B1 (en) * | 1999-07-02 | 2002-10-15 | Merck Patent Geselleschaft Mit Beschrankter Haftung | Method of preparing a broadband reflective polarizer |
US6563639B1 (en) * | 2002-01-24 | 2003-05-13 | Corning Incorporated | Polarizing glasses |
JP4264255B2 (ja) * | 2002-12-25 | 2009-05-13 | 日本板硝子株式会社 | ポーリング用ガラス組成物 |
US7468148B2 (en) * | 2005-10-24 | 2008-12-23 | Corning Incorporated | Visible polarizing glass and process |
US20070153383A1 (en) * | 2005-12-30 | 2007-07-05 | Nicholas Francis Borrelli | Method for making a wide optical polarizer using extrusion |
-
2005
- 2005-12-20 US US11/314,874 patent/US7618908B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-12-18 DE DE102006059756.7A patent/DE102006059756B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2006-12-20 JP JP2006342265A patent/JP5209870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102006059756B4 (de) | 2017-12-07 |
US20070141350A1 (en) | 2007-06-21 |
US7618908B2 (en) | 2009-11-17 |
JP2007219498A (ja) | 2007-08-30 |
DE102006059756A1 (de) | 2007-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5209870B2 (ja) | 延伸h2処理ガラスでつくられた可視光偏光子及びその作製方法 | |
US7468148B2 (en) | Visible polarizing glass and process | |
US4908054A (en) | Method for making infrared polarizing glasses | |
EP0719741B1 (en) | Process for the production of polarizing glass | |
US4304584A (en) | Method for making polarizing glasses by extrusion | |
JP4653121B2 (ja) | 広帯域コントラスト偏光ガラス | |
JP5229966B2 (ja) | 偏光ガラスの製造方法 | |
JPH0850205A (ja) | ガラス製の偏光子およびその製造方法 | |
US20070153383A1 (en) | Method for making a wide optical polarizer using extrusion | |
Shakhgildyan et al. | Tuning the plasmon resonance of gold nanoparticles in phase-separated glass via the local refractive index change | |
US20100167904A1 (en) | Polarized glass and method for manufacturing the polarized glass | |
JP3705505B2 (ja) | 偏光ガラス及びその製造方法 | |
US6536236B2 (en) | Method of making a polarizing glass | |
Tuzzolo et al. | Hydrogen-induced formation of colloids of arsenic, antimony, and bismuth in oxide glasses | |
JPH08231241A (ja) | 偏光ガラスの製造方法 | |
JP2822854B2 (ja) | 合成石英ガラス光学部材およびその製造方法 | |
Sahar et al. | The Physical Properties of P 2 O 5–Sm 2 O 3–MnO 2 Glass System | |
WO1998014409A1 (en) | Method of making a polarizing glass | |
Mashayekh et al. | Precipitation of AgCl crystals on the surface of alumino-borosilicate glass by ion-exchange | |
JP3320044B2 (ja) | 偏光ガラスの製造方法 | |
Pishchik et al. | The Effect of Thermal Treatment of Crystals on Their Structure Quality and Mechanical Characteristics |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091126 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120228 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120525 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120530 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5209870 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |