JP5208728B2 - 機能性uv塗料、これを使用した建築資材及び該塗料の製造方法 - Google Patents

機能性uv塗料、これを使用した建築資材及び該塗料の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、機能性UV塗料の組成物に係り、さらに詳細には、UV硬化型塗料(UV curable paint)の構成成分のうち、添加剤、体質顔料(loading pigment)のうち選択された一種を植物乾燥粉末などに替えることにより、各種揮発性有機化合物(Volatile Organic Compound)を低減させてホルムアルデヒド(HCHO)を除去させ、環境親和的な塗料組成物(paint composition)を提供すると同時に、これを活用した建築材料(building material)から発生する有害化合物の放散量(amount of diss葉ation of hazardous compound)を最小化させることにより、人間住居に係る生活の質を向上させることのできるUV塗料、これを使用した建築材料及び前記塗料製造方法に関する。
室内の空気質に影響を及ぼす多様な汚染物質のうち、VOCs及びHCHOは、表1(室内で発生するVOCs物質とその影響)及び表2(ホルムアルデヒドの危害性)に示されているように、人間の呼吸器と循環器だけではなく、神経系にも影響を与え、末梢神経系の感覚能力を低下させ、発癌性及び毒性を内包しており、韓国、米国、日本、ヨーロッパなどで規制している。
現在までのところ、室内の空気質を改善するために、TiO(光触媒)、トルマリン(無機物)、陰イオン、ZnO−MnO(新物質)などを合成樹脂に混合して製造した塗料を利用するか、または住宅または商業用建物内の空調施設を設置し、室内の空気質を解決しているが、価格的な部分及び証明できていない効果によってその実効性が高くなかった。
また、経時的なVOCs及びHCHOの分解または吸着の効率が落ちるだけではなく、ほとんど無機物であるか、または合成物質であるので、化学的な反応には限界があった。
一方、自然から得られるポリフェノール系化合物、フラボノイド系化合物及びステロイド系化合物は、消臭作用、重金属とニコチンの解毒作用、抗癌効果、環境ホルモン抑剤、抗酸化作用、亜硝酸塩の分解作用、カテキン成分の殺菌など、多くの機能が知られており、現在、かような機能を有する飲料水、化粧品、各種食品の製造に使用している。
大韓民国公開特許第2002−46395号公報、同第2003−26710号公報、同第2003−72152号公報には、木粉、籾殻粉、わら粉のような天然素材を混合した塗料が開示されているが、前記特許文献は、塗料に立体的質感、遠赤外線の放射機能などを付与することを要旨とし、VOCs及びHCHOについては考慮をしていない。
また、前記塗料は、水性塗料に係り、本発明で適用しようとするUV硬化型塗料及び一般塗料とは、技術の適用や物質の構成が根本的に異なる。例えば、UV硬化型塗料の場合、接着剤成分がなく、紫外線により硬化されるものであるから、光開始剤が必須である一方、一般塗料の場合、接着剤成分が必須であり、紫外線開始剤が入っていない。
これと関連し、UV塗料で要求される条件は、第一に、塗料自体のVOCs及びHCHOを最小化せねばならず、第二に、塗装用途に適用するとき、作業性に異常があってはならず、第三に、塗膜物性に影響を与えてはならず、第四に、製造されたUV塗料を適用した製品のVOCsもまた除去しなければならないということである。
従って、前記の要求事項を充足させることのできる新しい機能性UV塗料の開発が要求されている。
前記問題点を解決するために、本発明が解決しようとする第一の技術的課題は、作業性及び塗膜物性に影響を与えずに、塗料自体及びこれを適用した製品のVOCs及びHCHO放散量を最小化させることのできる親環境的な機能性UV硬化型塗料を提供することである。
本発明が解決しようとする第二の技術的課題は、前記機能性UV硬化型塗料を使用した建築資材を提供することである。
本発明が解決しようとする第三の技術的課題は、前記機能性UV硬化型塗料を製造する方法を提供することである。
本発明は、前記第一の技術的課題を達成するために、機能性UV塗料であって、ポリフェノール系化合物、フラボノイド系化合物、ステロイド系化合物、またはそれらの混合物を含み、前記化合物の分子量が250ないし1,000であることを特徴とするUV塗料を提供する。
本発明の一具現例によれば、前記UV塗料で、前記フラボノイド系化合物またはポリフェノール系化合物がアントキサンチン、アントシアニン、カテキン、タンニン及びカフェインからなる群から選択された1以上の化合物であることが望ましい。
本発明の他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記ステロイド系化合物がコレステロール、サポニン、β−カロテンなどであることが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物またはステロイド系化合物が塗料全体重量に対し、0.01ないし2重量%含まれることが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記フラボノイド系化合物またはステロイド系化合物が、天然植物から得られることが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記天然植物がオーク、マングローブ、マホガニー、アカシア、柿の木、栗皮、桃、リンゴ、ブドウ、柿、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ジャスミン茶、武夷茶、鉄観音茶、峰露茶、劉備茶、酬仙茶、オゴ茶、白茶、青茶、抹茶、決明茶、タバコの葉などであることが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物またはステロイド系化合物は、天然植物から得られる形態が植物の乾燥粉末、植物の薄片、植物抽出物、または前記粉末の分散液などであることが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記植物の乾燥粉末または薄片が0.02ないし125μmのサイズを有することが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記植物の乾燥粉末または植物の薄片を塗料全体重量に対し、1ないし5重量%添加することが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記植物の乾燥粉末または植物の薄片を塗料全体重量に対し、1ないし2.5重量%添加することが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料で、前記植物抽出物、または前記粉末の分散液に使われる溶媒が水、アルコール、オイル及び樹脂などであることが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記UV塗料がドア、窓、椅子、机、床、壁紙、床張り、天井材、自動車内装、自動車外装、タンス、TV表面、冷蔵庫の表面、キムチ冷蔵庫の表面、白色家電の表面、押し入れ材及び床材のような基材の表面塗装用に使われることが望ましい。
本発明は、前記第二の技術的課題を達成するために、前記によるUV塗料で塗装されたことを特徴とする建築材料を提供する。
本発明は、前記第三の技術的課題を達成するために、乾燥植物を粉砕した後、0.02ないし125μmの粒径を有する微粉だけを選別する段階と、オリゴマーを含む塗料原料を十分に混合する段階と、前記混合された塗料原料に前記微粉を全体重量に対し、1ないし5重量%添加して分散させる段階とを含むUV塗料の製造方法を提供する。
本発明の一具現例によれば、前記製造方法で、前記微粉の代わりに植物の液状抽出物または前記微粉の分散液を前記塗料原料に添加することが可能である。
本発明の機能性UV塗料は、従来の一般的なUV塗料とは異なり、吸着力を有した天然化合物を含むことにより、塗料自体のVOCs及びHCHOを減少させるだけではなく、該UV塗料の使われた製品のVOCsも減少させることができる。
本明細書において、用語「ないし(乃至)」は、「以上以下」及び「〜」を意味する。
本発明の機能性UV塗料の組成物は、塗料自体のVOCs及びHCHOを減少させるだけではなく、該UV塗料が使われた製品のVOCsも減少させることができる。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明は、機能性UV塗料として、フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物、ステロイド系化合物またはそれらの混合物を含み、前記化合物の分子量が250ないし1,000であることを特徴とするUV塗料を提供する。
フラボノイド系化合物は、植物に広く分布する黄色系統の色素であり、ギリシャ語で黄色を意味するフラヴス(flavus)から由来し、フラボン(flavone)を基本構造として有する植物色素を称する。動物には比較的少なく、植物の葉、花、根、実、幹などに含まれている。
ポリフェノール系化合物は、渋味と苦味とがする特定植物に分布する化学物質であり、ベンゼンのような芳香族化合物に−OH基が一つ以上ついている化合物であり、これについての作用として、抗菌、抗炎、皮膚鎮静、コレステロール低下及び抗アレルギーのよういな薬理機能が周知である。
ステロイド系化合物は、ステロイド核を有する化合物であり、一般的にホルモンなどが多いが、置換基によって多様な構造を有することができ、植物に存在するものも多数ある。
かような化合物のうち、本発明に使用するのに適したものとしては、分子量250ないし1,000を有する化合物であり、分子量が250未満である場合には、揮発性が増大して望ましくなく、分子量が1,000以上である場合には、オリゴマーを形成して添加される材料の粘度を高めたり、または有機物質に対する吸着力を相対的に低下させる。
本発明で使われうるフラボノイド系化合物、またはポリフェノール系化合物として特別に限定されるものではないが、アントキサンチン、アントシアニン、カテキン、タンニンなどが望ましく、特に望ましくは、カテキンまたはタンニンである。
カテキンは、立体構造によって下記化学式1の(−)−カテキン、及び下記化学式2の(+)−カテキンの構造を有し、前記構造を基本にした多くの誘導体が周知である。
また、カテキンは、さまざまな薬理効果を有すると周知されている機能性化合物である。
そして、本発明に使われうるステロイド系化合物としては、特別に限定されるものではないが、コレステロール、サポニンなどが望ましく、特に望ましくは、サポニンである。
サポニンは、ステロイド核(アグリコン)に糖類のついている構造であり、例えば、下記化学式3及び4で表示される構造を有することができる。糖の種類としては、D−グルコース、D−ガラクトース、L−アラビノース、D−ラムノースなどを例に挙げることができる。
前記前記フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物またはステロイド系化合物は、塗料全体重量に対し、0.01ないし2重量%含まれることが望ましい。0.01重量%未満である場合には、VOCなどを吸着する効果を期待し難く、2重量%を超える場合には、添加量対応効果の増加が微小でであり、前記化合物の固有色により、それ以上添加した塗料の使用時に、製品の色相が変わってしまう。
本発明に使われる前記フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物またはステロイド系化合物が、天然植物から得られることが望ましい。かような植物としては、前記化合物を含む植物ならば特別に限定されるものではないが、オーク、マングローブ、マホガニー、アカシア、柿の木、栗皮、桃、リンゴ、ブドウ、柿、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ジャスミン茶、武夷茶、鉄観音茶、峰露茶、劉備茶、酬仙茶、オゴ茶、白茶、青茶、抹茶、決明茶、タバコの葉などであることが望ましい。そして、前記フラボノイド系化合物ポリフェノール系化合物またはステロイド系化合物は、天然植物から得られる形態が特別に限定されるものではないが、植物の乾燥粉末、植物の薄片、植物抽出物、または前記粉末の分散液などであることが望ましい。
本発明のUV塗料に適用される植物の一つである緑茶を例にして、具体的に説明することとする。
緑茶の主要成分としては、カテキン(10〜18%)、その他のフラボノイド(0.6〜0.7%)、カフェイン(2〜4%)、多糖類(0.6%)、ビタミンC(150〜250mg%)、ビタミンE(25〜70mg%)、B−カロテン(13〜29mg%)、γ−アミノブチル酸(GABA)(100〜200mg%)、サポニン、フッ素(90〜350ppm)、亜鉛(35〜75ppm)、セレン(1.0〜1.8ppm)があり、緑茶の成分のうち最も多く占める成分であるカテキンは、化学構造上、水酸基(−OH)を多く有しており、VOCsと容易に結合して安定化を取ることができる。かような性質として、体内活性酸素を除去する抗酸化作用や、ビタミンと共に脂肪の酸化を促進する機能があり、ポリフェノール基のオルソ−、パラ−の部分にHCHOを化学的に吸着する機能がある。ポリフェノール基で起こるほとんどの反応は発熱反応であり、一度化学的に結合されれば、強い結合力を有することとなる。従って、化学反応の起きた物質の再放出は起こらない。サポニンは、ステアリン、アルコール、フェノールなどと結合し、難解成分子化合物を形成する作用がある。人体内で各種有機化合物と反応作用する原理と同一に、緑茶粉末は、VOCs及びHCHOを捕獲(catching)する役割を有している。
本発明で、前記緑茶を使用して製造した緑茶または緑茶薄片の抽出物は、緑茶または緑茶薄片を水、アルコールのような有機溶媒を使用して抽出した液状抽出物であり、総揮発性有機化合物(TVOC:Total Volatile Organic Compound)は、ISO 6000−3、ISO 6000−6で称しているGC/MS分析時に、ヘキサンからヘキサデカンまでの間に出てくる揮発性有機化合物をすべて称する。
一方、本発明で、前記植物の乾燥粉末または薄片のサイズは、0.02ないし125μmであることが望ましい。サイズが0.02μm未満である場合には、粉塵による塗料との混合及び配合に困難さがあり、125μmを超える場合には、塗料と混合時に、均一な分散に困難さがある。そして、前記植物の乾燥粉末または植物の薄片の含有量は、塗料全体重量に対し、1ないし5重量%であることが望ましく、さらに望ましくは、1ないし2.5重量%である。前記含有量が1重量%未満である場合には、前記粉末に含まれた有効成分量が少なくて所定の効果を期待し難く、前記含有量が5重量%を超える場合には、含有量対応効果の増加量が微小であり、特に前記粉末固有の色によリ、塗料の色相を低下させることがある。
本発明で、前記植物抽出物、または前記粉末の分散液に使われる溶媒は、有機物の抽出に使われる一般的な溶媒がいずれも使われうるが、環境水道水、蒸溜水、超純水を含んだ水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロピルアルコール、ヘキサノールのようなアルコール類;亜麻仁油、ウッドオイル、油のような乾性油のオイル類;アクリル系、エポキシ系、ウレタン系、エステル系、シリカ系、メラミン系、フェノール系、尿素系のような樹脂類などが望ましい。
本発明のUV塗料は、その用途が特別に限定されるものではないが、ドア、窓、椅子、机、床、壁紙、床張り、天井材、押し入れ材及び床材のような家具、建築物、建築資材、自動車内装材及び外装材、TV表面、冷蔵庫表面、キムチ冷蔵庫表面、白色家電などの基材の表面塗装用に使われることが望ましい。
また本発明は、前記UV塗料で塗装された建築材料を提供する。前記UV塗料で塗装された建築材料は、特別に限定されるものではないが、天井材、押し入れ材、床材などを例に挙げることができ、特に望ましくは、床用オンドル床、床張り、タイルである。
本発明によるところの、緑茶成分を含有するUV硬化型塗料は、密閉された室内空間や地下空間の空気質を改善するための建築用塗料として使われることはもとより、天井材、床材、壁材などの製品の塗装に使用することにより、VOCs及びHCHOを最小化させる効果を得ることができる。
以下、本発明によるUV塗料の製造方法を、各工程に沿ってさらに具体的に説明する。
前記本発明のUV硬化型塗料を製造する方法は、乾燥植物を粉砕した後、0.02ないし125μmの粒径を有する微粉だけを選別する段階と、オリゴマーを含む塗料原料を十分に混合する段階と、前記混合された塗料原料に前記微粉を全体重量に対し、1ないし5重量%添加して分散させる段階とを含む。図1は、本発明の一具現例によるところの植物乾燥粉末または植物薄片粉末を含有するUV塗料の製造工程図であり、前記製造工程は、第一段階の微細粉末加工、第二段階の塗料原料の混合、第三段階の配合、第四段階の調整、第五段階の検査順からなる。
前記第一段階の微細粉末加工工程では、粉砕機を利用し、強い回転力で緑茶葉や緑茶幹の粒子を粉砕する。粉砕が完了すれば、粉砕機から吐出された空気と粉砕された粒子とを送風機の風を利用して粒度の違いによって分離し、このうちから0.02ないし125μmサイズの粒度を有する微粉だけを選別して利用する。
そして、前記方法で、前記微粉の代わりに、植物の液状抽出物または前記微粉の分散液を前記塗料原料に添加することも可能である。前記粉末自体を塗料原料組成物に添加でき、またこの粉末を有機溶媒で抽出した後、この液状抽出物を塗料原料に添加するか、または前記粉末を溶媒に溶解させるか、または分散させた液体を塗料原料に添加できる。
前記第二段階の原料混合工程は、UV硬化型塗料の主原料であるオリゴマーとモノマーとを混合し、緑茶粉末を配合する前に十分にかき混ぜる工程である。
一般的に使われるUV塗料には、無溶剤系UV塗料と溶剤系UV塗料とがあり、主要構成成分は、表3(一般的な溶剤系UV塗料及び無溶剤系UV塗料)の通りである。
前記UV塗料で、添加剤は、機能性製品開発時に添加される物質であり、レベリング剤、消泡剤、重合禁止剤、分散剤、沈殿防止剤などがあり、例えば、フッ素樹脂を添加する場合、耐汚染性が増大し、特殊シリコン成分を添加する場合、高硬度になり、麦飯石を添加する場合、遠赤外線が放出される。
このように、添加剤として植物乾燥粉末または薄片粉末を使用する場合、VOCsが減少し、HCHOを捕獲する機能性塗料となる。また、体質顔料であるタルクやCaCOの代わりに、植物乾燥粉末または植物薄片粉末を使用する場合、UV塗料に植物乾燥粉末含有量を増大させられてVOCsが減少し、HCHO除去効果の増大をもたらす。
前記第三段階の配合工程は、主成分であるオリゴマー、モノマー、光開始剤、そして副成分である消泡剤、体質顔料、添加剤を混合して配合する段階であり、十分に準備された植物乾燥粉末または植物薄片粉末を体質顔料や添加剤の代わりに添加し、完全に分散させる。
既使用のUV塗料の作業性を維持させるための粘度及び塗料の色を変化させない範囲内での植物乾燥粉末または植物薄片粉末の配合比は、5重量%以内で添加する。前記重量より多くは10重量%まで配合することが可能であるが、その場合、製品の基本色を喪失し、植物色の着色効果が現れるために望ましくない。
UV塗料の分散そして製品への適用時に塗膜形成及び形にに影響を与えないために、植物乾燥粉末または植物薄片粉末の粒子サイズは、125μm、望ましくは、100μm以下でなければならない。粒子サイズが125μm以上である場合、植物乾燥粉末が固まる現象と沈殿現象とが発生し、製品への適用時に均一な食物乾燥粉末の塗布が容易ではないだけではなく、作業性においても困難となる。
UV塗料への添加混合時、分散度を高めるために、植物乾燥粉末または植物薄片粉末を乾性油(亜麻仁油、ウッドオイル、ペリラ油)、水、アルコール類(メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロピルアルコール、ヘキサノールなど)、合成樹脂(アクリル類、エポキシ類、ウレタン類、エステル類など)に溶解または分散させた後、オリゴマーに混合して使用できる。
前記第四段階の調整工程は、UV塗料の使用用途によリ、粘度や光沢を調整せねばならない場合に必要な工程である。
前記第五段階の検査工程は、UV塗料が規定された規格に合っているか否かを判定、標準化し、製品に対する試験を行う工程であり、これを経て、最終的に本発明による緑茶成分を含有するUV塗料が作られる。
実施例
UV硬化剤塗料の製造
実施例1
緑茶を粉砕機を利用して強い回転力で粉砕し、送風機の風により分離された粉末のうち、0.02ないし125μmサイズの粒度を有する微粉だけを選別した。次に、塗料原料を十分に混合した後、下記表4のような配合比を有する塗料原料に緑茶粉末を添加して分散させてUV塗料を製造した。下記表4で、ウレタンアクリレート及びエポキシアクリレートであるオリゴマー(60wt%)、スチレン系のモノマーまたはジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを含んだアクリレート系モノマー(25wt%)、二以上の官能基を有する光開始剤(4wt%)、添加剤、(1wt%)、体質顔料(8wt%)を使用した。前記UV塗料は、AULEX 893FK−HVであり、No 050404緑茶2wt%使用した塗料を準備して実験した。
実施例2
体質顔料を7重量%、緑茶粉末を2.5重量%使用したことを除いては、実施例1と同じ方法でUV塗料を製造した。
実施例3
体質顔料を7重量%、緑茶粉末を3重量%使用したことを除いては、実施例1と同じ方法でUV塗料を製造した。
実施例4
体質顔料を5重量%、緑茶粉末を5重量%使用したことを除いては、実施例1と同じ方法でUV塗料を製造した。
比較例1
前記緑茶粉末を全く添加せず、体質顔料だけ10重量%使用したことを除いては、実施例1と同じ方法で製造した。
比較例2
緑茶粉末を0.1重量%、体質顔料を9.9重量使用したことを除いては、実施例1と同じ方法で製造した。
比較例3
緑茶粉末を9重量%、体質顔料を1重量%使用したことを除いては、実施例1と同じ方法で製造した。
比較例4
緑茶粉末の代わりに、体質顔料5wt%、神仙草粉末を5wt%使用したことを除いては、実施例1と同じ方法でUV塗料を製造した。
比較例5
緑茶粉末の代わりに、体質顔料5wt%、ケール(kale)5wt%(AULEX 893FK−HV GD560072)粉末を混合して使用したことを除いては、実施例1と同じ方法でUV塗料を製造した。
試験例
UV塗料のTVOC濃度及び放散速度の測定
16.5cmx16.5cmのガラス上に前記実施例1ないし4及び比較例1ないし5で製造されたUV塗料を6.32cm×6.32cmの面積に1.2g塗布し、212mj/cmのUVランプに10m/minの線速度で照射した後、小チャンバと放散セル法(Flec)とを利用してUV塗料自体のTVOCの放散量と放散速度とを測定した。測定結果を下記表5に表した。
UV塗料の使われた建築材料のTVOC放散速度の測定
建築材料として使われているLG化学で生産している床材(樹木園オンドル床)に適用し、その表面に前記実施例1ないし4及び比較例1ないし5で製造されたUV塗料を塗装した後、小チャンバを介して建築材料に塗装適用した後、TVOCの放散速度を測定した。測定結果を下記表6に表した。
前記表5に示されているように、実施例の場合に、UV塗料自体のTVOC濃度及び放散速度において、比較例1の約1/3レベルに過ぎず、緑茶粉末の代わりに神仙草粉末やケールを添加した比較例4、5の場合、むしろTVOC濃度及び放散速度が増大した。また、比較例2、3の場合に、実施例に比べてTVOC濃度及び放散速度が増大し、前記実施例の濃度範囲が最も適した濃度範囲であるということが分かった。従って、本発明に適用される天然植物から得られる化合物のTVOC低減効果が優秀であるということを確認することができる。また、前記表6に示されているように、本発明のUV塗料は、建築材料に適用した後にも、TVOC放散速度を低下させるということを確認することができる。従って、従来の建築資材とは異なり、実質的な有害物質遮断の効果を得ることができると判断される。
UV塗料の使われた建築材料の外観評価
前記TVOC放散速度測定に使われた建築材料の床材(樹木園オンドル床)の外観を評価した。
図2Aないし図2Cに示されているように、実施例1(図2B)の場合には、比較例1(図2A)と同じ製品表面の状態を維持しているが、比較例3(図2C)の場合は、緑茶による微色が発生し、外観上の傷と欠陥とが発生するということを確認した。
UV塗料の使われた建築材料の耐水変色性の評価
前記TVOC放散速度の測定に使われた建築材料の床材(樹木園オンドル床)の耐水変色性を評価した。試片を100(L)×50(W)になるように切った後、25℃になる常温水に試片を3cmの深さに浸した。1日、3日、5日、7日持続して観察し、一般に販売されている既存オンドル床に比べた新しく開発された製品の変色性のいかんを判別した。Hunter LabのLabscan XE装備を利用し、可視光領域での明度差を比較した結果、図3Dに示されているように、実施例1、2及び比較例1の場合には、明度が類似しているが、緑茶含有量が5%超過である比較例3(緑茶含有量9重量%)から差が発生するということが分かった。
そして、図3Aないし図3Cに示されているように、実施例1(図3B)の場合には、比較例1(図3B)と同じ水準の耐水変色性を示したが、比較例3(図3C)の場合には、深緑色に変化するということを確認することができた。
本発明を図面に示した実施形態を用いて説明したが、これらは例示的なものに過ぎず、本技術分野の当業者ならば、本発明の範囲および趣旨から逸脱しない範囲で多様な変更および変形が可能であるということを理解することができるであろう。従って、本発明の技術的範囲は、説明された実施形態によって定められず、特許請求の範囲により定められねばならない。
本発明の機能性UV塗料の組成物は、塗料自体のVOCs及びHCHOを減少させるだけではなく、このUV塗料の使われた製品のVOCsも減少させることができる。
本発明の一具現例によるところの、植物乾燥粉末または植物薄片粉末を含有するUV塗料の製造工程図である。 UV塗料の使われた建築資材の外観評価結果を表した写真である。 UV塗料の使われた建築資材の外観評価結果を表した写真である。 UV塗料の使われた建築資材の外観評価結果を表した写真である。 UV塗料の使われた建築資材の耐水変色性の評価結果を表した写真である。 UV塗料の使われた建築資材の耐水変色性の評価結果を表した写真である。 UV塗料の使われた建築資材の耐水変色性の評価結果を表した写真である。 UV塗料でコーティングされた建築資材の明度を示すグラフである。

Claims (9)

  1. UV硬化型塗料であって、
    フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物、ステロイド系化合物、またはそれらの混合物と、体質顔料とを含んでなり、
    前記フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物、またはステロイド系化合物の分子量が250〜1,000であり、
    前記フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物、またはステロイド系化合物が、乾燥緑茶の粉末又は薄片の形態で使用されてなり、
    前記乾燥緑茶の粉末又は薄片が、前記UV硬化型塗料全体重量に対し、1重量%〜5重量%の量である、UV硬化型塗料。
  2. 前記フラボノイド系化合物またはポリフェノール系化合物が、アントキサンチン、アントシアニン、カテキン、タンニン及びカフェインからなる群から選択された一種以上の化合物である、請求項1に記載のUV硬化型塗料。
  3. 前記ステロイド系化合物が、コレステロール、サポニン及びβ−カロテンからなる群から選択された一種以上の化合物である、請求項1に記載のUV硬化型塗料。
  4. 前記フラボノイド系化合物、ポリフェノール系化合物、またはステロイド系化合物が、前記UV硬化型塗料全体重量に対して、0.01重量%〜2重量%の量で含まれてなる、請求項1に記載のUV硬化型塗料。
  5. 前記フラボノイド系化合物またはステロイド系化合物が、天然植物から得られることを特徴とする、請求項1に記載のUV硬化型塗料。
  6. 前記乾燥緑茶の粉末又は薄片が、0.02μm〜125μmのサイズを有するものである、請求項1に記載のUV硬化型塗料。
  7. 前記乾燥緑茶の粉末又は薄片が、前記UV硬化型塗料全体重量に対して、1重量%〜2.5重量%の量で添加されてなる、請求項1に記載のUV硬化型塗料。
  8. 前記塗料が、ドア、窓、椅子、机、床、壁紙、床張り、天井材、押し入れ材及び床材からなる群から選択される一種以上の基材の表面塗装用に使用されてなる、請求項1〜7の何れか一項に記載のUV硬化型塗料。
  9. 請求項1〜7の何れか一項に記載のUV硬化型塗料で塗装されてなる、建築材料。
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