JP5206531B2 - 内燃機関の制御システム - Google Patents
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Description
複数の気筒群を有する内燃機関の制御システムであって、
一部の気筒群に対応する排気系に一端が接続され全気筒群に共通する吸気系に他端が接続されたEGR通路と、
EGR通路に設けられたEGR弁と、
該EGR弁が開弁状態で固着したことを検出する開固着検出手段と、
アイドリング時に前記開固着検出手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したことが検出されたときに、排気系に前記EGR通路が接続されている気筒群であるEGR気筒群に属する気筒での燃料噴射を停止することで該気筒を休止させる減筒手段と、
該減筒手段によって前記EGR気筒群に属する気筒を休止させたときに、内燃機関のアイドリング回転数を増加させるアイドリング回転数増加手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第一の実施例について図1及び2に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関およびその吸排気系の概略構成を示す図である。本実施例に係る内燃機関1は、それぞれ3つの気筒3を有する二つの気筒群2a、2bを備えたV型6気筒ガソリンエンジン(火花点火式内燃機関)である。以下、気筒群2aを第一気筒群2aとし、気筒群2bを第二気筒群2bとする。
通路10aを第一個別排気通路10aとし、個別排気通路10bを第二個別排気通路10bとする。第一及び第二個別排気通路10a、10bはいずれもその下流側端部が集合排気通路11に接続されている。
上述したように、本実施例において、EGR通路21は、その一端が第二個別排気通路10bに接続されており、その他端がサージタンク8に接続されている。これにより、第二個別排気通路10bを流れる排気、即ち第二気筒群2bから排出された排気がEGRガスとしてEGR通路21を通ってサージタンク8に導入される。そして、サージタンク8に導入されたEGRガスが、第一インテークマニホールド6aを介して第一気筒群2aに流入し、第二インテークマニホールド6bを介して第二気筒群2bに流入する。
次に、内燃機関1の運転状態がアイドリングの時にEGR弁22が開固着しているときの制御について説明する。尚、本実施例においては、開度センサ24の出力値に基づいてEGR弁22の開固着が生じているか否かが判別される。開度センサ24に代えて、サージタンク8、個別排気通路10b又はEGR通路21に圧力センサを設け、該圧力センサの出力値に基づいてEGR弁22の開固着が生じているか否かを判別してもよい。
固着するとEGR率が過剰に高くなり易い。
以下、本実施例に係る、アイドリング時にEGR弁の開固着が検出されたときの制御フローについて図2に示すフローチャートに基づいて説明する。本フローは、ECU20に予め記憶されており、ECU20によって所定の間隔で繰り返し実行される。
テップS102において、肯定判定された場合、次にステップS103の処理が実行され、否定判定された場合、本フローの実行が一旦停止される。
本実施例においては、EGR通路21及びEGR弁22が本発明に係るEGR通路及びEGR弁に相当する。また、本実施例においては、第二気筒群2bが本発明に係るEGR気筒群に相当する。また、本実施例においては、上記フローにおけるステップS102の処理を実行するECU20、ステップS103の処理を実行するECU20、及び、ステップS105の処理を実行するECU20が、本発明に係る開固着検出手段、減筒手段及びアイドリング回転数増加手段に相当する。
本発明の第二の実施例について図3に基づいて説明する。ここでは第一の実施例と異なる点についてのみ説明する。
本実施例においては、アイドリング時にEGR弁22が開固着していることが検出された場合、開固着しているEGR弁22の開度に応じて異なる制御を行う。EGR弁22が開固着していても、その開度が小さければ内燃機関1に供給されるEGRガスの量は少ない。
図3は、本実施例に係る、アイドリング時にEGR弁の開固着が検出されたときの制御フローを示すフローチャートである。本フローは、ECU20に予め記憶されており、ECU20によって所定の間隔で繰り返し実行される。尚、本フローは、図2に示すフローにステップS203〜S206を加えたものである。そのため、ステップS203〜S206についてのみ説明し、その他のステップの説明は省略する。
本発明の第三の実施例について図4に基づいて説明する。ここでは第一の実施例と異なる点についてのみ説明する。
本実施例においても、アイドリング時にEGR弁22が開固着していることが検出された場合、第一の実施例と同様、減筒運転を実行すると共にアイドリング回転数増加制御を実行する。さらに、本実施例では、第一気筒群2aでの燃料噴射量を増加させて該気筒群2aに属する気筒3内の空燃比を目標リッチ空燃比まで低下させる。これにより、第一個別排気通路10aに排出される排気の空燃比も目標リッチ空燃比となる。
図4は、本実施例に係る、アイドリング時にEGR弁の開固着が検出されたときの制御フローを示すフローチャートである。本フローは、ECU20に予め記憶されており、ECU20によって所定の間隔で繰り返し実行される。尚、本フローは、図2に示すフローのステップS104をステップS304に置き換えたものである。そのため、ステップS304についてのみ説明し、その他のステップの説明は省略する。
本発明の第四の実施例について図5に基づいて説明する。ここでは第一の実施例と異なる点についてのみ説明する。
本実施例においても、アイドリング時にEGR弁22が開固着していることが検出された場合、第一の実施例と同様、減筒運転を実行すると共にアイドリング回転数増加制御を
実行する。さらに、本実施例では、第一気筒群2aでの燃料噴射量を減少させて該気筒群2aに属する気筒3内の空燃比を目標リーン空燃比まで上昇させる。これにより、第一個別排気通路10aに排出される排気の空燃比も目標リーン空燃比となり、その温度が低下する。
図5は、本実施例に係る、アイドリング時にEGR弁の開固着が検出されたときの制御フローを示すフローチャートである。本フローは、ECU20に予め記憶されており、ECU20によって所定の間隔で繰り返し実行される。尚、本フローは、図2に示すフローのステップS104をステップS404に置き換えたものである。そのため、ステップS404についてのみ説明し、その他のステップの説明は省略する。
2a・・第一気筒群
2b・・第二気筒群
3・・・気筒
4・・・点火プラグ
5・・・燃料噴射弁
6a・・第一インテークマニホールド
6b・・第二インテークマニホールド
7a・・第一エキゾーストマニホールド
7b・・第二エキゾーストマニホールド
8・・・サージタンク
9・・・吸気通路
10a・・第一個別排気通路
10b・・第二個別排気通路
13a、13b、14・・三元触媒
11・・集合排気通路
20・・ECU
21・・EGR通路
22・・EGR弁
24・・開度センサ
Claims (3)
- 複数の気筒群を有する内燃機関の制御システムであって、
一部の気筒群に対応する排気系に一端が接続され全気筒群に共通する吸気系に他端が接続されたEGR通路と、
EGR通路に設けられたEGR弁と、
該EGR弁が開弁状態で固着したことを検出する開固着検出手段と、
アイドリング時に前記開固着検出手段によって前記EGR弁が開弁状態で固着したことが検出されたときに、排気系に前記EGR通路が接続されている気筒群であるEGR気筒群に属する気筒での燃料噴射を停止することで該気筒を休止させる減筒手段と、
該減筒手段によって前記EGR気筒群に属する気筒を休止させたときに、前記EGR気筒群以外の気筒群に属する気筒での燃料噴射量を増加させ、内燃機関のアイドリング回転数を増加させるアイドリング回転数増加手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 開弁状態で固着した前記EGR弁の開度が所定開度以下の場合は、前記減筒手段によって前記EGR気筒群に属する気筒を休止させると共にアイドリング回転数は維持し、
開弁状態で固着した前記EGR弁の開度が前記所定開度より大きい場合は、前記減筒手段によって前記EGR気筒群に属する気筒を休止させると共に前記アイドリング回転数増加手段よってアイドリング回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御システム。 - 前記減筒手段によって前記EGR気筒群に属する気筒を休止させたときに、前記EGR気筒群以外の気筒群に属する気筒での燃料噴射量を増加させることで、該気筒群に属する気筒から排出される排気の空燃比を排気浄化触媒での酸化反応が所定のレベル以下となる程度まで低下させることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御システム。
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