JP5208607B2 - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用済みの内視鏡を洗浄し消毒する内視鏡洗浄消毒装置に関するものである。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
特に医療分野の内視鏡は、検査及び治療を目的として体腔内に挿入して使用されるものであるため、使用済みの内視鏡を洗浄消毒することが必要である。この使用済みの内視鏡を洗浄消毒するときに、内視鏡洗浄消毒装置が使用される場合がある。その場合、内視鏡は、内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽内にセットされ、洗浄、消毒、濯ぎ及び水切りがされる。内視鏡は、内部に送気送水チャンネル、鉗子チャンネルなど複数の内部管路を有している。これら内部管路内にも、十分に洗浄液及び消毒液を通過させ、これら内部管路も確実に洗浄及び消毒などされる必要がある。
従来、例えば特開2006−230709号公報等の内視鏡洗浄消毒装置では、内視鏡管路に対して洗浄機に内蔵しているポンプやコンプレッサなどにより、水、洗浄液、消毒液などの処理液、または空気を送っている。
従来の内視鏡洗浄消毒装置では、消毒液は、一般的には、所定の薬液ボトル内に貯留された濃縮液と活性剤とを希釈タンク内にて水で調合する方式で生成される。
従来の消毒液生成方式としては、例えば、薬液供給管路に薬液ボトルから薬液供給管路を介して、自重にて薬液ボトル内の消毒液を希釈タンク内に供給する方式がある。また、薬液供給管路に弁を設けて、薬液ボトル内に貯留された数回分の濃縮液を使用毎に供給する方式も提案されている。
(従来構成例1)
図14に示すように、従来の第1の構成例は、液体供給元容器501と、液体供給先容器502と、液体供給制御手段としてのポンプ503が設けられ、液体供給元容器501からの消毒液を液体供給先容器に送液する液体供給管路504と、液体供給元容器501と液体供給先容器502の内部気体が移動を行うための管路となっている気体移動管路505と、水位検出手段としての水位検出センサ506とを備えて構成される。
(従来構成例2)
図15に示すように、従来の第2の構成例は、液体供給元容器501と、液体供給先容器502と、液体供給制御手段としての電磁弁507が設けられ、液体供給元容器501からの消毒液を自重にて液体供給先容器502の送液する液体供給管路504と、液体供給元容器501と液体供給先容器502の内部気体の移動を行うための管路となっている気体移動管路505と、水位検出手段としての水位検出センサ506とを備えて構成される。
(従来構成例3)
図16に示すように、従来の第3の構成例は、濃縮液を貯留している第1の液体供給元容器501aと、活性液を貯留している第2の液体供給元容器501bと、液体供給先容器502と、液体供給制御手段としての電磁弁507a、507bが設けられ、第1の液体供給元容器501a及び第2の液体供給元容器501bからの消毒液及びを自重にて液体供給先容器502の送液する液体供給管路504a、504bと、第1の液体供給元容器501a及び第2の液体供給元容器501bと液体供給先容器502の内部気体の移動を行うための管路となっている気体移動管路505と、水位検出手段としての水位検出センサ506とを備えて構成される。
この第3の構成例では、図17に示すように、まず、電磁弁507bを閉じると共に、電磁弁507aを開放し、第1の液体供給元容器501a内の消毒液を液体供給先容器502に供給する。このとき気体移動管路505を介して、第1の液体供給元容器501aと第2の液体供給元容器501bの内圧は液体供給先容器502の内圧に調整される。
次に、図18に示すように、電磁弁507aを閉じると共に、電磁弁507bを開放し、第2の液体供給元容器501b内の消毒液を液体供給先容器502に供給する。このときも気体移動管路505を介して、第1の液体供給元容器501aと第2の液体供給元容器501bの内圧は液体供給先容器502の内圧に調整される。なお、水位検出センサ506により液体供給先容器502内の液量が検出される。
特開2006−230709号公報
しかしながら、使用毎に薬液ボトルから送液を行う場合、必ず薬液ボトルに吸気が必要となり、かつ供給先の容器(希釈タンク)が閉空間の場合には供給先の容器(希釈タンク)の排気が必要となると共に、例えば消毒液が揮発性の薬液の場合では、長期間保管されると薬液ボトルが膨張するため、薬液ボトルの内圧を所定の圧力に保つために供給元の容器(薬液ボトル)の排気が必要となる。また、濃縮液と活性剤の吸気管路と排気管路とを一緒に構成すると、濃縮液が活性剤の蒸気により劣化が促進されるといった問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、内視鏡を消毒するための消毒液を安定的に生成及び供給することのできる内視鏡洗浄消毒装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様の内視鏡洗浄消毒装置は、
容器内に存在している液体を別の容器に供給する液体供給装置を有する内視鏡洗浄消毒装置において、
液体を供給する元となる少なくとも1つの容器である液体供給元容器と、
液体を供給する先となる少なくとも1つの容器である液体供給先容器と、
前記液体供給元容器と前記液体供給先容器とを連結する液体を供給するための少なくとも1つの液体供給管路と、
前記液体供給管路の途中に設けられた液体供給を制御することのできる液体供給制御手段と、
前記液体供給元容器と前記液体供給先容器とを連結する少なくとも1つの管路であり、前記液体供給先容器内及び前記液体供給元容器内の気体の移動が行われるための管路となっている気体移動管路と、
前記液体供給元容器または前記液体供給先容器に設けられ、液体の水位を検知するための水位検出手段と、
前記供給元容器または供給先容器と連結し、前記供給元容器内及び供給先容器内の圧力を大気圧に調整するエアー抜き管路と、
前記水位検出手段の検出結果に基づき、少なくとも前記液体供給管路及び前記気体移動管路内での、流体移動を制御する制御手段と、
を備えて構成される。
本発明によれば、内視鏡を消毒するための消毒液を安定的に生成及び供給することができるという効果がある。
以下、本発明の実施例の詳細について述べる。
図1ないし図5は本発明の実施例1に係わり、図1は内視鏡洗浄消毒装置を示す概観図、図2は図1の内視鏡自動洗浄消毒装置の内部構成を示す構成図、図3は図2の内視鏡自動洗浄消毒装置の変形例1の内部構成を示す構成図、図4は図2の内視鏡自動洗浄消毒装置の変形例2の内部構成を示す構成図、図5は図2の内視鏡自動洗浄消毒装置の変形例3の内部構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施例の内視鏡洗浄消毒装置1は、使用済みの内視鏡90を洗浄し消毒するための装置であり、装置本体2と、その上部に、例えば図示しない蝶番を介して開閉自在に接続された蓋体であるトップカバー3とにより、主要部が構成されている。
装置本体2の上面の略中央部に、内視鏡90を収納するための洗浄消毒槽4が設けられている。洗浄消毒槽4内に内視鏡90をセットし、トップカバー3を閉じて所定の操作を行うことにより、流体である洗浄液等の液体を用いて内視鏡90の洗浄と消毒が自動的に行われる。
洗浄消毒槽4内には、内視鏡90の外表面を洗浄及び消毒するために洗剤を供給する洗剤ノズル22、消毒液を供給する消毒ノズル23、循環液を供給する給水循環ノズル24が設けられている。さらに、洗浄消毒槽4内には、液体を循環させるために洗浄消毒槽4内の液体を回収する循環口56と、洗浄消毒槽4内の液体を排水するための排水口55も設けられている。
また、図1に示すように、装置本体2の上面の、例えば操作者が近接する前面側の右寄り部に、装置本体2の洗浄,消毒動作スタートスイッチ、及び洗浄,消毒モード選択スイッチ等の設定スイッチ類が配設され、表示装置を有する操作パネル25が設けられている。装置本体2の上面の前面側の左寄り部に、内視鏡90に設けられたIDタグ等の識別信号発信器からの識別信号を受信する無線ID送受信ユニット26が内蔵されている。識別信号は、例えば、内視鏡90の種類を示すコード信号等である。
また、装置本体2の上面であって、操作者が近接する前面とは反対側に、装置本体2に水道水を供給するための、水道栓に接続されたホースが接続される給水ホース接続口31が配設されている。尚、給水ホース接続口31には、水道水を濾過するフィルタが配設されていてもよい。
さらに、洗浄消毒槽4内には、内視鏡90の内部の内視鏡管路である各チャンネル内を洗浄し消毒するために、内視鏡90の各チャンネルの開口部とそれぞれ接続チューブを介して接続される、接続手段である吸引管路用コネクタ32、送気送水管路用コネクタ33と、鉗子起上パイプ用コネクタ34と、漏水検知口用コネクタ35が設けられている。また、これらコネクタ32,33,34は、接続チューブが接続されると連通し、接続チューブが接続されていないときは閉塞される機構を有している。さらに、洗浄消毒槽4内には、洗浄消毒槽4内の液体の水位を検出するための水位センサ36が設けられている。
内視鏡90は、一般に挿入部91の先端から被検体の表面を撮像するだけでなく、内視鏡90の種類によっては、内視鏡90の挿入部91の先端部に送気及び送水を行ったり、吸引を行ったり、鉗子等の処置具を挿通したりするための内部の内視鏡管路である各種チャンネルを複数有している。他にも、挿入部91の先端において突出する方向を変更するために鉗子起上用の内部管路であるチャンネル等も、内視鏡90は有している場合がある。
従って、内視鏡90の各チャンネル内を洗浄し消毒するために、洗浄消毒槽4内に内視鏡90をセットするときに、各接続チューブの一端は、内視鏡90の各チャンネルの開口部に接続され、他端は、洗浄消毒槽4内の吸引管路用コネクタ32、送気送水管路用コネクタ33、鉗子起上パイプ用コネクタ34等の接続手段に接続される。具体的な例としては、1つの接続チューブ(吸引チャンネル接続用チューブ)の一端は、内視鏡100の鉗子口93に接続され、その接続チューブの他端は、洗浄消毒槽4内の吸引管路用コネクタ32に接続される。他の接続チューブ(送気送水チャンネル接続用チューブ)の一端は、内視鏡90の送気送水チャンネルの送気送水シリンダ92a,92bに接続され、その接続チューブの他端は、洗浄消毒槽4内の送気送水管路用コネクタ33に接続される。別の接続チューブ(鉗子起上チャンネル接続用チューブ)の一端は、内視鏡90の鉗子起上チャンネルの鉗子起上口94に接続され、その接続チューブの他端は、洗浄消毒槽4内の鉗子起上パイプ用コネクタ34に接続される。さらに別の接続チューブ(漏水検知用接続用チューブ)の一端は、内視鏡90の漏水検知口(図示せず)に接続され、その接続チューブの他端は、洗浄消毒槽4内の漏水検知口用コネクタ35に接続される。
なお、1台の内視鏡洗浄消毒装置1で、複数の内視鏡90を洗浄し消毒することができるようにするために、内部のチャンネルに接続される吸引管路用コネクタ32等のコネクタを、それぞれ複数設けてもよい。
本実施例の内視鏡洗浄消毒装置1は、図2に示すように、濃縮液を貯留している第1の液体供給元容器101aと、活性液を貯留している第2の液体供給元容器101bと、液体供給先容器102と、液体供給制御手段としての電磁弁107a、107bが設けられ、第1の液体供給元容器101a及び第2の液体供給元容器101bからの消毒液及び活性液を自重にて液体供給先容器102に送液する液体供給管路104a、104bと、第1の液体供給元容器101a及び第2の液体供給元容器101bと液体供給先容器102の内部気体の移動を行うための管路となっている気体移動管路105と、水位検出手段としての水位検出センサ106と、を備えて構成される。
気体移動管路105には、第1の液体供給元容器101aに第2の液体供給元容器101bからの気体の流入を制御するための逆止弁110と、第1の液体供給元容器101aの内圧を大気圧に制御するための逆止弁111が設けられている。
さらに、内視鏡洗浄消毒装置1では、液体供給先容器102は、希釈タンク120とポンプ121を介して、送液管路122を介して接続され、ポンプ121により液体供給先容器102にて濃縮液及び活性液より生成された消毒液が希釈タンク120に供給されるようになっている。
希釈タンク120は、電磁弁124を介して、水を供給する希釈管路125を備えている。また、希釈タンク120は、液体供給先容器102と内部気体の移動を行うための管路となっている気体移動管路126と、水位検出手段としての水位検出センサ127と、希釈タンク120の内圧を大気圧に保つためのガスフィルタ128を備えたエアー抜き管路129と、希釈タンク120内の水により希釈された消毒液を洗浄消毒槽4に供給するためのポンプ130が設けられた消毒槽供給管路131と、を備えている。
なお、水位検出センサ106、127は、制御ユニット300に接続されており、制御ユニット300は水位検出センサ106、127の検知結果に基づき、ポンプ121、電磁弁124等を制御するように構成されている。
(変形例1)
本実施例の変形例1では、図3に示すように、液体供給先容器102が電磁弁135を有する管路136を介して、内部の消毒液を自重にて希釈タンク120に供給する構成となっている。
(変形例2)
本実施例の変形例2では、図4に示すように、希釈タンク120を必要としない場合の構成例となっている。この場合、消毒槽供給管路131には逆止弁138が設けられている。
(変形例3)
本実施例の変形例3では、図5に示すように、濃縮液を貯留している第1の液体供給元容器101aと、活性液を貯留している第2の液体供給元容器101bと、液体供給先容器102と、液体供給制御手段としてのポンプ157a、157bが設けられ、第1の液体供給元容器101a及び第2の液体供給元容器101bからの消毒液及び活性液をポンプ157a、157bにて液体供給先容器102に送液する液体供給管路104a、104bと、第1の液体供給元容器101a及び第2の液体供給元容器101bと液体供給先容器102の内部気体の移動を行うための管路となっている気体移動管路105と、液体供給先容器102に設けられた水位検出手段としての水位検出センサ106とを備えて構成される。この場合、液体供給管路104a、104bには逆止弁159a、159bが設けられている。
気体移動管路105には、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101b及び液体供給先容器102との気体の流入を制御するための逆止弁110と、第1の液体供給元容器101aの内圧を大気圧に制御するための逆止弁111が設けられている。
この変形例3は、コンプレッサ161から液体供給先容器102内の内圧を、3方弁162及びガスフィルタ128を備えたエアー抜き管路129を介して加圧し、このエアー抜き管路129により、第1の液体供給元容器101a及び第2の液体供給元容器101bからの液体供給先容器102の送液を制御するようになっている。
このように構成された、本実施例(変形例1〜3を含む)では、エアー抜き管路129を設けているので、液体供給元容器での吸気ができ、かつ液体供給先容器(希釈タンク)が閉空間で場合でも液体供給先容器(希釈タンク)の排気が可能となると共に、例えば消毒液が揮発性の薬液の場合では、長期間保管されると液体供給元容器が膨張しても、液体供給元容器の内圧を所定の圧力に保つための排気ができ、さらに濃縮液と活性剤の吸気管路と排気管路とを一緒に構成しても、濃縮液が活性剤の蒸気により劣化を抑えることができ、消毒液を安定的に生成することができる。
ところで、液体供給元容器内の液体を液体供給先容器に供給する場合、上述したように、従来は、ポンプによる送液方法や、液体供給元容器内を加圧することによる送液方法が用いられていた。
この場合、液体供給先容器に設けられた水位検出センサにて供給量を検知し、その後、例えばポンプを停止、または加圧を停止し、液体供給元容器内の圧力を開放して送液を停止する等の制御がとられていたが、これらの制御では停止後の瞬時の送液を止める事ができず、少量の液体が流れてしまい、精度の高い供給が要求される場合には、その供給の精度に悪影響を及ぼす虞れがあり、さらにポンプ送液の場合には、サイフォン現象により、液体が流れ続けたり、逆流すると行った課題がある。
図6ないし図13は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置に係わり、図6は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第1の図、図7は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第2の図、図8は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第3の図、図9は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第4の図、図10は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第5の図、図11は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第6の図、図12は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第7の図、図14は液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第8の図である。
従来の内視鏡洗浄消毒装置について説明する。図6に示すように、第1のケースとして、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bが液体供給先容器102の上部に配置されている構成では、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bからポンプ200,201を用いて、液体を液体供給先容器102に供給する場合、通常は破線に示す流れによりポンプ200,201を介して液体が液体供給先容器102に供給されるが、ポンプ200,201を停止しても、サイフォン現象にて2点破線に示しように、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bから液体供給先容器102への液体の流出が継続する。
また、図7に示すように、第2のケースとして、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bが液体供給先容器102の下部に配置されている構成では、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bからポンプ200,201を用いて、液体を液体供給先容器102に供給する場合、通常は破線に示す流れによりポンプ200,201を介して液体が液体供給先容器102に供給されるが、ポンプ200,201を停止した場合、サイフォン現象にて2点破線に示しように、液体供給先容器102から第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bへ液体の流出が発生する。
そこで、図8及び図9に示すように、第1及び第2のケースに対しては、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bから液体供給先容器102への管路に逆止弁220、221をそれぞれ設けることにより、図10に示すように、逆止弁220、221のクラッキング圧により、液体の流出の時間が、第1タイミングラグ時間から第2タイミングラグ時間に短縮でき、液体の流出の継続及びサイフォン現象の発生を抑制することが可能となる。
また、図11に示すように、第3のケースとして、コンプレッサ180及び加圧タンク181を用いて加圧により第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bからの液体を液体供給先容器102に供給する場合、従来は、3方弁252,253をそれぞれの管路に設けていたが、上述したように、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bの、液体供給先容器102に対する配置により、液体の流出の継続及びサイフォン現象が発生する。
そこで、このような第3のケースの場合には、図12に示すように、3方弁182,183の次段の、第1の液体供給元容器101aと第2の液体供給元容器101bから液体供給先容器102への管路に3方弁252,253をそれぞれ設けることにより、図13に示すように、3方弁252,253のクラッキング圧により、液体の流出の時間が、第1タイミングラグ時間から第2タイミングラグ時間に短縮でき、液体の流出の継続及びサイフォン現象の発生を抑制することが可能となる。
[付記]
(付記項1)容器内に存在している液体を別の容器に供給する液体供給装置を有する内視鏡洗浄消毒装置において、
液体を供給する元となる少なくとも1つの容器である供給元容器と、
液体を供給する先となる少なくとも1つの容器である液体供給先容器と、
前記液体供給元容器と前記液体供給先容器とを連結する液体を供給するための少なくとも1つの液体供給管路と、
前記液体供給元容器内の液体を、前記液体供給管路を介して前記液体供給先容器へ液体を供給する液体供給手段と、
前記液体供給管路の途中に設けられ、前記液体供給手段の送液圧力より低く大気圧よりも充分高い圧力が順方向に加わることで弁が開く構造となっている圧力制御弁と、
を備えることを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
(付記項2)前記圧力制御弁は逆止効果を持つことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施例1に係る内視鏡洗浄消毒装置を示す概観図 図1の内視鏡自動洗浄消毒装置の内部構成を示す構成図 図2の内視鏡自動洗浄消毒装置の変形例1の内部構成を示す構成図 図2の内視鏡自動洗浄消毒装置の変形例2の内部構成を示す構成図 図2の内視鏡自動洗浄消毒装置の変形例3の内部構成を示す構成図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第1の図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第2の図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第3の図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第4の図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第5の図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第6の図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第7の図 液体供給先容器への精度の高い供給及びサイフォン現象を防止することのできる内視鏡洗浄消毒装置を説明する第8の図 従来の内視鏡自動洗浄消毒装置の内部構成を示す第1の図 従来の内視鏡自動洗浄消毒装置の内部構成を示す第2の図 従来の内視鏡自動洗浄消毒装置の内部構成を示す第3の図 従来の内視鏡自動洗浄消毒装置の内部構成を示す第4の図 従来の内視鏡自動洗浄消毒装置の内部構成を示す第5の図
符号の説明
1…内視鏡自動洗浄消毒装置
2…装置本体
4…洗浄消毒槽
24…給水循環ノズル
25…操作パネル
26…無線ID送受信ユニット
32…管路コネクタ
100…内視鏡
101a、101b…液体供給元容器
102…液体供給先容器
104a、104b…液体供給管路
105…気体移動管路
106、127…水位検出センサ
107a、107b、123…電磁弁
110、111…逆止弁
120…希釈タンク
121、130…ポンプ
122…送液管路
128…ガスフィルタ
129…消毒槽供給管路
131…消毒槽供給管路

Claims (5)

  1. 容器内に存在している液体を別の容器に供給する液体供給装置を有する内視鏡洗浄消毒装置において、
    液体を供給する元となる少なくとも1つの容器である液体供給元容器と、
    液体を供給する先となる少なくとも1つの容器である液体供給先容器と、
    前記液体供給元容器と前記液体供給先容器とを連結する液体を供給するための少なくとも1つの液体供給管路と、
    前記液体供給管路の途中に設けられた液体供給を制御することのできる液体供給制御手段と、
    前記液体供給元容器と前記液体供給先容器とを連結する少なくとも1つの管路であり、前記液体供給先容器内及び前記液体供給元容器内の気体の移動が行われるための管路となっている気体移動管路と、
    前記液体供給元容器または前記液体供給先容器に設けられ、液体の水位を検知するための水位検出手段と、
    前記供給元容器または供給先容器と連結し、前記供給元容器内及び供給先容器内の圧力を大気圧に調整するエアー抜き管路と、
    前記水位検出手段の検出結果に基づき、少なくとも前記液体供給管路及び前記気体移動管路内での、流体移動を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
  2. 前記水位検出手段は、液体の前記エアー抜き管路への溢れを検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の内規鏡洗浄消毒装置。
  3. 少なくとも1つの前記液体供給元容器へ前記液体供給管路からの逆流を防止するために、少なくとも1つの前記液体供給元容器と接続された前記気体移動管路の途中に設けられた逆止弁と、
    前記少なくとも1つの液体供給元容器と大気とを直接連結する吸気管路と、
    前記吸気管路から大気への流出を防止するための、前記吸気管路の途中に設けられた逆止弁と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の内規鏡洗浄消毒装置。
  4. 前記液体供給元容器に貯留された液体が消毒液の濃縮剤及び活性剤である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  5. 前記エアー抜き管路はガスフィルタを介して大気に接続されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
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