JP5209246B2 - 成形装置 - Google Patents

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本発明は、成形装置に関するものである。
従来、成形装置として、特許文献1に開示されたものが提案されている。この成形装置は、ベッドに対し液圧シリンダを介して下型を昇降可能に装着するとともに、昇降機構により上型を昇降可能に装着し、前記下型の下部に前記両型によって形成される成形用のキャビティに連通する被成形材料の貯留室を設けている。又、この成形装置は前記貯留室に前記ベッドに上向きに装着された押出ロッドを挿入し、前記上型を下降させて下型に型合わせした後に、両型を同時に下降させる工程により、前記貯留室の被成形材料を前記押出ロッドにより前記キャビティ内に押し出すように構成されている。
前記被成形材料が貯留室から押出ロッドによってキャビティ内に押し出される際には、キャビティ内のエアを外部に排出しないと、成形品にエアポケットによる巣が生じるので、キャビティ内のエアを排出するエア排出装置が設けられている。このエア排出装置は上型に前記キャビティに連通するように形成された連通路の開口に連通管を介して真空ポンプを接続し、前記上型が下降動作される際に、前記連通管に接続された電磁開閉弁を開閉制御して前記真空ポンプによるエアの吸引量を制御することにより、キャビティ内のエアの排出量を制御するようになっていた。
特開2005‐297061号公報
ところが、上記従来の成形装置は、貯留室から被成形材料をキャビティ内へ移動する射出速度と、前記真空ポンプによるエアの排出量の制御の同期をとることが非常に難しいという問題があった。特に、成形される製品の種類が異なると、貯留室内の被成形材料を押出ロッドによりキャビティ内に押し出す速度を変更する必要があるが、この速度変更に応じてキャビティ内のエアの排出量を適正に制御することは非常に難しく、現状では不適正な制御となって製品の品質が低下するという問題があった。
又、高価な真空ポンプや電磁開閉弁、それらの制御を行う制御装置等が必要で、構成が複雑となり、部品点数が多くなって製造及び組付作業が面倒で、コストを低減することが難しいという問題があった。
本発明の主たる目的は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、貯留室から被成形材料をキャビティ内へ射出する速度と、キャビティ内のエアを排出する速度の同期を容易に図ることができる成形装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、上記目的に加えて、構造を簡素化して部品点数を低減し、製造及び組付作業を容易に行い、コストを低減することができる成形装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ベッドに対し第1昇降機構を介して下型ユニットを昇降可能に装着するとともに、第2昇降機構により上型ユニットを昇降可能に装着し、前記下型ユニットに対し前記両型ユニットが型合わせされることにより形成される成形用のキャビティに連通する貫通孔を上下方向に貫通形成し、前記貫通孔に対し前記ベッドに上向きに装着された押出ロッドを挿入して、前記貫通孔と押出ロッドの上面とにより被成形材料の貯留室を形成し、前記上型ユニットを下降させて下型ユニットに型合わせした後に、両型ユニットを同時に下降させる工程により、前記貯留室の被成形材料を前記押出ロッドにより前記キャビティ内に押し出して製品を成形するように構成した成形装置において、前記上型ユニットの下降動作に機械的に連動して前記キャビティ内のエアを外部に排出するためのエア排出機構を設けたことを要旨とする。
また、前記ベッドには前記第1昇降機構を構成する複数のシリンダが上向きに立設固定され、前記各シリンダのピストンロッドの上端部に前記下型ユニットが連結され、前記各シリンダのピストン側シリンダ室には両型ユニットの型締め力を付与する流体圧が付与されるように構成され、前記エア排出機構は、前記下型ユニットに形成された第1連通路と、上型ユニットに形成された第2連通路とを備え、前記第1連通路の一端は前記下型ユニットの上面に開口され、他端は前記シリンダのロッド側シリンダ室に可撓配管又はピストンロッドに形成された連通路により連通され、前記第2連通路の一端は、前記キャビティに開口され、他端は上型ユニットの下面に対し、前記第1連通路の一端開口と上下に対応するように開口され、前記上型ユニットが下型ユニットに型合わせされたとき、第1連通路と第2連通路が連通されるように構成したこと要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記ベッドには吸気用シリンダが上向きに立設され、前記吸気用シリンダのピストン及びピストンロッドは常にはバネによって上方に付勢され、前記吸気用シリンダのロッド側シリンダ室は、前記可撓配管と分岐管により接続され、前記吸気用シリンダのピストンロッドは前記上型ユニットの下降動作により下方に移動されるように構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記分岐管には開閉弁が設けられていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、ベッドに対し第1昇降機構を介して下型ユニットを昇降可能に装着するとともに、第2昇降機構により上型ユニットを昇降可能に装着し、前記下型ユニットに対し前記両型ユニットが型合わせされることにより形成される成形用のキャビティに連通する貫通孔を上下方向に貫通形成し、前記貫通孔に対し前記ベッドに上向きに装着された押出ロッドを挿入して、前記貫通孔と押出ロッドの上面とにより被成形材料の貯留室を形成し、前記上型ユニットを下降させて下型ユニットに型合わせした後に、両型ユニットを同時に下降させる工程により、前記貯留室の被成形材料を前記押出ロッドにより前記キャビティ内に押し出して製品を成形するように構成した成形装置において、前記上型ユニットの下降動作に機械的に連動して前記キャビティ内のエアを外部に排出するためのエア排出機構を設け、前記ベッドには吸気用シリンダが上向きに立設され、前記吸気用シリンダのピストンロッドは、上型ユニットの昇降動作に連動して昇降可能に前記上型ユニットに連結され、前記エア排出機構は、前記上型ユニット及びピストンロッドに、前記シリンダのロッド側シリンダ室とキャビティを連通する連通路形成したことを要旨とする。
(作用)
この発明は下型ユニットに上型ユニットが型合わせされた後、両型ユニットの下降動作に同期して機械的にキャビティ内のエアが外部に排出されるので、貯留室から被成形材料をキャビティ内へ射出する速度と、キャビティ内からエアを外部に排出する速度との同期を容易にとることができる。
請求項1〜のいずれか一項に記載の発明によれば、貯留室から被成形材料をキャビティ内へ射出する速度と、キャビティ内のエアを排出する速度の同期を容易に図ることができる。
請求項記載の発明によれば、第1昇降機構を構成するシリンダを利用してエア排出機構を構成したので、上記効果に加えて、構造を簡素化して部品点数を低減し、製造及び組付作業を容易に行い、コストを低減することができる。
以下、本発明を具体化した成形装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、ベッド11の上面には複数箇所に第1昇降機構を構成する油圧シリンダ12が上向きに立設されている。各油圧シリンダ12はハウジング13、ピストン14及びピストンロッド15により構成され、各ピストンロッド15の上端部には下型ユニット16が上下方向の往復動可能に装着されている。この下型ユニット16は前記各ピストンロッド15の上端部に連結されたホルダ17と、該ホルダ17の上面17aに形成された収容凹所17bに嵌合固定された下型18とを備えている。前記下型18の上面18aには製品の成形面18bが形成されている。前記ホルダ17及び下型18の中央部に上下方向に形成された貫通孔17c,18cには円筒状の貯留室形成体19が挿入固定されている。前記ベッド11の中央部上面には押出ロッド20が立設固定され、該押出ロッド20の上端部は前記貯留室形成体19の貫通孔19aに挿入されている。この押出ロッド20の上面と前記貯留室形成体19の貫通孔19aとによって、溶湯Yの貯留室21が形成されている。
前記ベッド11には図示しない例えば油圧シリンダ等よりなる第2昇降機構を介して上型ユニット22が上下方向の往復動可能に装着されている。この上型ユニット22はホルダ23と、該ホルダ23の下面に接合固定された上型24とによって構成されている。前記上型24の下面24aには、製品の成形面24bが形成されている。
次に、前記各油圧シリンダ12を作動させる油圧回路について説明する。
ポンプ31によってオイルタンク32から汲み上げられたオイルは、管路33を介して前記油圧シリンダ12のピストン側シリンダ室34に供給されるようになっている。前記管路33には、中立ポート35a、供給ポート35b及び排出ポート35cを有する電磁開閉弁35が接続され、該電磁開閉弁35には圧力調整弁36が接続されている。
次に、図2に示すように前記下型ユニット16の下型18に対し上型ユニット22の上型24が型合わせされた後、下型18の成形面18bと上型24の成形面24bとによって形成されたキャビティK内のエアを外部に排出するためのエア排出機構について説明する。
図1に示すように、前記下型ユニット16のホルダ17には第1連通路41が形成され、その一端開口41aは、ホルダ17の上面17aに形成され、他端開口41bはホルダ17の左側面に形成されている。前記第1連通路41の他端開口41bは前記油圧シリンダ12のロッド側シリンダ室42と可撓配管43によって接続されている。
一方、前記上型ユニット22のホルダ23及び上型24には、第2連通路44が形成され、該連通路44の一端開口44aは、前記ホルダ23の下面23aに形成され、他端の二つの開口44bは前記上型24の成形面24bに形成されている。前記一端開口44aは、前記下型ユニット16のホルダ17に形成された第1連通路41の一端開口41aと上下方向において同一直線状に位置するように形成され、図2に示す型合わせ状態において、第1連通路41と第2連通路44が互いに連通されるようにしている。
次に、前記のように構成された成形装置の動作について説明する。
図1は前記上型ユニット22が下型ユニット16から上方の離型位置に保持されるとともに、前記電磁開閉弁35が中立ポート35aに保持され、ピストン側シリンダ室34にオイルが供給されて下型ユニット16が上限位置に保持され、前記貯留室形成体19の内部に形成された貯留室21の容積が最大の状態を示す。この状態において、図示しない溶湯Yの注入機構により溶湯Yが前記貯留室21の内部に供給される。
次に、図示しない第2昇降機構によって、上型ユニット22が所定距離だけ下方に移動されると、図2に示すように下型18の上面18aに上型24の下面24aが接触されるとともに、ホルダ17の上面17aにホルダ23の下面23aが接触され、第1連通路41の一端開口41aに第2連通路44の一端開口44aが接続され、第1連通路41と第2連通路44が連通される。この状態で、前記電磁開閉弁35が中立ポート35aから排出ポート35cに切り替えられ、上型ユニット22がさらに下方に移動されると、貯留室21内の溶湯Yが押出ロッド20によって上方向に相対的に押し出され、溶湯YがキャビティK内に供給される。この過程においてキャビティK内のエアが前記油圧シリンダ12のピストン14及びピストンロッド15が下方へ移動されることによって、ロッド側シリンダ室42内の容積が増大し、これによって前記第2連通路44、第1連通路41及び配管43を介してキャビティK内のエアが前記ロッド側シリンダ室42に吸い込まれる。
図3に示すように、下型ユニット16及び上型ユニット22が最下限位置に移動された状態で、貯留室21内の溶湯YがキャビティKに流動され、所望する製品が成形される。
一つの製品の成形動作が終了すると、図3において、上型ユニット22が図示しない第2昇降機構により上方に移動されるとともに、電磁開閉弁35の排出ポート35cが供給ポート35bに切り換えられて、油圧シリンダ12のピストン側シリンダ室34に圧油が供給され、下型ユニット16が上限位置に移動され、図1に示す離型状態となる。
なお、前記キャビティK内の溶湯Yは、前記第2連通路44の開口44bから第2連通路44内に侵入しようとするが、開口44bは小径寸法に形成されているので、溶湯Yが入り込むことは無い。
上記実施形態の成形装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記下型ユニット16を昇降動作させる油圧シリンダ12のロッド側シリンダ室42と下型18と上型24によって形成されるキャビティKとを、下型ユニット16のホルダ17に設けた第1連通路41、ロッド側シリンダ室42と第1連通路41を接続する可撓配管43及び上型ユニット22に形成された第2連通路44によって連通可能に構成した。このため、前記上型ユニット22の下降動作に同期してキャビティK内のエアを外部に排出することができ、製品の品質を向上することができる。特に、上型ユニット22の下降速度が製品の種類に応じて、変更された場合にも、それに同期してエアの排出量を適正に制御することができる。
(2)上記実施形態では、ホルダ17に第1連通路41を形成し、第1連通路41とロッド側シリンダ室42を可撓配管43により連結し、前記上型ユニット22に第2連通路44を形成するのみの極めて簡単な構成とすることができ、部品点数を低減し、製造及び組付作業を容易に行い、コストを低減することができる。
(3)上記実施形態では、図2に示す下型ユニット16と上型ユニット22の型合わせ後に、電磁開閉弁35を中立ポート35aから排出ポート35cに切り換え圧力調整弁36によりピストン側シリンダ室34からオイルタンク32に排出されるオイルの量を制限するようにした。このため、下型ユニット16及び上型ユニット22が下方に移動される過程において下型ユニット16に対し上型ユニット22を適正な型締め状態に保持することができ、キャビティK内の溶湯Yが型合わせ面から漏出するのを防止することができる。
次に、この発明の成形装置を具体化した別の実施形態を図4に基づいて説明する。この実施形態の成形装置は、前述したに実施形態の成形装置の構成に加えて、前記キャビティKの容積が増大した場合に、キャビティK内のエアを適正に外部に排出することができる機能を備えたものである。
この実施形態では、図4に示すように前記ベッド11の上面に吸気用シリンダ51を上向きに固定している。この吸気用シリンダ51はハウジング52と、ピストン53と、該ピストン53に連結されたピストンロッド54と、前記ピストン側シリンダ室55内に収容され、かつ前記ピストン53を上方に付勢するコイルばね56とによって構成されている。吸気用シリンダ51の前記ピストン側シリンダ室55は大気に開放され、前記ロッド側シリンダ室57は、前記可撓配管43と分岐管58によって連通され、分岐管58には切換弁59が設けられている。
一方、前記上型ユニット22のホルダ23には、前記吸気用シリンダ51のピストンロッド54と上下方向に対応するように作動ロッド60が片持ち支持されている。
次に、上記のように構成された成形装置の動作について説明する。
図4は上型ユニット22が上方向の型開き位置に移動され、切換弁59が分岐管58を連通する連通ポート59aに切り替えられた状態を示す。この状態において、上型ユニット22が図示しない第2昇降機構により下方に移動されると、下型ユニット16の上面に上型ユニット22の下面が接合され、これと同期して作動ロッド60の先端がピストンロッド54の上端に接触される。この状態でさらに前記上型ユニット22が下方に移動されると、油圧シリンダ12のロッド側シリンダ室42の容積の膨張による吸引作用及び前記吸気用シリンダ51のロッド側シリンダ室57の容積の膨張による吸引作用によって、キャビティK内のエアが効率よく外部に排出される。従って、キャビティKの容積が大きい場合に、エアを適正に排出して製品の品質を向上することができる。
前記下型18と上型24がキャビティKの容積の小さいものと交換された場合には、前記切換弁59が連通ポート59aから大気開放ポート59bに切り換えられて、ロッド側シリンダ室57が大気開放状態に切り換えられ、吸気用シリンダ51の動作が無効化される。
次に、この発明の成形装置を具体化した別の実施形態を図5に基づいて説明する。
この実施形態においては、図1で述べた第1連通路41及び可撓配管43を省略するとともに、ベッド11の上面に吸気用シリンダ61を上向きに立設している。このシリンダ61はハウジング62、ピストン63、常時大気に開放されたピストン側シリンダ室64、ロッド側シリンダ室65、及び前記ピストン63に連結されたピストンロッド66によって構成されている。前記ピストンロッド66はL字状に屈曲され、該ピストンロッド66の上端部は、上型ユニット22のホルダ23の側面に連結されている。そして、ピストンロッド66の中心部に形成された第1連通路66aによって、前記上型ユニット22の第2連通路44の開口44aと、前記シリンダ61のロッド側シリンダ室65とが連通されている。
次に、上記のように構成された成形装置の動作について説明する。
図5は上型ユニット22が上方の離型位置に保持され、ピストン63及びピストンロッド66が上方向に移動された状態を示す。この状態において、上型ユニット22が図しない第2昇降機構によって下降動作されると、ピストンロッド66によってピストン63が下方に移動され、ロッド側シリンダ室65の容積が増大する。前記下型ユニット16の上面に上型ユニット22の下面が接合された後は、ピストン63の下方への移動によるロッド側シリンダ室65の容積の増大により、キャビティK内のエアが外部に排出されて、製品の成形が適正に行われる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図示しないが、上型ユニット22に形成された第2連通路44に連通管を介してポンプを接続し、このポンプを上型ユニット22の下降動作に同期して機械的に作動するように構成してもよい。
・図示しないが、可撓配管43に代えて、前記ピストンロッド15に第1連通路41とロッド側シリンダ室42を連通する連通路を形成してもよい。
この発明の成形装置を具体化した1実施形態を示す離型状態の断面図。 成形装置の型合わせ状態の断面図。 成形装置の成形完了状態を示す断面図。 この発明の成形装置の別の実施形態を示す離型状態の断面図。 この発明の成形装置の別の実施形態を示す離型状態の断面図。
符号の説明
K…キャビティ、11…ベッド、14,53,63…ピストン、15,54,66…ピストンロッド、16…下型ユニット、17a…上面、17c,18c,19a…貫通孔、20…押出ロッド、21…貯留室、22…上型ユニット、23a…下面、34,55,64…ピストン側シリンダ室、41,66a…第1連通路、41a,44a…一端開口、42,57,65…ロッド側シリンダ室、43…可撓配管、44…第2連通路、44a,44b…開口、51,61…吸気用シリンダ、58…分岐管、61…シリンダ。

Claims (4)

  1. ベッドに対し第1昇降機構を介して下型ユニットを昇降可能に装着するとともに、第2昇降機構により上型ユニットを昇降可能に装着し、前記下型ユニットに対し前記両型ユニットが型合わせされることにより形成される成形用のキャビティに連通する貫通孔を上下方向に貫通形成し、前記貫通孔に対し前記ベッドに上向きに装着された押出ロッドを挿入して、前記貫通孔と押出ロッドの上面とにより被成形材料の貯留室を形成し、前記上型ユニットを下降させて下型ユニットに型合わせした後に、両型ユニットを同時に下降させる工程により、前記貯留室の被成形材料を前記押出ロッドにより前記キャビティ内に押し出して製品を成形するように構成した成形装置において、
    前記上型ユニットの下降動作に機械的に連動して前記キャビティ内のエアを外部に排出するためのエア排出機構を設け、前記ベッドには前記第1昇降機構を構成する複数のシリンダが上向きに立設固定され、前記各シリンダのピストンロッドの上端部に前記下型ユニットが連結され、前記各シリンダのピストン側シリンダ室には両型ユニットの型締め力を付与する流体圧が付与されるように構成され、前記エア排出機構は、前記下型ユニットに形成された第1連通路と、上型ユニットに形成された第2連通路とを備え、前記第1連通路の一端は前記下型ユニットの上面に開口され、他端は前記シリンダのロッド側シリンダ室に可撓配管又はピストンロッドに形成された連通路により連通され、前記第2連通路の一端は、前記キャビティに開口され、他端は上型ユニットの下面に対し、前記第1連通路の一端開口と上下に対応するように開口され、前記上型ユニットが下型ユニットに型合わせされたとき、第1連通路と第2連通路が連通されるように構成したことを特徴とする成形装置。
  2. 請求項において、前記ベッドには吸気用シリンダが上向きに立設され、前記吸気用シリンダのピストン及びピストンロッドは常にはバネによって上方に付勢され、前記吸気用シリンダのロッド側シリンダ室は、前記可撓配管と分岐管により接続され、前記吸気用シリンダのピストンロッドは前記上型ユニットの下降動作により下方に移動されるように構成されていることを特徴とする成形装置。
  3. 請求項において、前記分岐管には開閉弁が設けられていることを特徴とする成形装置。
  4. ベッドに対し第1昇降機構を介して下型ユニットを昇降可能に装着するとともに、第2昇降機構により上型ユニットを昇降可能に装着し、前記下型ユニットに対し前記両型ユニットが型合わせされることにより形成される成形用のキャビティに連通する貫通孔を上下方向に貫通形成し、前記貫通孔に対し前記ベッドに上向きに装着された押出ロッドを挿入して、前記貫通孔と押出ロッドの上面とにより被成形材料の貯留室を形成し、前記上型ユニットを下降させて下型ユニットに型合わせした後に、両型ユニットを同時に下降させる工程により、前記貯留室の被成形材料を前記押出ロッドにより前記キャビティ内に押し出して製品を成形するように構成した成形装置において、
    前記上型ユニットの下降動作に機械的に連動して前記キャビティ内のエアを外部に排出するためのエア排出機構を設け、前記ベッドには吸気用シリンダが上向きに立設され、前記吸気用シリンダのピストンロッドは、上型ユニットの昇降動作に連動して昇降可能に前記上型ユニットに連結され、前記エア排出機構は、前記上型ユニット及びピストンロッドに、前記シリンダのロッド側シリンダ室とキャビティを連通する連通路形成したことを特徴とする成形装置。
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