JP5207846B2 - 映像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、入力された映像信号を処理する映像処理装置およびその制御方法に関する。
従来、デジタルカメラなどの画像出力装置と、テレビ等の表示装置をデジタルインターフェイスで接続して画像を表示する方法が知られている。また、近年では、テレビ等の表示装置のデジタルインタフェースとしてHDMI(High Definition Multimedia Interface)が採用されるようになっている。HDMIは、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)方式により映像や音声のデータを伝送している。また、HDMIは、映像、音声データ等のデータ以外にも、接続されている機器を制御するための信号をCEC(Consumer Electronics Control)方式により、伝送可能としている。
近年、HDMI等のデジタルインタフェースは、そのバージョンアップ等により、高ビットのデータ送信が可能となっている。また、デジタルカメラ等の映像出力装置においても性能向上により、1画像あたりのデータ量は日々増加している。
また、デジタルインタフェースから入力される映像データが静止画の場合には、映像データを動画時と比較して、高ビットで量子化し、長い時間間隔で画面を生成する表示装置が提案されている(特許文献1参照)。この手法によれば、表示装置における転送レートを高くすることなく、高ビットの表示データを転送可能となる。(特許文献1参照)
特開2002−162951号公報
しかしながら上述した従来の技術では、HDMIのようなデジタルインタフェースから入力される映像データは、静止画データであっても動画像と同じフォーマットで転送されていた。つまり、画像出力装置側に蓄積されている静止画データが大容量データで構成される高画質な静止画データであったとしても、動画転送時のフォーマットに合わせてフォーマット変換する必要があった。そのため、画像出力装置では原画像よりも劣化した画像が出力されてしまうという課題があった。
具体的には、デジタルカメラ等の性能の向上により静止画データは数千万ピクセルのデータとして蓄積されているものの、表示装置の制限等により、ハイビジョン信号に適合するようなデータ転送フォーマットで送出している。つまり、画像出力装置は、蓄積している静止画像を縮小して表示装置に転送を行う必要があり、原画像そのもののデータを送出することができない。したがって、ユーザは、高画質な原画像そのものを見ることができなかった。
さらに表示装置側においても、動画像を表示する場合と同じ画像処理で静止画像に対して処理を行うため、原画像を受信して処理できないという課題があった。
そこで、本発明は、静止画時に画像劣化を極力抑える処理を可能とする映像処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る映像処理装置は、
入力画像に対して画像処理を行う映像処理装置であって、
外部装置より画像信号を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像信号が、静止画像の画像信号か動画像の画像信号かを判断する判断手段と、
前記画像信号を処理する少なくとも一つの画像信号処理手段と、
前記画像信号処理手段により処理された画像信号を出力する信号出力手段と、
前記外部装置との間で制御信号を通信する通信制御手段と、
前記判断手段による判断結果が動画像である場合には、前記入力手段、前記画像信号処理手段および前記信号出力手段を並行して稼働させるとともに、入力された画像信号が静止画像である場合には、前記入力手段、前記画像信号処理手段および前記信号出力手段を一つずつ順番に稼働させるように、各手段の稼働と停止を制御する制御手段と、
を備える。
また、本発明に係る映像処理装置の制御方法は、
入力画像に対して画像処理を行う映像処理装置が実行する映像処理装置の制御方法であって、
外部装置より画像信号を入力する入力ステップと、
入力された画像信号が、静止画像の画像信号か動画像の画像信号かを判断する判断ステップと、
入力された画像信号を処理する少なくとも1つの画像信号処理ステップと、
画像信号処理された画像信号を出力する出力ステップと、
を含んでおり、
前記判断ステップにおける判断結果が動画像である場合には、前記入力ステップ、前記画像信号処理ステップおよび前記出力ステップを並行して実行するとともに、
前記判断ステップにおける判断結果が静止画像である場合には、前記入力ステップ、前記画像信号処理ステップおよび前記出力ステップを、1つずつ順番に実行する。
本発明によれば、静止画時に画像劣化を極力抑える処理が可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る画像表示装置は、画像入力部、複数の画像信号処理部および信号出力部を有しており、入力画像が動画像である場合には、各フレームについての画像処理を各処理部が並行して行うことで高速に画像処理を行う。一方、入力画像が静止画像である場合には、各フレームについて、各処理部が1つずつ順次処理を行うことで、より高ビットな画像信号を処理可能としている。つまり、本実施形態に係る画像表示装置は、高画質な静止画像の入力を受け付け、表示することが可能となる。
以下、本実施形態に係る画像表示装置について、以下の順序で説明する。
1.全体の機能構成
2.動画/静止画のモード切替処理(概略)
3.動画処理モードでの処理
4.静止画処理モードでの処理
5.動画処理モードと静止画処理モードの比較
6.静止画処理モードにおいて要求するデータフォーマットの決定方法
7.処理モード切替の判断方法
〈1.全体構成〉
図1は、画像出力装置111に接続された表示装置101の構成を示している。以下では、表示装置101の各処理部について説明する。
HDMIレシーバ102は、信号線113を通してレコーダやデジタルカメラ等の画像出力装置111から動画や静止画等の映像信号と音声信号を受信する。
信号線113は、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)と呼ばれている伝送方式により映像、音声信号を伝送している。信号線113より入力された映像信号は、HDMIレシーバ102にて受信され、画像データ転送用バス127を介して画像データとしてメモリ109に格納される。また、信号線114は、制御信号を伝送するための信号線であり、HDMIにおいては、CEC(Consumer Electronics Control)と呼ばれているものである。
また、制御データ転送用バス116、118〜126は、制御部110が、各処理部を制御する信号を転送するためのバスである。画像データ転送用バス127〜131は、画像データを各処理部とメモリ109間で転送するためのバスである。
また、信号線133は、静止画/動画の判断をするために、HDMIレシーバ102から静止画/動画判断部108へ入力画像データを転送するための信号線である。
画像処理部(画像信号処理部)103〜105は、HDMIレシーバ102が受信した映像信号を表示部115に出力するために必要なフォーマット変換及び高画質化信号処理を行うための信号処理部である。これらの各処理部は、複数フレームからの情報を用いた処理や、異なるタイミングで入出力を行うために、処理部毎にフレームメモリを必要とする。本形態に係る表示装置101の画像処理部は、3つの画像処理部からなっているが、画像処理部の数はこれに限定されるものではない。
出力処理部(信号出力部)107は、画像処理部103〜105で処理された画像をメモリ109から読み出し、映像信号伝送線132を経由して表示部115へ出力する。
静止画/動画判断部108は、画像出力装置111から信号線113を介してHDMIレシーバ102に入力されている映像信号を、信号線133を経由して取得・解析することで、動画か静止画かを判断する。この動画/静止画の判断方法の詳細については、後述する。
制御部110は、HDMIレシーバ102、画像処理部103〜105、出力処理部107の稼動と停止を制御する。制御部110は、静止画/動画判断部108の判断結果が動画であった場合には、HDMIレシーバ102、画像処理部103〜105、出力処理部107を同時に(並行して)動作させる。一方、制御部110は、静止画/動画判断部108の判断結果が静止画であった場合には、これらの処理部を排他的に(1つずつ順番に)動作させる。
通信制御部117は、信号線114を介して画像出力装置111との通信を行う。静止画/動画判断部108の判断結果が静止画であった場合には、判断結果が動画の場合よりも高ビットの画像データを画像出力装置111に対して要求する。高ビットの画像データとは、色情報のビット数(以降、ビット深度と記載する)の多い画像や、解像度の大きい画像を示す。
なお、本実施形態では表示部115を備える表示装置101を例に説明しているが、本発明は、別装置として設けられた表示部に対して、画像処理を施した映像信号を出力する
映像処理装置として実現しても良い。
〈2.動画/静止画処理モードの切替の概要〉
図2は、図1に示した表示装置101の各信号処理モードへの移行動作を示したフローチャートである。外部機器の接続を検出すると、接続された機器が静止画を出力する際に出力可能なデータフォーマットの問い合わせを行い、静止画時に要求するデータを決定する(S201)。要求するデータを決定する方法については、後ほど詳細に説明する。
表示装置101は、信号線113より入力されている映像を解析することで静止画/動画判断部108が、現在入力されている映像信号が、静止画か動画の判断を行う(S202)。この判断方法についても、後ほど説明する。
静止画/動画判断部108の判定結果が静止画である場合(S203がYES)、映像信号処理モードを高画質の画像を表示できる処理モードである静止画モードに移行する(S204)。静止画/動画判断部108の判定結果が、動画である場合(S203がNO)、映像信号処理モードを通常の画像処理を行う動画モードに移行する(S205)。
〈3.動画処理モードにおける処理〉
図3は、映像信号処理モードが動画モードである場合における、表示装置101の動作を示したフローチャートである。
映像信号処理モードが動画モード移行後、制御部110が、HDMIレシーバ102、画像処理部103、画像処理部104、画像処理部105、出力処理部107を稼動する(S301)。
信号線113より入力された映像データの1フレーム目の画像をHDMIレシーバ102で処理中には、画像処理部103、画像処理部104、画像処理部105、出力処理部107では、処理を実施しない(S302)。
信号線113より入力された映像データの2フレーム目の画像をHDMIレシーバ102で処理中には、画像処理部103は、1フレーム目の画像を処理し、画像処理部104、画像処理部105、出力処理部107では、処理を実施しない(S303)。
信号線113より入力された映像データの3フレーム目の画像をHDMIレシーバ102で処理中には、画像処理部103が2フレーム目の画像を処理し、画像処理部104が1フレーム目の画像を処理する。画像処理部105、出力処理部107は、処理を実施しない(S304)。
信号線113より入力された映像データの4フレーム目の画像をHDMIレシーバ102で処理中には、画像処理部103は3フレーム目の画像を処理し、画像処理部104は2フレーム目の画像を処理し、画像処理部105は1フレーム目の画像を処理する。出力処理部107では、処理を実施しない(S305)。
信号線113より入力された映像データの5フレーム目の画像をHDMIレシーバ102で処理中には、画像処理部103は、4フレーム目の画像を処理し、画像処理部104は、3フレーム目の画像を処理し、画像処理部105は、2フレーム目の画像を処理し、出力処理部107は、1フレーム目の画像を処理する(S306)。
信号線113より入力された映像データの6フレーム目の画像をHDMIレシーバ102で処理中には、画像処理部103は、5フレーム目の画像を処理し、画像処理部104
は、4フレーム目の画像を処理し、画像処理部105は、3フレーム目の画像を処理し、出力処理部107は、2フレーム目の画像を処理する(S307)。
このように、各処理部は、信号線113から入力される画像データに対して並行して処理を実行する。
図4は、図1に示した表示装置101の映像信号処理モードが動画モード時の、1フレームの画像を表示部115に表示する間に、各処理部とメモリ109間で転送される画像データを示している。動画モード時は、1フレームを出力処理部107より表示部115
に表示する処理と並行して、HDMIレシーバ102、画像処理部103、画像処理部104、画像処理部105の各処理処理部とメモリ109の間で、画像データの転送が発生する。つまり、各処理部においてメモリ109との間のデータ転送帯域を共有する必要があり、1フレームあたりの画像データのデータ容量は、バスのデータ転送帯域よりも小さいものとなる。
〈4.静止画処理モードにおける処理〉
図5は、映像信号処理モードが静止画モードである場合における、表示装置101の動作を示したフローチャートである。
静止画モード開始時、通信制御部117が信号線114を経由して、画像出力装置111に高ビットの画像データを要求する(S501)。画像出力装置111は、要求された高ビットデータの画像フォーマットの画像を、信号線113を経由して表示装置101に送信する(S502)。
表示装置101では、制御部110が、HDMIレシーバ102を稼動させ、画像処理部103〜105、出力処理部107を停止することで、HDMIレシーバ102以外の処理部のメモリ109へのアクセスが停止される(S503)。そして、HDMIレシーバ102以外の処理部が使用していた各処理部とメモリ109との画像転送用のデータ転送帯域を、HDMIレシーバ102とメモリ109との画像データ転送用のバス127に割り当てる。これにより、信号線113より入力された高ビットの画像データを、HDMIレシーバ102が、バス127を経由してメモリ109に格納する(S504)ことが可能になる。
HDMIレシーバ102が、1フレーム分の画像をメモリ109に格納完了(S504)後、制御部110が、画像処理部103を稼動させ、HDMIレシーバ102、画像処理部104、画像処理部105、出力処理部107を停止する。つまり、画像処理部103以外の処理部のメモリ109へのアクセスを停止する(S505)。そして、画像処理部103以外の処理部が使用していた各処理部とメモリ109との画像転送用のデータ転送帯域を、画像処理部103とメモリ109との画像データ転送用のバス128に割り当てる。これにより、HDMIレシーバ102によってメモリ109に格納された高ビットの画像データを、画像処理部103がバス128を経由して画像処理する(S506)ことが可能になる。
画像処理部103が、1フレーム分の画像を画像処理しメモリ109に格納完了(S506)後、制御部110が、画像処理部104を稼動させ、HDMIレシーバ102、画像処理部103、画像処理部105、出力処理部107を停止する。つまり、画像処理部104以外の処理部のメモリ109へのアクセスを停止する(S507)。画像処理部104以外の処理部が使用していた各処理部とメモリ109との画像転送用のデータ転送帯域を、画像処理部104とメモリ109との画像データ転送用のバス129に割り当てる。これにより、画像処理部103によってメモリ109に格納された高ビットの画像デー
タを、画像処理部104がバス129を経由して画像処理する(S508)ことが可能になる。
画像処理部104が、1フレーム分の画像を画像処理しメモリ109に格納完了(S508)後、制御部110が、画像処理部105を稼動させ、HDMIレシーバ102、画像処理部103、画像処理部104、出力処理部107を停止する。つまり、画像処理部105以外の処理部のメモリ109へのアクセスを停止する(S509)。画像処理部105以外の処理部が使用していた各処理部とメモリ109との画像転送用のデータ転送帯域を、画像処理部105とメモリ109との画像データ転送用のバス130に割り当てる。これにより、画像処理部104によってメモリ109に格納された高ビットの画像データを、画像処理部105がバス130を経由して画像処理する(S510)ことが可能になる。
画像処理部105が、1フレーム分の画像を画像処理しメモリ109に格納完了(S510)後、制御部110が、出力処理部107を稼動し、HDMIレシーバ102、画像処理部103〜105を停止する。つまり、出力処理部107以外の処理部のメモリ109へのアクセスを停止する(S511)。出力処理部107以外の処理部が使用していた各処理部とメモリ109との画像転送用のデータ転送帯域を、出力処理部107とメモリ109との画像データ転送用のバス131に割り当てる。これにより、画像処理部105によってメモリ109に格納された高ビットの画像データを、出力処理部107がバス131を経由してメモリ109より読み出し表示部115へ送信する(S512)ことが可能になる。
このように、静止画モード時には、表示装置101の各処理部は、同時にメモリ109へのアクセス動作を行わない為、動画モード時と比較して、各処理部とメモリ109の間で、高ビットの画像データ転送が可能となる。静止画モード時のメモリ109と各処理部間との画像データの通信は、図6のようになる。
図6(A)は、HDMIレシーバ102が、画像出力装置111より入力されるN番目のフレーム画像を受信しメモリ109に格納を行っており、その他の各処理部が停止している状態である。このとき、HDMIレシーバ102以外の各処理部と、メモリ109との間で画像データの転送は行われない。
図6(B)は、画像処理部103が、HDMIレシーバ102によりメモリ109に格納されたN番目のフレーム画像の画像処理を行っており、その他の各処理部が停止している状態を示した図である。このとき、画像処理部103以外の各処理部と、メモリ109との間で画像データの転送は行われない。
図6(C)は、画像処理部104が、画像処理部103によりメモリ109に格納されたN番目のフレーム画像の画像処理を行い、その他の各処理部が停止している状態を示した図である。このとき、画像処理部104以外の各処理部と、メモリ109との間で画像データの転送は行われない。
図6(D)は、画像処理部105が、画像処理部104によりメモリ109に格納されたN番目のフレーム画像の画像処理を行っており、その他の各処理部が停止している状態を示した図である。このとき、画像処理部105以外の各処理部と、メモリ109との間で画像データの転送は行われない。
図6(E)は、出力処理部107が、画像処理部105によりメモリ109に格納されたN番目のフレーム画像をメモリ109より読み出して表示部115へ出力を行っており
、その他の各処理部が停止している状態を示した図である。このとき、出力処理部107以外の各処理部と、メモリ109との間で画像データの転送は行われない。
〈5.動画処理モードと静止画処理モードの比較〉
・データ転送量
動画処理モード時は、HDMIレシーバ102、画像処理部103、画像処理部104、画像処理部105、出力処理部107の各処理部とメモリ109との間で、1/60秒間に1画像分の画像データの転送を行い、必要な処理を実施する。また、動画処理モード時は、水平サイズ2200、垂直サイズ1125の、RGB各色8ビットの画像を処理可能であるとする。この場合、1画像のデータサイズは、7.4Mバイトである。よって動画処理モード時に、1/60秒間にメモリ109とHDMIレシーバ102、画像処理部103〜105、出力処理部107の各処理部とメモリ109の間でそれぞれ7.4Mバイトの画像データが転送されることになる。また、HDMIレシーバ102は、メモリ109へ画像データの格納のみ、画像処理部103〜105それぞれは、メモリ109へ画像データの格納と読出し、出力処理部107は、メモリ109から画像データの読出しのみを実施する。したがって、転送される画像サイズの合計は、1画像のデータサイズの8倍の、59.2Mバイトとなる。
静止画モード時は、図6を用いて説明したように、1/60秒間に一つの処理部とメモリ109での画像データの転送が発生する。よって、静止画モード時には、動画モード時の8倍のデータ量の画像データを転送可能となる。つまり静止画モード時には、1画像のサイズが59.2Mバイト以下の画像を各処理部とメモリ109の間で転送可能となる。具体的には、RGB各色8ビットで59Mピクセルの画像や、RGB各色12ビットで、39Mピクセルの画像を転送可能となる。
・メモリ使用方法
続いて、メモリ109の使用方法について説明する。
動画モード時には、HDMIレシーバ102、画像処理部103〜105、出力処理部107の各処理部とメモリ109の間で画像データの転送が同時に発生する。そのため、メモリ109は、図7で示す通り、各処理部用にメモリ領域を確保する必要がある。各メモリ領域の説明は、後述する。
一方、静止画モード時のメモリ使用方法は、図8に示すように、メモリ109とデータ転送を行っている稼働中の処理部用のメモリ領域のみを確保する。そのため、全体のメモリ領域を増やすことなく、各処理部が使用できるメモリ領域を増やすことができる。
以下では、動画モード時と、静止画モード時のメモリの使用方法について詳細に説明する。
図7は、動画処理モード時のメモリ109の使用例である。以下、各メモリ領域について説明する。メモリ領域701は、信号線113から入力されHDMIレシーバ102によって受信された画像を格納するためのメモリ領域である。画像処理部103用メモリ領域702は、画像処理部103が、HDMIレシーバ用メモリ領域701から読み出した画像を、画像処理した結果を格納するためのメモリ領域である。画像処理部104用メモリ領域703は、画像処理部104が、画像処理部103用メモリ領域702から読み出した画像を、画像処理した結果を格納するためのメモリ領域である。画像処理部105用メモリ領域704は、画像処理部104用メモリ領域703から読み出した画像を、画像処理して格納するためのメモリ領域である。出力処理部107は、画像処理部105用メモリ領域704より読み出した画像を表示部115へ出力する。
以上のように、動画モード時には、各処理部が平行してメモリ109との間でデータ転送を行うため、図7に示すように、各処理部用のメモリ領域を確保する必要がある。
図8は、静止画処理モード時のメモリ109の使用例である。図8(A)は、HDMIレシーバ102が、信号線113より入力される画像をメモリ109に格納する際のメモリ109の使用例である。HDMIレシーバ102は、HDMIレシーバ用メモリ領域801に画像を格納する。画像処理部103は、HDMIレシーバ用メモリ領域801から読み出した画像データに画像処理を施し、画像処理部103用のメモリ領域802に格納する。画像処理部103が、画像処理を終了すると、図8(B)のように、HDMIレシーバ102用メモリ領域801を画像処理部104用メモリ領域803とする。画像処理部104は、画像処理部103用メモリ領域802から読み出した画像データに画像処理を施し、画像処理部104用メモリ領域803に格納する。画像処理部104が、画像処理を終了すると、図8(C)のように、画像処理部103用メモリ領域802を画像処理部105用メモリ領域804とする。画像処理部105は、画像処理部104用メモリ領域803から読み出した画像データの画像処理を施し、画像処理部105用メモリ領域804に格納する。出力処理部107は、画像処理部105用メモリ領域604から読み出した画像を表示部115へ出力する。
以上のように、静止画モード時は、各処理部で使用するメモリ領域を共有することで、画像処理用のメモリ領域の全体サイズを増やす事無く、高ビットの画像データを処理可能としている。
ここで、各処理部で処理する画像フォーマットが同じであるとして、動画処理モード時に水平サイズ2200、垂直サイズ1125の、RGB各色8ビットの信号を処理可能であり、各処理部で必要とするメモリ領域が1画像分である場合を考える。この場合、メモリ領域701〜704でそれぞれで、7.4Mバイトの領域が必要となる。
一方、静止画モードの場合には、図8に示すように、各処理部のメモリ領域は、静止画時の2倍のメモリ領域を確保することができる。画像サイズのバイト数では、14.8Mバイト以下の画像を処理可能となる。具体的には、RGB各色8ビットで14.8Mピクセルの画像や、RGB各色12ビットで、9.8Mピクセルの画像を転送可能となる。つまり、静止画モード時には、動画モード時と同じメモリ領域を使用して、2倍のデータ量の画像データを処理できるメモリ領域を確保することができる。
・処理可能な画像データ量の比較
以上のように、図6を使用して説明した通り、静止画モード時は、動画モード時と比較して、8倍のデータ量の画像データを転送可能である。また、図8を使用して説明した通り、静止画モード時は、動画モード時と比較して、2倍のデータ量の画像データを処理御可能なメモリ領域を確保可能となる。よって、静止画モード時は、動画モード時と比較して2倍のデータ量の画像データを処理可能となる。
〈6.静止画像モードにおけるデータフォーマットの決定方法〉
以下では、静止画像モードにおいて、表示装置101が外部機器に対して要求するデータの決定処理(図2のステップS201)の詳細について説明する。
図9は、映像信号処理モードが、静止画モード時に、表示装置101から画像出力装置111に高ビットデータ要求する際の、要求する画像データのフォーマットを決定する処理を示したフローチャートである。
表示装置101は、画像出力装置111が送出可能な静止画像の画像フォーマットを、信号線114を介して画像出力装置111に問い合わせる(S901)。画像出力装置111は、送出可能な画像フォーマットを表示装置101に送信する(S902)。図10は、画像出力装置111が、静止画象出力時に出力できるフォーマットの例を示したものである。図10に示すように、画像出力装置111は、静止画出力時に複数のフォーマットにより映像信号を出力可能となっている。なお、動画時は、水平サイズ1920、垂直サイズ1080、カラーフォーマットYCbCr4:2:2、ビット深度8ビットの画像フォーマットで出力しているものとする。
静止画モード時は、水平サイズや垂直サイズの画素数を多くすることで、多くの画素データにより静止画像用の画像処理を実施でき、高画質を実現しすることが可能となる。例えば、図10の例では、水平サイズ3008・垂直サイズ2000や水平サイズ2560・垂直サイズ1600のように、画像サイズの拡張を行っている。
また、ビット深度を増やすことで、多くの色情報から画像処理を実施でき、高画質を実現することが可能となる。例えば、図10の例では、動画時は8ビットであるビット深度を10ビット〜14ビットに拡張している。
また、表示装置101に最適なカラーフォーマットで送出することで、不必要なフォーマット変換を行う必要が無くなり、フォーマット変換による画質劣化を防止することも可能となる。図10の例では、動画時はYCbCr4:2:2であるカラーフォーマットを、YCbCr4:4:4やRGB等の複数のカラーフォーマットへの拡張を行っている。
表示装置101は、静止画モードに処理できる画像フォーマットと、画像出力装置111から送られた図10の画像フォーマットの比較を行い受信可能なフォーマットがあるかの判定を行う(S903)。図11は、表示装置101が静止画モード時に処理できる画像フォーマットの例を示している。表示装置101は、静止画モード時に図11に示すような複数のフォーマットに応じた画像処理を行う。なお、表示装置101は、動画モード時は、水平サイズ1920・垂直サイズ1080、カラーフォーマットYCbCr4:2:2、ビット深度8ビットの画像フォーマットの映像信号を受信し、画像処理を行っている。
表示部115の表示サイズは、水平サイズ1920・垂直サイズ1080、カラーフォーマットRGB、ビット深度8ビットである。しかし、表示サイズ以上の画素数の画像から表示部115へ出力する画像を生成することで、高画質な画像を生成することが可能となる。例えば、図11の例では、水平サイズ1920・垂直サイズ1440や水平サイズ2560・垂直サイズ1600のように、拡張を行っている。
また、ビット深度に関しても、表示部115にて表示可能なビット深度以上の色情報を持つ画像から表示部115へ出力する画像を生成することで、高画質な画像を生成することが可能となる。例えば、図11の例では、動画時は8ビットであるビット深度を10ビット〜14ビットに拡張を行っている。
また、本実施例では、図10、図11で示している画像フォーマットに関する情報は、解像度、ビット深度、カラーフォーマットであるが、表示装置101、画像出力装置111にて保有する画像に関する情報これに限定されない。例えば、ガンマ特性や、sRGB、AdobeRGB,xvYCC等の色空間等の情報を指定することも可能である。逆に、図10、図11で示している情報全ての情報を持たなくてもよい。
受信可能なフォーマットがあるなしの判定の結果、受信可能フォーマットがない場合(
S904がNO)は、表示装置101の表示モードが、静止画モードに移行した場合でも、高ビットデータを要求しない。静止画モード時に、表示装置101が受信可能なフォーマットがある場合(S904がYES)で、かつ、受信可能フォーマットが一つしかない場合は(S905がNO)、静止画モード時に要求する画像データのフォーマットをそのフォーマットに決定する。画像出力装置111の送出可能な静止画のフォーマットが図10に示すものであり、静止画モード時の表示装置101の受信可能な画像フォーマットが図11に示すものの場合には、表示装置101が受信可能フォーマットは図12の1201〜1203となる。受信可能フォーマットが複数ある場合(S905がYES)、解像度とビット深度が最高の数値のものを選択する。ただし、受信可能フォーマットが図12で示すように、ビット深度の最高値をもっている画像フォーマットと、解像度の最高値を持っている画像フォーマットが異なる場合、図13に示すような、解像度を優先するか、ビット深度を優先するかのテーブルを参照する(S906)。このテーブルの設定と、受信可能フォーマットにより、映像信号処理モードが静止画モード時に、表示装置101が、画像出力装置111に要求する画像フォーマットを決定する(S907)。
図13に示すテーブルは、図示しない初期設定等の設定用のユーザインターフェースによってユーザが選択することができる。また、ユーザが設定を行わない場合は、デフォルトとして、ビット深度を優先する設定を保持している。
図13のように解像度を優先する設定になっている場合は、映像信号処理モードが、静止画モード時に、表示装置101が画像出力装置に要求する画像フォーマットは、図12の1003となる。また、ビット深度と解像度の最高値を持つものが複数有り、カラーフォーマットのみが異なる場合は、RGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2の順で要求する画像フォーマットを決定する。ただし、本実施形態では、カラーフォーマットを選択する優先度をRGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2の順としたが、カラーフォーマットを選択する優先順は、これに限定されない。
〈7.処理モード切替の判断方法〉
以下では、静止画/動画判断部108における、静止画/動画判断処理(図2のステップS202)について詳細に説明する。
静止画/動画判断部108は、図14に示すように、信号線113より入力される画像データを所定数のフレームにわたって比較することで、静止画/動画の判断を行う。1フレーム目と2フレーム目の画像データを比較(1401)し、画像データが同じであれば、2フレーム目と3フレーム目の画像データを比較(1402)する。このように、1401〜1429の比較を行った結果、30枚のフレームの間、同一の画像データが連続すれる場合は、入力されている画像信号が静止画像であると判断する。一方、画像データの比較の結果、画像データが異なれば動画だと判断し、異なる画像と判定したフレームから、再び比較処理を実施する。
また、画像データの比較は、全画素を比較することで行っても良いが、処理の簡素化のために以下のような方法を採用する。すなわち、図15のように画像データ1501に対して、領域1502、1503、1504、...のように特定の一部の領域のみの画像データの比較を行う。また、領域1510は、比較する画像領域を拡大した図である。比較する領域のサイズは、高さ5dot、幅5dotとする。比較する画像のフレーム数、比較する画像のデータ領域の個数、比較する画像のデータ領域のサイズは、本実施形態で示す数に限定されない。
また、画像出力装置111において、機器操作用のメニュー画面等を表示中や、動画像であるが動作の少ないシーン等において、静止画/動画判断部108において、静止画像
と判断する場合がある。この場合、画像出力装置111は、表示装置101からの高ビット画像要求を受信しても通常の動画フォーマットで画像の送出を行う。表示装置101、静止画時のフォーマットで信号が入力されないため、映像信号処理モードは、静止画モードへ移行しない。
〈本実施形態の作用/効果〉
このように、この実施形態では、HDMIより入力されている映像信号の、静止画/動画の判断を行い、静止画と判断された場合に、各画像処理部が排他的に逐次稼働するように制御する。そして、高ビットの画像を処理できる処理モード(静止画モード)に切り替えを行い、同時に、高ビットの画像出力を画像出力装置に要求する。この時、画像出力装置は複数の高画質画像送出モードを定義したテーブルを持ち、表示装置も複数の高画質画像受信モードを定義したテーブルを持つ。表示装置では、画像出力装置のテーブルと表示装置のテーブルのマッチングをとった結果に基いて、画像出力装置に高画質画像を要求することで、画像出力装置から原画像により近いビット数の画像データを受信することができる。すわなち、静止画時に画像劣化を極力抑えた処理を実現し、高画質な画像の表示が可能となる。
(第2の実施形態)
図16は、画像出力装置111に接続された本発明の第2の実施形態に係る表示装置1601の概略構成を示している。第1の実施形態との相違は、画像合成部1602、画像データ転送用バス1603、制御データ転送用バス1604が備わっている点である。そして、静止画モードにおいては、画像出力装置111に対して画像データを複数に分割して送信するよう指示し、画像合成部1602が分割画像を合成して原画像を作成する。ここで、静止画像の分割画像は、第1の実施形態と同様に高ビットの画像データとして画像出力装置111から表示装置1601に入力される。このように本実施形態では、分割画像を高ビットで送信することで、原画像の画質劣化を抑制する。
HDMIレシーバ102は、画像出力装置111から送られてきた分割画像を、画像データ転送用バス127を介して、メモリ109に格納する。画像合成部1602は、HDMIレシーバ102によってメモリ109に格納された分割画像を、画像転送用バス128を介して取得し、合成する。画像合成部1602が合成した画像は、画像転送用バス128を経由してメモリ109に格納される。
また、静止画/動画判断部108は、画像出力装置111から信号線114により通知される、「信号線113に入力されている映像信号が、動画または静止画」を示す情報により、現在入力されている映像信号が動画か静止画かを判断する。
図17は、本実施形態に係る表示装置1601の静止画モード時の処理を示すフローチャートである。映像信号処理モードが静止画モードへ移行すると、表示装置1601の制御部110は、HDMIレシーバ102を起動し、画像合成部1602、画像処理部103、画像処理部104、画像処理部105、出力処理部107を停止する(S1701)。画像出力装置111が、N分割して送出した画像データをメモリ109に書き込む(S1702〜S1706)。全ての画像データをメモリ109に書き込み完了していない場合(S1703がNO)、画像出力装置にi番目の画像データを要求する(S1704)
図18は、画像出力装置111が、画像データを分割して送る例を示している。図18は、水平サイズが3840、垂直サイズが2160の解像度の画像を4分割した例を示す。全体サイズ1802は、原画像の残帯のサイズを示している。位置1803は、分割した画像の分割位置(左上頂点の位置)を(X座標、Y座標)で示している。X座標、Y座
標について図19で説明する。水平サイズ1804は、分割した画像の水平サイズである。垂直サイズ1805は、分割した画像の垂直サイズである。また、図18では、分割方法として、画像を垂直方向に4等分している。ただし、画像サイズ、分割数、分割方法は、図18の方法に限定されず任意の方法で分割可能とする。図19は、分割画像を示した図である。符号1903は、画像出力装置111が送出する全体の画像を示す。符号1904は、分割された画像を示す。符号1901は分割画像1904の分割位置のX座標を示し、符号1902は分割画像1904の分割位置のY座標を示す。
図20は、信号線114を介して表示装置1601が画像出力装置111に分割画像データを要求する際のフォーマットの例を示している。図20は、水平サイズ3840、垂直サイズ2160の画像を垂直方向に4等分に分割した画像データを要求する際の要求データの例である。図20には、要求画像2001と、その分割画像の範囲を示す転送データ2002が対応付けられている。
転送データ2002のフォーマットについて、図21により説明する。図21は、表示装置1601が信号線114を経由して画像出力装置111に、要求する分割画像データの範囲を示す転送データ2002のフォーマットを説明する図である。符号2101は、要求する画像全体の水平サイズを示す。符号2102は、要求する画像全体の垂直サイズを示す。符号2103は、分割する画像の水平方向の位置を示す。符号2104は、分割する画像の垂直方向の位置を示す。符号2105は、分割した画像の水平サイズを示す。符号2106は、分割した画像の垂直サイズを示す。
画像出力装置111から信号線113よりi番目の画像が入力されると、表示装置16
01は、HDMIレシーバ102によって受信された画像をメモリ109へ書き込む(S1705)。図22は、i番目の画像が、メモリ109へ格納された状態を示す。
N分割された画像の全てをメモリ109に書き込んだ場合(S1703がYES)は、制御部110は、画像合成部1602を起動し、HDMIレシーバ102、画像処理部103〜105、出力処理部107を停止する(S1707)。そして、画像合成部1602が、HDMIレシーバ102によってメモリ109へ書き込まれた分割画像に画像合成処理を施し、画像合成後の画像をメモリ109に書き込む(S1708)。画像合成部1602が、分割画像を合成する例を図23に示す。図23(A)は、HDMIレシーバ102が、N分割された画像をメモリに書き込んだ状態を示す。図23(B)は、画像合成部1602が、N分割された画像2301、2302等を合成し、一つの画像2303としてメモリ109に書き込んだ状態を示す。
画像合成部1602が合成した画像をメモリ109に書き込んだ後、制御部110は、画像処理部103を起動し、HDMIレシーバ102、画像合成部1602、画像処理部104、105、出力処理部107を停止する(S1709)。そして、画像処理部103が、画像合成部1602によってメモリ109へ書き込まれた画像に画像処理を施し、画像処理を施した画像をメモリ109に書き込む(S1710)。
画像処理部103が1フレーム分の画像をメモリ109に書き込んだ後、制御部110は、画像処理部104を起動し、HDMIレシーバ102、画像合成部1602、画像処理部103、画像処理部105、出力処理部107を停止する(S1711)。そして、画像処理部104が、画像処理部103によってメモリ109へ書き込まれた画像に画像処理を施し、画像処理後の画像をメモリ109に書き込む(S1712)。
画像処理部104が1フレーム分の画像をメモリ109に書き込んだ後、制御部110は、画像処理部105を起動し、HDMIレシーバ102、画像合成部1602、画像処
理部103、画像処理部104、出力処理部107を停止する(S1713)。そして、画像処理部105が、画像処理部104によってメモリ109へ書き込まれた画像に画像処理を施し、画像処理後の画像をメモリ109に書き込む(S1714)。
画像処理部105が1フレーム分の画像をメモリ109に書き込んだ後、制御部110は、出力処理部107を起動し、HDMIレシーバ102、画像合成部1602、画像処理部103、画像処理部104、画像処理部105を停止する(S1715)。そして、出力処理部107が、画像処理部105によってメモリ109へ書き込まれた画像を表示部115に出力する(S1716)。
図24は、画像出力装置111の送出する画像が動画と静止画との間で切り換る際に、画像出力装置111と表示装置1601とが、信号線114を経由して送受信する制御信号を説明するための図である。
符号2402で示すように、画像出力装置111の送出信号が動画から静止画に切り換ると、符号2409で示すように、画像出力装置111から表示装置1601に、静止画を送出していることを通知する「静止画通知」が送信される。表示装置1601は、「静止画通知」を受信すると、符号2414で示すように、画像出力装置111に、高解像度データの送出を要求する。
符号2403で示すように、画像出力装置111の送出信号が静止画から動画に切り換ると、符号2410で示すように、画像出力装置111から表示装置1601に、動画を送出していることを通知する「動画通知」が送信される。表示装置1601は、「動画通知」を受信すると、符号2415で示すように、画像出力装置111に、高解像度データの送出解除を要求する。
符号2404、2405、2406のように静止画が連続する場合、画像出力装置111は、符号2411で示すように、「静止画通知」と「1枚あたりの表示時間」を送信する。表示装置1601は、「静止画通知」と「1枚あたりの表示時間」を受信すると、符号2416で示すように、画像出力装置111に、高解像度データの送出を要求する。
符号2407に示すように、画像出力装置111の送出画像が、再び動画に切り換る際は、符号2412で示すように、画像出力装置111から表示装置1601に、動画を送出していることを通知する「動画通知」が送信される。表示装置1601は、「動画通知」を受信すると、符号2417で示すように、画像出力装置111に、高解像度データの送出解除を要求する。
また、符号2404、2405、2406のように静止画が連続する場合は、画像が切り換る度に、画像出力装置111が「静止画通知」を送信してもよい。静止画が切り換る度に、画像出力装置111が、表示装置1601に「静止画通知」を送信する場合の状態を図25に示す。符号2504、2505、2506は、画像出力装置111が連続して静止画像を送出している状態を示す。符号2504のように、画像出力装置111の送出画像が、動画から静止画に切り換ると、符号2511で示すように画像出力装置111から表示装置1601に、「静止画通知」を送信する。表示装置1601は、「静止画通知」を受信すると、符号2518に示すように、画像出力装置111に、高解像度データの送出を要求する。符号2505のように、画像出力装置111が送出する画像が、2枚目の静止画に切り換ると、2512で示すように画像出力装置111から表示装置1601に、再び「静止画通知」を送信する。表示装置1601は、「静止画通知」を受信すると、2519に示すように、画像出力装置111に、高解像度データの送出を要求をする。
したがって、この実施の形態2では、HDMIより入力されている映像信号が、画像出力装置からの静止画情報の通知により、静止画と判断された場合に、各画像処理部の稼動と停止を制御することで、高ビットの画像を処理できる処理モードに切り替えを行う。この時に、高解像度の画像の分割送出を画像出力装置に要求することで、静止画時に画像劣化を極力抑えた処理を実現し、高画質な画像の表示が可能となる。この際、画像出力装置から画像を分割して送出しているので、画像出力装置および表示装置で対応可能な画像データフォーマット以上に高画質な画像を表示可能となる。
なお、本実施形態では第1の実施形態と同様に、静止画処理モード時に、動画処理モード時よりも高ビットの画像信号を画像出力装置から取得するようにしているが、同じビット数の画像信号を取得しても良い。1回に送出される画像信号のビット数が同じであっても、原画像を分割して送信しているため、高解像度で画像を送信することができるからである。したがって、この場合も、静止画時に画像劣化を極力抑えた処理を実現し、高画質な画像の表示が可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、表示装置101の静止画/動画判断部108が、画像変化の時間の間隔を測定することで、静止画/動画の判断を行う。すなわち、所定の間隔で出力画像の切り替えを判断することで画像変化の時間間隔を測定し、この時間間隔が複数の画像にわたって同じである場合に、静止画であると判断する。このように、画像が一定の時間間隔で変化することは、画像出力装置111がスライドショー機能を備えている場合に生じる。
本実施形態における静止画/動画の判断方法を図26を用いて説明する。符号2601は、画像出力装置111が送出する画像を示す。符号2603、2604、2605、2606は、画像出力装置111が同じ画像を送出している時間間隔を示す。また符号2602は、時間軸を示す。表示装置101では、第1の実施形態と同様の方法(図15)により、画像出力装置111が送出してくる画像が一致しているか否かを判断する。その結果、同じ画像が送られてくる画像の時間間隔(1つの画像の継続時間)が同じであれば、つまりは、ΔT1,ΔT2,ΔT3の値が同じであれば、静止画像が画像出力装置111より送出されている判断する。ここでは、3つの画像の表示されている時間間隔が一致した場合に、静止画像と判断したが、静止画像だと判断するために比較する数は、これに限定されない。
また、スライドショーにおいて、図27の符号2707、2708、2709で示す期間のように、静止画像表示と静止画像表示の間のアニメーション効果等により、静止画像と判断できない区間が存在する場合がある。そのため静止画像表示の時間間隔と、アニメーションなどの動画表示の時間間隔を測定する。そして、一定時間内の動画表示が計測された場合に、複数の静止画表示時間が一定だと計測できれば、静止画像だと判断する。つまり、符号2707、2708、2709で示す期間が10秒以下で、ΔT1,ΔT2,ΔT3の値が同じであれば、静止画像が画像出力装置111より送出されている判断する。本実施形態では、ΔT1,ΔT2,ΔT3の期間をスライドショーのアニメーション期間と判断する為の時間を10秒以下としているが、判断する時間はこれに限定されない。また、アニメーション期間と判断できる期間では、表示装置101は映像信号処理モードを動画処理モードへ移行する。
また、表示装置101の静止画/動画判断部108の静止画/動画を、図示しない画質設定モード選択メニュー画面において、ユーザが写真視聴用の画質モードを選択したことを検出することによって行う。
リモコン信号の受光部に表示装置101用以外のリモコンコードの受光と 画像出力装置111が送出してくる映像信号が、同期して変化する場合に、静止画が出力されている判断しても良い。画像出力装置111のスライドショー等の設定によって、リモコン操作によって次のスライドを視聴する場合に、静止画/動画の判定を行うことが可能となる。
したがって、表示装置で、画像出力装置が送出する画像の切り替わりの間隔を検出することにより、静止画/動画判断することで、静止画時に画像劣化を極力抑えた処理を実現し、高画質な画像の表示が可能となる。
第1の実施形態に係る表示装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示装置が動画映像を表示する時の動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示装置が動画映像を表示する時のデータ遷移を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が静止画像を表示する時の動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示装置が静止画像を表示する時のデータ遷移を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が動画映像を表示する時のメモリ使用方法を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が静止画像を表示する時のメモリ使用方法を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置に要求する画像フォーマットを決定する動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置に要求する画像フォーマットを決定するために使用する画像出力装置が送出できる画像フォーマットを説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置に要求する画像フォーマットを決定するために使用する表示装置が受信できる画像フォーマットを説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置に要求する画像フォーマットを決定する処理を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置に要求する画像フォーマットを決定するために使用する優先度テーブルを説明するための説明図である。を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が動画/静止画を判定する処理を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る表示装置が動画/静止画を判定する処理を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置の概略構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る表示装置が静止画像を表示する時の動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示装置が静止画像を分割するために、画像出力装置へ要求する信号を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置が静止画像を分割する方法を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置が静止画像を分割するために、画像出力装置へ要求する信号の説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置が静止画像を分割するために、画像出力装置へ要求する信号の意味を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置が静止画像を分割して、受信した際のメモリ使用方法を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置が分割した画像を合成する再のメモリ使用方法を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置との制御信号を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置との制御信号を説明するための説明図である。 第3の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置が静止画像を出力しているか否かを判断する処理を説明するための説明図である。 第3の実施形態に係る表示装置が、画像出力装置がアニメーションを伴って静止画像を出力しているか否かを判断する処理を説明するための説明図である。
符号の説明
101、1601 表示装置
102 HDMIレシーバ
103 画像処理部
104 画像処理部
105 画像処理部
107 出力処理部
108 静止画動画判定部
109 メモリ
110 制御部
111 画像出力装置
112 HDMIトランスミッタ
113、114 信号線
117 通信制御部
1602 画像合成部

Claims (14)

  1. 入力画像に対して画像処理を行う映像処理装置であって、
    外部装置より画像信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された画像信号が、静止画像の画像信号か動画像の画像信号かを判断する判断手段と、
    前記画像信号を処理する少なくとも一つの画像信号処理手段と、
    前記画像信号処理手段により処理された画像信号を出力する信号出力手段と、
    前記外部装置との間で制御信号を通信する通信制御手段と、
    前記判断手段による判断結果が動画像である場合には、前記入力手段、前記画像信号処理手段および前記信号出力手段を並行して稼働させるとともに、入力された画像信号が静止画像である場合には、前記入力手段、前記画像信号処理手段および前記信号出力手段を一つずつ順番に稼働させるように、各手段の稼働と停止を制御する制御手段と、
    を備える映像処理装置。
  2. 前記通信制御手段は、前記判断手段による判断結果が静止画像である場合に、前記外部装置に対して、判断結果が動画像の場合よりも高ビットの画像信号を出力するよう要求する制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記通信制御手段は、前記判断手段による判断結果が静止画像である場合に、前記外部装置に対して、判断結果が動画像の場合よりも高解像度の画像信号を出力するよう要求する制御信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の映像処理装置。
  4. 前記通信制御手段は、前記判断手段による判断結果が静止画像である場合に、前記外部装置に対して、当該静止画像を分割して送出することを要求する制御信号を出力する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記判断手段による判断結果が静止画像である場合に、画像処理用のメモリ領域を、前記入力手段、前記画像信号処理手段または前記信号出力手段のうち稼働中の1つの手段のみに割り当てることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    映像処理装置。
  6. 前記判断手段は、連続するフレームについて一部の領域の画像データの比較を行い、所定のフレームの間、同一の画像データが連続する場合は、入力された画像信号を静止画像の画像信号であると判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  7. 前記判断手段は、入力される画像が同一か否かを所定の間隔で判断することで、画像が変化する時間間隔を測定し、当該時間間隔が所定数の画像にわたって同じであった場合は、入力された画像信号を静止画像の画像信号であると判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  8. 入力画像に対して画像処理を行う映像処理装置が実行する映像処理装置の制御方法であって、
    外部装置より画像信号を入力する入力ステップと、
    入力された画像信号が、静止画像の画像信号か動画像の画像信号かを判断する判断ステップと、
    入力された画像信号を処理する少なくとも1つの画像信号処理ステップと、
    画像信号処理された画像信号を出力する出力ステップと、
    を含んでおり、
    前記判断ステップにおける判断結果が動画像である場合には、前記入力ステップ、前記画像信号処理ステップおよび前記出力ステップを並行して実行するとともに、
    前記判断ステップにおける判断結果が静止画像である場合には、前記入力ステップ、前記画像信号処理ステップおよび前記出力ステップを、一つずつ順番に実行することを特徴とする映像処理装置の制御方法。
  9. 前記判断ステップによる判断結果が静止画像である場合に、前記外部装置に対して、判断結果が動画像の場合よりも高ビットの画像信号を出力するよう要求する制御信号を出力するステップを有することを特徴とする請求項8に記載の映像処理装置の制御方法。
  10. 前記判断ステップによる判断結果が静止画像である場合に、前記外部装置に対して、判断結果が動画像の場合よりも高解像度の画像信号を出力するよう要求する制御信号を出力するステップを有することを特徴とする請求項8または9に記載の映像処理装置の制御方法。
  11. 前記判断ステップによる判断結果が静止画像である場合に、前記外部装置に対して、当該静止画像を分割して送出することを要求する制御信号を出力するステップを有することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の映像処理装置の制御方法。
  12. 前記制御ステップでは、前記判断ステップによる判断結果が静止画像である場合に、画像処理用のメモリ領域を、前記入力ステップ、前記画像信号処理ステップまたは前記出力ステップのうち実行中の1つのステップのみに割り当てることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の映像処理装置の制御方法。
  13. 前記判断ステップでは、連続するフレームについて一部の領域の画像データの比較を行い、所定のフレームの間、同一の画像データが連続する場合は、入力された画像信号を静止画像の画像信号であると判断することを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の映像処理装置の制御方法。
  14. 前記判断ステップでは、入力される画像が同一か否かを所定の間隔で判断することで、
    画像が変化する時間間隔を測定し、当該時間間隔が所定数の画像にわたって同じであった場合は、入力された画像信号を静止画像の画像信号であると判断することを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の映像処理装置の制御方法。
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